JP5070517B2 - 気密エレクトロウェッティング装置 - Google Patents

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Description

発明の分野
この発明はエレクトロウェッティング装置、特に液体レンズ、およびその製作方法に関する。特に、この発明はエレクトロウェッティング装置の2つの部分の封止に関する。
発明の背景
可変焦点液体レンズの多数の実施例が、同一人に譲渡された欧州特許第1166157号に記載されている。この出願の図1は当該特許の図12に対応する。図1に示されるように、光学レンズは2枚の絶縁透明板100および102を備える。板102は、装置の光軸Δに対して傾斜した側面104を有し、かつ絶縁液体106の液滴を受ける円錐形または円筒形の凹部を備える。透明板100の方へ上に延在するチャンバの残りの部分は、導電性の第2の液体108で充填される。液体は混和せず、屈折率は異なるが密度はほぼ同一である。透明板102の外面の上に透明電極110が形成される。他の電極112が液体108と接触して設けられる。
エレクトロウェッティング効果のため、電極110と112との間に電圧を印加することによって、第1の液体106と第2の液体108との界面の曲率を、たとえば線Aで示されるような当初の凹型形状から線Bで示されるような凸型形状に変化させることが可能である。したがって、液滴106の領域内の板100および102に垂直なセルを通過する光線は、印加電圧に多少依存して焦点合わせされることになる。
図1に示されるような可変レンズを製造する際には、電極110が導電液体108から電気的に絶縁され、かつ液体が容器の中にしっかりと封止される必要がある。
国際特許出願WO 2005/073779は、封止リングを用いて流体チャンバを封止することで流体が当該チャンバの外へ漏れないようにする可変焦点レンズパッケージを示している。
しかし、液体によってそれらの容器に加えられる圧力は、製造プロセス中に、または製造プロセスのためその後の使用中に、または装置が高温に晒されると非常に高くなり得ることが出願人によって証明された。提供される封止が不十分であれば、液体がレンズから漏れ出てレンズの光学性能の劣化をもたらす。したがって、液体によって加えられる圧力に耐え得る特定的な封止が必要である。さらに、液体108および106はある一定の材料に対して腐食性であり得るので多くの材料がレンズを封止するのに不適切となり、使用され得る材料の選択が制限される。
したがって、レンズの製造を容易に保ちつつ、液体によって加えられる圧力が高い場合を含むレンズの寿命中に漏れを防ぐために高気密封止を提供する、可変レンズハウジングおよびその製造方法が必要とされる。
発明の要約
この発明の1つの目的は、上記の必要性に対処するエレクトロウェッティング装置およびその製造方法を提供することである。
この発明の第一の局面によると、エレクトロウェッティング装置であって、エレクトロウェッティングによって可動の界面を規定する第1および第2の混和しない流体を備え、液体は、キャップ部分と、ベース部分と、第1の材料で形成され、キャップ部分上の第1の接触面とベース部分上の第2の接触面との間に位置決めされるガスケットと、ガスケットと第1の接触面および第2の接触面の一方との間に第2の材料で形成される第1の膜とを備える構造の中に封止される、エレクトロウェッティング装置が提供される。
この発明のさらなる局面によると、第1および第2の混和しない流体を収容するエレクトロウェッティング装置を製造する方法であって、第1の接触面を有するキャップ部分、第2の接触面を有するベース部分、ならびに第1の材料で形成され、第1の接触面と接触するための第1の側および第2の面と接触するための第2の側を有するガスケットを設けるステップと、第1の接触面、ガスケットの第1の側、第2の接触面、およびガスケットの第2の側の少なくとも1つの上に、第2の材料の少なくとも第1の膜を形成するステップと、キャップ部分とベース部分との間にガスケットを位置決めし、ベースとキャップ部分との間に第1および第2の流体を位置決めするステップと、第1および第2の流体を内部に封止するためにキャップ部分とベース部分との間に封止を作り出すのに十分なほどガスケットおよび第1の膜が圧縮されるような量の圧力を加えるステップとを備える、方法が提供される。
この発明のさらなる局面によると、可変焦点レンズであって、異なる屈折率を有し、エレクトロウェッティングによって可動の光合焦界面を規定する第1および第2の混和しない流体を備え、液体は、ベース部分と、第1の材料で形成され、キャップ部分上の第1の接触面とベース部分上の第2の接触面との間に位置決めされるガスケットと、ガスケットと第1の接触面および第2の接触面の一方との間に第2の材料で形成される第1の膜とを備える構造の中に封止される、可変焦点レンズが提供される。
この発明のまたさらなる局面によると、光学絞りであって、エレクトロウェッティングによって可動の界面を規定する第1および第2の混和しない流体を備え、液体は、キャップ部分と、ベース部分と、第1の材料で形成され、キャップ部分上の第1の接触面とベース部分上の第2の接触面との間に位置決めされるガスケットと、ガスケットと第1の接触面および第2の接触面の一方との間に第2の材料で形成される第1の膜とを備える構造の中に封止される、光学絞りが提供される。
この発明のさらなる局面によると、上記で説明されたようなエレクトロウェッティング装置、可変焦点レンズまたは光学絞りを備えるカメラモジュールが提供される。この発明のさらなる局面によると、上記で説明されたカメラモジュールを備える携帯電話が提供される。
この発明のさらなる目的、特徴および利点は、添付の図面とともに考慮されると例示的な好ましい実施例の以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
わかりやすくするために、図面全体を通して、対応する特徴には同様の参照番号を用いている。図面は一定の比に応じて描かれていない。
好ましい実施例の詳細な説明
図2は可変焦点液体レンズの実施例の断面斜視図を図示する。レンズ200はキャップ部分202、ガスケット204およびベース部分206を備え、キャップ部分202はベース部分206の上に配置されているがガスケット204によってベース部分206から
分離されている。
キャップ部分202は、導電金属の薄いシートから形成される金属キャップ208を備え、ディスク形状のガラス窓210が、たとえばにかわで形成される封止剤212によって金属キャップ208へ封止される。キャップは、光がガラス窓210へ通過することを許す円形の開口部214を有する。円形の開口部214はレンズの光軸Δを中心とし、光軸Δに垂直な平面上にある。
金属キャップ208のシートメタルは、光軸Δについて回転対称な多数の部分を有する形状に成形またはプレス加工されている。光軸から外側に向かって、金属キャップ208は、開口部214を囲み、かつ好ましくは光軸Δに垂直である環状の平坦部分216を備える。部分216の内面の第1の部分は窓210の外面と接触し、部分216の内面の径方向に外側の部分は窓210の外側端縁および封止剤212と接触する。部分216の外側端縁は、ほぼ直角に光軸Δと平行して延在し、かつ部分216からベース部分206に向かって延在する端縁218を形成するように曲がる。この端縁は好ましくは封止剤212とも接触する。この実施例によると、端縁218から、実質的にS字型の部分220が光軸Δから離れるように延在し、端縁218を、好ましくは光軸Δに少なくとも実質的に垂直に延在するさらなる環状の平坦部分222と繋げる。このS字型部分220は、レンズ内部の流体によって圧力がかけられた際に窓210がある程度、光軸Δと平行な方向の動きのみであるが、動くことを許すように設計される。
部分222からの直角の湾曲部は、ガスケット204およびベース部分206を囲んでレンズの外縁を形成する、光軸Δと少なくとも実質的に平行して延在する環状の縁部分224に繋がる。金属キャップ208を形成するメタルシートの外側端縁である部分224の端部は、ガスケット204およびベース部分206を所定の位置に保持するように、好ましくは圧着によって領域226で光軸Δに向かって内側に曲がる。この圧着は好ましくはレンズの全周縁にわたって行なわれる。この端縁を圧着することで、製造プロセスを簡単で低コストに維持しつつ、キャップ部分とベース部分との間に必要な圧力を与える。
したがって、金属キャップ208は好ましくは、部分216および218から形成されガラス窓210を受けるための隆起した中央のハウジングと、部分222および224から形成されガスケット204およびベース部分206を受けるためのより大きな下部のハウジングとを備える。最も好ましくは、これらのハウジングはS字型部分220によって分離される。
好ましくは、ガスケット204はポリマーで形成され、環状であり、断面が実質的にL字型であるため、「L」の第1の脚部または肢228の外面が金属キャップ208の環状の平坦部分222の内面と接触して平行となり、「L」の第2の脚部または肢230の外面が金属キャップ208の縁部分224の内面と接触して平行となって、接触面が増大する。ガスケット204について他の形状も可能であり、たとえばいくつかの実施例では、ガスケットは第1の肢228のみを備え得る。以下により詳細に説明されるように、第1および第2の肢228、230の内面はベース部分206の表面と接触する。第2の肢230の端の領域232は、金属キャップ208の圧着領域226により加えられる圧力によって光軸Δに向かって内側に曲がり、この点のガスケット204の内面がベース部分206の角に圧力を加え、これを所定の位置に保持する。第1の肢228の端面234は光軸Δに面し、レンズの内側チャンバに露出する。
ベース部分206は好ましくは、好ましくは金属である導電材料で形成される環状電極236を備え、光軸Δにおおむね垂直に位置決めされるディスク形状のガラス窓238が、たとえばにかわまたは接着剤の封止剤240によって環状電極236へ接着および封止
される。光軸Δを中心として環状電極236に開口部242が形成され、レンズへまたはレンズから光がガラス窓238を通過することを許す。ガラス窓238はこの開口部の外側に位置決めされる。環状電極236は、好ましくは光軸Δについて回転対称な多数の表面を有するリング形状に成形または機械加工され、これらは以下により詳細に説明される。
開口部242を囲んでいる環状電極26の内側端縁244は好ましくは、たとえば光軸に対して約45度に傾斜した表面であり、上向きにレンズ内に面している。端縁244に隣接してこれを囲んでいるのは、これも光軸Δにおおむね垂直である環状の平坦部分246であり、これに隣接しているのは、これもレンズ内に面し端縁244とほぼ平行のさらなる傾斜した端縁248である。傾斜した端縁248に隣接してこれを囲んでいるのは環状の平坦表面250であり、平坦表面250の内側部分はレンズの内側チャンバに露出し、平坦表面250の外側部分は、ガスケット204の肢228の内面と接触している第1の接触面を提供する。表面250に隣接しているのは、好ましくはガスケット204の肢230の内面と接触している第2の接触面を提供する、光軸Δとおおむね平行である端縁面252である。端縁面252に隣接する環状の平坦な外面254は、レンズから外に面して光軸Δに向かって再び延在する。端縁面252と外面254とのおおむね直角の角は、金属キャップ208の圧着領域226によって曲がる、ガスケット204の内側領域と好ましくは接触する角である。外面254に隣接するさらなる表面256は光軸Δとおおむね平行してレンズから外に延在し、表面256に隣接して、光軸Δにおおむね垂直な環状表面258は、光軸Δに向かって内側に延在する。径方向に内側に面している表面2
60は、表面258に隣接して光軸Δとおおむね平行して延在し、レンズの内側チャンバに向かって再び延在する。表面260は、環状電極の内側端縁における端縁244で終端する、これも光軸Δにおおむね垂直である環状の平坦表面262に隣接する。表面262の径方向に内側の部分はガラス窓238と接触し、表面262の径方向に外側の部分は、窓238を所定の位置に保持する封止剤240と接触する。
したがって、環状電極236は好ましくは、窓238を受けるための接触面260、262と、以下により詳細に説明されるように第1の流体の液滴を受けるための傾斜した端縁244と、ガスケット204の内面と接触するための第1および第2の接触面250、252と、ガスケット204の曲がった部分232と接触するための表面252と254との角とを備え、それによって環状電極236を所定の位置に保持する。
図2には示されていないが、レンズ200は、窓210と238との間に形成される内側のチャンバの中に第1および第2の混和しない流体を収容する。誘電体である第1の流体の液滴は、ガラス窓238の表面上で電極236の開口部242を覆うように位置決めされる。この流体はたとえば油を備える。液滴の端縁は好ましくは、電極236の表面244の一部に収まる。導電であり、たとえば塩などの電解質と混合された水を備える第2の流体が、チャンバの残りの容量を充填する。第1および第2の流体のいずれも、以下により詳細に説明されるように絶縁層で覆われた電極236の露出表面と直接接触しない。第2の導電流体は、内側チャンバに露出した金属キャップ208のS字型領域220と接触し、S字型領域220と電気的に接触する。
動作中、レンズは図1の装置と同様のやり方で機能する。好ましくは発振している電圧が電極236と金属キャップ208との間に印加され、金属キャップ208は第2の電極として機能し、導電流体と接触している。端縁244の水によるぬれ性を増大させるエレクトロウェッティング効果により、この電圧によって第1の流体と第2の流体との界面の曲率が変わる。第1および第2の流体は屈折率が異なるので、それらどうしの界面で光が屈折する。光は窓210および238を通過し、流体の界面を通過する。この実施例では、界面の端縁が端縁244から出るように設計されていないため、図1の電極110の場
合のように電極236が液滴の下で窓238のガラス表面全体に延在する必要はない。
第1および第2の流体を漏れが全くないように収容するために、金属キャップ208と電極236との間の封止は非常に頑丈である必要がある。これは、金属キャップ208と電極236との間に挟まれるポリマーガスケット204を設けることによって部分的に達成される。しかし、ガスケット204単独では、特に製造プロセス中または装置が高温に晒されるとガスケットの側部の周りでいくらかの漏れが生じ得ることが出願人によって証明された。
本発明によると、ガスケット204の表面と、キャップ部分および/またはベース部分の接触面との間に膜が形成され、これらの表面どうしの間で接触がなされる。膜は、ガスケットを構成する材料の機械的特性(たとえば硬度、引張り強度、伸び率)とは異なる機械的特性を有する材料からなる。有利には、膜はポリマー膜である。異なる機械的特性の当該膜を形成すれば、ガスケット204の接触面と、金属キャップ208および/または電極236との間の接触が増大することが出願人によって証明された。実際のところ、金属キャップ208および電極236とのガスケット204の接触面は粗いため接触が完璧ではなく、小さなチャネルが生じてこれを通して液体または空気がゆっくりと通過し、毛管現象のためガスケットの側部の周りでいくらかの漏れが生じると思われる。
図2の可変焦点液体レンズ、特にガスケットおよびポリマー膜を形成するステップが、次に図3、図4および図5に関連して説明される。
図3A、図3Bおよび図3Cはそれぞれ、装置200の製作時の1つのステップにおける装置のキャップ部分202、ガスケット204およびベース部分206の断面図を図示する。
図3Aを参照して、金属キャップ208はステンレス鋼などの金属合金のシートで形成され、まだ圧着されておらずしたがって真っ直ぐな縁部分224と、平坦部分222と、波形のS字型部分220と、平坦部分216と、開口部214とを有する形状にプレス加工される。これらの特徴は好ましくは図2に関連して説明された態様で配置され、したがってこの配置は再度説明されない。ガラス窓210は、部分218および216の内側側部と接触するにかわ封止剤212で定位置に貼付けられる。
図3Bを参照して、ガスケット204は好ましくはポリマー材料で形成され、図2に関連して説明されたように、断面がほぼL字型のリングを形成する形状に成形または機械加工される。ガスケット204は第1および第2の脚部または肢228および230を備える。全体で10mmのレンズ直径と仮定すると、肢228は厚みが約0.5mmであり、肢230は厚みが約0.2mmである。第1および第2の肢228と230との外側角では、金属キャップ208の部分224および222の内面の中にガスケットがより簡単に嵌るように、たとえば直角の角端縁が好ましくは除去されており、傾斜しているか斜めの端縁を残している。
図3Cはベース部分206を示しており、これは、ステンレス鋼などの金属合金で形成される環状電極236を備え、好ましくは図2に関連して説明された形状に成形または機械加工されるが、これは再度詳細には説明されない。しかし、図からわかるように、ガスケットの内面と接触する、接触面250と252との角が除去されており、表面間の良好な接触を確実なものとしている。窓238は好ましくは環状電極236の表面262に貼付けられて、封止剤240を提供する。図3Cに示されるように、たとえばポリマーである絶縁層300がベース部分206の頂部および側部に、すなわち表面256、254、252、250、248、246、244および窓238の表面全体にわたって塗布され
て、確実にエレクトロウェッティングを効果的なものにする。
図4A、図4Bおよび図4Cはそれぞれ、キャップ部分202、ガスケット204およびベース部分206上のソフトポリマーコーティングの形成を図示する。これらの表面の1つのみの上に膜を塗布すれば封止が改良されることから、ポリマーコーティングはこれらの表面のすべての上に形成される必要はないことに留意すべきである。しかし最も好ましくは、ガスケットとキャップ部分およびベース部分の両方との間の良好な封止を確実なものとするために、ガスケット204の両側にコーティングが形成される。
図4Aを参照して、ソフトポリマーコーティング400が、ガスケット204と接触することになる金属キャップ208の露出内面に、換言すれば部分224および222の内面の上、ならびにS字型部分220の内側部分の少なくとも一部分上に塗布される。
図4Bを参照して、ガスケット204は外面および内面の両方の上をそれぞれソフトポリマーコーティング402および404でコーティングされる。これらはそれぞれ、金属キャップ208およびベース部分206と接触することになる領域である。
図4Cを参照して、ポリマーコーティング406が、絶縁層300の上の、環状電極236の外側端縁面252および頂面250に塗布される。これらの表面は、装置が組立てられるとガスケット204と接触することになる表面である。
ガスケットとキャップ部分および/またはベース部分の接触面との間に膜を形成することにより、製造プロセスをより複雑にすることなく封止が改良される。上記で説明されたように膜はコーティングによって作られ得、さらなる機械部品を設ける必要がないからである。
図5に示されるように、レンズ構成要素が次に組立てられ、組立時にレンズの中に流体が封止される。これは好ましくは、キャップ部分202、ガスケット204およびベース部分206を第2の導電流体502に浸漬させつつ、第1の絶縁流体500の必要量の液滴を端縁244の中の定位置に注入することによって達成され得る。ガスケット204はベース部分206の上の定位置に置かれ、次にベース部分206およびガスケット204がキャップ部分202の中の定位置に置かれる。代替的に、ガスケット204がキャップ部分202内部の定位置に置かれ、次にベース部分206がキャップ部分202内部に置かれ得る。流体502に依然として浸漬されている間、次に圧力がキャップ部分とベース部分との間に加えられ、これによりガスケット204がキャップとベースとの間で押圧され、ソフトポリマーコーティング400、402、404および40が好ましくは十分な圧力を受けて変形してガスケットとキャップ部分およびベース部分との間にきっちりとした封止を作り出す。この圧力が加えられている間、金属キャップ208の区域226が圧着され、それによってベース部分を定位置にロックする。代替的に、圧着だけでベース部分とキャップ部分との間に必要な圧力を与えて、ソフトポリマーコーティングを変形させて封止を作り出すこともできる。
図5は組立後のレンズの断面図を示しており、流体500が、電極間に電圧が印加されていないとき(線A)および電極間に電圧が印加されているとき(線B)の両方の場合で示される。ポリマーコーティング400、402、404および406も、ガスケット204とキャップ部分202およびベース部分206との間に封止を提供するとして示される。
ガスケットおよびポリマーコーティングの絶対および相対硬度値は、良好な封止を作り上げるのに寄与し得る。好ましくは、ベース部分とキャップ部分との間に圧力が作り出さ
れると変形して気密封止を作り出すような十分軟らかいソフトポリマーコーティングが提供される。このポリマーコーティングについては20〜40の範囲内のショア硬度(A)が良好に働くことが分かっている。なお、ショア硬度(A)とは、A型硬度計を用いたショア硬度測定である。ポリマーはエラストマー、特に、化学的耐久性を改良するためにフッ素化エラストマーであり得る。たとえば、有利にはSifel(信越化学工業株式会社によって商品化された、末端のシリコーン架橋基を含むパーフルオロポリエーテル骨格を有するポリマー)などのフルオロエラストマーが、たとえばHFE7200(3M)または希釈剤S−100(信越化学工業株式会社)または同等の製品を備え得るフッ素化溶媒中のたとえば希釈によって、厚みが10から30マイクロメートルの間の均質な薄膜において適用されて用いられ得る。コーティングは、使用中に劣化しないようにレンズの流体と化学的に融和性がある。代替的な実施例では、コーティングは他の種類の材料で構成され得る。たとえば、デュポン社の銘柄バイトン(登録商標)のいくつかの等級などの、フルオロカーボンFKM(フルオロエラストマー)が用いられ得る。代替的に、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン・モノマー)、またはある種類のシリコーンもしくはフルオロシリコーンが用いられ得る。
ガスケット204は好ましくは40から70の範囲内のショア硬度(D)を有する。なお、ショア硬度(D)とは、D型硬度計を用いたショア硬度測定である。ガスケットは、圧着中に領域226内の金属キャップ208の圧力によって変形するほど十分軟らかいべきであり、レンズ内で用いられる液体に対して化学的に耐性があるべきである。しかしガスケットは、ソフトポリマーが変形してしっかりとした封止を作り出すように、ソフトポリマーコーティングに十分な圧力を加えるほど十分硬いべきである。
さらに、ガスケットは、如何なる液体または液体中に溶けた如何なる化学物質もレンズの寿命中に吸収されないようにするために、レンズの液体に対する吸収レベルは1%よりも低いべきである。特に、化学物質が吸収されると、液体の配合が変化するため、たとえばレンズの性能が不安定になり得る。ガスケットはたとえばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)で形成され得、銘柄名TEFLON(登録商標)(デュポン・ド・ヌムール社)のいくつかの等級が用いられ得る。代替的に、ガスケットはセラミック材料または複合材料で構成され得る。
図6は、図2の実施例に係る可変焦点長さのレンズ200を組込んだ光学装置600の例を概略的な形態で図示する。光学装置は、可変焦点レンズ200および固定レンズ群620を保持する取付台610を備える。光学装置はさらに、レンズ200を制御するための制御ブロック640を備え、制御ブロック640は接続部650、660を通してレンズ200の電極に接続されている。レンズ200および620を介して受取った画像を撮像するための光学センサアレイ630が設けられる。
光学装置600は、たとえば携帯電話、内視鏡システムなどの可変焦点長さ光学装置を小型化する必要性がある多くの様々なシステムに組込まれ得る。
可変焦点レンズの実施例は、本出願人名義の同時係属中の欧州出願第05111183号に記載されている。
したがって、この発明の1つの実施例によると、液体レンズハウジングは有利にはガスケットで分離されたキャップ部分およびベース部分を備え、ガスケットとキャップおよびベースとの間の接触面の少なくとも1つは、有利にはガスケットを形成する材料より軟らかいポリマーコーティングを有する。そのようなレンズおよびその製造方法のいくつかの好ましい実施例が図面を参照して説明されたが、様々な代替例および修正例が当業者に明らかになるであろう。
説明された本発明の例となる実施例は可変レンズの文脈内にあるが、この発明は、液体を収容するのに封止が必要なすべてのエレクトロウェッティング装置に有用である。たとえば、本明細書中で説明される方法に従って液体光学絞りが封止され得る。
説明された実施例のいくつかではガスケット204とベース部分およびキャップ部分の接触面との両方に薄膜が塗布されるが、もう少し厚い膜が設けられる場合は、この厚い膜をガスケットと各接触面との間に一度塗布するだけでよい。たとえば、ポリマーコーティングはガスケットの内面および外面のみに塗布され、キャップ部分およびベース部分には塗布され得ない。代替的に、ポリマーコーティングはキャップ部分およびベース部分の接触面のみに塗布され、ガスケットには塗布され得ない。さらに、ガスケットとベースまたはキャップの他の接触面の1つのいずれか一方との間に単一の膜を塗布すれば、それだけで装置の気密性が改良される。
レンズの窓210および238は図面の実施例では断面が矩形であり、したがってレンズに入来する光に対して中立の光学特性を有するが、代替的な実施例ではこれらの窓自身の一方または両方が凸または凹のいずれか一方のレンズであり得る。
金属キャップ208、ガスケット204および環状電極236の形状の好ましい例が説明されたが、説明された実施例の利点のいくつかまたはすべてを持ち続けつつこれらの形状について多くの代替例が可能である。さらに、キャップ部分およびベース部分はともに圧着される必要はなく、たとえばにかわなどの固定機構でともにプレス加工され維持され得るか、何らかの他の方法でともに溶接または固定され得る。しかし、圧着することで、キャップ部分およびベース部分をともに力で保持する安価で効率的な手段の利点が与えられる。
図中のレンズ実施例の厚みは典型的に数ミリメートルの領域内にあるが、代替的な実施例ではこの厚みは要件に依存してこれより小さくまたは大きくなり得る。ガスケットおよびレンズの他の構成要素の寸法も、レンズの全体サイズに基づいて異なることになる。
ガスケットおよびポリマー膜のおおよその硬度が例として与えられたが、ある一定の状況ではより硬いまたはより軟らかい材料が用いられ得る。ガスケットは好ましくは非エラストマーであり、ポリマー膜は好ましくはエラストマーであるが、ある一定の実施例では、ガスケットがエラストマーでポリマー膜が非エラストマーであり得る。
本発明の少なくとも1つの例示的な実施例がこのように説明されたが、さまざまな変更例、修正例および改良例が当業者に容易に見出されるであろう。そのような変更例、修正例および改良例は本発明の範囲内であると意図される。したがって、上述の説明は一例に過ぎず、限定することを意図するものではない。本発明は以下の請求項およびその均等物においてのみ規定される。
公知の可変焦点液体レンズの実施例を概略的に示す図である。 この発明に係る可変焦点液体レンズの実施例の断面の斜視図である。 この発明に係る製造の1つのステップにおける、図2の実施例に係る可変焦点液体レンズのキャップ部分の概略断面図である。 この発明に係る製造の1つのステップにおける、図2の実施例に係る可変焦点液体レンズのガスケットの概略断面図である。 この発明に係る製造の1つのステップにおける、図2の実施例に係る可変焦点液体レンズのベース部分の概略断面図である。 この発明に係る製造のさらなるステップにおける図2の液体レンズ実施例のキャップ部分の概略断面図である。 この発明に係る製造のさらなるステップにおける図2の液体レンズ実施例のガスケットの概略断面図である。 この発明に係る製造のさらなるステップにおける図2の液体レンズ実施例のベース部分の概略断面図である。 この発明の1つの実施例に係る図2の組立後の可変焦点液体レンズの概略断面図である。 本発明の実施例に係る可変焦点レンズを有する光学装置を含む携帯電話の一部の概略図である。

Claims (13)

  1. エレクトロウェッティング装置であって、
    エレクトロウェッティングによって可動の界面を規定する第1および第2の混和しない体(500、502)を備え、液体は構造内に封止されており、この構造は
    キャップ部分(202)と、
    ベース部分(206)と、
    第1の材料で形成され、前記キャップ部分上の第1の接触面(222、224)と前記ベース部分上の第2の接触面(250、252)との間に位置決めされるガスケット(204)とを含み前記ガスケット(204)は40から70の範囲内のショア硬度(D)を有する材料からなり、
    前記ガスケット(204)の第1の側と前記第1の接触面(222、224)との少なくとも一方に付与されたポリマーコーティングからなる第1の膜(400、402、404、406)と、前記ガスケットの第2の側と前記第2の接触面(250、252)の少なくとも一方に付与されたポリマーコーティングからなる第2の膜をさらに含み、前記ポリマーコーティングは20から40の範囲内のショア硬度(A)を有するフッ素化エラストマーを含む、エレクトロウェッティング装置。
  2. 前記フッ素化エラストマーは、末端のシリコーン架橋基を含むパーフルオロポリエーテル骨格を有する、請求項1に記載のエレクトロウェッティング装置。
  3. 前記第1の材料は非エラストマーで構成される、請求項1に記載のエレクトロウェッティング装置。
  4. 前記ガスケット(204)はPTFEで形成される、請求項1に記載のエレクトロウェッティング装置。
  5. 前記キャップ部分(202)は前記ベース部分に固定されるように圧される、請求項1に記載のエレクトロウェッティング装置。
  6. 前記ガスケット(204)は環状形状であり、断面が本質的にL字型である、請求項1に記載のエレクトロウェッティング装置。
  7. 第1および第2の混和しない体(500、502)を収容するエレクトロウェッティング装置を製造する方法であって、
    第1の接触面(222、224)を有するキャップ部分(202)、第2の接触面(250、252)を有するベース部分(206)、ならびに40から70の範囲内のショア硬度(D)を有するポリマー材料(204)で形成されていて前記第1の接触面と接触するための第1の側および前記第2の面と接触するための第2の側を有するガスケットを設けるステップと、
    前記第1の接触面(222、224)と前記ガスケット(204)の前記第1の側との少なくとも一方に付与されたポリマーコーティングからなる第1の膜(400、402)、および前記第2の接触面(250、252)と前記ガスケットの前記第2の側の少なくとも一方に付与されたポリマーコーティングからなる第2の膜を少なくとも形成するステップとを含み、前記ポリマーコーティングは20から40の範囲内のショア硬度(A)を有するフッ素化エラストマーを含み
    前記キャップ部分と前記ベース部分との間に前記ガスケットを位置決めし、前記ベース部分とキャップ部分との間に前記第1および第2の体を位置決めするステップと、
    前記第1および第2の体を内部に封止するために前記キャップ部分と前記ベース部分との間に封止を作り出すのに十分なほど前記ガスケットおよび前記第1の膜が圧縮されるような量の圧力を加えるステップとをさらに備える、方法。
  8. 前記少なくとも第1の膜(400、402、404、406)は、溶媒で希釈されたポリマーを塗布することによって形成される、請求項に記載の方法。
  9. 前記圧力を加えるステップは、前記ベース部分(206)に固定されるように前記キャップ部分(202)を圧するステップを備える、請求項に記載の方法。
    記載の方法。
  10. 請求項1に記載のエレクトロウェッティング装置を含む、可変焦点レンズ。
  11. 請求項1に記載のエレクトロウェッティング装置を含む、光学絞り。
  12. 請求項1に記載のエレクトロウェッティング装置または請求項10に記載の可変焦点レンズまたは請求項11に記載の光学絞りを備えるカメラモジュール。
  13. 請求項12に記載のカメラモジュールを備える携帯電話。
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