JP5076102B2 - アウターローター型同期機及び同期装置 - Google Patents
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Description
このような同期機において高トルクを得るためには、永久磁石の磁力を高める必要がある。しかし、同期機を停止した状態でも永久磁石は磁力を発生することから、メンテナンス等の際に、金属部品が永久磁石に吸引されてしまい取り扱いが面倒となる場合がある。
そこで、同期機の小型化を図るために、コイルの線材が超電導材からなる超電導コイルとした同期機が開発されている(例えば、特許文献2参照。)。
この手段は、コイルと接続された電気配線を軸部内に配することができ、同期機周囲を軽装化することができる。
この手段は、コイルを冷却するための冷媒が流通する配管系統を軸部内に配することができ、同期機周囲を軽装化することができる。
本発明の第1の実施形態に係るアウターローターモータ(アウターローター型同期機)1は、図1に示すように、ジブクレーン(同期装置)2の巻上げ機3に駆動源として配されている。巻上げ機3には、先端にフック5が配されたワイヤ(回転力伝達部材)6が巻回されている。
N極誘導子11及びS極誘導子12は、界磁側固定子10Aと電機子側固定子16との間及び界磁側固定子10Bと電機子側固定子16との間にそれぞれ挟まれて配されている。一対の界磁側固定子10A,10Bと、N極誘導子11又はS極誘導子12と、電機子側固定子16とは、互いにそれぞれ軸部7に沿って一定の間隔を設けて、ドラム13内に配されている。
側壁部22A,22Bの貫通孔22aには、軸部7に対してドラム13を回転可能に接続させるための軸受25が配されている。
断熱冷媒容器20には、軸部7の一端7a側に配されて液体窒素を冷媒とする冷却器33が冷却配管35を介して接続されている。この冷却器33は、不図示の駆動電源と接続されている。電気配線17及び冷却配管35は、軸部7内を挿通されている。
まず、冷却器33を駆動して、界磁コイル8及び電機子コイル15をそれぞれ液体窒素によって冷却して超電導状態とする。
一方、電機子側固定子16と対向するS極誘導子12の一端面12aにはN極が誘導され、S極誘導子12の他端面12bにはS極が導出される。
こうして、ドラム13が軸部7の回りを回転し、ドラム13の筐体部21の外周に巻回されたワイヤ6を巻上げ又は引き出すことによって、ワイヤ6の先端に配されたフック5を上下させる。
従って、低回転でも高出力が得られ、かつ、超電導材からなる界磁コイル8及び電機子コイル15への給電、及びこれらコイルの冷却構造を簡略化することができる。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係るアウターローターモータ40のN極誘導子41とS極誘導子42とが、中心軸線Cの方向に界磁側固定子43を間に挟んでドラム45の一端45a側と他端45b側とにそれぞれ分かれて、ドラム45に係る筐体部21の内周面の周方向に等間隔に八個ずつ配されているとした点である。
断熱冷媒容器20は、ヨーク46に沿って配されている。界磁コイル8は、断熱冷媒容器20内に配されている。
界磁側固定子43と、N極誘導子41又はS極誘導子42と、電機子側固定子47とは、ドラム45内に配されている。
まず、冷却器33を駆動して、界磁コイル8及び電機子コイル15をそれぞれ液体窒素によって冷却して超電導状態とする。
このアウターローターモータ40によれば、第1の実施形態に係るアウターローターモータ1よりも外径を小さくすることができ、同様の作用・効果を奏することができる。
例えば、上記実施形態では、アウターローター型同期機をアウターローターモータとしているが、アウターローター型の発電機として使用しても構わない。この場合、界磁コイル8に直流電流を通電した状態でドラム13,45に配されたワイヤ6により、軸部7に対してドラム13,45を回転させることによって、電機子コイル15に回転磁界を発生させて交流電流を生じさせることができる。
また、同期装置はこれらに限らず、発電機として風力発電機に使用してもよく、電動機として動く歩道や、ベルトコンベアに使用しても構わない。
Claims (5)
- 中心部に配された軸部と、
該軸部に対して固定され、N極及びS極を形成する界磁コイルが配された界磁側固定子と、
前記界磁コイルが形成するN極に対向して配されたN極誘導子、及び前記界磁コイルが形成するS極に対向して配されたS極誘導子を有して、前記軸部に対して回転する中空のドラムと、
前記軸部に対して固定され、前記N極誘導子及び前記S極誘導子に回転磁界を作用させる電機子コイルが配された電機子側固定子とを備え、
前記界磁コイル及び前記電機子コイルが超電導コイルであり、
前記N極誘導子及び前記S極誘導子が、前記界磁側固定子と前記電機子側固定子との間に挟まれて配され、
前記界磁側固定子と前記電機子側固定子とが、互いにそれぞれ前記軸部に沿って一定の間隔を設けて、前記ドラム内に配されていることを特徴とするアウターローター型同期機。 - 中心部に配された軸部と、
該軸部に対して固定され、N極及びS極を形成する界磁コイルが配された界磁側固定子と、
前記界磁コイルが形成するN極に対向して配されたN極誘導子、及び前記界磁コイルが形成するS極に対向して配されたS極誘導子を有して、前記軸部に対して回転する中空のドラムと、
前記軸部に対して固定され、前記N極誘導子及び前記S極誘導子に回転磁界を作用させる電機子コイルが配された電機子側固定子とを備え、
前記界磁コイル及び前記電機子コイルが超電導コイルであり、
前記N極誘導子と前記S極誘導子とが、前記界磁側固定子を間に挟んで前記ドラムの一端側と他端側とにそれぞれ分かれて周方向に複数配され、
前記界磁側固定子と、前記N極誘導子又は前記S極誘導子と、前記電機子側固定子とが、前記ドラム内に配されていることを特徴とするアウターローター型同期機。 - 前記軸部が中空に形成され、
前記界磁コイル及び前記電機子コイルと電気的に接続された電気配線が前記軸部内を挿通されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアウターローター型同期機。 - 前記界磁コイル及び前記電機子コイルを冷却するための冷媒が、前記軸部内に配された冷却配管を介して供給されることを特徴とする請求項3に記載のアウターローター型同期機。
- 請求項1から4の何れか一つに記載のアウターローター型同期機を備え、
前記ドラムの回転力を外部に、又は、前記ドラムに回転力を伝達する回転力伝達部材が、前記ドラムに配されていることを特徴とする同期装置。
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