JP5078821B2 - エレベータの案内装置 - Google Patents
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Description
このとき、ガイドローラとガイドローラが転動するガイドレール頂面との間で、ガイドローラには軸線方向の滑りが発生し、この滑りに起因して騒音、振動が発生するという問題点があった。
図1はこの発明の実施の形態1のエレベータの案内装置が用いられたエレベータを示す部分斜視図、図2は図1のエレベータの案内装置の使用態様を示す構成図、図3は図1のエレベータの案内装置の別の使用態様を示す構成図である。
なお、図1においては、図2及び図3に示された回動手段は省略されている。
このエレベータは、ロープ1の一端部にかご2が取り付けられており、他端部につり合いおもり3が取り付けられている。ロープ1は、駆動綱車4に巻回しており、ロープ1と駆動綱車4との摩擦力を利用して、昇降体である、かご2及びつり合いおもり3が連動して昇降するようになっている。
かご2及びつり合いおもり3は、エレベータの案内装置により昇降路内の昇降が案内される。
かご2の降下運転時には、回動バー10は、降下前に駆動部9の駆動によりガイドレール5と平行に下方向に移動し、第1のバー6の回動軸心Aよりもガイドローラ8の回転軸心Bの位置が下側に位置するように設定される。
なお、第2のバー7の先端部をスプリングを介してガイドローラ8に取り付け、このスプリングによる弾性変形により回動軸心Aと、ガイドレール5とガイドローラ8との当接部との間の距離を調整するようにしてもよい。
ガイドレール5の両側の上記空隙が所定値で等しければ、対向した電磁石の吸引力が等しく、この状態でかご2は昇降する。
一方、ガイドレール5の一方の側の空隙が所定値よりも大きくなり、他方の側の空隙が所定値よりも小さくなった場合には、空隙検出器の出力に応じて、一方の電磁石の吸引力が高められ、対向した他方の電磁石の吸引力が弱められる。
この結果、吸引力の高められた一方の電磁石は、ガイドレール5に近づき、弱められた他方の電磁石は、ガイドレール5から遠のき、ガイドレール5の両側面のそれぞれの電磁石との空隙は一定に回復する。従って、かご2が横揺れするも、瞬時にかご2の進行方向の延長線はガイドレール5の長手方向に延びた中央線と一致するようになっている。
かご2の上昇運転時には、駆動部9の駆動により、回動バー10がガイドレール5に対して平行に上方向に移動し、第1のバー6の回動軸心Aよりもガイドローラ8の回転軸心Bの位置が上側に位置するように設定される。即ち、回動バー10の設定角度θ(例えば70°)は図2に示すように鋭角になり、キャスタートレールtが生じる。
この状態でかご2を上昇させた場合、ガイドローラ8は、ガイドレール5の頂面を転動する。
この上昇途中に、かご2が横方向に偏位した場合、瞬時にガイドレール5の両側の対向した電磁石の吸引力により、ガイドローラ8はガイドレール5の中央に戻される。この際には、ガイドローラ8にはキャスター効果が生じ、ガイドローラ8は、第2のバー7が第1のバー6に対してガイドレール5の中央側に回転して、自ら舵を切るため、ガイドレール5の中央に向けてガイドレール5の頂面を転動する。従って、ガイドローラ8は、ガイドローラ8の軸線方向に横滑りが生じることはなく、この滑りに起因した騒音、振動が生じない。
この状態でかご2を降下させた場合、ガイドローラ8は、ガイドレール5の頂面を転動する。
この降下途中に、かご2が横方向に偏位した場合、瞬時にガイドレール5の両側の対向した電磁石の吸引力により、ガイドローラ8はガイドレール5の中央に戻される。この際には、ガイドローラ8にはキャスター効果が生じ、ガイドローラ8は、第2のバー7が第1のバー6に対してガイドレール5の中央側に回転して、自ら舵を切るため、ガイドローラ8は、ガイドレール5の中央に向けてガイドレール5の頂面を転動する。従って、ガイドローラ8は、ガイドローラ8の軸線方向に横滑りが生じることはなく、この滑りに起因した騒音、振動は生じない。
つり合いおもり3に適用されるエレベータの案内装置についても、昇降体であるかご2に適用されるエレベータの案内装置と同じ構成、作用であり、説明は省略する。
また、この発明は、ガイドレール5の頂面とともに両側面にもローラが転動して、かご2をガイドレール5に沿って案内するエレベータの案内装置、及びガイドレール5の両側の電磁石が除かれたエレベータの案内装置にも適用できる。
Claims (3)
- ガイドレールと、
このガイドレールの頂面を転動するガイドローラと、
一端部が昇降路内を昇降する昇降体に設けられ前記ガイドレールの長手方向に沿って回動軸心を中心に回動可能な第1のバーと、
一端部が前記第1のバーの他端部に第1のバーの軸線を中心に回転自在に設けられ、他端部に前記ガイドローラが回転軸心を中心に回転自在に設けられた第2のバーと、
前記昇降体の上昇時には、前記第1のバーの前記回動軸心よりも前記ガイドローラの前記回転軸心の位置が上側に位置するように前記第1のバーを回動させ、前記昇降体の降下時には、前記第1のバーの回動軸心よりも前記ガイドローラの前記回転軸心の位置が下側に位置するように前記第1のバーを回動させる回動手段と
を備えたことを特徴とするエレベータの案内装置。 - 前記回動手段は、一端部が前記昇降体に設けられているとともに他端部が前記第1のバーに設けられ、上下方向に往復移動する回動バーを備えていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの案内装置。
- 前記昇降体は、かごである請求項1または2に記載のエレベータの案内装置。
Priority Applications (1)
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JP2008245783A JP5078821B2 (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | エレベータの案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2878902B2 (ja) * | 1992-06-15 | 1999-04-05 | 株式会社東芝 | エレベータ案内装置 |
JP2001139255A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-05-22 | Otis Elevator Co | エレベータの案内装置 |
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2008
- 2008-09-25 JP JP2008245783A patent/JP5078821B2/ja not_active Expired - Fee Related
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