JP5063716B2 - ローン契約管理プログラム、ローン契約管理装置、及びローン契約の管理方法 - Google Patents

ローン契約管理プログラム、ローン契約管理装置、及びローン契約の管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約管理プログラム、ローン契約管理装置、及びローン契約の管理方法に関するものである。
長期ローンの返済には、ローンの元本を均等に分割して返済する元本均等返済と、ローンの元本と返済期限までに発生する支払利息の合計額を均等に分割して返済する元利均等返済の2種類の方法がある。元本均等返済によると、1回あたりの返済額はローン残高の減少に従って段階的に減少することとなるため、債務者(借入人)にかかる当初の返済負担が重くなってしまう。そのため、住宅ローンのように主に個人が利用する長期ローンでは、期間中の返済負担が平準化される元利均等返済が選択されることが一般的である。
一般に、このような長期ローンの契約条件は、ローンを実行した金融機関のコンピュータシステムにおいて管理され、ローンの残高や適用金利、返済期限などの条件が指定されれば、各回の返済予定を出力することが可能になっている(例えば、特許文献1の図2、図3参照)。
ところで、住宅ローン等の長期ローンには、返済期限までの同一の固定金利が適用される固定金利型のローンと、返済期限までの市場金利の変動に連動して適用する金利が変動する変動金利型のローンの2種類がある。住宅ローン等を元利均等で返済する場合に、固定金利型のローンであれば期間中に適用金利が変更されることはないので、1回あたりの返済額はローン契約時に決定された金額で固定されるが、変動金利型のローンにおいて適用金利が変更されると、返済期限を固定したまま元利均等の再計算が行われて、1回あたりの返済額が変動することになる。
特開2005−107753号公報
債務者が返済期限までの金利変動リスクを回避したい場合は固定金利型のローンを選択することとすればよいが、同一時期における固定金利と変動金利の水準を比較すると、固定金利のほうが高い水準にあることが一般的である。そのため、特に近年のように低金利が継続する局面においては、当面の金利負担を抑えるために変動金利型のローンが選好される傾向がある。
しかしながら、変動金利型のローンを選択することによって当初の金利水準を抑えたとしても、返済期限が到来するまでに市場金利が上昇し、ローンに適用される金利も当初より高い水準に変更されることになると、支払利息の増加により1回あたりの返済額(例えば毎月の返済額)が増額され、債務者の返済負担が増すことになってしまう。債務者、金融機関等の債権者の双方にとって、特に現在のような低金利下においては、金利上昇による返済負担の増加により返済が滞るリスクが懸念されるところである。
本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、ローン金利が上昇した場合であっても、変動金利型ローンの債務者にかかる返済負担増を抑えるのに好適な、ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約管理プログラム、ローン契約管理装置、及びローン契約の管理方法を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決する本発明は、ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約管理プログラムであって、コンピュータに、金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定ステップと、前記ローン契約の契約条件に関する情報を記憶する契約条件記憶手段から、前記契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約において定められた1回あたりの返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、元利均等で返済する場合の1回あたりの返済額が前記返済基準額となる返済回数を演算して返済期限を決定する返済期限決定ステップと、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約の返済期限を、前記返済期限決定ステップで決定された返済期限に更新する返済期限更新ステップと、を実行させることを特徴とするローン契約管理プログラムである。
本発明では、変動金利型のローンの適用金利が変動した際に、返済期限を固定したまま元利均等となる1回あたりの返済額を再計算するのではなく、元利均等となる1回あたりの返済額を一定の基準額に抑えることによって返済回数を変更し、これにあわせて返済期限を更新するよう構成することによって、変動金利型のローンの適用金利が上昇した場合にも、1回あたりの返済額が基準額以上に増加することを回避し、債務者にかかる返済負担の増加を抑えることが可能になっている。
尚、本発明において、返済回数を演算する際の1年あたりの返済回数は特に限定されるものではなく、年1回、3ヶ月に1回、毎月1回など、どのように設定されるものであってもよい。また、適用金利を決定するタイミングについても特に限定されず、例えば、半年に1度といった頻度で見直しを行うこととすればよい。
本発明は、前記返済基準額には1回あたりの返済額の上限金額が設定されていて、前記返済期限決定ステップでは、前記上限金額を超過せず、かつ返済期限までの返済回数が整数回となる返済額を1回あたりの返済額として返済回数を演算し、前記返済期限を決定することを特徴とすることもできる。
このように設定すると、金利変動を反映した1回あたりの返済額は、あらかじめ設定した上限金額を超過しない額となるので、変動金利型のローンであっても債務者にかかる1回あたりの返済負担を一定の金額以下に抑えることが可能になる。
本発明は、前記返済基準額にはローン契約時に定められた1回あたりの返済額が設定されていて、前記返済期限決定ステップでは、返済期限までの返済回数が整数回とならない場合には、返済回数の端数を切り上げ又は切り下げて前記返済期限を決定することを特徴とすることもできる。
このように設定すると、金利変動を反映した1回あたりの返済額は、ローン契約時に定められた1回あたりの返済額で固定されるので、変動金利型のローンであっても債務者にかかる1回あたりの返済負担を固定することが可能になる。
本発明は、前記コンピュータに、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約に適用される適用金利と対比する適用金利対比ステップと、前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約に適用される適用金利に満たないことが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約において定められた返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済期限まで元利均等で返済する場合の1回あたりの返済額を演算する返済額演算ステップと、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算ステップで演算された返済額に更新する返済額更新ステップと、を実行させることを特徴としてもよい。
本発明において、適用金利が低下した場合にも、適用金利が上昇した場合と同様の演算によって、1回あたりの返済額を固定したまま返済期限を更新する(金利低下分だけ返済期間は短縮される)こととしてもよいが、適用金利が低下した場合については、上記のように一般的な元利均等返済と同様の演算によって、返済期限を固定して1回あたりの返済額を変更し(金利低下分だけ返済額は減少する)、債務者にかかる1回あたりの返済負担を軽減するよう構成してもよい。
本発明は、本発明にかかるローン契約管理プログラムを備えた、ローン契約管理装置として特定することもできる。
本発明にかかるローン契約管理装置は、ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約管理装置であって、ローン契約の契約条件に関する情報を記憶する契約条件記憶手段と、金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定手段と、前記契約条件記憶手段から、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約において定められた1回あたりの返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定手段により決定された適用金利を適用して、元利均等で返済する場合の1回あたりの返済額が前記返済基準額となる返済回数を演算して返済期限を決定する返済期限決定手段と、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約の返済期限を、前記返済期限決定手段により決定された返済期限に更新する返済期限更新手段と、を備えることを特徴とするローン契約管理装置である。
本発明にかかるローン契約管理装置は、前記返済基準額には1回あたりの返済額の上限金額が設定されていて、前記返済期限決定手段は、前記上限金額を超過せず、かつ返済期限までの返済回数が整数回となる返済額を1回あたりの返済額として返済回数を演算し、前記返済期限を決定することを特徴とすることもできる。
本発明にかかるローン契約管理装置は、前記返済基準額にはローン契約時に定められた1回あたりの返済額が設定されていて、前記返済期限決定手段は、返済期限までの返済回数が整数回とならない場合には、返済回数の端数を切り上げ又は切り下げて前記返済期限を決定することを特徴とすることもできる。
本発明にかかるローン契約管理装置は、前記適用金利決定ステップにより決定された適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約に適用される適用金利と対比する適用金利対比手段と、前記適用金利対比手段において、前記適用金利決定手段により決定された適用金利が前記ローン契約に適用される適用金利に満たないことが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約において定められた返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定手段により決定された適用金利を適用して、前記返済期限まで元利均等で返済する場合の1回あたりの返済額を演算する返済額演算手段と、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算手段により演算された返済額に更新する返済額更新手段と、を備えることを特徴としてもよい。
本発明は、本発明にかかるローン契約管理プログラム、又はローン契約管理装置によって実行される、ローン契約の管理方法として特定することもできる。
本発明にかかるローン契約の管理方法は、ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約の管理方法であって、ローン契約を管理するコンピュータが、金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定ステップと、前記コンピュータが、前記ローン契約の契約条件に関する情報を記憶する契約条件記憶手段から、前記契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約において定められた1回あたりの返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、元利均等で返済する場合の1回あたりの返済額が前記返済基準額となる返済回数を演算して返済期限を決定する返済期限決定ステップと、前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約の返済期限を、前記返済期限決定ステップで決定された返済期限に更新する返済期限更新ステップと、を有することを特徴とするローン契約の管理方法である。
本発明にかかるローン契約の管理方法は、前記返済基準額には1回あたりの返済額の上限金額が設定されていて、前記返済期限決定ステップにおいて、前記コンピュータは、前記上限金額を超過せず、かつ返済期限までの返済回数が整数回となる返済額を1回あたりの返済額として返済回数を演算し、前記返済期限を決定することを特徴とすることもできる。
本発明にかかるローン契約の管理方法は、前記返済基準額にはローン契約時に定められた1回あたりの返済額が設定されていて、前記返済期限決定ステップにおいて、返済期限までの返済回数が整数回とならない場合には、前記コンピュータは、返済回数の端数を切り上げ又は切り下げて前記返済期限を決定することを特徴とすることもできる。
本発明にかかるローン契約の管理方法は、前記コンピュータが、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約に適用される適用金利と対比する適用金利対比ステップと、前記コンピュータが、前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約に適用される適用金利に満たないことが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる前記ローン契約において定められた返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済期限まで元利均等で返済する場合の1回あたりの返済額を演算する返済額演算ステップと、前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段に記憶されたローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算ステップで演算された返済額に更新する返済額更新ステップと、を有することを特徴としてもよい。
本発明によると、変動金利型のローンの適用金利が変動した際に、これによって生じる支払利息の変動を、1回あたりの返済額ではなく返済期限によって調整するので、変動金利型のローンにおける元利均等となる1回あたりの返済額が、金利の上昇局面においても増加することなく、債務者にかかる返済負担の増加を抑えることが可能になる。これによって、低金利期に実行された変動金利型の長期ローンに内在する金利上昇リスクに対応することが可能になり、債務者、債権者の双方のリスク管理に好適である。
尚、本発明によると、金利上昇時には返済回数の増加によって当初の条件よりも返済期限が後倒しとなり、返済期間が延長されることになるため、債権者が負担する与信リスクが高まる可能性が考えられるが、一般に金利上昇期には不動産等の資産価格も上昇し、住宅ローンであれば担保物件となる住宅の価格も上昇することが多いため、担保価値の上昇によって債権保全が強化されることによって、逆に債権者の負担するリスクが低下することも想定され、債権者に著しい不利益は生じにくいと考えられる。
また、金利低下時にも同様の方法により返済回数を減少させることとする場合は、一回あたりの返済額が減少することはないので、金利が低下するデフレ下において実質的な返済負担が重くなる可能性が生じるが、逆にローンの期間が短縮されることによって、債務者の精神的な重圧感が軽減されるというメリットが生じることも考えられる。
本発明にかかるローン契約管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明にかかるローン契約管理装置の顧客DBの一例を示す図である。 本発明にかかるローン契約管理装置の、第1の実施形態における契約条件DBの一例を示す図である。 金利変動に伴う一般的なローンの返済条件の更新方法の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、金利変動(金利上昇時)に伴うローンの返済条件の更新方法の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、金利変動(金利低下時)に伴うローンの返済条件の更新方法の第1の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、金利変動(金利低下時)に伴うローンの返済条件の更新方法の第2の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、金利変動に伴うローンの返済条件の更新方法の処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかるローン契約管理装置の、第2の実施形態における契約条件DBの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、金利変動(金利上昇時)に伴うローンの返済条件の更新方法の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、金利変動(金利低下時)に伴うローンの返済条件の更新方法の第1の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、金利変動(金利低下時)に伴うローンの返済条件の更新方法の第2の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、金利変動に伴うローンの返済条件の更新方法の処理フローを示すフローチャートである。 本発明にかかるローン契約管理装置により出力される返済予定表の一例を示す図である。
本発明を実施するための形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明は本発明の実施形態の一例を示したものであって、データベースの構成や項目などの具体例によって、本発明が限定的に解釈されるものではない。
図1は、本発明にかかるローン契約管理装置の構成を示している。図1において、ローン契約管理装置10は、顧客DB(データベース)11、契約条件DB(データベース)12、金利テーブル13、入力処理部14、出力処理部15、金利情報更新部16、返済条件更新部17を含んで構成されている。ローン契約管理装置10は、CPU、メインメモリ、HDD等の補助記憶装置を備え、アプリケーションプログラムによる演算処理が可能なコンピュータであればよく、その他のハードウェアの構成について特に限定されるものではない。
ローン契約管理装置10には、キーボードやマウス等の入力装置20からデータの入力が可能であり、ローン契約管理装置10による演算処理の結果は、ディスプレイやプリンタ等の出力装置30に出力される。金利テーブル13の金利情報は、ネットワークを介して接続された金利DB(データベース)40から取得したデータにより更新するよう構成してもよい。
顧客DB(データベース)11、契約条件DB(データベース)12、金利テーブル13には、コンピュータのHDD等の記憶装置の所定の記憶領域が割り当てられるが、これらの情報の記憶に用いられるハードウェアの構成は特に限定されるものではなく、ローン契約管理装置10においてアプリケーションプログラムによる演算処理を実行するコンピュータと同一のコンピュータのHDDに割り当てられるものであってもよいし、このコンピュータとは物理的に異なるデータベースサーバ等の他のコンピュータを用いることとしてもよい。
入力処理部14、出力処理部15、金利情報更新部16、返済条件更新部17の各部は、いずれも機能的に特定されるものであって、これらの機能に対応するアプリケーションプログラムがHDD等の記憶装置からメインメモリに読み出され、CPUで演算処理が実行されることによって、各々の機能が実現される。
入力処理部14は、入力装置20からのデータの入力を受け付け、顧客DB11や契約条件DB12への情報の書き込み等の処理を実行する。出力処理部15は、入力装置20からのデータの出力命令を受け付けて、顧客DB11や契約条件DB12に記憶されたデータから生成した所定の情報を出力装置30に出力する。
顧客DB11には、ローンを利用する顧客の属性情報が記憶されている。図2は、顧客DB11において顧客毎に設けられるレコードの一例を示したものであるが、各々の顧客を識別する顧客IDと、顧客の氏名、住所等の属性情報が関連付けて記憶されている。
契約条件DB12には、顧客との間で締結されたローン契約の契約条件に関する情報が記憶されている。図3は、契約条件DB12において契約毎に設けられるレコードの一例を示したものであるが、各々の契約を識別する契約IDと、ローンの元本、適用される金利、各回の返済額などの契約条件に関する情報が関連付けて記憶されている。尚、「初回適用金利」「各回返済上限」のフィールドは、後に説明する実施態様に応じて必要になる項目である。契約条件DB12は、顧客DB11と顧客IDによって紐付けられ、一人の顧客が2以上のローン契約を締結する場合には、一の顧客IDが契約条件DB12の複数のレコードに書き込まれることになる。
ここで、例えば、あるローン契約についての返済予定を確認したい場合には、入力装置20を操作して出力処理部15に返済予定表の出力命令を行うと、契約条件DB12から該当するローン契約の適用金利、最新の残高、返済期限などの情報を読み出して、これらの情報から図14の例に示したような返済予定表を生成し、出力装置30に出力する。
金利テーブル13には、ローンの基準となる金利に関する情報が記憶されていて、変動金利型のローンに適用される金利の基準となる利率も、ここに記憶されている。住宅ローン等に適用される金利では、基準となる利率に顧客の信用力等に応じて設定された優遇条件を適用して、実際に適用する利率を決定することが一般的である。金利テーブル13に記憶された金利情報は、金利情報更新部16が定期的に起動され、金利DB40から最新のデータを取得して更新されるが、金利情報の更新は入力装置20から入力されるものであってもよい。
返済条件更新部17は、本発明にかかるローン契約管理プログラムに対応する処理を実行する。返済条件更新部17は、ローン契約に適用される金利の見直しを行うタイミングで起動され、契約条件DB12に記憶された各々のローン契約の契約条件について、金利テーブル13から最新の金利情報を読み出して金利変動の有無を判断し、金利が変動している場合には適用金利を変更し、これにあわせてローンの返済期限を調整して、ローンの返済条件を更新する。
ここで、金利変動に伴う一般的なローンの返済条件の更新方法について、図4を用いて説明する。契約条件DB12には、図3に例示した契約条件に関する情報が記憶されているという前提で、例えば、ローンの実行から1年が経過した後に、基準となる利率が2.25%から2.5%に上昇し、優遇条件を反映した適用金利が1.25%から1.5%に上昇すると、返済条件は次のような方法で更新される。
適用金利が変動した場合にも、通常、ローン契約で定められた返済期限が変更されることはない。そこで、返済期限、すなわち期限までの返済回数(2033年1月31日までの265回)を固定したままで、最新の残高(28,871,726円)に変動後の金利(1.5%)を適用して、元利均等となる1回あたりの返済額を演算する。その結果、1回あたりの返済額は128,057円となるので、返済条件のうち「各回返済額」のフィールドが128,057円に書き換えられることになる。
このように、従来の返済条件の更新方法では、返済期限を固定したまま、1回あたりの返済額を変動させることによって、金利変動によって生じる支払利息の増減を調整することとしている。そのため、金利が上昇すると1回あたりの返済額が増加し、債務者の返済負担が増すという問題が生じているが、本発明ではその逆の発想に基づき、1回あたりの返済額を固定し、返済期限を変動させることによって、金利変動によって生じる支払利息の増減を調整することとしている。そのため、金利上昇時であっても1回あたりの返済額が増加することはなく、債務者の返済負担が増すことを回避することができる。また、かかる調整を行うことを契約条件に明記することによって、返済期限の延長は契約条件に基づいて行われるため、債権者が条件変更(いわゆるリスケ)として扱う必要も生じない。
金利変動によって返済条件がどのように更新されるかについて、以下に本発明の第1、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、1回あたりの返済額についてあらかじめ上限金額を設定し、金利変動時には設定された上限金額を超えないで、返済回数が整数回であり元利均等となる1回あたりの返済額を演算する。第2の実施形態では、1回あたりの返済額を当初の返済額で固定し、金利変動時には当初の返済額から元利均等となる返済回数を演算し、返済回数が整数とならない場合は端数を切り上げ又は切り下げて最終回の返済額で調整する。
まず、1回あたりの返済額の上限金額を設定した第1の実施形態について説明する。第1の実施形態の前提として、契約条件DB12には、図3に例示した契約条件に関する情報が記憶されているものとする。ここには「各回返済上限」として、1回あたりの返済額を125,000円以下に抑えることが条件として設定されており、金利が変動した場合には、1回あたりの返済額が125,000円以下であり、かつ125,000円に最も近い金額で、元利均等返済の可能な金額が新たな返済額として決定される。
具体的には、図5に例示したように、ローンの実行から1年が経過した後に、基準となる利率が2.25%から2.5%に上昇し、優遇条件を反映した適用金利が1.25%から1.5%に上昇すると、返済条件は次のような方法で更新される。
ここでは、最新の残高(28,871,726円)に変動後の金利(1.5%)を適用して、元利均等となる1回あたりの返済額を演算するが、返済回数を固定せず、1回あたりの返済額が125,000円以下であり、かつ125,000円に最も近い金額となる返済回数と返済額の組み合わせを演算する。ここでは、返済期限を2033年9月30日(返済回数は273回)とした場合に1回あたりの返済額が124,892円となり、条件に合致することになるので、返済条件のうち「各回返済額」のフィールドが124,892円に、「返済期限」が2033年9月30日に書き換えられることになる。
このように、本実施形態によると、金利が上昇したにも関わらず1回あたりの返済額は125,000円以下に抑えられ、金利上昇によって債務者の返済負担が増すことを回避している。返済期限の延長は契約条件に基づいて行われるものなので、かかる返済条件の更新が条件変更として扱われることもない。
尚、上記のような元利均等計算については、表計算のスプレッドシートなどで用いられるPMT関数によって容易に算出することができる。PMT関数では、1回あたりの返済額を、
PMT(適用金利/1年間の返済回数,返済年数×1年間の返済回数,残高)
によって求めることができるので、従来の方法であればここに適用金利(年利)、1年間の返済回数と返済年数、残高等を代入して1回あたりの返済額を求めればよいが、本実施形態では返済年数(返済年数×1年間の返済回数=返済回数の総合計)を変動させながら1回あたりの返済額のシミュレーションを行い、「各回返済上限」に定められた金額以下であり、かつこれに最も近似する金額を、1回あたりの返済額に決定する。
次に、図6に例示したように、ローンの実行から1年が経過した後に、基準となる利率が2.25%から2.0%に低下し、優遇条件を反映した適用金利が1.25%から1.0%に低下すると、返済条件は次のような方法で更新される。尚、金利低下局面においては、新たな金利を適用することで債務者の返済負担が増すわけではないので、図7に示したように、従来と同様の方法とより返済期限を固定して1回あたりの返済額を演算することとしてもよい。
図6の例でも、図5の場合と同様に、最新の残高(28,871,726円)に変動後の金利(1.0%)を適用して、元利均等となる1回あたりの返済額を演算するが、返済回数を固定せず、1回あたりの返済額が125,000円以下であり、かつ125,000円に最も近い金額となる返済回数と返済額の組み合わせを演算する。ここでは、返済期限を2032年5月31日(返済回数は247回)とした場合に1回あたりの返済額が124,847円となり、条件に合致することになるので、返済条件のうち「各回返済額」のフィールドが124,847円に、「返済期限」が2032年5月31日に書き換えられることになる。
図7の例では、金利変動によって債務者の返済負担が当初の計画より増すことがないかを確認するために、契約条件を記憶するテーブルには、当初の返済額を計算する基礎となった「初回適用金利」に関するデータを保持するフィールドを設けておく。金利変動後の適用金利がこの初回適用金利を超過しない場合は、金利変動によって債務者の返済負担が当初の計画より増すことはないと判断されるため、以下のように従来と同様の1回あたりの返済額の演算方法を適用する。
具体的には、返済期限、すなわち期限までの返済回数(2033年1月31日までの265回)を固定したままで、最新の残高(28,871,726円)に変動後の金利(1.0%)を適用して、元利均等となる1回あたりの返済額を演算する。その結果、1回あたりの返済額は121,329円となるので、返済条件のうち「各回返済額」のフィールドが121,329円に書き換えられることになる。
以上の処理をフローチャートとしてまとめたのが、図8である。図1の返済条件更新部17が起動されると、契約条件DB12に記憶された契約条件を順次読み出し、変動金利の契約か(S01)、金利の見直し月に該当するかを確認する(S02)。変動金利ではなく固定金利である場合、金利の見直し月に該当しない場合には、当該契約条件に関する処理を終了する。
次に、金利テーブル13から市場金利が反映されたローンの基準となる金利(S03)、契約条件DB12から当該契約に適用されている優遇条件(S04)をそれぞれ読み出して、当該契約に適用する金利を演算する(S05)。演算された適用金利が、契約DB12に記憶された現在の適用金利と一致しないか(S06)、一致しない場合は金利が初回金利より高くなっていないか(S07)を確認する。
金利が上昇している場合には、契約条件DB12から当該契約の最新のローン残高、1回あたりの返済の上限金額を読み出し(S08)、1回あたりの返済額が上限金額以下であり、かつ上限金額に近似する元利均等となる返済金額と返済期限を決定する(S09)。さらに、契約条件DB12の当該契約に関する情報のうち、適用金利、各回返済額、返済期限を更新して(S10)、当該契約条件に関する処理を終了する。
金利が低下している場合についてもS08〜S10と同様の処理を行ってもよいが、次の方法によることとしてもよい。契約条件DB12から当該契約の最新のローン残高、返済期限を読み出し(S11)、返済期限を固定して元利均等となる1回あたりの返済額を演算し(S12)、各回返済額に決定する。さらに、契約条件DB12の当該契約に関する情報のうち、適用金利、各回返済額を更新して(S13)、当該契約条件に関する処理を終了する。
続いて、1回あたりの返済額を固定した第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の前提として、契約条件DB12には、図9に例示した契約条件に関する情報が記憶されているものとする。「初回適用金利」と「当初返済額」のフィールドは、金利低下時には1回あたりの返済額を減額する方法を選択する場合に必要になるものである。
図10に例示したように、ローンの実行から1年が経過した後に、基準となる利率が2.25%から2.5%に上昇し、優遇条件を反映した適用金利が1.25%から1.5%に上昇すると、返済条件は次のような方法で更新される。
ここでは、最新の残高(28,871,726円)に変動後の金利(1.5%)を適用して、元利均等となる1回あたりの返済額を演算するが、返済回数を固定せず、1回あたりの返済額を当初と同じ124,735円に固定して、元利均等となる返済回数を演算する。ここでは、返済回数が整数とはならず端数が生じるものの、端数分に対応する元利金を最終回に返済するものとして、返済期限を2033年10月31日(返済回数は274回)に設定し、返済条件のうち「返済期限」が2033年10月31日に書き換えられることになる。尚、上記のように端数分を切り上げて返済回数を演算する他に、端数分を切り下げて最終回に端数分も含めて返済することとし、返済期限を2033年9月30日(返済回数は273回)に設定することとしてもよい。
このように、本実施形態によると、金利が上昇したにも関わらず1回あたりの返済額は124,735円で固定され(但し、最終回のみは端数調整で異なる金額となる)、金利上昇によって債務者の返済負担が増すことを回避している。本実施形態においても、返済期限の延長は契約条件に基づいて行われるものなので、かかる返済条件の更新が条件変更として扱われることはない。
尚、上記のような元利均等計算についても、表計算のスプレッドシートなどで用いられるPMT関数によって容易に算出することができる。前述のとおり、PMT関数では1回あたりの返済額を、
PMT(適用金利/1年間の返済回数,返済年数×1年間の返済回数,残高)
によって求めることができるので、従来の方法であればここに適用金利(年利)、1年間の返済回数と返済年数、残高等を代入して1回あたりの返済額を求めればよいが、本実施形態では解となる1回あたりの返済額を固定し、逆算することによって返済年数(返済年数×1年間の返済回数=返済回数の総合計)を決定する。
次に、図11に例示したように、ローンの実行から1年が経過した後に、基準となる利率が2.25%から2.0%に低下し、優遇条件を反映した適用金利が1.25%から1.0%に低下すると、返済条件は次のような方法で更新される。尚、金利低下局面においては、新たな金利を適用することで債務者の返済負担が増すわけではないので、図12に示したように、従来と同様の方法とより返済期限を固定して1回あたりの返済額を演算することとしてもよい。
図11の例でも、図10の場合と同様に、最新の残高(28,871,726円)に変動後の金利(1.0%)を適用して、元利均等となる1回あたりの返済額を演算するが、返済回数を固定せず、1回あたりの返済額を当初と同じ124,735円に固定して、元利均等となる返済回数を演算する。ここでは、返済回数が整数とはならず端数が生じるものの、端数分に対応する元利金を最終回に返済するものとして、返済期限を2032年6月30日(返済回数は248回)に設定し、返済条件のうち「返済期限」が2032年6月30日に書き換えられることになる。尚、上記のように端数分を切り上げて返済回数を演算する他に、端数分を切り下げて最終回に端数分も含めて返済することとし、返済期限を2032年5月31日(返済回数は247回)に設定することとしてもよい。
図12の例では、金利変動によって債務者の返済負担が当初の計画より増すことがないかを確認するために、契約条件を記憶するテーブルには、当初の返済額を計算する基礎となった「初回適用金利」に関するデータを保持するフィールドを設けておく。金利変動後の適用金利がこの初回適用金利を超過しない場合は、金利変動によって債務者の返済負担が当初の計画より増すことはないと判断されるため、以下のように従来と同様の1回あたりの返済額の演算方法を適用する。
具体的には、返済期限、すなわち期限までの返済回数(2033年1月31日までの265回)を固定したままで、最新の残高(28,871,726円)に変動後の金利(1.0%)を適用して、元利均等となる1回あたりの返済額を演算する。その結果、1回あたりの返済額は121,329円となるので、返済条件のうち「各回返済額」のフィールドが121,329円に書き換えられることになる。
尚、ここで「各回返済額」のフィールドが書き換えられると、次回以降に金利が変動した際に、返済回数を演算する基準となる当初の1回あたりの返済額が不明となり、返済回数が算出不能となってしまうおそれがある。そこで、図12の例に示したように、適用金利を記録するフィールドとは別に、当初の1回あたりの返済額を保持する「初回適用金利」のフィールドを設けておくことが好ましい。
以上の処理をフローチャートとしてまとめたのが、図13である。図1の返済条件更新部17が起動されると、契約条件DB12に記憶された契約条件を順次読み出し、変動金利の契約か(S21)、金利の見直し月に該当するかを確認する(S22)。変動金利ではなく固定金利である場合、金利の見直し月に該当しない場合には、当該契約条件に関する処理を終了する。
次に、金利テーブル13から市場金利が反映されたローンの基準となる金利(S23)、契約条件DB12から当該契約に適用されている優遇条件(S24)をそれぞれ読み出して、当該契約に適用する金利を演算する(S25)。演算された適用金利が、契約DB12に記憶された現在の適用金利と一致しないか(S26)、一致しない場合は金利が初回金利より高くなっていないか(S27)を確認する。
金利が上昇している場合には、契約条件DB12から当該契約の最新のローン残高、1回あたりの返済額(金利低下によって返済額が当初より減額されている場合は当初の返済額)を読み出し(S28)、1回あたりの返済額を固定して元利均等で返済する場合の返済期限を決定する(S29)。ここで返済回数に端数が生じれば、切り上げ又は切り下げによって最終回の返済額で調整する。さらに、契約条件DB12の当該契約に関する情報のうち、適用金利、返済期限を更新して(S30)、当該契約条件に関する処理を終了する。
金利が低下している場合についてもS28〜S30と同様の処理を行ってもよいが、次の方法によることとしてもよい。契約条件DB12から当該契約の最新のローン残高、返済期限を読み出し(S31)、返済期限を固定して元利均等となる1回あたりの返済額を演算し(S32)、各回返済額に決定する。さらに、契約条件DB12の当該契約に関する情報のうち、適用金利、各回返済額を更新して(S33)、当該契約条件に関する処理を終了する。
10 ローン契約管理装置
11 顧客DB
12 契約条件DB
13 金利テーブル
14 入力処理部
15 出力処理部
16 金利情報更新部
17 返済条件更新部
20 入力装置
30 出力装置
40 金利DB

Claims (6)

  1. ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約管理プログラムであって、ローン契約の契約条件に関する情報として、最新のローン残高、前記ローン契約に適用される適用金利及びローン契約当初に適用された初回適用金利、更新可能な値として設定されたローンの返済期限、更新可能な値として設定された1回あたりの返済額、並びに適用金利の変動時に1回あたりの返済額が一定額を超えないように固定された値として設定された1回あたりの返済基準額を少なくとも記憶する契約条件記憶手段を備えたコンピュータに、
    金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定ステップと、
    前記適用金利決定ステップで決定した適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利と対比する適用金利対比ステップと、
    前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利に満たないことが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済期限までに前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な1回あたりの返済額を演算する返済額演算ステップと、
    前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算ステップで演算された返済額に更新する返済額更新ステップと、
    前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利を超えることが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済基準額に基づいて決定された1回あたりの返済額から前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な返済回数を演算して、前記適用金利を適用することによって変動する返済期限を決定する返済期限決定ステップと、
    前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれるローンの返済期限を、前記返済期限決定ステップで決定された返済期限に更新する返済期限更新ステップと、を実行させ、
    前記契約条件記憶手段に記憶された返済基準額には、1回あたりの返済額の上限金額が設定されていて、
    前記返済期限決定ステップでは、前記上限金額を超過せず、かつ返済期限までの返済回数が整数回となる返済額を1回あたりの返済額として返済回数を演算し、前記返済期限を決定すること
    を特徴とするローン契約管理プログラム。
  2. ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約管理プログラムであって、ローン契約の契約条件に関する情報として、最新のローン残高、前記ローン契約に適用される適用金利及びローン契約当初に適用された初回適用金利、更新可能な値として設定されたローンの返済期限、更新可能な値として設定された1回あたりの返済額、並びに適用金利の変動時に1回あたりの返済額が一定額を超えないように固定された値として設定された1回あたりの返済基準額を少なくとも記憶する契約条件記憶手段を備えたコンピュータに、
    金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定ステップと、
    前記適用金利決定ステップで決定した適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利と対比する適用金利対比ステップと、
    前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利に満たないことが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済期限までに前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な1回あたりの返済額を演算する返済額演算ステップと、
    前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算ステップで演算された返済額に更新する返済額更新ステップと、
    前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利を超えることが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済基準額に基づいて決定された1回あたりの返済額から前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な返済回数を演算して、前記適用金利を適用することによって変動する返済期限を決定する返済期限決定ステップと、
    前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれるローンの返済期限を、前記返済期限決定ステップで決定された返済期限に更新する返済期限更新ステップと、を実行させ、
    前記契約条件記憶手段に記憶された返済基準額には、1回あたりの返済額が設定されていて、
    前記返済期限決定ステップでは、返済期限までの返済回数が整数回とならない場合には、返済回数の端数を切り上げ又は切り下げて前記返済期限を決定すること
    を特徴とするローン契約管理プログラム。
  3. ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約管理装置であって、
    ローン契約の契約条件に関する情報として、最新のローン残高、前記ローン契約に適用される適用金利及びローン契約当初に適用された初回適用金利、更新可能な値として設定されたローンの返済期限、更新可能な値として設定された1回あたりの返済額、並びに適用金利の変動時に1回あたりの返済額が一定額を超えないように固定された値として設定された1回あたりの返済基準額を少なくとも記憶する契約条件記憶手段と、
    金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定手段と、
    前記適用金利決定手段により決定された適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利と対比する適用金利対比手段と、
    前記適用金利対比手段において、前記適用金利決定手段により決定された適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利に満たないことが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定手段により決定された適用金利を適用して、前記返済期限までに前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な1回あたりの返済額を演算する返済額演算手段と、
    前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算手段により演算された返済額に更新する返済額更新手段と、
    前記適用金利対比手段において、前記適用金利決定手段により決定された適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利を超えることが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定手段により決定された適用金利を適用して、前記返済基準額に基づいて決定された1回あたりの返済額から前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な返済回数を演算して、前記適用金利を適用することによって変動する返済期限を決定する返済期限決定手段と、
    前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれるローンの返済期限を、前記返済期限決定手段により決定された返済期限に更新する返済期限更新手段と、を備えていて、
    前記契約条件記憶手段に記憶された返済基準額には、1回あたりの返済額の上限金額が設定されていて、
    前記返済期限決定手段は、前記上限金額を超過せず、かつ返済期限までの返済回数が整数回となる返済額を1回あたりの返済額として返済回数を演算し、前記返済期限を決定すること
    を特徴とするローン契約管理装置。
  4. ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約管理装置であって、
    ローン契約の契約条件に関する情報として、最新のローン残高、前記ローン契約に適用される適用金利及びローン契約当初に適用された初回適用金利、更新可能な値として設定されたローンの返済期限、更新可能な値として設定された1回あたりの返済額、並びに適用金利の変動時に1回あたりの返済額が一定額を超えないように固定された値として設定された1回あたりの返済基準額を少なくとも記憶する契約条件記憶手段と、
    金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定手段と、
    前記適用金利決定手段により決定された適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利と対比する適用金利対比手段と、
    前記適用金利対比手段において、前記適用金利決定手段により決定された適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利に満たないことが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定手段により決定された適用金利を適用して、前記返済期限までに前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な1回あたりの返済額を演算する返済額演算手段と、
    前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算手段により演算された返済額に更新する返済額更新手段と、
    前記適用金利対比手段において、前記適用金利決定手段により決定された適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利を超えることが確認された場合には、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定手段により決定された適用金利を適用して、前記返済基準額に基づいて決定された1回あたりの返済額から前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な返済回数を演算して、前記適用金利を適用することによって変動する返済期限を決定する返済期限決定手段と、
    前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれるローンの返済期限を、前記返済期限決定手段により決定された返済期限に更新する返済期限更新手段と、を備えていて、
    前記契約条件記憶手段に記憶された返済基準額には、1回あたりの返済額が設定されていて、
    前記返済期限決定手段は、返済期限までの返済回数が整数回とならない場合には、返済回数の端数を切り上げ又は切り下げて前記返済期限を決定すること
    を特徴とするローン契約管理装置。
  5. ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約の管理方法であって、
    ローン契約の契約条件に関する情報として、最新のローン残高、前記ローン契約に適用される適用金利及びローン契約当初に適用された初回適用金利、更新可能な値として設定されたローンの返済期限、更新可能な値として設定された1回あたりの返済額、並びに適用金利の変動時に1回あたりの返済額が一定額を超えないように固定された値として設定された1回あたりの返済基準額を少なくとも記憶する契約条件記憶手段を備えた、ローン契約を管理するコンピュータが、金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定ステップと、
    前記コンピュータが、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利と対比する適用金利対比ステップと、
    前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利に満たないことが確認された場合には、前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済期限までに前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な1回あたりの返済額を演算する返済額演算ステップと、
    前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算ステップで演算された返済額に更新する返済額更新ステップと、
    前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利を超えることが確認された場合には、前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済基準額に基づいて決定された1回あたりの返済額から前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な返済回数を演算して、前記適用金利を適用することによって変動する返済期限を決定する返済期限決定ステップと、
    前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれるローンの返済期限を、前記返済期限決定ステップで決定された返済期限に更新する返済期限更新ステップと、を有していて、
    前記契約条件記憶手段に記憶された返済基準額には、1回あたりの返済額の上限金額が設定されていて、
    前記返済期限決定ステップにおいて、前記コンピュータは、前記上限金額を超過せず、かつ返済期限までの返済回数が整数回となる返済額を1回あたりの返済額として返済回数を演算し、前記返済期限を決定すること
    を特徴とするローン契約の管理方法。
  6. ローン金利の変動に対応してローン契約に定められた返済期限を更新するためのローン契約の管理方法であって、
    ローン契約の契約条件に関する情報として、最新のローン残高、前記ローン契約に適用される適用金利及びローン契約当初に適用された初回適用金利、更新可能な値として設定されたローンの返済期限、更新可能な値として設定された1回あたりの返済額、並びに適用金利の変動時に1回あたりの返済額が一定額を超えないように固定された値として設定された1回あたりの返済基準額を少なくとも記憶する契約条件記憶手段を備えた、ローン契約を管理するコンピュータが、金利テーブルから読み出した、又は入力装置からの入力を受け付けた最新のローンの基準金利から、所定のローン契約に適用される適用金利を決定する適用金利決定ステップと、
    前記コンピュータが、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利を、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利と対比する適用金利対比ステップと、
    前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利に満たないことが確認された場合には、前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済期限と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済期限までに前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な1回あたりの返済額を演算する返済額演算ステップと、
    前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる1回あたりの返済額を、前記返済額演算ステップで演算された返済額に更新する返済額更新ステップと、
    前記適用金利対比ステップにおいて、前記適用金利決定ステップで決定した適用金利が前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる初回適用金利を超えることが確認された場合には、前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段から、前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれる返済基準額と最新のローン残高を読み出し、前記ローン残高に前記適用金利決定ステップで決定された適用金利を適用して、前記返済基準額に基づいて決定された1回あたりの返済額から前記最新のローン残高を元利均等で返済するために必要な返済回数を演算して、前記適用金利を適用することによって変動する返済期限を決定する返済期限決定ステップと、
    前記コンピュータが、前記契約条件記憶手段に記憶された前記ローン契約の契約条件に関する情報に含まれるローンの返済期限を、前記返済期限決定ステップで決定された返済期限に更新する返済期限更新ステップと、を有していて、
    前記契約条件記憶手段に記憶された返済基準額には、1回あたりの返済額が設定されていて、
    前記返済期限決定ステップにおいて、前記コンピュータは、返済期限までの返済回数が整数回とならない場合には、返済回数の端数を切り上げ又は切り下げて前記返済期限を決定すること
    を特徴とするローン契約の管理方法。
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