JP5080795B2 - イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電波を利用して被写体像を取得するイメージング装置に関する。
電波を利用したイメージングは、可視光が透過しない材料や媒質(例えば、霧、煙、一部の建材など)を通してその向こうのものを見ることができるものとして、従来から知られている。その特質から、安全監視、ボディスキャン、捜索救助など多くの重要なアプリケーションが存在するが、それらのアプリケーションでは、ビデオフレームレートで画像を取得(リアルタイムの動画像を取得)できることが望ましい。また、完全な2次元のセンサアレーを用いる場合以外は、一般的に電波の走査が必要であり、走査方式によってイメージングシステムの特性が大きく変わる。さらに、電波イメージングには、大きく分けてパッシブ方式とアクティブ方式の2種類の方式がある。
(1)パッシブ方式
パッシブ方式のメージングは、基本的に通常の可視光のカメラと同じ原理であり、対象物そのものから自然に放射されている電波と、対象物の周りの物体から同様に放射されている電波が対象物で反射してカメラに向かって飛んでくる電波との合成のエネルギーを受信することによって画像化している。しかしながら、ミリ波帯の完全な2次元センサアレーの製作が難しいため、ビデオフレームレートのイメージングを実現するために、以下のような走査方式が使われている。
例えば、回転する反射鏡による準光学的な機械式走査方式を採用した94GHz帯のイメージングシステムが開発されている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1に示されたものは、焦点面には、ホーンアンテナ、低雑音増幅器(LNA)、ディテクタで構成されているセンサ100個が直線アレー状に固定され、25Hzのフレームレートを有している。
また、機械式走査の必要のない「pupil plane technique」と呼ばれる技術を用いた84GHz帯のパッシブイメージングシステムもある(例えば、非特許文献2参照)。このシステムでは、30Hzのフレームレートを有し、アンテナとして、平行平板導波路上に作られた2次元のスロットアレーアンテナを使用しており、エレベーション方向は周波数によって受信方向が変化する周波数走査アンテナとなっており、20度走査するために18GHzの帯域幅となっている。アンテナの出力部には、アジマス方向に232本の給電導波管が並んで接続されており、それぞれLNAによって受信信号が増幅される。それぞれの信号は、ロットマンレンズの入力ポートに入力され、アジマス方向に対するビームフォーミング(方位分解)が行われ、各方位に対応する受信信号が出力される。次に、その複数の出力それぞれが、周波数弁別器を通ることによって、エレベーション方向の方位分解が行われ、それぞれの出力がディテクタによって検波され、さらにADコンバータによってデジタイズされて、画像化処理が行われ、これにより画像化される。
(2)アクティブ方式
アクティブ方式のイメージングはレーダの一種でもあり、送信機から視野に向かって電波を照射し、視野から戻ってくる反射波を観測することによって画像を得る。したがって、画像のSN比は単純に送信パワーを上げることで改善できるなどの特徴を有する。
アクティブ方式を用いたものとしては、例えば、連続波を送信する1つの固定送信機をもち、受信アンテナとして、パッチアンテナが2次元に配列された可変反射鏡を用いて、ビームを走査することのできるアンテナをもつシステムがある(例えば、非特許文献3参照)。各々のパッチアンテナは、印加される制御電圧によって反射する位相を変えることができ、パッチアンテナアレー全体で電子的にビームフォーミングを行い、被写体上に作る焦点位置を高速に走査することができるようになっている。
また、従来のアクティブイメージングにおいて、送信機及び受信機をそれぞれ1つずつ用いて、アジマス方向及びエレベーション方向の両方向とも時間的に走査、すなわち2次元の視野画像を構成する全ピクセルを逐次的に走査するシステムもある。このシステムの場合、それぞれのピクセルに送受信機が向いている時間tdwellは、tdwell=1/FMN(F:フレームレート、M:アジマス方向のピクセル数、N:エレベーション方向のピクセル数)と表される。そして、被写体で反射した電波をこのtdwell内で受信する必要がある。したがって、比較的解像度の高いイメージングシステム、例えばF=60Hz、M=N=200のものでは、最大観測距離Rmaxは、Rmax<ctdwell/2=62.5m(c:光速)となり、比較的短いものとなる。
この最大観測距離を伸ばす方法の一つとして、例えば非特許文献4に述べられているように、周波数走査アンテナとFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)送受信機を用いる方法がある。例えば、エレベーション方向に関して、周波数を掃引することによってビームを走査する。一方、アジマス方向には、他の走査方式を用い、エレベーション走査を逐次繰り返す。受信したビート周波数と受信時刻との関係から、被写体の方位及び距離が求められる。受信機はエレベーションの走査時間全体(1/FM)に渡って受信信号を観測できるので、最大観測距離は大幅に伸びる。例えば、前述のものと同様に、F=60Hz、M=N=200とした場合、最大観測距離は12.5kmとなる。
しかしながら、1ピクセル分のビート周波数の時間長tpixelは、tpixel=1/FMNと短いので、ビート周波数の測定精度は、tpixelの逆数のピクセルあたりの帯域幅Bpixel=1/tpixelとなる。方位分解能がアンテナで決まるビーム幅よりも大きくならないようにするために、隣り合う方位分解セル(ピクセル)の間の周波数変化は測定精度(Bpixel)よりも十分大きくなければならない。
したがって、必要な帯域幅(コヒーレントに受信する帯域幅)Bは、B≫FMNとなり、F=60Hz、M=N=200とした場合、480MHzより十分大きくなければならない。周波数分析を行うために、受信信号をデジタイズすることを考慮すると、解像度及びフレームレートが高い場合には、非特許文献4に示されたものでは、受信帯域幅が広くなりすぎてしまうという課題があった。
この課題の解決を図るものとして、例えば特許文献1に示されたミリ波イメージングシステムがある。このミリ波イメージングシステムは、霧や埃などで視界の悪い状況でのヘリコプタの着陸を支援するためのものであり、ロットマンレンズと多数の受信機系統の使用により、アジマス方向のピクセルを同時に観測することができる。したがって、ピクセルあたりの観測時間は、1/FNになり、最大観測距離を大きくすることができる。
特許文献1に示されたミリ波イメージングシステムの構成を図5に示す。このシステムでは周波数を変えることによってエレベーション方向にファンビーム(扇状のビーム)を走査できる周波数走査アンテナを用いている。すなわち、送信ミリ波周波数を78−81GHzの間でリニアに掃引することにより、送信ビームをエレベーション方向に走査するものである。
図5に示すように、特許文献1に示されたものは、掃引モジュール1、送信用周波数走査アンテナ2aを含むアップコンバータ2、ヘテロダインダウンコンバータ3、周波数走査アンテナ4aに接続されたロットマンレンズ4、ベースバンドダウンコンバータ5、データ処理モジュール6を備え、以下のように動作する。
まず、送信側において、掃引モジュール1を使用して中間周波数における周波数掃引信号を生成し、アップコンバータ2でミリ波に周波数変換し、送信用周波数走査アンテナ2aから送信する。
受信側においても、送信アンテナと同様に周波数によってエレベーション方向に受信ビーム方向が変化する周波数走査アンテナ4aを用いている。この周波数走査アンテナ4aにはアジマス方向に並んだ176チャンネルの出力があり、それぞれRF増幅器を通してロットマンレンズ4に接続されている。ロットマンレンズ4では、各RF増幅器からの信号を位相合成してアジマス方向にビームフォーミングが行われる。ロットマンレンズ4の出力ポートは192あるので、アジマス方向に192個の受信ビームを形成していることになる。
次に、ロットマンレンズ4からの192個の出力は、ヘテロダインダウンコンバータ3において、それぞれ個別にミリ波ローカル信号とミクサで混合されて、中間周波数に変換される。その中間周波数信号は、ベースバンドダウンコンバータ5においてさらに送信信号と同じ周波数掃引信号とミクサで混合されてベースバンド信号となり、データ処理モジュール6でデジタルサンプリングされる。このアジマス方向の192本分の受信ビームのそれぞれのサンプリングは、送信周波数を78GHzから81GHzまで掃引しながら22サンプル取得するので、192×22ピクセルの2次元画像を1フレームごとに取得できる。視野角は90度×10度である。
さらに、データ処理モジュール6で、時間領域の受信信号をフーリエ変換することにより、FMCWのビート周波数を求めることができ、距離分解能(電波の進行方向の分解能)として5mの値を得ることができる。また、送信信号の掃引周波数は60Hzであるので、フレームレートは60Hzとなる。
R.Appleby et al,"Mechanically scanned real time Passive millimeter wave imaging at 94GHz",Proc. of SPIE Passive Millimeter−Wave Imaging Technology VI,Vol.5077, 2003 S.Clark et al,"A Real−time wide field−of−view Passive Millimeter Wave Imaging Camera",Proc. of 32nd Applied Imagery Pattern Recognition Workshop, 2003 P.Corredoura et al,"Millimeter−Wave Imaging System for Personnel Screening:Scanning 10∧7 points a second and using no moving Parts",Proc. of SPIE Passive Millimeter Wave Imaging Technology IX, Vol.6211, April 2006 K−L Chan et al,"A Beam Scanning Frequency Modulated Continuous Wave Radar,"IEEE Transactions on Instrumentation and Measurement,Vol.47,No5,pp.1223−1227, 1998 J.Louberg et al,"Imaging Millimeter Wave Radar System",United States Patent No.7,019,682, March 2006
しかしながら、特許文献1に示された従来のものは、図5に示すように、多数のRF増幅器、ミクサ、ADコンバータ、多チャンネルのデジタル信号処理回路が必要となり、装置が複雑化してしまうので、製造コストが増大するという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、従来のものよりも製造コストの低減化を図ることができるイメージング装置を提供することを目的とする。
本発明のイメージング装置は、予め定められた周波数帯域の送信信号を第1の方向に周波数走査するとともに、前記送信信号の位相を変化させて前記第1の方向と直交する第2の方向に時間的に走査して被写体に向けて送信する送信アンテナと、前記被写体によって反射された反射信号を受信する受信アンテナと、前記反射信号に基づいて前記被写体の3次元画像を取得する画像取得手段と、を備え、前記画像取得手段は、前記受信アンテナが受信した時系列の受信信号を周波数領域の受信信号に変換する周波数領域変換部と、前記被写体の画像の画素ごとに、前記周波数領域の受信信号と、前記送信アンテナが周波数走査する送信信号との相互相関処理を行う相互相関処理部と、前記相互相関処理により算出された信号を前記画素ごとに時間領域の信号に変換して前記被写体の奥行き方向のプロファイルを取得する時間領域変換部と、を備えた構成を有している。
この構成により、本発明のイメージング装置は、予め定められた周波数帯域の信号を一時に送受信し、周波数走査した所定の方向に対応する反射信号を所定の方向から同時に得ることができるので、一対のみの送受信機で被写体の画像を取得できることとなり、従来のものよりも装置の回路を大幅に簡易化することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
また、本発明のイメージング装置は、予め定められた周波数帯域の送信信号を被写体に向けて送信する送信アンテナと、前記被写体によって反射された反射信号を第1の方向に周波数走査するとともに、受信信号の位相を変化させて前記第1の方向と直交する第2の方向に時間的に走査して受信する受信アンテナと、前記反射信号に基づいて前記被写体の3次元画像を取得する画像取得手段と、を備え、前記画像取得手段は、前記受信アンテナが受信した時系列の受信信号を周波数領域の受信信号に変換する周波数領域変換部と、前記被写体の画像の画素ごとに、前記周波数領域の受信信号と、前記送信アンテナが周波数走査する送信信号との相互相関処理を行う相互相関処理部と、前記相互相関処理により算出された信号を前記画素ごとに時間領域の信号に変換して前記被写体の奥行き方向のプロファイルを取得する時間領域変換部と、を備えた構成を有している。
この構成により、本発明のイメージング装置は、予め定められた周波数帯域の信号を一時に送受信し、周波数走査した所定の方向に対応する反射信号を所定の方向から同時に得ることができるので、一対のみの送受信機で被写体の画像を取得できることとなり、従来のものよりも装置の回路を大幅に簡易化することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
さらに、本発明のイメージング装置は、予め定められた周波数帯域の送信信号を第1の方向に周波数走査するとともに、前記送信信号の位相を変化させて前記第1の方向と直交する第2の方向に時間的に走査して被写体に向けて送信し、前記被写体によって反射された反射信号を前記第1の方向に周波数走査するとともに、受信信号の位相を変化させて前記第2の方向に時間的に走査して受信する送受信アンテナと、前記反射信号に基づいて前記被写体の3次元画像を取得する画像取得手段と、を備え、前記画像取得手段は、前記送受信アンテナが受信した時系列の受信信号を周波数領域の受信信号に変換する周波数領域変換部と、前記被写体の画像の画素ごとに、前記周波数領域の受信信号と、前記送信アンテナが周波数走査する送信信号との相互相関処理を行う相互相関処理部と、前記相互相関処理により算出された信号を前記画素ごとに時間領域の信号に変換して前記被写体の奥行き方向のプロファイルを取得する時間領域変換部と、を備えた構成を有している。
この構成により、本発明のイメージング装置は、予め定められた周波数帯域の信号を一時に送受信し、周波数走査した所定の方向に対応する反射信号を所定の方向から同時に得ることができるので、一対のみの送受信機で被写体の画像を取得できることとなり、従来のものよりも装置の回路を大幅に簡易化することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
本発明は、従来のものよりも製造コストの低減化を図ることができるという効果を有するイメージング装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本発明のイメージング装置を、ミリ波を用いて被写体像を取得するものに適用した例を挙げて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明に係るイメージング装置の第1の実施の形態における構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態におけるイメージング装置100は、デジタル回路10と、デジタル値の信号をアナログ値のIF(中間周波数)信号に変換するDAコンバータ(以下「DAC」)21と、IF信号をRF(無線周波数)信号に変換するアップコンバータ22と、RF信号を増幅する電力増幅器(以下「PA」)23と、図示しない被写体に向けてRF信号を送信する送信アンテナ24と、被写体から反射されたRF信号を受信する受信アンテナ25と、受信したRF信号を増幅する低雑音増幅器(以下「LNA」)26と、RF信号をIF信号に変換するダウンコンバータ27と、アナログ値のIF信号をデジタル値の信号に変換するADコンバータ(以下「ADC」)28とを備えている。
デジタル回路10は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)の中に実装されて構成され、デジタル値の送信信号を生成する送信信号生成部11と、受信信号を処理する信号処理部12と、送信信号生成部11及び信号処理部12の動作を制御する制御部13とを備えている。なお、図示を省略したが、DAC21及びADC28に供給されるクロック信号、アップコンバータ22及びダウンコンバータ27に供給される局部発振信号は互いに位相がロックされている。
送信信号生成部11は、帯域幅Bを有する所定の周波数成分を含む信号を生成し、DAC21に出力するようになっている。なお、本実施の形態における送信信号生成部11は、150MHzから600MHzまでの周波数成分(帯域幅B=450MHz)を含む信号を生成するものとする。
制御部13は、送信信号生成部11及び信号処理部12の動作を制御するようになっている。
DAC21は、送信信号生成部11が生成した帯域幅Bのデジタル信号をアナログ変換し、IF信号としてアップコンバータ22に出力するようになっている。ここで、DAC21が出力するIF信号は、図1(a)に示すように、150MHzから600MHzまでの周波数成分(f、f、f・・・f)を含んでいる。なお、本実施の形態においては、後述するようにN=200としている。
アップコンバータ22は、帯域幅Bを有するIF信号をミリ波帯のRF信号に変換するようになっている。
PA23は、アップコンバータ22からのRF信号の電力を増幅し、送信アンテナ24に出力するようになっている。
送信アンテナ24は、図1に示すように、周波数によってエレベーション方向に走査が可能な複数の周波数走査アンテナ素子と、RF信号の位相を変化させる移相器(図示省略)とを備え、周波数走査アンテナ素子はアジマス方向に並べられ、移相器はそれぞれの周波数走査アンテナ素子に接続されている。すなわち、送信アンテナ24から出力される送信ビームは、エレベーション方向には周波数で走査することができ、アジマス方向には、フェーズドアレー技術を利用して、位相を調整して合成することにより時間的に走査することができるものである。
本実施の形態においては、送信アンテナ24から放射される送信ビーム幅をアジマス方向、エレベーション方向とも0.3度とし、送信ビームの走査角度範囲をアジマス方向、エレベーション方向とも60度とする。また、送信アンテナ24は、f'、f'、f'・・・f'の周波数成分(帯域幅B=450MHz)を含むミリ波を放射するものであり、前述したように、周波数によって送信ビームの方位がエレベーション方向において異なる。
したがって、この送信アンテナ24においては、450MHzの周波数変化でビーム方位が60度走査されることとなる。ビーム幅が0.3度であることから、方位分解能(1ピクセルあたりの角度)を0.3度とすることができ、走査角度範囲が60度であることから、エレベーション方向のピクセル数がN=200となる。したがってN個のピクセルに対して独立に周波数が割り当てられ、ピクセルあたりの帯域幅Bcell=B/N=2.25MHzとなる。
一方、アジマス方向には、フェーズドアレー技術を利用して、毎秒60回、走査角度範囲が60度のビーム走査を行うこととすると、フレームレートF=60Hzとなる。アジマス方向のピクセル数Mに関しても、ビーム幅及び走査角度範囲からM=200となる。したがって、ピクセルあたりの最大観測時間tmax=1/FM=83μsとなり、この場合、最大観測距離Rmaxは12.5km以下となる。
受信アンテナ25は、送信アンテナ24から放射される送信ビームの走査範囲をカバーするビーム、すなわちビーム幅がアジマス方向、エレベーション方向ともに60度のビームを有する固定のアンテナであり、被写体で反射されたRF信号を受信するようになっている。
LNA26は、受信アンテナ25が受信したミリ波帯のRF信号を増幅してダウンコンバータ27に出力するようになっている。
ダウンコンバータ27は、LNA26が増幅したRF信号をIF信号に変換し、ADC28に出力するようになっている。ここで、ダウンコンバータ27が出力するIF信号は、図1(b)に示すように、f、f、f・・・fの周波数成分のパワーが被写体像に応じたものとなっている。
ADC28は、ダウンコンバータ27が出力したIF信号をアナログ値からデジタル値に変換し、信号処理部12に出力するようになっている。
信号処理部12は、ADC28からの受信信号に対し離散フーリエ変換を行うことによって周波数領域の信号に変換し、各周波数に対応した方位分解セル(ピクセル)ごとの受信データを取得することができるものであり、例えば図2に示すように構成される。すなわち信号処理部12は、離散フーリエ変換回路(以下「DFT回路」)12aと、相互相関処理回路12bと、逆離散フーリエ変換回路(以下「IDFT回路」)12cとを備えている。なお、信号処理部12は、本発明の画像取得手段に対応するものである。
まず、DFT回路12aは、ADC28から出力される時系列の受信信号を周波数領域の信号(例えば図2(a)参照)に変換するようになっている。具体的には、ADC28の出力信号をx(t)とするとDFT回路12aの出力信号は式(1)のように表される。
Figure 0005080795
ここで、Sは観測時間tobsにおけるサンプル数を示す。周波数分解能δfは、観測時間tobsの逆数となるが、tobs=66.7μs(<tmax)とすると、δf=1/tobs=15kHzとなり、ピクセル帯域幅Bcellよりも十分小さいので、ピクセル値を分離することができる。DFT回路12aの出力の数をkとすると、ピクセルあたりk=Bcell/δf=150となる。すなわちDFT出力信号は、N個のX(i=1,2...N)に分けられ、各々のXはkポイントを含むものとして式(2)のように表すことができる。なお、Xはi番目のピクセル成分(帯域幅Bcell=2.25MHz)に相当する帯域通過信号に相当する(図2(b))。また、LはIF信号内の最低周波数(150MHz)のDFTインデックスである。
Figure 0005080795
次に、相互相関処理回路12bは、i番目のピクセルのk=150点の信号と、そのピクセルに対応する元の送信信号(周波数領域の信号であり例えば図2(c)参照)との相互相関処理(周波数領域であるので乗算)を行うようになっている。元の送信信号のi番目のピクセルに相当する周波数領域の送信信号をR(f)とすると、相互相関C(f)は、式(3)のように表される。なお、記号*は複素共役を示す。
Figure 0005080795
次に、IDFT回路12cは、式(4)に基づいて逆離散フーリエ変換を行うことによって、視野の奥行き方向のプロファイル(以下「距離プロファイル」)c(t)を取得するようになっている。
Figure 0005080795
すなわちIDFT回路12cは、1ピクセル分のデータとして、距離プロファイル(距離分解能δR=c/2Bcell=67m、150ポイント)を取得するものである(例えば図2(d)参照)。
以上のように、信号処理部12は、式(1)〜(4)を用いて説明した処理を各アジマス方向において行うことにより、被写体の3次元画像を取得することができるようになっている。なお、信号処理部12の構成は前述のものに限定されるものではなく、例えば離散フーリエ変換に代えて高速フーリエ変換(FFT)を用いる構成としてもよい。
次に、本実施の形態におけるイメージング装置100の動作について説明する。
まず、送信信号生成部11は、150MHzから600MHzまでの周波数成分(帯域幅B=450MHz)を有するデジタル値の信号を生成し、DAC21に出力する。
次いで、DAC21は、送信信号生成部11が生成した帯域幅Bのデジタル信号をアナログ信号に変換し、150MHzから600MHzまでの周波数成分(f、f、f・・・f)を含むIF信号をアップコンバータ22に出力する。なお、前述のように、本実施の形態においてはN=200である。
さらに、アップコンバータ22は、デジタル回路10から供給される局部発振信号に基づいて、IF信号をミリ波帯のRF信号に変換し、PA23に出力する。
引き続き、PA23は、アップコンバータ22からのRF信号の電力を増幅し、送信アンテナ24に出力する。
次いで、送信アンテナ24は、エレベーション方向に対してはRF信号の周波数f'、f'、f'・・・f'に応じて送信ビームの方向を変化させ、アジマス方向に対してはフェーズドアレー技術を利用して位相を調整して合成することにより時間的に走査することによって、RF信号を被写体に向けて送信する。
引き続き、受信アンテナ25は、被写体によって反射されたRF信号を受信し、LNA26に出力する。
次いで、LNA26は、RF信号を増幅し、ダウンコンバータ27に出力する。
さらに、ダウンコンバータ27は、LNA26が出力したRF信号をIF信号に変換し、ADC28に出力する。
続いて、ADC28は、ダウンコンバータ27が出力したIF信号をアナログ値からデジタル値に変換し、信号処理部12に出力する。
そして、信号処理部12は、ADC28からの受信信号に対し離散フーリエ変換を行うことによって周波数領域の信号に変換し、各周波数に対応したピクセルごとの受信データを取得する。ここで取得される受信データは、被写体の距離プロファイルを含む3次元画像のデータであり、外部システムに出力される。
以上のように、本実施の形態におけるイメージング装置100によれば、送信アンテナ24は、エレベーション方向に対してはRF信号の周波数f'、f'、f'・・・f'に応じた方向にビームを同時に送信し、アジマス方向に対してはフェーズドアレー技術を利用して位相を調整して合成することにより時間的に走査することによってRF信号を被写体に向けて送信し、受信アンテナ25は、被写体によって反射されたRF信号を受信し、信号処理部12は、受信信号に対し離散フーリエ変換を行うことによって周波数領域の信号に変換し、各周波数に対応したピクセルごとの受信データを取得する構成としたので、一対のみの送受信機で被写体の画像を取得できることとなり、従来のものよりも装置の回路を大幅に簡易化することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
なお、前述の実施の形態において、150MHzから600MHzまでの周波数成分(帯域幅B=450MHz)の信号を含むIF信号をアップコンバートしたミリ波の電波を用いて被写体像を取得するものに適用した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、前述の周波数とは異なる信号を含むミリ波帯の電波や、マイクロ波帯の電波を用いる構成としても同様の効果が得られる。
また、前述の実施の形態において、送信アンテナ24は、エレベーション方向に対して周波数走査し、アジマス方向に対して時間的に走査する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、アジマス方向に対して周波数走査し、エレベーション方向に対して時間的に走査する構成としても同様の効果が得られる。
また、前述の実施の形態において、例えばエレベーション方向に1次元の周波数走査アンテナを使用する場合、アジマス方向の走査を行う手段についてはよく知られた、機械式走査、電気的に反射方向を走査できる反射鏡などで実現することができる。
(第2の実施の形態)
図3に示すように、本実施の形態におけるイメージング装置200は、本発明の第1の実施の形態におけるイメージング装置100(図1参照)に対して送信アンテナと受信アンテナとを入れ替えたものであり、その他の構成は同様であるので、同様な構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態におけるイメージング装置200は、デジタル回路10と、デジタル値の信号をアナログ値のIF信号に変換するDAC21と、IF信号をRF信号に変換するアップコンバータ22と、RF信号を増幅するPA23と、図示しない被写体に向けてRF信号を送信する送信アンテナ31と、被写体から反射されたRF信号を受信する受信アンテナ32と、受信したRF信号を増幅するLNA26と、RF信号をIF信号に変換するダウンコンバータ27と、アナログ値のIF信号をデジタル値の信号に変換するADC28とを備えている。
送信アンテナ31は、予め定められた視野に対して一様に、帯域幅B=450MHzをもつミリ波の電波を放射するようになっている。
受信アンテナ32は、周波数によってエレベーション方向に走査が可能な複数の周波数走査アンテナ素子と、RF信号の位相を変化させる移相器(図示省略)とを備え、周波数走査アンテナ素子はアジマス方向に並べられ、移相器はそれぞれの周波数走査アンテナ素子に接続されている。すなわち、受信アンテナ32が受信する受信ビームは、エレベーション方向には周波数で走査することができ、アジマス方向には、フェーズドアレー技術を利用して、位相を調整して合成することにより時間的に走査することができるものである。
以上のように、本実施の形態におけるイメージング装置200によれば、送信アンテナ31は、予め定められた視野に対して一様に所定の帯域幅の信号を含むミリ波の電波を放射し、受信アンテナ32は、エレベーション方向に対してはRF信号の周波数f'、f'、f'・・・f'に応じて受信ビームの方向を変化させ、アジマス方向に対してはフェーズドアレー技術を利用して位相を調整して合成することにより時間的に走査することによって被写体で反射されたRF信号を受信し、信号処理部12は、受信信号に対し離散フーリエ変換を行うことによって周波数領域の信号に変換し、各周波数に対応したピクセルごとの受信データを取得する構成としたので、一対のみの送受信機で被写体の画像を取得できることとなり、従来のものよりも装置の回路を大幅に簡易化することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
なお、前述の実施の形態において、受信アンテナ32は、エレベーション方向に対して周波数走査し、アジマス方向に対して時間的に走査する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、アジマス方向に対して周波数走査し、エレベーション方向に対して時間的に走査する構成としても同様の効果が得られる。
(第3の実施の形態)
図4に示すように、本実施の形態におけるイメージング装置300は、本発明の第1の実施の形態におけるイメージング装置100(図1参照)に対して送信アンテナと受信アンテナとを共用化したものであり、その他の構成は同様であるので、同様な構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態におけるイメージング装置300は、デジタル回路10と、デジタル値の信号をアナログ値のIF信号に変換するDAC21と、IF信号をRF信号に変換するアップコンバータ22と、RF信号を増幅するPA23と、図示しない被写体に向けてRF信号を送信するとともに被写体で反射されたRF信号を受信する送受信アンテナ33と、この送受信アンテナ33にRF信号を出力するとともに送受信アンテナ33から受信信号が入力されるサーキュレータ34と、受信したRF信号を増幅するLNA26と、RF信号をIF信号に変換するダウンコンバータ27と、アナログ値のIF信号をデジタル値の信号に変換するADC28とを備えている。
送受信アンテナ33は、周波数によってエレベーション方向に走査が可能な複数の周波数走査アンテナ素子と、RF信号の位相を変化させる移相器(図示省略)とを備え、周波数走査アンテナ素子はアジマス方向に並べられ、移相器はそれぞれの周波数走査アンテナ素子に接続されている。
サーキュレータ34は、PA23が出力したRF信号を送受信アンテナ33に供給し、送受信アンテナ33が受信した受信信号をLNA26に供給するようになっている。
以上のように、本実施の形態におけるイメージング装置300によれば、送受信アンテナ33は、送受信時においてエレベーション方向に対してはRF信号の周波数f、f、f・・・fに応じて送受信ビームの方向を変化させ、アジマス方向に対してはフェーズドアレー技術を利用して位相を調整して合成することにより時間的に走査することによって被写体で反射されたRF信号を送受信し、信号処理部12は、受信信号に対し離散フーリエ変換を行うことによって周波数領域の信号に変換し、各周波数に対応したピクセルごとの受信データを取得する構成としたので、一対のみの送受信機で被写体の画像を取得できることとなり、従来のものよりも装置の回路を大幅に簡易化することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
また、送受信アンテナ33は、送信時と受信時の両ビームにおいて、エレベーション方向のピクセルに対して周波数が割り当てられた構成となっているので、本実施の形態におけるイメージング装置300は、第1の実施の形態と比べて受信アンテナの利得を大きくできるため、同じ受信SNを得るための送信出力を下げることができる、あるいは、同じ送信出力で、高いSN比を得ることができるという効果を有する。
また、本実施の形態におけるイメージング装置300は、受信ビームの幅を比較的狭くすることができるので、マルチパスなどの影響を避けることができる、すなわち、不要な反射波による画質劣化を抑えることができる。
なお、前述の実施の形態において、送受信アンテナ33は、エレベーション方向に対して周波数走査し、アジマス方向に対して時間的に走査する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、アジマス方向に対して周波数走査し、エレベーション方向に対して時間的に走査する構成としても同様の効果が得られる。
以上のように、本発明に係るイメージング装置は、従来のものよりも装置の回路を大幅に簡易化することができ、製造コストの低減化を図ることができるという効果を有し、電波を利用して被写体像を取得するイメージング装置等として有用である。
本発明に係るイメージング装置の第1の実施の形態における構成を示すブロック図 本発明に係るイメージング装置の第1の実施の形態における信号処理部の構成を示すブロック図 本発明に係るイメージング装置の第2の実施の形態における構成を示すブロック図 本発明に係るイメージング装置の第3の実施の形態における構成を示すブロック図 従来のイメージング装置の構成を示すブロック図
符号の説明
10 デジタル回路
11 送信信号生成部
12 信号処理部(画像取得手段)
12a DFT回路
12b 相互相関処理回路
12c IDFT回路
13 制御部
21 DAC
22 アップコンバータ
23 PA
24 送信アンテナ
25 受信アンテナ
26 LNA
27 ダウンコンバータ
28 ADC
31 送信アンテナ(周波数走査アンテナ)
32 受信アンテナ(周波数走査アンテナ)
33 送受信アンテナ(周波数走査アンテナ)
34 サーキュレータ
100、200、300 イメージング装置

Claims (3)

  1. 予め定められた周波数帯域の送信信号を第1の方向に周波数走査するとともに、前記送信信号の位相を変化させて前記第1の方向と直交する第2の方向に時間的に走査して被写体に向けて送信する送信アンテナと、
    前記被写体によって反射された反射信号を受信する受信アンテナと、
    前記反射信号に基づいて前記被写体の3次元画像を取得する画像取得手段と、を備え、
    前記画像取得手段は、
    前記受信アンテナが受信した時系列の受信信号を周波数領域の受信信号に変換する周波数領域変換部と、
    前記被写体の画像の画素ごとに、前記周波数領域の受信信号と、前記送信アンテナが周波数走査する送信信号との相互相関処理を行う相互相関処理部と、
    前記相互相関処理により算出された信号を前記画素ごとに時間領域の信号に変換して前記被写体の奥行き方向のプロファイルを取得する時間領域変換部と、
    を備えたことを特徴とするイメージング装置。
  2. 予め定められた周波数帯域の送信信号を被写体に向けて送信する送信アンテナと、
    前記被写体によって反射された反射信号を第1の方向に周波数走査するとともに、受信信号の位相を変化させて前記第1の方向と直交する第2の方向に時間的に走査して受信する受信アンテナと、
    前記反射信号に基づいて前記被写体の3次元画像を取得する画像取得手段と、を備え、
    前記画像取得手段は、
    前記受信アンテナが受信した時系列の受信信号を周波数領域の受信信号に変換する周波数領域変換部と、
    前記被写体の画像の画素ごとに、前記周波数領域の受信信号と、前記送信アンテナが周波数走査する送信信号との相互相関処理を行う相互相関処理部と、
    前記相互相関処理により算出された信号を前記画素ごとに時間領域の信号に変換して前記被写体の奥行き方向のプロファイルを取得する時間領域変換部と、
    を備えたことを特徴とするイメージング装置。
  3. 予め定められた周波数帯域の送信信号を第1の方向に周波数走査するとともに、前記送信信号の位相を変化させて前記第1の方向と直交する第2の方向に時間的に走査して被写体に向けて送信し、前記被写体によって反射された反射信号を前記第1の方向に周波数走査するとともに、受信信号の位相を変化させて前記第2の方向に時間的に走査して受信する送受信アンテナと、
    前記反射信号に基づいて前記被写体の3次元画像を取得する画像取得手段と、を備え、
    前記画像取得手段は、
    前記送受信アンテナが受信した時系列の受信信号を周波数領域の受信信号に変換する周波数領域変換部と、
    前記被写体の画像の画素ごとに、前記周波数領域の受信信号と、前記送信アンテナが周波数走査する送信信号との相互相関処理を行う相互相関処理部と、
    前記相互相関処理により算出された信号を前記画素ごとに時間領域の信号に変換して前記被写体の奥行き方向のプロファイルを取得する時間領域変換部と、
    を備えたことを特徴とするイメージング装置。
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