JP5359201B2 - コンテンツの削除更新プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク内の複数のノード間でコンテンツを共有するシステムにおいて、コンテンツの削除や更新を行う技術に関し、特に、ピアツーピア(peer-to-peer、P2P)システムにおいてコンテンツの削除や更新を行う技術に関する。
近年、コンテンツ配信サービスが広く普及してきており、それらのサービスの多くは、クライアントから要求を受けたサーバが、クライアントに対して配信を行う仕組で実現されている。この方式では、クライアント(ユーザ)が増えるにしたがって、サーバの負荷が高くなるという問題がある。このような問題については、利用者ノード間でデータ交換を行うP2P型の配信サービスの利用が有効である。P2P型配信サービスの例としては、例えば、ビットトレント(BitTorrent)等がある。従来におけるビットトレントを利用したP2P型配信システムの構成を図32に示す。
図32に示すように、例えばビットトレントでは、ネットワーク上の1つのノードに対して、ノードを管理する役割を与える。ノードの管理を行うノードを、管理ノードとする。ネットワーク内のあるノードは、図32に示す(1)から(3)の手順により、コンテンツを取得する。
すなわち、(1)ノードEは、コンテンツAの管理ノードに対してアクセスをし、コンテンツの全体もしくは一部を持つノードの情報を管理ノードから受信する。(2)管理ノードは、要求してきたノード(ノードE)を示す情報をノード情報に追加しておく。(3)ノードEは、受信した情報に基づいて別の(コンテンツを保有する)ノードAあるいはノードDにアクセスし、コンテンツを受信する。
ここで、コンテンツの提供者が、一度配信したコンテンツを削除したくなったり、更新したくなったりする場合がある。このような場合に、サーバから一括でコンテンツの配信を行うシステムにおいては、サーバ側でコンテンツの削除や更新をすることで、それ以降に削除済のコンテンツが配信されたり、古いバージョンのコンテンツが配信されたりすることはない。しかし、P2P方式のシステムにおいては、ノード間でコンテンツの送受が行われるため、サーバ側で更新等を行っても、それ以降にも削除済のコンテンツや古いバージョンのコンテンツの配信が行われる可能性がある。
この他、コンテンツを受信したノードが保有するコンテンツについても削除や更新をして、元のコンテンツを利用しないようにしたい場合もある。
ファイルの共有に関する公知の技術として、例えば、ネットワーク内でファイルサーバのファイルを共有している場合に、ノードは、自マシンにファイルがキャッシングされていなければ、ファイルサーバに対してアクセス要求を出すことにより、ネットワークへのアクセス回数や転送データ量を減らすことのできる技術について提供されている(例えば、特許文献1)。
特開平5−274210号公報
P2P方式のシステムにおいて、ネットワーク内のノードに対してもコンテンツの削除や更新を反映させる方法の1つとして、例えば、図33に示す方法が考えられる。すなわち、管理ノードは、コンテンツAを所有するノードの情報にしたがって、各ノードに対し
て削除命令/更新命令を送信する。管理ノードから削除命令等が送信されたときに電源がオフ状態のノードが存在する場合には、管理ノードは、そのノード(図33の例ではノードD)から応答を得るまで、定期的に削除命令等を送信する。
しかし、図33の方法では、ネットワーク内のノード数が増大した場合、電源がオフ状態のノードの数も増えることとなり、管理ノードから電源オフ状態のノードに定期的に送信される命令により、通信量が多くなるという問題が予想される。
他の方法としては、例えば、図34に示すように、ノードが電源オフ状態からオン状態に切り替わったときに、個々のノードが管理ノードに対してその旨通知をする方法が考えられる。このような方法では、各ノードは、通信が可能になる度に管理ノードと通信を行う必要が生じる。また、管理ノードが複数あった場合には、更に通信量が増大するという問題がある。
すなわち、図34に示す例では、コンテンツの削除や更新が未実施であるか否かに関わらず、システム内のノードA〜Eは、電源がオフ状態からオン状態に切り替わった場合には、各ノードの保有するコンテンツの管理ノードに対して通知が必要となる。また、ノードDは、保有するコンテンツA及びBの管理ノードのそれぞれに対して電源オン状態の通知を行う必要がある。これにより、通信量が多くなる。
更には、上記の方法では、管理ノードは常に通信可能な状態にある必要がある。図33に示す方法では、管理ノードは定期的に削除命令等を送信する必要があり、図34に示す方法では、ノードの電源がオン状態に切り替えられたことの通知を受ける必要があるためである。
しかし、P2P方式のシステムでは、固定のサーバがあるわけではなく、どのノードも管理ノードになる可能性がある。このため、管理ノードについても通信不可の状態になり得ることを想定しておくことが望ましい。
そこで、管理ノードについても電源をオフにすることができるようにするために、図35に示すように、管理ノードからコンテンツを保有するノードに対してコンテンツの削除等に必要な情報を送信しておく方法も考えられる。
具体的には、図35に示すように、コンテンツAの管理ノードからコンテンツAの削除等の要求があったときに電源オフ状態であったノード(ノードD)が存在する場合には、管理ノードは、コンテンツAを保有するノードのうちあるノード(ノードA)を管理ノードに代理して動作させる。ノードAは、ノードDに対して削除命令等を送信する。
しかし、図35に示す方法では、ノードDは、管理ノードを代理するノードがいずれのノードであるかを認識することはできない。このため、ノードAは、例えば定期的にノードDに対して通知を行う必要がある。
上記の課題に鑑みて、開示のコンテンツ削除更新プログラムは、不定数のコンテンツが流通するP2Pシステムにおいて、システムを構成する複数のノードが保有するコンテンツを削除・更新する場合に、管理ノードから通知があったときに電源がオフ状態であったノードについても、通信量を増大させることなくコンテンツの削除・更新を効率的に実行することのできる技術を提供することを目的とする。
開示のコンテンツ削除更新プログラムによれば、ネットワークを介して互いに接続され
た複数のノード間で、共有するコンテンツの削除あるいは更新を行うプログラムであって、前記コンテンツを所有する所有ノードを示す所有ノード情報に基づき、該コンテンツを所有するノードに対してコンテンツの削除あるいは更新を実行させる旨の削除更新命令を送信し、前記削除更新命令に対して応答しなかった非応答ノードがあるときは、該削除更新命令に対して応答のあった応答ノードに対し、該非応答ノードを示す非応答ノード情報を送信する処理をコンピュータに実行させる。
コンテンツの所有ノード情報を保有するノードにおいて、コンテンツの所有ノードに対して削除命令を送信し、応答のないノードがあるときは、その応答のないノードを示す情報(非応答ノード情報)を応答のあったノードに対して送信する。非応答ノード情報を受信したノードにおいては、受信した情報に基づき、応答しなかったノードからのアクセスがあった場合に、削除更新命令を送信して、コンテンツの削除・更新を実施させることができる。
あるいは、開示のコンテンツ削除更新プログラムによれば、ネットワークを介して互いに接続された複数のノード間で、共有するコンテンツの削除あるいは更新を行うプログラムであって、前記コンテンツを所有するノードを示す所有ノード情報を保有する管理ノードから、該コンテンツの削除あるいは更新を行う旨の削除更新命令を受信すると、該削除更新命令に応じてコンテンツの削除あるいは更新を行うと共に、該管理ノードに対して応答を送信し、前記管理ノードから前記削除更新命令に対する応答を返さなかった非応答ノードを示す非応答ノード情報を受信して、該非応答ノード情報を格納手段に格納し、前記非応答ノードからアクセスがあったことを認識すると、前記格納手段に格納した非応答ノード情報に基づき、アクセスしてきた非応答ノードに対して前記削除更新命令を送信する処理をコンピュータに実行させる。
コンテンツの所有ノード情報を保有する管理ノードから非応答ノード情報を受信したノードは、受信した非応答ノード情報が示すノードからアクセスがあった場合には、アクセスしてきたノードに対して削除更新命令を送信し、コンテンツの削除・更新を実施させることができる。
開示のコンテンツ削除更新プログラムによれば、コンテンツの管理ノードからの削除命令・更新命令に対して削除・更新がなされなかったノードが存在する場合には、管理ノードは、コンテンツを保有する他のノードに対して削除命令・更新命令の送信を委託する。コンテンツの削除・更新のなされていないノードが、管理ノードから委託を受けたノードにアクセスしてきた場合には、アクセスされたノードから削除命令・更新命令を送信してコンテンツの削除・更新を行わせる。これにより、コンテンツの削除・更新のために通信を増大させることなく、効率的にコンテンツの削除・更新を行うことが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、開示のP2Pシステムの構成図である。開示のP2Pシステム1は、ビットトレント等を利用しており、複数のノード2が互いにインターネット等のネットワークを介して接続されている。各ノード2は、他のノード2とコンテンツを送受することにより、ノード2間でコンテンツを共有する。
管理ノード3及びノード2は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などのストレージ、ネットワークインタフェースを持つ通常のPC(Personal Computer、パーソナルコンピュータ)である。管理ノード3及びノード2は、PCに限らず、ネットワークに接続可能な家電機器であってもよい。
ビットトレント等を利用するP2Pシステム1においては、ノード2間で共有されるコンテンツごとに管理ノード3が存在する。複数のノード2のうちの1台のノード2がコンテンツの管理ノード3として動作し、管理ノード3は、コンテンツを持つノード2を記述した情報を保有する。コンテンツを持つノード2を記述した情報を、「所有ノード情報」とする。コンテンツごとに管理ノード3が存在し、そのコンテンツについての所有ノード情報を保有する。
図1では、あるコンテンツについての管理ノード3と、そのコンテンツを保有するノードのうちの1台のノード2についての構成を示す。
管理ノード3は、ネットワーク送受信部31、削除・更新要求部32、格納部33及び削除・更新状況管理部34を有する。
管理ノード3のネットワーク送受信部31は、ネットワークを介してノード2と各種情報の送受信を行う。削除・更新要求部32は、ネットワーク送受信部31を介してノード2に対してコンテンツの削除要求や更新要求を出す。
格納部33は、コンテンツの削除等に関わる情報を格納する。具体的には、コンテンツの所有ノード情報35及び非削除・更新ノード情報36を格納する。
削除・更新状況管理部34は、格納部33に格納されている情報に基づき、ノード2におけるコンテンツの削除・更新状況を管理する。
ノード2は、ネットワーク送受信部21、削除・更新実施部22、削除・更新要求部23、格納部24及び削除・更新状況管理部25を有する。
ネットワーク送受信部21は、ネットワークを介して管理ノード3と各種情報の送受信を行う。削除・更新実施部22は、ネットワーク送受信部21を介して管理ノード3から削除要求や更新要求を受信した場合に、要求にしたがってコンテンツを削除・更新する処理を実施する。
削除・更新要求部23は、コンテンツを共有する他のノード2であって、管理ノード3からの要求に応じてコンテンツの削除等をまだ実施していないノード2に対して、コンテンツを削除・更新するよう削除要求や更新要求を出す。
格納部24は、コンテンツ28及びコンテンツの削除等に関わる情報を格納し、具体的には、コンテンツ28、代理管理ノード情報26及び非削除・更新ノード情報27を含む。なお、ノード2の格納部24に格納されている代理管理ノード情報26については、後述する。
削除・更新状況管理部25は、格納部24に格納されている情報に基づき、管理ノード3から削除・更新するよう要求されたコンテンツについての自装置以外のノード2におけるコンテンツの削除・更新状況を管理する。具体的には、上記のとおり、管理ノード3からの要求に応じてコンテンツの削除・更新がなされていないノード2について、コンテンツの削除・更新状況を管理する。
以下、図1に示す管理ノード3及びノード3を含むP2Pシステムにおいて、ノード3間で共有するコンテンツの削除・更新を実施する方法について、具体的に説明する。
<第1の実施形態>
図2は、本実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法の概略を説明する図である。ここでは、6台のノード2(2A〜2F)がインターネットを介して相互に接続されている場合を例に説明する。以下においては、各ノードを区別して説明する必要がある場合にはA
〜Fの符号を付し、他の場合にはA〜Fの符号を省略することとする。
上記のとおり、ノード2は、PCやネットワークに接続可能な機器等からなる。
ネットワークインタフェースは、ネットワークに接続され、図2で示すようにインターネットに接続される。なお、ネットワークからインターネットへの接続については、通常の家庭でインターネットを利用するときと同様に、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム等をとおして接続すればよい。インターネット上には、図2で示すように複数のノードが接続されている。サーバ・クライアント方式とは異なり、P2Pと呼ばれる分野では、あるノードがコンテンツを受信する側にも配信する側にもなるというのが通常である。また、さらにあるノードがあるコンテンツの管理ノードにもなりうる。説明の便宜上、コンテンツを所有している(配信する)ノードを所有ノードと記述する。
本実施形態においては、ノードが所有ノードからコンテンツを受信する際に、どのノードがコンテンツを持っているかどうかをノードは知るために、ノードは管理ノードにまずアクセスする。なお、管理ノードのアドレスについては、たとえば、ウェブブラウザをとおして、管理ノードの一覧を管理しているウェブサイトから得る方法などを使用して取得すれば良い。
管理ノード3は、例えば、ノード2からの要求に応じて、図3に示すような所有ノードの情報を提供する。図3(a)は、管理ノード3において保有する所有ノード情報35のデータ構造の例である。管理ノード3は、保有する所有ノード情報35に基づき、ノード2に対して図3(b)に示すフォーマットのデータを提供する。
図3(b)に示すように、「node」タグの「ip属性」で記述されたIP(Internet Protocol)アドレスを持つノードが、「nodes属性」の「contentid属性」で示されたID(IDentification)で識別されるコンテンツの所有ノードであることを示している。したがって、図3に記述された3つのノードのうちの1つにアクセスすれば、コンテンツID=00000001により識別されるコンテンツを取得できることがわかる。
なお、ここでは、ノードを識別する方法としてIPアドレスを使用したが、他の方法により識別しても良い。たとえば、DDNS(Dynamic DNS(Domain Name System))の仕組みを利用し、IPアドレスに動的にドメイン名を割り当てることができる。そして、IPアドレスの代わりにこのドメイン名を記述することで、どのノードがあるコンテンツの所有ノードであるかを示すことができ、またそのドメイン名を基にしてアクセスすることが可能である。
ノード2は、管理ノード3から図3(b)に示すフォーマットのデータを受信すると、受信データに基づき、自装置に所有ノード情報を格納する。ノード2が保有する所有ノード情報は、例えば、管理ノード3において保有するそれと同様に、図3(a)に示すデータ構造を備え、コンテンツIDとコンテンツIDにより識別されるコンテンツを保有するノードのIPアドレス及びポート番号とが対応付けられている。
ノード2は、図3(b)に示す所有ノード情報に基づいて所有ノードにアクセスすることより、所望のコンテンツを受信することができる。また、管理ノード3は、アクセスしてきたノード2については所望のコンテンツを受信したと判断し、管理ノード3が保有する所有ノード情報35に、そのノードを示す情報を記述する。
上述のコンテンツの配信システムにおける本実施形態に係るコンテンツの削除等を行う方法について、以下に説明する。
例えば、コンテンツ1の提供者等のユーザによりコンテンツの削除あるいは更新を行う
旨の指示が入力された場合における、管理ノード及びコンテンツを保有するノードの動作手順を説明する。なお、以下の説明中の(手順1)〜(手順6)は、図2の(1)〜(6)とそれぞれ対応する。
図2に示す構成例では、ノード2Fが、コンテンツ1についての管理ノード3である。上記のとおり、管理ノード3(ノード2F)は、図3(a)に示す所有ノード情報35、すなわち、コンテンツ1を保有するノード2を示す所有ノード情報35を保有している。
(手順1)まず、コンテンツ1の管理ノード3は、コンテンツ1の所有ノード情報35に基づき、各ノード2A、2D、2Eに対して削除要求あるいは更新要求を送信する。図4は、削除要求及び更新要求の例である。削除要求は、コンテンツを識別するコンテンツIDを指定して、要求を受信したノード2に対して、指定されたコンテンツを削除するよう命令する。更新要求は、コンテンツID及びコンテンツのバージョンを指定して、要求を受信したノード2に対して、指定されたコンテンツを指定されたバージョンに更新するよう命令する。
(手順2)管理ノード3からの要求を受信したノード2A、2Eは、管理ノード3に応答を返すとともに、受信した要求に応じてコンテンツ1の削除等を行う。削除要求を受信した場合には、ノード2A、2Eは、指定されたコンテンツを削除する。更新要求を受信した場合には、ノード2A、2Eは、指定されたコンテンツをアップデートするために、コンテンツ取得のため、管理ノード3にアクセスする。これに対し、ノード2Dは、管理ノード3から削除要求等が送信されたときには電源がオフ状態であり、要求を受信していない。このため、ノード2Dにおいては、管理ノード3への応答の送信やコンテンツ1の削除等は実行されない。
(手順3)管理ノード3は、(手順1)で送信した削除要求等に対する応答を各ノード2A、2Eから受信する。受信した応答に基づき、応答のなかったノードを示す情報を作成する。非応答のノードを示す情報を、「非削除・更新ノード情報」とする。
図5(a)は、管理ノード3において作成する非削除・更新ノード情報36のデータ構造の例であり、図5(b)は、ノード2に送信される非削除・更新ノード情報の通信データのフォーマット例である。図5に示すように、「nodeタグ」の「ip属性」で識別されるノードが削除できていないノードを意味している。図に示す例では、コンテンツID=00000001のコンテンツについての削除要求に対し、IPアドレス「192.168.1.4」、ポート番号「10000」のノード2Dについては、削除要求により削除できていないことを表している。
ノード2A、2Eは、受信したデータに基づき、コンテンツIDとノード2を識別するノード情報(実施例ではIPアドレス及びポート番号)とを対応付け、非削除・更新ノード情報27として自装置の記憶手段に記憶させる。
(手順4)ノード2Dの電源が、オフ状態からオン状態に切り替わる。
(手順5)ノード2Dは、電源がオン状態に切り替わった後に、ネットワーク内の他のノード2、図2の例ではノード2Eにアクセスする。ここでの他のノード2へのアクセスとは、例えば、コンテンツ2のダウンロード等のためにネットワーク内の他のノードにアクセスすることをいう。
(手順6)他のノードからアクセスのあったノード2Eは、保有する非削除・更新ノード情報27を参照する。上記のとおり、非削除・更新ノード情報27においては、アクセスしてきたノード2Dを示すIPアドレス及びポート番号が、コンテンツ1を示すコンテンツIDと対応付けて格納されている。これにより、ノード2Eは、ノード2Dにおいてコンテンツ1の削除等を実施する必要があると判断し、ノード2Dに対してコンテンツ1の削除等の要求を送信する。このとき、ノード2Eは、保有する非削除・更新ノード情報27からノード2Dを示す情報を削除する構成としてもよい。
なお、ノード2Eからノード2Dに送信される要求は、管理ノード3から各ノード2に送信される要求と同様の通信内容を使用できる。ノード2Dは、ノード2E受信した要求にしたがって、コンテンツ1の削除等を実施する。
図6は、管理ノード3におけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。
まず、ステップS1で、コンテンツ提供者等のユーザがコンテンツを削除・更新する旨の決定をしてその旨の指示が入力されると、ステップS2で、管理ノード3は、コンテンツの所有ノード情報35を取得する。そして、ステップS3で、コンテンツ所有ノード情報35が示すノード2に対して、コンテンツの削除・更新命令を送信する。
ステップS4で、各ノード2からの応答を受信すると、ステップS5で、応答を返したノード2(ノードA、B)に対して、応答を返さなかったノード(ノードC、D)を示す非削除・更新ノード情報を送信し、処理を終了する。
なお、ステップS5の非削除・更新ノード情報を送信する処理については、全てのノードが応答を返した場合、すなわち、応答を返さなかったノードが存在しない場合には、送信を行わない構成としてもよいし、空の情報を送信する構成としてもよい。
図7及び図8は、ノード2における処理を示したフローチャートである。このうち、図7は、ノード2においてコンテンツの削除等を実施する処理を示したフローチャートである。
まず、図7のステップS11で、管理ノード3からコンテンツの削除要求等を受信すると、ステップS12で、受信した要求にしたがって、コンテンツの削除等を実施する。ステップS13で、管理ノード3に対して応答を返し、コンテンツの削除等を実施したことを管理ノード3に通知する。ステップS14で、管理ノード3から非削除・更新ノード情報を受信して自装置に記憶させ、処理を終了する。
図8は、ノード2における他のノード2からのアクセスに対して実行する処理を示したフローチャートである。
ステップS21で、他のノード2からのアクセスがあると、ステップS22で、非削除・更新ノード情報27を参照して、アクセス元のノード2を示す情報が載っているかを確認する。
ステップS23で、アクセスしてきたノード2は、コンテンツの削除等がなされていないノード(非削除・更新ノードとする)であるか否かを判定する。非削除・更新ノードでない場合は、ステップS24に進み、アクセスしてきたノード2に対して応答し、ステップS21に戻る。
ステップS23において、アクセスしてきたノード2が非削除・更新ノードであると判定された場合は、ステップS25に進む。そして、アクセスしてきたノード2に対して削除命令等を送信し、ステップS26で保有する非削除・更新ノード情報27からアクセスしてきたノード2を示す情報を削除し、ステップS21に戻る。以降は同様の処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法によれば、管理ノード3は、各ノード2に送信した削除要求等に対する応答の有無に基づき、コンテンツの削除等がなされていないノード2を判断する。管理ノード3は、コンテンツの削除等がなされていないノードを示す非削除・更新ノード情報を作成し、応答があったノード2に対して送信しておく。管理ノード3から非削除・更新ノード情報を受信したノード2は、あるコンテンツについての削除要求等が送信されたときに電源オフ状態にあったノード2が電源オン状態に切り替わってアクセスしてくると、アクセスしてきたノード2に対して削除要求等を送信する。
このように、ネットワーク内に電源オフ状態のノードが存在する場合であっても、非削除・更新ノード情報に基づいて、コンテンツを共有する他のノードが、アクセスしてきたノードに対して削除要求等を送信する。すなわち、ノード2は、管理ノード3から非削除・更新ノード情報を受信したことをもって、コンテンツの削除要求等の送信を管理ノード3から委託され、管理ノード3に代わって削除等が済んでいないノードに対して削除要求等を送信する。一般的なサーバと異なり、P2Pシステムにおいては、コンテンツを保有するノード2は、未使用時においては電源をオフにさせていることが多い。このような環境であっても、上記の構成を備えることで、管理ノード3が定期的に削除要求等を送信したり、各ノード2が電源オフ状態からオン状態に切り替わったときに通知を行ったりすることが不要となる。
なお、上記においてはコンテンツの削除・更新を実施済みのノード2に対して非削除・更新ノードがアクセスしてきた場合に、削除等を実施済みのノード2から削除要求等を送信する構成としているが、これには限らない。非削除・更新ノードが管理ノード3にアクセスしてきたときに、管理ノード3においても同様の処理を実行させる構成としてもよい。
<第2の実施形態>
本実施形態においては、応答のあったノード2に削除要求等の送信を委託すべきか否かを判定し、判定結果に基づいてノード2に対して削除要求等の送信等の処理を委託する点で上記の実施形態と異なる。
システムの構成やノード2及び管理ノード3において保有する情報、送受する情報については上記実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略することとし、上記の第1の実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法と異なる点を中心に説明することとする。
図9は、本実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法の概略を説明する図である。システムの構成は、上記の実施形態と同様である。本実施形態におけるコンテンツの削除・更新の手順を図に沿って説明する。
(手順1)図2の手順1と同様に、コンテンツ1についての管理ノード3は、所有ノード情報35が示すノード2A、2D、2Eに対して削除要求・更新要求を送信する。
(手順2)電源がオン状態にあるノード2は、要求に応じて、コンテンツ1の削除・更新を行うとともに、管理ノード3に対して応答を返す。ここで、図9に示す例では、所有ノード情報が示す3台のノード2A、2D、2Eのうち、電源がオン状態にあるノードは1台のみで、ノード2A、2Dについては、オフ状態にある。このため、管理ノード3に応答を返すノード2は3台中1台のみである。
(手順3)管理ノード3は、応答を返したノード数が所定の条件を満たすか否かに基づき、応答を返したノード2に削除要求等の実施を委託するか否かを判断する。上記のとおり、図9に示す例では、3台中1台のノードしか応答を返していない。このため、管理ノード3は、ノード2Eにコンテンツ削除要求の送信等の処理を委託するよりも、管理ノード3が自ら削除要求等をノード2に送信する方が効率的と判断し、ノード2Eへの委託は行わない。
ノード2に削除要求等の送信を委託しない場合は、管理ノード3は、手順1においてノード2A、2D、2Eに削除要求等を送信してから所定の期間の経過後に、まだコンテンツの削除等が実施されていないノード2A、2Dに対して、削除要求等の再送を行う。
なお、手順3において、ノード2に削除要求等の送信を委託すると判断した場合には、図2の手順3以降の手順でコンテンツの削除等を行う。
図10は、管理ノード3におけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。
図10に示す一連の処理のうち、ステップS31からステップS34までについては、それぞれ図6のステップS1からステップS4までの処理とそれぞれ対応する。本実施形態においては、ステップS35において、受信した応答数が所定の割合以下であるか否かの判定を行っている点で図6のフローチャートと相違する。
先に図9を参照して述べたとおり、応答数(応答を返したノード2の数)が少ない場合には、ノード2に削除要求等を委託するよりも、管理ノード3自身が削除要求等を再送した方が、効率的であると考えられる。そこで、ステップS35において応答数が所定の割合以下であると判定された場合には、ステップS33に戻り、所定の期間の経過後に削除要求等を再送する。
ステップS35の判定において、応答数が所定の割合を超えると判定された場合には、ステップS36に進む。ステップS36で、応答を返さなかったノード2を示す非削除・更新ノード情報を作成し、記憶させる。そして、ステップS37で、作成した非削除・更新ノード情報を、応答を返してきたノード2に対して送信し、処理を終了する。
なお、上記においては、応答数が所定の割合以下であるか否かに基づいて、管理ノード3において削除要求等の再送を行うか否かを判定しているが、これには限らない。例えば、応答数が所定の閾値以下であるか否かに基づいて判定を行う構成とすることもできる。
以上説明したように、本実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法によれば、管理ノード3からのコンテンツ削除・更新の要求に応じてコンテンツの削除・更新を実施したノードの割合が所定の値よりも大きい場合(あるいはコンテンツの削除等を実施したノード数が所定の値よりも大きい場合等)に、ノードへの削除要求等の送信を委託する。委託できるノードが一定の条件を満たさない場合には、ノードへの委託は行わず、管理ノード3が削除要求等を再送する。これにより、コンテンツの削除や更新をより効率的に行うことが可能となる。
<第3の実施形態>
本実施形態においては、管理ノード3から委託されたノード2からの削除要求や更新要求に応じてコンテンツの削除等が実施された場合には、削除要求等を送信したノード2において、保有する非削除・更新ノード情報の更新を行う点で上記の実施形態と異なる。
本実施形態においても、システムの構成やノード2及び管理ノード3において保有する情報、送受する情報については上記実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。ここでは、上記の実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法と異なる点を中心に説明する。
図11は、本実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法の概略を説明する図である。システムの構成は、上記の実施形態と同様である。以下、図面に沿ってコンテンツの削除・更新の手順を説明する。
(手順1)から(手順6)までについては、図2の(手順1)から(手順6)までとそれぞれ同様であるため、説明を省略し、(手順7)以降について述べる。
(手順7)ノード2Dにコンテンツ1の削除要求・更新要求を送信したノード2Eは、ノ
ード2Dから削除要求等に対する応答を受信すると、管理ノード3に結果を通知する。図12は、管理ノード3に通知されるデータのフォーマット例である。図12に示すフォーマットの通知を受けることにより、管理ノード3は、「nodeタグ」の「ip属性」で識別できるノード2Dにおいて、コンテンツID=00000001すなわちコンテンツ1の削除が実施されたことを認識する。
(手順8)管理ノード3は、削除要求等の送信を委託していたノード2Eから通知を受けると、受けた通知に基づいて、保有している非削除・更新ノード情報36を更新する。具体的には、非削除・更新ノード情報36から、ノード2Eを示す情報を削除する。
(手順9)管理ノード3は、更新後の非削除・更新ノード情報をノード2に送信する。送信先のノード2は、コンテンツ1の所有ノード情報35に記述されているノード2のうち、更新後の非削除・更新ノード情報36に含まれるノードを除いたノードである。
ここで、送信先のノード2が所有ノード情報35に記述されているノード2の全てである場合には、コンテンツを共有する全てのノード2においてコンテンツの削除・更新が実施されたと判断し、非削除・更新ノード情報36の送信を行わないこととしてもよい。
図13は、管理ノード3におけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。図13に示す一連の処理は、図6のステップS1からステップS5までの処理を実行した後に実行され、図11の手順7以降に相当する。
まず、ステップS41で、コンテンツの削除・更新がされていなかったノードにおいてコンテンツの削除・更新が実施されたことの通知を、委託したノード2から受信する。
ステップS42で、通知された内容に基づき、保有する非削除・更新ノード情報36を更新する。更新の具体的な方法については、図11を参照して説明したとおりである。
ステップS43で、コンテンツ所有ノード情報35に記述されたノードから、非削除・更新ノード情報35に含まれるノードを除いたノードに対して、更新された非削除・更新ノード情報を送信し、処理を終了する。
図14は、ノード2における他のノード2からのアクセスに対して実行する処理を示したフローチャートである。図14のステップS51からステップS55までの処理は、それぞれ図8のステップS21からステップS25までの処理と同様である。ステップS55において、アクセスしてきた他のノード2に対して削除・更新要求を送信すると、ステップS56に進む。
ステップS56で、他のノード2から削除・更新要求に対する応答を受信すると、ステップS57で、管理ノード3に対して削除・更新結果を通知する。ステップS58で、自装置において保有する非削除・更新ノード情報27を更新する。アクセスしてきた他のノード2を示す情報を非削除・更新ノード情報27から削除すると、ステップS51に戻る。
上記のとおり、図14のステップS57におけるノード2からの通知にしたがって、管理ノード3は、非削除・更新ノード情報を更新し、更新後の情報を所有ノードに対して送信する。
図15は、ノード2における非削除・更新ノード情報27の更新処理を示したフローチャートである。
各ノード2は、ステップS61で、管理ノード3から非削除・更新ノード情報を受信すると、ステップS62で、受信した情報に基づき、保有する非削除・更新ノード情報27を更新する。
このように、本実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法によれば、管理ノード3から委託を受けているノード2にアクセスすることによりコンテンツの削除等を実施したノードについての情報は削除される。コンテンツの削除等が実施されていないノードに対して、非削除・更新ノード情報を保有する複数のノード2から削除要求等が送信され、無駄な処理が発生することを効果的に防止する。
<第4の実施形態>
上記第3の実施形態においては、管理ノード3において非削除・更新ノード情報を更新して各ノード2に更新された情報を送信している。これに対して、本実施形態においては、ノード2において非削除・更新ノード情報を更新し、他の非削除・更新ノード情報を保有するノードに対して通知を行う点で異なる。
本実施形態においても、システムの構成やノード2及び管理ノード3において保有する情報については上記第3の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
図16は、本実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法の概略を説明する図である。システムの構成は、上記の実施形態と同様である。図16の(手順1)及び(手順2)については、図2や図11等の手順1及び手順2とそれぞれ同様である。ここでは、手順3以降について説明する。
(手順3)管理ノード3は、コンテンツ1の所有ノードであって削除・更新要求に対する応答を返したノード2A、2Eに対して、非削除・更新ノード情報とともに、代理管理ノード情報を送信する。代理管理ノード情報に記述される代理管理ノードとは、コンテンツの所有ノードのうち、管理ノード3に代理して、コンテンツの削除・更新をまだ実施していない他のノードを示す非削除・更新ノード情報を管理するノードである。代理管理ノードであるノード2は、非削除・更新ノード情報に含まれるノードにおいてコンテンツの削除等が実施された場合には、そのノードについては非削除・更新ノード情報から削除をする。
図17(a)は、管理ノード3からノード2に送信される代理管理ノード情報のフォーマット例であり、図17(b)は、ノード2において保有する代理管理ノード情報のデータ構造の例である。
図17に示すように、代理管理ノード情報には、コンテンツを所有するノードのうち、管理ノード3からの要求に対して削除・更新を実施したノード、すなわち、非削除・更新ノード情報に含まれるノード2を除いたノードを示す情報が格納される。
(手順4)から(手順6)までについては、図2の手順4から手順6とそれぞれ同様である。
(手順7)ノード2Eは、ノード2Dから削除・更新要求に対する応答を受信した旨を、他の代理管理ノードであるノード2Aに対して通知する。図16においては記載を省略しているが、ノード2Eは、ノード2Dから応答を受信したことをもって、保有する非削除・更新ノード情報27を更新し、非削除・更新ノード情報27からノード2Dを示す情報を削除する。
(手順8)ノード2Eから通知を受けたノード2Aは、通知に基づき、保有する非削除・更新ノード情報27を更新する。具体的には、コンテンツ1の削除・更新を実施したノード2Dを示す情報を、非削除・更新ノード情報27から削除する。
図18は、管理ノード3におけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフロー
チャートである。図18に示す一連の処理のうち、ステップS71からステップS75までの処理は、それぞれ図6のステップS1からステップS5までの処理と同様である。ここでは、ステップS76以降の処理について説明する。
ステップS76で、受信した削除・更新要求に対する応答に基づき、代理管理ノード情報を作成する。そして、ステップS77で、応答を返したノード2に対して、代理管理ノード情報を送信し、処理を終了する。
図19は、ノード2におけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。図19に示す一連の処理のうち、ステップS81からステップS84までの処理は、それぞれ図7のステップS11からステップS14までの処理と同様である。
ステップS85においては、管理ノード3から代理管理ノード情報を受信して自装置において記憶させ、処理を終了する。
図20は、非削除・更新ノード情報27及び代理管理ノード情報26を受信したノード2において、他のノード2からのアクセスに対して実行する処理を示したフローチャートである。
図20に示す一連の処理のうち、ステップS91からステップS95までの処理は、それぞれ図8のステップS21からステップS25までの処理と同様である。
ステップS96において、ノード2は、アクセスしてきた他のノードから応答を受信すると、ステップS97で、受信した応答に基づき、代理管理ノード情報26が示すノードに対して、アクセスしてきたノードについてのコンテンツの削除・更新結果を通知する。そして、ステップS98で、図2のステップS26と同様に、自装置において保有する非削除・更新ノード情報を更新して、アクセスしてきた他のノード2を示す情報を削除し、ステップS91に戻る。
図21は、管理ノード3から委託を受けているノード2における非削除・更新ノード情報の更新処理を示したフローチャートである。図21に示す処理は、代理管理ノード情報26を受信した複数のノード2のうち、図20に示す処理を実行したノード以外のノードにおいて実行される。
ステップS101で、代理管理ノード情報26を保有する他のノード2から、非削除・更新ノード情報27に含まれるノードについてコンテンツの削除・更新が実施された旨の通知を受信する。ステップS102で、通知された内容にしたがって、保有する非削除・更新ノード情報27を更新し、コンテンツの削除等を実施したノードを示す情報を削除して処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法によれば、管理ノード3は、非削除・更新ノード情報をノードに対して送信するときに、送信先のノードを示す代理管理ノード情報を送信しておく。非削除・更新ノード情報及び代理管理ノード情報を受信したノードは、それらの情報を自装置に記憶させておく。代理管理ノード情報を保有するノード2に対して非削除・更新ノード情報に含まれるノード2がアクセスしてきた場合には、コンテンツの削除等を実施させるとともに、アクセスしてきたノードにおけるコンテンツの削除等の結果を他の代理管理ノードに通知する。代理管理ノード情報を保有する各ノードにおいて、アクセスしてきたノードを示す情報を非削除・更新ノード情報から削除する。
P2Pシステムにおいては、いずれのノードについても管理ノードになり得る。このため、システム内のいずれのノードが電源オフ状態に切り替えられても、コンテンツの削除
・更新の実施に影響しないことが望ましい。本実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法によれば、各ノードにおいて非削除・更新ノード情報を随時更新できるため、管理ノード3の電源がオフ状態の場合であっても、コンテンツの削除・更新の実施を円滑に行うことができる。
なお、上記においては、第1の実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法に対して代理管理ノードとしてノード2を動作させる場合について述べているが、これには限らない。例えば、第2の実施形態に係る方法のように、所定の割合を超えるノード2が管理ノード3に対して応答を返した場合に、応答を返したノード2のうちいずれかのノードについて代理管理ノードとして動作させる構成としてもよい。あるいは、第3の実施形態に係る方法のように、ノード2の側において非削除・更新ノード情報の更新を行う方法と組み合わせる構成としてもよい。
<第5の実施形態>
本実施形態においては、上記の実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法を停止させる条件を予め設定しておき、停止条件を満たしている場合には、管理ノード3からノード2への委託していた削除要求等の送信処理を停止させる点に特徴を有する。システムの構成やノード2及び管理ノード3において保有する情報については上記の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
以下においては、第4の実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法、すなわち、ノード2を代理管理ノードとしてコンテンツの削除・更新を行う方法と比較して説明する。
管理ノード3は、非削除・更新ノード情報をノード2宛に送信するときに、ノード2における削除・更新要求の送信についての停止条件を併せて送信しておく。非削除・更新ノード情報と共に停止条件を送信する以外は、管理ノード3において実行する処理等については、例えば図18等に示すとおりである。
停止条件を受信したノード2は、非削除・更新ノード情報に含まれるノードからアクセスがあると、停止条件を満たすか否かを判定する。そして、停止条件を満たす場合には、削除・更新要求の送信を行わない。停止条件としては、例えば、期間を使用する。
図22は、管理ノード3からノード2に送信される非削除・更新ノード情報及び停止条件のフォーマット例である。図22に示すフォーマットの最終行には、「2007年10月29日」が記述されている。
図22に示す情報を受信したノード2は、非削除・更新ノード情報に含まれるノード2からのアクセスがあった場合、アクセスがあった日付と停止条件が示す日付とを比較する。アクセスのあった日付が停止条件の示す日付を超えていた場合には、アクセスしてきたノード2に削除・更新要求を送信しない。
図23は、ノード2におけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。図23に示す処理のうち、ステップS111からステップS113までの処理については、それぞれ図19のステップS81からステップS83までの処理と同様である。
ステップS114で、管理ノード3から、停止条件を付された非削除・更新ノード情報を受信し、受信した情報を自装置に記憶させる。ステップS115で、図19のステップS85と同様に、管理ノード3から代理管理ノード情報を受信して自装置に記憶させ、処理を終了する。
なお、上記の実施例においては、ノード2が代理管理ノードとして動作する場合につい
て説明しているが、これには限らない。管理ノード3において非削除・更新ノード情報の更新を行う構成の場合は、図23のステップS115の処理は行わない。
図24は、代理管理ノードとして動作するノード2における、他のノード2からのアクセスに対して実行する処理を示したフローチャートである。
図24に示す処理のうち、ステップS121からステップS123までの処理は、図20のステップS91からステップS93までの処理とそれぞれ対応する。ステップS123で、アクセスしてきたノード2がコンテンツの削除等がなされていないノード(非削除・更新ノード)であるか否かを判定する。ステップS123において、アクセスしてきたノード2が非削除・更新ノードである場合は、ステップS124に進み、非削除・更新ノードでない場合は、ステップS125に進む。
ステップS124で、停止条件を満たしているか否かを更に判定する。停止条件を満たしていると判定した場合には、ステップS124に進み、コンテンツの削除・更新に関わる処理は実行しない。停止条件を満たしていないと判定した場合には、ステップS126に進む。ステップ126以降の処理については、図20のステップS95以降の処理と同様である。
図24に示す処理により、非削除・更新ノードからアクセスのあったノード2において、送信した削除要求等に対し応答を受信した場合には、非削除・更新ノード情報を更新して、応答を返した非削除・更新ノードを示す情報を削除する。そして、非削除・更新ノード情報を保有する他のノード2に対してその旨通知する。通知を受ける他のノード2においては、上記の第4の実施形態において説明した、図21に示す処理と同様の処理を実行する。すなわち、非削除・更新ノードにおいてコンテンツの削除等が実施された旨の通知を受信すると、通知された内容にしたがって、自装置において保有する非削除・更新ノード情報を更新し、コンテンツの削除等を実施したノードを示す情報を削除する。
なお、図24のステップS124において、停止条件を満たしていると判定された場合(ステップS124でYesの場合)には、保有する非削除・更新ノード情報等のコンテンツの削除に関わる情報については、削除する構成としてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るコンテンツの削除・更新方法によれば、管理ノード3から委託されたノード2において、予め停止条件を設定しておく。非削除・更新ノードからアクセスがあった場合には、設定されている停止条件を満たすか否かを判定し、条件を満たしている場合には、アクセスしてきた非削除・更新ノードに対して削除要求等を送信しない。上記の実施例のように、停止条件として期間等を設定することで、非削除・更新ノードが長期にわたりネットワークに接続されない場合や他のノードと通信を行わない場合であっても、委託を受けたノード2において非削除・更新ノード情報が削除・更新されないまま残り続けることを防止する。
<第6の実施形態>
本実施形態においては、電源がオフ状態であったためにコンテンツの削除・更新が実施されていないノードが存在する場合に、削除・更新の対象とされているコンテンツの所有ノード以外のノードであっても、削除・更新が未実施のノードと通信する可能性の高いノードについては、削除要求や更新要求を送信可能とする点で上記の実施形態と異なる。システムの構成やノード2及び管理ノード3において保有する情報については上記の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
管理ノード3は、非削除・更新ノード情報を、応答を返したノード2だけでなく、所有ノード以外のノードであって、通信可能性が高いノードに対しても送信しておく。非削除・更新ノード情報を受信した所有ノード以外のノード2は、所有ノードと同様に、コンテンツの削除・更新がまだ実施されていないノードからアクセスがあった場合には、アクセスしてきたノードに対して削除要求・更新要求を送信する。
図25は、管理ノード3からノード2に送信される非削除・更新ノード情報のフォーマット例である。コンテンツの所有ノード以外のノードであって、まだコンテンツの削除等が実施されていないノード2と通信する可能性の高いノードを示す情報が追加されている。
上記の実施形態についてと同様に、非削除・更新ノード情報を受信したノードは、非削除・更新ノード情報に記述されているノードからアクセスがあった場合には、アクセスしてきたノードに対してコンテンツの削除要求・更新要求を送信する。コンテンツの削除等が必要なノードと通信する可能性が高いノードからも削除要求等を送信することで、まだコンテンツの削除等がなされていないノードが通信可能性の高いノードにアクセスしてきた場合に削除等が実施されることとなる。これにより、コンテンツの削除等が実施される確度を高める。
更には、第4の実施形態と同様に、通信可能性の高いノードに代理管理ノードとして動作させる構成としてもよい。かかる構成をとる場合、管理ノード3は、非削除・更新ノード情報を送信した通信可能性の高いノードに対して、更に、代理管理ノード情報を送信する。通信可能性の高いノードは、代理管理ノード情報を受信した場合には、非削除・更新ノード情報の更新や、非削除・更新ノード情報を保有する他のノードへの通知を行う。
また、第5の実施形態と同様に、管理ノード3は、非削除・更新ノード情報の送信先に、コンテンツの削除要求や更新要求を送信する処理についての停止条件を併せて送信しておく構成としてもよい。
図26は、管理ノード3におけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。
先ず、ステップS131で、図18のステップS71と同様に、コンテンツ提供者等のユーザが、コンテンツの削除等を決定してその旨の指示が入力される。ステップS132で、ユーザが、上記の停止条件を決定し、入力する。ステップS133からステップS136までの処理は、図18のステップS72からステップS75までの処理とそれぞれ同様である。
ステップS137で、非削除・更新ノードと通信する可能性の高いノードに対して、非削除・更新ノード情報を送信する。ステップS138及びステップS139の処理は、図18のステップS76及びステップS77の処理とそれぞれ同様である。
なお、上記のフローチャートにおいては、管理ノード3は、応答のあったノード及び通信可能性の高いノードに対して、非削除・更新ノード情報に停止条件を付して送信し、また、代理管理ノード情報を送信する構成としているが、これに限らない。ステップS136及びステップS137において、停止条件については付さずに非削除・更新ノード情報を送信する構成としてもよい。また、非削除・更新ノード情報の送信先のノードを代理管理ノードとしては動作させず、非削除・更新ノード情報の管理については管理ノード3で行う構成としてもよい。この場合は、ステップS138及びステップS139の処理は行わない。
図27〜図29は、上記に説明したコンテンツの削除・更新方法による効果を従来技術と比較して説明する図である。
図27(a)は、従来におけるコンテンツの削除方法を示す。図27(a)に示す方法
では、削除命令が発行されたときに電源がオフ状態にあるノードが存在する場合には、管理ノードは、そのノードに対して定期的に削除命令を送信する。図27(b)は、上記の実施形態に係るコンテンツの削除方法を示す。いずれも、管理ノードの電源は常にオン状態にある場合を示す。
また、ノードDは、管理ノードAにより管理されるコンテンツAと、管理ノードBにより管理されるコンテンツBを保有しているものとする。ノードDの電源がオフ状態にあるときに、コンテンツAについて削除するよう管理ノードAから命令される場合の効果について、図27(a)に示す従来技術と比較して説明する。
図27(a)に示すように、管理ノードAが、コンテンツAを保有するノードA、B、C、Dに対して削除命令を送信したときに、ノードDの電源は、オフ状態にある。この場合、従来のコンテンツの削除方法では、管理ノードAは、ノードDから応答を受信するまで、定期的に削除命令を送信する。
その後、ノードDの電源がオン状態であるときに管理ノードAからの削除命令を受信したときに、ノードDは、管理ノードAから受信した削除命令にしたがって、コンテンツAを削除する。
これに対し、図27(b)に示すように、上記の実施形態に係るコンテンツ削除方法では、管理ノードAから削除命令が送信されたときに、ノードDが電源オフ状態にある場合であっても、コンテンツAの削除を実施して管理ノードAに応答を返したノードA、B、Cは、管理ノードAからノードDへの削除命令の送信処理の委託を受けている。このため、ノードDの電源がオンに切り替わった後、コンテンツBをダウンロードするために、コンテンツBの管理ノードBにアクセスしてきた場合に、委託を受けているノードCは、ノードDに対して削除命令を送信する。ノードDは、ノードCから受信した削除命令にしたがって、コンテンツAの削除を実施する。
従来の方法では、ノードDの電源がオン状態にある場合であっても、管理ノードAにアクセスしてこない限りはノードDにコンテンツAの削除を実施させることができない。これに対し、上記の実施形態に係るコンテンツの削除方法によれば、コンテンツAを所有するノードであって、管理ノードAからの命令に対して応答を返したノード、すなわち管理ノードAが命令を送信したときに電源がオン状態にあったノードA、B、Cは、ノードDにおいてコンテンツAの削除を実施する必要があることを認識できる。ノードDがノードA、B、Cにアクセスしてきたときに、これらのノードからノードDに削除命令を送信することで、管理ノードAからの定期的な削除命令の送信は不要となる。管理ノードAからノードDへの命令の送信を不要とすることで、通信量を増大させずにコンテンツAの削除が可能となる。
図28(a)は、従来における他のコンテンツの削除方法を示す。図28(a)に示す方法では、各ノードは、電源がオフ状態からオン状態に切り替わったときに、自装置が保有するコンテンツの管理ノードに対して、電源がオン状態にある旨の通知を行う。図28(b)は、上記の実施形態に係るコンテンツの削除方法を示す。図28(b)に示すコンテンツの削除方法は、図27(b)と同様である。
図28のシステムの構成については図27と同様であり、管理ノードA、B及びノードA、B、C、Dを有する。図27に示す場合と同様に、管理ノードは常に電源がオン状態にあるものとし、ノードDは、管理ノードA及びBによりそれぞれ管理されるコンテンツA及びBを保有しているものとする。
以下、ノードDの電源がオフ状態にあるときに、コンテンツAについて削除する旨の命令が管理ノードAにおいて発行された場合の効果について、図28(a)に示す従来技術と比較して説明する。
図28(a)に示すように、管理ノードAは、発行した削除命令に対して応答のなかったノードDに対して、定期的に削除命令を送信する必要はない。しかし、各ノードは、電源がオン状態に切り替わったときに、保有するコンテンツの管理ノードに対してその旨通知する必要が生じる。これは、ノードDだけでなく、管理ノードAからの命令にしたがってコンテンツAの削除を実施したノードA、B、Cについても同様である。このため、各ノードから管理ノードへの電源オンの通知により不要な通信が増大することとなる。
これに対し、図28(b)では、図28(a)のような問題は生じない。ノードDの電源がオン状態に切り替えられ、ノードDにおいてはコンテンツAの削除がなされていないことを示す情報を保有するいずれかのノードにアクセスしてきたときに、アクセスされたノードからノードDに対して、コンテンツAの削除命令を発行する。これにより、不要な通信を発生させずに効率的にコンテンツの削除が可能となる。
図29(a)は、従来におけるコンテンツの更新方法を示す。図29(a)に示す方法では、更新命令が発行されたときに電源がオフ状態にあるノードが存在する場合には、管理ノードは、そのノードに対して定期的に更新命令を送信する。図29(b)は、上記の実施形態に係るコンテンツの更新方法を示す。
図29のシステムの構成については図27及び図28と同様であり、管理ノードA、B及びノードA、B、C、Dを有する。図27及び図28に示す場合と同様に、管理ノードは常にオン状態にあるものとし、ノードDは、管理ノードA及びBによりそれぞれ管理されるコンテンツA及びBを保有しているものとする。
以下、ノードDの電源がオフ状態にあるときに、コンテンツAを更新する旨の命令が管理ノードAにおいて発行された場合の効果について、図29(a)に示す従来技術と比較して説明する。
図29(a)に示すように、従来の方法では、管理ノードAは、電源がオフ状態にあったために更新命令を受信できなかったノードDに対して、ノードDから応答を受信するまで、命令を定期的に発行し続ける。途中でノードDが電源オンになる期間があっても、ノードDが管理ノードAに対してアクセスしてこない限り、管理ノードAにおいては、ノードDの電源がオンに切り替わったことを認識できない。図29(a)に示す例では、ノードDは、電源オンのときにコンテンツBをダウンロードするために管理ノードBやノードCにアクセスしてきているが、その期間内には更新命令が発行されていない。このため、コンテンツAが更新されるまでに時間を要することとなる。
これに対し、図29(b)に示すように、上記の実施形態に係るコンテンツ更新方法では、ノードDの電源がオン状態に切り替えられ、ノードDがノードCにアクセスしてきたときに、ノードCにおいては管理ノードAから受信した情報にしたがって、ノードDに対して更新命令を発行する。不要な通信を発生させずに、効率的にコンテンツの更新が可能となる。
なお、図27〜図29に示すでは、管理ノードの電源については常にオン状態にあるが、これには限らない。ただし、コンテンツの更新処理に関しては、ノードは管理ノードに対してアクセスして所有ノードを示す情報を受信する必要がある。このため、管理ノードの電源をオフするためには、第4の実施形態に係るコンテンツの更新方法を採用して、ノードに代理管理ノードとして動作させる必要がある。
ところで、図1に示す管理ノード3及びノード2は、例えば、図30に示すような情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成することができる。図30の情報処理装置は、CPU(中央処理装置)1001、メモリ1002、入力装置1003、出力装置1004、外部記憶装置1005、媒体駆動装置1006、ネットワーク接続装置1007を備え、それらはバス1008により互いに接続されている。
メモリ1002は、例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)等を含み、処理に用いられるプログラムおよびデータを格納する。CPU1001は、メモリ1002を利用してプログラムを実行することにより、必要な処理を行う。
図1の管理ノード3の削除・更新要求部32、削除・更新状況管理部34や、ノード2の削除・更新実施部22、削除・更新要求部23、削除・更新状況管理部25は、メモリ1002に格納されたプログラムを実行することにより実現される機能に対応する。
入力装置1003は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等であり、ユーザからの指示や情報の入力に用いられる。出力装置1004は、例えば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ等であり、ユーザへの問い合わせや処理結果等の出力に用いられる。
外部記憶装置1005は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。情報処理装置は、この外部記憶装置1005に、上記プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ1002にロードして使用する。
媒体駆動装置1006は、可搬記録媒体1009を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体1009は、メモリカード、フレキシブルディスク、CD−ROM(compact disk read only memory )、光ディスク、光磁気ディスク等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。オペレータは、この可搬記録媒体1009に上記プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ1002にロードして使用する。
ネットワーク接続装置1007は、LAN(local area network)、インターネット等の任意の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う。情報処理装置は、必要に応じて、上記プログラムおよびデータを外部の装置からネットワーク接続装置1007を介して受け取り、それらをメモリ1002にロードして使用する。
図31は、図30の情報処理装置にプログラムおよびデータを供給することのできるコンピュータ読み取り可能な記録媒体を示している。可搬記録媒体1009やサーバ1101のデータベース1103に格納されたプログラムおよびデータは、情報処理装置1102のメモリ1002にロードされる。サーバ1101は、そのプログラムおよびデータを搬送する搬送信号を生成し、ネットワーク上の任意の伝送媒体を介して情報処理装置1102に送信する。CPU1001は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、必要な処理を行う。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
ネットワークを介して互いに接続された複数のノード間で、共有するコンテンツの削除あるいは更新を行うプログラムであって、
前記コンテンツを所有する所有ノードを示す所有ノード情報に基づき、該コンテンツを所有するノードに対してコンテンツの削除あるいは更新を実行させる旨の削除更新命令を送信し、
前記削除更新命令に対して応答しなかった非応答ノードがあるときは、該削除更新命令に対して応答のあった応答ノードに対し、該非応答ノードを示す非応答ノード情報を送信する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記2)
ネットワークを介して互いに接続された複数のノード間で、共有するコンテンツの削除あるいは更新を行うプログラムであって、
前記コンテンツを所有するノードを示す所有ノード情報を保有する管理ノードから、該コンテンツの削除あるいは更新を行う旨の削除更新命令を受信すると、該削除更新命令に応じてコンテンツの削除あるいは更新を行うと共に、該管理ノードに対して応答を送信し、
前記管理ノードから前記削除更新命令に対する応答を返さなかった非応答ノードを示す非応答ノード情報を受信して、該非応答ノード情報を格納手段に格納し、
前記非応答ノードからアクセスがあったことを認識すると、前記格納手段に格納した非応答ノード情報に基づき、アクセスしてきた非応答ノードに対して前記削除更新命令を送信する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記3)
前記命令を送信したノード数に対する前記応答のあったノード数の割合が所定の閾値以上であるか否かを判定し、
前記割合が前記閾値未満であると判定された場合には、所定の期間の経過後に、前記非応答ノードに対して、前記削除更新命令を再送し、
前記割合が前記閾値以上であると判定された場合には、前記非応答ノード情報の送信処理を実行する
ことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記4)
前記非応答ノードが前記応答ノードからの削除更新命令に対して応答した旨の通知を該応答ノードから受信すると、前記前記非応答ノード情報から該非応答ノードを削除し、
前記応答ノードに対して、前記更新された非応答ノード情報を送信する
処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記5)
前記削除更新命令を送信した前記非応答ノードから応答があった場合には、前記格納手段に格納されている前記非応答ノード情報から該非応答ノードを削除し、
前記管理ノードに対して、前記非応答ノードから応答を受信した旨の通知を送信する
処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記6)
前記応答ノードを示す応答ノード情報を作成し、
前記非応答ノード情報を送信した応答ノードに対して、前記応答ノード情報を送信する
処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記7)
前記応答ノードを示す応答ノード情報を前記管理ノードから受信すると、該応答ノード情報を前記格納手段に格納し、
前記削除更新命令を送信した前記非応答ノードから応答があった場合には、前記格納手段に格納されている前記非応答ノード情報から該非応答ノードを削除して、前記応答ノード情報に記述されている他の応答ノードに対して、該更新した非応答ノード情報を送信し、
前記前記更新された非応答ノード情報を受信した場合には、受信した非応答ノード情報
を前記格納手段に格納し直す
処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記8)
前記非応答ノード情報には、前記非応答ノードへの前記削除更新命令の送信を停止させる条件が含まれる
ことを特徴とする付記1、3、4、6のいずれか1つに記載のプログラム。
(付記9)
前記管理ノードから、前記非応答ノードへの前記削除更新命令の送信を停止する停止条件を受信すると、該条件を前記格納手段に格納し、
前記非応答ノードからアクセスがあった場合に、前記格納手段に格納されている停止条件を満たす場合には、該応答ノードへの前記削除更新命令の送信を停止させる
処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記2、5、7のいずれか1つに記載のプログラム。
(付記10)
前記ネットワーク内の前記応答ノード以外のノードであって、前記非応答ノードと通信可能性の高いノードに対して前記非応答ノード情報を送信する
処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記1記載のプログラム。
P2Pシステムの構成図である。 第1の実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法の概略を説明する図である。 所有ノードの情報の例である。 削除要求及び更新要求の例である。 非削除・更新ノード情報の例である。 第1の実施形態に係る管理ノードにおけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。 第1の実施形態に係るノードにおいてコンテンツの削除等を実施する処理を示したフローチャートである。 第1の実施形態に係るノードにおける他のノードからのアクセスに対して実行する処理を示したフローチャートである。 第2の実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法の概略を説明する図である。 第2の実施形態に係る管理ノードにおけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。 第3の実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法の概略を説明する図である。 管理ノードに通知されるデータの例である。 第3の実施形態に係る管理ノードにおけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。 第3の実施形態に係るノードにおける他のノードからのアクセスに対して実行する処理を示したフローチャートである。 第3の実施形態に係るノードにおける非削除・更新ノード情報の更新処理を示したフローチャートである。 第4の実施形態に係るコンテンツ削除・更新方法の概略を説明する図である。 代理管理ノード情報の例である。 第4の実施形態に係る管理ノードにおけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。 第4の実施形態に係るノードにおけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。 第4の実施形態に係るノードにおける他のノードからのアクセスに対して実行する処理を示したフローチャートである。 第4の実施形態に係るノードにおける非削除・更新ノード情報の更新処理を示したフローチャートである。 管理ノードからノードに送信される非削除・更新ノード情報及び停止条件の例である。 第5の実施形態に係るノードにおけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。 第5の実施形態に係るノードにおける他のノードからのアクセスに対して実行する処理を示したフローチャートである。 管理ノードからノードに送信される非削除・更新ノード情報の例である。 第6の実施形態に係る管理ノードにおけるコンテンツの削除・更新に関わる処理を示したフローチャートである。 実施形態に係るコンテンツの削除方法の効果を説明する図(その1)である。 実施形態に係るコンテンツの削除方法の効果を説明する図(その2)である。 実施形態に係るコンテンツの更新方法の効果を説明する図である。 情報処理装置の構成図である。 記録媒体を示す図である。 従来におけるP2P型配信システムの構成図である。 従来におけるコンテンツの削除・更新方法を説明する図(その1)である。 従来におけるコンテンツの削除・更新方法を説明する図(その2)である。 従来におけるコンテンツの削除・更新方法を説明する図(その3)である。
符号の説明
1 P2Pシステム
2 ノード
3 管理ノード
21 ネットワーク送受信部
22 削除・更新実施部
23 削除・更新要求部
24 格納部
25 削除・更新状況管理部
26 代理管理ノード情報
27 非削除・更新ノード情報
28 コンテンツ
31 ネットワーク送受信部
32 削除・更新要求部
33 格納部
34 削除・更新状況管理部
35 コンテンツ所有ノード情報
36 非削除・更新ノード情報

Claims (5)

  1. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード間で、共有するコンテンツの削除あるいは更新を行うプログラムであって、
    前記コンテンツを所有する所有ノードを示す所有ノード情報に基づき、該コンテンツを所有する複数のノードに対してコンテンツの削除あるいは更新を実行させる旨の削除更新命令を送信し、
    前記コンテンツを所有する複数のノードのそれぞれについて、前記削除更新命令に対する応答の有無をチェックし、
    前記削除更新命令に対して応答しなかった非応答ノードがあるときは、該削除更新命令に対して応答のあった応答ノードに対し、該非応答ノードを示す非応答ノード情報を送信する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  2. ネットワークを介して互いに接続された複数のノード間で、共有するコンテンツの削除あるいは更新を行うプログラムであって、
    前記コンテンツを所有するノードを示す所有ノード情報を保有する管理ノードから、該コンテンツの削除あるいは更新を行う旨の削除更新命令を受信すると、該削除更新命令に応じてコンテンツの削除あるいは更新を行うと共に、該管理ノードに対して応答を送信し、
    前記管理ノードから前記削除更新命令に対する応答を返さなかった非応答ノードを示す非応答ノード情報を受信して、該非応答ノード情報を格納手段に格納し、
    前記非応答ノードから前記削除更新命令に係るコンテンツ以外の他のコンテンツについてのアクセスを検出したときは、前記格納手段に格納した非応答ノード情報に基づき、前記他のコンテンツについてアクセスしてきた非応答ノードに対して前記削除更新命令を送信する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  3. 前記命令を送信したノード数に対する前記応答のあったノード数の割合が所定の閾値以上であるか否かを判定し、
    前記割合が前記閾値未満であると判定された場合には、所定の期間の経過後に、前記非応答ノードに対して、前記削除更新命令を再送し、
    前記割合が前記閾値以上であると判定された場合には、前記非応答ノード情報の送信処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  4. 前記非応答ノードが前記応答ノードからの削除更新命令に対して応答した旨の通知を該応答ノードから受信すると、前記非応答ノード情報から該非応答ノードを削除し、
    前記応答ノードに対して、前記更新された非応答ノード情報を送信する
    処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  5. 前記削除更新命令を送信した前記非応答ノードから応答があった場合には、前記格納手段に格納されている前記非応答ノード情報から該非応答ノードを削除し、
    前記管理ノードに対して、前記非応答ノードから応答を受信した旨の通知を送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のプログラム。
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