JP5065697B2 - Optical sensor wireless tag and optical sensor system provided with the optical sensor wireless tag - Google Patents
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Description
本発明は、光を検知する光センサ無線タグ及びこの光センサ無線タグを備えた光センサシステムに関する。 The present invention relates to an optical sensor wireless tag that detects light and an optical sensor system including the optical sensor wireless tag.
振動、温度、圧力などの検出対象を検出するセンサを備えており、このセンサが検出した信号を無線信号として出力するワイヤレスセンサがある。このようなワイヤレスセンサとして、特許文献1には、振動、温度、圧力などの検出対象を検出部によって検出し、この検出結果に基づき、制御部に制御されて、発信装置によって電波を無線出力するものがある。このワイヤレスセンサは、発電機である太陽電池によって発電を行い、発電された電力を蓄電部である二次電池に蓄電している。検出部、制御部及び発信装置は、この二次電池に蓄電されている電力を供給されて駆動する。
There is a wireless sensor that includes a sensor that detects a detection target such as vibration, temperature, and pressure, and that outputs a signal detected by the sensor as a radio signal. As such a wireless sensor, in
特許文献1に記載されたワイヤレスセンサは、制御部でセンサの信号を常時監視するために大量の電流を消費してしまうことから、大量の電力を蓄電することができる大きな二次電池を備えている必要がある。そのため、コストがかかり、且つ、回路が大型化してしまう。
The wireless sensor described in
そこで、本発明の目的は、低コスト、且つ、小型な光センサ無線タグ及びこの光センサ無線タグを備えた光センサシステムを提供することである。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a low-cost and small-sized optical sensor wireless tag and an optical sensor system including the optical sensor wireless tag.
本発明の光センサシステムは、太陽電池及び前記太陽電池により充電されるコンデンサからなる電源部と、前記コンデンサの放電により電力を供給される毎に、無線信号を発信する発信部と、前記コンデンサの端子間の電圧に基づいて前記コンデンサの充放電を制御する電源制御回路と、を備える光センサ無線タグと、前記発信部が発信する前記無線信号を受信し、前記無線信号の受信状況に基づいて前記太陽電池における受光状態を検知する受信装置と、を備える。 An optical sensor system according to the present invention includes a power source unit including a solar cell and a capacitor charged by the solar cell, a transmitter unit that transmits a radio signal each time power is supplied by discharging the capacitor, and the capacitor receiving a power control circuit for controlling the charging and discharging of the capacitor based on the voltage between the terminals, and the optical sensor wireless tag Ru provided with, the radio signal which the transmitting unit transmits, based on the reception status of the radio signal And a receiving device for detecting a light receiving state in the solar cell .
この光センサシステムによれば、太陽電池を、コンデンサを充電する電力を発生する素子としてだけではなく、光センサとして用いることができる。これにより、太陽電池とは別に光センサを必要としないため、低コストで構成することができる。また、小型化することができる。 According to this optical sensor system , the solar cell can be used not only as an element for generating electric power for charging a capacitor but also as an optical sensor. Thereby, since an optical sensor is not required separately from a solar cell, it can be comprised at low cost. Moreover, it can reduce in size.
また、前記受信装置は、前記発信部が発信する前記無線信号の受信間隔を計測し、前記受信間隔を基に前記太陽電池における前記受光状態を検知することが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said receiver measures the reception interval of the said radio signal which the said transmission part transmits, and detects the said light reception state in the said solar cell based on the said reception interval .
また、前記受信装置は、前記発信部が発信する前記無線信号の受信回数を算出し、単位時間あたりの前記受信回数を基に前記太陽電池における前記受光状態を検知することが好ましい。 Moreover, it is preferable that the receiving device calculates the number of receptions of the radio signal transmitted by the transmission unit and detects the light reception state in the solar cell based on the number of receptions per unit time .
また、前記発信部が発信する前記無線信号は、タグIDを含み、前記受信装置は、前記無線信号に含まれる前記タグIDに基づいて、前記無線信号を発信した前記光センサ無線タグを識別するタグID認識部を備えることが好ましい。The wireless signal transmitted by the transmitting unit includes a tag ID, and the receiving device identifies the optical sensor wireless tag that transmitted the wireless signal based on the tag ID included in the wireless signal. It is preferable to provide a tag ID recognition unit.
また、前記受信装置は、前記タグIDに対応する処理種別を前記タグIDと対応付けて記憶する記憶部をさらに備え、受信した前記無線信号に含まれる前記タグIDに対応する前記処理種別を前記記憶部から読み出して実行することが好ましい。The receiving apparatus further includes a storage unit that stores a processing type corresponding to the tag ID in association with the tag ID, and sets the processing type corresponding to the tag ID included in the received radio signal to the processing unit. It is preferable to read and execute from the storage unit.
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る光センサシステムの概略構成を示すブロック図である。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of an optical sensor system according to an embodiment of the present invention.
図1に示すように、光センサシステム100は、光を検出して無線でその受光状態を報知するシステムであり、光センサ無線タグ130及び受信装置140を備えている。
As shown in FIG. 1, the
光センサ無線タグ130は、光を検出して、この検出状況に応答して無線信号を発信する機能を備えた無線タグであり、太陽電池101とこの太陽電池101により充電されるコンデンサ102からなる電源部103と、太陽電池101によるコンデンサ102の充電及び後述のタグ回路131への電力供給を制御する電源制御回路104と、制御用IC105及び無線モジュール106(発信部)を備えたタグ回路131とを備えている。
The optical sensor
光センサ無線タグ130の具体的回路構成例について、図2を参照しつつ説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る光センサ無線タグの回路図である。
A specific circuit configuration example of the optical sensor
図2に示すように、光センサ無線タグ130においては、太陽電池101とコンデンサ102とから構成された電源部103が、電源制御回路104を介してタグ回路131に接続されて電源供給が行われるように構成されており、さらに、タグ回路131にアンテナ120が接続されている。
As shown in FIG. 2, in the optical sensor
太陽電池101は、周知の太陽電池でよく、光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する素子で、主として単結晶シリコンによるpn接合素子を用いるが、低価格化、薄型化を目的として多結晶シリコンやアモルファスシリコンよりなる薄膜太陽電池を用いてもよく、また有機太陽電池を用いてもよい。本実施の形態ではアモルファスシリコン太陽電池(AM5610、動作特性3.0V、2.2mA(擬似太陽光源SS50kLux))を用いた。コンデンサ102は、100μF程度の容量のタンタルコンデンサを用いており、太陽電池101によって発電された電力を蓄電する。これらの太陽電池101及びコンデンサ102によって、光センサ無線タグ130の電源部103を構成している。
The
電源制御回路104は、トランジスタ107(スイッチング手段)及び電圧検知ON/OFF制御回路108(スイッチ手段)を備えている。トランジスタ107は、太陽電池101によって発電された電力をコンデンサ102に充電するか否かを制御するスイッチング素子である。電圧検知ON/OFF制御回路108は、2番端子に入力されたコンデンサ102の端子間の電圧に基づいて、3番端子からタグ回路131の各種回路に電力供給を行うか否かを制御するものである。電圧検知ON/OFF制御回路108は、3番端子からタグ回路131に電力供給している間、太陽電池101によるコンデンサ102への充電を遮断するように、1番端子から信号を出力し、トランジスタ107をスイッチング制御する。
The power
電圧検知ON/OFF制御回路108の回路構成について、図3を参照しつつ説明する。図3は、電圧検知ON/OFF制御回路の具体的回路図である。図3に示すように、電圧検知ON/OFF制御回路108は、コンパレータIC112(LPV7215)を備えており、該コンパレータIC112によって、2番端子に入力されたコンデンサ102の端子間の電圧を抵抗(R1,R2)によって分圧した電圧V1とツェナーダイオードD1の端子間の一定電圧V2とを比較する。電圧V1が電圧V2より大きい場合には、コンパレータIC112はHIGH信号を出力する。コンパレータIC112がHIGH信号を出力すると、トランジスタ113はオンして、トランジスタ114にLOW信号が出力される。トランジスタ114は、LOW信号が入力されるとオンして、2番端子から3番端子へ電流が流れ出し、タグ回路131の各種回路に電力が供給される。この2番端子から3番端子へ電流が流れている間、1番端子はHIGH信号を出力しているため、トランジスタ107はオフしており、太陽電池101によるコンデンサ102の充電は行われない。
The circuit configuration of the voltage detection ON /
また、電圧V2が電圧V1より大きい場合には、コンパレータIC112はLOW信号を出力する。コンパレータIC112がLOW信号を出力すると、トランジスタ113はオフして、トランジスタ114にHIGH信号が出力される。トランジスタ114は、HIGH信号が入力されるとオフして、2番端子から3番端子への電流が遮断されるため、タグ回路131の各種回路には電力が供給されない。この2番端子から3番端子への電流が遮断されている間、1番端子はLOW信号を出力しているため、トランジスタ107はオンしており、太陽電池101によるコンデンサ102の充電が行われる。
When the voltage V2 is higher than the voltage V1, the
このとき、コンパレータIC112には、抵抗R3によるフィードバックが構成されている。したがって、コンパレータIC112の出力に応じて、抵抗R3がプルアップまたはプルダウンされる。これにより、コンパレータIC112の出力がLOW信号からHIGH信号となって、タグ回路131に電力が供給され始めるときの2番端子の電圧(オン電圧)と、コンパレータIC112の出力がHIGH信号からLOW信号となって、タグ回路131に電力が供給されなくなるときの2番端子の電圧(オフ電圧)とが異なる、ヒステリシス特性を持たせている。本実施形態においては、ツェナーダイオードD1のツェナー電圧を1.2Vに設定するとともに、各種抵抗の抵抗値などを調整して、オン電圧3V、オフ電圧2Vになるよう調整している。
At this time, feedback by the resistor R3 is configured in the comparator IC112. Therefore, the resistor R3 is pulled up or pulled down according to the output of the comparator IC112. Thereby, the output of the comparator IC112 changes from the LOW signal to the HIGH signal, and the voltage at the second terminal (ON voltage) when the power starts to be supplied to the
図2に戻って、タグ回路131の内部構成について説明する。タグ回路131は、制御用IC105と無線モジュール106とトランジスタ109と発光ダイオード111とから構成されている。
Returning to FIG. 2, the internal configuration of the
制御用IC105は、中央演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、送信するデジタルデータを生成するプログラムや個別のタグIDを含む無線信号のデータが格納されたROM(Read Only Memory)、CPUで処理されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等を含んでいる。制御用IC105は、コンデンサ102から電力供給されて駆動し、無線モジュール106にデジタルデータを送信する。このデジタルデータには、タグIDなどの情報が含まれている。
The
トランジスタ109は、制御用IC105からLOW信号を受信したときにオンし、HIGH信号を受信したときにオフするように構成されたスイッチング素子である。トランジスタ109は、オンであるときに、コンデンサ102から無線モジュール106に電力供給する。
The
無線モジュール106は、トランジスタ109がオンであるときにコンデンサ102から電力供給されて駆動する。そして、制御用IC105から出力されたデジタルデータ(例えば、光センサ無線タグ130のタグID)を受けて、アンテナ120からこのデータを含む無線信号を発信するものである。
The
発光ダイオード111は、制御用IC105の7番ピンに抵抗を介して接続され、この7番ピンから送出されるデジタルデータのHIGH/LOW信号に合わせて点滅する。これにより、タグ回路131が駆動していることを視覚的に認識することができ、太陽電池101が発電を行い、タグ回路131の各種回路に電力供給されていることを確認することができる。
The
アンテナ120から無線信号を発信するまでの流れについて、図2及び図4を参照しつつ説明する。図4は、タグ回路131の各部における波形図である。図4において、(a)は制御用IC105の1番ピンへの入力波形、(b)は制御用IC105の6番ピンからの出力波形、(c)は制御用IC105の7番ピンからの出力波形、(d)は無線モジュール106の5番ピンへの入力波形である。
A flow until the wireless signal is transmitted from the
まず、太陽電池101に光が照射されておらず、コンデンサ102に電力が充電されていない状態から光が照射され、太陽電池101に起電力が発生すると、トランジスタ107はオンして、太陽電池101によって発電された電力は、コンデンサ102に充電される状態となる。このとき、電圧検知ON/OFF制御回路108はオフしているので、タグ回路131は電力供給されることがなく、無線信号を発信しない。この状態で、太陽電池101に照射された照度に対応して、太陽電池101の光電効果により発生した電力が、コンデンサ102に充電される。このとき、コンデンサ102の端子間の電圧が3Vになるまでは、電圧検知ON/OFF制御回路108はオフのままとなっており、タグ回路131には電力供給されない。コンデンサ102の端子間の電圧が3Vに達すると、電圧検知ON/OFF制御回路108はオンして、図4(a)に示すように、時刻T1において、制御用IC105の1番ピンにコンデンサ102から電力供給されて、制御用IC105が駆動する。このとき、電圧検知ON/OFF制御回路108の1番端子は、HIGH信号を出力するため、トランジスタ107がオフする。これにより、太陽電池101によって発生した電力はコンデンサ102に充電されない状態となる。この状態において、コンデンサ102は充電されることがないため、制御用IC105の電力消費及びもれ電流により、一定割合で制御用IC105の1番ピンの電圧は低下する。そして、制御用IC105は、図4(b)に示すように、時刻T1から約100msec経過した時刻T2から時刻T4までの12.7msecの間、制御用IC105の6番ピンから、LOW信号をトランジスタ109に送出して、トランジスタ109をオンする。トランジスタ109がオンすることにより、図4(d)に示すように、時刻T2から時刻T4までの12.7msecの間、無線モジュール106の5番ピンにコンデンサ102から電力供給されて、無線モジュール106が駆動する。この無線モジュール106が駆動すると、図4(c)に示すように、3.6msec経過した時刻T3から時刻T4までの9.1msecの間、制御用IC105の7番ピンから同期信号、ID信号及びチェックビット信号から生成された固有のタグID等を含んだデジタルデータが出力され、無線モジュール106の3番ピンに入力される。そして、この固有のタグID等のデジタルデータに基づいて、無線モジュール106の1番ピンからアンテナ120を介して、このデジタルデータを含む無線信号を発信する。
First, when light is irradiated from the state in which the
この無線信号の発信に伴う無線モジュール106の駆動による電力消費及びもれ電流により、コンデンサ102に蓄電された電荷が時間の経過とともに消費され、図4(a)に示すように、時刻T2から時刻T4において、コンデンサ102の端子間の電圧が低下する。時刻T4において、制御用IC105の6番ピンから、HIGH信号がトランジスタ109に送出され、トランジスタ109をオフにして図4(d)に示すように無線モジュール106には電力供給されなくなる。これにより、無線モジュール106は駆動を停止し、無線信号の発信が停止する。無線信号の発信終了後も、時刻T4から時刻T5において、制御用IC105の電力消費及びもれ電流により、一定割合でコンデンサ102の端子間の電圧は低下する。コンデンサ102の端子間の電圧が2Vになると、電圧検知ON/OFF制御回路108はオフして、時刻T5において、制御用IC105には電力供給されなくなる。このとき、電圧検知ON/OFF制御回路108の1番端子は、LOW信号を出力するため、トランジスタ107がオンする。これにより、太陽電池101によって発生した電力が再びコンデンサ102に充電され始める。なお、本実施形態においては、無線モジュール106が無線信号を1回発信する動作を行う時刻T1から時刻T5の期間で、コンデンサ102の端子間の電圧が2V以下まで低下するようにコンデンサ102の容量及び各種抵抗の抵抗値などを調整している。
Due to the power consumption and leakage current due to the driving of the
次に、照度の違いによって変化する無線モジュール106から発信される無線信号の発信間隔について、図5及び図6を参照しつつ説明する。図5は、照度が弱い場合におけるコンデンサの端子間の電圧及びコンデンサに流入出する電流の時間経過を示す図である。図6は、照度が強い場合におけるコンデンサの端子間の電圧及びコンデンサに流入出する電流の時間経過を示す図である。
Next, the transmission interval of the wireless signal transmitted from the
図5に示すように、照度が弱い場合、コンデンサ102には、ゆっくりと太陽電池101により電力が充電されるので、ゆっくりとコンデンサ102の端子間の電圧が上昇する。そして、コンデンサ102の端子間の電圧がオン電圧Vonまで上昇すると、無線モジュール106によって無線信号が1回発信され、コンデンサ102の端子間の電圧はオフ電圧Voffまで低下する。このとき、時間t1においては、I1Aの電流がコンデンサ102に流れ込んでいる。時間t2においては、I2Aの電流がコンデンサ102から流れ出している。これらより、コンデンサ102が充電している間に蓄積される電荷量Q1は、Q1=I1×t1となる。コンデンサ102が放電している間に放出される電荷量Q2は、Q2=I2×t2となる。電荷量Q1及び電荷量Q2は、Q1=Q2となる。
As shown in FIG. 5, when the illuminance is weak, the
図6に示すように、照度が強い場合、コンデンサ102には、図5の場合に比べて早く太陽電池101により電力が充電されるので、早くコンデンサ102の端子間の電圧が上昇する。そして、コンデンサ102の端子間の電圧がオン電圧Vonまで上昇すると、無線モジュール106によって無線信号が1回発信され、コンデンサ102の端子間の電圧はオフ電圧Voffまで低下する。このとき、時間t3においては、I3Aの電流がコンデンサ102に流れ込んでいる。時間t4においては、I4Aの電流がコンデンサ102から流れ出している。これらより、コンデンサ102が充電している間に蓄積される電荷量Q3は、Q3=I3×t3となる。コンデンサ102が放電している間に放出される電荷量Q4は、Q4=I4×t4となる。電荷量Q3及び電荷量Q4は、Q3=Q4となる。
As shown in FIG. 6, when the illuminance is strong, the
なお、コンデンサ102が放電している間に放出される電荷量Q2及び電荷量Q4は、照度の大きさにかかわらず、Q2=Q4である。したがって、照度の大きさに伴い、コンデンサ102の充電に要する時間が変化することにより、無線モジュール106の発信間隔は変化している。図5及び図6に示すように、照度が強くなるにしたがって、無線モジュール106の発信間隔は短くなる。このように、アンテナ120が発信する無線信号はその発信の間隔も含めて、太陽電池101の受光状態を表す信号となっている。
Note that the amount of charge Q2 and the amount of charge Q4 released while the
次に、受信装置140の構成について、図7を参照しつつ説明する。図7は、受信装置140の概略構成を示すブロック図である。
Next, the configuration of the receiving
図7に示すように、受信装置140は、受信アンテナ141、受信部142、タグID認識部143及びマイクロコンピュータ150を備えている。受信部142は、受信アンテナ141によって光センサ無線タグ130の無線モジュール106から発信された無線信号を受信する。タグID認識部143は、受信部142によって受信された無線信号のデジタルデータに含まれるタグIDを認識して、複数の光センサ無線タグ130からの無線信号を受信する場合に、どの光センサ無線タグ130からの無線信号であるかを認識する。
As illustrated in FIG. 7, the
マイクロコンピュータ150は、記憶部151、CPU152、入力部153、照度変換テーブル記憶部154及び報知部155を備えている。記憶部151は、各種の制御プログラムを記憶するとともに、本発明の実施形態に関連して入力部153等から設定入力される、各光センサ無線タグ130ごとに予め決定されている受信装置140による処理種別及び処理種別に対する設定条件を記憶している。CPU152は、処理種別に従った動作制御を行う。照度変換テーブル記憶部154は、受信部142による単位時間当たりの無線信号の受信回数から照度を決定するデータテーブルを記憶している。照度変換テーブル記憶部154は、図8に示すように、1分間当たりの無線信号の受信回数に照度が対応付けられたテーブルを使用する光センサ無線タグ130の太陽電池101の種類に応じて記憶しており、光センサ無線タグ130から送信される信号の受信回数から一意的に照度を決定することができる。例えば、1分間に30回無線信号を受信した場合、1000LUXの照度であると決定することができる。報知部155は、外部に対して処理種別に応じた報知を行うものである。
The
ここで、受信装置140による処理種別について説明する。受信装置140では、種々の処理を行うことができる。例えば、無線信号を受信したときに報知部155から外部報知を行う処理(処理種別1)、設定された期間内に無線信号を受信したときに報知部155から外部報知を行う処理(処理種別2)、無線信号の受信回数から照度を決定し、報知部155から照度情報を報知する処理(処理種別3)、無線信号の受信回数を積算して、所定回数を超えたときに報知部155から外部報知を行う処理(処理種別4)などがある。受信装置140が、4つの光センサ無線タグ130(A)〜(D)から無線信号を受信する場合のそれぞれの処理種別における用途の一例について説明する。例えば、処理種別1においては、押入れ・納戸等の部屋に光センサ無線タグ130(A)を設置しておき、部屋内の照明の消し忘れ状態などを監視する。この場合、入力部153の操作等により、光センサ無線タグ130(A)のタグID及びその処理種別1を対応させて記憶部151に予め記憶させる。処理種別2においては、子供部屋などに光センサ無線タグ130(B)を設置しておき、夜中などに照明を使用しているかなどを監視する。この場合、入力部153の操作等により、光センサ無線タグ130(B)のタグID、その処理種別2及び設定期間(例えば、PM11時〜AM6時)を対応させて記憶部151に予め記憶させる。処理種別3においては、部屋もしくは屋外における測定対象となる場所に光センサ無線タグ(C)を設置しておき、その場所の照度を測定する。この場合、入力部153の操作等により、光センサ無線タグ130(C)のタグID及びその処理種別3を対応させて記憶部151に予め記憶させるとともに、光センサ無線タグ130(C)に対応した照度変換テーブルを照度変換テーブル記憶部154に記憶させる。処理種別4においては、光で劣化する性質を持った印字書換可能なロイコを印字層として活用しているICタグとして、光センサ無線タグ130(D)を用い、このタグ表面の印字層のロイコの劣化度合を、無線信号の受信回数の積算数から測定する。この場合、入力部153の操作等により、光センサ無線タグ130(D)のタグID、その処理種別4及び積算設定回数Nを対応させて記憶部151に予め記憶させる。
Here, the processing type by the receiving
次に、受信装置140の制御シーケンスについて、図9を参照しつつ説明する。図9は、受信装置の制御シーケンスを表すフローチャートである。
Next, the control sequence of the receiving
まず、受信装置140は、受信部142で無線モジュール106から発信された無線信号を受信する(S1)。そして、タグID認識部143で受信した無線信号のデジタルデータに含まれるタグIDを認識する(S2)。次に、記憶部151に予め設定記憶しているタグIDに対応した処理からタグID認識部143によって認識されたタグIDに応じた処理を選択する(S3)。このときS2で認識したタグIDが光センサ無線タグ130(A)のものであった場合、処理種別1の動作として、報知部155から外部報知を行う(S4)。この外部報知により、光センサ無線タグ130(A)に設置されている部屋の照明の消し忘れ等を知ることができる。また、S2で認識したタグIDが光センサ無線タグ130(B)のものであった場合、処理種別2の動作として、無線信号を受信した時間が設定期間(例えば、PM11時〜AM6時)内であるか否かを判定し、設定期間内のときには(S5:YES)、報知部155から外部報知を行う(S6)。この外部報知により、光センサ無線タグ130(B)の設置されている子供部屋等の深夜の照明の消し忘れ等を知ることができる。また、S2で認識したタグIDが光センサ無線タグ130(C)のものであった場合、処理種別3の動作として、無線信号の受信間隔を計測することにより、1分間当たりの受信回数を算出する(S7)。そして、照度変換テーブル記憶部154に記憶されたデータにより、この1分間当たりの受信回数から照度を決定し(S8)、報知部155から照度情報を報知する(S9)。この外部報知により、光センサ無線タグ130(C)の設置されている場所の照度を知ることができる。また、S2で認識したタグIDが光センサ無線タグ130(D)のものであった場合、処理種別4の動作として、無線信号の受信回数を積算する(S10)。そして、積算回数が設定回数Nに達したときに(S11:YES)、報知部155から外部報知を行う(S12)。この外部報知により、光センサ無線タグ130(D)のロイコ印字層の劣化限界を知ることができる。
First, the receiving
以上のように、本実施形態に係る光センサ無線タグ130及びこの光センサ無線タグ130を備えた光センサシステム100によると、太陽電池101を、コンデンサ102を充電する電力を発生する素子としてだけではなく、光センサとして用いることができる。これにより、太陽電池101とは別に光センサを必要としないため、低コストで構成することができる。また、小型化することができる。
As described above, according to the optical
また、電圧検知ON/OFF制御回路108にヒステリシス特性を持たせることにより、タグ回路131の駆動可能電圧マージン(オン電圧―オフ電圧)を確保することができ、無線モジュール106が確実に発信を行うことができる。さらに、タグ回路131が駆動している間、トランジスタ107のスイッチング動作で太陽電池101によるコンデンサ102の充電を遮断していることにより、照度が強い場合にタグ回路131が駆動し続けることを防止することができる。これにより、広範囲の照度を検出することができる。加えて、電圧検知ON/OFF制御回路108のオン/オフ制御に連動して、トランジスタ107が太陽電池101によるコンデンサ102への充電を行うため、スムーズにコンデンサ102への充電を行うことができる。
In addition, by providing the voltage detection ON /
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、本実施形態においては、電圧検知ON/OFF制御回路108の1番端子からの出力によりトランジスタ107のスイッチング動作を制御していたが、電圧検知ON/OFF制御回路108の1番端子とトランジスタ107との間に別のトランジスタを複数接続する(図示せず)など、太陽電池101によるコンデンサ102の充電状態を制御するようなスイッチング動作を行う回路構成であればいかなる回路構成であってもよい。
The preferred embodiments of the present invention have been described above, but the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made as long as they are described in the claims. For example, in this embodiment, the switching operation of the
また、本実施形態においては、タグ回路131が駆動している間、太陽電池101によるコンデンサ102の充電を遮断するためにトランジスタ107を備えていたが、トランジスタ107を備えずに、常時太陽電池101によるコンデンサ102の充電を行ってもよい。その場合、無線信号の発信持続時間は、発信に伴う電力消費量と照度とのバランスに依存する。照度が弱く且つ発信に伴う電力消費量が多いのであれば、コンデンサ102の端子間電圧が短時間でタグ回路131の動作下限電圧以下となって、発信が停止する。逆に、照度が強く且つ発信に伴う電力消費量が少ないのであれば、無線信号は発信され続ける。このように無線信号が発信され続ける場合であっても、無線信号は太陽電池101の受光量が多いという太陽電池101における受光状態を表していることになる。
Further, in the present embodiment, the
さらに、本実施形態においては、電圧検知ON/OFF制御回路108にヒステリシス特性を持たせていたが、ヒステリシス特性を持たせなくてもよい。また、電圧検知ON/OFF制御回路108を備えずに、常時コンデンサ102からタグ回路131に電力供給を行ってもよい。
Furthermore, in the present embodiment, the voltage detection ON /
100 光センサシステム
101 太陽電池
102 コンデンサ
103 電源部
104 電源制御回路
130 光センサ無線タグ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記コンデンサの放電により電力を供給される毎に、無線信号を発信する発信部と、
前記コンデンサの端子間の電圧に基づいて前記コンデンサの充放電を制御する電源制御回路と、を備える光センサ無線タグと、
前記発信部が発信する前記無線信号を受信し、前記無線信号の受信状況に基づいて前記太陽電池における受光状態を検知する受信装置と、
を備えることを特徴とする光センサシステム。 A power source comprising a solar cell and a capacitor charged by the solar cell;
Each time power is supplied by discharging the capacitor, a transmitter for transmitting a radio signal ;
A power control circuit for controlling the charging and discharging of the capacitor based on the voltage between the terminals of the capacitor, and a light sensor wireless tag Ru provided with,
A receiver that receives the wireless signal transmitted by the transmitter and detects a light receiving state in the solar cell based on a reception state of the wireless signal ;
Optical sensor system comprising: a.
前記受信装置は、前記無線信号に含まれる前記タグIDに基づいて、前記無線信号を発信した前記光センサ無線タグを識別するタグID認識部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光センサシステム。 The wireless signal transmitted by the transmitter includes a tag ID,
The said receiving apparatus is provided with the tag ID recognition part which identifies the said optical sensor radio | wireless tag which transmitted the said radio | wireless signal based on the said tag ID contained in the said radio | wireless signal. The optical sensor system according to claim 1.
受信した前記無線信号に含まれる前記タグIDに対応する前記処理種別を前記記憶部から読み出して実行することを特徴とする請求項4に記載の光センサシステム。 The receiving device further includes a storage unit that stores a processing type corresponding to the tag ID in association with the tag ID,
The optical sensor system according to claim 4, wherein the processing type corresponding to the tag ID included in the received wireless signal is read from the storage unit and executed .
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