JP5077001B2 - 融雪装置 - Google Patents

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本発明は融雪装置に関し、特に、パラボラアンテナの融雪装置に関する。
融雪装置は消費電力が大きいため、できる限り効率よく動作させる必要がある。例えば、パラボラアンテナの融雪装置の場合、小型化した複数のヒータ(温風発生器)を分散して配置する方法が考えられる。各ヒータを個別に制御することによって、アンテナ主反射鏡の温度分布を均一に保つことができれば、融雪動作を効率よく行うことができる。
特許文献1において、複数のヒータを備えるアンテナ融雪装置が記載されている。また、特許文献2において、パラボラアンテナ用の融雪装置が記載されている。
特開平10−341101号公報 特開平09−018211号公報
以下の分析は、本発明者によってなされたものである。特許文献1の図1(B)に記載されたアンテナ融雪装置の構成を示すブロック図を参照すると、従来のアンテナ融雪装置においては、各温風発生器に設けた温度検出器の信号は、電源制御部に取り込まれている。したがって、温風発生器の台数を増やした場合には、その台数に応じて温度検出器と電源制御部とを接続する信号線の本数が増大するという問題がある。また、温風発生器の台数を増やした場合には、電源制御部において、ヒータに電力を供給する制御が複雑化するという問題がある。
特許文献2においても、加熱防止センサ(加熱検出センサ)を有する融雪装置が記載されている。しかしながら、この融雪装置においても、加熱ヒータ部への電流をオン及びオフする制御は、電源部から加熱ヒータ部への電流の供給を制御するヒータ用制御部において行われている。したがって、特許文献2に記載の融雪装置においても、加熱ヒータ部及び加熱防止センサの台数を増やした場合には、これらの台数に応じて、加熱防止センサとヒータ用制御部との間の信号線の本数が増大するという問題がある。
そこで、温風発生器の個数を増大させた場合であっても温風発生器と制御部との信号線の本数が増大することのない融雪装置を提供することが課題となる。また、温風発生器の個数を増大させた場合であっても制御部における制御が複雑化することのない融雪装置を提供することが課題となる。
本発明の第1の視点に係る融雪装置は、
ヒータと温度検出器とを有し温風を発生する温風発生器と、
前記ヒータと前記ヒータに電流を供給する電源とを接続する導線上に設けられたスイッチと、
前記スイッチを開閉する電源制御部と、を備え、
前記温風発生器は、前記温度検出器によって計測された温度が所定の温度を超えた場合には、前記電源制御部に依らずに前記ヒータを停止する。
本発明の第2の視点に係る融雪装置は、
ヒータと温度検出器とを有し温風を発生する温風発生器と、
前記ヒータと前記ヒータに電流を供給する電源とを接続する導線上に設けられたスイッチと、
前記スイッチを開閉する電源制御部と、
前記導線上における電流を検出する電流検出器と、を備え、
前記温風発生器は、前記温度検出器によって計測された温度が所定の温度を超えた場合には、前記電源制御部に依らずに前記ヒータを停止し、
前記電源制御部は、前記スイッチを閉じた場合において前記電流検出器によって電流が検出されないときには、前記温風発生器が前記ヒータを停止していると判定する。
第1の展開形態の融雪装置は、
前記温度検出器が、前記ヒータの温度を計測するように構成されることが好ましい。
第2の展開形態の融雪装置は、
前記導線上における電流を検出するように構成された電流検出器を備え、
前記電源制御部は、前記スイッチを閉じた場合において前記電流検出器によって電流が検出されないときには、前記温風発生器が前記ヒータを停止していると判定するように構成されることが好ましい。
本発明によって、温風発生器の個数を増大させた場合であっても温風発生器と制御部との信号線の本数が増大することのない融雪装置が提供される。また、温風発生器の個数を増大させた場合であっても制御部における制御が複雑化することのない融雪装置が提供される。
その理由は、次の通りである。温風発生器は、自身に設けた温度検出器によって計測された温度が所定の温度を超えた場合には、電源制御部による制御とは独立に自身のヒータを停止する。すなわち、温風発生器と電源制御部との間の信号線は不要となる。これによって、温風発生器の個数を増大させた場合であっても、信号線の本数は増大せず、電源制御部における制御も複雑化しないからである。
本発明の実施形態に係る融雪装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る融雪装置20の構成を示すブロック図である。
(実施形態1)
本発明の第1の実施形態に係る融雪装置について図面を参照して説明する。本実施形態の融雪装置20は、図1を参照すると、温風発生器4−n、スイッチSW2−n及び電源制御部11を備える。ここで、nは1ないしN(Nは自然数)である。温風発生器4−nは、ヒータ6−nと温度検出器7−nとを有し温風を発生する。スイッチSW2−nは、ヒータ6−nとヒータ6−nに電流を供給する電源9とを接続する導線上に設けられる。電源制御部11は、スイッチSW2−nを開閉する。温風発生器4−nは、温度検出器7−nによって計測された温度が所定の温度を超えた場合には、電源制御部11に依らずにヒータ6−nを停止する。また、温度検出器7−nは、ヒータ6−nの温度を計測することが好ましい。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態に係る融雪装置について図面を参照して説明する。本実施形態に係る融雪装置20における温風発生器4−nは、さらに、送風器5−nを備える。スイッチSW1−nは、送風器5−nと送風器5−nに電流を供給する電源9との間に設けられる。スイッチSW2−nは、ヒータ6−nとヒータ6−nに電流を供給する電源9との間に設けられる。電源制御部11はスイッチSW1−n及びSW2−nを制御する。各温風発生器4−nに設けた温度検出器7−nの信号は電源制御部11には取り込まずに、直接、温風発生器4−n(又はヒータ6−n)への電力供給を切るために使用する。これによって、温風発生器4−nと電源制御部11との間の信号線(ケーブル)を削減することができる。
上記第1及び第2の実施形態に係る融雪装置20においては、特許文献1に記載の第2温度制御器を必要とせず、各温風発生器4−nの温度が上がりすぎた場合には、各温度検出器7−nよって温風発生器4−nを停止させる。図1を参照すると、小型化した複数の温風発生器4−nをアンテナ主反射鏡1と断熱材2とに覆われたチャンバー3内に配置することによって、効率的な融雪が可能となる。
本発明の第1の実施例に係る融雪装置について図面を参照して説明する。図1は、本実施例の融雪装置20の構成を示すブロック図である。各温風発生器4−n(n=1、…、N)は、アンテナ主反射鏡1と断熱材2とによって覆われたチャンバー3の内部に設置される。
温風発生器4−nのヒータ6−nには、夫々温度検出器7−nを設ける。降雪検知器10によって降雪を検知した場合は、電源制御部11は、スイッチSW2−nを閉じ、ヒータ6−nに電力を供給する。各ヒータ6−nに取り付けられた温度検出器7−nによって、所定の温度を超える温度が検出された場合には、ヒータ6−nへの電力供給を停止し、アンテナの各部の温度が均一になるように制御される。ここで、温度検出器7−nによって検出された温度信号は、電源制御部11には取り込まず、直接ヒータ6−nを停止させるために使用することが好ましい。
本実施例の融雪装置20によって、従来の融雪装置と比較して電源制御部11における制御を簡略化することができる。また、本実施例の融雪装置20によって、温風発生器4−nと電源制御部11との間の信号線を省略することができる。したがって、温風発生器4−nの個数Nを増大させた場合であっても温風発生器4−nと電源制御部11との信号線の本数が増大することのない融雪装置20が提供される。また、温風発生器4−nの個数Nを増大させた場合であっても電源制御部11における制御が複雑化することのない融雪装置20が提供される。
本発明の第2の実施例について図面を参照して説明する。図2は、本実施例に係る融雪装置30を備えるアンテナ装置のブロック図である。図2を参照すると、本実施例の融雪装置30は、上記第1の実施例の融雪装置20(図1)に対して、さらに、電流検出器U1−n、U2−n(n=1、…、N)を備える。ここで、Nは自然数である。電流検出器U1−nは、電源9から送風器5−nへの電流の有無を検出して、結果を電源制御部12に送信する。電流検出器U2−nは、電源9からヒータ6−nへの電流の有無を検出して、結果を電源制御部12に送信する。
図3は、本実施例に係る融雪装置30の動作を示すフローチャートである。はじめに、降雪検出部10は、降雪の有無を検出する(ステップS1)。降雪を検出した場合には(ステップS1のYes)、スイッチSW1−nを閉じる(ステップS2)。電流検出器U1−nにおいて電流を検出しなかった場合には(ステップS3のNo)、電源制御部12は、送風器5−nにおいて異常が発生しているものとして警報を発する(ステップS4)。
なお、降雪検知時においてスイッチSW2−nが閉じられているにも関わらず、電流検出器U2−nにおいて電流が検出されなかった場合には、電源制御部12は、ヒータ6−nが所定の温度以上となったために温度検出器7−nによってヒータ6−nの電源が遮断されているものと判断する。かかる場合には、電源制御部12は、スイッチSW2−nを一旦開いて、送風器5−nにのみに通電してヒータ6−nを冷却することが好ましい。
図3のフローチャートに戻ると、電流検出器U1−nにおいて電流を検出した場合には(ステップS3のYes)、送風器5−nに電流が供給される(ステップS5)。次に、アラームチェック用のカウンタAnを1に初期化する(ステップS6)。一定時間経過後に、スイッチSW2−nを閉じ(ステップS7)、ヒータ6−nに通電する。
このとき、電流検出器U2−nによって電流が検出されれば(ステップS8のYes)、ヒータ6−nが再加熱される(ステップS13)。電流が流れない場合には(ステップS8のNo)、電源制御部12は、ヒータ6−nにおいて断線などの異常が発生しているものと判断し、アラームチェック用のカウンタAnを1だけ増分する(ステップS9)。カウンタAnが2よりも大きい場合には(ステップS10のYes)、電源制御部12は警報を発する(ステップS12)。カウンタAnが2以下である場合には(ステップS10のNo)、X分待った後(ステップS11)、ステップS7へ遷移する。
ヒータ6−nの加熱を開始して(ステップS13)から所定の時間Y分が経過した場合には(ステップS14のYes)、カウンタAnを1に戻す(ステップS16)。所定の時間Y分の経過前である場合には(ステップS14のNo)、電流検出器U2−nにおいて電流を検出したか否かを判定する(ステップS15)。電流検出器U2−nにおいて電流を検出しなかった場合(ステップS15のNo)には、アラームチェック用のカウンタAnを増分する(ステップS9)。電流検出器U2−nにおいて電流を検出した場合には(ステップS15のYes)、ステップS14に遷移する。
本実施例においては、電流検出器U1−n、U2−nによって、送風器5−nの故障及びヒータ6−nの断線等の異常を検出することができる。以上の記載は実施例に基づいて行ったが、本発明は、上記実施例に限定されるものではない。
本発明の第1の実施例に係る融雪装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係る融雪装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例に係る融雪装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ主反射鏡
2 断熱材
3 チャンバー
4−1〜4−N 温風発生器
5−1〜5−N 送風器
6−1〜6−N ヒータ
7−1〜7−N 温度検出器
9 電源
10 降雪検出器
11、12 電源制御部
20、30 融雪装置
SW1−1〜SW1−N、SW2−1〜SW2−N スイッチ
U1−1〜U1−N、U2−1〜U2−N 電流検出器

Claims (2)

  1. ヒータと温度検出器とを有し温風を発生する温風発生器と、
    前記ヒータと前記ヒータに電流を供給する電源とを接続する導線上に設けられたスイッチと、
    前記スイッチを開閉する電源制御部と、
    前記導線上における電流を検出する電流検出器と、を備え、
    前記温風発生器は、前記温度検出器によって計測された温度が所定の温度を超えた場合には、前記電源制御部に依らずに前記ヒータを停止し、
    前記電源制御部は、前記スイッチを閉じた場合において前記電流検出器によって電流が検出されないときには、前記温風発生器が前記ヒータを停止していると判定する、融雪装置。
  2. 前記温度検出器は、前記ヒータの温度を計測する、請求項1に記載の融雪装置。
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