JP5074099B2 - サイレンサ - Google Patents

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Description

本発明は、気流等の媒体が通る流路外周に吸音材層を形成した構成のサイレンサに関するものである。
図1は、従来の気流等の媒体が通る気流流路外周に吸音材層を形成したサイレンサ(セル型サイレンサ)の構成例を示す図で、図1(a)は正面図、図1(b)は側断面図(図1(a)のA−A断面図)である。図示するように、サイレンサ100は、気流103が流れる断面矩形状の気流流路101の外周にグラスウール等の吸音材層102を形成した構成である。このように気流流路101の外周に吸音材層102を形成したサイレンサ(セル型サイレンサ)では、吸音材の特性から、図2の曲線104に示すように減音量(dB)は高周波域が大きく低周波域が小さい特性となっている。
上記吸音材層102を用いたセル型サイレンサの低周波域側の騒音の減音量を大きくするには、サイレンサの長さを増やさなければならず(設置するサイレンサの段数を増やす)、設置スペースが大きくなり、併せてサイレンサ100の設備費用も膨大となる。また一方で、この吸音材層102を用いたセル型サイレンサの高周波域側の騒音に対する減音量は元々大きいことから、高周波域側では往々にして過剰な設備になってしまうという問題がある。
低周波向きのサイレンサとしては、図3に示すような、膨張型サイレンサ200、即ち気流等の媒体流路201の断面積を媒体入口202及び媒体出口204の面積より大きく構成したサイレンサがある。しかしこの膨張型サイレンサは構造的な理由から圧力損失が大きくなるため用いられない場合が多い。なお、図3(a)は正面図、図3(b)は側断面図(図3(a)のB−B断面図)である。
吸音材を用いた代表的なサイレンサとしてセル型、円筒型、スプリッタ型サイレンサ等があるが、これらのサイレンサの優位性は、その外観の断面形状を組み合わせることで既設の換気ダクト内に設置しやすいことや、ダクト途中に施工しやすいことに特徴がある。また、図3に示す膨張型サイレンサ等を用いた場合は、その施工上の利便性を持たないため、低周波域騒音を低減できる利点が十分活かされないという問題がある。
その他の吸音材を用いない低周波向きのサイレンサとして、図4に示すサイドブランチ型のサイレンサがある。このサイレンサ300は気流等の媒体が通る円筒状の媒体流路301に開口するサイドブランチ302を設けた構成である。このサイドブランチ302の径は媒体流路301の径と同径で、その長さは減音の対象とする音波周波数の波長の1/4の長さに設定する。このように媒体流路301に開口するサイドブランチ302を設けることにより、図5の曲線105に示すように、低周波域での減音量を大きくできる。
上記サイドブランチ型のサイレンサ300は、サイドブランチ302の長さを所定の長さに設定することにより、減音対象の騒音を減音させることができるが、上記のように媒体流路(ダクト)301の側面に同径で減音対象の音波周波数の波長の1/4の長さのサイドブランチ(ダクト)302を設置する必要があり、設置スペースが大きくなるという問題がある。
なお、従来この種のダクト消音装置としては、特許文献1に記載されたものがある。このダクト消音装置はダクトの対向する一対の壁面境界に多数の音響管を設置する構成のため設置スペースが大きくなるという問題がある。
特開2003−216159号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、従来の吸音材層を有するサイレンサの外観形状を維持したまま、即ち設置スペースを増大させることなく、サイドブランチ型サイレンサのような共鳴による減音効果による低周波域の減音性能を向上させることができるサイレンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、気流流路の外周を内枠と吸音材層で順次覆った構成のサイレンサにおいて、前記吸音材層内部に前記気流流路に一端が開口する対となる音響管を設けると共に、該音響管を前記気流流路の内枠の外周に沿って該気流流路の気流方向に対して直角に配置し、音響管を前記吸音材層の形状に合わせて折り曲げた構成としたことを特徴とする。
上記のように音響管を吸音材層の形状に合わせて折り曲げた構成とすることにより、従来の吸音材層を有するサイレンサの外観形状を維持したままサイドブランチ型サイレンサのような共鳴による減音効果による低周波域の減音性能を向上させることができる。また、図2の曲線104に示すように、流路外周に吸音材層102を形成した断面矩形状のサイレンサ(セル型サイレンサ)では、減音量(dB)は高周波域が大きく低周波域が小さい傾向となる。低周波域での減音性能を向上させようとしてサイレンサの段数を多くすると、上述したように高周波域側が過剰な設備となるが、気流流路に開口する対となる音響管を気流流路の内枠の外周に沿って該気流流路の気流方向に対して直角に配置して設けることにより、図5の曲線105に示すように、低周波域での減音量を大きくできる。
また、本発明は上記記載のサイレンサにおいて、前記対となる音響管を複数とし、少なくとも2組の隣接する対となる音響管の前記気流流路への開口が互いに該気流流路断面の対角線の両端に位置することを特徴とする。このように2組の隣接する対となる音響管の気流流路への開口が互いに該気流流路断面の対角線の両端に位置することにより、均等な減音量を得ることが可能となる。また、本発明は上記記載のサイレンサにおいて、少なくとも2組の隣接する対となる音響管の前記気流流路への開口が互いに該気流流路の断面の一方側に位置することを特徴とする。このように2組の隣接する対となる音響管の気流流路への開口が互いに該気流流路の断面の一方側に位置することにより、偏りや指向性がある音に対しても適切な減音量を得ることが可能となる。
また、本発明は気流流路の外周を内枠と吸音材層と外枠で順次覆った構成のサイレンサにおいて、前記吸音材層内部に前記気流流路に一端が開口する対となる音響管を設けると共に、該音響管を前記気流流路の内枠の外周に沿って該気流流路の気流方向に対して直角に配置し、前記音響管の固定は該音響管の前記気流流路に開口する一端のみとし、前記音響管を該音響管と前記外枠との間にゴムシートを介在させて前記吸音材の形状に合わせて折り曲げた構成としたことを特徴とする。このように音響管を外枠との間にゴムシートを介在させて吸音材の形状に合わせて折り曲げた構成としたことにより、音響管の音響加振による振動の影響を低減することができる。
また、本発明は気流流路の外周を吸音材層で覆った構成のサイレンサにおいて、前記吸音材層内部に前記気流流路に一端が開口する対となる音響管を設けると共に、該音響管を前記気流流路の外周に沿って該気流流路の気流方向に対して直角に配置し、前記音響管を前記吸音材の形状に合わせて折り曲げた構成とし、共鳴周波数を調整するために前記音響管の長さが可変であることを特徴とする。
また、本発明は、上記サイレンサにおいて、前記音響管を分割構造とし、本体部に対して分割部がスライドできる構造とすることで、前記音響管の長さが可変であることを特徴とする。上記のように音響管の長さを可変とするので、共鳴周波数を調整する場合は、分割部をスライドさせて音響管の長さを変えて共鳴周波数を調整することができる。
本発明によれば、吸音材層内部に気流流路に一端が開口する対となる音響管を設けると共に、該音響管を気流流路の内枠の外周に沿って該気流流路の気流方向に対して直角に配置し、音響管を吸音材層の形状に合わせて折り曲げた構成としたので、設置スペースを増大させることなく、従来のサイレンサの外観形状を維持したままサイドブランチ型サイレンサのような共鳴による減音効果による低周波域の減音性能を向上させることができる。
また、音響管を外枠との間にゴムシートを介在させて吸音材の形状にて折り曲げた構成とするので、音響管における音響加振による振動の影響を低減できる。
また、音響管の長さを可変とするので、共鳴周波数を調整する場合は、分割部をスライドさせて音響管の長さを変えて共鳴周波数を調整することができる。
以下、本願発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図6及び図7は本発明に係るサイレンサ(セル型サイレンサ)の外観構成例を示す図で、図6(a)、(b)は内部の吸音材層を除いた内部外観斜視図であり、図7(a)は図6(a)のD−D断面図、図7(b)は図7(a)のE−E断面図、図7(c)は図7(a)のF−F断面図である。本サイレンサ10は断面矩形状の気流流路11を形成するパンチングメタルからなる内枠12を備え、該内枠12の両端近傍にそれぞれ一端が気流流路11に開口する一対の音響管(サイドブランチ)13、13と一対の音響管(サイドブランチ)14、14が取付けられている。
内枠12の外周はグラスウールをガラスクロスで成包した構成の吸音材層15で覆われている。なお、吸音材層15はこのグラスウールをガラスクロスで成包した構成のものに限定されるものではなく、吸音作用を有する材料からなる吸音材層であれば良い。音響管13、13は断面が矩形状でその一端13a、13aを図7(b)に示すように気流流路11の角部(断面角部)に開口して取付けられ、他端13bは閉塞され、更に吸音材層15の形状に合わせて折り曲げた(ここでは外周面が吸音材層15の外周面と同一面になるように折り曲げた)構成となっている。音響管14、14も断面が矩形状でその一端14a、14aは図7(c)に示すように気流流路11の角部(断面角部)に開口して取付けられ、他端14bは閉塞され、更に吸音材層15の形状に合わせて折り曲げた構成となっている。即ち、パンチングメタルからなる内枠12と一対の音響管13,13との間及び一対の音響管14、14との間には吸音材層15が介在している。
音響管13と音響管13は気流流路11の断面に対して左右対称に配置され、音響管14と音響管14も気流流路11の断面に対して左右対称に配置されている。また、音響管13、13の一端(開口)13a、13aの取り付け位置と、音響管14、14の一端(開口)14a、14aの取り付け位置は、図7(b)、(c)に示すように、それぞれ気流流路11の両端部で断面対角線上に配置している。これにより均等な減音量を得ることが可能となる。なお、音響管13、13の中心線の長さ、音響管14、14の中心線長さは減音の対象となる音波周波数の波長の1/4の長さとする。サイレンサ10の外周は外枠板16で覆われ、両端部は気流流路11に連通する開口が形成された端板17で覆われている。即ち、音響管13、13、音響管14,14の外周面を除く、内周面及び両側面は吸音材層15で覆われている。
サイレンサを上記構成とすることにより、音響管13、13及び音響管14、14は図4に示すサイドブランチ型のサイレンサと同様の作用を奏し、低周波領域でも図5の曲線105に示すように大きい減音作用が得られる。しかも音響管13、14を吸音材層15の形状に合わせて折り曲げた構成としているから、従来の吸音材層を有するサイレンサの外観形状を変えることがないから、設置スペースに変化がない。また、サイレンサを多段に配置しなくとも低周波領域での大きい減音作用が得られるから、サイレンサを多段に配置する場合のように高周波領域での設備過剰という問題も発生することなく、コスト低減が可能となる。
上記構成のサイレンサ10において、音響管13、13、音響管14、14と外枠板16等の構造体との間に図示は省略するゴムシート等を介在させ防振絶縁することで、音響管13、13、音響管14、14における音響加振による振動の影響を低減することができる。また、上記サイレンサ10では、断面に対して均等な減音量を得るために長手方向の音響管13、13と音響管14、14の配置を対角線上としているが、偏りや指向性のある音に対しては、片側に配置するのもよい。
図8は本発明に係るサイレンサ(セル型サイレンサ)の音響管の気流流路断面に対する配置状態を説明するための図である。サイレンサ20の音響管22、22は、気流流路21側は一端22aが開口(開口端22a)し、反対側端22bは閉塞(閉塞端22b)している。また、音響管22、22の中心線長さは減音の対象とする音波周波数の波長λのλ/4波長の長さである。音響管22、22の設置位置は気流流路21の断面に対して対になるように配置する。また、音響管22、22は吸音材層23内に配置され(音響管22、22の外周は吸音材層23で覆われ)、サイレンサ20の外観形状は、図1(a)の従来のサイレンサと変わらない。音響管22、22の配置は理想的には左右対称となるように配置するのが望ましい。また、音響管22、22の開口端22a、22aの配置位置(取付け位置)は気流流路21の角部(断面角部)とすることが有効的である。
図9は本発明に係るサイレンサ(セル型サイレンサ)の構成例を示す図で、図9(a)は横断面図(図9(b)H−H断面)、図9(b)は側断面図(図9(a)G−G断面)である。本サイレンサ30は減音の対象とする音の周波数が複数ある場合で、気流流路31に複数対(図では4対)の異なる音響管32、32、音響管33、33、音響管34、34、音響管35、35が配置されている。音響管32、35が減音対象とする音の周波数=Fa(Hz)、波長=λa、音響管33、34が減音対象とする音の周波数=Fb(Hz)、波長=λbとする。音響管32の中心線と音響管35の中心線の長手方向の設置間隔をλa/4とし、音響管33の中心線と音響管34の中心線の長手方向の間隔をλb/4とする。
対となる音響管32、32、音響管33、33、音響管34、34、音響管35、35のそれぞれは、サイレンサ30の断面に対する減音の偏りを無くすため、開口端を上記と同様矩形状の気流流路31の対角線上に配置する方が望ましい。図10は図9に示すサイレンサの周波数に対する減音量の関係を示す図である。図10において、曲線104は吸音材層36による減音効果を、曲線46は音響管33、34による減音効果を、曲線47は音響管32、35による減音効果をそれぞれ示す。このように音響管32、35及び音響管33、34が減音対象とする周波数での減音量が大きくなる。
図11は本発明に係るサイレンサ(セル型サイレンサ)の構成例を示す図で、図11(a)は横断面図(図11(b)のJ−J断面)、図11(b)は側断面図(図11(a)のI−I断面)である。本サイレンサ40は減音の対象とする音の減音性能をより高めるため減音対象とする周波数が同じ音響管を気流流路41に複数対(図では3対)の音響管42、42、音響管43、43、音響管44、44で配置している。ここで音響管42、43、44が減音対象とする音の周波数=Fc(Hz)、波長=λcとする。音響管42の中心線から音響管43の中心線までの長手方向の間隔、音響管43の中心線から音響管44の中心線までの長手方向の設置間隔をそれぞれλc/4とし、連続して配置している。
上記構成のサイレンサにおいて、音響管の開口端の面積の大きさによって減音量が変化するため、必要減音量に合わせて音響管の開口端の口径(面積)を決定する。音響管の先端は閉塞しており、図4に示すサイドブランチと同様に減音対象周波数(共鳴周波数)では、先端部の音圧が最大となる。このため音響加振により振動が発生しサイレンサの外枠板に伝播することで、板振動により騒音が発生し減音量が十分得られない可能性がある。この対策として、音響管を開口端のみで固定し、音響管の周囲に吸音材を配置することにより、振動が伝わりにくい構造とすることが可能となる。また、このような構造とすることにより、低周波域の音の減音を目的とした音響管とその外周に高周波域の音の減音を目的とする吸音材層が存在することになり、周波数的にバランスの良い減音性能を有するサイレンサを構成できる。
音響管の開口端で気流音が発生した場合、開口端部に音は通すが気流は通さない、即ち音は透過するが気流は透過しない材料からなる膜を設置することにより、気流音の発生を防止できる。
図12は本発明に係るサイレンサ(セル型サイレンサ)の構成例を示す図で、図12(a)は横断面図、図12(b)はK部分の拡大図である。本サイレンサ50は共鳴周波数を調整するために気流流路51に一端が開口する対となる音響管52、52の長さを変化できるようにしている。ここでは音響管52を分割構造とし、本体部52aに対して分割部52bが矢印Lに示すようにスライドできる構造としている。共鳴周波数を調整する場合は、音響管52の本体部52aに対して分割部52bを矢印Lに示すようにスライドさせて所定の長さに調整し、固定具(ボルト等)53により、分割部52bを本体部に固定することにより、共鳴周波数を調整することができる。なお、図12において、54は吸音材層である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態例ではセル型サイレンサ(断面矩形状のサイレンサ)を例に説明したが、吸音材層の内部に気流流路に開口する対となる音響管を設置できる構成であれば、断面形状は円形としてもよく、円筒型、スプリッタ型のサイレンサ等にも本発明は適用できる。
従来の吸音材層を有するサイレンサの構成を示す図である。 従来の吸音材層を有するサイレンサの周波数に対する減音量の関係を示す図である。 従来の膨張型サイレンサの構成を示す図である。 従来のサイドブランチ型のサイレンサの構成を示す図である。 従来のサイドブランチ型のサイレンサの周波数に対する減音量の関係を示す図である。 本発明に係るサイレンサの吸音材層を除いた内部構造を示す外観図である。 本発明に係るサイレンサの内部構造を示す断面図である。 本発明に係るサイレンサの音響管の気流流路に対する配置状態を示す断面図である。 本発明に係るサイレンサの内部構造を示す断面図である。 本発明に係るサイレンサ(図9に示す構成のサイレンサ)の周波数に対する減音量の関係を示す図である。 本発明に係るサイレンサの内部構造を示す断面図である。 本発明に係るサイレンサの内部構造を示す断面図である。
符号の説明
10 サイレンサ
11 気流流路
12 内枠
13 音響管
14 音響管
15 吸音材層
16 外枠板
17 端板
20 サイレンサ
21 気流流路
22 音響管
23 吸音材層
30 サイレンサ
31 気流流路
32 音響管
33 音響管
34 音響管
35 音響管
36 吸音材層
40 サイレンサ
41 気流流路
42 音響管
43 音響管
44 音響管
45 吸音材層
50 サイレンサ
51 気流流路
52 音響管
53 固定具
54 吸音材層

Claims (6)

  1. 気流流路の外周を内枠と吸音材層で順次覆った構成のサイレンサにおいて、
    前記吸音材層内部に前記気流流路に一端が開口する対となる音響管を設けると共に、該音響管を前記気流流路の内枠の外周に沿って該気流流路の気流方向に対して直角に配置し、該音響管を前記吸音材層の形状に合わせて折り曲げた構成としたことを特徴とするサイレンサ。
  2. 請求項1に記載のサイレンサにおいて、
    前記対となる音響管を複数とし、
    少なくとも2組の隣接する対となる音響管の前記気流流路への開口が互いに該気流流路断面の対角線の両端に位置することを特徴とするサイレンサ。
  3. 請求項1に記載のサイレンサにおいて、
    前記対となる音響管を複数とし、
    少なくとも2組の隣接する対となる音響管の前記気流流路への開口が互いに該気流流路の断面の一方側に位置することを特徴とするサイレンサ。
  4. 気流流路の外周を内枠と吸音材層と外枠で順次覆った構成のサイレンサにおいて、
    前記吸音材層内部に前記気流流路に一端が開口する対となる音響管を設けると共に、該音響管を前記気流流路の内枠の外周に沿って該気流流路の気流方向に対して直角に配置し、前記音響管の固定は該音響管の前記気流流路に開口する一端のみとし、前記音響管を該音響管と前記外枠との間にゴムシートを介在させて前記吸音材の形状に合わせて折り曲げた構成としたことを特徴とするサイレンサ。
  5. 気流流路の外周を吸音材層で覆った構成のサイレンサにおいて、
    前記吸音材層内部に前記気流流路に一端が開口する対となる音響管を設けると共に、該音響管を前記気流流路の外周に沿って該気流流路の気流方向に対して直角に配置し、前記音響管を前記吸音材の形状に合わせて折り曲げた構成とし、共鳴周波数を調整するために前記音響管の長さが可変であることを特徴とするサイレンサ。
  6. 請求項5に記載のサイレンサにおいて、
    前記音響管を分割構造とし、本体部に対して分割部がスライドできる構造とすることで、前記音響管の長さが可変であることを特徴とするサイレンサ。
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