JP5066318B2 - 化学機械研磨中にキラー粒子を検出するための装置および方法 - Google Patents

化学機械研磨中にキラー粒子を検出するための装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5066318B2
JP5066318B2 JP2001578938A JP2001578938A JP5066318B2 JP 5066318 B2 JP5066318 B2 JP 5066318B2 JP 2001578938 A JP2001578938 A JP 2001578938A JP 2001578938 A JP2001578938 A JP 2001578938A JP 5066318 B2 JP5066318 B2 JP 5066318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
scattered light
incident beam
anomaly
reflected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001578938A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003531735A (ja
Inventor
ニコーナハド・メアダッド
セスーラマン・アナンザ・アール.
チャオ・グオヘング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KLA Corp
Original Assignee
KLA Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KLA Corp filed Critical KLA Corp
Publication of JP2003531735A publication Critical patent/JP2003531735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5066318B2 publication Critical patent/JP5066318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/12Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation involving optical means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/005Control means for lapping machines or devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D7/00Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting otherwise than only by their periphery, e.g. by the front face; Bushings or mountings therefor
    • B24D7/12Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting otherwise than only by their periphery, e.g. by the front face; Bushings or mountings therefor with apertures for inspecting the surface to be abraded
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/06Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material
    • G01B11/0616Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material of coating
    • G01B11/0683Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material of coating measurement during deposition or removal of the layer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/01Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
    • G01N21/15Preventing contamination of the components of the optical system or obstruction of the light path
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/94Investigating contamination, e.g. dust

Landscapes

  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学機械研磨(CMP)プロセスを監視するための装置に関する。特に、本発明は、CMPプロセスに関する異常の検出に関する。さらに、本発明は、そのような監視を可能とするよう構成されたCMPパッドおよび/またはプラテンに関する。
【0002】
【従来の技術】
化学機械研磨(CMP)を受けるウエハの表面は、通例、ウエハキャリアに装着されたウエハをプラテン頂部に設けられたパッドに対して擦りつけることによって研磨される。スラリは、通例、ウエハ表面に蒸着されたフィルムの一部の除去を機械的かつ化学的に促進するために使用される。パッドは、研磨を促進するための埋め込みの研磨剤を含んでよい。CMP中に、ウエハ表面に欠陥が生じることがある。もちろん、ウエハ表面の欠陥は、1または複数のチップの性能に悪影響を及ぼす可能性を持つ。さらに、半導体素子の小型化が進むにつれて、素子は、粒子汚染に対して非常に過敏になっている。すなわち、微小な粒子ほど、素子の完全性に悪影響を及ぼす可能性が高い。
【0003】
市場からは、個々のチップのコストを下げ続けるよう要求されている。したがって、製造業者は、例えば、ウエハあたりの欠陥数を低減することによりチップの歩留まりを最大化するよう努めている。ウエハのプロセスを調整できるように、欠陥が生じた際に欠陥を検出することだけでなく、欠陥が生じる前に防ぐことも重要である。したがって、製造業者は、欠陥を防ぐことができるように、欠陥の原因を見つけるよう試みている。
【0004】
欠陥の原因として最も可能性の高いものは、1または複数の「キラー粒子」である。例えば、キラー粒子は、一般に、CMPの際にウエハに対して物理的な欠陥(例えば、微細な擦り傷、ショート、その他の損傷)を引き起こすのに十分な大きさを有する。例えば、1または複数の粒子が、CMP中にウエハに擦りつけられると、ウエハ表面に擦り傷が生じる。
【0005】
キラー粒子は、多数の発生源から生じることもある。例えば、キラー粒子は、スラリ自体の中に存在する可能性もある。そのため、スラリは、通例、その中のキラー粒子を検出するためにCMPプロセスの前に検査される。残念ながら、キラー粒子は、ウエハ、ウエハキャリア、研磨パッドへの汚染の結果として、スラリ内またはウエハ上に導入されることもある。さらに、ウエハ自体の一部が破損して、キラー粒子を形成する可能性もある。
【0006】
従来技術では、CMPプロセスの開始後に、スラリ内およびウエハ上にキラー粒子が導入された場合、オフラインまたは他の場所で検査するためにCMPプロセスからウエハを外すことにより、キラー粒子を検出する。すなわち、ウエハは、検査ツールに移動される。CMPプロセスを中断してウエハを検査することは、困難であり時間が掛かるため、ウエハは、定期的にのみ検査される。結果として、キラー粒子は、かなりの時間が経つまで検出されないことがある。そのため、キラー粒子は、CMPプロセス中にウエハに欠陥を引き起こした後に検出されることがある。
【0007】
要するに、CMP中にリアルタイムに(すなわち、原位置で)、キラー粒子などの異常を、効率的かつ確実に検出するための測定装置および技術が求められている。
【0008】
【発明の概要】
したがって、本発明は、CMPプロセス中に異常を検出するための装置および方法を提供することによって、上述の問題を解決する。概して言うと、CMPシステムのプラテンよおびパッドに穴部が設けられる。一実施形態では、サンプルの測定および/またはサンプルに関する異常の検出のための光路を提供するために、穴部内に光学素子が配置されている。さらに、光路から異物を取り除くために、光学素子とサンプルとの間に流体を流してもよい。
【0009】
一実施形態では、本発明は、サンプルに関する異常を検査するシステムに関する。システムは、サンプルが化学機械研磨を受けている際に、サンプルに近接するよう配置された対物レンズと、サンプルが化学機械研磨を受けている際に、入射ビームを生成し、対物レンズを介してサンプルの方向にその入射ビームを向けるよう構成されたビーム源とを備える。システムは、さらに、サンプルが化学機械研磨を受けている際に、サンプルに関する少なくとも1つの異常から反射される散乱ビームを検出するよう構成されたセンサを備える。散乱ビームは、入射ビームに反応したものである。散乱ビームは、異常の特徴を示す。好ましい実施形態では、その特徴は粒子のサイズである。
【0010】
別の実施形態では、サンプルを研磨剤で研磨しつつ監視するための原位置化学機械研磨装置が開示されている。その装置は、観察口を有する研磨テーブルと、研磨テーブルの上方にサンプルを保持するよう構成されたサンプル台とを備える。研磨テーブルおよびサンプル台は、サンプルと研磨テーブルとの間に研磨剤を収容し、研磨テーブルとサンプル台とを相対的に移動させることによって、サンプルを研磨するよう構成されている。その装置は、さらに、観察口に近接した光学素子を備える。この光学素子は、光信号を受信し、受信した信号を、観察口を介してサンプルの方向に向けるよう構成されている。その装置は、さらに、光信号と、サンプルに関する少なくとも1つの異常との結果として生じる散乱ビームを検出するよう構成された測定装置を備える。
【0011】
別の実施形態では、穴部を有する化学機械研磨パッドが開示されている。その穴部は、ビームをサンプルの方向に向けるよう構成された光学素子と、サンプルに近接する少なくとも一部分から実質的に異物を取り除くように光学素子とサンプルとの間を流れる実質的に透明な流体とを備える。光学素子および流体は、ビームをサンプルの方向に向ける。
【0012】
別の態様では、本発明は、サンプルにおける異常を検出する方法に関する。化学機械研磨がサンプルに対して実行されている間に、入射ビームがサンプルの方向に向けられる。入射ビームと、サンプルに関する少なくとも1つの異常との結果として生じる少なくとも1つの非反射ビームが捕集される。非反射ビームは、少なくとも1つの異常がキラー粒子であるか否かを決定するために分析される。好ましい実施形態では、少なくとも1つの異常がキラー粒子であると決定された場合に、化学機械研磨の手順が調整される。
【0013】
本発明の以下の詳細な説明と本発明の原理を例示した添付図面から、本発明の上述およびその他の特徴と利点がさらに詳しく示される。
【0014】
本発明は、添付図面との関連で行う以下の詳細な説明によって容易に理解されるだろう。添付図面では、同様の参照番号は同様の構成要素を示している。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の特定の実施形態について詳しく説明する。これら特定の実施形態の例が、添付の図面に示されている。以下では、本発明をこれら特定の実施形態と関連付けて説明するが、これは、本発明をこれらの実施形態に限定することを意図するものではない。逆に、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の趣旨および範囲内に含まれる代替物、変更態様、および均等物を網羅するよう意図されている。以下では、本発明を十分に理解できるよう、多くの詳細な内容について説明している。しかしながら、本発明は、これらの詳細な内容の一部または全てがなくとも実施可能である。そのほか、本発明が不必要に不明瞭となるのを避けるため、周知のプロセス動作については詳しく説明していない。
【0016】
概して、本発明は、CMPプロセス、または、キラー粒子の検出を必要とする任意の他のプロセスの実施中に、異常を検出するための機構を提供する。CMP中に原位置でキラー粒子の検出を実行するために、任意の適切な装置を用いてよい。例えば、親特許出願に記載されているような自己清浄型の対物レンズを用いてもよい。自己清浄型の対物レンズは、光学測定路を妨害する可能性のある異物を生じるCMPプロセス中に、様々な光学測定を実行することを可能にする。以下に説明するように、自己清浄型の対物レンズは、キラー粒子の検出システムに接続されてもよいし、CMP装置に組み込まれてもよい。
【0017】
図1は、本発明に従って、自己清浄型の対物レンズ100を示した概略図である。自己清浄型の対物レンズ100は、光学素子106と、流動流体104とを備える。光学素子106は、流動流体104と協調し合い、光学ビーム108aをサンプル102の方向に向けるように作用する。反射された光学ビーム108bは、流動流体104および光学素子106を通過した後に、サンプルから反射して検出される。流動流体104は、さらに、光学素子106とサンプル102との間にある相当量の異物を取り除くように機能する。光学素子106とサンプル102との間に流動流体104を流すことにより、異物によって大きく歪められることなしに光学ビームを、光学素子106および流動流体を通して、サンプル102に照射し、光路108bに沿って屈折させることが可能になる。また、流体は、光学測定を実行するために除去することもできる。例えば、スラリ内のキラー粒子を検出できるようにするには、CMPスラリを取り除くための流体を用いないようにする。この場合、スラリがビームを通すように、ほぼ透明のスラリを用いたり、ビームの波長を選択したりする。
【0018】
ビームは、方向付け、整形、集束、コリメート、またはその他の修正を加えることが可能な任意の適切な1または複数の波長の電磁放射であってよい。一実施形態では、ビームは、光学範囲(すなわち、190nmと10μmの間)の波長を有する。ビームは、可視範囲(すなわち、400nmと800nmの間)の波長を有することが好ましい。表面の状態を調べるために用いるので、表面の分析を可能とするようなビームを選択する。したがって、流動流体104は、ビームに用いられている種類の放射を実質的に透過する任意の適切な組成を有してよい。例えば、流体は、400nm〜1000nmの光ビームがそれほど散乱せずに通過できる水から成っていてよい。しかしながら、水に微粒子(例えば、スラリまたは研磨の残留物に由来するもの)が含まれる場合には、微粒子による散乱を低減するために比較的長い波長(例えば800〜900nm)の光を用いてよい。あるいは、取り除かれる異物よりも単に光学的に優れている(必ずしも、完全にビームを透過するわけではない)流体を選択してもよい。例えば、流体は、液体または気体であってよく、無機物または有機物であってよい。
【0019】
一実施形態では、自己清浄型の対物レンズは、異常(例えば、キラー粒子)検出システムと接続されている。これで、サンプルにおける異常の測定を不明瞭にする異物を取り除くために、自己清浄型の対物レンズを用いることができる。例えば、自己清浄型の対物レンズを様々なウエハ測定システムと接続してもよい。自己清浄型の対物レンズは、反射率計、偏光解析器、干渉計、パルス反射光音響システムなど、任意の他の適切な測定システムに接続してもよい。自己清浄型の対物レンズは、サンプルの測定を妨げる異物の原因となる任意のサンプル処理装置内で用いてもよい。図に示した実施形態では、自己清浄型の対物レンズは、サンプルへの測定路を遮るスラリおよびフィルムの残留物を必然的に生じるCMPシステムに組み込まれている。
【0020】
この測定デバイスは、様々な構成が可能である。反射率計は、複数の入射ビーム角または単一のビーム角を用いて反射率を測定できる。さらに、反射率計は、様々な複数の波長または単一の波長での反射率を測定できる。同様に、偏光解析器および異常検出器は、複数の角度、単一の角度、複数の波長、および単一の波長を任意に組み合わせて測定を行うよう構成してよい。
【0021】
Nortonなどによる米国特許第5,747,813号およびWangなどによる1999年4月22日付けの米国特許出願第09/298,007号には、いくつかの反射率測定装置および反射率分析技術が記載されている。Piwonka‐Corleなどによる米国特許第5,910,842号には、偏光解析装置および方法の実施形態がいくつか記載されている。Nikoonahadなどによる1998年2月24日付けの米国特許出願第09/028,417号およびM. Nikoonahadなどによる論文「Picosecond Photoacoustics using Common Path Interferometry」、Applied Physics Letters、 vol 76、 No4、 2000年1月24日、には、パルス反射光音響システムおよび方法が記載されている。
【0022】
自己清浄型の対物レンズを備えた測定システムをサンプル処理システムに組み込む、または、接続すると、処理の最中にサンプルを明瞭に監視することが可能になる。測定システムの自己清浄型対物レンズは、サンプルへの観察路から異物を取り除くための機構を提供する。したがって、異物によって光路が妨げられることなしに、サンプルを光学的に監視することが可能になる。自己清浄型の対物レンズを有する測定システムを用いることができる処理システムの例としては、エピタキシャル結晶成長、パイプ洗浄、様々なエッチング処理、CMPなどの様々なウエハ処理などが挙げられる。
【0023】
図2は、本発明の一実施形態に従って、異常を検出する能力をさらに提供する化学機械研磨(CMP)装置200の断面を示す概略図である。図に示した実施形態では、CMP装置は、さらに、CMP中にフィルムの端点を検出するための反射率の測定など、他の測定を実行するよう動作することができる。図に示すように、CMP装置200は、サンプルホルダ201と、穴部208を有するパッド207およびプラテン206とを含む。サンプルホルダ201は、パッド207およびプラテン206に向かってサンプル202を保持するよう構成されている。スラリ204および/または反応性の流体は、サンプル202と、プラテン206の頂部にあるパッド207との間に流される。パッドは、研磨を促進するための埋め込みの研磨粒子を含んでいてよい。パッドが研磨粒子を含む場合には、反応性の流体は、研磨粒子と共に作用して研磨を促進することができる。サンプルがパッド207に対して移動されると、スラリ204は、サンプル202を機械的および/または化学的に研磨するように作用する。もちろん、任意の適切な研磨剤を用いてよい。
【0024】
パッド207およびプラテン206の穴部208は、図1に示した上述の自己清浄型の対物レンズ100など、任意の適切な対物レンズを備えることにより、それを介して、光学的測定を実行できるよう構成されてもよい。パッドおよびプラテン内の穴部は、任意の適切なサイズを有してよい。例えば、穴部は、約0.1mm〜50mmの範囲の直径を有してよい。穴部は、約1〜10mmの範囲の直径を有することがさらに好ましい。穴部は、任意の適切な形状を有してよい。例えば、穴部は、丸い円筒形の空間(または、平行な底面または非平行な底面を有する任意の他の円筒形の空間または角柱形の空間)、立方形の空間、円錐形の空間などを取り囲んでいてもよい。さらに、パッドは、複数の穴部を備えてもよい。その際、様々な穴部に、様々な種類の対物レンズまたはセンサを挿入できるようにしてもよい。複数の対物レンズからの光は、個別に分析してもよいし、統合してもよい。
【0025】
研磨の結果として、サンプルの表面と光学素子210との間に様々な異物が生じる。この異物は、一般に不透明かつ不均一であるスラリを含む。さらに、研磨中に、サンプルの一部分が、サンプルから研磨除去される。この残留物は、スラリの中に集積する。異物(例えばスラリおよび残留物)が集積すると、研磨プロセスを監視するためにサンプル表面の方向に向けられた光ビームが、大きく歪められることがある。例えば、光学測定装置を用いて、サンプルから特定のサンプル層を除去するための端点を検出することは困難である。流体は、サンプルの一部分を明瞭に監視できるように、この異物の一部を取り除くために用いることができる。
【0026】
図に示すように、図2の自己清浄型の対物レンズは、光学素子210と、流動流体213とを備える。自己清浄型の対物レンズの流動流体213を生成するために、任意の適切な機構を実装してよい。図に示すように、自己清浄型の対物レンズは、さらに、光学素子210とサンプル表面202との間に一定の流体の流れを実現する流体ポンプ212と流体出口214とを備える。あるいは、流動流体213を生成する単一の装置内に、流体ポンピングシステムを実装してもよい。また、中心に流体が供給される観察領域の周りに、環状の穴部を形成してもよい。そうすれば、環状の穴部を通して流体が流出する。
【0027】
流体ポンプ212は、流速を調節するための制御バルブ(図示せず)を備えてもよい。同様に、流体出口214は、流体出口214への流速をある程度制御する真空空間を備えてもよい。用途に応じて異なるレベルで異物を取り除くことができるように、用途または研磨条件に応じて流体の流速を調節してもよい。例えば、流体の流速は、スラリの種類、研磨速度、流体リザーバのサイズ、光学素子の構成、光の波長、スラリの濃度、プロセスへの影響の程度、などによって決まる。図に示すように、パッド207とサンプル202との間に配置されたスラリ204は、流動流体213によって、サンプル202の観察面から実質的に取り除かれる。
【0028】
流体ポンプ212は、さらに、サンプルが自己清浄型の対物レンズにいつ近づくかを判定するよう構成されたセンサ(図示せず)を備えてもよい。センサは、サンプルの位置を決定するために、圧力や、光学的入力またはその他の入力を用いてよい。そうして、自己清浄型の対物レンズの近くまたは上にサンプルが存在する際に、流動流体を調節することができる。この構成は、自己清浄型の対物レンズに近接したスラリを過度に希釈することなしに、光路に沿って異物を取り除くことができる。それにより、サンプルを効果的に研磨できないほどにスラリを希釈することを回避できる。
【0029】
図に示した実施形態では、入射ビーム216は、ビーム生成器230によってサンプル202の方向に向けられる。ビーム生成器は、光信号を出力するための任意の適切な形態を有してよい。ビーム生成器230は、レーザ源の形態をとることが好ましい。レーザ源230は、レーザダイオードなどのいくつかのレーザ源を含んでもよいし、複数のレーザビームに分割される単一のレーザ源を含んでもよい。光学ビームは、コリメータ234によってコリメートされる。発散ビームは、各コリメータに入力され、実質的に平行なビームとして、対応するコリメータから出力される。もちろん、コリメータは、例えば、比較的小さいサイズの粒子(例えば、サブミクロンの範囲)を検出するためのキラー粒子検出の実施中に、サンプル上でより厳密に焦点を合わせる必要がある場合など、特定の用途では取り除いてもよい。入射ビームの焦点をより厳密に合わせると、散乱信号が強くなる。
【0030】
理論的に、入射ビームは、次に、反射された反射ビーム218としてサンプル202で反射する。反射ビーム218は、対応する光ファイバケーブル238に接続されたレンズ232cによって捕集される。レンズ232cは、反射されるビームに対して直角に配置される。反射信号は、次に、反射検出器224によって感知される。反射検出器224は、検出された信号をデータ取得ブロック226およびコンピュータ228に出力する。次いで、サンプル202上の複数のフィルム層の様々な厚さを決定するために、反射ビーム218の強度または反射率を分析してよい。ここでは、任意の適切な反射率分析を実施してよく、このような技術は当業者にとって周知である。Nortonなどによる米国特許第5,747,813号には、反射率の測定および分析技術がいくつか記載されている。
【0031】
反射率は、図2に示した実施形態にわずかな修正を加えて複数の角度で測定してもよい。例えば、(反射検出器224に加えて)複数の反射検出器が、他の光ファイバケーブル(例えば、レンズ232aおよび232b)に接続されていてもよい。複数の角度で反射率を測定することにより、単一の入射角を用いた測定のみを提供する従来の原位置測定システムに勝るいくつかの利点を提供することができる。例えば、反射率の相対値を比較することによって、CMPシステム内で端点を検出してもよい。つまり、様々な入射角の反射率をプロットすると、得られた曲線の形を分析することによって、端点を決定できる。逆に、単一の入射角を利用した従来のシステムでは、単一の反射率の絶対値を分析しなければならないが、この反射率は、スラリやサンプル残留物、ことによると対物レンズの状態によって大きく歪められることがある。このような歪みによる信号の減衰の程度を測定することは不可能なので、測定された反射率は、表面の状態を正確に示すものではない。したがって、本発明による複数角の実施形態は、CMPプロセス中の端点を、より確実に検出する。
【0032】
図に示した測定装置200は、反射率の測定を実行することに加えて、キラー粒子を検出するために用いられる。あるいは、装置200は、キラー粒子の検出のみに用いてもよい。キラー粒子が入射ビーム216の経路内に存在すると、その粒子は、反射ビームを反射ビーム路218から散乱させるよう作用する。図に示すように、入射ビーム216は、キラー粒子250に衝突し、散乱ビーム220は、レンズ232dによって捕集される。さらに、ファイババンドル236に接続されたレンズ232a、232b、232e、232fなど、複数の他の非反射レンズによって、複数の散乱ビームが捕集されてもよい。レンズは、複数の角度で散乱を捕集するよう複数の角度に配置されているので、図2の構成により、暗視野において、往復の両方向で散乱を捕集することができる。非反射ビーム(例えば、散乱ビーム)は、非反射検出器222によって捕集および感知される。これら検出された散乱ビームは、次に、キラー粒子が存在するか否か決定するために、データ取得ブロック226およびコンピュータ228によって分析してもよい。
【0033】
キラー粒子の存在を判定するために、任意の適切な分析技術を用いてよく、そのような技術は当業者にとって周知である。(1)Nikoonahadなどによる米国特許第5,883,710号「SCANNING SYSTEM FOR INSPECTING ANOMALIES ON SURFACES」、(2)Zhaoなどによる米国特許出願第08/904,892号「SYSTEM FOR DETECTING ANOMALIES AND/OR FEATURES OF A SURFACE」、(3)Rosengausなどによる米国特許出願第09/070,437号「A METHOD FOR INSPECTING SEMICONDUCTOR WAFERS」に、キラー粒子を検出するための散乱分析技術がいくつか記載されている。
【0034】
さらに、流体の流れ213は、ある特定の条件下のキラー粒子の検出を実質上妨害しないように、キラー粒子の検出中には削減または停止されてよい。例えば、流れ213は、スラリ自体の中でキラー粒子を検出するために停止される。逆に、キラー粒子がサンプル202自体において検出されている際には、流れ213は持続してよい。流体の流れの圧力は、スラリの特定の特性(例えば、不透明のレベル)や、対物レンズおよび穴部の特定の構成(例えば、サイズまたは形状)など、任意の適切な要素に基づいて選択される。
【0035】
粒子による散乱の検出は、1つの波長での1回の照射または入射ビームしか必要としない。しかしながら、キラー粒子の分類のためのさらなる情報を提供するために、様々な角度および/または様々な波長のさらに多くの入射ビームを用いてもよい。入射ビームは、粒子の散乱に対して高い信号対ノイズ比を得るために最適であると思われる斜めの入射角を有することが好ましい。標準の入射角は、ある種の粒子の検出がそのような構成を必要とする場合に用いてもよい。反射ビーム(例えば、218)は、任意の適切な目的のために測定および分析されてよい。上述のように、反射ビームは、反射率のデータや、サンプルの特徴を示す他の情報を提供できる。さらに、反射ビームは、粒子の検出中に非反射ビームを標準化するために用いてもよい。
【0036】
反射および非反射検出器は、光信号を検出するための任意の適切な構成を有してよい。それらの検出器は、同一の形態であっても異なる形態であってもよい。例えば、非反射検出器222は、少量の散乱光に比較的敏感な、光電管(PMT)またはアバランシェフォトダイオード(APD)であってよい。データ取得ブロック226およびコンピュータ228は、データを取得および分析するための任意の適切なハードウェア構成およびソフトウェア構成を有してよい。データ取得ブロック226は、さらに、無線送信機を備えてもよい。この実施形態では、データ取得ブロック226は、検出されたデータを受信してデジタル化し、デジタル化されたデータを、さらなる分析のために遠隔の受信機およびプロセッサに送信する。無線送信機を用いると、CMPツール200内の配線数を大きく減少させることが可能である。この構成は、高速で動いているシステム(例えば、高速回転中のCMPプラテン)から多くの配線を引きたくない場合に有用である。あるいは、データ取得ブロック226からコンピュータ228にデータを送信するために、スリップリングと組み合わせて、ユニバーサルシリアルバスを用いてもよい。
【0037】
光学素子210は、入射光学ビーム間の角度を狭めるように構成してもよい(例えば光学素子を入射ビームに対してカーブさせる)。つまり、光学素子に入る前の入射光学ビーム間の角度が、光学素子から出た後よりも大きいようにする。そうすると、サンプルに衝突する際の入射ビーム間の角度は、従来の複数角システムと比べて大きくなる(例えば、通常時から70度以上)。入射ビームの全体的な角度の散らばりが小さくなるので、従来のシステムと比べて、光学素子210に入力する光学ビームの数を増やすことが可能である。
【0038】
キラー粒子によって散乱された光の捕集は、図2の実施形態の他にも、任意の適切な方法で実行してよい。例えば、複数角のファイバケーブルの散乱ビームは、散乱光の角度の分布に関する情報を提供するために、別個に検出および分析されてもよい。この情報は、次いで、粒子のサイズおよび種類の確認に用いられてもよい。
【0039】
図3は、本発明の一実施形態に従って、異常を検査するためのプロセスを示すフローチャートである。まず、散乱された非反射光が捕集される(302)。散乱光の強度は、粒子のサイズに関係する。そのため、散乱光の強度によって、粒子のサイズを決定することができる(304)。次いで、粒子のサイズが所定の閾値を超えているか否かを決定する(306)。粒子が所定の閾値を超えている場合には、根本的な原因を修正するための任意の適切な動作または手順(例えば、故障に対する手順)を実行してよい(308)。一実施形態では、特定の試験パターンと共に、連鎖解析またはAPC(自動プロセス制御)を用いて、そのような根本的な原因を修正する動作を容易にする。例えば、コンピュータ228は、CMPプロセスを制御下に置いたり停止したりできるように警告を送信する。しかしながら、粒子のサイズが所定の閾値を超えない場合には、CMPの手順は、通常の動作を継続してよい。図に示した実施形態では、現在研磨されているフィルムの端点を検出するために、反射光に関して、反射率の分析が実行される(310)。
【0040】
図4は、本発明の第2の実施形態に従って、異常を検出する能力を提供する化学機械研磨(CMP)装置の断面を示す概略図である。この実施形態では、散乱光は、複数の平面内で捕集される。図に示すように、CMP装置400は、第1のアーク410と、第1のアーク410と異なる平面に存在する第2のアーク412とを備える。両方のアークは、パッドおよびプラテン402の穴部に挿入された光学素子408の上方のほぼ中心に配置されている。入射ビームは、レーザ源414から生成される。入射ビームは、第1のアーク410、光学素子408、パッドおよびプラテン402の穴部を通り、下方にあるCMPを受けているサンプルに至るように方向付けられる。
【0041】
第1のセットのレンズは、入射ビームと同じ平面内に散乱された光を捕集するように、第1のアーク410に配置されている。明確にするために、平面内のアーク410の半分のみを示している。第2のセットのレンズは、入射ビームと異なる平面内に散乱された光を捕集するように、第2のアーク412に配置されている。平面内および平面外の散乱光は両方とも、ファイババンドル422に捕集される。平面内の散乱光は、PMT検出器418に進み、平面外の散乱光は、PMT検出器416に進む。アーク410および412の一方または両方は、様々な平面内の光を捕集するために可動であってよい。例えば、平面外のアーク412は、光学素子408の中央を軸として回転する。
【0042】
キラー粒子の検出のために平面内および平面外の散乱光を分析するために、任意の適切な方法を実施してよく、そのような技術は当業者にとって周知である。いくつかの技術は、上で参照した米国特許第5,883,710号に記載されている。複数の平面からの散乱光を用いると、キラー粒子の検出の信頼性と正確さがかなり向上する。この理由は、散乱光の角度の分布が、静止した粒子のサイズおよび/または形状によって決まることにある。
【0043】
上述のように、反射率の測定は、図4のCMP装置400で得られてもよい。例えば、平面内の軸410は、反射リターンビームを受けるよう配置されてもよい。そうして、フィルムの厚さや端点など、サンプルの特徴を決定するために、反射リターンビームを検出および分析することができる。
【0044】
さらに、キラー粒子の検出および/または反射率の測定中に、光路から異物を取り除いてもよい。図に示すように、流体は、パッドおよびプラテン402の穴部404を通って入り、穴部406を通って出ることができる。流体は、サンプルと光学素子408の間を流れ、スラリなどの異物を取り除く。もちろん、流体の流れは、ある条件下で(例えば、スラリ内のキラー粒子を検出するために)停止してよい。
【0045】
散乱光を捕集するための他のレンズ配置も考慮されている。図2および4の例は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を限定することを意図しない。すなわち、レンズは、アークだけでなく、他の構成で配置されてもよい。例えば、レンズは、アークに配置される代わりに、入射平面を横切る直線の水平線に配置されてもよい。単一のレンズが、サンプルからの1つの角度の散乱光を捕集するために用いられてもよいし、複数の角度から捕集するよう構成されてもよい。
【0046】
図5は、本発明の第3の実施形態に従って、異常を検出する能力を提供する化学機械研磨(CMP)装置500を示す断面図である。概して、単一の光捕集器が、複数の角度で散乱光を捕集するよう形成されている。図に示すように、CMPを受けているサンプル502は、パッドおよびプラテン506に対して移動される。スラリ504および/または反応性の液体は、サンプル502と、プラテン506の頂部にあるパッド(図示せず)との間に流される。
【0047】
パッドおよびプラテン506は、光捕集器510および光学素子508を挿入する穴部を備える。入射ビーム530は、ビーム源512によって生成され、光学素子508を通してサンプル502の方向に向けられる。キラー粒子522に入射ビーム530が放射されると、散乱光524および/または反射ビーム526が発生する。光捕集器は、複数の角度で散乱ビームを捕集するための任意の適切な構成を有してよい。例えば、光捕集器510は、楕円または小型パラボラ捕集器(CPC)であってよい。換言すれば、光捕集器510は、複数の角度および複数の平面で散乱ビームを捕集できる三次元楕円形の内面を有する。光捕集器510は、さらに、捕集したビームを1つのPMT検出器518の方向に向けるよう配置される。もちろん、散乱ビームを検出するために、任意の適切な検出器を用いてよい。PMT検出器518は、次に、散乱信号520を出力する。次に、この散乱信号520を、キラー粒子の存在を検出するために、分析してよい。
【0048】
CMP装置500は、さらに、第2の検出器514を備えてもよい。第2の検出器514は、サンプル502から反射する反射ビームを検出するよう配置されている。反射ビームを、フィルムの厚さや端点など、サンプルの特徴を決定するために、分析してよい。
【0049】
以上では、理解を明確にする目的で本発明を詳しく説明したが、添付した特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、特定の変更および修正が可能であることは明らかである。ここで、本発明によるプロセスおよび装置を実施する別の方法が数多く存在することに注意する必要がある。例えば、本発明は、キラー粒子の検出に即して説明されているが、本発明は、光学ビームを散乱するような作用を持ちうるサンプル上の大きな欠陥を検出するために用いてもよい。さらに、本発明は、記載されたCMPプロセスに加えて、他のプロセスにおいて用いてもよい。
【0050】
したがって、以上で取り上げた実施形態は、例示を目的としたものであって、本発明の内容を限定するものではない。このため本発明は、本明細書で特定した詳細に限定されることなく、添付した特許請求の範囲と同等物を逸脱しない範囲で、種々の変更を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に従って、自己清浄型の対物レンズを示す概略図である。
【図2】 本発明の一実施形態に従って、異常を検出する能力をさらに提供する化学機械研磨(CMP)装置の断面を示す概略図である。
【図3】 本発明の一実施形態に従って、異常を検査するためのプロセスを示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第2の実施形態に従って、異常を検出する能力を提供する化学機械研磨(CMP)装置の断面を示す概略図である。
【図5】 本発明の第3の実施形態に従って、異常を検出する能力を提供する化学機械研磨(CMP)装置を示す断面図である。
【符号の説明】
100…自己清浄型の対物レンズ
102…サンプル
104…流動流体
106…光学素子
108a…光学ビーム
108b…反射された光学ビーム
200…化学機械研磨装置
201…サンプルホルダ
202…サンプル
204…スラリ
206…パッド
207…プラテン
208…穴部
210…光学素子
212…流体ポンプ
213…流動流体
214…流体出口
216…入射ビーム
218…反射ビーム
220…散乱ビーム
222…非反射検出器
224…反射検出器
226…データ取得ブロック
228…コンピュータ
230…ビーム生成器
232a…レンズ
232b…レンズ
232c…レンズ
232d…レンズ
232e…レンズ
232f…レンズ
234…コリメータ
236…ファイババンドル
238…光ファイバケーブル
250…キラー粒子
400…CMP装置
402…パッドおよびプラテン
404…穴部
406…穴部
408…光学要素
410…第1のアーク
412…第2のアーク
414…レーザ源
416…PMT検出器
418…PMT検出器
422…ファイババンドル
500…CMP装置
502…サンプル
504…スラリ
506…パッドおよびプラテン
508…光学素子
510…光捕集器
512…ビーム源
514…第2の検出器
518…PMT検出器
520…散乱信号
522…キラー粒子
524…散乱光
526…反射ビーム
530…入射ビーム

Claims (37)

  1. サンプルに関する異常を検出するためのシステムであって、
    サンプルが化学機械研磨を受けている際に前記サンプルに近接するよう構成された対物レンズと、
    前記サンプルが化学機械研磨を受けている際に、入射ビームを生成し、前記対物レンズを通して前記サンプルの方向に前記入射ビームを向けるよう構成されたビーム源と、
    前記サンプルが化学機械研磨を受けている際に、前記サンプルに関する少なくとも1つの異常から反射され、前記少なくとも1つの異常の特徴を示し、前記入射ビームに対応する散乱光を検出するよう構成されたセンサと、を備え、
    前記対物レンズは、
    パッドに設けられた穴部の内側に配置され、前記入射ビームを前記サンプルの方向に向けるよう構成された光学素子と、
    前記入射ビームに対して光学的に透明な液体を流すための流体流動機構と、を備え、
    前記液体は、前記穴部の内側において、前記光学素子と前記サンプルに接触して前記サンプルの一部分の上に流され、
    前記入射ビームは、前記液体によってさらに前記サンプルの前記一部分に向けられる、システム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記液体は、前記サンプルに隣接する少なくとも一部分から異物を取り除く、システム。
  3. 請求項1または2に記載のシステムにおいて、
    前記少なくとも1つの異常の前記特徴は、前記異常の大きさに関する値である、システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のシステムにおいて、
    前記少なくとも1つの異常とは、前記サンプルに損傷を与える程度の大きさを有する粒子であり、前記少なくとも1つの異常の前記特徴とは、粒子の種類である、システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のシステムにおいて、
    前記入射ビームに応じて前記サンプルから反射する反射光を検出するよう構成されたセンサをさらに備える、システム。
  6. 請求項5に記載のシステムにおいて、
    前記反射光には、前記サンプル上のフィルムの厚さを示す反射率の値に関する情報が含まれており、前記システムは、前記反射率の値を分析して前記フィルムの端面位置を決定するためのコンピュータをさらに備える、システム。
  7. 請求項5または6に記載のシステムにおいて、
    前記反射光に対する前記散乱光を正規化するためのコンピュータをさらに備える、システム。
  8. 請求項1ないし4のいずれかに記載のシステムにおいて、
    前記サンプルが化学機械研磨を受けている際に、前記サンプルに関する少なくとも1つの異常から反射される、前記入射ビームに対応する複数の散乱光を検出するよう構成された複数のセンサをさらに備える、システム。
  9. 請求項8に記載のシステムにおいて、
    前記センサは、複数の角度で前記散乱光を検出するよう構成されている、システム。
  10. 請求項8に記載のシステムにおいて、
    前記センサは、複数の平面内で前記散乱光を検出するよう構成されている、システム。
  11. 請求項8に記載のシステムにおいて、
    前記センサは、複数の平面のうちの選択された平面内で前記散乱光を検出するよう移動可能である、システム。
  12. 請求項1ないし4のいずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサは、光電管(PMT)型の検出器である、システム。
  13. 請求項1ないし4のいずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサは、アバランシェフォトダイオード(APD)型の検出器である、システム。
  14. 請求項1ないし4のいずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサは、前記検出された散乱光を受け取って、分析のためにコンピュータに前記散乱光を出力するための送信機をさらに備える、システム。
  15. 請求項1ないし4のいずれかに記載のシステムにおいて、
    前記センサは、複数の角度で複数の散乱光を捕集するよう構成されている、システム。
  16. 請求項15に記載のシステムにおいて、
    前記センサは、複数の平面内で前記複数の散乱光を捕集するように、さらに構成されている、システム。
  17. 請求項16に記載のシステムにおいて、
    前記センサは、楕円形の捕集器である、システム。
  18. 請求項16に記載のシステムにおいて、
    前記センサは、小型パラボラ捕集器である、システム。
  19. サンプルを研磨剤で研磨し、前記研磨と同時にそのサンプルを監視する化学機械研磨装置であって、
    観察口を有する研磨テーブルと、
    前記研磨テーブルの上方に前記サンプルを保持するよう構成されたサンプル台であって、前記研磨テーブルおよび前記サンプル台は、前記サンプルと前記研磨テーブルとの間に研磨剤を収容し、前記研磨テーブルと前記サンプル台とを相対的に移動させることによって、前記サンプルを研磨するよう構成されているサンプル台と、
    前記観察口の内側に配置された光学素子であって、光信号を受信し、前記観察口を通して前記サンプルの方向へ前記光信号を向けるよう構成された光学素子と、
    前記光信号に対応し、前記サンプルに関する少なくとも1つの異常から反射された散乱光を検出するよう構成された測定装置と、
    前記光信号に対して光学的に透明なスラリーではない液体を流すための流体流動機構と、を備え、
    前記液体は、前記光学素子と前記サンプルに接触して前記サンプルの一部分の上に流され、
    前記光信号は、前記液体によってさらに前記サンプルの前記一部分に向けられる、装置。
  20. 請求項19に記載の装置において、
    前記少なくとも1つの異常は、前記サンプルに損傷を与える程度の大きさを有する粒子である、装置。
  21. 請求項19または20に記載の装置において、
    前記液体は、前記サンプルに隣接する少なくとも一部分から異物を取り除く、装置。
  22. 請求項19ないし21のいずれかに記載の装置において、
    前記測定装置は、ビーム源により生成された入射ビームに応じて前記サンプルから反射する反射光を検出するように、さらに構成されている、装置。
  23. 請求項22に記載の装置において、
    前記反射光には、前記サンプル上のフィルムの厚さを示す反射率の値に関する情報が含まれており、前記システムは、前記反射率の値を分析して前記フィルムの端面位置を決定するためのコンピュータをさらに備える、装置。
  24. 請求項22に記載の装置において、
    前記反射光に対する前記散乱光を正規化するためのコンピュータをさらに備える、装置。
  25. 請求項19に記載の装置において、
    前記測定装置は、前記サンプルが化学機械研磨を受けている際に、前記サンプルに関する少なくとも1つの異常から反射される、ビーム源により生成された入射ビームに対応する複数の散乱光を検出するように、さらに構成されている、装置。
  26. 請求項25に記載の装置において、
    前記測定装置は、複数の角度で前記散乱光を検出するよう構成されている、装置。
  27. 請求項25に記載の装置において、
    前記測定装置は、複数の平面内で前記散乱光を検出するよう構成されている、装置。
  28. 請求項19に記載の装置において、
    前記検出された散乱光を受け取って、分析のためにコンピュータに前記散乱光を出力するための送信機をさらに備える、装置。
  29. 請求項19に記載の装置において、
    前記研磨剤は、スラリおよび前記サンプルに対して反応性を有する流体からなる群からの1つ以上を含む、装置。
  30. サンプルの異常を検出する方法であって、
    化学機械研磨処理がサンプルに対して実行されている際に、光学素子をパッドに設けられた穴部の内側に配置し、入射ビームを前記サンプルの方向に向けるよう構成する工程と、
    前記穴部の内側において、液体を前記光学素子と前記サンプルに接触させて前記サンプルの一部分の上に流し、前記入射ビームを前記液体によってさらに前記サンプルの前記一部分に向ける工程と、
    前記入射ビームに対応し、前記サンプルに関する少なくとも1つの異常から反射された少なくとも1つの散乱光を捕集する工程と、
    前記少なくとも1つの散乱光を分析して、前記少なくとも1つの異常が前記サンプルに損傷を与える程度の大きさを有する粒子であるか否かを決定する工程と、
    を備える、方法。
  31. 請求項30に記載の方法において、
    前記少なくとも1つの異常が前記粒子であると決定された場合に、前記化学機械研磨処理を調整する工程をさらに備える、方法。
  32. 請求項31に記載の方法において、
    前記少なくとも1つの異常が前記粒子ではないと決定された場合に、前記入射ビームから生じる少なくとも1つの反射光を捕集する工程と、前記反射光を分析して、前記サンプルの特徴を決定する工程と、をさらに備える、方法。
  33. 請求項32に記載の方法において、
    前記特徴は、前記サンプル上で研磨されているフィルムの端面位置である、方法。
  34. 請求項32または33に記載の方法において、
    前記液体は、前記サンプル上を流れることにより、前記反射光の光路を妨害する可能性のあるすべての異物を除去する、方法。
  35. 請求項30に記載の方法において、
    前記液体は、前記サンプル上を流れることにより、前記散乱光の光路を妨害する可能性のあるすべての異物を除去する、方法。
  36. 請求項31ないし33のいずれかに記載の方法において、
    前記少なくとも1つの異常が前記粒子ではないと決定された場合に、前記入射ビームから生じる少なくとも1つの反射光を捕集する工程と、前記反射光を用いて、前記散乱光を標準化する工程と、をさらに備える、方法。
  37. 請求項30に記載の方法において、
    複数の散乱光が、別個に捕集および分析される、方法。
JP2001578938A 2000-04-24 2001-04-19 化学機械研磨中にキラー粒子を検出するための装置および方法 Expired - Fee Related JP5066318B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/556,238 US6671051B1 (en) 1999-09-15 2000-04-24 Apparatus and methods for detecting killer particles during chemical mechanical polishing
US09/556,238 2000-04-24
PCT/US2001/012843 WO2001081902A1 (en) 2000-04-24 2001-04-19 Apparatus and methods for detecting killer particles during chemical mechanical polishing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003531735A JP2003531735A (ja) 2003-10-28
JP5066318B2 true JP5066318B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=24220486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001578938A Expired - Fee Related JP5066318B2 (ja) 2000-04-24 2001-04-19 化学機械研磨中にキラー粒子を検出するための装置および方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6671051B1 (ja)
JP (1) JP5066318B2 (ja)
AU (1) AU2001259104A1 (ja)
WO (1) WO2001081902A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6891627B1 (en) 2000-09-20 2005-05-10 Kla-Tencor Technologies Corp. Methods and systems for determining a critical dimension and overlay of a specimen
JP3878016B2 (ja) * 2001-12-28 2007-02-07 株式会社荏原製作所 基板研磨装置
US7175503B2 (en) * 2002-02-04 2007-02-13 Kla-Tencor Technologies Corp. Methods and systems for determining a characteristic of polishing within a zone on a specimen from combined output signals of an eddy current device
US6798508B2 (en) * 2002-08-23 2004-09-28 Coulter International Corp. Fiber optic apparatus for detecting light scatter to differentiate blood cells and the like
US20040242121A1 (en) * 2003-05-16 2004-12-02 Kazuto Hirokawa Substrate polishing apparatus
US7101257B2 (en) * 2003-05-21 2006-09-05 Ebara Corporation Substrate polishing apparatus
US7522263B2 (en) * 2005-12-27 2009-04-21 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and method
US20070146658A1 (en) * 2005-12-27 2007-06-28 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and method
JP5006883B2 (ja) * 2006-10-06 2012-08-22 株式会社荏原製作所 加工終点検知方法および加工装置
ITBO20070504A1 (it) * 2007-07-20 2009-01-21 Marposs Spa Apparecchiatura e metodo per il controllo dello spessore di un elemento in lavorazione
US8045142B2 (en) 2007-12-18 2011-10-25 Ebara Corporation Polishing end point detection method, polishing end point detection apparatus and polishing apparatus
CN101354236B (zh) * 2008-08-05 2010-06-02 上海新傲科技股份有限公司 对衬底的多层膜表面的颗粒几何尺寸进行无损检测的方法
JP6372847B2 (ja) * 2014-03-13 2018-08-15 株式会社荏原製作所 研磨装置

Family Cites Families (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0001178B1 (en) * 1977-09-09 1981-03-18 The Rank Organisation Limited An optical sensing instrument
US4306835A (en) 1979-11-20 1981-12-22 Avco Corporation Air purging unit for an optical pyrometer of a gas turbine engine
US4672196A (en) 1984-02-02 1987-06-09 Canino Lawrence S Method and apparatus for measuring properties of thin materials using polarized light
US4544446A (en) 1984-07-24 1985-10-01 J. T. Baker Chemical Co. VLSI chemical reactor
US4710030A (en) 1985-05-17 1987-12-01 Bw Brown University Research Foundation Optical generator and detector of stress pulses
US4778995A (en) 1987-05-12 1988-10-18 Eastman Kodak Company Stimulable phosphor imaging apparatus
US5042951A (en) 1989-09-19 1991-08-27 Therma-Wave, Inc. High resolution ellipsometric apparatus
US5166752A (en) 1990-01-11 1992-11-24 Rudolph Research Corporation Simultaneous multiple angle/multiple wavelength ellipsometer and method
US5081796A (en) 1990-08-06 1992-01-21 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for mechanical planarization and endpoint detection of a semiconductor wafer
US5159412A (en) 1991-03-15 1992-10-27 Therma-Wave, Inc. Optical measurement device with enhanced sensitivity
US5181080A (en) 1991-12-23 1993-01-19 Therma-Wave, Inc. Method and apparatus for evaluating the thickness of thin films
US5196353A (en) 1992-01-03 1993-03-23 Micron Technology, Inc. Method for controlling a semiconductor (CMP) process by measuring a surface temperature and developing a thermal image of the wafer
US5747813A (en) 1992-06-16 1998-05-05 Kla-Tencop. Corporation Broadband microspectro-reflectometer
US6614529B1 (en) * 1992-12-28 2003-09-02 Applied Materials, Inc. In-situ real-time monitoring technique and apparatus for endpoint detection of thin films during chemical/mechanical polishing planarization
US5412473A (en) 1993-07-16 1995-05-02 Therma-Wave, Inc. Multiple angle spectroscopic analyzer utilizing interferometric and ellipsometric devices
US5891352A (en) 1993-09-16 1999-04-06 Luxtron Corporation Optical techniques of measuring endpoint during the processing of material layers in an optically hostile environment
US5433651A (en) 1993-12-22 1995-07-18 International Business Machines Corporation In-situ endpoint detection and process monitoring method and apparatus for chemical-mechanical polishing
JP3993888B2 (ja) 1993-12-28 2007-10-17 ウォレス ティー.ワイ. タング 薄膜を監視するための方法および装置
US5413941A (en) 1994-01-06 1995-05-09 Micron Technology, Inc. Optical end point detection methods in semiconductor planarizing polishing processes
US5461007A (en) 1994-06-02 1995-10-24 Motorola, Inc. Process for polishing and analyzing a layer over a patterned semiconductor substrate
US5883710A (en) 1994-12-08 1999-03-16 Kla-Tencor Corporation Scanning system for inspecting anomalies on surfaces
US5483568A (en) 1994-11-03 1996-01-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Pad condition and polishing rate monitor using fluorescence
US5608526A (en) 1995-01-19 1997-03-04 Tencor Instruments Focused beam spectroscopic ellipsometry method and system
DE69618698T2 (de) 1995-03-28 2002-08-14 Applied Materials Inc Verfahren und Vorrichtung zur In-Situ-Kontroll und Bestimmung des Endes von chemisch-mechanischen Planiervorgänge
US5893796A (en) 1995-03-28 1999-04-13 Applied Materials, Inc. Forming a transparent window in a polishing pad for a chemical mechanical polishing apparatus
US5605760A (en) 1995-08-21 1997-02-25 Rodel, Inc. Polishing pads
US5597442A (en) 1995-10-16 1997-01-28 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. Chemical/mechanical planarization (CMP) endpoint method using measurement of polishing pad temperature
US5777739A (en) 1996-02-16 1998-07-07 Micron Technology, Inc. Endpoint detector and method for measuring a change in wafer thickness in chemical-mechanical polishing of semiconductor wafers
US5647952A (en) 1996-04-01 1997-07-15 Industrial Technology Research Institute Chemical/mechanical polish (CMP) endpoint method
US5910846A (en) 1996-05-16 1999-06-08 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for detecting the endpoint in chemical-mechanical polishing of semiconductor wafers
US5663797A (en) 1996-05-16 1997-09-02 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for detecting the endpoint in chemical-mechanical polishing of semiconductor wafers
US5643050A (en) 1996-05-23 1997-07-01 Industrial Technology Research Institute Chemical/mechanical polish (CMP) thickness monitor
WO1998005066A2 (en) 1996-07-26 1998-02-05 Speedfam Corporation Methods and apparatus for the in-process detection and measurement of thin film layers
US5872633A (en) 1996-07-26 1999-02-16 Speedfam Corporation Methods and apparatus for detecting removal of thin film layers during planarization
JPH10214804A (ja) * 1997-01-28 1998-08-11 Olympus Optical Co Ltd 機械化学研磨装置用の平坦化過程モニター装置
JPH10233374A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法およびそのシステム
US5911619A (en) 1997-03-26 1999-06-15 International Business Machines Corporation Apparatus for electrochemical mechanical planarization
US6108091A (en) 1997-05-28 2000-08-22 Lam Research Corporation Method and apparatus for in-situ monitoring of thickness during chemical-mechanical polishing
US5973764A (en) 1997-06-19 1999-10-26 Svg Lithography Systems, Inc. Vacuum assisted debris removal system
EP0890416A3 (en) 1997-07-11 2002-09-11 Tokyo Seimitsu Co.,Ltd. Wafer polishing apparatus
JP4231902B2 (ja) 1997-07-11 2009-03-04 ケイエルエイ−テンコー コーポレーション 半導体上の多層薄膜積層を解析する装置
TW374050B (en) 1997-10-31 1999-11-11 Applied Materials Inc Method and apparatus for modeling substrate reflectivity during chemical mechanical polishing
US5900633A (en) 1997-12-15 1999-05-04 On-Line Technologies, Inc Spectrometric method for analysis of film thickness and composition on a patterned sample
JP3129278B2 (ja) * 1998-03-27 2001-01-29 日本電気株式会社 化学処理表面状態検査装置および化学処理液劣化状態検査方法
JP3183259B2 (ja) * 1998-06-03 2001-07-09 日本電気株式会社 半導体ウェハ研磨状態モニタリング装置及び研磨終了点検出方法
US6122046A (en) * 1998-10-02 2000-09-19 Applied Materials, Inc. Dual resolution combined laser spot scanning and area imaging inspection
US6287879B1 (en) * 1999-08-11 2001-09-11 Micron Technology, Inc. Endpoint stabilization for polishing process
US20080167033A1 (en) 2007-01-04 2008-07-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and Apparatus for Cost-Based Network Selection

Also Published As

Publication number Publication date
WO2001081902A1 (en) 2001-11-01
US6671051B1 (en) 2003-12-30
JP2003531735A (ja) 2003-10-28
AU2001259104A1 (en) 2001-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6628397B1 (en) Apparatus and methods for performing self-clearing optical measurements
US6956644B2 (en) Systems and methods for a wafer inspection system using multiple angles and multiple wavelength illumination
JP5066318B2 (ja) 化学機械研磨中にキラー粒子を検出するための装置および方法
US9255894B2 (en) System and method for detecting cracks in a wafer
KR100808702B1 (ko) 반도체 웨이퍼 표면 상의 결함을 검출하기 위한 픽셀-기초식 방법, 장치 및 광학 헤드
US7187438B2 (en) Apparatus and method for inspecting defects
US5037202A (en) Measurement of size and refractive index of particles using the complex forward-scattered electromagnetic field
US6538730B2 (en) Defect detection system
US5710069A (en) Measuring slurry particle size during substrate polishing
US6376852B2 (en) Surface inspection using the ratio of intensities of s—and p-polarized light components of a laser beam reflected a rough surface
JP5438064B2 (ja) 統合利用のために改良された検査システム
US9921169B2 (en) Method of detecting defect location using multi-surface specular reflection
US10094787B2 (en) Multi-surface specular reflection inspector
JPH11219990A (ja) 半導体ウェーハの検査方法およびその装置
JP6984860B2 (ja) 欠陥を検査する方法および欠陥検査装置
US20230060183A1 (en) In-situ apparatus for detecting abnormality in process tube
JP3627562B2 (ja) シリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法
Hamamatsu et al. Apparatus and method for inspecting defects

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110428

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120316

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees