JP5067853B2 - データ処理装置、データ処理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
したがって、例えば、OSの再起動時に自動的に起動するソフトウェアが既に組み込まれている場合に、初期設定を行う必要があるソフトウェアをインストールすると、以下のような問題点が生じる。すなわち、新規にインストールされたソフトウェアにおける初期設定用の画像が、既に組み込まれているソフトウェアの画像と混在し、新規にインストールされたソフトウェアにおける初期設定用の画像を、ユーザにわかり易く示すことができない虞がある。
また、初期設定を行う必要がある複数のソフトウェアを統合インストーラでインストールすると、以下のような問題点が生じる。すなわち、それら複数のソフトウェアの初期設定用の画像が表示される順番が、それら複数のソフトウェアの内容とは無関係に決定される虞がある。よって、それら複数のソフトウェアの初期設定用の画像が、意図する順番で表示されない虞がある。
以上のように、従来の技術では、新規にインストールしたソフトウェアに対する設定を容易に行うことができない虞がある。
また、本発明のデータ処理装置の他の特徴によれば、ソフトウェアをインストールするインストール手段と、1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアが自動的に起動するようにするための設定を解除する解除手段と、オペレーティングシステムの再起動の際に、前記インストール手段によりインストールされた1つ又は複数の新規のソフトウェアを含む複数のソフトウェアを起動する起動手段と、オペレーティングシステムの再起動の際に、前記起動手段により起動された複数のソフトウェアに関わる画面の表示装置への表示の制御として、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログと、当該1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアに関わる画面との表示の制御を行う表示手段と、前記インストール手段によりインストールされた前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、前記解除手段により解除された設定を再度行う再設定手段と、を有し、前記表示手段は、前記既にインストールされているソフトウェアに関わる画面よりも前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログを前面に表示するよう制御することを特徴とする。
また、本発明のデータ処理装置の他の特徴によれば、ソフトウェアをインストールするインストール手段と、1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアが自動的に起動するようにするための設定を解除する解除手段と、前記インストール手段によりインストールされた1つ又は複数の新規のソフトウェアを含む複数のソフトウェアを起動する起動手段と、前記起動手段により起動された複数のソフトウェアに関わる画面の表示装置への表示の制御として、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログと、当該1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアに関わる画面との表示の制御を行う表示手段と、前記インストール手段によりインストールされた前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、前記解除手段により解除された設定を再度行う再設定手段と、を有し、前記表示手段は、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定を行う前においては、前記既にインストールされているソフトウェアに関わる画面を一時的に表示することなく、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログを表示するよう制御することを特徴とする。
図19は、統合インストーラを使用して複数のソフトウェアをインストールした後にディスプレイに表示される画像を示す図である。
統合インストーラでは、複数のソフトウェアを同時にインストールする。初期設定ダイアログ204、205は、初期設定を行うダイアログであり、インストール時に自動的に起動されたものである。初期設定を促すために、複数のソフトウェアに対して自動起動登録が行われた場合、OSの再起動後には、初期設定ダイアログ204、205が同時に複数表示されることになる。よって、初期設定ダイアログ204、205を、初期設定の内容に応じて、順番に表示する必要がある。
また、図19に示す例では、ユーザ自身も、Webブラウザダイアログ203やメーラーソフトダイアログ202といった日常の使用頻度が高いソフトウェアに対して、自動起動登録をしているようにしている。したがって、図19に示す例のように、OSの再起動後に、より多くのソフトウェアが一度にディスプレイに表示されるようにすると、ユーザは操作するダイアログが幾つも表示されることになり、ユーザが行う操作が煩雑になる。よって、ユーザが操作するダイアログの表示を制限する必要がある。
例えば、印刷アプリケーションとプリンタドライバとでは、プリンタドライバでの設定が完了し、プリンタが使用可能な状態となった後に、印刷アプリケーションを使用することが好ましい。
また、ソフトウェアの初期設定時には、インターネットを経由してソフトウェアのベンダサイトにおいてユーザ登録を行う場合がある。しかしながら、この場合は、ソフトウェアの初期設定を行う際に、ホストコンピュータの環境としてインターネット接続環境が必要となる。よって、このような条件が満足した上で、インストールされたソフトウェアを起動する必要がある。
以下に示す本発明の実施形態は、以上のような事情を考慮してなされたものである。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、ソフトウェアインストールシステムの全体構成の一例を示す図である。
図1において、データ処理装置の一例であるホストコンピュータ1は、パーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータである。ホストコンピュータ1は、CPU2を備えている。CPU2は、ホストコンピュータ1の起動時に、ROM3に記憶されたプログラムにより外部記憶装置12に記憶されているオペレーティングシステム(OS)15をRAM4に読み出す。ホストコンピュータ1は、CPU2がOS15を動作させることにより、システムバス14を通じてシステムを統括的に制御する。
プリンタ24は、プリンタヘッドの操作や用紙の搬送を行うプリントエンジン26と、ホストコンピュータ1から受信した印刷データを解釈し、プリントエンジン26を制御するエンジンコントローラ25とを備えている。
統合インストーラ19には、ソフトウェア310、312、314のインストールを行うインストール実行部303と、各ソフトウェアに関する情報306、307、308を保持しているソフトウェア情報保持部305とが含まれている。また、統合インストーラ19には、自動起動登録を行う自動起動登録部301と、自動起動登録を削除する自動起動登録削除部302と、ソフトウェアを起動するソフトウェア起動部304とを含んでいる。尚、以下の説明では、ソフトウェアに関する情報を、必要に応じて、ソフトウェア情報と称する。また、ソフトウェア情報には、ソフトウェアのインストールに関する情報や、ソフトウェアの起動に関する情報等が含まれている。
図3において、ソフトウェア情報400には、ソフトウェアの名称と、インストーラが格納されているパスの情報と、自動起動登録が必要かどうかの情報とが含まれている。また、ソフトウェア情報400には、ソフトウェアが初期設定時に画面UI(User Interface)を表示するかどうかの情報と、ソフトウェアが初期設定においてプリンタを使用して印刷を行うかどうかの情報とが含まれている。更に、ソフトウェア情報400には、ソフトウェアが初期設定においてインターネットに接続するかどうかの情報が含まれている。
図4に示す例では、ダイアログ205を用いて、ユーザにユーザ登録を促している。ユーザは、ダイアログ205内の名前と、E−Mailアドレスの項目とを入力した後、送信ボタン501を押す。そうすると、ホストコンピュータ1は、インターネット経由で、ソフトウェアベンダが管理するサーバに対して情報を送信し、ユーザ登録を行う。よって、このダイアログ205を用いて初期設定が行われるソフトウェアは、初期設定時にインターネット経由で情報を送信する必要がある。すなわち、このソフトウェアは、初期設定にインターネット環境が必要である。
ステップS501において、統合インストーラ19は、インストール対象のソフトウェアの一覧をディスプレイ6に表示する。具体的に統合インストーラ19は、ソフトウェア情報保持部305で保持されているソフトウェア情報400を参照し、ソフトウェア名称を取得する。そして、統合インストーラ19は、取得したソフトウェア名称をディスプレイ6に一覧表示する。
次に、ステップS506において、統合インストーラ19は、ステップS505で選択したソフトウェアの起動に関する情報に基づいて、そのソフトウェアが起動を必要としているか否かを判定する。この判定の結果、ソフトウェアの起動に関する情報の「自動起動登録」の値が「必要」であった場合には、ステップS507に進む。一方、ソフトウェアの起動に関する情報の「自動起動登録」の値が「不必要」であった場合には、後述するステップS509に進む。
次に、ステップS515において、ソフトウェア起動部317は、ステップS513において自動起動登録された統合インストーラ19を、OS15の再起動後に起動する。
一方、ソフトウェアの初期設定が終了した場合には、ステップS521に進む。
一方、全てのソフトウェアの起動が完了した場合には、ステップS522に進む。
以上の図5のフローチャートにより、統合インストーラ19によるインストール作業が完了する。
本例のソフトウェア選択処理では、ソフトウェアの種類を大きく3つに分類する。1つ目は、プリンタ24と通信し、プリンタ24に対して印刷命令やプリンタ24の本体調整用のコマンドを送信するプリンタドライバである。2つ目は、プリンタ24をネットワーク環境下で使用する場合に、ネットワークの設定を行うためのソフトウェアである。3つ目は、その他のソフトウェアである。印刷用アプリケーションはその他のソフトウェアに分類される。印刷用のアプリケーションは印刷を行うプリンタドライバが必要であり、プリンタドライバをネットワークで使用するためには、ネットワーク設定用のソフトウェアが必要となる。従って、これら3つの分類では、ネットワーク設定用のソフトウェア、プリンタドライバ、その他のソフトウェアの順で優先度をつけて選択する。
そして、ステップS603に進むと、統合インストーラ19は、プリンタの設定用ソフトウェアによってプリンタ24の設定が終了したか否かを判定する。この判定の結果、プリンタ24の設定が完了していない場合には、ステップS604に進む。一方、プリンタ24の設定が完了している場合には、ステップS604、S605を省略してステップS606に進む。
そして、ステップS606に進むと、統合インストーラ19は、この時点でソフトウェアが選択されているか否かを判定する。ステップS602又はステップS605の処理を行った場合にはソフトウェアを選択したものとする。また、ステップS607以降でソフトウェアの選択が行われた場合にも同様にソフトウェアを選択したとものとする。この判定の結果、ソフトウェアを選択した場合には、ステップS615に進む。そして、統合インストーラ19は、選択したソフトウェアを出力し、図6のフローチャートによる処理を終了する。
一方、ソフトウェアが未選択であった場合にはステップS607に進む。
プリンタ24は、調整用のコマンドを受信した後に動作し、調整を行う。調整用のコマンドが発行された場合には、ステップS609において、プリンタ24の設定が実行中であると判別される。プリンタ24の設定が実行中であると判別された場合には、後述するステップS611に進む。
プリンタ24の設定が実行中であり、ステップS611に進むと、統合インストーラ19は、ステップS607で選択したソフトウェアを未選択の状態に戻す。
ステップS613に進むと、統合インストーラ19は、インターネット接続環境があるか否かを判定する。この判定の結果、インターネット接続環境がある場合には、ステップS606に戻る。一方、インターネット接続環境がない場合には、ステップS614に進む。
以上説明したように、本動作によれば、初期設定処理を行う最適なソフトウェアを選択することが可能となる。
また、本実施形態では、初期設定を行うに際し必要となる条件として、ネットワークの設定が完了しているか否か、プリンタの設定が完了しているか否か、プリンタ24の設定に成功したか否か、インターネット接続環境があるか否かを満足するか否かを判定する。そして、これらの条件を満足した場合に、ステップS602、S605、S607で選択されたソフトウェアが、ステップS518で起動される。
一方、ステップS704に進むと、統合インストーラ19は、プリンタ設定用ソフトウェアの設定用コマンドが未送信であるため、初期設定終了判定処理の結果を、「未終了」とする。
そして、ステップS705に進むと、統合インストーラ19は、ステップS703、S704において設定した結果を出力(返却)する。
ステップS707に進むと、統合インストーラ19は、起動したソフトウェアの実行プロセスが存在するか否かを判定する。この判定の結果、実行プロセスが存在する場合にはステップS708に進む。一方、実行プロセスが存在しない場合には、ステップS709に進む。
一方、ステップS709に進むと、起動したソフトウェアの実行プロセスが存在しないため、統合インストーラ19は、初期設定終了判定処理の結果を「終了」とする。
以上説明したように、本動作によれば、初期設定処理を行うソフトウェアの終了処理をソフトウェアの種類に応じて、適切に判断することが可能となる。
図8〜図10に示す例では、統合インストーラ19を使用してソフトウェアをインストールした場合にディスプレイ6に表示される画面を時系列で表している。すなわち、図8〜図10の順で画面201が変化する。ユーザは、図19に示したWebブラウザダイアログ203とメーラーソフトダイアログ202とを自動起動登録に予め設定していたとする。そして、インストールしたソフトェアは、ネットワーク設定用ソフトウェアとプリンタ設定用ソフトウェアであるとする。
また、本実施形態では、ダイアログの表示態様として、表示順番のみを制御するようにしたが、表示順番に加えて、表示位置及び表示領域(大きさ、範囲)の少なくとも何れか1つを制御するようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。前述した第1の実施形態では、ユーザによって予め設定された自動起動登録情報を削除するようにした。これに対し、本実施形態では、ユーザによって予め設定された自動起動登録情報を削除しないようにする場合を例に挙げて説明する。このように本実施形態と、前述した第1の実施形態とは、図5に示した処理の一部が主として異なる。すなわち、本実施形態のホストコンピュータ1やプリンタ24のハードウェアの構成例は図1と、ホストコンピュータ1のソフトウェアの構成例は図2と、ソフトウェア情報400の構成例は図3と、夫々同じである。また、ソフトウェア選択処理は図6と、初期設定終了判定処理は図7と、夫々同じである。よって、本実施形態の説明において、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図10、図19に付した符号と同一の符号を付すこと等により、詳細な説明を省略する。
統合インストーラ19は、ステップS1101において、インストール対象のソフトウェアの一覧をディスプレイ6に表示し、ステップS1102において、インストール対象のソフトウェアの一覧からインストールを所望するソフトウェアをユーザに指定させる。
また、ステップS1106において、ソフトウェアが起動を必要としていないと判定された場合と、ステップS1107において、ソフトウェアが画面UIを持っていいないと判定された場合にもステップS1109に進む。
一方、ステップS1108を一度でも実行した場合には、ステップS1111に進み、統合インストーラ19は、現在ユーザによって設定されている自動起動登録情報を、OS15から取得する。前述したように、自動起動登録情報として、「ソフトウェア名称」、「実行パス」、及び「画面表示」の情報を取得する。
次に、ステップS1115において、統合インストーラ19は、起動した統合インストーラ19が起動の度に起動しないように、統合インストーラ19の自動起動登録情報を削除する。
統合インストーラ19は、ステップS1119において、ステップS1117で起動されたソフトウェアの初期設定終了判定処理を行い、ステップS1120において、その初期設定終了判定処理の結果から、ソフトウェアの初期設定が終了したか否かを判定する。そして、ステップS1117で起動されたソフトウェアの初期設定が終了するまで、ステップS1119、S1120を繰り返し行う。
前述したように本実施形態では、ユーザによって設定された自動起動登録情報を削除する処理(図5のステップS512)を行わない。よって、本実施形態では、ステップS1121とステップS1122との間で、図5のステップS522に相当する処理(ユーザにより自動起動登録されていたソフトウェアの起動と自動起動登録情報の復元と)を行わない。
図12〜図14に示す例でも、図8〜図10に示した例と同様に、統合インストーラ19を使用してソフトウェアをインストールした場合にディスプレイ6に表示される画面を時系列で表している。また、ユーザは、図19に示したWebブラウザダイアログ203とメーラーソフトダイアログ202とを自動起動登録に予め設定していたとする。そして、インストールしたソフトェアは、ネットワーク設定用ソフトウェアとプリンタ設定用ソフトウェアであるとする。
また、本実施形態では、初期設定ダイアログ901、1001の表示位置と表示順序とを制御するようにしたが、表示位置に加えて、表示領域を制御するようにしてもよい。また、初期設定ダイアログ901の表示を消去せずに、初期設定ダイアログ901の前面に初期設定ダイアログ1001を表示してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。前述した第1の実施形態では、ユーザによって予め設定された自動起動登録情報を削除するようにした。これに対し、本実施形態では、ユーザによって予め設定された自動起動登録情報を削除せずに編集する場合を例に挙げて説明する。このように本実施形態と、前述した第1の実施形態とは、図5に示した処理の一部が主として異なる。すなわち、本実施形態のホストコンピュータ1やプリンタ24のハードウェアの構成例は図1と、ホストコンピュータ1のソフトウェアの構成例は図2と、ソフトウェア情報400の構成例は図3と、夫々同じである。また、ソフトウェア選択処理は図6と、初期設定終了判定処理は図7と、夫々同じである。よって、本実施形態の説明において、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図10、図19に付した符号と同一の符号を付すこと等により、詳細な説明を省略する。
統合インストーラ19は、ステップS1501において、インストール対象のソフトウェアの一覧をディスプレイ6に表示し、ステップS1502において、インストール対象のソフトウェアの一覧からインストールを所望するソフトウェアをユーザに指定させる。
また、ステップS1506において、ソフトウェアが起動を必要としていないと判定された場合と、ステップS1507において、ソフトウェアが画面UIを持っていいないと判定された場合にもステップS1509に進む。
一方、ステップS1508を一度でも実行した場合には、ステップS1511に進み、統合インストーラ19は、現在ユーザによって設定されている自動起動登録情報を、OS15から取得する。前述したように、自動起動登録情報として、「ソフトウェア名称」、「実行パス」、及び「画面表示」の情報を取得する。
前述した第1の実施形態では、ステップS512において、ユーザによって自動起動することが予め登録されたソフトウェアの自動起動登録情報を全て削除するようにした。これに対し、本実施形態では、ユーザによって自動起動することが予め登録されたソフトウェアの自動起動登録情報の画面表示の値を全て「非表示」に変更するようにしている。
すなわち、統合インストーラ19は、ステップS1513において、統合インストーラ19自身が再起動後に起動するように、統合インストーラ19を自動起動登録し、ステップS1514において、OS15の再起動を行う。
次に、ステップS1515において、ソフトウェア起動部317は、ステップS1513で自動起動登録された統合インストーラ19を起動する。そして、ステップS1516において、統合インストーラ19は、起動した統合インストーラ19が起動の度に起動しないように、統合インストーラ19の自動起動登録情報を削除する。
次に、ステップS1519において、統合インストーラ19は、ステップS1518で起動されたソフトウェアの初期設定終了判定処理を行う。そして、ステップS1520において、統合インストーラ19は、その初期設定終了判定処理の結果から、ソフトウェアの初期設定が終了したか否かを判定する。そして、ステップS1518で起動されたソフトウェアの初期設定が終了するまで、ステップS1519、S1520を繰り返し行う。
前述した第1の実施形態では、ステップS522において、ユーザにより自動起動することが予め設定されたソフトウェアの自動起動登録情報を再登録することにより、その自動起動登録情報を復元するようにした。これに対し、本実施形態では、ステップS1522において、ユーザにより自動起動することが予め設定されたソフトウェアの自動起動登録情報を再編集することにより、その自動起動登録情報を復元するようにしている。
以上のように本実施形態では、ステップS1512において、ユーザによって自動起動することが予め登録されたソフトウェアの自動起動登録情報の画面表示の値を全て「非表示」に変更し、ステップS1522において、画面表示の値を復元する。これにより、初期設定ダイアログ901、1001に対する設定が終了するまで、Webブラウザダイアログ203とメーラーソフトダイアログ202が表示されるのが一時的に阻止される。
図16〜図18に示す例でも、図8〜図10に示した例と同様に、統合インストーラ19を使用してソフトウェアをインストールした場合にディスプレイ6に表示される画面を時系列で表している。また、ユーザは、図19に示したWebブラウザダイアログ203とメーラーソフトダイアログ202とを自動起動登録に予め設定していたとする。そして、インストールしたソフトェアは、ネットワーク設定用ソフトウェアとプリンタ設定用ソフトウェアであるとする。
また、本実施形態においても、ダイアログの表示順番のみを制御するようにしたが、表示順番に加えて、表示位置及び表示領域の少なくとも何れか1つを制御するようにしてもよい。
前述した本発明の実施形態におけるデータ処理装置を構成する各手段、並びにソフトウェア起動方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
6 ディスプレイ
7 キーボード
8 ポインティングデバイス
15 オペレーティングシステム(OS)
16 アプリケーション
17 プリンタドライバ
18 ネットワーク用ユーティリティ
19 統合インストーラ
20〜22 インストーラ
24 プリンタ
202 メーラーソフトダイアログ
203 Webブラウザダイアログ
204、205 初期設定ダイアログ
301 自動起動登録部
302 自動起動登録削除部
303 インストール実行部
304 ソフトウェア起動部
305 ソフトウェア情報保持部
306〜308、400 ソフトウェア情報
309、311、313 インストーラ
310、312、314〜316 ソフトウェア
317 ソフトウェア起動部
318 自動起動登録情報保持部
319〜324 自動起動登録情報
901 初期設定ダイアログ(ネットワーク設定用)
1001 初期設定ダイアログ(プリンタ設定用)
Claims (13)
- 複数のソフトウェアのインストールを行うための統合インストーラの起動に従い、当該複数のソフトウェアの中からインストールすべき1つ又は複数のソフトウェアを選択させるための一覧表示を表示する第1の表示手段と、
前記一覧表示を介して選択された1つ又は複数のソフトウェアのインストールを制御するインストール手段と、
オペレーティングシステムの再起動に際して、前記インストールされた1つ又は複数のソフトウェアが自動起動されないようにしつつ、前記統合インストーラが自動起動されるように登録する登録手段と、
前記オペレーティングシステムが再起動された後に前記統合インストーラが自動起動された際に、前記インストールされた1つ又は複数のソフトウェアの初期設定のためのダイアログが、その他のソフトウェアに関わる画面よりも前面に表示されるような制御を行う第2の表示手段と、を有し、
前記初期設定のためのダイアログの表示が行われた後では、前記オペレーティングシステムが、前記統合インストーラの自動起動なしに、再起動されることを特徴とするデータ処理装置。 - 前記インストール手段により複数のソフトウェアがインストールされる場合、当該複数のソフトウェアで必要な設定の内容に応じて、当該複数のソフトウェアの中から、前記第2の表示手段による初期設定のためのダイアログの表示の順番を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
- ソフトウェアをインストールするインストール手段と、
1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアが自動的に起動するようにするための設定を解除する解除手段と、
オペレーティングシステムの再起動の際に、前記インストール手段によりインストールされた1つ又は複数の新規のソフトウェアを含む複数のソフトウェアを起動する起動手段と、
オペレーティングシステムの再起動の際に、前記起動手段により起動された複数のソフトウェアに関わる画面の表示装置への表示の制御として、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログと、当該1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアに関わる画面との表示の制御を行う表示手段と、
前記インストール手段によりインストールされた前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、前記解除手段により解除された設定を再度行う再設定手段と、を有し、
前記表示手段は、前記既にインストールされているソフトウェアに関わる画面よりも前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログを前面に表示するよう制御することを特徴とするデータ処理装置。 - ソフトウェアをインストールするインストール手段と、
1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアが自動的に起動するようにするための設定を解除する解除手段と、
前記インストール手段によりインストールされた1つ又は複数の新規のソフトウェアを含む複数のソフトウェアを起動する起動手段と、
前記起動手段により起動された複数のソフトウェアに関わる画面の表示装置への表示の制御として、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログと、当該1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアに関わる画面との表示の制御を行う表示手段と、
前記インストール手段によりインストールされた前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、前記解除手段により解除された設定を再度行う再設定手段と、を有し、
前記表示手段は、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定を行う前においては、前記既にインストールされているソフトウェアに関わる画面を一時的に表示することなく、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログを表示するよう制御することを特徴とするデータ処理装置。 - 前記表示手段は、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、前記起動手段により起動された前記既にインストールされているソフトウェアに関わる画面を表示するよう制御することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
- 前記インストール手段によりインストールされた前記1つ又は複数のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、自動的に起動すべき常駐するソフトウェアの設定を行う設定手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のデータ処理装置。
- 複数のソフトウェアのインストールを行うための統合インストーラの起動に従い、当該複数のソフトウェアの中からインストールすべき1つ又は複数のソフトウェアを選択させるための一覧表示を表示する第1の表示工程と、
前記一覧表示を介して選択された1つ又は複数のソフトウェアのインストールを制御するインストール工程と、
オペレーティングシステムの再起動に際して、前記インストールされた1つ又は複数のソフトウェアが自動起動されないようにしつつ、前記統合インストーラが自動起動されるように登録する登録工程と、
前記オペレーティングシステムが再起動された後に前記統合インストーラが自動起動された際に、前記インストールされた1つ又は複数のソフトウェアの初期設定のためのダイアログが、その他のソフトウェアに関わる画面よりも前面に表示されるような制御を行う第2の表示工程と、を有し、
前記初期設定のためのダイアログの表示が行われた後では、前記オペレーティングシステムが、前記統合インストーラの自動起動なしに、再起動されることを特徴とするデータ処理方法。 - 前記インストール工程により複数のソフトウェアがインストールされる場合、当該複数のソフトウェアで必要な設定の内容に応じて、当該複数のソフトウェアの中から、前記第2の表示工程による初期設定のためのダイアログの表示の順番を選択する選択工程を有することを特徴とする請求項7に記載のデータ処理方法。
- ソフトウェアをインストールするインストール工程と、
1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアが自動的に起動するようにするための設定を解除する解除工程と、
オペレーティングシステムの再起動の際に、前記インストール工程によりインストールされた1つ又は複数の新規のソフトウェアを含む複数のソフトウェアを起動する起動工程と、
オペレーティングシステムの再起動の際に、前記起動工程により起動された複数のソフトウェアに関わる画面の表示装置への表示の制御として、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログと、当該1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアに関わる画面との表示の制御を行う表示工程と、
前記インストール工程によりインストールされた前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、前記解除工程により解除された設定を再度行う再設定工程と、を有し、
前記表示工程は、前記既にインストールされているソフトウェアに関わる画面よりも前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログを前面に表示するよう制御することを特徴とするデータ処理方法。 - ソフトウェアをインストールするインストール工程と、
1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアが自動的に起動するようにするための設定を解除する解除工程と、
前記インストール工程によりインストールされた1つ又は複数の新規のソフトウェアを含む複数のソフトウェアを起動する起動工程と、
前記起動工程により起動された複数のソフトウェアに関わる画面の表示装置への表示の制御として、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログと、当該1つ又は複数の新規のソフトウェアとは異なる既にインストールされているソフトウェアに関わる画面との表示の制御を行う表示工程と、
前記インストール工程によりインストールされた前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、前記解除工程により解除された設定を再度行う再設定工程と、を有し、
前記表示工程は、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定を行う前においては、前記既にインストールされているソフトウェアに関わる画面を一時的に表示することなく、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログを表示するよう制御することを特徴とするデータ処理方法。 - 前記表示工程は、前記1つ又は複数の新規のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、前記起動工程により起動された前記既にインストールされているソフトウェアに関わる画面を表示するよう制御することを特徴とする請求項10に記載のデータ処理方法。
- 前記インストール工程によりインストールされた前記1つ又は複数のソフトウェアの初期設定のためのダイアログに応じた操作が終了されてから、自動的に起動すべき常駐するソフトウェアの設定を行う設定工程を有することを特徴とする請求項7乃至11の何れか1項に記載のデータ処理方法。
- 請求項7乃至12の何れか1項に記載のデータ処理方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007211453A JP5067853B2 (ja) | 2007-08-14 | 2007-08-14 | データ処理装置、データ処理方法、及びコンピュータプログラム |
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