JP5077040B2 - 角膜内皮細胞の解析方法及び角膜内皮細胞解析装置 - Google Patents

角膜内皮細胞の解析方法及び角膜内皮細胞解析装置 Download PDF

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Description

本発明は、角膜内皮細胞の解析方法及び角膜内皮細胞解析装置に関し、特に解析領域の設定に関する。
従来から角膜内皮細胞解析装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このような角膜内皮細胞解析装置では、角膜細胞撮影装置で角膜内皮細胞画像を撮像し、この角膜内皮細胞画像を画像処理することによって角膜内皮細胞を解析する。これによれば、角膜内皮細胞を自動的に解析することができる。なお、この解析においては、角膜内皮細胞の面積、形状、大きさ等の定量化パラメータが求められ、この定量化パラメータを用いて臨床診断がなされる。
特開2007−61425号公報参照
ところで、角膜内皮細胞画像は、被検眼に、眼軸に対して斜めに照射した光の反射光を受光して得られたものであるため、角膜内皮細胞画像の片側は白っぽく反対側は黒っぽく写っている。また、被検眼の角膜内皮は球面状に湾曲していてその頂部に撮影系の焦点が合わせられるので、角膜内皮細胞画像ではその中央部の方が周辺部に比べて画質が良好である。そこで、従来では、角膜内皮画像を解析する際には、角膜内皮画像をモニタに表示し、その表示された角膜内皮画像において解析するのに好適な領域を指定し、その指定した領域について角膜内皮細胞を解析していた。
一方、本発明者は角膜内皮細胞画像には解析領域から積極的に除外すること望ましい領域が存在することに気がついた。角膜には、角膜内皮細胞解析にとって解析ノイズとなる特徴的な島状のノイズ領域(以下、島状ノイズ領域と呼ぶ)が現れることがある。例えば、グッタータと呼ばれる症状等である。このグッタータは、コラーゲンが角膜の後部にあるデスメ膜の後面の一部分に沈着してできる。このグッタータは、光を吸収するため、角膜内皮細胞画像においては、黒色の島状に写る。このグッタータが存在する領域について角膜内皮細胞を自動解析すると、通常の細胞の複数個分の面積を有するグッタータが1つの細胞として認識されるとともに、逆に、一部がグッタータ化した細胞の残部であって通常の細胞の1個分に満たない面積を有する部分が1つの細胞として認識されてしまう。その結果、解析で求めた、角膜内皮細胞の面積、形状、大きさ等の定量化パラメータが誤差を含んでしまうという問題があった。従って、この島状ノイズ領域を解析領域から除外することが望ましい。しかし、従来の解析領域として指定する領域の形状は最も簡単でありふれた形状である四角形であるので、特定の領域を除外してしかも好適な解析領域を指定するには不向きな形状であった。具体的には、四角形であると特定の領域を排除しにくく、もし、排除すると解析に有効な領域が減少してしまう。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、角膜内皮細胞画像において特定の領域を除外してしかも好適な解析領域を指定することが可能な角膜内皮細胞の解析方法及び角膜内皮解析装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る角膜内皮細胞の解析方法は、表示画面を備える表示器と、前記表示器の表示画面の表示を制御し、かつ角膜内皮細胞画像を画像処理して角膜内皮細胞を解析する解析器と、前記解析器に情報を入力するための入力器と、を備える角膜内皮細胞解析装置を用いた角膜内皮細胞の解析方法であって、前記解析器が前記表示器の表示画面に前記角膜内皮細胞画像を表示するステップAと、前記入力器を用いて前記表示画面上の点からなる1以上の点群の各点を、各点群毎に順に前記解析器に入力するステップBと、前記解析器が、前記各点群毎に、各点群に属する全ての点を入力された順に直線で結んで成る多角形を前記角膜内皮細胞画像に重ねて表示するステップCと、前記解析器が、前記表示画面における前記1以上の点群に対応する多角形の内部の領域の論理和からなる領域(以下、多角形内部領域)と前記多角形内部領域を除いた残りの領域(以下、残部領域)とのいずれかについて角膜内皮細胞を解析するステップDと、を含み、前記ステップBにおいて入力される前記1以上の点群は、前記論理和からなる領域が5以上の角を有する多角形となるものである。ここで、「全ての点を入力された順に直線で結ぶ」とは、始点から各点を順に直線で結んで行き、最後に終点を始点と直線で結ぶことを意味する。また、ステップBとステップCとは、ステップBの後にステップCを遂行してもよく、また、ステップBを遂行しながらステップCを遂行してもよいことは言うまでもない。
前記角膜内皮細胞の解析方法は、前記入力器を用いて解析すべき領域を指定する指定情報を入力するステップEをさらに含み、前記ステップDにおいて、前記解析器が、前記多角形内部領域と前記残部領域とのうち前記指定情報により指定された領域について角膜内皮細胞を解析してもよい。
前記角膜内皮細胞の解析方法は、前記ステップCを複数含み、かつ前記ステップDにおいて、前記解析器が、前記表示画面における前記複数のステップCで表示する全ての点群に対応する多角形内部領域と前記全ての点群に対応する多角形内部領域を除いた残部領域とのいずれかについて角膜内皮細胞を解析してもよい。
前記解析器が前記多角形内部領域について角膜内皮細胞を解析してもよい。
前記角膜内皮細胞の解析方法は、前記入力器を用いて前記表示画面上の2点を前記解析器に入力するステップFと、前記解析器が前記2点を対角とする四角形を前記角膜内皮細胞画像に重ねて表示するステップGと、前記解析器が前記四角形の内部領域について角膜内皮細胞を解析するステップHと、を含み、前記B乃至Dのステップと前記F乃至Hのステップとのいずれかを、前記ステップAの後に遂行してもよい。
また、本発明に係る角膜内皮細胞解析装置は、表示画面を備える表示器と、前記表示装置の表示画面の表示を制御し、かつ角膜内皮細胞画像を画像処理して角膜内皮細胞を解析する解析器と、前記解析器に情報を入力するための入力器と、を備え、前記解析器は、前記表示器の表示画面に前記角膜内皮細胞画像を表示し、前記入力器から前記表示画面上の点からなる1以上の点群の各点が、各点群毎に順に入力されると、前記各点群毎に、各点群に属する全ての点を入力された順に直線で結んで成る多角形を前記角膜内皮細胞画像に重ねて表示し、かつ前記表示画面における前記1以上の点群に対応する多角形の内部の領域の論理和からなる領域(以下、多角形内部領域)と前記1以上の点群に対応する多角形内部領域を除いた残りの領域(以下、残部領域)とのいずれかについて角膜内皮細胞を解析し、入力される前記1以上の点群が、前記論理和からなる領域が5以上の角を有する多角形となるものであるように構成されている。
本発明は以上に説明したような構成を有し、角膜内皮細胞画像において特定の領域を除外してしかも好適な解析領域を指定することが可能な角膜内皮細胞の解析方法及び角膜内皮解析装置を提供できるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る角膜内皮細胞解析装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態の角膜内皮細胞解析装置100は、解析器1と、表示器4と、第1入力器5と、第2入力器6と、出力器7とを備えている。角膜内皮細胞解析装置100は、例えば、パーソナルコンピュータとその周辺機器で構成されている。
解析器1は、演算制御部2と記憶部3とを備えている。解析器1は、例えばパーソナルコンピュータで構成されていて、演算制御部2及び記憶は、それぞれ、パーソナルコンピュータのCPU及び内部メモリ(ROM、RAM、及びハードディスク)で構成されている。記憶部2には、所定の角膜内皮細胞解析プログラムが格納されていて、演算制御部2がこれを読み出して実行することにより、解析器1が角膜内皮細胞解析器として動作する(機能する)。
表示器4は、例えば、モニタディスプレイで構成されていて、解析器1の演算制御部2によってその表示を制御される。以下では表示器4をモニタと呼ぶ。第1入力器5は、モニタ4の表示画面上の位置を指し示すポインティングデバイスであり、ここではマウスで構成されている。演算制御器2はモニタ4の表示画面上にマウス用のマーカ(指示標識)を表示し、マウスが移動操作されるとその移動操作が演算制御器2に入力される。演算制御器2は、その入力される移動操作に応じてモニタ4の表示画面上でマーカを移動させる。また、マウスがクリックされると、演算制御部2は所要の演算制御を行う。第2入力器6は、記録媒体に対する書き込及び読み出しを行う記録媒体駆動装置又は入力専用端子で構成されていて、記録媒体に記録されたデータ又は入力専用端子から入力されるデータが演算制御部2に入力される。ここでは、角膜内皮細胞画像が第2入力器6から入力されて演算制御部2に取り込まれる。出力器7は、上述の記録媒体駆動装置、印刷器等で構成され、演算制御部2から出力されるデータを外部に出力する。
次に、以上のように構成された角膜内皮細胞解析装置の動作(角膜内皮細胞の解析方法)を説明する。
図2は図1の角膜内皮細胞解析装置1の動作の概要を示すフローチャートである。
以下の角膜内皮細胞解析装置1の動作は、演算制御部2が角膜内皮細胞解析プログラムを記憶部3から読み出して実行することにより遂行される。
まず、演算制御部2(角膜内皮細胞解析装置1)は、角膜内皮細胞画像2を第2入力器2から取り込む(ステップS1)。
次いで、演算制御部2は、角膜内皮細胞画像と四角形の解析領域とを重ねてモニタ4の表示画面に表示する(ステップS2)。健康な被検眼の角膜内皮細胞画像であればその全体が解析可能であるので、この解析領域は、角膜内皮細胞画像全体(表示画面全体)を囲む(縁取る)四角形に設定されている。なお、以下では、モニタ4の表示画面に表示することを、「モニタ4に表示する」と略記する場合がある。
次いで、演算制御部2は、モニタ4に、解析領域の適否をオペレータ(ユーザ)に確認するよう要求するメッセージを表示する(ステップS3)。
そして、演算制御部2は、解析領域の確認結果の入力を待機する(ステップS4)。オペレータは、モニタ4に表示されている角膜内皮細胞画像に島状ノイズ領域等の解析領域から除外したい部分が存在しなければ、解析領域がOKであり、そうでなければNGである旨の情報を、マウス5を用いて入力する(例えば、表示画面上の所定の入力領域をクリックする)。
演算制御部2は、解析領域がOKである旨の情報が入力されると、当該四角形の解析領域について角膜内皮細胞を解析する(テップS8)。
一方、解析領域がNGである旨の情報が入力されると、演算制御部2は、当該四角形の解析領域を消去ずる(ステップS6)。
次いで、演算制御部2は、オペレータのマウス4を用いた操作入力に従って多角形の解析領域を設定する(ステップS7)。これについては、後で詳しく説明する。
次いで、当該多角形の解析領域について角膜内皮細胞を解析する(テップS8)。
次いで、演算制御部2は、解析結果をモニタ4に表示する(ステップS9)。この解析結果は、角膜内皮細胞の面積、形状、大きさ等の定量化パラメータを含むものである。なお、角膜内皮細胞の自動解析は公知であり、かつ本発明の本質とは直接関係がないので、ここではその説明を省略する。角膜内皮細胞の自動解析の詳細については、例えば、特開2007−61425号公報を参照されたい。
次に、多角形の解析領域設定ステップS7について詳しく説明する。
図3は、図2のフローチャートの多角形の解析領域設定ステップS7の詳細を示すフローチャートである。
図3を参照すると、解析領域設定ステップにおいて、演算制御部2は、まず、モニタ4の表示画面にマウス5の指示標識としてマーカを表示する(ステップS21)。演算制御部2は、このマーカの表示画面上の位置座標を常に認識している。
次いで、演算制御部2は、マウス5がクリックされるのを待機する(ステップS22)。
ここで、角膜内皮細胞画像について説明する。
図4はモニタの表示画面に互いに重ねられて表示された角膜内皮細胞画像及び多角形の解析領域を示す図であって、(a)はモニタの表示画面の写真、(b)は(a)の写真のスケッチである。図4(b)において、符号11は、解析領域の外周を画する多角形を示す。符号31は角膜内皮細胞画像を示す。符号32は表示画面における多角形11の内部領域を示す。符号33は、表示画面における多角形11の内部領域32を除いた領域(残部領域)を示す。符号34は島状ノイズ領域を示す。なお、図4(a)に示されている島状ノイズ領域はグッタータである。符号35は角膜内皮細胞を示す。
ここでは、オペレータは、島状ノイズ領域34を除外してしかも解析に好適な領域として、図4(b)に示すような解析領域32を設定するものと仮定する。
オペレータは、まず、マウス5を用いて、図4(b)に示す多角形11の頂点(点群)の1つを構成する点にマーカを位置させる。そして、マウス5をクリックする。
すると、演算制御部2は、このマーカの位置座標を始点(点群を直線で結んで多角形を作成するための始点)として設定して、モニタ4の表示画面上の当該始点の位置に緑色の点状のマークを表示する(ステップS23)。
次いで、演算表示部2は、2以上の点が設定されているか否かを判定する(ステップS24)。ここでは設定されていないので(ステップS24でNO)、ステップS26に進み、マウス5が、クリックされるのを待機する(ステップS24でNO,S26でNO)。そして、オペレータが、次の多角形11の頂点にマーカを位置させてクリックすると、演算制御部2は、このマーカの位置座標を中間点(点群を直線で結んで多角形を作成するための中間点)として設定する(ステップS26でYES,ステップS27)。そして、始点と今回設定された点とを結ぶ緑色の直線をモニタ4に表示する。
次いで、演算制御部2は、2以上の点が設定されているか否か判定するが、ここでは設定されているので、ステップS29に進み(ステップS24でYES)、マーカの位置が始点に近いか否か判定する。「マーカの位置が始点に近い」とはマーカが始点の極近傍に位置していることを意味する。ここでは、オペレータは多角形11の頂点を順次辿っていく過程にあるので、マーカの位置は始点から離れている。それ故、演算制御部2は、ステップS26に進む。そして、マウス5が、クリックされるのを待機する(ステップS24でYES,S29でNO,S26でNO)。そして、オペレータが、次の多角形11の頂点にマーカを位置させてクリックすると、演算制御部2は、このマーカの位置座標を中間点として設定する(ステップS26でYES,ステップS27)。そして、直前に設定された点と今回設定された点とを結ぶ緑色の直線をモニタ4に表示する。以下、この手順が繰り返されて、多角形11の頂点が順次設定されて、モニタ4の表示画面上に多角形11が緑色の線で描かれて行く。
そして、オペレータがもう一度、多角形11の最初の頂点にマーカを位置させようとしてマーカを当該最初の頂点に極接近させると、演算制御部2は、モニタ4に始点に近いことを示す赤いマークを表示する(ステップS29でYES,S30)。つまり、演算制御部2がマーカの位置を始点として認識したことをオペレータに知らせる。そして、演算制御部2は、マウス5がクリックされるのを待機する(ステップS31でNO,S24でYES,S29でYES,S30,S31)。そして、マウスがクリックされると、直前に設定された点(終点)と始点とを結ぶ緑色の直線をモニタ4に表示する。これにより、モニタ4の表示画面上に緑色の閉じた多角形11が表示される(ステップS33)。
次いで、演算制御部2は、モニタ4の表示画面の多角形11で区分された領域、すなわち、多角形11の内部の領域(多角形内部領域)と、表示画面から多角形11の内部の領域を除いた残りの領域(残部領域)とのうち、角膜内皮細胞画像の外周に接していない方の領域、すなわち、多角形内部領域を解析領域として指定する(ステップS34)。これにより、解析領域の設定ステップが完了する。
その結果、図4(a),(b)に示すように、島状ノイズ領域34を除外してしかも解析に好適な多角形11の解析領域が設定される。しかも、解析に有効な領域の減少が極小さくて済む。
そして、この解析領域について、角膜内皮細胞を自動解析することにより、島状ノイズ領域34により誤差を含まない、角膜内皮細胞の面積、形状、大きさ等の定量化パラメータが求められる。参考までに、角膜内皮細胞の自動解析結果を図5(a),(b)に示す。
図5は角膜内皮細胞の自動解析結果を示す図であって、(a)はモニタの表示画面の写真、(b)は(a)の写真のスケッチである。図5(b)に示すように、角膜内皮細胞画像は、画像処理により個々の角膜内皮細胞35’が抽出されてその輪郭が緑色の曲線でモニタ4の表示画面に角膜内皮細胞画像に重ねて表示される。この抽出された角膜内皮細胞35’について、その面積、形状、大きさ等の定量化パラメータが算出される。
次に、本発明の作用効果を説明する。
図6は本発明の作用効果を示す模式図であって、(a)は本発明の多角形の解析領域を示す図、(b)は従来の四角形の解析領域を示す図、(c)は比較例の解析領域を示す図である。
図6(a)に示すように、本発明のように、解析領域の外形(外周の形状)11が5以上の角を有する多角形(以下、5角以上の多角形という)であると、その外周に凹部11aを形成することができる。従って、角膜内皮細胞画像の解析ノイズとなる部分12(典型的には島状ノイズ領域(グッタータ)34(図4参照))がこの凹部11aに位置するようにして、解析したい領域を囲むように解析領域を設定することができる。その結果、角膜内皮細胞画像において特定の領域12を除外してしかも好適な解析領域を指定することができる。しかも、凹部11aを形成することによる解析に有効な領域の減少を小さく止めることができる。
一方、図6(b)に示すように、解析領域が従来のような四角形(矩形)であると、その外周に凹部が存在しないので、特定の領域12を排除しにくく、もし、排除すると解析に有効な領域が減少してしまう(二点鎖線は図6(a)の解析領域を示す)。
また、図6(c)に示す比較例のように、四角形において凹部11aを形成することも考えられるが、このようにすると、解析に有効な領域が著しく減少してしまう。
従って、解析領域の外形11は、5角以上の多角形にすることが著しく有効である。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、取り込んだ角膜内皮細胞画像31に、島状ノイズ領域34のように解析ノイズとなる部分12が存在しない場合には、従来と同様に、四角形の解析領域を設定することにより、良好な角膜内皮細胞の解析を行うことができる。そして、取り込んだ角膜内皮細胞画像に、島状ノイズ領域34のように解析ノイズとなる部分12が存在する場合には、解析ノイズとなる部分12を凹部11aに位置するように5角以上の多角形の解析領域11を設定することにより、解析に有効な領域の減少を小さく止めつつ良好な角膜内皮細胞の解析を行うことができる。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2に係る角膜内皮細胞解析装置の動作における多角形の解析領域設定ステップの詳細を示すフローチャートである。
本実施の形態の角膜内皮細胞解析装置は、実施の形態1の角膜内皮細胞解析装置と比較すると、その構成が同じで、その動作における多角形の解析領域設定ステップの一部が異なるだけである。従って、以下、この相違点を説明する。
本実施の形態の多角形の解析領域設定ステップは、閉じた多角形11緑色で表示するステップS33までは、実施の形態1(図3のフローチャート)の多角形の解析領域設定ステップと同じである。本実施の形態では、ステップS33の後、演算制御部2は、設定された領域(多角形11の内部領域)を解析領域として設定するか否かを選択するメッセージをモニタ4に表示する(ステップS35)。そして、選択結果が入力されるのを待機する(ステップS36)。
オペレータはマウス5を用いて、例えば、モニタ4の表示画面上の所定の入力領域をクリックすることにより、選択結果(指定情報)を入力する。すると、演算制御部2は、「指定する」が選択されたか否か判定する(ステップS37)。
「指定する」が選択されなかった場合には(ステップS37でNO)、表示画面の設定領域を除いた残りの領域(残部領域)を解析領域として指定する(ステップS38)。そして、ステップS40に進む。
一方、「指定する」が選択された場合には(ステップS37でYES)、設定された領域を解析領域として指定する(ステップS39)。そして、ステップS40に進む。
ステップS40では、演算制御部2は、次の領域設定をするか否かを選択するメッセージをモニタ4に表示する。そして、オペレータが選択結果を入力するのを待機する(ステップS41)。オペレータが選択結果を入力すると(入力方法は上記と同様)、演算制御部2は、「次の領域設定をする」が選択されたか否かを判定する(ステップS42)。
「次の領域設定をする」が選択されなかった場合には(ステップS42でNO)、演算制御部2は、多角形の解析領域設定ステップを終了する。この場合には、1つの領域が設定される。
一方、「次の領域設定をする」が選択された場合には(ステップS42でYES)、演算制御部2は、ステップS1に戻る。これにより、複数の領域設定が行われた後、ステップS42(YES)を経て、多角形の領域設定ステップを終了する。この場合には、複数の領域が設定される。
次に、複数の領域が設定される場合の解析領域について説明する。
図8は複数の領域が設定される場合の解析領域を示す模式図であって、(a)は複数の設定領域が分離していてその設定領域が解析領域である場合を示す図、(b)は複数の設定領域が重複していてその設定領域が解析領域である場合を示す図、(c)は複数の設定領域が分離していて表示画面の当該設定領域を除く残部領域が解析領域である場合を示す図、(d)は複数の設定領域が重複していて表示画面の当該設定領域を除く残部領域が解析領域である場合を示す図である。
複数の領域が設定された場合は、演算制御器2は、複数の領域の「論理和」の領域を解析領域として設定する。
図8(a)では、複数の多角形11A,11Bが、解析ノイズとなる部分12を除外するようにして、互いに分離して設定されている。この場合には、各々の多角形11A,11Bの内部領域32A,32Bがそれぞれ設定領域となる。そして、これらの設定領域32A,32Bが、オペレータにより解析領域として指定され、各々の領域32A,32Bについて解析が行われる。つまり、複数の多角形11A,11Bの内部領域の「論理和」は、それぞれの単純な和であるのでこのように処理される。
図8(b)では、複数の多角形11A,11Bが、解析ノイズとなる部分12を除外するようにして、互いに一部重複して設定されている。この場合にも、複数の多角形11A,11Bの内部領域32A,32Bが設定領域となる。そして、これらの設定領域32A,32Bがオペレータにより解析領域として指定される。但し、この場合には、演算制御部2は、個々に設定及び指定された設定領域32A,32Bの「論理和」を「最終的な設定領域」として認識し、ひいてはこれを「最終的な指定領域」と認識する。そして、演算制御部は、この最終的な指定領域、すなわち、互いに重なった複数の多角形11A,11Bの全体の外形(外周形状)36の内部領域37について解析を行う。従って、このように、複数の多角形を重ねて領域を設定する場合は、オペレータは、この多角形を、必ずしも5角以上の多角形にする必要はなく、例えば、個々の領域を三角形や四角形に設定し、これらの「論理和」を内部領域とする多角形が5角以上の多角形となるように領域設定を行ってもよい。
図8(c)では、複数の多角形11A,11Bが、解析ノイズとなる部分12を囲むようにして、互いに分離して設定されている。この場合には、各々の多角形11A,11Bの内部領域41A,42Bがそれぞれ設定領域となる。そして、表示画面においてこれらの設定領域41A,41Bを除いた残りの部分の領域42がオペレータにより解析領域として指定され、この領域42について解析が行われる。つまり、複数の多角形11A,11Bの内部領域の「論理和」は、それぞれの単純な和であるのでこのように処理される。
図8(d)では、複数の多角形11A,11Bが、解析ノイズとなる部分12を囲むようにして、互いに重複して設定されている。この場合には、この場合には、各々の多角形11A,11Bの内部領域41A,42Bがそれぞれ設定領域となる。そして、表示画面においてこれらの設定領域41A,41Bを除いた残りの部分の領域42がオペレータにより解析領域として指定され、この領域42について解析が行われる。この場合、表示画面において、互いに重なった複数の多角形11A,11Bの全体の外形(外周形状)43の内部領域44を除いた残りの部分が領域42となる。つまり、この場合には、演算制御部2は、個々に設定された領域32A,32Bの「論理和」を「最終的な設定領域」として認識する。そして、演算制御部2は、表示画面においてこれらの「最終的な設定領域」を除いた残りの部分の領域42を「最終的な指定領域」と認識する。そして、演算制御部は、この最終的な指定領域42について解析を行う。従って、この場合にも、オペレータは、個々の多角形を、必ずしも5角以上の多角形にする必要はなく、例えば、個々の領域を三角形や四角形に設定し、これらの「論理和」を内部領域とする多角形が5角以上の多角形となるように領域設定を行ってもよい。
次に、以上のように構成された本実施の形態の作用効果を説明する。
本実施の形態によれば、ステップS37で、オペレータが設定された領域を解析領域として指定した場合には、実施の形態1と同様に多角形11の内部領域が解析領域となるが、オペレータが設定された領域を解析領域として指定しなかった場合には、表示画面の残部領域が解析領域となる。この場合、多角形11は、解析ノイズとなる部分12を囲むように形成されるので、解析ノイズとなる部分12が少ない場合には、指定が簡単にできる。また、除外したい領域を囲むので、解析に有効な領域の減少を最小限にすることができる。
図9は本発明の作用効果を示す模式図であって、(a)は本発明の多角形の設定領域を示す図、(b)は比較例としての四角形の設定領域を示す図である。
本実施の形態において、多角形11が解析ノイズとなる部分12を囲う場合に、図9(a)に示すように、設定領域の形状11が5角以上の多角形であると、図9(b)に示すように設定領域の形状11が四角形である場合に比べて、円に近い形状であるので、解析に有効な領域の減少を少なくすることができて有利である。
なお、上記の実施の形態では、多角形11の頂点となる点を入力すると逐次それらの点を結ぶ直線を表示しるように構成したが、多角形11の全ての頂点となる点を入力した後で、それらの点同士を直線で結んで当該多角形11を表示するように構成してもよい。
本発明の角膜内皮細胞の解析方法は、角膜内皮細胞の臨床診断に有用である。
本発明の角膜内皮細胞解析装置は、角膜内皮細胞の臨床診断に有用である。
本発明の実施の形態1に係る角膜内皮細胞解析装置の構成を示すブロック図である。 図1の角膜内皮細胞解析装置1の動作の概要を示すフローチャートである。 図2のフローチャートの多角形の解析領域設定ステップの詳細を示すフローチャートである。 モニタの表示画面に互いに重ねられて表示された角膜内皮細胞画像及び多角形の解析領域を示す図であって、(a)はモニタの表示画面の写真、(b)は(a)の写真のスケッチである。 角膜内皮細胞の自動解析結果を示す図であって、(a)はモニタの表示画面の写真、(b)は(a)の写真のスケッチである。 図6は本発明の作用効果を示す模式図であって、(a)は本発明の多角形の解析領域を示す図、(b)は従来の四角形の解析領域を示す図、(c)は比較例の解析領域を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る角膜内皮細胞解析装置の動作における多角形の解析領域設定ステップの詳細を示すフローチャートである。 複数の領域が設定される場合の解析領域を示す模式図であって、(a)は複数の設定領域が分離していてその設定領域が解析領域である場合を示す図、(b)は複数の設定領域が重複していてその設定領域が解析領域である場合を示す図、(c)は複数の設定領域が分離していて表示画面の当該設定領域を除く残部領域が解析領域である場合を示す図、(d)は複数の設定領域が重複していて表示画面の当該設定領域を除く残部領域が解析領域である場合を示す図である。 本発明の作用効果を示す模式図であって、(a)は本発明の多角形の設定領域を示す図、(b)は比較例としての四角形の設定領域を示す図である。
符号の説明
1 解析器
2 演算制御部
3 記憶部
4 表示器(モニタ)
5 第1入力器(マウス)
6 第2入力器
7 出力器
11,11A,11B 多角形
12,12A,12B 解析ノイズとなる部分
31 角膜内皮細胞画像
32,32A,32B,41,41A,41B 多角形の内部領域(多角形内部領域)
33,42 残部領域
34 島状ノイズ領域
35,35’ 角膜内皮細胞
36,43 複数の多角形全体の外形
37,44 複数の多角形全体の内部領域
100 角膜内皮細胞解析装置

Claims (6)

  1. 表示画面を備える表示器と、前記表示器の表示画面の表示を制御し、かつ角膜内皮細胞画像を画像処理して角膜内皮細胞を解析する解析器と、前記解析器に情報を入力するための入力器と、を備える角膜内皮細胞解析装置を用いた角膜内皮細胞の解析方法であって、
    前記解析器が前記表示器の表示画面に前記角膜内皮細胞画像を表示するステップAと、
    前記入力器を用いて前記表示画面上の点からなる1以上の点群の各点を、各点群毎に順に前記解析器に入力するステップBと、
    前記解析器が、前記各点群毎に、各点群に属する全ての点を入力された順に直線で結んで成る多角形を前記角膜内皮細胞画像に重ねて表示するステップCと、
    前記解析器が、前記表示画面における前記1以上の点群に対応する多角形の内部の領域の論理和からなる領域(以下、多角形内部領域)と前記多角形内部領域を除いた残りの領域(以下、残部領域)とのいずれかについて角膜内皮細胞を解析するステップDと、を含み、
    前記ステップBにおいて入力される前記1以上の点群は、前記論理和からなる領域が5以上の角を有する多角形となるものである、角膜内皮細胞の解析方法。
  2. 前記入力器を用いて解析すべき領域を指定する指定情報を入力するステップEをさらに含み、
    前記ステップDにおいて、前記解析器が、前記多角形内部領域と前記残部領域とのうち前記指定情報により指定された領域について角膜内皮細胞を解析する、請求項1に記載の角膜内皮細胞の解析方法。
  3. 前記ステップCを複数含み、かつ前記ステップDにおいて、前記解析器が、前記表示画面における前記複数のステップCで表示する全ての点群に対応する多角形内部領域と前記全ての点群に対応する多角形内部領域を除いた残部領域とのいずれかについて角膜内皮細胞を解析する、請求項1に記載の角膜内皮細胞の解析方法。
  4. 前記解析器が前記多角形内部領域について角膜内皮細胞を解析する、請求項1に記載の角膜内皮細胞の解析方法。
  5. 前記入力器を用いて前記表示画面上の2点を前記解析器に入力するステップFと、
    前記解析器が前記2点を対角とする四角形を前記角膜内皮細胞画像に重ねて表示するステップGと、
    前記解析器が前記四角形の内部領域について角膜内皮細胞を解析するステップHと、を含み、
    前記B乃至Dのステップと前記F乃至Hのステップとのいずれかを、前記ステップAの後に遂行する、請求項1に記載の角膜内皮細胞の解析方法。
  6. 表示画面を備える表示器と、前記表示装置の表示画面の表示を制御し、かつ角膜内皮細胞画像を画像処理して角膜内皮細胞を解析する解析器と、前記解析器に情報を入力するための入力器と、を備え、
    前記解析器は、前記表示器の表示画面に前記角膜内皮細胞画像を表示し、前記入力器から前記表示画面上の点からなる1以上の点群の各点が、各点群毎に順に入力されると、前記各点群毎に、各点群に属する全ての点を入力された順に直線で結んで成る多角形を前記角膜内皮細胞画像に重ねて表示し、かつ前記表示画面における前記1以上の点群に対応する多角形の内部の領域の論理和からなる領域(以下、多角形内部領域)と前記1以上の点群に対応する多角形内部領域を除いた残りの領域(以下、残部領域)とのいずれかについて角膜内皮細胞を解析し、入力される前記1以上の点群が、前記論理和からなる領域が5以上の角を有する多角形となるものであるように構成されている、角膜内皮細胞解析装置。
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