JP5061587B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は半導体集積回路に関し、特に回路の特性を保持するための半導体集積回路に関する。
近年、LSI(Large Scale Integration circuit)には、SOC(System On Chip)化の要求により、A/D変換器、D/A変換器、増幅器等多様なアナログ回路が多数搭載される傾向にある。
図26は、従来のLSIの一例を示す図である。
図26に示すLSI90は、DDR2 SDRAM(Double Data Rate 2 Synchronous DRAM)である。
LSI90は、ロジック部91に設けられたアナログ回路92〜96を有している。各アナログ回路92は、それぞれBGR(バンドギャップリファレンス)を有している。アナログ回路93はバイアス生成部を有している。アナログ回路94はマージン調整回路を有している。アナログ回路95は定電流源を有している。アナログ回路96は信号の反射を低減するための終端抵抗を備えるODT(On Die Termination)と、LSI90内部の出力ドライバのインピーダンス値を調整するプルアップ抵抗およびプルダウン抵抗を備えるOCD(Off Chip Driver calibration)とを有している。
このようなアナログ回路92〜96は、それぞれ製造ばらつきや温度変化等による素子の特性変動への影響が大きいため、例えば温度等を計測するセンサや特性変動の影響をキャンセルするための補正機能を回路個別に有している。しかし、回路の総面積や総消費電力に比較して補正機能が占める面積や消費電力の割合が大きいという問題がある。
図27は、従来のD/A変換器を示す図である。
D/A変換器(アナログ回路)97は、バイアス電圧を発生するバイアス発生部971と、変換用のデジタルデータ入力受付部972と、デジタルデータを変換してアナログデータを出力するアナログデータ出力部973とを有している。
ここで、バイアス発生部971は、回路規模が巨大で回路全体に占める比率が大きく、また、アナログデータ出力部973は、ばらつき補償のためバイアスを絞らざるを得ないので、トランジスタが巨大になってしまい、いずれも回路が巨大化するという問題がある。
図28は、従来のアクティブフィルタを示す図である。
電圧VINに対し電圧VOUTを出力するアクティブフィルタ98は、サンプリングノイズ除去のための折り返し防止部981と、フィルタ回路982と、フィルタ回路982内のオペアンプOP90のスイッチング平滑化のための平滑化回路983とを有している。
アクティブフィルタ98の時定数Teffは、スイッチ(トランスファゲート)Sw91〜Sw94のサンプリング周期をTsとすると下式(1)で表される。
Teff=Ts×(Ci/Cs)・・・(1)
ここでキャパシタCi、Csは、同種の素子であり、Ci/Csで、キャパシタの素子ばらつきや温度特性をキャンセルしている。
ここで、アナログ回路を構成する素子ばらつきを1つの回路で検出する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−86900号公報
しかしながら、アナログ回路92〜96のように、異なるアナログ回路間では目標とする特性も異なり、製造ばらつきや温度による影響をキャンセルする仕組みも異なるため、アナログ回路92〜96同士のセンサや補正機能での測定結果を共有することができない。
更に各アナログ回路92のように、同種のアナログ回路間であっても、例えばBGR回路から生じたバイアス電圧を他の各アナログ回路に供給するようにした場合、バイアス電圧転送線がチップ上に発生するノイズの影響を受け、特性が急激に悪化する可能性がある。このため、バイアス回路から離れた距離に存在するアナログ回路ほど、誤差の大きいバイアス電圧が供給されることになり、やはり測定結果を共有することができない。
例えば図28に示すアクティブフィルタ98では、折り返し防止部981は、回路規模が巨大で、電圧VINを直接取り込むため、同種のフィルタでさえ、共有化することができない。また、平滑化回路983は、やはり回路規模が巨大で、電圧VOUTに直接接続されているため、同種のフィルタでさえ共有化することができない。
このように、同種、異種にかかわらず、これらのアナログ回路を数多く搭載するLSIでは、チップ占有面積や消費電力が増大するという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、小型化および消費電力の低減を図ることができる半導体集積回路を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、制御対象となる複数のアナログ回路の素子特性の変化に応じて前記アナログ回路の補正を行う半導体集積回路において、複数の素子の特性を補正するデジタルのモニタデータを出力する制御部と、複数のアナログ回路と、前記モニタデータの中から前記アナログ回路に用いられている素子に関する前記モニタデータのみを受信する受信部と、受信した前記モニタデータに基づいて、前記アナログ回路の前記素子の特性を補正する特性補正部とを有し、前記制御部と前記複数のアナログ回路とが別個に設けられていることを特徴とする半導体集積回路が提供される。
このような半導体集積回路によれば、制御部により、複数の素子の特性を補正するモニタデータが出力される。制御部と別個に設けられたアナログ回路の受信部により、モニタデータの中から、アナログ回路に用いられているモニタデータのみが受信される。特性補正部により、受信されたモニタデータに基づいて、アナログデータを出力するアナログ回路の素子の特性が補正される。
本発明によれば、データをデジタル化して送受信するため、ノイズの影響を受けにくく、素子特性を補正することにより、アナログ回路の回路特性をより正確に補正することができる。
また、制御部を別個に設け、各アナログ回路に送信するデータを共通化したので、各アナログ回路の小型化および消費電力の低減を図ることができる。よって、半導体集積回路全体の小型化および消費電力の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施の形態の半導体集積回路を示す平面図である。
図1に示す半導体集積回路1は、半導体集積回路1の各種機能を構成する複数のアナログ回路(補正対象回路)2、2、・・・と、各アナログ回路2が備える素子(本実施の形態ではトランジスタ、抵抗、キャパシタ)の製造ばらつきや温度変化等による現在の素子特性の情報を持たせるためのモニタデータを供給する1つの制御部3とを有している。
隣接する制御部3と各アナログ回路2間および隣接する各アナログ回路2間は、それぞれ通信線4によって接続されている。
各アナログ回路2は、それぞれモニタデータ受信部21と、切換判定部22と、素子切換部23とを有している。
モニタデータ受信部21は、制御部3から送信されるモニタデータを受信する。
切換判定部22は、受信したモニタデータから現在の製造ばらつきと温度を判断して、回路特性を維持するための素子切換部23の組み合わせを判定し、素子切換部23に指示を行う。
素子切換部23は、アナログ回路2の出力値(アナログデータ)を決定する素子の実質的な有効/無効を切り換えるスイッチを備えており、切換判定部22の指示通りにスイッチ切換を行う。これにより、素子の特性変化に応じて変化するアナログデータの出力値を補正する。
制御部3は、半導体集積回路1の素子の製造ばらつきと温度のモニタリングを一手に引き受ける。この制御部3は、モニタ結果をデジタルデータ化するモニタデータを生成するモニタデータ生成部31と素子の補正が必要となるアナログ回路2へモニタデータを送信するモニタデータ送信部32とを有している。なお、本実施の形態では、一例として全てのアナログ回路2が補正を必要とするものとして説明する。
図2は、制御部の構成を示す図である。
モニタデータ生成部31は、温度センサ部33と素子プロセスセンサ部34とを有しており、モニタデータ送信部32は、モニタデータ送信同期化部35を有している。
温度センサ部33は、半導体集積回路1の温度を測定し、測定結果の温度情報を出力する。
図3は、温度センサ部の構成の一例を示す図である。
温度センサ部33は、Bias電圧および基準電位VBGを生成するBGR(バンドギャップリファレンス)部33aと、温度判定部33bとを有している。
温度判定部33bは、トランジスタTr10と抵抗R1とで構成されBias電圧に応じた被測定電位Mを出力するためのエミッタ接地増幅回路と、非反転入力端子に基準電位VBGが入力されボルテージフォロワを構成するオペアンプOP1と、オペアンプOP1の出力端子にこの順番に直列に接続された分圧抵抗R2、R3、R4、R5と、コンパレータCMP1、CMP2、CMP3とを有している。
分圧抵抗R5の他端側はGNDに接続されている。
コンパレータCMP1、CMP2、CMP3の各非反転入力端子には、それぞれ被測定電位Mが入力される。
コンパレータCMP1の反転入力端子には、分圧抵抗R2、R3間の基準電位Aが入力される。コンパレータCMP2の反転入力端子には、分圧抵抗R3、R4間の基準電位Bが入力される。コンパレータCMP3の反転入力端子には、分圧抵抗R4、R5間の基準電位Cが入力される。このような構成により、基準電位A>基準電位B>基準電位CとなるためコンパレータCMP1、CMP2、CMP3の順番に高い基準電位が入力される。そして、コンパレータCMP1、CMP2、CMP3の各出力値a、b、c(0or1)の組み合わせが温度信号pre_Tempとして出力される。
図4は、温度センサ部の動作を示す図である。
図4に示すように、被測定電位Mが基準電位C未満の領域を低温域と規定する。被測定電位Mが基準電位C以上基準電位B未満の領域を常温域と規定する。そして、被測定電位Mが基準電位B以上基準電位A以下の場合の領域を高温域と規定する。そして、被測定電位Mが基準電位A以上の場合の領域を超高温域と規定する。この温域設定は、分圧抵抗R2、R3、R4、R5の各抵抗値を変えることにより、任意に設定することができる。
図5は、温度信号の出力値を示す図である。例えば低温域の場合は、温度信号pre_Tempとして「000」が出力される。
再び図2に戻って説明する。
素子プロセスセンサ部34は、測定制御部34aと、トランジスタの素子特性を検知するトランジスタ・センサ部34bと、抵抗の素子特性を検知する抵抗センサ部34cと、キャパシタの素子特性を検知する容量センサ部34dとを有している。
測定制御部34aは、温度センサ部33からの温度信号pre_Tempと、半導体集積回路1の図示しないCPU(Central Processing Unit)からのモニタ測定サンプリング時間を得るためおよびモニタデータ送受信の同期を取るための基準となるCLK(クロック)と、センサ動作時期を指定するためのTest信号とを受け取りトランジスタ・センサ部34bのモニタデータ測定期間(後述)を規定する測定信号M_Trと、抵抗センサ部34cのモニタデータ測定期間を規定する測定信号M_Resと、容量センサ部34dのモニタデータ測定期間を規定する測定信号M_Capと、データ送受信のタイミングを司るデータ送信信号sendとを生成し、出力する。
トランジスタ・センサ部34bと抵抗センサ部34cと容量センサ部34dとは、それぞれ各素子の製造ばらつきに応じた特性を検出するものであり、それぞれ温度情報に基づく温度変化等を検出して、常に現在の素子の特性情報を保つセンサ信号pre_Tr、pre_Res、pre_Capを生成し、モニタデータ送信同期化部35に出力する。
次に、トランジスタ・センサ部34bと抵抗センサ部34cと容量センサ部34dとの回路構成について説明する。
図6は、トランジスタ・センサ部と抵抗センサ部と容量センサ部の各構成を示す図である。
トランジスタ・センサ部34bは、入力側から出力側に向かってNANDゲート51と、複数(図6では4つ)のインバータ52、53、54、55と、3ビット(nビット)のカウンタ56とをこの順番に有している。
NANDゲート51の2つの入力端子には、それぞれ測定信号M_Trとインバータ55の出力値とが入力される。
カウンタ56の入力には、インバータ55の出力値が入力され、リセット&ホールド端子には、測定信号M_Trが入力される。
トランジスタ・センサ部34bは、M_Tr=Hのとき、インバータ52、53、54、55が発振器として動作し、カウンタ56は、その発振数をカウントする。そして、M_Tr=Lのとき発信動作が停止し、カウンタ56のカウンタ値がリセットされる。そして、この3ビットのカウンタ値が、センサ信号pre_Trとして出力されるとともにカウンタ56にホールドされる。
ここで、トランジスタで構成されているインバータの駆動力が大きいほど、カウンタが速くカウントアップするため、カウンタ56のカウンタ値は多くなる。
抵抗センサ部34cは、トランジスタ・センサ部34bの構成に加えてNANDゲート61とインバータ62との間およびインバータ62、63、64、65間にそれぞれ抵抗R61、R62、R63、R64を有している。抵抗R61、R62、R63、R64は、それぞれ同一の素子特性を有している。
抵抗センサ部34cの動作は、トランジスタ・センサ部34bと同様であるため、その説明を省略する。この抵抗センサ部34cのカウンタ66のカウンタ値がセンサ信号pre_Resとして出力される。
容量センサ部34dは、トランジスタ・センサ部34bの構成に加えてNANDゲート71とインバータ72との間およびインバータ72、73、74、75間にそれぞれ他端側がグランドに接続されたキャパシタC71、C72、C73、C74を有している。キャパシタC71、C72、C73、C74は、それぞれ同一の素子特性を有している。
容量センサ部34dの動作は、トランジスタ・センサ部34bと同様であるため、その説明を省略する。この容量センサ部34dのカウンタ76のカウンタ値がセンサ信号pre_Capとして出力される。
次に、モニタデータ送信同期化部35の構成について説明する。
図7は、モニタデータ送信同期化部の構成を示す図である。
モニタデータ送信同期化部35は、温度信号pre_Tempを入力するフリップフロップFF1と、センサ信号pre_Trを入力するフリップフロップFF2と、センサ信号pre_Resを入力するフリップフロップFF3と、センサ信号pre_Capを入力するフリップフロップFF4と、AND回路で構成されるゲーテッドクロックバッファ351とを有している。
ゲーテッドクロックバッファ351の2つの入力端子には、それぞれクロック信号CLKとデータ送信信号sendとが入力される。ゲーテッドクロックバッファ351はデータ送信信号sendが入力された状態でクロック信号CLKが入力されるとフリップフロップFF1、FF2、FF3、FF4にそれぞれクロック信号send_clkを出力(供給)する。
フリップフロップFF1は、温度信号pre_Tempが入力されるとその信号を保持し、クロック信号send_clkが入力されると保持されている信号を温度信号Tempとして出力する。同様に、フリップフロップFF2は、センサ信号pre_Trが入力されるとその信号を保持し、クロック信号send_clkが入力されると保持されている信号をセンサ信号Trとして出力する。フリップフロップFF3は、センサ信号pre_Resが入力されるとその信号を保持し、クロック信号send_clkが入力されると保持されている信号をセンサ信号Resとして出力する。フリップフロップFF4は、センサ信号pre_Capが入力されるとその信号を保持し、クロック信号send_clkが入力されると保持されている信号をセンサ信号Capとして出力する。
このように、モニタデータ送信同期化部35は、温度信号Tempと、センサ信号Tr、Res、Capとをモニタデータとして各アナログ回路2に出力する。
次に、制御部3のモニタデータ送信動作について説明する。
各素子の製造ばらつきの要因には時間によって変化する(例えば、電位や温度の時間変化による)ものと変化しないものとが存在する。このため素子プロセスセンサ部34は、これらに対応した動作を行う。
図8は、時間によって変化しない要因における素子の製造ばらつきを検出する場合の制御部の動作波形を示す図である。
この場合は、例えば半導体集積回路1の起動時に一度ばらつきを検出する。具体的には図8に示すように、半導体集積回路1の起動時にCPUから出力されるパワー・オン・リセット信号によってTest信号がLoからHiに変化する(時間T1)。これにより、測定制御部34aによって次のクロックの立ち上がりタイミング(時間T2)に応じて測定信号M_Tr、M_Res、M_Capの測定が開始される。そしてTest信号がHiからLoに変化すると、次のクロックの立ち上がりタイミング(時間T3)に応じて測定信号M_Tr、M_Res、M_Capの測定を終了する。また測定終了とともにデータ送信信号sendがHiに変化する(イネーブル出力される)。
その後、素子プロセスセンサ部34により、それぞれセンサ信号pre_Tr、pre_Res、pre_Capがモニタデータ送信同期化部35に出力され、モニタデータ送信同期化部35で保持される(時間T4〜)。その後、データ送信信号sendがHiになった後の最初のクロックの立ち上がりのタイミング(時間T5)に応じてモニタデータ送信同期化部35により温度信号Tempおよびセンサ信号Tr、Res、Capがモニタデータとして一斉に出力(送信)される。
このように、時間によって変化しない素子の製造ばらつきを測定する場合は、定期的にTest信号を動作させることによって、モニタデータを出力する。
次に、時間によって変化する素子の製造ばらつきの要因の一例として温度を例にとって説明する。
図9は、時間によって変化する要因における素子の製造ばらつきを検出する場合の制御部の動作波形を示す図である。なお、図9は、図8の一部を省略して図示している。
温度によって変化する素子の製造ばらつきを測定する場合は、測定制御部34aにより、クロックの立ち上がりのタイミング毎に温度センサ部33からの温度信号pre_Tempの値の変化(状態変化)の有無が判断される。そして、温度信号の値の変化を検出したとき(時間T6)に、測定信号M_Tr、M_Resの測定が開始される。このとき、キャパシタは温度によって特性変化が少ない素子であるため、容量センサ部34dは、測定信号M_Capに関しては予め測定対象外とする。そして、次のクロックの立ち上がりタイミング(時間T7)に応じて測定信号の測定を終了する。温度は時間的に変化していくパラメータであるので常時測定する。
次に、通信線4について詳しく説明する。
図10は、通信線の詳細を示す図である。
通信線4は、モニタデータのビット数に応じて設けられた12本のモニタデータ送受信配線41とクロックCLKを供給するクロック供給線42とデータ送信信号sendを供給するデータ送信信号供給線43とを備えている。
各アナログ回路2は、それぞれモニタデータ送受信配線41を介して制御部3とパラレル接続されている。また、各アナログ回路2は、回路の種類、用途、機能に応じて必要なセンサ信号のみを受信するように接続されている。
次に、アナログ回路2の構成について詳しく説明する。
図11は、モニタデータ受信部の構成を示す図である。
モニタデータ受信部21は、温度信号Tempが入力されるフリップフロップFF11と、センサ信号Trが入力されるフリップフロップFF12と、センサ信号Resが入力されるフリップフロップFF13と、センサ信号Capが入力されるフリップフロップFF14と、AND回路で構成されるゲーテッドクロックバッファ211と、ゲーテッドクロックバッファ211の入力側に設けられたフリップフロップFF15とを有している。
フリップフロップFF15は、その出力側がゲーテッドクロックバッファ211の一方の入力端子に接続されており、データ送信信号sendが入力された状態でクロック信号CLKが入力されるとデータ受信信号receiveを出力する。
ゲーテッドクロックバッファ211は、データ受信信号receiveが入力された状態でクロック信号CLKが入力されると、フリップフロップFF11、FF12、FF13、FF14にそれぞれクロック信号receive_clkを出力する。
フリップフロップFF11は、温度信号Tempが入力されるとその信号を保持し、クロック信号receive_clkが入力されると保持されている信号を切換判定部22に出力する。同様に、フリップフロップFF12は、センサ信号Trが入力されるとその信号を保持し、クロック信号receive_clkが入力されると保持されている信号を切換判定部22に出力する。フリップフロップFF13は、センサ信号Resが入力されるとその信号を保持し、クロック信号receive_clkが入力されると保持されている信号を切換判定部22に出力する。フリップフロップFF14は、センサ信号Capが入力されるとその信号を保持し、クロック信号send_clkが入力されると保持されている信号を切換判定部22に出力する。
次に、モニタデータの送受信タイミングについて説明する。
図12は、モニタデータの送受信動作を示すタイミングチャートである。なお図12中「pre_*」は、温度信号pre_Temp、センサ信号pre_Tr、センサ信号pre_Resおよびセンサ信号pre_Capを示している。また「monitor」は、モニタデータを示している。
前述したように、ゲーテッドクロックバッファ351にデータ送信信号sendが入力されると、クロック信号send_clkが出力される(時間Ta1)。それとともに温度信号pre_Tempとセンサ信号pre_Trと、センサ信号pre_Resと、センサ信号pre_Capとがモニタデータとして各アナログ回路2に送信される(時間Ta1)。
一方、アナログ回路2側では、フリップフロップFF15により、時間Ta1から所定時間遅延してデータ受信信号receiveが出力される(時間Ta2)。そして、次のクロックの立ち上がりのタイミングでクロック信号receive_clkが出力される(時間Ta3)。
このように、データ送信信号sendがイネーブル出力されると、モニタデータ送信同期化部35およびモニタデータ受信部21が一斉に動作して、更新されたモニタデータの送受信を行う。より詳しくは、モニタデータ送信同期化部35において、ゲーテッドクロックバッファ351を用いてデータ送信信号sendとクロックCLKのANDのタイミングでモニタデータを生成するようにしたので、無駄なモニタリングを行うことがない。よって消費電力を低減することができる。また、データ送信信号sendとクロックCLKとをモニタデータ受信部21にも供給し、モニタデータ受信部21において、フリップフロップFF15を用いてゲーテッドクロックバッファ211に所定時間遅延させたデータ受信信号receiveを出力し、ゲーテッドクロックバッファ211がクロック信号send_clkに対し、所定時間遅延したクロック信号receive_clkを出力するようにしたので、モニタデータの送受信を効率よく行うことができる。
また、データ送信信号sendはモニタ結果の更新時にのみイネーブル出力されるため、モニタ結果維持のフェーズではむやみにモニタデータ送信同期化部35およびモニタデータ受信部21を動作させないようにする。これにより、無駄なクロック充放電を抑制することができる。
次に、アナログ回路2についてD/A変換器とアクティブフィルタを例にとって説明する。
図13は、D/A変換器を示す回路図である。
D/A変換器2aは、モニタデータ受信部21を構成するTrデータ受信部21a、温度データ受信部21bおよび抵抗データ受信部21cと、切換判定部22を構成するTr素子切換判定部22aおよび抵抗素子切換判定部22bと、入力されるD/A変換対象のデジタルデータからアナログデータを作成するアナログデータ出力部23aとを有している。D/A変換器2aには6ビットのデジタルデータが入力される。
Trデータ受信部21aと温度データ受信部21bと抵抗データ受信部21cとは、それぞれモニタデータのうち自己に必要な信号を取り込み(例えばTrデータ受信部21aはセンサ信号Trを取り込み)、切換判定部22の対応する部位(例えばTrデータ受信部21aはTr素子切換判定部22a)にその信号を送る。
Tr素子切換判定部22aは、受け取った信号の値と、D/A変換対象のデジタルデータとに基づいて(例えば各デジタル値のANDをとることによって)アナログデータ出力部23aが備えるトランジスタの切換パターン(デジタル値のビット)を決定する。このように、Tr素子切換判定部22aがデジタルモニタデータ受信部を兼ねている。これにより、D/A変換器2aの小型化を図ることができる。
抵抗素子切換判定部22bは、受け取った信号の値に基づいてアナログデータ出力部23aが備える抵抗の切換パターンを決定する。
アナログデータ出力部23aは、それぞれ複数のトランジスタを備え、Tr素子切換判定部22aにより決定された切換パターンによってこれらのトランジスタのon/offを切り換える素子切換部231〜236と、複数の抵抗を備え、抵抗素子切換判定部22bからの切換パターンによってこれらの抵抗を切り換えるスイッチを備える素子切換部237とを有している。
素子切換部231〜236は、それぞれデジタルデータの各ビットのデジタル値をアナログ値に変換するために設けられており、素子切換部231がデジタルデータの最上位のビット(6ビット目)に対応しており、以下順番に下位のビットに対応している。そして、素子切換部236がデジタルデータの最下位のビット(1ビット目)に対応している。
図14は、切換判定部と素子切換部の切換対象となる各素子との関係を示す図である。
素子切換部231は、上記デジタルデータの最上位のビットに所望のデータ値が入ってきた場合にデフォルトでOn状態になるトランジスタTr1と、Tr素子切換判定部22aの切換パターンに応じてOn/Offし、アナログ出力値を調整する3つのトランジスタTr2、Tr3およびTr4を備えている。ここで、トランジスタTr4は、トランジスタTr2の4倍(トランジスタTr3の2倍)の駆動力を有している。
なお、素子切換部232〜236は、素子切換部231と同様の構成をなしているためその説明を省略する。
素子切換部237は、一端側がGNDに接続され、抵抗素子切換判定部22bの切換対象とならないデフォルト抵抗R11と、デフォルト抵抗R11にこの順番に直列接続された3つの負荷抵抗R12、R13、R14と、負荷抵抗R12、R13、R14に対応してそれぞれ設けられ、抵抗素子切換判定部22bの切換パターンに応じてOn/OffするスイッチSw1、Sw2、Sw3とを備えている。デフォルト抵抗R11および負荷抵抗R12、R13、R14の素子特性は、それぞれ抵抗センサ部34cの抵抗R61〜R64と同様の素子特性を備えている。R14の他端側は、トランジスタTr1〜Tr4の各エミッタに接続されている。スイッチSw1〜Sw3がそれぞれOn/Offすることにより、素子切換部237の抵抗値が変化する。
次に、Tr素子切換判定部22aおよび抵抗素子切換判定部22bの判定動作について説明する。
Tr素子切換判定部22aおよび抵抗素子切換判定部22bは、温度信号Tempに応じてそれぞれ予め用意された変換テーブルに基づいて判定をする。この変換テーブルは、素子切換部231〜237に対してそれぞれ設けられる。
以下、素子切換部231を例にとって説明する。
図15は、変換テーブルを示す図である。
変換テーブル238は、常温域の場合に使用するテーブルである。
変換テーブル238には、受信データ、D5、default、x4、x2およびx1の欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
受信データの欄には、さらにTemp、Trの欄が設けられている。
Tempの欄には、温度信号Tempの3ビットの値が設定される。なお、「XXX」は、素子切換判定部22aにおいて受信データが無視される場合を示している。
Trの欄には、センサ信号Trの3ビットの値が設定される。
D5の欄には、デジタルデータの6ビット目の値が設定される。図15では、6ビット目の値が「0」の場合は、温度信号Temp、センサ信号Trの情報にかかわらずトランジスタTr1、Tr2、Tr3、Tr4はいずれもOffが設定され、スイッチングを行わないよう設定されている。
defaultの欄は、デジタルデータを受信していない場合には「Off」が設定され、デジタルデータを受信した場合には「On」が設定されている。
x4、x2、x1の欄は、それぞれ受信したセンサ信号Trの3ビット目、2ビット目、1ビット目に対応して素子切換部231の駆動力を変更するようにトランジスタのスイッチングパターンが設定される。
ここで、変換テーブル238では、センサ信号Trの3ビットの値が大きいほど、トランジスタ素子の駆動力が大きくなっていることを示しているため、Onするトランジスタの駆動力を小さくするようにスイッチングパターンを設定している。それにより、素子切換部231としての全体のトランジスタの駆動力を一定にしている。逆に、センサ信号Trの3ビットの値が小さいほど、トランジスタ素子の駆動力が小さくなっていることを示しているため、Onするトランジスタの駆動力を大きくするようにスイッチングパターンを設定している。
Tr素子切換判定部22aは、この変換テーブル238に基づいて、トランジスタTr1〜Tr4のスイッチングを指示する。具体的には、変換テーブル238のx4の欄の設定に応じてトランジスタTr4をOn/Offし、x2の欄の設定に応じてトランジスタTr3をOn/Offし、x1の欄の設定に応じてトランジスタTr2をOn/Offする。
このようにすることで、ばらつき情報を外から得られるようになるため、バイアスは必要なくなる。そのため、従来に比べ、トランジスタサイズを非常に小さくすることができ、結果として、アナログデータ出力部23aを非常に小さくすることができる。
次に、他の温域の変換テーブルについて説明する。
図16は、他の温域での変換テーブルを示す図であり、図16(a)は、低温域での変換テーブルを示す図であり、図16(b)は、高温域での変換テーブルを示す図であり、図16(c)は、超高温域での変換テーブルを示す図である。
低温域の場合、常温域に比べてセンサ信号Trの3ビットの値に、実際のトランジスタ素子の駆動力の情報よりも大きな値がでてしまうため、これを補うように、センサ信号Trの上位2ビットの値が「0」の場合、最下位ビットの値にかかわらずトランジスタTr2〜Tr4をOnし、かつ、センサ信号Trの値が最大「111」の場合でもトランジスタTr2をOnするよう変換テーブル238aを設定する。
高温域の場合、常温域に比べてセンサ信号Trの3ビットの値に、実際のトランジスタ素子の駆動力の情報よりも小さな値がでてしまうため、これを補うように、センサ信号Trの上位2ビットの値が「1」の場合、最下位ビットの値にかかわらずトランジスタTr2〜Tr4をOffし、かつ、センサ信号Trの値が最小「000」の場合でもトランジスタTr2をOffするよう変換テーブル238bを設定する。
超高温域の場合、素子破壊の危険があり、装置の信頼性を確保するため、受信されるデジタルデータD5、センサ信号Trの値にかかわらず、全てのトランジスタTr1〜Tr4をOffするよう変換テーブル238cを設定する。
これらのテーブルを温度に応じて使い分けることで、温度変化に対しても正確な補正を行うことができる。
次にアクティブフィルタについて説明する。なお、D/A変換器2aと同様の機能を備える部分については同じ符号を付す。
図17は、アクティブフィルタの回路構成を示す図である。
アクティブフィルタ2bのモニタデータ受信部21は、温度信号Tempを受信する温度データ受信部21dとセンサ信号Resを受信する抵抗データ受信部21eとセンサ信号Capを受信する容量データ受信部21fとを有している。
アクティブフィルタ2bの切換判定部22は、アナログデータ出力部23bの容量素子(後述)を切り換える容量素子切換判定部22cと抵抗素子を切り換える抵抗素子切換判定部22dとを有している。
アナログデータ出力部23bは、積分器を構成するオペアンプOP2と素子切換部239と素子切換部240とを有している。このアナログデータ出力部23bは、電圧VINにローパスフィルタを施し電圧VOUTを出力する。
図18は、アクティブフィルタの素子切換部の詳細を示す図である。
素子切換部239は、容量素子切換判定部22cの切換対象とならないキャパシタCi1と、キャパシタCi1に並列接続された3つのキャパシタCi2、Ci3、Ci4と、キャパシタCi2、Ci3、Ci4に対応してそれぞれ設けられ、容量素子切換判定部22cの切換パターンに応じてOn/Offし、素子切換部239の容量値を調整する3つのスイッチSw11、Sw12、Sw13とを備えている。キャパシタCi1〜Ci4は、それぞれ容量センサ部34dのキャパシタC71〜C74と同様の素子特性を備えている。
容量素子切換判定部22cには、変換テーブル238と同様の構成をなす変換テーブルが設けられており、容量素子切換判定部22cは、この変換テーブルに基づいて、Tr素子切換判定部22aと同様にスイッチSw11〜Sw13のスイッチングパターンを指示する。
素子切換部240は、一端側がオペアンプOP2の反転入力端子に接続され、抵抗素子切換判定部22dの切換対象とならないデフォルト抵抗R21と、デフォルト抵抗R21にこの順番に直列接続された3つの負荷抵抗R22、R23、R24と、負荷抵抗R22、R23、R24に対応してそれぞれ設けられ、抵抗素子切換判定部22dの切換パターンに応じてOn/OffするスイッチSw21、Sw22、Sw23とを備えている。負荷抵抗R24の他端側には、電圧VINが印加される。スイッチSw21〜Sw23がそれぞれOn/Offすることにより、素子切換部240の抵抗値が変化する。
ここでフィルタの時定数Teffは、素子切換部239の出力値をCi、素子切換部240の出力値をRiとしたとき次式(2)で求められる。
Teff=Ri×Ci・・・(2)
ここでRiとCiとの素子ばらつきおよび温度特性に関連性がないため、通常なら特性の悪化が増幅されるが、モニタデータに基づいてスイッチを切り換えることにより、特性維持することができる。
また、モニタデータが外部から得られるため、異種の素子(負荷抵抗R21〜R24とキャパシタCi1〜Ci4)を使用できる。それによって、この例ではサンプリングの必要性を無くし、不必要になったノイズ除去の仕組みを省略することができる。
以上説明したように、半導体集積回路1によれば、制御部3が大量のモニタデータをデジタルデータ化し、転送するようにしたため、従来に比べノイズの影響によりデータ誤差が生じにくく、制御部3から複数のアナログ回路2に正確な測定結果を供給することができる。よって、各アナログ回路2の素子特性の変動に対する補正を一手に行うことができる。
これにより、製造ばらつきや温度変化を補正する仕組みを各アナログ回路2に個別に挿入する必要がなく、回路面積の小さい簡易な構成の素子切換部を設置するだけでよいので、各アナログ回路2の小型化、消費電力の低減を図ることができる。
アナログ回路の種類によっては、補正部だけで90%以上の面積を占めるものも存在する。また、補正の仕組みが消費していた電力が、回路全体の50%を超えるものも存在する。アナログ回路を数多く搭載するLSIやアナログ回路に占める補正部の割合が大きいものに対して本発明を適用する効果は大きい。
また、制御部3と各アナログ回路2間とをパラレル接続し、モニタデータ送信同期化部35が、モニタデータをパラレル出力するようにして、このモニタデータを受け渡すようにしたので、モニタデータ更新時に一斉かつ高速にモニタデータを送信することができる。
また、本実施の形態では、補正対象の素子としてトランジスタと抵抗と容量とを用いた例について説明したが、本発明に適用することができる素子はこれに限定されず、例えばダイオード、バイポーラ、インダクタ等にも適用することができる。
また、本実施の形態ではアナログ回路2としてD/A変換器およびアクティブフィルタを例示したが本発明に適用することができる他のアナログ回路として例えばA/D変換回路のS/H(サンプル&ホールド)回路、電流源等が挙げられる。
次に、第2の実施の形態の半導体集積回路について説明する。
以下、第2の実施の形態の半導体集積回路について、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2の実施の形態の半導体集積回路は、各アナログ回路と制御部との通信方法が第1の実施の形態と異なっている。
図19は、第2の実施の形態の半導体集積回路の各アナログ回路と制御部との接続を示す図である。
第2の実施の形態の半導体集積回路1aは、各アナログ回路20と制御部30とが通信線40によってループ状に接続されている。
第2の実施の形態の通信線40は、モニタデータを転送するデータバス44と通知信号(後述)を転送する通知信号線45とを有している。
データバス44はシリアルバスであり、モニタデータのシリアル転送路を構成している。
通知信号線45は、規定された通信プロトコルを用いて、各アナログ回路20のモニタデータ受信部にモニタデータを認識させるための通知信号バスである。通信プロトコルを規定しておくことで、各アナログ回路20のモニタデータ受信部にてデータの誤認識を防止することができる。
また、半導体集積回路1aは、通信方法の変更に伴う各アナログ回路20のモニタデータ受信部の構成および制御部30のモニタデータ送信同期化部の構成が第1の実施の形態と異なっている。
図20は、第2の実施の形態のモニタデータ送信同期化部の回路構成を示す図である。
モニタデータ送信同期化部350は、通信制御部352とモニタデータ格納用レジスタ353とデータバス用レジスタ354と通知信号用レジスタ355とを有している。
通信制御部352は、モニタデータ格納用レジスタ353とデータバス用レジスタ354と通知信号用レジスタ355とを制御している。
モニタデータ格納用レジスタ353は、モニタデータ送信同期化部35に入力されるセンサ信号Trを格納するTr格納用レジスタ353aとセンサ信号Resを格納するRes格納用レジスタ353bとセンサ信号Capを格納するCap格納用レジスタ353cと温度信号Tempを格納するTemp格納用レジスタ353dとを有している。
データバス用レジスタ354には、データバス44を介してモニタデータを送信する際にモニタデータ格納用レジスタ353のデータが格納される。
通知信号用レジスタ355には、通知信号が格納される。
図21は、第2の実施の形態のモニタデータ受信部の回路構成を示す図である。
モニタデータ受信部210は、通信制御部212と、データバス用レジスタ213と、通知信号用レジスタ214と、モニタデータ格納用レジスタ215とを有している。
通信制御部212は、データバス用レジスタ213と通知信号用レジスタ214とモニタデータ格納用レジスタ215とを制御している。
データバス用レジスタ213は、データバス用レジスタ354に対応して設けられており、データバス用レジスタ354からデータバス44を介して送信されたモニタデータを格納する。
通知信号用レジスタ214は、通知信号用レジスタ355に対応して設けられており、通知信号用レジスタ355から送信された通知信号を格納する。
モニタデータ格納用レジスタ215は、通知信号用レジスタ214に格納される通知信号の値に応じてデータバス用レジスタ213から書き込まれるモニタデータを保持する。
次に、制御部30から各アナログ回路20へのモニタデータの送受信方法について説明する。
図22および図23は、プロセス・温度センサ部のモニタデータ送信動作を示す図である。
本実施の形態では、データバス用レジスタ354および通知信号用レジスタ355の図22中一番左側のレジスタをMSB(Most Significant Bit)といい、一番右側のレジスタをLSB(Least Significant Bit)という。
まず、通信制御部352は、通知信号用レジスタ355の全てのレジスタの値を「0」に初期化する。
次に、図22(a)に示すように、通信制御部352は、モニタデータ更新と同時に、モニタデータ格納用レジスタ353に格納されているモニタデータをデータバス用レジスタ354に転送し、通知信号用レジスタ355のLSBに「1」を書き込む(初期状態)。
次に、図22(b)に示すように、通信制御部352にスキャンクロックSCLKが入力されると、データバス用レジスタ354に格納されているモニタデータと通知信号用レジスタ214に格納されている通知信号とを1ビットずつ上位にずらす。その結果、データバス用レジスタ354のMSBに格納されているモニタデータ1ビット分のデータと通知信号用レジスタ355のMSBに格納されている通知信号1ビット分とが、制御部30の一端側に接続されたアナログ回路20(以下、一端側アナログ回路20という)のモニタデータ受信部210に送信される。このとき、制御部30の他端側に接続されたアナログ回路20(以下、他端側アナログ回路20)から不明なデータ「X」がデータバス44を介してデータバス用レジスタ354に書き込まれる。また、他端側アナログ回路20から1ビット分の通知信号「0」が通知信号線45を介して通知信号用レジスタ355に書き込まれる。
モニタデータ格納用レジスタ353は、データ送信中もモニタデータを保持し続ける。
このようにスキャンクロックSCLKが入力される度にデータバス用レジスタ354のMSBに格納されているモニタデータの1ビット分のデータと通知信号用レジスタ355のMSBに格納されている通知信号1ビット分とが、一端側アナログ回路20に送信され、他端側アナログ回路20からデータバス用レジスタ354のLSBにモニタデータの1ビット分のデータが書き込まれ、通知信号用レジスタ355のLSBに通知信号1ビット分が書き込まれる。
その後、図23(a)および図23(b)に示すように、通知信号用レジスタ355のMSBに「1」が格納されているときに通信制御部352にスキャンクロックSCLKが入力されると、データバス用レジスタ354のMSBに格納されているモニタデータ1ビット分のデータと通知信号用レジスタ355のMSBに格納されている1ビット分の通知信号「1」とが、一端側アナログ回路20に送信されるとともに、他端側アナログ回路20から入力された1ビット分の通知信号「1」が、通知信号用レジスタ355のLSBに書き込まれる。これにより、通信制御部352が更新されたモニタデータの通信が終了したと判断し、モニタデータの転送を終了する。
図24および図25は、モニタデータ受信部の動作を示す図である。
図24(a)に示すように、モニタデータ受信部210のモニタデータ格納用レジスタ215には、更新前のモニタデータ「Q」が格納されている。
通信制御部212は、スキャンクロックSCLKが入力される度に1ビットずつモニタデータ1ビット分のデータと通知信号1ビット分とを受信する。
図24(b)および図25(a)に示すように、スキャンクロックSCLKが入力される度にデータバス用レジスタ213のMSBに格納されているモニタデータの1ビット分のデータと通知信号用レジスタ214に格納されている通知信号1ビット分とが1ビットずつ、隣接する通信制御部(通信制御部212または通信制御部352)に送信される。
そして、図24(b)に示すように、通知信号用レジスタ214のLSBに1ビット分の通知信号「1」が書き込まれると、データバス用レジスタ213からモニタデータ格納用レジスタ215にデータを一斉に格納し、モニタデータを更新する。通知信号用レジスタ214のLSBに1が書き込まれない限り、モニタデータ格納用レジスタ215の中身が書き換わることはない。
この第2の実施の形態の半導体集積回路1aによれば、第1の実施の形態の半導体集積回路1と同様の効果が得られる。
そして、第2の実施の形態の半導体集積回路1aによれば、さらに、各素子のモニタデータ送受信プロトコルを標準化し、各アナログ回路20にモニタデータ受信部210を設けてデータバス(シリアルバス)で転送するようにしたので、モニタデータのデータ量が増大してもバスの本数を増加させることなくデータ送受信を行うことができる。よって、例えば信号配線チャネルの空きチャネルを他の用途に用いることができる。
以上、本発明の半導体集積回路を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
(付記1) 制御対象となる複数のアナログ回路の素子特性の変化に応じて前記アナログ回路の補正を行う半導体集積回路において、
複数の素子の特性を補正するデジタルのモニタデータを出力する制御部と、
複数のアナログ回路と、
前記モニタデータの中から前記アナログ回路に用いられている素子に関する前記モニタデータのみを受信する受信部と、
受信した前記モニタデータに基づいて、前記アナログ回路の前記素子の特性を補正する特性補正部とを有し、
前記制御部と前記複数のアナログ回路とが別個に設けられている、
ことを特徴とする半導体集積回路。
(付記2) 前記制御部は、当該半導体集積回路の温度を検出する温度センサ部と、前記複数の素子の製造ばらつきをそれぞれ計測する素子プロセスセンサ部と、前記素子の製造ばらつきを示すデータと前記温度を示すデータとを前記モニタデータとして送信する送信部とを有することを特徴とする付記1記載の半導体集積回路。
(付記3) 前記素子プロセスセンサ部は、計測用信号を出力する測定制御部と、前記計測用信号に基づいて、前記素子の製造ばらつきを計測する複数の素子センサ部と、を有することを特徴とする付記2記載の半導体集積回路。
(付記4) 前記素子センサ部は、所定期間での前記素子の信号伝達速度をカウント値に換算し、前記カウント値を前記素子の製造ばらつきを示すデータとして出力することを特徴とする付記3記載の半導体集積回路。
(付記5) 前記測定制御部は、前記温度センサ部により検出された温度変化に応じて、前記計測用信号を出力することを特徴とする付記3記載の半導体集積回路。
(付記6) 前記アナログ回路は、当該アナログ回路の出力値を段階的に切り換える複数の素子を有し、
前記特性補正部は、前記モニタデータに含まれるデジタル値に基づいて、前記複数の素子のうち、切り換える素子を判定する切換判定部と、前記切換判定部の判定により、前記複数の素子の実質的な導通状態を切り換える素子切換部を有することを特徴とする付記1記載の半導体集積回路。
(付記7) 前記切換判定部は、前記モニタデータに含まれる温度を示すデータの値に応じて前記モニタデータに含まれるデジタル値と切り換える素子との関係が変化する複数のテーブルを有し、
前記切換判定部は、前記モニタデータに含まれる前記温度を示すデータの値に応じて用いる前記テーブルを選択し、選択された前記テーブルと、前記モニタデータに含まれるデジタル値とによって前記判定を行うことを特徴とする付記6記載の半導体集積回路。
(付記8) 前記複数のアナログ回路がそれぞれデータ完了通知信号用の通知信号線および1本のデータバスでループ接続され、前記制御部は、データ完了通知信号とともに前記モニタデータを前記データバスを介して1ビットずつ隣接する前記アナログ回路のバッファにシリアルデータ送信し、前記各アナログ回路は、前記データ完了通知信号を受信すると、前記バッファに格納された前記モニタデータをまとめて受信することを特徴とする付記1記載の半導体集積回路。
実施の形態の半導体集積回路を示す平面図である。 制御部の構成を示す図である。 温度センサ部の構成の一例を示す図である。 温度センサ部の動作を示す図である。 温度信号の出力値を示す図である。 トランジスタ・センサ部と抵抗センサ部と容量センサ部の各構成を示す図である。 モニタデータ送信同期化部の構成を示す図である。 時間によって変化しない要因における素子の製造ばらつきを検出する場合の制御部の動作波形を示す図である。 時間によって変化する要因における素子の製造ばらつきを検出する場合の制御部の動作波形を示す図である。 通信線の詳細を示す図である。 モニタデータ受信部の構成を示す図である。 モニタデータの送受信動作を示すタイミングチャートである。 D/A変換器を示す回路図である。 切換判定部と素子切換部の切換対象となる各素子との関係を示す図である。 変換テーブルを示す図である。 他の温域での変換テーブルを示す図である。 アクティブフィルタの回路構成を示す図である。 アクティブフィルタの素子切換部の詳細を示す図である。 第2の実施の形態の半導体集積回路の各アナログ回路と制御部との接続を示す図である。 第2の実施の形態のモニタデータ送信同期化部の回路構成を示す図である。 第2の実施の形態のモニタデータ受信部の回路構成を示す図である。 プロセス・温度センサ部のモニタデータ送信動作を示す図である。 プロセス・温度センサ部のモニタデータ送信動作を示す図である。 モニタデータ受信部の動作を示す図である。 モニタデータ受信部の動作を示す図である。 従来のLSIの一例を示す図である。 従来のD/A変換器を示す図である。 従来のアクティブフィルタを示す図である。
符号の説明
1、1a 半導体集積回路
2、20 アナログ回路
2a D/A変換器
2b アクティブフィルタ
3、30 制御部
4、40 通信線
21、210 モニタデータ受信部
21a Trデータ受信部
21b、21d 温度データ受信部
21c、21e 抵抗データ受信部
21f 容量データ受信部
22 切換判定部
22a Tr素子切換判定部
22b、22d 抵抗素子切換判定部
22c 容量素子切換判定部
23 素子切換部
23a、23b アナログデータ出力部
31 モニタデータ生成部
32 モニタデータ送信部
33 温度センサ部
33a BGR部
33b 温度判定部
34 素子プロセスセンサ部
34a 測定制御部
34b トランジスタ・センサ部
34c 抵抗センサ部
34d 容量センサ部
35、350 モニタデータ送信同期化部
41 モニタデータ送受信配線
42 クロック供給線
43 データ送信信号供給線
44 データバス
45 通知信号線
51、61、71 NANDゲート
52〜55、62〜65、72〜75 インバータ
56、66、76 カウンタ
211、351 ゲーテッドクロックバッファ
212、352 通信制御部
213、354 データバス用レジスタ
214、355 通知信号用レジスタ
215、353 モニタデータ格納用レジスタ
215a、353a Tr格納用レジスタ
215b、353b Res格納用レジスタ
215c、353c Cap格納用レジスタ
215d、353d Temp格納用レジスタ
231〜237、239、240 素子切換部
238、238a、238b、238c 変換テーブル
C71〜C74、Ci1〜Ci4 キャパシタ
CMP1〜CMP3 コンパレータ
FF1〜FF4、FF11〜FF15 フリップフロップ
OP1、OP2 オペアンプ
R1、R61〜R64 抵抗
R2〜R5 分圧抵抗
R11、R21 デフォルト抵抗
R12〜R14 負荷抵抗
Sw1〜Sw3、Sw11〜Sw13、Sw21〜Sw23 スイッチ
Tr1〜Tr4 トランジスタ

Claims (5)

  1. 制御対象となる複数のアナログ回路の素子特性の変化に応じて前記アナログ回路の補正を行う半導体集積回路において、
    複数の素子の特性を補正するデジタルのモニタデータを出力する制御部と、
    複数のアナログ回路と、
    前記モニタデータの中から前記アナログ回路に用いられている素子に関する前記モニタデータのみを受信する受信部と、
    受信した前記モニタデータに基づいて、前記アナログ回路の前記素子の特性を補正する特性補正部とを有し、
    前記制御部と前記複数のアナログ回路とが別個に設けられている、
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記制御部は、当該半導体集積回路の温度を検出する温度センサ部と、前記複数の素子の製造ばらつきをそれぞれ計測する素子プロセスセンサ部と、前記素子の製造ばらつきを示すデータと前記温度を示すデータとを前記モニタデータとして送信する送信部とを有することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記素子プロセスセンサ部は、計測用信号を出力する測定制御部と、前記計測用信号に基づいて、前記素子の製造ばらつきを計測する複数の素子センサ部と、を有することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 前記アナログ回路は、当該アナログ回路の出力値を段階的に切り換える複数の素子を有し、
    前記特性補正部は、前記モニタデータに含まれるデジタル値に基づいて、前記複数の素子のうち、切り換える素子を判定する切換判定部と、前記切換判定部の判定により、前記複数の素子の実質的な導通状態を切り換える素子切換部を有することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  5. 前記複数のアナログ回路がそれぞれデータ完了通知信号用の通知信号線および1本のデータバスでループ接続され、前記制御部は、データ完了通知信号とともに前記モニタデータを前記データバスを介して1ビットずつ隣接する前記アナログ回路のバッファにシリアルデータ送信し、前記各アナログ回路は、前記データ完了通知信号を受信すると、前記バッファに格納された前記モニタデータをまとめて受信することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
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