JP5071925B2 - 高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線 - Google Patents

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Description

この発明は半導体装置の実装のためのボンディングワイヤ用金合金線に関するものであり、広い温度範囲で使用することができるトランジスタ、LSI、ICなど半導体素子のチップ電極と外部リード部とを接続するための高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線に関するものである。
近年、トランジスタ、LSI、ICなど半導体素子は、広い温度範囲で使用されるようになっている。例えば、車載用ICなどは動作温度がますます高くなる傾向にあり、かかる高温を含む広い温度環境下に曝されても高度の信頼性が要求されている。
かかる広い温度範囲の環境下で使用されるICチップ上の電極と外部リード部を接続するボンディングワイヤ用金合金線として、Pd、Pt、Rh、Ir、Os、Ruのうちの1種または2種以上を合計で0.1〜5質量%を含有し、さらに、Ca,Be,Ge、Si、Fe、Yおよび希土類元素の内の少なくとも1種を合計で1〜50ppm含有し、残部がAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有するボンディングワイヤ用金合金線が知られている(特許文献1参照)。
さらに、Pd、Pt、Rh、Ir、Os、Ruのうちの1種または2種以上を合計で3〜1000ppmを含有し、さらにSc、Yおよび希土類元素の内の少なくとも1種を合計で1〜500ppm含有し、さらにBe、Ca、Ge、Ni、Fe、Co、Agのうちの1種または2種以上を合計で1〜500ppmを含有し、残部がAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有するボンディングワイヤ用金合金線が知られている(特許文献2参照)。
これら従来のボンディングワイヤ用金合金線を使用してICチップ上の電極と外部リード部を接続するには、一般に金合金線を超音波併用熱圧着ボンディングする方法が主として用いられている。
特開平6−112251号公報 特開平6−112259号公報
近年、車載半導体デバイスでは室内エリアの拡大および収納スペースの増加のために、車載半導体デバイスは高温の過酷な使用環境下にあるエンジンルーム装着が主流になってきており、エンジンルームのような高温の過酷な使用環境下にあっても高い接合信頼性を確保しなければならない。さらに、車載半導体デバイスにはAlパッドが3〜4μmと厚い比較的厚いチップを用いたものがあるが、そのような車載半導体デバイスにおいても良好な接合信頼性を確保する必要がある。さらに、近年の自動車には各種IT機器が搭載され、さらに高精度化された各種の制御機器が搭載されるようになっていることから、そこで使用される半導体パッケージのピンがますます増加し、従来よりもAlパッド間隔が狭くなっている。そのために、ボールボンディングでの圧着ボールの真円性が低いと、圧着ボールの一部がAlパッドからはみ出し、隣の圧着ボールと接触することによるショート不良が発生し、このショート不良は、Alパッド面積の縮小により益々発生しやすくなることから、従来よりも真円性の高い圧着ボールが生成することが必要となっている。
しかし、前記特許文献1記載のボンディングワイヤ用金合金線は、Pd、Pt、Rh、Ir、Os、Ruのうちの1種または2種以上の含有量が多すぎるために、ボンディングに際して生成するボールの硬さが高くなりすぎ、Alパッドの剥離やAlパッドの下部にある層間絶縁膜の破壊をもたらし、さらにAlパッドが3〜4μmと厚い場合にはAlパッドにボールが埋まり、超音波によるAlパッド上の酸化皮膜の破壊が損なわれ、酸化皮膜が完全に破壊されずにAl新生面の生成面積が減少することから、Alパッドと圧着ボールの接合面積が減少し、接合信頼性が低下するので好ましくないという欠点がある。
また、前記特許文献2記載のボンディングワイヤ用金合金線は、PtおよびPdの含有量が低すぎるために、圧着ボールとAlパッドとの接合信頼性が低いという欠点がある。
そこで、本発明者らは、高い接合信頼性、圧着ボールの高い真円性を有し、さらのAlパッドとその下部の損傷が生じにくいボンディングワイヤ用金合金線を開発すべく研究を行った。
その結果、Ptおよび/またはPdの内の1種または2種を合計で2000〜20000ppm(ppmは、質量ppmを示す、以下同じ)を含有し、さらに圧着ボールの真円性に大きく影響を及ぼすIrを1〜200ppmを含有させた金合金に、さらにSr:13〜40ppmを含有した金合金線は、これを用いてボンディングを行うと、高い接合信頼性およびAlパッドの非損傷性に優れるとともに、さらに歪んだ円形の圧着ボールの生成がなくなり、すべて円形となって一層真円性の高いボンディングワイヤ用金合金線を得ることができる、という研究結果が得られたのである。
この発明は、かかる研究結果に基づいて成されたものであって、
(1)PtおよびPdの内の1種または2種を合計で2000〜20000ppm、Ir:1〜200ppm、Sr:13〜40ppmを含有し、残りがAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有する高い初期接合性、高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有するボンディングワイヤ用金合金線、に特徴を有するものである。
前記(1)記載のボンディングワイヤ用金合金線には、さらに、必要に応じて、Ca:1〜20ppm、またはEu、La、Yの内の少なくとも1種を合計で1〜20ppm、またはCa:1〜20ppmおよびEu、La、Yの内の少なくとも1種を合計で:1〜20ppmを含有させることができ、
(イ)Ca:1〜20ppmを含有する場合はSrとCaの合計が40ppm以下となるように含有することが好ましいこと、
(ロ)Eu、La、Yの内の少なくとも1種を合計で1〜20ppmを含有する場合はSr、Eu、La、Yの合計が40ppm以下となるように含有することが好ましいこと、
(ハ)Ca:1〜20ppmおよびEu、La、Yの内の少なくとも1種の合計:1〜20ppmを含有する場合はSr、Ca、Eu、La、Yの合計が40ppm以下となるように含有することが好ましいこと、などの研究結果が得られたのである。
したがって、この発明は、かかる研究結果に基づいて成されたものであって、
(2)PtおよびPdの内の1種または2種の合計:2000〜20000ppm、Ir:1〜200ppm、Sr:13〜15ppmを含有し、さらに、
Ca:1〜20ppmをSrとCaの合計が35ppm以下となるように含有し、残りがAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有する高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線、
(3)PtおよびPdの内の1種または2種の合計:2000〜20000ppm、Ir:1〜200ppm、Sr:13〜15ppmを含有し、さらに、
Eu、La、Yの内の1種または2種以上の合計:1〜20ppmをSr、Eu、LaおよびYの合計が33ppm以下となるように含有し、残りがAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有する高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線、
(4)PtおよびPdの内の1種または2種の合計:2000〜20000ppm、Ir:1〜200ppm、Sr:13〜15ppmを含有し、さらに、
Ca:1〜20ppm、
Eu、La、Yの内の少なくとも1種の合計:1〜20ppm、
をSr、Ca、Eu、LaおよびYの合計が38ppmとなるように含有し、残りがAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有する高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線、に特徴を有するものである。
前記(1)、(2)、(3)または(4)記載のボンディングワイヤ用金合金線に、さらにAg:1〜500ppmを含有させた成分組成を有しても良い。
したがって、この発明は、
(5)さらにAg:1〜500ppmを含有する前記(1)〜(4)の内のいずれかに記載の高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線、に特徴を有するものである。
次に、この発明の高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有しさらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線において、その成分組成を前述のように限定した理由を説明する。
(a)Pt、Pd:
PtおよびPdは、共にAuと全率固溶する元素であり、圧着ボールとAlパッドとの接合強度の劣化を抑えることができるという接合信頼性を向上させる効果を有する。接合界面近傍でPtやPdを含む相が層状に生成し、その相がAuの拡散速度を低下させる層(いわゆるAu拡散に対するバリア層)として作用するために、Auの拡散に伴い接合部に発生するボイドの生成速度を抑制し、その結果として、圧着ボールとAlパッドとの接合強度の劣化を抑えて接合信頼性を向上しているものと考えられる。この接合強度の劣化の抑制(接合信頼性を向上する)効果はPtやPdの量が多いほど高くなる。すなわち、PtおよびPdの内の1種または2種の合計が2000ppm未満では接合強度劣化の抑制効果が限定されるので好ましくなく、一方、PtおよびPdの内の1種または2種の合計が20000ppmを越えて含まれると、ボールの硬度が高くなりすぎてボンディング時にICチップの割れやAlパッドとその下部に損傷を与えるようになり、さらに初期接合性も低下するので好ましくない。したがって、PtおよびPdの内の1種または2種の合計を2000〜20000ppmに定めた。
(b)Ir:
Irは、金合金の高温における粒成長(結晶粒の粗大化)を抑制する作用を有し、そのため、フリーエアボールを形成する際に、ボール部からの熱の影響により、ボール直上のワイヤ部(熱影響部)の結晶粒が粗大化することを防ぐと共に、凝固したフリーエアボール部は多数の微細な結晶粒から形成され、接合時に圧着ボールが放射状に均等に広がり、圧着ボールの真円性を向上させる効果を有するが、Irの含有量が1ppm未満では所定の効果が得られず、一方、PtおよびPdのうちの1種または2種を合計で2000〜20000ppmを含有するボンディングワイヤ用金合金線においてIrが200ppmを超えて含有しても上記効果は飽和し、添加による効果の明確な向上が認められない上に、ボールの硬度が高くなり、ICチップの破壊あるいは損傷が生じるようになるので好ましくない。したがって、Irの含有量を1〜200ppmに定めた。
(c)Sr:
アルカリ土類金属であるSrは、金属結合半径がAuの金属結合半径より大きく、Auの結晶格子に歪みを与えて、ボンディングワイヤ用金合金線の機械的強度およびフリーエアボールの加工硬化性を高め、さらに再結晶温度を上げ、金合金線のループ高さを低くする効果があるが、Srの含有量がppm未満では高い信頼性が得られない場合が多い。すなわち、フリーエアボールの加工硬化性が低いことから、ボンディング時にAlパッドが十分に塑性変形できず、したがってAlパッドの酸化皮膜が完全に破壊されず、Al新生面の生成面積が減少することから、Alパッドと圧着ボールの接合面積が減少し、接合信頼性が低下するので好ましくない。一方、Srが40ppmを越えて含有すると、ボールボンディングの際に形成するフリーエアボールの表面に多量の酸化物が生成し、さらにフリーエアボールの底部中央の接合に寄与できない大きな引け巣が形成され、ボールボンディングの接合信頼性が低下するともに、さらに加工硬化性が高くなり過ぎるためにAlパッドやその下部の損傷も発生するので好ましくない。本発明では、Srの含有量を13〜40ppmに定めた。
(d)Ca:
アルカリ土類金属であるCaは、金属結合半径がAuの金属結合半径より大きく、Auの結晶格子に歪みを与えて、ボンディングワイヤ用金合金線の機械的強度ならびにフリーエアボールの加工硬化性を高め、さらに再結晶温度を上げ、金合金線のループ高さを低くする効果があるので必要に応じて添加するが、Caの含有量が1ppm未満では所定の効果が得られないので好ましくなく、一方、Caの含有量が20ppmを越えると、ボールボンディングの際にフリーエアボールの表面に多量の酸化物が生成し、さらにフリーエアボールの底部中央に接合に寄与できない大きな引け巣が形成されるため、ボールボンディングの接合信頼性が低下するので好ましくない。したがって、Caの含有量を1〜20ppmに定めた。CaはSrとほぼ同じ作用を奏するところから、CaとSrの添加量の合計が40ppmを越えると加工硬化が高くなりすぎるため、Alパッドやその下部の損傷が発生するようになるので好ましくない。したがって、CaとSrの添加量の合計は40ppm以下となるように定めた。
(e)Eu,La,Y:
希土類元素であるEu,La,Yは、金属結合半径がAuの金属結合半径より大きく、Auの結晶格子に歪みを与えて、ボンディングワイヤ用金合金線の機械的強度ならびにフリーエアボールの加工硬化性を高めるとともに、再結晶温度を上げ、金合金線のループ高さを低くする効果があるので必要に応じて添加するが、Eu,La,Yの含有量が1ppm未満では所望の効果が得られず、一方、Eu,La,Yの含有量が20ppmを越えると、ボールボンディングの際に形成するフリーエアボールの表面に多量の酸化物が生成し、さらにフリーエアボールの底部中央に接合に寄与できない大きな引け巣が形成されるため、ボールボンディングの接合信頼性が低下するので好ましくない。したがって、Eu,La,Yの含有量を1〜20ppmに定めた。
Eu,LaおよびYはSrとほぼ同じ作用を奏するところから、Eu,La、YおよびSrの添加量の合計が40ppmを越えると加工硬化が高くなりすぎるため、Alパッドやその下部の損傷が発生するようになるので好ましくない。したがって、Eu,La、YおよびSrの添加量の合計は40ppm以下となるように定めた。
Ag:
Agが1〜500ppm含有されても上記特性にほとんど影響を与えないので必要に応じて添加するが、しかし500ppmを越えると初期接合性の低下が認められるようになるので好ましくない。
この発明のボンディングワイヤ用金合金線は、接合信頼性に優れ、さらに圧着ボールの真円性が優れているので、この金合金線を使用してボンディングを行うと、半導体素子の高集積化に対応できるなどなど産業上すぐれた効果をもたらすものである。
線径:50μmを有し、表1〜3に示される成分組成を有する金合金線素材を伸線加工することにより線径:25μmを有する金合金線を作製し、この金合金線を破断伸び率が3〜5%になるように焼鈍することにより本発明ボンディングワイヤ用金合金線(以下、本発明ワイヤという)1〜28、比較ボンディングワイヤ用金合金線(以下、比較ワイヤという)1〜19および従来ボンディングワイヤ用金合金線(以下、従来ワイヤという)1〜2を製造し、半径:25mmの中間スプールに巻き取った。中間スプールに巻き取られたワイヤをさらに半径:25mmのスプールに2000m巻取り、これらワイヤの先端15mを捨てた。
これら表1〜3に示される成分組成を有する本発明ワイヤ1〜28、比較ワイヤ1〜19および従来ワイヤ1〜2をKulicke&Soffa製のワイヤボンダー(マクサムプラス)にセットし、半導体ICチップが搭載された基板に、
加熱温度:160℃、
ループ長さ:5mm、
ループ高さ:250μm、
圧着ボール径:50μm、
圧着ボール高さ:11μm、
の条件でボンディングを行って、下記の測定を行うことによりAlパッドとその下部の非損傷性、圧着ボールの真円性および接合信頼性についての評価を行った。
ループは台形ループと呼ばれる圧着ボール直上ならびに2ndボンド側近傍に曲がり(キンク)を有する形状を採用した。
Alパッドとその下部(以下、Alパッド部という)の非損傷性評価
各サンプルにつき100個のファーストボンド部の圧着ボールをデイジ社製ボンドテスター(PC2400)を用いてシェアすることにより取り除き、シェア後のAlパッド部(Alパッドとその下部)を観察してその損傷を調べ、損傷したAlパッド数をカウントし、その結果を表4〜6に示すことによりAlパッド部の非損傷性を評価した。
圧着ボールの真円性評価:
各サンプルにつき100個の圧着ボールを観察し、比較サンプル対比で評価した。すなわち、圧着ボールの外周に凹凸が存在しない圧着ボールを真円性が高いと判定し、圧着ボールの外周に明らかに凹凸が存在する圧着ボールを真円性が低いと判定し、外周に明らかに凹凸が存在する真円性が低い圧着ボール(不良ボール)の数をカウントし、その結果を表4〜6に示すことにより圧着ボールの真円性を評価した。
接合信頼性評価:
ボンディングしたサンプルを、175℃の空気中で2500時間保管した後に、デイジ社製ボンドテスター(PC2400)を用いて圧着ボール直上のループの曲がり(ファーストボンド側直上のキンク)にツールを引っかけてプル試験(各サンプルにつき100個)を行った。プル試験での破断は、接合性が良好な場合はネック部で破断するが、接合性が劣化している場合は圧着ボールとAlパッドの接合界面、すなわち金属間化合物内にて破断(ボールリフト)する。圧着ボールを観察し、ボールリフト数をカウントし、その結果を表4〜6に示すことにより接合信頼性を評価した。

表1〜6に示される結果から、本発明ワイヤ1〜28は、Alパッド部の非損傷性、圧着ボールの真円性および圧着ボールの接合信頼性のいずれもが良好であるに対し、従来ワイヤ1〜2はAlパッド部の非損傷性および圧着ボールの接合信頼性のいずれかが不良であることから、本発明ワイヤ1〜28は従来ワイヤ1〜2に比べて優れていることが分かる。また、この発明の範囲から外れた成分組成を有する比較ワイヤ1〜19は、Alパッド部の非損傷性、圧着ボールの真円性、接合信頼性の少なくともいずれか一つの特性が不良となるので好ましくないことが分かる。

Claims (5)

  1. PtおよびPdの内の1種または2種の合計:2000〜20000ppm(ppmは、質量ppmを示す、以下同じ)、Ir:1〜200ppm、Sr:13〜40ppmを含有し、残りがAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有することを特徴とする高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線。
  2. PtおよびPdの内の1種または2種の合計:2000〜20000ppm(ppmは、質量ppmを示す、以下同じ)、Ir:1〜200ppm、Sr:13〜15ppmを含有し、さらに、
    Ca:1〜20ppmをSrとCaの合計が35ppm以下となるように含有し、残りがAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有することを特徴とする高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線。
  3. PtおよびPdの内の1種または2種の合計:2000〜20000ppm(ppmは、質量ppmを示す、以下同じ)、Ir:1〜200ppm、Sr:13〜15ppmを含有し、さらに、
    Eu、La、Yの内の1種または2種以上の合計:1〜20ppmをSr、Eu、LaおよびYの合計が33ppm以下となるように含有し、残りがAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有することを特徴とする高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線。
  4. PtおよびPdの内の1種または2種の合計:2000〜20000ppm(ppmは、質量ppmを示す、以下同じ)、Ir:1〜200ppm、Sr:13〜15ppmを含有し、さらに、
    Ca:1〜20ppm、
    Eu、La、Yの内の少なくとも1種の合計:1〜20ppm、
    をSr、Ca、Eu、LaおよびYの合計が38ppm以下となるように含有し、残りがAuおよび不可避不純物からなる成分組成を有することを特徴とする高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線。
  5. さらにAg:1〜500ppmを含有することを特徴とする請求項1〜4の内のいずれかの請求項に記載の高い接合信頼性および圧着ボールの高い真円性を有し、さらにAlパッドとその下部が損傷しにくいボンディングワイヤ用金合金線。
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