JP5078821B2 - エレベータの案内装置 - Google Patents

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Description

この発明は、昇降路内を昇降する例えばかごをガイドレールに沿って案内するエレベータの案内装置に関する。
従来のエレベータの案内装置として、振動と騒音を低減して乗心地を改善するために、ガイドレールの両側面にそれぞれ空隙を介して対向するようにかごに電磁石を設け、かごに設けられたガイドローラをガイドレールの頂面に押圧したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−139255号公報(図1)
このエレベータの案内装置では、ガイドローラの転動に伴って、ガイドローラとガイドレールの頂面との接触面がガイドレール頂面の中央から外れ、ガイドレールの両側面に対向して配置された電磁石とガイドレールとの空隙距離が変化すると、この空隙距離を元に戻そうとし、電磁石の吸引力により、ガイドローラは、ガイドレールの長手方向に対して垂直方向に移動する。
このとき、ガイドローラとガイドローラが転動するガイドレール頂面との間で、ガイドローラには軸線方向の滑りが発生し、この滑りに起因して騒音、振動が発生するという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、ガイドローラの軸線方向の滑りに起因する、振動及び騒音の発生を防止したエレベータの案内装置を得ることを目的としている。
この発明に係るエレベータの案内装置は、ガイドレールと、このガイドレールの頂面を転動するガイドローラと、一端部が昇降路内を昇降する昇降体に設けられ前記ガイドレールの長手方向に沿って回動軸心を中心に回動可能な第1のバーと、一端部が前記第1のバーの他端部に第1のバーの軸線を中心に回転自在に設けられ、他端部に前記ガイドローラが回転軸心を中心に回転自在に設けられた第2のバーと、前記昇降体の上昇時には、前記第1のバーの前記回動軸心よりも前記ガイドローラの前記回転軸心の位置が上側に位置するように前記第1のバーを回動させ、前記昇降体の降下時には、前記第1のバーの回動軸心よりも前記ガイドローラの前記回転軸心の位置が下側に位置するように前記第1のバーを回動させる回動手段とを備えたものである。
この発明に係るエレベータの案内装置によれば、かごの走行方向に応じて第1のバーのかごに対する角度を回動手段により変えることで、ガイドローラにはキャスター効果が生じ、ガイドローラが転動の方向に自ら舵を切るため、ガイドローラがガイドローラの軸線方向の滑ることによって生じる振動及び騒音は発生しない。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のエレベータの案内装置が用いられたエレベータを示す部分斜視図、図2は図1のエレベータの案内装置の使用態様を示す構成図、図3は図1のエレベータの案内装置の別の使用態様を示す構成図である。
なお、図1においては、図2及び図3に示された回動手段は省略されている。
このエレベータは、ロープ1の一端部にかご2が取り付けられており、他端部につり合いおもり3が取り付けられている。ロープ1は、駆動綱車4に巻回しており、ロープ1と駆動綱車4との摩擦力を利用して、昇降体である、かご2及びつり合いおもり3が連動して昇降するようになっている。
かご2及びつり合いおもり3は、エレベータの案内装置により昇降路内の昇降が案内される。
このエレベータの案内装置のガイドレール5は、昇降路に沿って互いに対向して立設されている。かご2の両側の上下のそれぞれには、回動軸心Aを中心にガイドレール5の長手方向に沿って回動する第1のバー6の一端部が取り付けられている。この第1のバー6の他端部には、第1のバー6の軸線Cを中心に回転自在に設けられた第2のバー7の一端部が取り付けられている。この第2のバー7の他端部には、ガイドレール5の頂面を転動し回転軸心Bを中心に回転自在なガイドローラ8が取り付けられている。
かご2と第1のバー6との間には、第1のバー6をガイドレール5の長手方向に沿って回動させる回動手段が設けられている。この回動手段は、かご2に設けられた駆動部9と、この駆動部9から導出して先端部が第1のバー6の中間部に回転自在に取り付けられた回動バー10とを備えている。この回動バー10は、かご2の上昇運転時には、上昇前に駆動部9の駆動によりガイドレール5と平行に上方向に移動し、第1のバー6の回動軸心Aよりもガイドローラ8の回転軸心Bの位置が上側に位置するように設定される。
かご2の降下運転時には、回動バー10は、降下前に駆動部9の駆動によりガイドレール5と平行に下方向に移動し、第1のバー6の回動軸心Aよりもガイドローラ8の回転軸心Bの位置が下側に位置するように設定される。
ガイドローラ8は、外周部が弾性部材で構成されている。かご2の上昇運転から降下運転、または降下運転から上昇運転に切り替わるときに、回動バー10は、回動軸心Aを中心に回動し、回動軸心Aと、ガイドレール5とガイドローラ8との当接部との間の寸法は、かご2の上昇運転時、または降下運転時の設定時と比較して短い。この短い距離は、ガイドローラ8の弾性部材で構成された外周部で吸収される。
なお、第2のバー7の先端部をスプリングを介してガイドローラ8に取り付け、このスプリングによる弾性変形により回動軸心Aと、ガイドレール5とガイドローラ8との当接部との間の距離を調整するようにしてもよい。
なお、各図1−3には図示されていないが、各ガイドローラ8の近傍であって、ガイドレール5の両側面にそれぞれ空隙を介して対向した電磁石がかご2に取り付けられている。また、かご2には、ガイドレール5の側面と電磁石との間の空隙を検出する空隙検出器が取り付けられている。
ガイドレール5の両側の上記空隙が所定値で等しければ、対向した電磁石の吸引力が等しく、この状態でかご2は昇降する。
一方、ガイドレール5の一方の側の空隙が所定値よりも大きくなり、他方の側の空隙が所定値よりも小さくなった場合には、空隙検出器の出力に応じて、一方の電磁石の吸引力が高められ、対向した他方の電磁石の吸引力が弱められる。
この結果、吸引力の高められた一方の電磁石は、ガイドレール5に近づき、弱められた他方の電磁石は、ガイドレール5から遠のき、ガイドレール5の両側面のそれぞれの電磁石との空隙は一定に回復する。従って、かご2が横揺れするも、瞬時にかご2の進行方向の延長線はガイドレール5の長手方向に延びた中央線と一致するようになっている。
次に、上記構成のエレベータの案内装置の動作について説明する。
かご2の上昇運転時には、駆動部9の駆動により、回動バー10がガイドレール5に対して平行に上方向に移動し、第1のバー6の回動軸心Aよりもガイドローラ8の回転軸心Bの位置が上側に位置するように設定される。即ち、回動バー10の設定角度θ(例えば70°)は図2に示すように鋭角になり、キャスタートレールtが生じる。
この状態でかご2を上昇させた場合、ガイドローラ8は、ガイドレール5の頂面を転動する。
この上昇途中に、かご2が横方向に偏位した場合、瞬時にガイドレール5の両側の対向した電磁石の吸引力により、ガイドローラ8はガイドレール5の中央に戻される。この際には、ガイドローラ8にはキャスター効果が生じ、ガイドローラ8は、第2のバー7が第1のバー6に対してガイドレール5の中央側に回転して、自ら舵を切るため、ガイドレール5の中央に向けてガイドレール5の頂面を転動する。従って、ガイドローラ8は、ガイドローラ8の軸線方向に横滑りが生じることはなく、この滑りに起因した騒音、振動が生じない。
かご2の降下運転時には、駆動部9の駆動により、回動バー10がガイドレール5に対して平行にした下方向に移動し、第1のバー6の回動軸心Aよりもガイドローラ8の回転軸心Bの位置が下側に位置するように設定される。即ち、回動バー10の設定角度θは図3に示すように鈍角になり、キャスタートレールtが生じる。
この状態でかご2を降下させた場合、ガイドローラ8は、ガイドレール5の頂面を転動する。
この降下途中に、かご2が横方向に偏位した場合、瞬時にガイドレール5の両側の対向した電磁石の吸引力により、ガイドローラ8はガイドレール5の中央に戻される。この際には、ガイドローラ8にはキャスター効果が生じ、ガイドローラ8は、第2のバー7が第1のバー6に対してガイドレール5の中央側に回転して、自ら舵を切るため、ガイドローラ8は、ガイドレール5の中央に向けてガイドレール5の頂面を転動する。従って、ガイドローラ8は、ガイドローラ8の軸線方向に横滑りが生じることはなく、この滑りに起因した騒音、振動は生じない。
この実施の形態のエレベータの案内装置は、図1に示した、昇降体であるつり合いおもり3のガイドレール5に沿った昇降の案内にも適用される。
つり合いおもり3に適用されるエレベータの案内装置についても、昇降体であるかご2に適用されるエレベータの案内装置と同じ構成、作用であり、説明は省略する。
なお、上記実施の形態では、ガイドレール5に対して平行に上下に往復直線運動する回動バー10を有する回動手段について説明したが、第1のバー6を回動軸心Aを中心に直接回動させる回動駆動部をかご2に取り付けるようにしてもよい。
また、この発明は、ガイドレール5の頂面とともに両側面にもローラが転動して、かご2をガイドレール5に沿って案内するエレベータの案内装置、及びガイドレール5の両側の電磁石が除かれたエレベータの案内装置にも適用できる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの案内装置を示す斜視図である。 かごの上昇時における、図1のエレベータの案内装置を示す構成図である。 かごの降下時における、図1のエレベータの案内装置を示す構成図である。
符号の説明
2 かご(昇降体)、3 つり合いおもり(昇降体)、5 ガイドレール、6 第1のバー、7 第2のバー、8 ガイドローラ、9 駆動部、10 回動バー、A 回動軸心、B 回転軸心、θ 回動バーの設定角度、t キャスタートレール。

Claims (3)

  1. ガイドレールと、
    このガイドレールの頂面を転動するガイドローラと、
    一端部が昇降路内を昇降する昇降体に設けられ前記ガイドレールの長手方向に沿って回動軸心を中心に回動可能な第1のバーと、
    一端部が前記第1のバーの他端部に第1のバーの軸線を中心に回転自在に設けられ、他端部に前記ガイドローラが回転軸心を中心に回転自在に設けられた第2のバーと、
    前記昇降体の上昇時には、前記第1のバーの前記回動軸心よりも前記ガイドローラの前記回転軸心の位置が上側に位置するように前記第1のバーを回動させ、前記昇降体の降下時には、前記第1のバーの回動軸心よりも前記ガイドローラの前記回転軸心の位置が下側に位置するように前記第1のバーを回動させる回動手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータの案内装置。
  2. 前記回動手段は、一端部が前記昇降体に設けられているとともに他端部が前記第1のバーに設けられ、上下方向に往復移動する回動バーを備えていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの案内装置。
  3. 前記昇降体は、かごである請求項1または2に記載のエレベータの案内装置。
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