JP5076566B2 - 無線通信システム、無線通信装置及び送信権調停方法 - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置及び送信権調停方法 Download PDF

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本発明は、無線通信システム、無線通信装置及び送信権制御方法に関し、例えば、無線LANシステムにおける送信権の確認、調停等に適用し得るものである。
無線LAN通信は、例えば、IEEE802.11で規定された通信制御用プロトコルに基づき、アクセスポイントと無線LAN端末とが1対nで通信を行うものである。無線LANの1台のアクセスポイントに、複数の無線LAN端末が収容されている場合において、複数の無線LAN端末やアクセスポイントについて同時に通信要求が発生した場合には、アクセスポイントと通信を実行できる無線LAN端末を定めなければならない。
このようなときに無線回線にアクセスできる無線LAN端末やアクセスポイントを制御する制御方式はCSMA/CA方式と呼ばれている(非特許文献1参照)。CSMA/CA方式では、送信要求のある無線LAN端末又はアクセスポイントは、無線の使用状況を監視し(キャリアの存在、不存在を確認し)、無線の使用が途切れたときに、その時点からあるランダムな時間分だけ待ち合わせを行った後、送信を開始する。
守倉正博、久保田周二監修、「改訂版 802.11 高速無線LAN教科書」、インプレス社発行、2005年1月1日初版第1刷
しかしながら、従来の手順では、送信要求のある端末やアクセスポイントの数が少ない場合には、待ち合わせのために決定するランダムな時間が重なる確率が低いために、送信開始がぶつかる可能性が少ないが、送信要求のある端末やアクセスポイントの数が多い場合には、待ち合わせのために決定するランダムな時間が重なる確率が高くなり、仮に、複数の端末やアクセスポイントが同じランダム時間を決定した場合には、同時に送信が発生することとなる。
無線においては、複数の端末やアクセスポイントが発する電波が重なった場合には電波干渉となり、受信端末は正しく電波を復調できずに受信エラーとなる。受信がエラーとなると、受信確認応答フレーム(ACKフレーム)が返らないため、送信の再送が発生し、電波の使用効率が下がる。
すなわち、無線LANシステムでは、複数の端末やアクセスポイントが同時にデータを送信しない仕組みとして、各端末やアクセスポイントが独立して個々に待ち合わせのランダム時間を決定する仕組みであり、一括して電波の送信権の割り当てを制御することができないために、電波(データ)の同時送信を防げずに、送受信エラーを引き起こし、再送のため、電波の使用効率を下げてしまうという問題があった。
そのため、無線における干渉を削減し、電波使用効率を向上させることができる無線通信システム、無線通信装置及び送信権調停方法が望まれている。
第1の本発明は、第1無線通信装置と複数の第2無線通信装置を有する無線通信システムにおいて、(1)上記第1無線通信装置は、(1−1)当該第1無線通信装置に接続される上記各第2無線通信装置の情報を記憶している装置情報記憶手段と、(1−2)上記装置情報記憶手段の記憶情報に基づき、所定の将来における送信権を有する上記第2無線通信装置を決定する送信権装置決定手段と、(1−3)決定された送信権を有する上記第2無線通信装置の情報を、他の上記第2無線通信装置から受信した信号に対する確認応答メッセージに挿入する送信権情報挿入手段と、(1−4)上記確認応答メッセージを送信する確認応答送信手段とを有し、(2)上記各第2無線通信装置は、(2−1)上記確認応答メッセージを受信する確認応答受信手段と、(2−2)上記確認応答メッセージに挿入されている送信権を有する上記第2無線通信装置の情報が、自装置であるか他の上記第2無線通信装置あるかを判断する送信権判断手段と、(2−3)自装置が送信権を獲得したときにおいて、送信要求があればデータを送信する第1送信手段と、(2−4)送信権を獲得した他の上記第2無線通信装置におけるデータの送信を監視し、この第2無線通信装置がデータを送信しなかったことを検知したとき、ランダム時間の経過を待ってデータを送信する第2送信手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、送信権付与機能を有する第1無線通信装置と、複数の第2無線通信装置を有する無線通信システムにおける、いずれかの上記第2無線通信装置が該当する無線通信装置において、(1)上記第1無線通信装置から送信された確認応答メッセージを受信する確認応答受信手段と、(2)上記確認応答メッセージに挿入されている送信権を有する第2無線通信装置の情報が、自装置であるか他の上記第2無線通信装置あるかを判断する送信権判断手段と、(3)自装置が送信権を獲得したときにおいて、送信要求があればデータを送信する第1送信手段と、(4)送信権を獲得した他の上記第2無線通信装置におけるデータの送信を監視し、他の上記第2無線通信装置がデータを送信しなかったことを検知したとき、ランダム時間の経過を待ってデータを送信する第2送信手段とを有することを特徴とする。
第3の本発明は、第1無線通信装置と複数の第2無線通信装置を有する無線通信システムにおける送信権調停方法において、(1−1)上記第1無線通信装置は、装置情報記憶手段、送信権装置決定手段、送信権情報挿入手段及び確認応答送信手段を有し、(1−2)当該第1無線通信装置に接続される上記各第2無線通信装置の情報を装置情報記憶手段に記憶しておくと共に、上記送信権装置決定手段は、上記装置情報記憶手段の記憶情報に基づき、所定の将来における送信権を有する上記第2無線通信装置を決定し、上記送信権情報挿入手段は、決定された送信権を有する上記第2無線通信装置の情報を、他の上記第2無線通信装置から受信した信号に対する確認応答メッセージに挿入し、上記確認応答送信手段は、上記確認応答メッセージを送信し、(2−1)上記各第2無線通信装置は、確認応答受信手段、送信権判断手段、第1送信手段及び第2送信手段を有し、(2−2)上記確認応答受信手段は、上記確認応答メッセージを受信し、上記送信権判断手段は、上記確認応答メッセージに挿入されている送信権を有する上記第2無線通信装置の情報が、自装置であるか他の上記第2無線通信装置あるかを判断し、上記第1送信手段は、自装置が送信権を獲得したときにおいて、送信要求があればデータを送信し、上記第2送信手段は、送信権を獲得した他の上記第2無線通信装置におけるデータの送信を監視し、この第2無線通信装置がデータを送信しなかったことを検知したとき、ランダム時間の経過を待ってデータを送信することを特徴とする。第4の本発明は、送信権付与機能を有する第1無線通信装置と、複数の第2無線通信装置を有する無線通信システムにおける、いずれかの上記第2無線通信装置が該当する無線通信装置における送信権調停方法において、(1)上記無線通信装置は、確認応答受信手段、送信権判断手段、第1送信手段及び第2送信手段を有し、(2)上記確認応答受信手段は、上記第1無線通信装置から送信された確認応答メッセージを受信し、上記送信権判断手段は、上記確認応答メッセージに挿入されている送信権を有する上記第2無線通信装置の情報が、自装置であるか他の上記第2無線通信装置あるかを判断し、上記第1送信手段は、自装置が送信権を獲得したときにおいて、送信要求があればデータを送信し、上記第2送信手段は、送信権を獲得した他の上記第2無線通信装置におけるデータの送信を監視し、他の上記第2無線通信装置がデータを送信しなかったことを検知したとき、ランダム時間の経過を待ってデータを送信することを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも一部の無線通信装置が将来の送信権獲得の無線通信装置を決定し、確認応答メッセージによって、他の無線通信装置に通知するようにしたので、無線における干渉を削減し、電波使用効率を向上させることができるようになった。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による無線通信システム、無線通信装置及び送信権調停方法の一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。実施形態の無線通信システムは無線LANシステムである。
(A−1)実施形態の構成
この実施形態に係る無線LANシステムも、図示は省略するが、周知のように、アクセスポイント装置及び無線LAN端末を有する。
アクセスポイント装置は、無線LAN端末とは無線回線を介して通信すると共に、バックボーンネットワーク(以下、有線LANと呼ぶ)とは有線によって通信するものである。アクセスポイント装置は、収容している無線LAN端末と有線LANとの間の通信や、収容している無線LAN端末間の通信を中継するものである。
図1は、実施形態のアクセスポイント装置1の機能的な構成を示すブロック図である。図1において、アクセスポイント装置1は、無線通信部10、無線送受信制御部11、送信データ処理部12、受信データ処理部13、有線LAN制御部14、有線LAN通信部15及び接続端末テーブル16を有する。無線送受信制御部11は、ACK制御部11aを内蔵している。
無線通信部10及び有線LAN通信部15は、フィルタや電力増幅器や前置増幅器や変調器や復調器やドライバやレシーバなどのハードウェアによって構成され、無線送受信制御部11、送信データ処理部12、受信データ処理部13、有線LAN制御部14及び接続端末テーブル16は、例えば、CPUがROM、RAMなどに格納されているプログラムやデータを処理することで機能が実現されるソフトウェアによって構成されている。
無線通信部10は、無線LAN端末宛のデータを無線信号に変換して無線空間に送信したり、無線LAN端末から送信された無線信号を受信して無線LAN端末からのデータを取り込んだりするものである。
無線送受信制御部11は、無線通信部10の制御を行い、無線空間上に送信データを含む無線信号を送信させたり、無線空間上の無線信号を受信してそこに含まれるデータを復号させたりするものである。
無線送受信制御部11の内部に設けられているACK制御部11aは、無線LAN端末から、当該アクセスポイント装置1へのデータを受信した場合に、受信確認(確認応答)のためのACKフレームを作成して返信させるものである。ACK制御部11aは、接続端末テーブル16を参照し、ACKフレームの中に埋め込む次送信局アドレスを順次指定するものである。
図2(A)は、この実施形態のACKフレームのフォーマットを示す説明図であり、図2(B)は、IEEE802.11規格で規定されているACKフレームのフォーマットを示す説明図である。
図2(A)及び図2(B)の比較から明らかなように、実施形態のACKフレームは、規格でのACKフレームと同様なフレーム制御(2Byte)、デュレーション(2Byte)、受信局アドレス(4Byte)、フレームチェックシーケンス(4Byte)の各フィールドに加え、次送信局アドレス(6Byte)のフィールドを有している。
次送信局アドレスには、このACKフレームの送信完了後に、送信を開始することのできる無線LAN端末又はアクセスポイント装置のアドレスが記述されるものである。
他のフィールドの機能を簡単に説明すると以下の通りである。フレーム制御は、フレーム種別など、以降のデータに対する様々な情報が埋め込まれたフィールドである。デュレーションは、ACKフレームを送信するのに要する時間が埋め込まれているフィールドである。受信局アドレスは、このACKフレームを形成する元となったフレームの送信元アドレスが挿入されるフィールドである。フレームチェックシーケンスは、チェックサムであり、フレームの誤り検出符号が挿入されるフィールドである。
なお、無線LAN端末からのACKフレームのフォーマットを、規格に従ったフォーマットとしても良く、次送信局アドレスを含むフォーマットとしても良い。後者の場合、次送信局アドレスのフィールドは空白となる。
図1に戻り、送信データ処理部12は、有線LAN制御部14から、無線LAN端末へ送信するデータを受けた場合に、データのフォーマットを無線空間用に変換し、無線送受信制御部11へデータ送信の依頼を行うものである。
受信データ処理部13は、無線送受信制御部11から、有線LANへのデータ送信依頼を受け付けたときに、データのフォーマットを有線LAN用に変換し、有線LAN制御部14へデータ送信の依頼を行うものである。
なお、無線LAN端末から他の無線LAN端末へのデータを受信した場合には無線送受信制御部11が中継処理を行う。
有線LAN制御部14は、有線LAN通信部15の制御を行い、有線LAN上にデータを送信させたり、有線LAN上に流れるデータを受信させたりするものである。
有線LAN通信部15は、有線LANへのデータ送信を実際に行うドライバ機能や、有線LANからのデータ受信を実際に行うレシーバ機能などを担っているものである。
接続端末テーブル16は、現在、当該アクセスポイント装置1に接続(収容)されている無線LAN端末の情報(アドレスを含む)を記憶しているテーブルである。当該アクセスポイント装置1との接続が切断された無線LAN端末の情報は、無線送受信制御部11によって、接続端末テーブル16から消去され、当該アクセスポイント装置1との接続が新たに始まった無線LAN端末の情報は、無線送受信制御部11によって、接続端末テーブル16に追加される。なお、接続端末の情報の記憶形式は表形式に限定されるものではない。
図3は、接続端末テーブル16の構成例を示す説明図である。接続端末テーブル16の1レコードは、無線LAN端末のアドレスと、送信権を付与された最新の時刻とが少なくとも記憶されている。送信権を付与された最新の時刻のフィールドには、無線送受信制御部11によって、例えば、当該アクセスポイント装置1がその無線LAN端末からのデータを受信した時刻(受信開始時刻、受信終了時刻のいずれでも良い)が記述される。なお、接続端末テーブル16に追加された直後の、送信権が一度も付与されていない無線LAN端末については、送信権付与最新時刻のフィールドには任意の値を記述するようにすれば良い。例えば、追加時刻や、追加時刻にオフセット時間を加算又は減算した時刻を記述するようにしても良い。また例えば、最古を表すダミーデータを挿入するようにしても良い。
図4は、実施形態の無線LAN端末2の機能的な構成を示すブロック図である。図4において、無線LAN端末2は、無線通信部20、無線送受信制御部21、送信データ処理部22、受信データ処理部23及び上位アプリケーション部24を有する。無線送受信制御部21は、ランダム待ち合わせ時間発生部21aを内蔵している。
無線通信部20は、フィルタや電力増幅器や前置増幅器や変調器や復調器などのハードウェアによって構成され、無線送受信制御部21、送信データ処理部22、受信データ処理部23及び上位アプリケーション部24は、例えば、CPUがROM、RAMなどに格納されているプログラムやデータを処理することで機能が実現されるソフトウェアによって構成されている。
無線通信部20は、アクセスポイント装置宛のデータを無線信号に変換して無線空間に送信したり、アクセスポイント装置から送信された無線信号を受信してアクセスポイント装置からのデータを取り込んだりするものである。
無線送受信制御部21は、無線通信部20の制御を行い、無線空間上に送信データを含む無線信号を送信させたり、無線空間上の無線信号を受信してそこに含まれるデータを復号させたりするものである。
無線送受信制御部21の内部に設けられているランダム待ち合わせ時間発生部21aは、アクセスポイント装置へデータを送信する際に、待ち合わせ時間をランダムに発生させる。なお、この実施形態の場合、無線LAN端末は、アクセスポイント装置を経由してのみ他の無線LAN端末と通信し得るものとする。
この実施形態の無線送受信制御部21は、当該無線LAN端末1を宛先としていないACKフレームが到来したときには、そのACKフレームにおける次送信局アドレスが、当該無線LAN端末1のアドレスに一致しているか否かを判別し、一致したことにより、次の送信権を獲得したことを認識するものである。
送信データ処理部22は、上位アプリケーション部24から無線空間へ送信するデータを受けた場合に、データのフォーマットを無線空間用に変換し、無線送受信制御部21へデータ送信の依頼を行うものである。
受信データ処理部23は、無線送受信制御部21から、上位アプリケーション部24へのデータ送信依頼を受け付けたときに、データのフォーマットを変換し、上位アプリケーション部24へデータを与えるものである。
上位アプリケーション部24は、当該無線LAN端末2上で動作するアプリケーションであり、相手先(無線LAN端末や、有線LANに接続されている端末など)のアプリケーション部とデータの送受信を行うものである。
(A−2)実施形態の動作
次に、実施形態に係る無線LANシステムの動作、特に、送信権の調停、獲得に関する動作を説明する。
図5は、無線送受信制御部11内部のACK制御部11aが、ACKフレームの次送信局アドレスのフィールドに挿入する次送信局アドレスを決定して挿入する際の動作を示すフローチャートである。
ACK制御部11aは、当該アクセスポイント装置1に与えられたデータ(フレーム)の受信が適切になされた場合には、ACKフレームの形成動作を行う。このACKフレームの形成動作の一部として、図5に示す次送信局アドレスを決定して挿入する動作が含まれている。
図5に示す処理を開始するとまず、ACKフレームの受信局アドレスのフィールドにアドレスが挿入される無線LAN端末以外の無線LAN端末の情報が接続端末テーブル16に記述されているか否かを確認する(ステップ100)。
ACKフレームの受信局である無線LAN端末の情報だけが接続端末テーブル16に記述されている場合には、ACK制御部11aは、次送信局アドレスのフィールドを空白とし(ステップ101)、図5に示す一連の処理を終了する。
これに対して、ACK制御部11aは、ACKフレームの受信局である無線LAN端末以外の無線LAN端末の情報も接続端末テーブル16に記述されている場合には、受信局である無線LAN端末以外の無線LAN端末の中から次送信局を決定し(ステップ102)、決定した次送信局(無線LAN端末)のアドレスを、ACKフレームの次送信局アドレスのフィールドに挿入し(ステップ103)、図5に示す一連の処理を終了する。
ステップ102の決定では、受信局である無線LAN端末以外の無線LAN端末についての、接続端末テーブル16の、送信権付与最新時刻のフィールドの値を比較し、送信権付与最新時刻が最も古い無線LAN端末を次送信局に決定する。
なお、アクセスポイント装置1は自己からいずれかの無線LAN端末へのデータの送信要求が生じた場合には、直ちに、又は、定期的に、次送信局アドレスのフィールドに、当該アクセスポイント装置1のアドレスを挿入する。すなわち、ステップ102の処理では、アクセスポイント装置1からいずれかの無線LAN端末へのデータの送信要求があるか等がまず確認される。
図6は、無線LAN端末2の無線送受信制御部21にACKフレームが入力された際の動作を示すフローチャートである。
無線送受信制御部21は、アクセスポイント装置1が送信したACKフレームが入力されると図6に示す処理を開始し、まず、そのACKフレームが自己(当該無線LAN端末1)宛か否かを判別する(ステップ150)。自己宛であると、送信要求フラグがセットされているか否かを確認し(ステップ151)、セットされていなければ、ACKフレーム受信時の一般的な動作を実行する(ステップ152)。
セットされている場合には、所定の監視時間を設定して、次送信局アドレスで指定された他の無線LAN端末が監視時間内にデータ送信を開始したか否かを判別する(ステップ153)。監視時間内にデータ送信を開始した場合には、ACKフレーム受信時の一般的な動作を実行する(ステップ152)。データ送信が開始されずに、監視時間が経過したときには、ランダム待ち合わせ時間発生部21aによってランダム待ち合わせ時間を発生させ(ステップ154)、その計時を開始させた後(ステップ155)、ACKフレーム受信時の一般的な動作を実行する(ステップ152)。
これに対して、他の無線LAN端末へ宛てたACKフレームであると、そのACKフレームにおける次送信局アドレスを抽出し(ステップ156)、そのアドレスが当該無線LAN端末2のアドレスに一致しているか否かを判別する(ステップ157)。
一致している場合には、送信要求フラグがセットされているか否かを確認し(ステップ158)、セットされていれば、データ送信を起動させた後(ステップ159)、セットされていなければ直ちに、図6に示す一連の処理を終了する。
なお、データ送信を起動させる際には、送信要求フラグのリセットや、ランダム待ち合わせ時間の計時のクリアも行う。
ACKフレームにおける次送信局アドレスが当該無線LAN端末2のアドレスに一致していなければ、次送信局アドレスが付与されている他の無線LAN端末が次の送信権を獲得したことを内部に保持した後(ステップ160)、図6に示す一連の処理を終了する。
なお、他の無線LAN端末が送信したACKフレームに対しては何ら処理しないようにする。ACKフレームの送信元が、アクセスポイント装置1か、他の無線LAN端末かは、ACKフレームの直前に送信されたデータの送信先(この情報を記憶しておけば良い)によって判別することができ、また、ACKフレームのフォーマットが図2(B)か(A)かによって判別することができる。
図7は、無線LAN端末2の無線送受信制御部21に、送信データ処理部22から、送信要求が通知された際の動作を示すフローチャートである。
無線送受信制御部21は、送信データ処理部22から送信要求が通知されると、図7に示す処理を開始し、内部の送信要求フラグをセットする(ステップ200)。また、他の無線LAN端末又はアクセスポイント装置が送信中か否かを確認し(ステップ201)、送信中でなければ、ランダム待ち合わせ時間発生部21aによってランダム待ち合わせ時間を発生させ(ステップ202)、その計時を開始させた後(ステップ203)、他の無線LAN端末又はアクセスポイント装置が送信中であれば直ちに、図7に示す一連の処理を終了する。
なお、発生されたランダム待ち合わせ時間の計時が途中でクリアされることなく、完了した際には、フローチャートの図示は省略しているが、データ送信が起動され、送信要求フラグのリセットも実行される。
また、ランダム待ち合わせ時間の計時中に、他の無線LAN端末又はアクセスポイント装置がデータの送信を開始したことを認識したときには、フローチャートの図示は省略しているが、送信要求フラグをセットしたまま、ランダム待ち合わせ時間の計時を強制終了させる。
図8は、アクセスポイント装置1が、2個の無線LAN端末2−1及び2−2と接続しており、これら2個の無線LAN端末2−1及び2−2からの送信要求がほぼ同時に生じる場合の、実施形態に係る無線LANシステムの処理の概略的な流れC11〜C17を示すシーケンス図である。
C11:無線LAN端末2−1及び2−2において、送信要求が発生した場合、通常の無線LANシステムのプロトコルに則り、ランダム時間の待ち合わせが実行される。
C12:図8に示すように、無線LAN端末2−1のランダム時間の方が短いと、無線LAN端末2−1が先にデータを送信する。
C13:アクセスポイント装置2は、データを受信した場合に、ACKフレームを返信する。このとき、接続端末テーブル16には無線LAN端末2−1及び2−2が記述されており、データの送信元以外の無線LAN端末は端末2−2だけであるので、次送信局として「端末2−2」を指定してACKフレームを返信する。このACKフレームは、無線LAN端末2−1だけでなく、無線LAN端末2−2も受信できるため、次に送信権が付与されたのは、自己(無線LAN端末2−2)であることを認識する。
C14:この間に、無線LAN端末2−1はさらなる送信要求が発生していても、ACKフレームにより送信権が指定されたのが無線LAN端末2−2であるために、送信を待ち合わせる。
C15:無線LAN端末2−2は、ACKフレームにより送信権が与えられたため、ランダム時間の待ち合わせなしにデータを送信する。
C16:アクセスポイント装置1は、データを受信した場合に、ACKフレームを返信するが、このときには、次送信局として「端末2−1」を指定してACKフレームを返信する。このACKフレームは、無線LAN端末2−1も受信できるため、次に送信権が付与されたのは自己(無線LAN端末2−1)であることを認識する。
C17:以降、同様にアクセスポイント装置1により、ACKフレームを用い、順次送信権が割り振られた無線LAN端末2−1又は2−2端末がデータを送信する。
図9は、アクセスポイント装置1が2個の無線LAN端末2−1及び2−2と接続している状態において、一方の無線LAN端末2−2について、アクセスポイント装置1から送信権が割り当てられたにも拘わらず、送信要求が発生していなかった場合の概略的な処理の流れC21〜C27を示すシーケンス図である。
C21:無線LAN端末2−1は、送信要求が発生した場合、通常の無線LANのプロトコルに則り、ランダム時間の待ち合わせを行う。
C22:図9のケースの場合、無線LAN端末2−1しか送信要求が発生していなかったので、ランダム時間の待ち合わせの後、無線LAN端末2−1がデータを送信する。
C23:アクセスポイント装置1は、データを受信した場合に、ACKフレームを返信するが、このときに、次送信局として「端末2−2」を指定してACKフレームを返信する。
C24:この間に、無線LAN端末2−1にはさらなる送信要求が発生していても、ACKフレームにより送信権が指定されたのが無線LAN端末2−2であるために、送信を待ち合わせる。
C25:無線LAN端末2−1は、無線LAN端末2−2のデータ送信を監視するが、無線LAN端末2−2がデータをすぐに送信しなかったことを検知し、無線LAN端末2−2が送信権を放棄したとみなし、再度データ送信のために、ランダム時間の待ち合わせを行い、データを送信する。
C26:アクセスポイント装置1は、データを受信した場合に、ACKフレームを返信するが、無線LAN端末2−1からデータを受信したため、次送信局として「端末2−2」を指定してACKフレームを返信する。
C27:以降、同様にアクセスポイント装置1からのACKフレームにより送信権を指定された無線LAN端末がデータを送信しなかった場合には、送信権を放棄したとみなし、送信要求のある無線LAN端末は、通常のランダム時間の待ち合わせ後にデータの送信を行う。
(A−3)実施形態の効果
上記実施形態によれば、複数の無線LAN端末(及びアクセスポイント装置)が同時に送信要求を行った場合には、アクセスポイント装置が送信権を割り当てて指示するようにしたので、送信権を持たない無線LAN端末は送信を待機し、データ送信の衝突を大幅に回避することができる。
この衝突回避により、データの送信エラーと再送が大幅に少なくなり、電波使用効率を向上させることができる。
(B)他の実施形態
上記実施形態では、次送信局として、最も長く割当てられていなかったものとするものを示したが、次送信局の決定方法はこれに限定されるものではない。例えば、送信回数や送信量などを通知させ、残回数や残送信量が多いものを次送信局に決定するようにしても良い。また、接続端末テーブル上でACKフレームを送信する無線LAN端末の情報が記載されている行の次の行に記載されている無線LAN端末を次送信局に決定するようにしても良い。この場合において、ACKフレームを送信する無線LAN端末の情報が記載されている行が最終行の場合には、最初の行に記載されている無線LAN端末を次送信局に決定する。
また、上記実施形態では、ACKフレームで規定する次送信局は、ACKフレームの宛先ではない無線LAN端末とするものを示したが、ACKフレームの宛先の無線LAN端末を、次送信局に決定するようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、送信権の付与を1個先(次)のものに対して行うものを示したが、送信権の付与を2個先(次の次)又はそれより先のものに対して行うようにしても良く、このようにした場合、無線LAN端末での送信準備を、余裕を持って行うことができる。ここで、1個のACKフレームで、次に送信権を獲得する端末の情報と次の次に送信権を獲得する端末の情報など、複数の情報を挿入するようにしても良い。
さらにまた、上記実施形態では、アクセスポイント装置から無線LAN端末への下りのACKフレームだけが、次送信局を指定できるものを示したが、無線LAN端末からアクセスポイント装置への上りのACKフレームでも次送信局を指定できるようにしても良い。また、無線LAN端末間で直接通信できる無線通信システムであれば、無線LAN端末から無線LAN端末へのACKフレームで次送信局を指定できるようにしても良い。これらの変形例の場合、無線LAN端末も、属しているネットワーク(アクセスポイント装置の管轄エリア)における無線信号を監視し、ネットワークに属している無線LAN端末やアクセスポイント装置の一覧の情報を記憶しておき、その情報に基づき、次送信局を決定するようにしても良い。
上記実施形態では、本発明を無線LANシステムに適用したものを示したが、他の無線通信システムに本発明を適用するようにしても良い。要は、ACKメッセージ(確認応答メッセージ)を返信するプロトコルを採用している無線通信システムに、広く本発明を適用することができる。
実施形態に係るアクセスポイント装置の機能的な構成を示すブロック図である。 実施形態におけるACKフレームのフォーマットを、IEEE802.11規格で規定されているACKフレームのフォーマットと共に示す説明図である。 実施形態における接続端末テーブルの構成例を示す説明図である 実施形態に係る無線LAN端末の機能的な構成を示すブロック図である。 実施形態のアクセスポイント装置による次送信局アドレスを決定して挿入する動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る無線LAN端末のACKフレーム受信時の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る無線LAN端末の送信要求発生時の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る無線LANシステムの処理の概略的な流れ(1)を示すシーケンス図である。 実施形態に係る無線LANシステムの処理の概略的な流れ(2)を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…アクセスポイント装置、10…無線通信部、11…無線送受信制御部、11a…ACK制御部、12…送信データ処理部、13…受信データ処理部、14…有線LAN制御部、15…有線LAN通信部、16…接続端末テーブル、
2、2−1、2−2…無線LAN端末、20…無線通信部、21…無線送受信制御部、21a…ランダム待ち合わせ時間発生部、22…送信データ処理部、23…受信データ処理部、24…上位アプリケーション部。

Claims (4)

  1. 第1無線通信装置と複数の第2無線通信装置を有する無線通信システムにおいて、
    上記第1無線通信装置は、
    当該第1無線通信装置に接続される上記各第2無線通信装置の情報を記憶している装置情報記憶手段と、
    上記装置情報記憶手段の記憶情報に基づき、所定の将来における送信権を有する上記第2無線通信装置を決定する送信権装置決定手段と、
    決定された送信権を有する上記第2無線通信装置の情報を、他の上記第2無線通信装置から受信した信号に対する確認応答メッセージに挿入する送信権情報挿入手段と、
    上記確認応答メッセージを送信する確認応答送信手段とを有し、
    上記各第2無線通信装置は、
    上記確認応答メッセージを受信する確認応答受信手段と、
    上記確認応答メッセージに挿入されている送信権を有する上記第2無線通信装置の情報が、自装置であるか他の上記第2無線通信装置あるかを判断する送信権判断手段と、
    自装置が送信権を獲得したときにおいて、送信要求があればデータを送信する第1送信手段と、
    送信権を獲得した他の上記第2無線通信装置におけるデータの送信を監視し、この第2無線通信装置がデータを送信しなかったことを検知したとき、ランダム時間の経過を待ってデータを送信する第2送信手段とを有する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 送信権付与機能を有する第1無線通信装置と、複数の第2無線通信装置を有する無線通信システムにおける、いずれかの上記第2無線通信装置が該当する無線通信装置において、
    上記第1無線通信装置から送信された確認応答メッセージを受信する確認応答受信手段と、
    上記確認応答メッセージに挿入されている送信権を有する第2無線通信装置の情報が、自装置であるか他の上記第2無線通信装置あるかを判断する送信権判断手段と、
    自装置が送信権を獲得したときにおいて、送信要求があればデータを送信する第1送信手段と、
    送信権を獲得した他の上記第2無線通信装置におけるデータの送信を監視し、他の上記第2無線通信装置がデータを送信しなかったことを検知したとき、ランダム時間の経過を待ってデータを送信する第2送信手段とを有する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 第1無線通信装置と複数の第2無線通信装置を有する無線通信システムにおける送信権調停方法において、
    上記第1無線通信装置は、装置情報記憶手段、送信権装置決定手段、送信権情報挿入手段及び確認応答送信手段を有し、
    当該第1無線通信装置に接続される上記各第2無線通信装置の情報を装置情報記憶手段に記憶しておくと共に、上記送信権装置決定手段は、上記装置情報記憶手段の記憶情報に基づき、所定の将来における送信権を有する上記第2無線通信装置を決定し、上記送信権情報挿入手段は、決定された送信権を有する上記第2無線通信装置の情報を、他の上記第2無線通信装置から受信した信号に対する確認応答メッセージに挿入し、上記確認応答送信手段は、上記確認応答メッセージを送信し、
    上記各第2無線通信装置は、確認応答受信手段、送信権判断手段、第1送信手段及び第2送信手段を有し、
    上記確認応答受信手段は、上記確認応答メッセージを受信し、上記送信権判断手段は、上記確認応答メッセージに挿入されている送信権を有する上記第2無線通信装置の情報が、自装置であるか他の上記第2無線通信装置あるかを判断し、上記第1送信手段は、自装置が送信権を獲得したときにおいて、送信要求があればデータを送信し、上記第2送信手段は、送信権を獲得した他の上記第2無線通信装置におけるデータの送信を監視し、この第2無線通信装置がデータを送信しなかったことを検知したとき、ランダム時間の経過を待ってデータを送信する
    ことを特徴とする送信権調停方法。
  4. 送信権付与機能を有する第1無線通信装置と、複数の第2無線通信装置を有する無線通信システムにおける、いずれかの上記第2無線通信装置が該当する無線通信装置における送信権調停方法において、
    上記無線通信装置は、確認応答受信手段、送信権判断手段、第1送信手段及び第2送信手段を有し、
    上記確認応答受信手段は、上記第1無線通信装置から送信された確認応答メッセージを受信し、上記送信権判断手段は、上記確認応答メッセージに挿入されている送信権を有する上記第2無線通信装置の情報が、自装置であるか他の上記第2無線通信装置あるかを判断し、上記第1送信手段は、自装置が送信権を獲得したときにおいて、送信要求があればデータを送信し、上記第2送信手段は、送信権を獲得した他の上記第2無線通信装置におけるデータの送信を監視し、他の上記第2無線通信装置がデータを送信しなかったことを検知したとき、ランダム時間の経過を待ってデータを送信する
    ことを特徴とする送信権調停方法。
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