JP5077133B2 - 基地局およびデータ転送方法 - Google Patents

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Description

この発明は、無線通信を行う基地局およびデータ転送方法に関する。
近年、フェムトセルと呼ばれる小型基地局による携帯電話サービスエリアの提供が考えられている。このフェムトセルは、一般に、携帯電話事業者に設置されたフェムトセル用のゲートウェイ(FGW:Femtocell GateWay)とフェムトセル用の小型基地局(femtoAP:femtocell Access Point)とを、ADSLやFTTHなどのIPブロードバンド回線を用いて接続する。
フェムトセルサービスにおいては、マクロセルよりも良好な電波受信環境の提供と、それに伴う高速データ通信環境の提供、あるいは周波数の特定ユーザの独占を許容することによる周波数利用効率の向上などの効果とともに、携帯電話事業者によるさらなる低額の定額制サービスの提供など、様々なサービスの提供が検討されている。
ブロードバンド回線が敷設されている環境であれば、femtoAPを接続するだけで容易にこのフェムトセルサービスを享受することが可能となる。また、femtoAPはサービスを享受するユーザ宅内に設置される。このため、携帯電話事業者の管理制限を緩和し、ユーザが自由に場所の移動や電源ON/OFFができるように、携帯電話事業における規制が緩和されると予想されている。
このフェムトセルサービスは、上記のような利点に伴うサービスの提供の他に、情報端末家電との通信連携を実現する可能性を持っている。たとえば、通常、PC(Personal Computer)と携帯電話との通信は、メモリーカードや専用の通信ケーブルとソフトウェアを媒体として実現されている。しかし、ユーザにとっては、メモリーカードや通信ケーブルを抜き差ししたりする操作は非常に面倒である。
携帯電話は平均すると2年程度での買い替えが行われているが、携帯電話にダウンロードしたファイルを新規購入の携帯電話に転送するためには、古い携帯電話のファイルを自宅のPCに格納することとなる。これに対して、携帯電話とPCとの通信をより簡易にすることが特許文献1で開示されている。
携帯電話とPCとの通信の一般的な手法としては、WiFi(無線LAN)が考えられ、事実WiFiを搭載した3GPP方式の移動端末も存在するが、このデュアル端末は消費電力問題や価格問題がある。フェムトセルは、これを解決するものとして、サポートする無線方式が移動通信の無線方式(たとえば3GPP)のみである。
特開2007−282255号公報
しかしながら、フェムトセルサービスでは、移動体通信網と移動端末との家庭内における通信を、家庭内に設置したfemtoAPを介することで実現することを想定しており、家庭内におけるPCと移動端末との通信は基本的には想定していない。このため、家庭内でPCから移動端末へパケットを送信することが困難であるという問題がある。
この問題について具体的に説明する。通常のフェムトセルサービスでは、移動端末に対してデータ通信要求を行うたびに、移動体通信網から移動端末に移動網用アドレスを払い出す。そして、移動通信でのIPアドレスは、通常、リソース制約のために通信終了後には解放される。このため、家庭内でPCから移動端末へパケットを送信しようとしても、そのときに移動端末に割り当てられている移動網用アドレスをPC側で取得できない。
また、移動端末からPCへパケットを送信すれば、PCは移動端末の移動網用アドレスを取得することができるが、その後に移動端末の移動網用アドレスが変更された場合には、PCは誤った宛先でパケットを送信することになり、パケットを正しく移動端末へ伝送することができない。このように、移動端末の移動網用アドレスが変更されるとPCと移動端末との通信が困難になる。
このため、たとえば、構内網に形成されるUPnPネットワークに対する移動端末のプラグアンドプレイを実現することが困難になる。また、移動端末の着信の場合には、移動端末を呼び出してIPアドレスを割り当てるため、発信側が保持しているIPアドレスがUPnPで記憶しているIPアドレスでないと問題が生じる。
開示の基地局およびデータ転送方法は、上述した問題点を解消するものであり、移動端末に割り当てられるアドレスが変更されても、構内網の通信端末から送信されたデータを移動端末へ転送することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この基地局は、自装置を含む構内網を介して移動体通信網と通信可能な通信エリアを形成する基地局において、前記移動体通信網とデータ通信を行うために前記移動体通信網から前記通信エリア内の移動端末に割り当てられるアドレスを監視する監視手段と、前記移動端末の識別情報と、前記監視手段によって監視されるアドレスと、の組合せを示す組合せ情報を記憶する記憶手段と、前記識別情報を含むデータを前記構内網内の通信端末から受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたデータに含まれる識別情報と前記データの宛先アドレスとの組合せを、前記記憶手段によって記憶された組合せ情報と比較する比較手段と、前記比較手段による比較において組合せが一致した場合に、前記受信手段によって受信されたデータを前記移動端末へ送信するとともに、前記比較において組合せが一致しなかった場合にエラー処理を行う送信手段と、を備えることを要件とする。
上記構成によれば、監視した移動端末のアドレスと移動端末の識別情報との組合せ情報を記憶しておき、通信端末から送信されたデータの宛先アドレスとデータに含まれる識別情報との組合せを組合せ情報と比較することで、データの宛先アドレスの誤りを検出することができる。
開示の基地局およびデータ転送方法によれば、移動端末に割り当てられるアドレスが変更されても、構内網の通信端末から送信されたデータを移動端末へ転送することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この基地局およびデータ転送方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる通信システムの機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる通信システム100は、LAN101と、移動体通信網102と、を含んでいる。LAN101(Local Area Network:構内網)には、BBルータ110と、屋内基地局130と、移動端末140と、PC120と、が含まれている。
移動体通信網102は、LAN101のBBルータ110と接続されている。移動体通信網102には、フェムトセル用のゲートウェイ(FGW)が設けられている。移動体通信網102のゲートウェイは、移動体通信網102におけるデータ通信を管理する機能を有している。具体的には、移動体通信網102のゲートウェイは、移動体通信網102におけるデータ通信で用いる移動網用アドレスの払出などを行う機能を有している。
BBルータ110は、移動体通信網102と接続されている。また、BBルータ110には、屋内基地局130およびPC120が接続されている。BBルータ110と屋内基地局130の接続およびBBルータ110とPC120の接続のそれぞれは、Ethernet(登録商標)などの有線接続でもよいし、IEEE802.11などの無線接続であってもよい。また、屋内基地局130はBBルータ110に内蔵されていてもよい。
PC120は、通信機能を備える通信端末である。PC120は、移動端末140のIPアドレス(A)と、移動端末140のUUID(Universally Unique Identifier)(B)と、を記憶している。UUIDは、少なくとも移動端末140がUPnPネットワークに接続している間は、変更されることなく移動端末140に割り当てられる識別情報である。
PC120は、IPアドレス(A)およびUUID(B)を用いて移動端末140と通信を行う。PC120は、IPアドレス(A)を宛先とし、UUID(B)を格納したIPパケットをBBルータ110へ送信する。BBルータ110は、LAN101内で行われる通信や、LAN101内のPC120または屋内基地局130と移動体通信網102との間で行われる通信を中継する。
たとえば、BBルータ110は、移動端末140を宛先としてPC120から送信されたIPパケットの宛先アドレスをチェックする。BBルータ110は、IPパケットの宛先となっているIPアドレスが有効である場合は、PC120から送信されたパケットを屋内基地局130へ転送する。
屋内基地局130は、フェムトセルのアクセスポイント(femtoAP)である。屋内基地局130は、自装置の周囲に電波を発することによって通信エリア131(フェムトセル)を形成する。通信エリア131内の移動端末140は、LAN101を介して移動体通信網102と通信可能になる。屋内基地局130と移動端末140は、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)などの無線インターフェイスによって接続される。
PC120と移動端末140は、屋内基地局130を介してIPネットワークとして互いに通信を行うことができる。BBルータ110、PC120および屋内基地局130は、UPnP(Universal Plug and Play)に対応している。なお、移動端末140は、UPnPに対応していなくてもよい。
屋内基地局130は、移動端末140が移動体通信網102とデータ通信を行うために移動体通信網102のゲートウェイから移動端末140に割り当てられるIPアドレスを監視している。このため、屋内基地局130は、移動端末140のIPアドレスが変更されても、移動端末140の最新のIPアドレスを常に保持している。
また、屋内基地局130は、移動端末140のUUIDを取得する。屋内基地局130は、取得したUUIDと、監視している移動端末140のIPアドレスと、の組合せを示す組合せ情報132を記憶している。ここでは、屋内基地局130は、移動端末140のIMSI(International Mobile Subscriber Identity:加入者識別子)も取得し、移動端末140のIPアドレスおよびUUIDとともに組み合わせて組合せ情報132として記憶している。
また、屋内基地局130は、PC120から送信され、BBルータ110によって転送されたIPパケットを受信する。受信したIPパケットには、移動端末140の識別情報であるUUIDが格納されている。屋内基地局130は、受信したIPパケットに格納されたUUIDとIPパケットの宛先アドレスとの組合せを組合せ情報132と比較する。
屋内基地局130は、比較した各組合せが一致した場合に、受信したIPパケットを移動端末140へ送信する。これにより、PC120が移動端末140の正しいIPアドレスを宛先としてIPパケットを送信した場合は、屋内基地局130によってこのIPパケットを移動端末140へ転送することができる。
一方、屋内基地局130は、比較した各組合せが一致しなかった場合にはエラー処理を行う。屋内基地局130は、エラー処理として、受信したIPパケットの宛先となっているIPアドレスが無効である旨をPC120へ報知する(BBルータ110経由)。これに対して、PC120は、移動端末140へのIPパケットの送信を停止する。この場合は、たとえば、PC120は、IPアドレスが無効である旨をユーザに対して表示する。
または、屋内基地局130は、エラー処理として、受信したIPパケットと同内容であり、組合せ情報132において、受信したIPパケットに格納された移動端末140のUUIDと組み合わされているIPアドレスを宛先としたIPパケットを移動端末140へ送信するための制御を行う。これにより、PC120が誤ったIPアドレスを宛先としてIPパケットを送信した場合は、屋内基地局130によって、移動端末140の最新のIPアドレスを宛先としたIPパケットを移動端末140へ転送することができる。
たとえば、屋内基地局130は、エラー処理として、組合せ情報132において、受信したIPパケットに格納された移動端末140のUUIDと組み合わされているIPアドレスを新アドレスとしてPC120へ報知する(BBルータ110経由)。この報知は、たとえばGENA(Generic Event Notification Architecture)を用いて行われる。
これに対して、PC120は、屋内基地局130から報知された新アドレスを移動端末140のIPアドレスとして新たに記憶し、新たに記憶したIPアドレスを宛先としてIPパケットを再送する。屋内基地局130は、PC120から再送されたIPパケットを移動端末140へ転送する。これにより、正しいIPアドレスを宛先としたPC120からのIPパケットを移動端末140へ転送することができる。
または、屋内基地局130は、エラー処理として、組合せ情報132において、受信したIPパケットに格納された移動端末140のUUIDと組み合わされているIPアドレスを新アドレスとしてPC120へ報知すべき旨の報知指示を移動端末140へ送信する。この報知指示は、たとえばGENAやSOAP(Simple Object Access Protocol)によって送信される。
これに対して、移動端末140は、自装置に割り当てられている最新のIPアドレスをPC120へ報知する。移動端末140による報知は、たとえば、BBルータ110、PC120および屋内基地局130からなるUPnPネットワークに対して、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)を用いて状態変更通知を報知することによって行われる。
これに対して、PC120は、屋内基地局130から報知された新アドレスを移動端末140のIPアドレスとして新たに記憶し、新たに記憶したIPアドレスを宛先としてIPパケットを再送する。屋内基地局130は、PC120から再送されたIPパケットを移動端末140へ転送する。これにより、正しいIPアドレスを宛先としたPC120からのIPパケットを移動端末140へ転送することができる。
また、たとえば、屋内基地局130は、エラー処理として、組合せ情報132において、受信したIPパケットに格納された移動端末140のUUIDと組み合わされているIPアドレスとなるように、受信したIPパケットの宛先を変換する。屋内基地局130は、宛先を変換したIPパケットを移動端末140へ送信する。これにより、正しいIPアドレスを宛先としたIPパケットを移動端末140へ転送することができる。
屋内基地局130は、移動端末140と通信を行うときに、移動端末140が通信可能でない状態(待ち受け状態など)である場合は、移動端末140のIMSIを用いて移動端末140に対するページングを行い、移動端末140を通信可能な状態に遷移させる。これにより、屋内基地局130と移動端末140の通信経路を確立することができる。
移動端末140は、屋内基地局130の通信エリア131に移動したときに位置登録を行う。具体的には、移動端末140は、位置登録要求を屋内基地局130へ送信する。移動端末140から送信された位置登録要求は、屋内基地局130およびBBルータ110を経由して移動体通信網102のゲートウェイによって受信される。移動体通信網102のゲートウェイは、位置登録要求を受信すると、移動端末140の位置登録を行うとともに、IPアドレス(移動網用アドレス)を払い出して移動端末140へ送信する。
移動網用アドレスは、移動端末140が移動体通信網102との間でパケット通信を行うために移動端末140に割り当てられるIPアドレスである。移動体通信網102のゲートウェイから送信されたIPアドレスは、BBルータ110および屋内基地局130を経由して移動端末140によって受信される。移動端末140は、受信した移動網用アドレスを自装置のIPアドレスとして移動体通信網102との間でパケット通信を行う。
移動端末140は、移動体通信網102から取得したIPアドレスを、通信エリア131から離脱するまで保持する。なお、通信システム100の基本構成については、3GPP TR R3.020 V0.7.0(2008−05)のFigure 6.1.2.1−3.Detailed 3G HNB System Architecture.に記載された構成などを採用できる。このFigure 6.1.2.1−3.において、UEが移動端末140であり、3G HNBが屋内基地局130であり、HNB−GWが移動体通信網102のゲートウェイである。
図2は、図1に示した屋内基地局の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施の形態1にかかる屋内基地局130は、送受信部211と、データ終端部213と、移動端末制御部212と、記憶部214と、比較部215と、を備えている。これらの各構成は、図示しない制御部によって制御される。
送受信部211は、BBルータ110および移動端末140との間で通信を行う通信インターフェイスである。送受信部211は、BBルータ110と接続されており、BBルータ110と通信を行う。また、送受信部211は、周囲に電波を発することによって通信エリア131を形成し、無線によって移動端末140と通信を行う。
移動端末制御部212は、送受信部211を介して通信エリア131内の各移動端末(移動端末140など)を制御する。たとえば、移動端末制御部212は、送受信部211を介して移動端末140に対するページングを行う。また、移動端末制御部212は、移動体通信網102から移動端末140に割り当てられるIPアドレスを監視する監視手段である。移動端末制御部212は、監視したIPアドレスを記憶部214に記憶させる。
たとえば、移動端末制御部212は、移動体通信網102から送信され、送受信部211によって移動端末140へ転送されるIPアドレスを傍受することで、移動体通信網102から移動端末140に割り当てられるIPアドレスを監視する。または、移動体通信網102は、移動端末140に割り当てるIPアドレスを移動端末140だけでなく屋内基地局130宛にも送信してもよい。
この場合は、移動端末制御部212は、移動体通信網102から送信されたIPアドレスを、送受信部211を介して受信することによって、移動端末140に割り当てられるIPアドレスを監視する。また、移動端末制御部212は、送受信部211を介して、移動端末140のUUIDおよびIMSIを取得する。移動端末制御部212は、取得したUUIDおよびIMSIと、監視している移動端末140のIPアドレスと、の組合せを示す組合せ情報132を記憶部214に記憶させる。
データ終端部213は、PC120から送信され、BBルータ110によって転送されたIPパケットを、送受信部211を介して受信する。屋内基地局130は、受信したIPパケットに格納されたUUIDと、IPパケットの宛先となっているIPアドレスと、の組合せを比較部215へ出力する。
また、データ終端部213は、比較部215から比較結果として「一致」が出力されると、PC120から送信され、BBルータ110によって転送されたIPパケットを、送受信部211を介して移動端末140へ送信する。また、データ終端部213は、比較部215から比較結果として「不一致」が出力されると所定のエラー処理を行う。
比較部215は、データ終端部213から出力された組合せを、記憶部214に記憶されている組合せ情報132と比較する。比較部215は、データ終端部213へ比較結果を出力する。移動端末制御部212、データ終端部213および比較部215は、たとえばCPU(Central Processing Unit)によって実現できる。
図3は、図2に示した組合せ情報の一例を示す図である。移動端末制御部212は、組合せ情報132として、通信エリア131内に位置する移動端末ごとに、IPアドレス、UUIDおよびIMSIの組合せを記憶している(組合せ311および組合せ312)。移動端末制御部212は、通信エリア131内に位置する移動端末のIPアドレスが変更されると、組合せ情報132のIPアドレスを更新する。
移動端末140が自装置のUUIDを生成可能な場合(たとえば移動端末140がUPnPをサポートする場合)には、屋内基地局130は、移動端末140がUPnPネットワークに接続する際に移動端末140のUUIDを取得する。たとえば、屋内基地局130は、UPnPインターワーキングや、移動端末140からのデータを監視することによって移動端末140のUUIDを取得する。
移動端末140が自装置のUUIDを生成可能でない場合には、屋内基地局130は、移動端末140がUPnPネットワークに接続する際に、移動端末140のUUIDを自装置で生成する。IMSIは、移動端末140に固有の識別情報であるため、屋内基地局130は、移動端末140のIMSIを移動端末140から取得する。
図4は、実施の形態1にかかる通信システムの事前動作を示すシーケンス図である。ここでは、移動端末140が、BBルータ110、PC120および屋内基地局130からなるUPnPネットワークに過去にアクセスしていることを前提とする。まず、移動端末140および屋内基地局130が、3GPP手順によって互いの通信経路を確立する(ステップS401)。このとき、移動体通信網102からIPアドレスAが払い出され、3GPP手順によって移動端末140にIPアドレスAが割り当てられる。
つぎに、移動端末140が、UPnPネットワークへの接続を行う(ステップS402)。具体的には、移動端末140が、UPnPネットワークに接続するために、UPnPネットワーク上のBBルータ110、PC120および屋内基地局130にIPブロードキャストパケットを送信し、移動端末140がUPnPネットワークに接続されたことを通知する。このときに、IPブロードキャストパケットにDescription URL(Uniform Resource Locator)を格納しておく。
Description URLは、移動端末140に関する情報が記憶された装置へアクセスするためのURLである。つぎに、UPnPネットワーク上のBBルータ110、PC120および屋内基地局130が、移動端末140に対するUPnP接続を行う(ステップS403)。具体的には、BBルータ110、PC120および屋内基地局130は、IPブロードキャストパケットに格納されたDescription URLへアクセスすることで、移動端末140の情報を取得することができる。
ここでは、BBルータ110は、移動端末140のIPアドレスAを取得する。PC120は、移動端末140のIPアドレスAおよびUUIDを取得する。このとき、PC120は、移動端末140の宛先として、取得したIPアドレスAを記憶する。
また、屋内基地局130は、移動端末140のIPアドレスA、UUIDおよびIMSIを取得する。このとき、屋内基地局130は、組合せ情報132を記憶部214に記憶する。つぎに、移動端末140と屋内基地局130は、特に通信がなければ、ステップS401によって確立された通信経路を削除する(ステップS404)。つぎに、移動端末140が待ち受け状態へ遷移し(ステップS405)、一連の事前動作を終了する。
図5は、実施の形態1にかかる通信システムの伝送動作(UDP、アドレス一致)の一例を示すシーケンス図である。図5においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスA)と一致している場合について説明する。
また、移動端末140は待ち受け状態であるとする(図4のステップS405参照)。図4に示した事前動作の後、PC120が、移動端末140のIPアドレスとして記憶していたIPアドレスAを宛先とするIPパケットをUDP(User Datagram Protocol)により送信する(ステップS501)。
ステップS501によって送信されたIPパケットには移動端末140のUUIDが格納されている。ステップS501によって送信されたIPパケットはBBルータ110によって受信される。BBルータ110は、受信したIPパケットの宛先が屋内基地局130であると判断し、受信したIPパケットを屋内基地局130へ送信する。
つぎに、屋内基地局130が、ステップS501によって受信したIPパケットの宛先のIPアドレスAおよびこのIPパケットに格納されたUUIDの組合せと、組合せ情報132と、を比較する(ステップS502)。ここでは、各組合せが一致したとする。つぎに、屋内基地局130が、移動端末140のIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS503)。
ステップS503によるページングは、3GPP手順に基づいて行われる。ステップS503により、PC120および移動端末140は互いにIPレベルでの通信が可能となる。つぎに、屋内基地局130が、ステップS501によって受信したIPパケットをUDPにより移動端末140へ送信し(ステップS504)、一連の伝送動作を終了する。
図6は、実施の形態1にかかる通信システムの伝送動作(UDP、アドレス不一致)の例1を示すシーケンス図である。図6においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスB)と一致していない場合について説明する。ステップS601,S602は、ステップS501,S502(図5参照)と同様であるため説明を省略する。
ステップS602による比較の結果、受信したIPパケットの宛先のIPアドレスAおよびこのIPパケットに格納されたUUIDの組合せと、組合せ情報132と、が一致しなかったとする。つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、ステップS601によって受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIPアドレスBを新アドレスとしてPC120へ報知する(ステップS603)。
PC120は、ステップS603によって報知されたIPアドレスBを移動端末140の宛先として記憶し直す。つぎに、PC120が、ステップS603によって報知されたIPアドレスBを宛先とするIPパケットをUDPにより送信する(ステップS604)。ステップS604によって送信されたIPパケットは、BBルータ110を経由して、屋内基地局130によって受信される。
つぎに、屋内基地局130が、移動端末140のIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS605)。つぎに、屋内基地局130が、ステップS604によって受信したIPパケットをUDPにより移動端末140へ送信し(ステップS606)、一連の伝送動作を終了する。
このように、ステップS602による比較の結果、各組合せが一致しなかった場合に、組合せ情報132において、受信されたIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIPアドレスを新アドレスとしてPC120へ報知する。これにより、PC120は移動端末140の最新のIPアドレスを取得するとともに、取得したIPアドレスによってIPパケットを再送することができる。
PC120は、移動端末140へIPパケットを送信し、IPアドレスが誤っていた場合に自動的に最新のIPアドレスを取得することができる。このため、PC120によって移動端末140の最新のIPアドレスを常に監視する場合と比べて、PC120の処理負担およびPC120と屋内基地局130の間の通信量を低減することができる。
図7は、実施の形態1にかかる通信システムの伝送動作(UDP、アドレス不一致)の例2を示すシーケンス図である。図7においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスB)と一致していない場合について説明する。
ステップS701,S702は、ステップS501,S502(図5参照)と同様であるため説明を省略する。ステップS702による比較の結果、受信したIPパケットの宛先のIPアドレスAおよびこのIPパケットに格納されたUUIDの組合せと、組合せ情報132と、が一致しなかったとする。
つぎに、屋内基地局130が、移動端末140のIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS703)。つぎに、屋内基地局130が、ステップS702によって受信したIPパケットに格納されたUUIDに対応する移動端末140に対して、移動端末140のIPアドレスBをPC120へ報知すべき旨の報知指示を移動端末140へ送信する(ステップS704)。
つぎに、移動端末140が、ステップS702によって送信された報知指示にしたがって、自装置に割り当てられている最新のIPアドレスBをPC120へ報知する(ステップS705)。PC120は、ステップS705によって報知されたIPアドレスBを移動端末140の宛先として記憶し直す。
つぎに、PC120が、ステップS705によって報知されたIPアドレスBを宛先とするIPパケットをUDPにより送信する(ステップS706)。ステップS706によって送信されたIPパケットは、屋内基地局130によって受信される。つぎに、屋内基地局130が、ステップS706によって受信したIPパケットをUDPにより移動端末140へ送信し(ステップS707)、一連の伝送動作を終了する。
このように、ステップS702による比較の結果、各組合せが一致しなかった場合に、移動端末140のIPアドレスBをPC120へ報知すべき旨の報知指示を移動端末140へ送信する。これにより、PC120は、移動端末140の最新のIPアドレスを取得するとともに、取得したIPアドレスによってIPパケットを再送することができる。
PC120は、移動端末140へIPパケットを送信し、IPアドレスが誤っていた場合に自動的に最新のIPアドレスを取得することができる。このため、PC120によって移動端末140の最新のIPアドレスを常に監視する場合と比べて、PC120の処理負担およびPC120と屋内基地局130の間の通信量を低減することができる。
図8は、実施の形態1にかかる通信システムの伝送動作(UDP、アドレス不一致)の例3を示すシーケンス図である。図8においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスB)と一致していない場合について説明する。
ステップS801,S802は、ステップS501,S502(図5参照)と同様であるため説明を省略する。ステップS802による比較の結果、各組合せが一致しなかったとする。つぎに、屋内基地局130が、移動端末140のIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS803)。
つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、ステップS801によって受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIPアドレスBとなるように、受信したIPパケットの宛先アドレスを変換する(ステップS804)。つぎに、屋内基地局130が、ステップS804によって宛先アドレスを変換したIPパケットを移動端末140へ送信し(ステップS805)、一連の伝送動作を終了する。
このように、ステップS802による比較の結果、各組合せが一致しなかった場合に、組合せ情報132において、受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIPアドレスとなるようにIPパケットの宛先を変換する。そして、宛先を変換したIPパケットを移動端末140へ送信する。
これにより、移動端末140を宛先としてPC120から送信されたIPパケットのIPアドレスが誤っていても、PC120を経由することなく、IPパケットを移動端末140へ転送することができる。このため、PC120の処理負担およびPC120と屋内基地局130の間の通信量を低減するとともに、宛先アドレスが誤ったIPパケットを移動端末140へ高速に転送することができる。
このように、実施の形態1にかかる屋内基地局130によれば、監視した移動端末140のIPアドレスと移動端末140のUUIDとの組合せ情報132を記憶しておき、PC120から送信されたIPパケットの宛先アドレスとIPパケットに格納されたUUIDとの組合せを組合せ情報132と比較することで、IPパケットの宛先アドレスの誤りを検出することができる。
また、IPパケットの宛先アドレスの誤りを検出した場合は、IPパケットに格納されたUUIDと組合せ情報132によって、移動端末140の最新のIPアドレスを特定することができる。このため、移動端末140に割り当てられるIPアドレスが変更され、変更後のIPアドレスをPC120が常に取得していなくても、PC120から送信されたIPパケットを移動端末140へ伝送することができる。
移動端末140に割り当てられるIPアドレスが変更されてもPC120から移動端末140へのIPパケットの伝送が可能であるため、BBルータ110、PC120および屋内基地局130によって構成されるUPnPネットワークに対する移動端末140の接続および離脱を任意に行うことができる。このため、UPnPネットワークに対する移動端末140のプラグアンドプレイを容易に実現することができる。
また、移動体通信網102側の通信装置やPC120に特に機能を追加しなくても、移動端末140に割り当てられるIPアドレスが変更された場合にPC120から移動端末140へIPパケットを伝送することができる。このため、PC120と移動端末140との通信や移動端末140のプラグアンドプレイを低コストで実現することができる。
なお、ここでは、組合せ情報132においてIPアドレスと組み合わせる移動端末140の識別情報として移動端末140のUUIDを用いたが、移動端末140の識別情報はUUIDに限らない。たとえば、移動端末140の識別情報として移動端末140のIMSIや、UUIDおよびIMSIの組合せを用いてもよい(実施の形態2,3も同様)。また、識別情報としてUUIDを用いる場合は、UUIDのうちの、Node領域など、時間経過などによる影響を受けない情報を識別情報として用いるとよい。
(実施の形態2)
実施の形態2にかかる通信システム100の機能的構成および事前動作、屋内基地局130の機能的構成については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。実施の形態1においてはPC120と移動端末140との間でUDPを利用してIPパケットを伝送する場合について説明したが、実施の形態2においてはPC120と移動端末140との間でTCP(Transmission Control Protocol)を利用してIPパケットを伝送する場合について説明する。
図9は、実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、アドレス一致)の一例を示すシーケンス図である。図9においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスA)と一致している場合について説明する。
また、移動端末140は待ち受け状態であるとする。図4に示した事前動作の後、PC120が、移動端末140のIPアドレスとして記憶していたIPアドレスAを宛先とするIPパケット(SYNメッセージ)をTCPにより送信する(ステップS901)。
ステップS901によって送信されるSYNメッセージは、TCPのハンドシェーク処理のための通信経路確立要求である(以下のSYNメッセージも同様)。屋内基地局130は、ステップS901によって送信されたIPパケットを受信する。ステップS901によって送信されたIPパケットには、移動端末140のUUIDは格納されていない。
つぎに、屋内基地局130が、ステップS901によって受信したIPパケットの宛先アドレスが組合せ情報132に存在するか否かをチェックする(ステップS902)。ここでは、IPパケットの宛先アドレスが組合せ情報132に存在したとする。つぎに、組合せ情報132において、ステップS901によって受信したIPパケットの宛先アドレスと組み合わされているIMSIを取得する(ステップS903)。
つぎに、屋内基地局130が、ステップS903によって取得したIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS904)。つぎに、屋内基地局130が、ステップS901によって受信したIPパケット(SYNメッセージ)をTCPにより移動端末140へ送信する(ステップS905)。
つぎに、移動端末140とPC120がTCPコネクションを確立する(ステップS906)。つぎに、PC120が、移動端末140のIPアドレスとして記憶していたIPアドレスAを宛先とするIPパケットを送信する(ステップS907)。屋内基地局130は、ステップS907によって送信されたIPパケットを受信する。ステップS907によって送信されたIPパケットには移動端末140のUUIDが格納されている。
つぎに、屋内基地局130が、ステップS907によって受信したIPパケットの宛先のIPアドレスAおよびこのIPパケットに格納されたUUIDの組合せと、組合せ情報132と、を比較する(ステップS908)。ここでは、各組合せが一致したとする。つぎに、屋内基地局130が、ステップS907によって受信したIPパケットを移動端末140へ送信し(ステップS909)、一連の伝送動作を終了する。
なお、ステップS902において、IPパケットの宛先アドレスが組合せ情報132に存在しなかった場合は、ステップS903においてIMSIを取得できないため、屋内基地局130からPC120へエラーメッセージを送信して伝送動作を中止する。
図10は、実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、UUIDなし)の一例を示すシーケンス図である。図10においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスB)と一致していない場合について説明する。
ステップS1001〜S1008は、ステップS901〜S908(図9参照)と同様であるため説明を省略する。ステップS1008において、ステップS1007により受信したIPパケットに格納されたUUIDが組合せ情報132に存在しなかったとする。つぎに、屋内基地局130が、IPアドレスAの移動端末140がUPnPネットワークに存在しないことを示すイベント通知をPC120へ送信する(ステップS1009)。
つぎに、屋内基地局130が、ステップS1006によって移動端末(すなわち移動端末140とは異なる移動端末)との間で確立したTCPコネクションを削除する(ステップS1010)。つぎに、屋内基地局130が、ステップS1004によって移動端末140との間に確立した通信経路を削除する(ステップS1011)。つぎに、移動端末140が待ち受け状態へ遷移し(ステップS1012)、一連の伝送動作を終了する。
図11は、実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、アドレス不一致)の例1を示すシーケンス図である。図11においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスB)と一致していない場合について説明する。
ステップS1101〜S1108は、ステップS901〜S908(図9参照)と同様であるため説明を省略する。ステップS1108による比較の結果、各組合せが一致しなかったとする。この場合は、ステップS1106でPC120がTCPコネクションを確立した移動端末は、移動端末140とは異なる移動端末であったことになる。つぎに、PC120が、ステップS1106によって移動端末(移動端末140とは異なる移動端末)との間で確立したTCPコネクションを削除する(ステップS1109)。
つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、ステップS1107によって受信したIPパケットの宛先アドレスと組み合わされているIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS1110)。つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、ステップS1107によって受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIPアドレスBを新アドレスとしてPC120へ報知する(ステップS1111)。
つぎに、PC120が、ステップS1111によって報知されたIPアドレスBを宛先とするIPパケット(SYNメッセージ)をTCPにより送信する(ステップS1112)。屋内基地局130は、ステップS1112によって送信されたIPパケットを受信する。つぎに、屋内基地局130が、ステップS1112によって受信したIPパケット(SYNメッセージ)をTCPにより移動端末140へ送信する(ステップS1113)。
つぎに、移動端末140とPC120がTCPコネクションを確立する(ステップS1114)。つぎに、PC120が、ステップS1111によって報知されたIPアドレスBを宛先とするIPパケットをTCPにより送信する(ステップS1115)。屋内基地局130は、ステップS1115によって送信されたIPパケットを受信する。つぎに、屋内基地局130が、ステップS1115によって受信したIPパケットをTCPにより移動端末140へ送信し(ステップS1116)、一連の伝送動作を終了する。
このように、TCP通信においては、データを格納したIPパケットを送信する前にSYNメッセージを送信するため、ステップS1101によって受信したIPパケット(SYNメッセージ)には移動端末140にUUIDを格納することができない。これに対して、屋内基地局130は、ステップS1101によって受信したIPパケットの宛先アドレスが正しいか否かを判断せずに、その宛先アドレスにIPパケット(SYNメッセージ)を転送し、その移動端末とPC120との間にTCPコネクションを確立させる。
これにより、ステップS1107に示すように、移動端末140のUUIDを格納したIPパケットをPC120から送信させることができる。そして、ステップS1108による比較の結果、各組合せが一致しなかった場合に、誤った移動端末とのTCPコネクションを削除し、移動端末140とPC120との間にTCPコネクションを確立させる。
これにより、TCP通信においても、図6に示した伝送動作と同様に、PC120は、移動端末140へIPパケットを送信し、IPアドレスが誤っていた場合に自動的に最新のIPアドレスを取得することができる。このため、PC120によって移動端末140の最新のIPアドレスを常に監視する場合と比べて、PC120の処理負担およびPC120と屋内基地局130の間の通信量を低減することができる。
図12は、実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、アドレス不一致)の例2を示すシーケンス図である。図12においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスB)と一致していない場合について説明する。
ステップS1201〜S1208は、ステップS901〜S908(図9参照)と同様であるため説明を省略する。ステップS1208による比較の結果、各組合せが一致しなかったとする。この場合は、ステップS1206でPC120がTCPコネクションを確立した移動端末は、移動端末140とは異なる移動端末であったことになる。
つぎに、PC120が、ステップS1206で移動端末(移動端末140とは異なる移動端末)との間で確立したTCPコネクションを削除する(ステップS1209)。つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、ステップS1207によって受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS1210)。
つぎに、屋内基地局130が、移動端末140に割り当てられている最新のIPアドレスをPC120へ報知すべき旨の報知指示を移動端末140へ送信する(ステップS1211)。つぎに、移動端末140が、移動端末140に割り当てられている最新のIPアドレスBをPC120へ報知する(ステップS1212)。つぎに、移動端末140とPC120がTCPコネクションを確立する(ステップS1213)。
つぎに、PC120が、ステップS1212によって報知されたIPアドレスBを宛先とするIPパケットをTCPにより送信する(ステップS1214)。屋内基地局130は、ステップS1214によって送信されたIPパケットを受信する。つぎに、屋内基地局130が、ステップS1214によって受信したIPパケットをTCPにより移動端末140へ送信し(ステップS1215)、一連の伝送動作を終了する。
このように、TCP通信においては、データを格納したIPパケットを送信する前にSYNメッセージを送信するため、ステップS1201によって受信したIPパケット(SYNメッセージ)には移動端末140にUUIDを格納することができない。これに対して、屋内基地局130は、ステップS1201によって受信したIPパケットの宛先アドレスが正しいか否かを判断せずに、その宛先アドレスにIPパケット(SYNメッセージ)を転送し、その移動端末とPC120との間にTCPコネクションを確立させる。
これにより、ステップS1207に示すように、移動端末140のUUIDを格納したIPパケットをPC120から送信させることができる。そして、ステップS1208による比較の結果、各組合せが一致しなかった場合に、誤った移動端末とのTCPコネクションを削除し、移動端末140とPC120との間にTCPコネクションを確立させる。
これにより、TCP通信においても、図7に示した伝送動作と同様に、PC120は、移動端末140へIPパケットを送信し、IPアドレスが誤っていた場合に自動的に最新のIPアドレスを取得することができる。このため、PC120によって移動端末140の最新のIPアドレスを常に監視する場合と比べて、PC120の処理負担およびPC120と屋内基地局130の間の通信量を低減することができる。
図13は、実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、アドレス不一致)の例3を示すシーケンス図である。図13においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスB)と一致していない場合について説明する。
ステップS1301〜S1308は、ステップS901〜S908(図9参照)と同様であるため説明を省略する。ステップS1308による比較の結果、各組合せが一致しなかったとする。この場合は、ステップS1306でPC120がTCPコネクションを確立した移動端末は、移動端末140とは異なる移動端末であったことになる。
つぎに、PC120が、ステップS1306で移動端末(移動端末140とは異なる移動端末)との間で確立したTCPコネクションを削除する(ステップS1309)。つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、ステップS1307によって受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS1310)。
つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、IPアドレスAを宛先とするIPパケットを受信した場合に、受信したIPパケットの宛先アドレスをIPアドレスAからIPアドレスBに変換するべき旨のアドレス変換設定を自装置に行う(ステップS1311)。つぎに、屋内基地局130が、PC120との間でTCPコネクションを確立すべき旨のTCP確立指示を移動端末140へ送信する(ステップS1312)。
つぎに、移動端末140が、ステップS1312によって受信したTCP確立指示に基づいてPC120との間でTCPコネクションを確立する(ステップS1313)。つぎに、PC120が、移動端末140のIPアドレスとして記憶していたIPアドレスAを宛先とするIPパケットをTCPにより送信する(ステップS1314)。屋内基地局130は、ステップS1314によって送信されたIPパケットを受信する。
つぎに、屋内基地局130が、ステップS1311によって設定した変換設定に基づいて、ステップS1314によって受信したIPパケットの宛先アドレスをIPアドレスAからIPアドレスBに変換する(ステップS1315)。つぎに、屋内基地局130が、ステップS1315によって宛先アドレスを変換したIPパケットをTCPにより移動端末140へ送信し(ステップS1316)、一連の伝送動作を終了する。
このように、TCP通信においては、データを格納したIPパケットを送信する前にSYNメッセージを送信するため、ステップS1301によって受信したIPパケット(SYNメッセージ)には移動端末140にUUIDを格納することができない。これに対して、屋内基地局130は、ステップS1301によって受信したIPパケットの宛先アドレスが正しいか否かを判断せずに、その宛先アドレスにIPパケット(SYNメッセージ)を転送し、その移動端末とPC120との間にTCPコネクションを確立させる。
これにより、ステップS1307に示すように、移動端末140のUUIDを格納したIPパケットをPC120から送信させることができる。そして、ステップS1308による比較の結果、各組合せが一致しなかった場合に、誤った移動端末とのTCPコネクションを削除し、移動端末140とPC120との間にTCPコネクションを確立させる。
これにより、TCP通信においても、図8に示した伝送動作と同様に、移動端末140を宛先としてPC120から送信されたIPパケットのIPアドレスが誤っていても、PC120によるIPパケットの再送動作を行うことなく、IPパケットを移動端末140へ転送することができる。
このように、実施の形態2にかかる屋内基地局130によれば、TCP通信においても、実施の形態1にかかる屋内基地局130と同様に、PC120から送信されたIPパケットの宛先アドレスとIPパケットに格納されたUUIDとの組合せを組合せ情報132と比較することで、IPパケットの宛先アドレスの誤りを検出することができる。
また、移動端末140に割り当てられるIPアドレスが変更され、変更後のIPアドレスをPC120が常に取得していなくても、PC120から送信されたIPパケットを移動端末140へ伝送することができる。このため、UPnPネットワークに対する移動端末140のプラグアンドプレイを容易に実現することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3にかかる通信システム100の機能的構成および事前動作については、実施の形態2と同様であるため説明を省略する。実施の形態2においてはPC120と移動端末140との間でTCPを利用してIPパケットを伝送する場合について説明したが、実施の形態3においてはPC120と移動端末140とのTCP接続を屋内基地局130によって終端する場合について説明する。
図14は、実施の形態3にかかる屋内基地局の機能的構成を示すブロック図である。図14において、図2に示した構成と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図14に示すように、実施の形態3にかかる屋内基地局130のデータ終端部213は、TCP−GW部1411を備えている。TCP−GW部1411は、PC120と移動端末140の間のTCP接続を終端する機能である。
送受信部211によって移動端末(移動端末140とは限らない)に対するPC120からのIPパケット(SYNメッセージ)が受信されると、TCP−GW部1411は、受信されたIPパケット(SYNメッセージ)に基づいてPC120とその移動端末の間のTCP接続を終端し、PC120との間にTCPコネクションを確立する。データ終端部213は、TCP−GW部1411によってPC120とのTCPコネクションが確立された結果、PC120から送信されたデータを受信する。
図15は、実施の形態3にかかる通信システムの伝送動作(TCP)の一例を示すシーケンス図である。図15においては、PC120が移動端末140の宛先として記憶していたIPアドレス(IPアドレスA)が、移動端末140の最新のIPアドレス(IPアドレスB)と一致していない場合について説明する。
図4に示した事前動作の後、PC120が、移動端末140のIPアドレスとして記憶していたIPアドレスAを宛先とするIPパケット(SYNメッセージ)をTCPにより送信する(ステップS1501)。屋内基地局130は、ステップS1501によって送信されたIPパケットを受信する。ステップS1501によって送信されたIPパケットには、移動端末140のUUIDは格納されていない。
つぎに、屋内基地局130は、PC120と移動端末140の間のTCP接続を終端し、PC120との間でTCPコネクションを確立する(ステップS1502)。つぎに、PC120が、移動端末140のIPアドレスとして記憶していたIPアドレスAを宛先とするIPパケットをTCPにより送信する(ステップS1503)。屋内基地局130は、ステップS1503によって送信されたIPパケットを受信する。ステップS1503によって送信されるIPパケットには移動端末140のUUIDが格納されている。
つぎに、屋内基地局130が、ステップS1503によって受信したIPパケットに格納されたUUIDが、組合せ情報132に存在するか否かをチェックする(ステップS1504)。ここでは、UUIDが組合せ情報132に存在したとする。つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、ステップS1503で受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIMSIを取得する(ステップS1505)。
つぎに、屋内基地局130が、ステップS1505によって取得したIMSIを用いてページングを行うことで、移動端末140との間の通信経路を確立する(ステップS1506)。つぎに、屋内基地局130が、移動端末140との間でTCPコネクションを確立する(ステップS1507)。
つぎに、屋内基地局130が、組合せ情報132において、ステップS1503によって受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIPアドレスBとなるように、受信したIPパケットの宛先アドレスを変換する(ステップS1508)。つぎに、屋内基地局130が、ステップS1508によって宛先アドレスを変換したIPパケットを移動端末140へ送信し(ステップS1509)、一連の伝送動作を終了する。
このように、屋内基地局130は、受信したIPパケット(SYN)に基づいてPC120と移動端末(移動端末140とは限らない)の間のTCP接続を終端し、PC120との間にTCPコネクションを確立する。そして、各組合せが一致しなかった場合に、組合せ情報132において、受信したIPパケットに格納されたUUIDと組み合わされているIPアドレスとなるようにIPパケットの宛先を変換する。そして、宛先を変換したIPパケットを移動端末140へ送信する。
これにより、TCP通信においても、移動端末140を宛先としてPC120から送信されたIPパケットのIPアドレスが誤っていても、PC120を経由することなく、IPパケットを移動端末140へ転送することができる。このため、PC120の処理負担およびPC120と屋内基地局130の間の通信量を低減するとともに、宛先アドレスが誤ったIPパケットを移動端末140へ高速に転送することができる。
このように、実施の形態3にかかる屋内基地局130によれば、受信したIPパケット(SYN)に基づいてPC120と移動端末(移動端末140とは限らない)の間のTCP接続を終端し、IPパケット(SYN)の宛先アドレスが正しいか否かにかかわらずPCとの間にTCPコネクションを確立する。これにより、移動端末140のUUIDが格納されたIPパケットをPC120から送信させることができる。
そして、監視した移動端末140のIPアドレスと移動端末140のUUIDとの組合せ情報132を記憶しておき、PC120から送信されたIPパケットの宛先アドレスとIPパケットに格納されたUUIDとの組合せを組合せ情報132と比較することで、IPパケットの宛先アドレスの誤りを検出することができる。
また、IPパケットの宛先アドレスが誤っていても、IPパケットに格納されたUUIDと組合せ情報132によって宛先アドレスを最新のIPアドレスに変換し、宛先アドレスを変換したIPパケットを移動端末140へ送信することができる。このため、移動端末140に割り当てられるIPアドレスが変更され、変更後のIPアドレスをPC120が常に取得していなくても、PC120から送信されたIPパケットを移動端末140へ転送することができる。
移動端末140に割り当てられるIPアドレスが変更されてもPC120から移動端末140へのIPパケットの伝送が可能であるため、BBルータ110、PC120および屋内基地局130によって構成されるUPnPネットワークに対する移動端末140の接続および離脱を任意に行うことができる。このため、UPnPネットワークに対する移動端末140のプラグアンドプレイを容易に実現することができる。
図16は、移動端末が通信エリアから離脱するときの通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。まず、上述した実施の形態1〜3において、移動端末140が通信エリア131から離脱したとする(ステップS1601)。屋内基地局130は、移動端末140が通信エリア131から離脱したことを検出すると、移動端末140がUPnPネットワークに接続されていた移動端末か否かを確認する(ステップS1602)。
ここでは、移動端末140はUPnPネットワークに接続されていた移動端末であるため、屋内基地局130が、移動端末140が通信エリア131から離脱したことを、UPnPネットワークを構成するBBルータ110、PC120および屋内基地局130に対してIPパケットにより報知する(ステップS1603)。
ステップS1603による報知は、たとえばGENAを用いて行われる。つぎに、屋内基地局130が、移動端末140のUPnP関連情報(UUIDやIMSIなど)を記憶部214に記憶する(ステップS1604)。また、PC120が、移動端末140の管理情報(IPアドレスなど)を削除し(ステップS1605)、一連の動作を終了する。
屋内基地局130は、移動端末140が通信エリア131へ再度進入すると、ステップS1604によって記憶した移動端末140のUPnP関連情報を用いて、移動端末140に対するUPnP接続を行う。
以上説明したように、開示の基地局およびデータ転送方法によれば、移動端末(移動端末140)に割り当てられたアドレスが変更されても、構内網(LAN101)の通信端末(PC120)から移動端末宛に送信されたデータ(IPパケット)の宛先アドレスの誤りを検出することができる。これにより、移動端末に割り当てられる宛先アドレスが変更されても、通信端末から送信されたデータを移動端末へ伝送することが可能になる。このため、UPnPネットワークに対する移動端末のプラグアンドプレイを容易に実現することができる。
なお、上述した各実施の形態においては、LAN101内の通信機能を備える通信端末としてPC120を例示して説明したが、LAN101内の通信端末はPC120に限らず、通信機能を備える家電機器など、LAN101における通信機能を備える電算機器であればなんでもよい。上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)自装置を含む構内網を介して移動体通信網と通信可能な通信エリアを形成する基地局において、
前記移動体通信網とデータ通信を行うために前記移動体通信網から前記通信エリア内の移動端末に割り当てられるアドレスを監視する監視手段と、
前記移動端末の識別情報と、前記監視手段によって監視されるアドレスと、の組合せを示す組合せ情報を記憶する記憶手段と、
前記識別情報を含むデータを前記構内網内の通信端末から受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたデータに含まれる識別情報と前記データの宛先アドレスとの組合せを、前記記憶手段によって記憶された組合せ情報と比較する比較手段と、
前記比較手段による比較において組合せが一致した場合に、前記受信手段によって受信されたデータを前記移動端末へ送信するとともに、前記比較において組合せが一致しなかった場合にエラー処理を行う送信手段と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記2)前記送信手段は、前記エラー処理として、前記受信されたデータの宛先アドレスは無効である旨を前記通信端末へ報知することを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記3)前記送信手段は、前記エラー処理として、前記組合せ情報において、前記受信されたデータに含まれる識別情報と組み合わされているアドレスを新アドレスとして前記通信端末へ報知することを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記4)前記受信手段は、前記送信手段によって前記通信端末へ報知した新アドレスを宛先として前記通信端末から送信されたデータを受信し、
前記送信手段は、前記受信手段によって受信された前記新アドレスを宛先とするデータを前記移動端末へ送信することを特徴とする付記3に記載の基地局。
(付記5)前記送信手段は、前記エラー処理として、前記組合せ情報において、前記受信されたデータに含まれる識別情報と組み合わされているアドレスを新アドレスとして前記通信端末へ報知すべき旨の報知指示を前記移動端末へ送信することを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記6)前記受信手段は、前記送信手段によって報知指示を送信した結果、前記移動端末から前記通信端末へ報知された前記新アドレスを宛先として前記通信端末から送信されたデータを受信し、
前記送信手段は、前記受信手段によって受信された前記新アドレスを宛先とするデータを前記移動端末へ送信することを特徴とする付記5に記載の基地局。
(付記7)前記比較手段による比較において組合せが一致しなかった場合に、前記組合せ情報において、前記受信されたデータに含まれる識別情報と組み合わされているアドレスとなるように前記データの宛先を変換する変換手段を備え、
前記送信手段は、前記エラー処理として、前記変換手段によって宛先を変換されたデータを前記移動端末へ送信することを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記8)前記データを受信する前に、移動端末に対する前記通信端末からの通信経路確立要求を受信する要求受信手段と、
前記要求受信手段によって受信された通信経路確立要求の宛先の移動端末と前記通信端末との間にTCPコネクションを確立させる経路確立手段と、を備え、
前記受信手段は、前記経路確立手段によってTCPコネクションが確立された結果前記通信端末から送信されたデータを受信することを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記9)前記経路確立手段は、前記比較手段による比較において組合せが一致しなかった場合に、前記TCPコネクションを削除し、前記受信手段によって受信されたデータに含まれる識別情報と組み合わされたアドレスを有する移動端末と前記通信端末との間にTCPコネクションを確立させることを特徴とする付記8に記載の基地局。
(付記10)前記データを受信する前に、移動端末に対する前記通信端末からの通信経路確立要求を受信する要求受信手段と、
前記要求受信手段によって受信された通信経路確立要求に基づいて前記通信端末と前記移動端末の間のTCP接続を終端し、前記通信端末との間にTCPコネクションを確立する終端手段と、を備え、
前記受信手段は、前記終端手段によってTCPコネクションが確立された結果前記通信端末から送信されたデータを受信することを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記11)前記比較手段による比較において組合せが一致しなかった場合に、前記組合せ情報において、前記受信されたデータに含まれる識別情報と組み合わされているアドレスとなるように前記データの宛先を変換する変換手段を備え、
前記送信手段は、前記エラー処理として、前記変換手段によって宛先を変換されたデータを前記移動端末へ送信することを特徴とする付記10に記載の基地局。
(付記12)自装置を含む構内網を介して移動体通信網と通信可能な通信エリアを形成する基地局のデータ転送方法において、
前記移動体通信網とデータ通信を行うために前記移動体通信網から前記通信エリア内の移動端末に割り当てられるアドレスを監視する監視工程と、
前記移動端末の識別情報と、前記監視工程によって監視されるアドレスと、の組合せを示す組合せ情報を記憶する記憶工程と、
前記識別情報が含まれるデータを前記構内網内の通信端末から受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信されたデータに含まれる識別情報と前記データの宛先アドレスとの組合せを、前記記憶工程によって記憶された組合せ情報と比較する比較工程と、
前記比較工程による比較において組合せが一致した場合に、前記受信工程によって受信されたデータを前記移動端末へ送信するとともに、前記比較において組合せが一致しなかった場合にエラー処理を行う送信工程と、
を含むことを特徴とするデータ転送方法。
実施の形態1にかかる通信システムの機能的構成を示すブロック図である。 図1に示した屋内基地局の機能的構成を示すブロック図である。 図2に示した組合せ情報の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる通信システムの事前動作を示すシーケンス図である。 実施の形態1にかかる通信システムの伝送動作(UDP、アドレス一致)の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態1にかかる通信システムの伝送動作(UDP、アドレス不一致)の例1を示すシーケンス図である。 実施の形態1にかかる通信システムの伝送動作(UDP、アドレス不一致)の例2を示すシーケンス図である。 実施の形態1にかかる通信システムの伝送動作(UDP、アドレス不一致)の例3を示すシーケンス図である。 実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、アドレス一致)の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、UUIDなし)の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、アドレス不一致)の例1を示すシーケンス図である。 実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、アドレス不一致)の例2を示すシーケンス図である。 実施の形態2にかかる通信システムの伝送動作(TCP、アドレス不一致)の例3を示すシーケンス図である。 実施の形態3にかかる屋内基地局の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかる通信システムの伝送動作(TCP)の一例を示すシーケンス図である。 移動端末が通信エリアから離脱するときの通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
100 通信システム
101 LAN
102 移動体通信網
110 BBルータ
120 PC
130 屋内基地局
131 通信エリア
132 組合せ情報
140 移動端末
211 送受信部
212 移動端末制御部
213 データ終端部
214 記憶部
215 比較部
1411 TCP−GW部

Claims (6)

  1. 自装置を含む構内網を介して移動体通信網と通信可能な通信エリアを形成する基地局において、
    前記移動体通信網とデータ通信を行うために前記移動体通信網から前記通信エリア内の移動端末に割り当てられるアドレスを監視する監視手段と、
    前記移動端末の識別情報と、前記監視手段によって監視されるアドレスと、の組合せを示す組合せ情報を記憶する記憶手段と、
    前記識別情報を含むデータを前記構内網内の通信端末から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたデータに含まれる識別情報と前記データの宛先アドレスとの組合せを、前記記憶手段によって記憶された組合せ情報と比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較において組合せが一致した場合に、前記受信手段によって受信されたデータを前記移動端末へ送信するとともに、前記比較において組合せが一致しなかった場合にエラー処理を行う送信手段と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  2. 前記送信手段は、前記エラー処理として、前記組合せ情報において、前記受信されたデータに含まれる識別情報と組み合わされているアドレスを新アドレスとして前記通信端末へ報知することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記送信手段は、前記エラー処理として、前記組合せ情報において、前記受信されたデータに含まれる識別情報と組み合わされているアドレスを新アドレスとして前記通信端末へ報知すべき旨の報知指示を前記移動端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  4. 前記比較手段による比較において組合せが一致しなかった場合に、前記組合せ情報において、前記受信されたデータに含まれる識別情報と組み合わされているアドレスとなるように前記データの宛先を変換する変換手段を備え、
    前記送信手段は、前記エラー処理として、前記変換手段によって宛先を変換されたデータを前記移動端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  5. 前記データを受信する前に、移動端末に対する前記通信端末からの通信経路確立要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段によって受信された通信経路確立要求に基づいて前記通信端末と前記移動端末の間のTCP接続を終端し、前記通信端末との間にTCPコネクションを確立する終端手段と、を備え、
    前記受信手段は、前記終端手段によってTCPコネクションが確立された結果前記通信端末から送信されたデータを受信することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  6. 自装置を含む構内網を介して移動体通信網と通信可能な通信エリアを形成する基地局のデータ転送方法において、
    前記移動体通信網とデータ通信を行うために前記移動体通信網から前記通信エリア内の移動端末に割り当てられるアドレスを監視する監視工程と、
    前記移動端末の識別情報と、前記監視工程によって監視されるアドレスと、の組合せを示す組合せ情報を記憶する記憶工程と、
    前記識別情報が含まれるデータを前記構内網内の通信端末から受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信されたデータに含まれる識別情報と前記データの宛先アドレスとの組合せを、前記記憶工程によって記憶された組合せ情報と比較する比較工程と、
    前記比較工程による比較において組合せが一致した場合に、前記受信工程によって受信されたデータを前記移動端末へ送信するとともに、前記比較において組合せが一致しなかった場合にエラー処理を行う送信工程と、
    を含むことを特徴とするデータ転送方法。
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