JP5070162B2 - 水質分析装置 - Google Patents

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本発明は、例えば海洋、河川・湖沼、ダム、井戸水・地下水、都市下水、工場下水、農業用水、養殖場等の水質を分析するための水質分析装置に関するものである。
この種の水質分析装置のうち、例えば海水の水質を分析する水質分析装置の場合、装置のセンサ部に複数種類の測定センサを設け、そのセンサ部を海水中に浸漬させて、pH、導電率、濁度、溶存酸素濃度、水温又は塩分等の多項目の測定を同時に連続して行っている。
そして、従来の水質分析装置は、特許文献1又は特許文献2に示すように、センサ部の下端部に設けた複数種類の測定センサを保護するために、筒状の保護管を設け、設置又は測定の際の衝撃等による測定センサの破損を防ぐようにしている。
しかしながら、例えば濁度を検査する場合、センサ部を水中に設置した状態で、底面からの日光の反射により、濁度を検出するための光検出器に、その反射光も検出されてしまい、正確な濁度を測定することができないという問題がある。
特開2001−228139号公報 特開2000−97930号公報
そこで本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、外部からの反射光を誤検出せず、濁度測定を高い精度で行うことをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る水質分析装置は、濁度センサを含む1又は複数の測定センサを内部に有する浸漬型のセンサ部を備え、前記センサ部の先端部が、互いに所定の間隙を有する内壁及び外壁からなる二重壁構造であり、前記内壁に設けられた内壁貫通孔及び前記外壁に設けられた外壁貫通孔が互いに異なる位置に配設され、前記濁度センサにおいて光源を点灯しない状態で光検出器により測定された光強度値を格納するバックグラウンド光強度格納部と、前記濁度センサにおいて光源を点灯した状態で光検出器により測定された光強度を格納する実測光強度格納部と、前記バックグラウンド光強度格納部と前記実測光強度格納部とから光強度データを取得してバックグラウンド補正を行うバックグラウンド補正部と、を更に備えていることを特徴とする。なお、ここで、バックグラウンド補正とは、光源を点灯した状態で実測された光強度から、外来光等に由来するバックグラウンドの寄与を差し引くことをいう。
このようなものであれば、内壁及び外壁に設けられた貫通孔が互いに異なる位置に配置されているので、センサ部内への測定対象である液体の流入を妨げることなく、外部からの反射光がセンサ部に侵入することを防ぐことができる。更に、濁度測定時にはバックグラウンド補正を行うことにより、仮にセンサ部先端の間隙から外来光が侵入しても、外来光の影響を排除することができ、相乗的に試料液体の濁度を高い精度で測定することができる。
具体的には、本発明に係る水質分析装置は、濁度センサを含む1又は複数の測定センサを有する浸漬型のセンサ部本体と、前記センサ部本体に取り付けられ、前記測定センサを外部から保護する有底筒状のセンサ保護部と、を備え、前記センサ保護部の底部が、互いに間隙を有する内壁及び外壁からなる二重壁構造であり、前記内壁に設けられた内壁貫通孔及び前記外壁に設けられた外壁貫通孔が互いに異なる位置に配設され、前記濁度センサにおいて光源を点灯しない状態で光検出器により測定された光強度値を格納するバックグラウンド光強度格納部と、前記濁度センサにおいて光源を点灯した状態で光検出器により測定された光強度を格納する実測光強度格納部と、前記バックグラウンド光強度格納部と前記実測光強度格納部とから光強度データを取得してバックグラウンド補正を行うバックグラウンド補正部と、を更に備えていることを特徴とする。これならば、従来の水質分析装置のセンサ部本体に設計変更を加えることなく、本発明の効果を奏するようにすることができる。
このとき、前記外壁貫通孔及び内壁貫通孔が、少なくとも径方向において異なる位置に設けられていることが望ましい。これならば、外壁を内壁に取り付ける際にその周方向の位置を考慮することなく、内壁貫通孔及び外壁貫通孔を異なる位置に配置することができる。
このように構成した本発明によれば、浸漬型のセンサ部を有する水質分析装置において、濁度測定のための光検出器が外部からの反射光を誤検出せず、また、衝撃等による測定センサの故障を防ぐことができる。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、本実施形態に係る水質分析装置1の斜視図である。図2は、センサ部2の断面図であり、図3は、濁度センサ41の測定セルCの横断面図であり、図5は、センサ保護部22の断面図である。
<装置構成>
本実施形態に係る水質分析装置1は、pH、導電率(Conductivity)、溶存酸素(Dissolved Oxygen)濃度、濁度(Turbidity)及び水温等の測定項目を同時に連続測定するものであり、図1及び図2に示すように、水質測定用の複数の測定センサ4を備えた浸漬型のセンサ部2と、当該センサ部2に防水タイプの電気ケーブルCAを介して電気的に接続された計器本体3と、を備えている。そして、例えば海水の水質分析を行う場合には、電気ケーブルCAの部分を持ち、センサ部2を海水中に垂下し、海水中に浸漬した状態で行う。
センサ部2は、複数種類の測定センサ4を有する浸漬型のセンサ部本体21と、当該センサ部本体21に取り付けられて、測定センサ4を外部から保護するセンサ保護部22と、を備えている。なお、センサ保護部22については後述する。
センサ部本体21は、電源、メモリ機能部を有する演算部23、演算された水質の測定データ等を時系列的に記録するデータロガーを内蔵する耐圧構造の水密ケース211と、その水密ケース211の下端部211Aに取り付けられた、例えばpH測定用のガラスpH電極及び比較電極で構成されるpHセンサ、導電率センサ、濁度センサ、DOセンサ、温度センサ等と、を備えている。なお、ガラスpH電極、比較電極及びDOセンサは、一般に使用に連れて劣化又は不測の破損を伴うことを考慮して、カードリッジ式になっており、交換が容易である。
ここで、外部からの光(直射日光、反射光)の影響を受けやすい濁度センサ41の構造について説明する。
濁度センサ41は、特に図2に示すように、水密ケース211の下端部に設けられた濁度センサ収容部212内に設けられている。濁度センサ収容部212は、図3に示すように、上下端を開放した状態で設置された円筒管である測定セルCと、その円筒管の側周に設けられた光源411、透過光検出器412、散乱光検出器413を収容している。なお、測定セルには、光源411、透過光検出器412及び散乱光検出器413に対応する部分に、光透過窓M1〜M3が設けられている。また、その光透過窓の汚れを払拭するためのワイパーWが設けられている。
ワイパーWは、図3に示すように、各透光窓M1〜M3に対応して設けられた摺動片a〜dを有する平面視において概略四つ葉形状をなすものであり、ゴム等の弾性部材により一体成形されたものである。
各摺動片a〜dは、測定セルCの内壁に形成された遮光板Bにより形成される末広がりの空間に合わせて先端に行くに従って徐々に幅広な形状をなす。これにより、測定時において(このときワイパーWは測定セルC上部に位置する)、測定セルCの上端開口から測定セルC内に入る外部の光を遮断することができる。
そして、後述するセンサ保護部22がセンサ部本体21に取り付けられた場合に、その濁度センサ収容部212の下端部と、センサ保護部22の底壁221Bの内面とに若干の間隙Gが形成される。この若干の間隙Gとは、センサ保護部22の側壁221Aに設けられた貫通孔H3を通過した直射日光の殆どが光検出器に到達せず、一方で液体が測定セル内に流入する程度の間隙である。
濁度センサ41を用いて試料液体の濁度を測定する場合、図4に示すように、まず、光源411を点灯しない状態で、透過光検出器412と散乱光検出器413により、透過光と散乱光のバッググラウンドの光強度a、bの測定を行うと、バックグラウンド光強度格納部231が、当該光強度a、bに基づく電流値を有する出力信号を受信し、当該光強度a、bの値を格納する。
次いで、光源411を点灯し、試料液体に対して光を射出した状態で、透過光検出器412と散乱光検出器413により、透過光と散乱光の光強度A、Bの測定を行うと、実測光強度格納部232が、当該光強度A、Bに基づく電流値を有する出力信号を受信し、当該光強度A、Bの値を格納する。
そして、バックグラウンド補正部233が、バックグラウンド光強度格納部231と実測光強度格納部232とから、光強度a、bのデータと光強度A、Bのデータを、それぞれ取得し、光強度A、Bからバックグラウンドの光強度a、bを差し引き、バックグランドの影響を排除した真の透過光の光強度A−aと真の散乱光の光強度B−bを算出する。
更に、濁度算出部234が、バックグラウンド補正部233から、これら透過光の光強度A−aのデータと散乱光の光強度B−bのデータを取得し、当該透過光の光強度A−aと散乱光の光強度B−bの比率から試料液体の濁度を測定する。
なお、これらバックグラウンド光強度格納部231、実測光強度格納部232、バックグラウンド補正部233、及び、濁度算出部234等の各機能部は、センサ部本体21に備わった演算部23のメモリに所定のプログラムを格納し、そのプログラムにしたがってCPUやその周辺機器を協働動作させることによって、その機能が発揮されるものである。また、バックグラウンド補正機能をオフにすることも可能であり、バックグラウンド補正を行うか否かは任意に選択することができる。
更に、測定後、再度、バックグラウンド光強度を測定し、濁度測定前のバックグラウンドの光強度a、bと比較することで、補正の適否が判断でき、測定値の正確性をより担保することができる。
計器本体3は、前記センサ部2からの測定データ等を表示する表示部、電源キー、機能キー、測定の開始・終了キー、校正キー、セレクトキー、アップダウンキー等を備えている。そして、前記電気ケーブルCAを操ってセンサ部2を水没させると、各測定センサ4のからの出力に基づく測定データが前記メモリ機能部に記録され、且つ、その測定値が表示部に表示される。
しかして、本実施形態に係るセンサ部2は、外部からの光を遮光する遮光機能及び設置、測定の際に外部から受ける衝撃を吸収する衝撃吸収機能を有する。
具体的にはセンサ部2のセンサ保護部22が、上記機能を発揮するものである。センサ保護部22は、センサ部本体21(具体的には、水密ケース211の下端部211A)に取り付けられて、外部の測定対象である液体(例えば、海水)等をセンサ部2内部に導きながらも、測定センサ4を外部から保護するものである。
つまり、センサ保護部22は、特に図5に示すように、その底部が互いに間隙Gを有する内壁及び外壁からなる二重壁構造であり、有底の保護部本体221と、当該保護部本体221に嵌合して、その底壁221Bを内壁として、その内壁から所定の間隙Gを有する外壁を形成するクッション部材222と、を備えている。
保護部本体221は、有底筒状をなすものであり、前記センサ部本体21の先端部、より詳細には、水密ケース211の下端部211Aの外側周面に嵌合して取り付けられるものである。その側壁221Aには、測定対象の液体を内部に流入させるための複数の貫通孔H3が設けられ、その底壁221Bには、円状に貫通孔(内壁貫通孔)H1が設けられている。また、底壁221Bは、外側に突出した断面凸形状をなすものであり、本実施形態では、断面概略V字形状をなすものである。
クッション部材222は、弾性材料からなり、円板部2221と、その円板部2221の側周縁に設けられ、前記保護部本体221の側壁に設けられた係止溝2211に嵌合する係止部2222と、を有している。
また、クッション部材222は、係止部2222の弾性変形を利用して、係止部2222が係止溝2211に嵌り込むようにして取り付けられる。これにより、円板部2221が、外壁となる。円板部2221には、円状に貫通孔(外壁貫通孔)H2が設けられている。
ここで、前記内壁貫通孔H1及び前記外壁貫通孔H2は、少なくとも径方向において異なる位置に設けられている。つまり、中心からの設置半径が異なるように設けられている。本実施形態では、内壁貫通孔H1の設置半径が、外壁貫通孔H2の設置半径よりも小さくなるようにしている。
そして、クッション部材222を保護部本体221に取り付けることにより、内壁貫通孔H1及び外壁貫通孔H2が、軸方向から見た場合に同心円上に配置される。つまり、クッション部材222をどの方向にして保護部本体221に取り付けても内壁貫通孔H1及び外壁貫通孔H2が重ならず、異なる位置に配設されるようになる。
また、クッション部材222を保護部本体221に取り付けると同時に、保護部本体221の底壁221Bの中央部分が、クッション部材222の円板部2221の中央部分に弾性変形を生じさせない程度に当接する。これにより、クッション部材222が撓んで非弾性的に変形せず、センサ部2が海底や川底等と接触した時に、その衝撃をクッション部材222全体に分散させることができるようになる。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係る水質分析装置1によれば、センサ部2の先端部2A、具体的にはセンサ保護部22の底部が二重壁構造であり、内壁221Bに設けられた内壁貫通孔H1及び外壁2221に設けられた外壁貫通孔H2が互いに異なる位置に配置されているので、外部からの液体の流入を妨げることなく、外部からの反射光がセンサ部2に侵入することを防ぐことができる。
また、外部からの反射光がセンサ部2に侵入することを防ぐとともに、濁度測定時にはバックグラウンド補正を行うことも可能であるので、仮にセンサ保護部22底部の間隙から外来光が侵入しても、外来光の影響を排除することができ、この二重壁とバックグラウンド補正とを組み合わせることで、相乗的に試料液体の濁度を高い精度で測定することができる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。以下の説明において前記実施形態に対応する部材には同一の符号を付すこととする。
例えば、前記実施形態では、内壁221Bを外壁2221側に突出する凸形状にして、内壁221B及び外壁2221がその中央部分で接触するようにしているが、図6に示すように、内壁221B及び外壁2221を平行に設けても良い。
また、前記実施形態では、クッション部材222に係止部2222を設け、その弾性変形を利用して取り付けるようにしているが、その他、固定部材を用いて取り付けるようにしても良いし、螺合させて取り付けるようにしても良い。このとき、内壁貫通孔H1及び外壁貫通孔H2を周方向において異なる位置に設けるようにしても良いし、径方向及び周方向において異なる位置に設けるようにしても良い。
更に、内壁221Bの形状としては、断面概略V字形状の他に、断面概略椀型としても良いし、内壁の中央部分のみ突出した突出部を備える形状としても良い。
加えて、前記センサ部2は、pHセンサ、導電率センサ、濁度センサ、Doセンサ、温度センサを備えるものであったが、測定センサ4はこれらに限定されるものではない。その他、塩分、TDS(全溶存固形物量)、海水比重、水深、ORP、硝酸イオン、カルシウムイオン、塩化物イオンを測定するセンサを備えるものであっても良い。
その上、前記実施形態では、保護部本体221の底壁221Bの中央部分がクッション部材222の円板部2221の中央部分に当接するものであったが、円板部2221の非弾性変形を防ぐ程度に近接するようにしても良い。
その他、前述した実施形態や変形実施形態の一部又は全部を適宜組み合わせてよいし、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
第1実施形態に係る水質分析装置の斜視図。 同実施形態におけるセンサ部の断面図。 同実施形態における濁度センサの測定セルの横断面図。 同実施形態における濁度センサの光学系と演算部の概略構成図。 同実施形態におけるセンサ保護部の断面図。 変形例に係る水質分析装置のセンサ保護部の断面図。
符号の説明
1 ・・・水質分析装置
2 ・・・センサ部
2A ・・・センサ部の先端部
G ・・・間隙
21 ・・・センサ部本体
22 ・・・センサ保護部
221 ・・・保護部本体
221B・・・内壁(保護部本体の底壁)
222 ・・・クッション部材
H1 ・・・内壁貫通孔
2221・・・外壁(クッション部材の円板部)
H2 ・・・外壁貫通孔
231 ・・・バックグラウンド光強度格納部
232 ・・・実測光強度格納部
233 ・・・バックグラウンド補正部
3 ・・・計器本体
4 ・・・測定センサ
41 ・・・濁度センサ

Claims (3)

  1. 濁度センサを含む1又は複数の測定センサを内部に有する浸漬型のセンサ部を備え、
    前記センサ部の先端部が、互いに間隙を有する内壁及び外壁からなる二重壁構造を有し、前記内壁に設けられた内壁貫通孔及び前記外壁に設けられた外壁貫通孔が互いに異なる位置に配設され、
    測定対象の液体が流入し、前記濁度センサを構成する、光源、透過光検出器及び散乱光検出器がその側面に設けられる測定セルが、前記内壁の内側に更に配設され、
    前記濁度センサにおいて光源を点灯しない状態で光検出器により測定された光強度値を格納するバックグラウンド光強度格納部と、
    前記濁度センサにおいて光源を点灯した状態で光検出器により測定された光強度を格納する実測光強度格納部と、
    前記バックグラウンド光強度格納部と前記実測光強度格納部とから光強度データを取得してバックグラウンド補正を行うバックグラウンド補正部と、を更に備えていることを特徴とする水質分析装置。
  2. 濁度センサを含む1又は複数の測定センサを有する浸漬型のセンサ部本体と、
    前記センサ部本体に取り付けられ、前記測定センサを外部から保護する有底筒状のセンサ保護部と、を備え、
    前記センサ保護部の底部が、互いに間隙を有する内壁及び外壁からなる二重壁構造であり、前記内壁に設けられた内壁貫通孔及び前記外壁に設けられた外壁貫通孔が互いに異なる位置に配設され、
    測定対象の液体が流入し、前記濁度センサを構成する、光源、透過光検出器及び散乱光検出器がその側面に設けられる測定セルが、前記内壁の内側に更に配設され、
    前記濁度センサにおいて光源を点灯しない状態で光検出器により測定された光強度値を格納するバックグラウンド光強度格納部と、
    前記濁度センサにおいて光源を点灯した状態で光検出器により測定された光強度を格納する実測光強度格納部と、
    前記バックグラウンド光強度格納部と前記実測光強度格納部とから光強度データを取得してバックグラウンド補正を行うバックグラウンド補正部と、を更に備えていることを特徴とする水質分析装置。
  3. 前記内壁貫通孔及び外壁貫通孔が、少なくとも径方向において異なる位置に設けられている請求項1又は2記載の水質分析装置。
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