JP5068136B2 - 半導体記憶装置、表示装置および電子機器 - Google Patents

半導体記憶装置、表示装置および電子機器 Download PDF

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本発明は、半導体記憶装置およびこれを備えた表示装置や電子機器に関する。より具体的には、例えば、電荷を保持する機能を有する記憶部を備えた電界効果型のトランジスタからなるメモリセルを配列してなる半導体記憶装置、この半導体記憶装置を備えた半導体装置、並びに、その半導体記憶装置または半導体装置を備えた表示装置および電子機器に関する。
従来から不揮発性メモリ素子アレイの製造歩留まりの向上は大きな課題となっており、不揮発性メモリ素子アレイに冗長回路を設けて製造歩留まりを上げることが必要となってきている。
従来の代表的な不揮発性半導体記憶装置は、図12に示すようなものがある(米国特許第5,621,690号公報(特許文献1)参照)。
上記不揮発性半導体記憶装置は、メモリブロック122a,122b,…,122nおよび冗長メモリブロック122rから成る不揮発性メモリ素子アレイ130を備えている。上記メモリブロック122a,122b,…,122nにはローカルデコーダ121a,121b,…,121nを設けている。また、上記冗長メモリブロック122rには冗長ローカルデコーダ121rを設けている。
上記メモリブロック122a,122b,…,122nのうちの1つに不良があった場合、不良メモリブロックは冗長メモリブロック122rに置き換えられ、かつ、その不良メモリブロックに設けられたローカルデコーダは冗長ローカルデコーダ121rに置き換えられる。
なお、上記不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリ素子アレイ130の他に、CAM(Content Addressable Memory:連想メモリ)123、比較回路124、Yデコーダ125、選択回路126,129、グローバルXデコーダ127およびブロックデコーダ128も備えている。
ところで、近年、液晶ディスプレイをはじめとする表示装置において、製造間のばらつきの抑制による製造歩留まりの向上および品質の均質化は大きな課題となっている。
この対策として、上記表示装置の基板上に不揮発性メモリ素子を形成し、表示装置出荷前のテストにおいて、ばらつきを補正する各種のパラメータを上記不揮発性メモリ素子に記憶させる方法が挙げられる。
しかしながら、上記表示装置に用いる基板の大部分は、単結晶シリコン基板より耐熱温度がはるかに低い絶縁性基板であるため、この絶縁性基板上に高温成膜によって高品質な薄膜を得ることが難しい。
したがって、上記絶縁性基板上に形成された不揮発性メモリ素子は、単結晶シリコン基板上に形成された不揮発性メモリ素子と比較して、一般的に製造歩留まりが悪く、不揮発性メモリ素子の保持特性(リテンション特性)や書換え特性(エンデュランス特性)といった素子特性も劣る傾向があった。
したがって、上記不揮発性メモリ素子にばらつきを補正する各種のパラメータを記憶させても、パラメータが不揮発性メモリ素子に正確かつ確実に記憶されず、表示装置の信頼性が低いままになるという問題があった。
米国特許第5,621,690号公報
そこで、本発明の課題は、信頼性を確実に高くすることができる半導体記憶装置を提供することにある。
また、上記半導体記憶装置を備えて、製造歩留まりが高く、かつ、信頼性の高い表示装置および電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の半導体記憶装置は、
少なくとも1つのメモリ回路と判定部とを備え、
上記メモリ回路は、
複数のメモリ素子と、
上記複数のメモリ素子を互いに直列に接続したり、上記複数のメモリ素子を互いに並列に接続したりする複数のスイッチング素子を含む切換回路と
を有し、
上記判定部は、上記複数のメモリ素子の全ての記憶状態を同一にするための処理が行われた状態において、上記切換回路によって互いに直列に接続された上記複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態と、上記切換回路によって互いに並列に接続された上記複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態とを比較して、この比較の結果に基づき上記複数のメモリ素子の良/不良を判定することを特徴としている。
上記構成の半導体記憶装置によれば、上記複数のメモリ素子の全ての記憶状態を同一にするための処理が行われた状態において、判定部は、切換回路によって互いに直列に接続された複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した複数のメモリ素子の記憶状態と、切換回路によって互いに並列に接続された複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態とを比較して、この比較の結果に基づき上記複数のメモリ素子の良/不良を判定する。このとき、上記複数のメモリ素子のうちの例えば1つに破壊や劣化が生じていると、互いに直列に接続された複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した複数のメモリ素子の記憶状態と、互いに並列に接続された複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した複数のメモリ素子の記憶状態との間に齟齬が生じる。
したがって、上記判定部が、互いに直列に接続された複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した複数のメモリ素子の記憶状態と、互いに並列に接続された複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した複数のメモリ素子の記憶状態との間に齟齬が生じていると判定した場合、例えば、その複数のメモリ素子の使用を禁止することにより、半導体記憶装置の信頼性を確実に高くすることができる。
すなわち、本発明の半導体記憶装置は、メモリ素子の破壊や性能劣化などに起因する不良による誤読み出しの確率を大幅に低減することができる。
一実施形態の半導体記憶装置では、
多数決回路を備え、
上記メモリ回路および判定部により構成されるメモリユニットが複数あり、
上記各メモリユニットの判定部は、上記複数のメモリ素子の良/不良の判定結果と、良と判定した場合の上記複数のメモリ素子の記憶状態とを出力し、
上記多数決回路は、上記各メモリユニットの判定部からの出力を受けて、良の判定結果を出力する判定部から出力される上記複数のメモリ素子の記憶状態の多数決を行う。
上記実施形態の半導体記憶装置によれば、上記多数決回路は、各メモリユニットの判定部からの出力を受けて、良の判定結果を出力する判定部から出力される複数のメモリ素子の記憶状態の多数決を行うので、複数の判定部の出力から最も信頼性の高い出力を検出することができる。
したがって、上記半導体記憶装置は、多数決回路を備えていない場合よりも信頼性を高くすることができる。
一実施形態の半導体記憶装置では、
上記メモリ素子は不揮発性メモリ素子である。
上記実施形態の半導体記憶装置によれば、上記メモリ素子は不揮発性メモリ素子であるので、電源が供給されなくても情報を保持することができる。
一実施形態の半導体記憶装置では、
上記メモリ素子は絶縁性基板上に形成されている。
上記実施形態の半導体記憶装置によれば、上記メモリ素子は絶縁性基板上に形成されているので、例えば表示装置に用いることができる。
一実施形態の半導体記憶装置では、
上記複数のメモリ素子は第1〜第m(mは2以上の整数)のメモリ素子からなり、
上記複数のスイッチング素子は第1〜第n(n=3×(m−1))のスイッチング素子からなる。
上記実施形態の半導体記憶装置によれば、上記複数のメモリ素子は第1〜第m(mは2以上の整数)のメモリ素子からなり、複数のスイッチング素子は第1〜第n(n=3×(m−1))のスイッチング素子からなるので、比較的少ない素子数で、信頼性を高くすることができる。
一実施形態の半導体記憶装置は、
上記判定部は、
上記メモリ回路に接続されると共に、上記メモリ回路からの出力の値に基づいて上記複数のメモリ素子の記憶状態を判定する読み出し回路と、
上記複数のスイッチング素子によって上記複数のメモリ素子が互いに直列に接続されたときに、上記読み出し回路が判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態を記憶する第1の記憶回路と、
上記複数のスイッチング素子によって上記複数のメモリ素子が互いに並列に接続されたときに、上記読み出し回路が判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態を記憶する第2の記憶回路と、
上記第1,第2の記憶回路に接続されると共に、上記第1,第2の記憶回路のそれぞれに記憶された上記複数のメモリ素子の記憶状態に基づいて、上記複数のメモリ素子の良/不良を判定する判定回路と
を有する。
上記実施形態の半導体記憶装置によれば、上記判定回路は、第1,第2の記憶回路のそれぞれに記憶された複数のメモリ素子の記憶状態に基づいて、複数のメモリ素子の良/不良を判定するので、複数のメモリ素子に破壊や劣化が生じているか否かを判定することができる。
一実施形態の半導体記憶装置では、
上記読み出し回路は、
上記複数のスイッチング素子によって上記複数のメモリ素子が互いに直列に接続されたときに、上記メモリ回路からの出力の値に基づいて上記複数のメモリ素子の記憶状態を判定する第1の読み出し回路と、
上記複数のスイッチング素子によって上記複数のメモリ素子が互いに並列に接続されたときに、上記メモリ回路からの出力の値に基づいて上記複数のメモリ素子の記憶状態を判定する第2の読み出し回路と
を含む。
上記実施形態の半導体記憶装置によれば、上記第1の読み出し回路と第2の読み出し回路とがあるので、複数のメモリ素子が互いに直列に接続されたときの読み出し動作における判定レベルと、複数のメモリ素子が互いに並列に接続されたときの読み出し動作における判定レベルとを互いに異ならせることができる。
したがって、上記第1の読み出し回路と第2の読み出し回路とを用いて、メモリ回路からの出力の値に基づいて複数のメモリ素子の記憶状態を高精度に判定することができる。
一実施形態の半導体記憶装置では、
上記メモリ素子は抵抗性素子である。
上記実施形態の半導体記憶装置によれば、上記メモリ素子は抵抗性素子であるので、不揮発性メモリに比べて、高速性に優れている。
本発明の表示装置は、本発明の半導体記憶装置を備えることを特徴としている。
上記構成の表示装置によれば、上記半導体記憶装置を備えるので、製造歩留まりを高くでき、かつ、信頼性も高くすることができる。
本発明の電子機器は、本発明の半導体記憶装置を備えることを特徴としている。
上記構成の電子機器によれば、上記半導体記憶装置を備えるので、製造歩留まりを高くでき、かつ、信頼性も高くすることができる。
なお、上記電子機器の具体例としては、携帯電話などの携帯情報端末、携帯オーディオ機器、携帯映像機器、DVD(デジタル万能ディスク)装置、テレビなどがある。
本発明の半導体記憶装置によれば、複数のメモリ素子の全ての記憶状態を同一にするための処理が行われた状態において、判定部が、切換回路によって互いに直列に接続された複数のメモリ素子からの出力と、切換回路によって互いに並列に接続された複数のメモリ素子からの出力とを比較して状態を判定するので、その比較結果に基づいてメモリ素子の破壊や劣化を検出することができる。
したがって、上記複数のメモリ素子のうちの少なくとも1つに破壊や劣化が生じている場合、その破壊や劣化が生じているメモリ素子の使用を禁止して、半導体記憶装置の信頼性を確実に高くすることができる。
以下、本発明の半導体記憶装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の半導体記憶装置が備えるメモリ回路1の回路図である。
上記メモリ回路1は、2つのメモリ素子11a,11bと、この2つのメモリ素子11a,11bの接続状態を切り替えるためのスイッチング素子12a,12b,12cとを含んでる。
上記メモリ素子11a,11bは、それぞれ、不揮発性メモリ素子であって、電界効果型のNチャネルトランジスタである。このNチャネルトランジスタは、電荷を保持する機能を有する記憶部を備えている。
上記スイッチング素子12a,12b,12cは、それぞれ、電界効果型のNチャネルトランジスタである。また、上記スイッチング素子12a,12b,12cは、メモリ素子11a,11bを互いに直列に接続したり、並列に接続したりする。
以下、上記メモリ回路1の動作について説明する。
まず、上記メモリ素子11a,11bの全ての記憶状態を同一にするための処理を行う。
次に、上記スイッチング素子12a,12cを非導通状態にし、かつ、スイッチング素子12bを導通状態にして、2つのメモリ素子11a,11bを互いに直列に接続させる。この状態で、上記メモリ素子11a,11bの情報を読み出すための電圧を入出力端子13aと入出力端子13bとの間に印加し、入出力端子13aまたは入出力端子13bから出力される電流を検出する。そして、上記電流の値に基づいて、メモリ素子11a,11bの記憶状態を判定する。
次に、上記スイッチング素子12a,12cを導通状態にし、かつ、スイッチング素子12bを非導通状態にして、2つのメモリ素子11a,11bを互いに並列に接続させる。この状態で、上記メモリ素子11a,11bの情報を読み出すための電圧を入出力端子13aと入出力端子13bとの間に印加し、入出力端子13aまたは入出力端子13bから出力される電流を検出する。そして、上記電流の値に基づいて、メモリ素子11a,11bの記憶状態を判定する。
上記メモリ素子11a,11bが共にプラグラム状態である場合、メモリ素子11a,11bの各記憶部が電荷を保持している。このため、上記電圧が入出力端子13aと入出力端子13bとの間に印加されると、メモリ素子11a,11bが共に正常なら、メモリ素子11a,11bの直列接続時でも並列接続時でも、入出力端子13aまたは入出力端子13bから出力される電流の値は所定値よりも小さくなる。その結果、上記メモリ素子11a,11bの直列接続時および並列接続時の両方において、メモリ素子11a,11bはプログラム状態と判定される。
これに対して、上記メモリ素子11a,11bの一方に破壊や劣化があると、メモリ素子11a,11bの直列接続時には、メモリ素子11a,11bの他方が正常であるため、その他方の働きによって、入出力端子13aまたは入出力端子13bから出力される電流の値は所定値よりも小さくなって、メモリ素子11a,11bはプログラム状態と判定されるが、メモリ素子11a,11bの並列接続時には、入出力端子13aまたは入出力端子13bから出力される電流の値は所定値よりも大きくなって、メモリ素子11a,11bは消去状態と判定されてしまう。
また、上記メモリ素子11a,11bが共に消去状態である場合、メモリ素子11a,11bが共に正常なら、メモリ素子11a,11bの直列接続時でも並列接続時でも、入出力端子13aまたは入出力端子13bから出力される電流の値は所定値よりも大きくなって、メモリ素子11a,11bは消去状態と判定される。
これに対して、上記メモリ素子11a,11bの一方に破壊や劣化があると、メモリ素子11a,11bの並列接続時には、メモリ素子11a,11bの他方が正常であるため、その他方の働きによって、入出力端子13aまたは入出力端子13bから出力される電流の値は所定値よりも大きくなって、メモリ素子11a,11bは消去状態と判定されるが、メモリ素子11a,11bの直列接続時には、入出力端子13aまたは入出力端子13bから出力される電流の値は所定値よりも小さくなって、メモリ素子11a,11bはプログラム状態と判定されてしまう。
このように、上記メモリ素子11a,11bの一方に破壊や劣化があると、メモリ素子11a,11bの直列接続時の記憶状態の判定結果と、メモリ素子11a,11bの並列接続時の記憶状態の判定結果との間に齟齬が生じる。
したがって、上記メモリ素子11a,11bの直列接続時の記憶状態の判定結果と、メモリ素子11a,11bの並列接続時の記憶状態の判定結果とを比較し、2つの判定結果の間に齟齬が生じていれば、メモリ素子11a,11bのどちらかに不良があると考えられる。
したがって、上記メモリ素子11a,11bの不良を検出できるので、半導体記憶装置の信頼性を確実に高くすることができる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態の半導体記憶装置が備えるメモリ回路2の回路図である。
上記メモリ回路2は、3つのメモリ素子21a,21b,21cと、この3つのメモリ素子21a,21b,21cの接続状態を切り替えるためのスイッチング素子22a,22b,…,22fとを含んでいる。
上記メモリ素子21a,21b,21cは、それぞれ、不揮発性メモリ素子であって、電界効果型のNチャネルトランジスタである。このNチャネルトランジスタは、電荷を保持する機能を有する記憶部を備えている。
上記スイッチング素子22a,22b,…,22fは、それぞれ、電界効果型のNチャネルトランジスタである。また、上記スイッチング素子22a,22b,…,22fは、メモリ素子21a,21b,21cを互いに直列に接続したり、並列に接続したりする。
以下、上記メモリ素子21a,21b,21cの破壊または劣化の検出について説明する。
まず、上記メモリ素子21a,21b,21cの全ての記憶状態を同一にするための処理を行う。
次に、上記スイッチング素子22a,22c,22d,22fを非導通状態にし、かつ、スイッチング素子22b,22eを導通状態にして、3つのメモリ素子21a,21b,21cを互いに直列に接続させる。この状態で、上記メモリ素子21a,21b,21cの情報を読み出すための電圧を入出力端子23aと入出力端子23bとの間に印加し、入出力端子23aまたは入出力端子23bから出力される電流の値を検出する。そして、上記電流の値に基づいて、メモリ素子21a,21b,21cの記憶状態を判定する。
次に、上記スイッチング素子22a,22c,22d,22fを導通状態にし、かつ、スイッチング素子22b,22eを非導通状態にして、3つのメモリ素子21a,21b,21cを互いに並列に接続させる。この状態で、上記メモリ素子21a,21b,21cの情報を読み出すための電圧を入出力端子23aと入出力端子23bとの間に印加し、入出力端子23aまたは入出力端子23bから出力される電流の値を検出する。そして、上記電流の値に基づいて、メモリ素子21a,21b,21cの記憶状態を判定する。
次に、上記メモリ素子21a,21b,21cの直列接続時の記憶状態の判定結果と、メモリ素子21a,21b,21cの並列接続時の記憶状態の判定結果とを比較する。ここで、上記メモリ素子21a,21b,21cの直列接続時の記憶状態の判定結果と、メモリ素子21a,21b,21cの並列接続時の記憶状態の判定結果との間に齟齬があれば、メモリ素子21a,21b,21cのうちの少なくとも1つに破壊や劣化が生じていると判定することができる。
上記メモリ回路2は、上記第1実施形態のメモリ回路1に比べて、回路面積が大きくなっているが、信頼性は高くなっている。
つまり、上記メモリ回路1において、メモリ素子11a,11bの両方に破壊や劣化があると、メモリ素子11a,11bの両方とも所望の状態とは逆になり、メモリ素子11a,11bの状態が誤って判定されてしまう。このような誤判定の確率は、一般的に、メモリ素子の数が増加に伴って小さくなる。
したがって、上記メモリ回路2は、上記第1実施形態のメモリ回路1よりも、メモリ素子の数が多いため、誤判定の確率が低減され、半導体記憶装置の信頼性を高めることができる。
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態の半導体記憶装置が備えるメモリ回路3の回路図である。
上記メモリ回路3は、4つのメモリ素子31a,31b,31c,31dと、この4つのメモリ素子31a,31b,31c,31dの接続状態を切り替えるためのスイッチング素子32a,32b,…,32iとを含んでいる。
上記メモリ素子31a,31b,31c,31dは、それぞれ、不揮発性メモリ素子であって、電界効果型のNチャネルトランジスタである。このNチャネルトランジスタは、電荷を保持する機能を有する記憶部を備えている。
上記スイッチング素子32a,32b,…,32iは、それぞれ、電界効果型のNチャネルトランジスタである。また、上記スイッチング素子32a,32b,…,32iは、メモリ素子31a,31b,31c,31dを互いに直列に接続したり、並列に接続したりする。
以下、上記メモリ素子31a,31b,31c,31dの破壊または劣化の検出について説明する。
まず、上記メモリ素子31a,31b,31c,31dの全ての記憶状態を同一にするための処理を行う。
次に、上記スイッチング素子32a,32c,32d,32f,32g,32iを非導通状態にし、かつ、スイッチング素子32b,32e,32hを導通状態にして、4つのメモリ素子31a,31b,31c,31dを互いに直列に接続させる。この状態で、上記メモリ素子31a,31b,31c,31dの情報を読み出すための電圧を入出力端子33aと入出力端子33bとの間に印加し、入出力端子33aまたは入出力端子33bから出力される電流の値を検出する。そして、上記電流の値に基づいて、メモリ素子31a,31b,31c,31dの記憶状態を判定する。
次に、上記スイッチング素子32a,32c,32d,32f,32g,32iを導通状態にし、かつ、スイッチング素子32b,32e,32hを非導通状態にして、4つのメモリ素子31a,31b,31c,31dを互いに並列に接続させる。この状態で、上記メモリ素子31a,31b,31c,31dの情報を読み出すための電圧を入出力端子33aと入出力端子33bとの間に印加し、入出力端子33aまたは入出力端子33bから出力される電流の値を検出する。そして、上記電流の値に基づいて、メモリ素子31a,31b,31c,31dの記憶状態を判定する。
次に、上記メモリ素子31a,31b,31c,31dの直列接続時の記憶状態の判定結果と、メモリ素子31a,31b,31c,31dの並列接続時の記憶状態の判定結果とを比較する。ここで、上記メモリ素子31a,31b,31c,31dの直列接続時の記憶状態の判定結果と、メモリ素子31a,31b,31c,31dの並列接続時の記憶状態の判定結果との間に齟齬があれば、メモリ素子31a,31b,31c,31dのうちの少なくとも1つに破壊や劣化が生じていると判定することができる。
上記メモリ回路3は、上記第2実施形態のメモリ回路2に比べて、回路面積が大きくなっているが、信頼性は高くなっている。
上記第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態から判るように、本発明のメモリ回路は、少なくともm個(mは2以上の整数)のメモリ素子と、n(n=3×(m−1))個のスイッチング素子とを含むものである。そして、上記n個のスイッチング素子は、m個のメモリ素子を互いに直列に接続したり、並列に接続したりする。
上記メモリ素子の数を多くすれば、メモリ回路の回路面積は増大するが、メモリ回路の信頼性を高くすることができる。
また、図1〜図3の半導体記憶装置では、電界効果型のNチャネルトランジスタをメモリ素子として用いていたが、電界効果型のPチャネルトランジスタをメモリ素子として用いてもよい。
また、図1〜図3の半導体記憶装置において、トランジスタ素子以外の素子をメモリ素子として用いてもよい。
また、図1〜図3の半導体記憶装置では、電界効果型のNチャネルトランジスタをスイッチング素子として用いていたが、電界効果型のPチャネルトランジスタをスイッチング素子として用いてもよいし、電界効果型のNチャネルトランジスタと電界効果型のPチャネルトランジスタとを組み合わせたトランスミッションゲートを用いてもよい。
また、図1〜図3の半導体記憶装置において、スイッチング素子のゲート電圧に入力される電圧は、読み出し電圧と異なる電圧を与えても構わない。
特に、上記スイッチング素子としてNチャネルトランジスタまたはPチャネルトランジスタのいずれか一方のみを用いた場合は、スイッチング素子のゲート電圧に入力する電圧として、読み出し電圧よりも高いオーバードライブ電圧を印加することが好ましい。
また、その場合において、上記スイッチング素子のゲート電圧に入力する電圧として、読み出し電圧よりも高いオーバードライブ電圧を印加すると、入出力端子間の電圧がスイッチング素子の影響で変動するのを抑制することが可能となり、より高精度にメモリ素子に記憶された情報を読み出すことが可能となる。
(第4実施形態)
図4は、本発明の第4実施形態の半導体記憶装置が備えたメモリ回路4の回路図である。
上記メモリ回路4は、3つの抵抗性素子41a,41b,41cと、この3つの抵抗性素子41a,41b,41cの接続状態を切り替えるためのスイッチング素子42a,42b,…,42fとを含んでいる。
上記抵抗性素子41a,41b,41cの具体例としては、例えばRRAM(アールラム)、ヒューズおよびアンチヒューズなどが挙げられる。
上記スイッチング素子42a,42b,…,42fは、それぞれ、電界効果型のNチャネルトランジスタである。また、上記スイッチング素子42a,42b,…,42fは、抵抗性素子41a,41b,41cを互いに直列に接続したり、並列に接続したりする。
上記構成のメモリ回路4も、メモリ回路1〜3と同様に、入出力端子43aと入出力端子43bとの間に読み出し電圧を印加し、その間を流れる電流の多寡により記憶されている情報を判定する。
以下、上記抵抗性素子41a,41b,41cの破壊または劣化の検出について説明する。
まず、上記抵抗性素子41a,41b,41cの全ての記憶状態を同一にするための処理を行う。
次に、上記スイッチング素子42a,42c,42d,42fを非導通状態にし、かつ、スイッチング素子42b,42eを導通状態にして、3つの抵抗性素子41a,41b,41cを互いに直列に接続する。この状態で、上記抵抗性素子41a,41b,41cの情報を読み出すための電圧を入出力端子43aと入出力端子43bとの間に印加し、入出力端子43aまたは入出力端子43bから出力される電流の値を検出する。そして、上記電流の値に基づいて、抵抗性素子41a,41b,41cの記憶状態を判定する。
次に、上記スイッチング素子42a,42c,42d,42fを導通状態にし、かつ、スイッチング素子42b,42eを非導通状態にして、3つの抵抗性素子41a,41b,41cを互いに並列に接続する。この状態で、上記抵抗性素子41a,41b,41cの情報を読み出すための電圧を入出力端子43aと入出力端子43bとの間に印加し、入出力端子43aまたは入出力端子43bから出力される電流の値を検出する。そして、上記電流の値に基づいて、抵抗性素子41a,41b,41cの記憶状態を判定する。
次に、上記抵抗性素子41a,41b,41cの直列接続時の記憶状態の判定結果と、抵抗性素子41a,41b,41cの並列接続時の記憶状態の判定結果とを比較する。ここで、上記抵抗性素子41a,41b,41cの直列接続時の記憶状態の判定結果と、抵抗性素子41a,41b,41cの並列接続時の記憶状態の判定結果との間に齟齬があれば、抵抗性素子41a,41b,41cのうちの少なくとも1つに破壊や劣化が生じていると判定することができる。
(第5実施形態)
図5は本発明の第5実施形態の半導体記憶装置の回路図である。
上記半導体記憶装置は、メモリ回路51と、読み出し回路52、第1の記憶回路53a、第2の記憶回路53bおよび判定回路54から成る判定部50とを備えている。
上記メモリ回路51は、図1〜図4に示すメモリ回路1,2,3,4のうちのいずれか1つと同一の構成を有している。
上記読み出し回路52は、メモリ回路51から出力された電流を受け、この電流に基づいて、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の情報を読み出す。つまり、上記読み出し回路52は、メモリ回路51からの電流に基づいて、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子がプログラム状態または消去状態であるかを判定する。ここで、上記メモリ回路51はプログラム状態であるとの判定が出た場合、読み出し回路52は、第1の記憶回路53aまたは第2の記憶回路53bへ向けて、「0」を示す信号を出力する。一方、上記メモリ回路51は消去状態であるとの判定が出た場合、読み出し回路52は、第1の記憶回路53aまたは第2の記憶回路53bへ向けて、「1」を示す信号を出力する。
上記第1の記憶回路53aは、読み出し回路52から出力された信号を受け、その信号を記憶する。上記信号は、上記メモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときに、読み出し回路52が出力するものである。
上記第2の記憶回路53bは、読み出し回路52から出力された信号を受け、その信号を記憶する。上記信号は、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときに、読み出し回路52が出力するものである。
すなわち、上記第1の記憶回路53aは、互いに直列に接続された複数のメモリ素子または抵抗性素子の記憶状態に関する情報を記憶する一方、第2の記憶回路53bは、互いに並列に接続された複数のメモリ素子または抵抗性素子の記憶状態に関する情報を記憶する。
上記判定回路54は、第1の記憶回路53aおよび第2の記憶回路53bに記憶されている情報から、メモリ回路51に記憶されている情報の信頼性を判定すると共に、上記メモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を示すデータを出力する。
より詳しくは、上記第1の記憶回路53aおよび第2の記憶回路53bが共に「0」を記憶しているとき、判定回路54は、記憶回路53a,53bに記憶されている情報が信頼性の高いものであると判定し、記憶状態出力線55aおよびエラー状態出力線55bのそれぞれに「0」を出力する。
また、上記第1の記憶回路53aおよび第2の記憶回路53bが共に「1」を記憶しているとき、判定回路54は、記憶回路53a,53bに記憶されている情報が信頼性の高いものであると判定し、記憶状態出力線55aに「1」を出力し、エラー状態出力線55bに「0」を出力する。
また、上記第1の記憶回路53aが「0」を記憶し、かつ、第2の記憶回路53bが「1」を記憶しているとき、または、第1の記憶回路53aが「1」を記憶し、かつ、第2の記憶回路53bが「0」を記憶しているとき、判定回路54は、記憶回路53a,53bに記憶されている情報が信頼性の低いものであると判定し、記憶状態出力線55aに有効な信号を出力せず、エラー状態出力線55bに「1」を出力する。
すなわち、上記判定回路54から記憶状態出力線55aに出力される信号は、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を示す。具体的には、上記信号が「0」である場合、判定回路54は上記メモリ素子または抵抗性素子の記憶状態をプラグラム状態と判定している。一方、上記信号が「1」ある場合、判定回路54は上記メモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を消去状態と判定している。
また、上記判定回路54からエラー状態出力線55bに出力される信号は、上記メモリ素子または抵抗性素子に破壊や劣化があるか否かを示す。具体的には、上記エラー状態出力線55bの信号が「0」である場合、判定回路54は上記メモリ素子または抵抗性素子に破壊や劣化がないと判定している。一方、上記エラー状態出力線55bの信号が「1」である場合、判定回路54は上記メモリ素子または抵抗性素子に破壊や劣化があると判定している。
このように、上記判定回路54からエラー状態出力線55bに出力される信号に基づいて、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子に破壊や劣化がある否かが判るので、半導体記憶装置の信頼性を高くすることができる。
また、上記読み出し回路52の判定レベルは、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときと、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときとで異なるようにするのが好ましい。
具体的な手法としては、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときと、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときとで、読み出し回路52に与える一部または全ての電圧を適宜変えることによって、読み出し回路52の判定レベルを各判定時において適切に設定することが可能となる。
また、別の手法としては、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときの適切な判定レベルに設定した読み出し回路と、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときの適切な判定レベルに設定した読み出し回路とを用いる方法が挙げられる。
(第6実施形態)
図6は本発明の第6実施形態の半導体記憶装置の回路図である。また、図6において、図5に示した第5実施形態の構成部と同一構成部は、図5における構成部と同一参照番号を付して説明を簡単にするか、その説明を省略する。
上記半導体記憶装置は、第1の読み出し回路62a、第2の読み出し回路62b、第1の記憶回路53a、第2の記憶回路53bおよび判定回路54から成る判定部60を備えている点が上記第5実施形態とは異なる。
上記第1の読み出し回路62aは、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときに、メモリ回路51から出力された電流を受け、この電流に基づいて、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の情報を読み出す。つまり、上記第1の読み出し回路62aは、メモリ回路51で互いに直列に接続された複数のメモリ素子または抵抗性素子からの電流に基づいて、上記メモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を判定する。なお、上記第1の読み出し回路62aの判定結果は第1の記憶回路53aに記憶される。
上記第2の読み出し回路62bは、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときに、メモリ回路51から出力された電流を読み出し、この電流に基づいて、メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の情報を読み出す。つまり、上記第2の読み出し回路62bは、メモリ回路51で互いに並列に接続された複数のメモリ素子または抵抗性素子からの電流に基づいて、上記メモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を判定する。なお、上記第2の読み出し回路62bの判定結果は第2の記憶回路53bに記憶される。
上記構成の半導体記憶装置は、第1の読み出し回路62aおよび第2の読み出し回路62bを備えているので、第1の読み出し回路62aの読み出し時の判定レベルと、第2の読み出し回路62bの読み出し時の判定レベルとを異ならせることができる。
したがって、上記メモリ回路51が含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の接続状態に応じた適切な読み出しを行うことができる。
なお、上記半導体装置は、上記第5実施形態の半導体記憶装置と同じ作用効果も奏する。
(第7実施形態)
図7は本発明の第7実施形態の半導体記憶装置の回路図である。また、図7において、図5に示した第5実施形態の構成部と同一構成部は、図5における構成部と同一参照番号を付して説明を簡単にするか、その説明を省略する。
上記半導体記憶装置は、第1のメモリ回路71aおよび第2のメモリ回路71bを備えている点が上記第5実施形態とは異なる。
上記第1のメモリ回路71aおよび第2のメモリ回路71bは、それぞれ、図1〜図4に示すメモリ回路1,2,3,4のうちのいずれか1つと同一の構成を有すると共に、読み出し回路52に接続されている。
上記読み出し回路52は、第1のメモリ回路71aから出力された電流を受け、この電流に基づいて、第1のメモリ回路71aが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の情報を読み出す。つまり、上記読み出し回路52は、第1のメモリ回路71aが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子からの電流に基づいて、上記メモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を判定する。また、上記読み出し回路52は、第2のメモリ回路71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子からの電流に基づいて、上記メモリ素子または抵抗性素子の記憶状態も判定する。
上記構成の半導体記憶装置は、2つの対になる第1,第2のメモリ回路71a,71bを備えるので、回路面積は大きくなるが、図5の半導体記憶装置と比較して大きな電流差を生み出すことが可能であるため、原理的に読み出しのためのウインドウマージンを大きくすることが可能となる。
したがって、本第7実施形態の半導体記憶装置は、図5の半導体記憶装置よりも信頼性を高くすることができる。
また、上記第5実施形態と同様に、本第7実施形態の半導体記憶装置における読み出し回路52の判定レベルは、第1,第2のメモリ回路71a,71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときと、第1,第2のメモリ回路71a,71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときとで異なるようにするのが好ましい。
具体的な手法としては、第1,第2のメモリ回路71a,71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときと、第1,第2のメモリ回路71a,71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときとで、読み出し回路52に与える一部または全ての電圧を適宜変えることによって、読み出し回路52の判定レベルを各判定時において適切に設定することが可能となる。
また、別の手法としては、第1,第2のメモリ回路71a,71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときの適切な判定レベルに設定した読み出し回路と、第1,第2のメモリ回路71a,71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときの適切な判定レベルに設定した読み出し回路とを用いる方法が挙げられる。
(第8実施形態)
図8は本発明の第8実施形態の半導体記憶装置の回路図である。また、図8において、図6,図7に示した第6,第7実施形態の構成部と同一構成部は、図6,図7における構成部と同一参照番号を付して説明を簡単にするか、その説明を省略する。
上記半導体記憶装置は、上記第6実施形態と上記第7実施形態とを適宜組み合わせたものであり、第1の読み出し回路62a、第2の読み出し回路62b、第1のメモリ回路71aおよび第2のメモリ回路71bを備えている。
上記第1の読み出し回路62aは、第1のメモリ回路71aが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときに、第1のメモリ回路71aから出力された電流を受け、この電流に基づいて、第1のメモリ回路71aが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を判定する。また、上記第1の読み出し回路62aは、第2のメモリ回路71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに直列に接続されているときに、第2のメモリ回路71bから出力された電流を受け、この電流に基づいて、第2のメモリ回路71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を判定する。なお、上記第1の読み出し回路62aの判定結果は第1の記憶回路53aに記憶される。
上記第2の読み出し回路62bは、第1のメモリ回路71aが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときに、第1のメモリ回路71aから出力された電流を受け、この電流に基づいて、第1のメモリ回路71aが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を判定する。また、上記第2の読み出し回路62bは、第2のメモリ回路71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子が互いに並列に接続されているときに、第2のメモリ回路71bから出力された電流を受け、この電流に基づいて、第2のメモリ回路71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の記憶状態を判定する。なお、上記第2の読み出し回路62bの判定結果は第2の記憶回路53bに記憶される。
上記構成の半導体記憶装置は、第1の読み出し回路62aおよび第2の読み出し回路62bを備えているので、第1の読み出し回路62aの読み出し時の判定レベルと、第2の読み出し回路62bの読み出し時の判定レベルとを異ならせることができる。
したがって、上記第1のメモリ回路71aまたは第2のメモリ回路71bが含む複数のメモリ素子または抵抗性素子の接続状態に応じた適切な読み出しを行うことができる。
なお、上記半導体装置は、上記第7実施形態の半導体記憶装置と同じ作用効果も奏する。
また、図5〜図8の半導体記憶装置の読み出し回路は、オフセット電圧をキャンセルする機構を備えてもよい。
特に、絶縁性基板上に形成された素子の場合、例えば、単結晶シリコン基板上に形成されたトランジスタの特性などと比較して、素子特性のばらつきが大きくなる傾向にある。このため、上記読み出し回路にオフセット電圧をキャンセルする機構が備わっていれば、読み出し回路を構成する素子の特性ばらつきにかかわらず高精度にメモリ回路から情報を読み出すことが可能となり、より信頼性の高い半導体記憶装置を得ることが可能となる。
上記第7実施形態、第8実施形態および第9実施形態において、判定部50,60の代わりに、判定部の一例として比較器を用いてもよい。この比較器は、判定部50,60と同様に、切換回路によって互いに直列に接続された複数のメモリ素子からの出力と、切換回路によって互いに並列に接続された複数のメモリ素子からの出力とを比較すると共に、切換回路によって互いに直列に接続された複数のメモリ素子からの出力と、切換回路によって互いに並列に接続された複数のメモリ素子からの出力との間に齟齬が生じている場合、メモリ素子に破壊や劣化が生じていることを示す信号出力するものである。
(第9実施形態)
図9は本発明の第9実施形態の半導体記憶装置の回路図である。
上記半導体記憶装置は、メモリユニット91a,91b,…,91e、多数決回路94および記憶回路96を備えている。
上記メモリユニット91a,91b,…,91eは、それぞれ、図5〜図8の半導体記憶装置うちのいずれか1つと同じ回路構成を有している。また、上記メモリユニット91a,91b,…,91eは、図5〜図8の記憶状態出力線55aと同様の記憶状態出力線92a,92b,…,92eを有すると共に、図5〜図8のエラー状態出力線55bと同様のエラー状態出力線93a,93b,…,93eを有する。
上記多数決回路94は、記憶状態出力線92a,92b,…,92eの信号を受けると共に、エラー状態出力線93a,93b,…,93eの信号を受ける。そして、上記多数決回路94は、エラー状態出力線93a,93b,…,93eからの信号に基づいて、メモリユニット91a,91b,…,91eから信頼性が高いものを選択し、この選択したメモリユニット91a,91b,…,91eの記憶状態出力線92a,92b,…,92eの信号の多数決を取る。
すなわち、上記多数決回路94においては、エラー出力として「0」を出力したメモリユニットの出力値の間で多数決が行われ、多数派となる出力値が決定される。なお、上記多数派と決定された出力値は接続線95を介して記憶回路96へ送られる。
上記記憶回路96は、多数決回路94で多数派と決定された出力値を記憶する。この出力値は読み出し線97を介して読み出すことができる。
上記構成の半導体記憶装置によれば、エラー出力として「0」が出力された信頼性の高いデータのみの間で多数決を行うため、メモリ素子の破壊や不良などに起因するデータの誤判定の確率を大幅に低減することが可能となり、信頼性の高い半導体記憶装置を提供することが可能となる。
(第10実施形態)
図10は本発明の第10実施形態の表示装置101の概略構成図である。
上記表示装置101は、TFT(薄膜トランジスタ)液晶ディスプレイである。また、上記表示装置101は、画素部105と、ゲートドライバ104と、ソースドライバ103と、D/A(デジタル/アナログ)変換器102と、制御回路106と、電源回路107と、メモリ部108とを備える。
上記画素部105、ゲートドライバ104、ソースドライバ103、D/A変換器102、上記制御回路106および上記電源回路107は、それぞれ、TFT(薄膜トランジスタ)によって形成されたスイッチング素子を有する。
上記メモリ部108は、図1〜図9の半導体記憶装置のいずれか1つである。
以下、上記表示装置101の動作について説明する。
上記表示装置101は、デジタル信号入力型の液晶ディスプレイであって、まず、外部端子からD/A変換器102に映像のデジタル信号が入力され、また、外部端子から制御回路106にタイミング制御信号が入力され、また、外部端子から電源回路107に電源電圧が入力される。
上記D/A変換器102では、デジタル信号として入力された信号がアナログの電圧値に変換され、画素部105の画素に供給される。
一方、上記ソースドライバ103およびゲートドライバ104は、制御回路106から出力された制御信号のタイミングにしたがって、画素部105のTFTに電圧を供給する。
また、上記電源回路107は、外部から入力された電圧を昇圧または降圧することによって、画素部105、D/A変換器102、ソースドライバ103、ゲートドライバ104およびメモリ部108のそれぞれに適切な電源電圧を供給する。
しかしながら、上述の通り、画素部105、ゲートドライバ104、ソースドライバ103、D/A変換器102、制御回路106および電源回路107は、TFTにより構成されているが、一般的に絶縁性基板上に形成されるTFTは、絶縁性基板の耐熱性が比較的低いため、素子間の特性ばらつきが大きく、これが表示装置101の表示特性のばらつきを大きくする大きな要因となっていた。
このため、上記表示装置101では、絶縁性基板上に形成された不揮発性メモリ素子より構成されるメモリ部108が設けられており、表示装置101の製造が完了した後に動作テストが行われ、この動作テストの結果に基づいて表示装置101の製品間の表示特性のばらつきを補正するデジタル値で示されたパラメータを、メモリ部108に記憶する。
要するに、上記表示装置101は、絶縁性基板と、この絶縁性基板上に形成されたメモリ部108とを備えていることによって、品質を高くすることができ、価格を低く抑えることができる。
(第11実施形態)
図11は本発明の第11実施形態の携帯電子機器の概略構成図である。
上記携帯電子機器には、図1〜9の半導体記憶装置のいずれか1つが組み込まれている。この携帯電子機器は、表示部111、ROM(読み出し専用メモリ)112、RAM(ランダムアクセスメモリ)113、制御回路114、アンテナ115、無線回路116、電源回路117、オーディオ回路118、カメラモジュール119、メモリカード120を備えている。
上記ROM112は、携帯電子機器に内蔵されており、不揮発性を有し、かつ、書換え可能であって、制御回路を動作させるためのプログラムデータ、カメラモジュール119において撮影された画像データ、オーディオ回路118で再生させるためのオーディオデータなどのデータが記憶されている。このデータはメモリカード120に記憶されてもよい。
上記メモリカード120は、ROM112と同様に、不揮発性を有し、かつ、書換え可能である。また、上記メモリカード120は、さらに、携帯電子機器に着脱可能であって、上記データのバックアップ、他の機器へのデータ転送、ROM112に収めることのできないデータの記憶などの役割を果たす。
上記ROM112およびメモリカード120は、制御回路114より要求されると、記憶されたデータを制御回路114に送る。また、上記ROM112およびメモリカード120より読み出されたデータは、必要に応じてRAM113にも転写される。
上記表示部111は、上記第10実施形態の表示装置101と同様の構成を有している。
このように構成された携帯電子機器は、高品質かつ安価にすることが可能となる。
なお、上記ROM112およびメモリカード120の一部もしくは全てに図1〜図9の半導体記憶装置のいずれか1つを用いている。
上記ROM112およびメモリカード120の一部もしくは全てに図1〜図9の半導体記憶装置のいずれか1つを用いれば、信頼性の高い携帯電子機器を安価で提供することが可能となる。
図1は本発明の第1実施形態の半導体記憶装置のメモリ回路の回路図である。 図2は本発明の第2実施形態の半導体記憶装置のメモリ回路の回路図である。 図3は本発明の第3実施形態の半導体記憶装置のメモリ回路の回路図である。 図4は本発明の第4実施形態の半導体記憶装置のメモリ回路の回路図である。 図5は本発明の第5実施形態の半導体記憶装置の回路図である。 図6は本発明の第6実施形態の半導体記憶装置の回路図である。 図7は本発明の第7実施形態の半導体記憶装置の回路図である。 図8は本発明の第8実施形態の半導体記憶装置の回路図である。 図9は本発明の第9実施形態の半導体記憶装置の回路図である。 図10は本発明の第10実施形態の表示装置の概略構成図である。 図11は本発明の第11実施形態の携帯電子機器の概略構成図である。 図12は従来の半導体記憶装置の回路図である。
1,2,3,4,51, メモリ回路
11a,11b,21a,21b,21c,31a,31b,31c,31d メモリ素子
12a,12b,12c,22a,22b,…,22f,32a,32b,…,32i,42a,42b,…,42f スイッチング素子
41a,41b,41c 抵抗性素子
50,60 判定部
52 読み出し回路
53a 第1の記憶回路
53b 第2の記憶回路
54 判定回路
62a 第1の読み出し回路
62b 第2の読み出し回路
94 多数決回路
71a 第1のメモリ回路
71b 第2のメモリ回路
101 表示装置

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのメモリ回路と判定部とを備え、
    上記メモリ回路は、
    複数のメモリ素子と、
    上記複数のメモリ素子を互いに直列に接続したり、上記複数のメモリ素子を互いに並列に接続したりする複数のスイッチング素子を含む切換回路と
    を有し、
    上記判定部は、上記複数のメモリ素子の全ての記憶状態を同一にするための処理が行われた状態において、上記切換回路によって互いに直列に接続された上記複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態と、上記切換回路によって互いに並列に接続された上記複数のメモリ素子からの出力の値に基づいて判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態とを比較して、この比較の結果に基づき上記複数のメモリ素子の良/不良を判定することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    多数決回路を備え、
    上記メモリ回路および判定部により構成されるメモリユニットが複数あり、
    上記各メモリユニットの判定部は、上記複数のメモリ素子の良/不良の判定結果と、良と判定した場合の上記複数のメモリ素子の記憶状態とを出力し、
    上記多数決回路は、上記各メモリユニットの判定部からの出力を受けて、良の判定結果を出力する判定部から出力される上記複数のメモリ素子の記憶状態の多数決を行うことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体記憶装置において、
    上記メモリ素子は不揮発性メモリ素子であることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の半導体記憶装置において、
    上記メモリ素子は絶縁性基板上に形成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の半導体記憶装置において、
    上記複数のメモリ素子は第1〜第m(mは2以上の整数)のメモリ素子からなり、
    上記複数のスイッチング素子は第1〜第n(n=3×(m−1))のスイッチング素子からなることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の半導体記憶装置において、
    上記判定部は、
    上記メモリ回路に接続されると共に、上記メモリ回路からの出力の値に基づいて上記複数のメモリ素子の記憶状態を判定する読み出し回路と、
    上記複数のスイッチング素子によって上記複数のメモリ素子が互いに直列に接続されたときに、上記読み出し回路が判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態を記憶する第1の記憶回路と、
    上記複数のスイッチング素子によって上記複数のメモリ素子が互いに並列に接続されたときに、上記読み出し回路が判定した上記複数のメモリ素子の記憶状態を記憶する第2の記憶回路と、
    上記第1,第2の記憶回路に接続されると共に、上記第1,第2の記憶回路のそれぞれに記憶された上記複数のメモリ素子の記憶状態に基づいて、上記複数のメモリ素子の良/不良を判定する判定回路と
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 請求項6に記載の半導体記憶装置において、
    上記読み出し回路は、
    上記複数のスイッチング素子によって上記複数のメモリ素子が互いに直列に接続されたときに、上記メモリ回路からの出力の値に基づいて上記複数のメモリ素子の記憶状態を判定する第1の読み出し回路と、
    上記複数のスイッチング素子によって上記複数のメモリ素子が互いに並列に接続されたときに、上記メモリ回路からの出力の値に基づいて上記複数のメモリ素子の記憶状態を判定する第2の読み出し回路と
    を含むことを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 請求項1または2に記載の半導体記憶装置において、
    上記メモリ素子は抵抗性素子であることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の半導体記憶装置を備えることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の半導体記憶装置を備えることを特徴とする電子機器。
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