JP5058370B2 - 移動通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムに関する。
図7に、3GPPで規定されているLTE方式(Release.8)における移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間のUプレーンPDU(Protocol Data Unit)の送信用のベアラ構成及びプロトコルスタックについて示す。
図7に示すように、かかるベアラとして、移動局UEと無線基地局eNBとの間では、移動局UE用のEPS(Evolved Packet System)無線ベアラが設定されており、無線基地局eNBとゲートウェイ装置S-GWとの間では、移動局UE用のS1ベアラが設定されている。
図7に示すように、UプレーンPDU(データ信号)が、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ及びS1ベアラによって構成される移動局UE用のEPSベアラ(E-RAB)上で送受信されるように構成されている。
また、移動局UEは、無線基地局eNBとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラを設定するための無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、MAC(Media Access Control)レイヤ機能と、RLC(Radio Link Control)レイヤ機能と、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ機能とを具備している。
また、無線基地局eNBは、移動局UEとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラを設定するための無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、MACレイヤ機能と、RLCレイヤ機能と、PDCPレイヤ機能とを具備している。
さらに、無線基地局eNBは、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラを設定するためのS1ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能と、IP(Internet Protocol)レイヤ機能と、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ機能と、GTP(GPRS Tunneling Protocol)-Uレイヤ機能とを具備している。
同様に、ゲートウェイ装置S-GWは、無線基地局eNBとの間で、移動局UE用のS1ベアラを設定するためのS1ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能と、IPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能と、GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
3GPP TS36.300(V8.8.0)、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN) Physical Channels」、2009年3月 3GPP TS36.401(V8.5.0)、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN) Architecture description」、2009年3月 3GPP TS36.410(V8.2.0)、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN) S1 General aspects and principles」、2009年3月
LTE方式の後継の通信方式であるLTE-Advanced方式の移動通信システムでは、移動局UEと無線基地局eNBとの間に、無線基地局eNBと同様な機能を具備する「リレーノード(Relay Node)RN」を接続することができる。
しかしながら、従来の移動通信システムでは、移動局UEが、1つ又は複数の無線中継局(無線ベアラを介して受信したUプレーンPDUを中継する機能を具備する装置)を介して、ゲートウェイ装置S-GWとの間でUプレーンPDUの送受信することを想定していなかったため、かかる無線中継局の機能を具備するリレーノードRNが採用された場合、上述のUプレーンPDUの送信用のベアラ構成及びプロトコルスタックを適用することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、移動局が、1つ又は複数の無線中継局を介して、ゲートウェイ装置との間でデータ信号を送受信することができる移動通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局とゲートウェイ装置との間で、リレーノード及び無線基地局を介して、データ信号を送受信するように構成されている移動通信システムであって、前記移動局と前記リレーノードとの間で、該移動局用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記リレーノードと前記無線基地局との間で、該リレーノード用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記リレーノードと前記ゲートウェイ装置との間で、前記移動局用のネットワークベアラを設定するように構成されており、前記リレーノード用の無線ベアラ内で、複数の移動局用のネットワークベアラを多重するように構成されており、前記移動局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記データ信号を、該移動局用の無線ベアラ及び該移動局用のネットワークベアラを介して送受信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局とゲートウェイ装置との間で、リレーノード及び無線基地局を介して、データ信号を送受信するように構成されている移動通信システムであって、前記移動局と前記リレーノードとの間で、該移動局用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記リレーノードと前記無線基地局との間で、該リレーノード用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記リレーノードと前記ゲートウェイ装置との間で、前記移動局用のネットワークベアラを設定するように構成されており、前記無線基地局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記リレーノード用のネットワークベアラを設定するように構成されており、前記リレーノード用の無線ベアラ及び該リレーノード用のネットワークベアラ内で、複数の移動局用のベアラを多重するように構成されており、前記移動局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記データ信号を、該移動局用の無線ベアラ及び該移動局用のネットワークベアラを介して送受信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局とゲートウェイ装置との間で、リレーノード及び無線基地局を介して、データ信号を送受信するように構成されている移動通信システムであって、前記移動局と前記リレーノードとの間で、該移動局用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記リレーノードと前記無線基地局との間で、該リレーノード用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記無線基地局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記移動局用のネットワークベアラを設定するように構成されており、前記無線基地局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記リレーノード用のネットワークベアラを設定するように構成されており、前記リレーノード用の無線ベアラは、移動局ごとに独立して設定するように構成されており、前記リレーノード用のネットワークベアラ内で、複数の移動局用のネットワークベアラを多重するように構成されており、前記移動局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記データ信号を、該移動局用の無線ベアラと、該移動局用として設定された前記リレーノード用の無線ベアラと、該移動局用のネットワークベアラとを介して送受信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、移動局とゲートウェイ装置との間で、リレーノード及び無線基地局を介して、データ信号を送受信するように構成されている移動通信システムであって、前記移動局と前記リレーノードとの間で、該移動局用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記リレーノードと前記無線基地局との間で、該リレーノード用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記リレーノードと前記無線基地局との間で、前記移動局用のネットワークベアラを設定するように構成されており、前記リレーノード用の無線ベアラ内で、複数の移動局用のネットワークベアラを多重するように構成されており、前記無線基地局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記リレーノード用のネットワークベアラを設定するように構成されており、前記リレーノード用のネットワークベアラは、移動局ごとに独立して設定するように構成されており、前記移動局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記データ信号を、該移動局用の無線ベアラと、該移動局用のネットワークベアラと、該移動局用として設定された前記リレーノード用のネットワークベアラとを介して送受信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、移動局とゲートウェイ装置との間で、リレーノード及び無線基地局を介して、データ信号を送受信するように構成されている移動通信システムであって、前記移動局と前記リレーノードとの間で、該移動局用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記リレーノードと前記無線基地局との間で、該リレーノード用の無線ベアラを設定するように構成されており、前記無線基地局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記リレーノード用のネットワークベアラを設定するように構成されており、前記リレーノード用の無線ベアラは、移動局ごとに独立して設定するように構成されており、前記リレーノード用のネットワークベアラは、移動局ごとに独立して設定するように構成されており、前記移動局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記データ信号を、該移動局用の無線ベアラと、該移動局用として設定された前記リレーノード用の無線ベアラと、該移動局用として設定された前記リレーノード用のネットワークベアラとを介して送受信するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、移動局が、1つ又は複数の無線中継局を介して、ゲートウェイ装置との間でデータ信号を送受信することができる移動通信システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第5の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 現状の移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE-Advance方式が適用されている移動通信システムであって、交換局MMEと、ゲートウェイ装置S-GWと、無線基地局eNBと、リレーノードRN(無線中継局)とを具備している。
図1に示すように、交換局MME及びゲートウェイ装置S-GWと無線基地局eNBとの間は、S1インターフェイスを介して接続可能であり、無線基地局eNB同士は、X2インターフェイスを介して接続可能であり、無線基地局eNBとリレーノードRNとの間は、Unインターフェイスを介して接続可能であり、リレーノードと移動局UEとの間は、Uuインターフェイスを介して接続可能である。
ここで、リレーノードが接続される無線基地局を「DeNB(Donor eNB)」と呼んでもよい。
図2に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、リレーノードRN及び無線基地局eNB(DeNB)を介して、データ信号を送受信するように構成されている
本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとリレーノードRNとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ(無線ベアラ)」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、リレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRNとゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ(ネットワークベアラ)」を設定するように構成されている。
なお、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1無線ベアラ」を設定しないように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードR1用のEPS無線ベアラ内で、複数の移動局用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を多重するように構成されている。
その結果、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、データ信号を、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」及び移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」によって構成される移動局UE用のEPSベアラ(E-RAB)「(UE)EPSベアラ」を介して送受信するように構成されている。
ここで、移動局UEは、リレーノードRNとの間で移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を設定するためのEPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
リレーノードRNは、移動局UEとの間で移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を設定するための移動局UE用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
さらに、リレーノードRNは、無線基地局eNBとの間でリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用EPS無線ベアラ機能と、EPS無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、リレーノードRNは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、リレーノードRNの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能である。
無線基地局eNBは、リレーノードRNとの間でリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)S1ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用EPS無線ベアラ機能と、ゲートウェイ装置S-GWとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能及び有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能とを具備している。
ここで、無線基地局eNBは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、無線基地局eNBは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
さらに、無線基地局eNBは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能及び有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として、IPレイヤ機能を具備している。
ゲートウェイ装置S-GWは、無線基地局eNBとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、ゲートウェイ装置S-GWは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、ゲートウェイ装置S-GWの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、リレーノードRNとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能である。
また、リレーノードRNは、移動局UEのEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を識別する「RB-ID」と、移動局UEのS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を識別する「GTP-U TEID」との対応関係を管理しており、両者の変換を行うことができるように構成されている。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、LTE方式の移動通信システムで用いられていたプロトコルスタックに対して、大きな改修を施すことなく、移動局が、複数の無線基地局eNBの機能を具備する装置(リレーノードRN及び無線基地局eNB)を介して、ゲートウェイ装置S-GWとの間でデータ信号を送受信する構成を実現することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、ゲートウェイ装置S-GWと無線基地局eNBとの間で、リレーノードRN用のS1ベアラを設定しないため、かかる区間におけるオーバヘッドを低減することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNBとリレーノードRNとの間で、移動局UEの数だけ、無線ベアラを設定する必要がない。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図3を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、リレーノードRN及び無線基地局eNB(DeNB)を介して、データ信号を送受信するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとリレーノードRNとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、リレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRNとゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNBとゲートウェイ装置S-GWとの間で、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRN用の無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」及びリレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ」内で、複数の移動局用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を多重するように構成されている。
その結果、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、データ信号を、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」及び移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」によって構成される移動局UE用のEPSベアラ(E-RAB)「(UE)EPSベアラ」を介して送受信するように構成されている。
図3に示すように、リレーノードRNは、移動局UEとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を設定するための移動局UE用EPS無線ベアラ機能と、無線基地局eNBとの間で、リレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用無線ベアラ機能と、リレーノードRN用無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、リレーノードRNは、移動局UE用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、リレーノードRNは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、リレーノードRNの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能である。
無線基地局eNBは、リレーノードRNとの間でリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用無線ベアラ機能と、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(RN)GTP-Uレイヤとを具備している。
ここで、無線基地局eNBは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、無線基地局eNBは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、無線基地局eNBの(RN)GTP-Uレイヤ機能は、リレーノードRNとの間で、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用S1ベアラ機能である。
ゲートウェイ装置S-GWは、無線基地局eNBとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(RN)GTP-Uレイヤ機能と、(RN)GTP-Uレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、ゲートウェイ装置S-GWは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、ゲートウェイ装置S-GWの(RN)GTP-Uレイヤ機能は、無線基地局eNBとの間で、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用S1ベアラ機能である。
また、ゲートウェイ装置S-GWの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、リレーノードRNとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能である。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、LTE方式の移動通信システムで用いられていたプロトコルスタックに対して、大きな改修を施すことなく、移動局が、複数の無線基地局eNBの機能を具備する装置(リレーノードRN及び無線基地局eNB)を介して、ゲートウェイ装置S-GWとの間でデータ信号を送受信する構成を実現することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNBとリレーノードRNとの間で、及び、ゲートウェイ装置S-GWと無線基地局eNBとの間で、移動局UEの数だけ、無線ベアラを設定する必要がない。
(本発明の第3の実施形態に係る移動通信システム)
図4を参照して、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、リレーノードRN及び無線基地局eNBを介して、データ信号を送受信するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとリレーノードRNとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、移動局ごとに独立してリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ(per UE)」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNBとゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNBとゲートウェイ装置S-GWとの間で、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ」内で、複数の移動局用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を多重するように構成されている。
その結果、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、データ信号を、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」と、移動局UE用として設定されたリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ(per UE)」と、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」とによって構成されている移動局UE用のEPSベアラ(E-RAB)「(UE)EPSベアラ」を介して送受信するように構成されている。
図4に示すように、リレーノードRNは、移動局UEとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPSベアラ」を設定するための移動局UE用EPS無線ベアラ機能と、無線基地局eNBとの間で、移動局ごとに独立して、リレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ(per UE)」を設定するためのリレーノードRN用EPS無線ベアラ機能とを具備している。
ここで、リレーノードRNは、移動局UE用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、リレーノードRNは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
無線基地局eNBは、リレーノードRNとの間で、移動局ごとに独立してリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ(per UE)」を設定するためのリレーノードRN用EPS無線ベアラ機能と、ゲートウェイ装置S-GWとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(RN)GTP-Uレイヤ機能と、(RN)GTP-Uレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤとを具備している。
ここで、無線基地局eNBは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、無線基地局eNBは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、無線基地局eNBの(RN)GTP-Uレイヤ機能は、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用S1ベアラ機能である。
また、無線基地局eNBの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能である。
ゲートウェイ装置S-GWは、無線基地局eNBとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(RN)GTP-Uレイヤ機能と、(RN)GTP-Uレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、ゲートウェイ装置S-GWは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、ゲートウェイ装置S-GWの(RN)GTP-Uレイヤ機能は、無線基地局eNBとの間で、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用S1ベアラ機能である。
また、ゲートウェイ装置S-GWの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、無線基地局eNBとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能である。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、LTE方式の移動通信システムで用いられていたプロトコルスタックに対して、大きな改修を施すことなく、移動局が、複数の無線基地局eNBの機能を具備する装置(リレーノードRN及び無線基地局eNB)を介して、ゲートウェイ装置S-GWとの間でデータ信号を送受信する構成を実現することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間におけるオーバヘッドを低減することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNBとゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UEの数だけ、有線ベアラを設定する必要がない。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、移動局ごとに、QoS制御を行うことができる。
(本発明の第4の実施形態に係る移動通信システム)
図5を参照して、本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図5に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、リレーノードRN及び無線基地局eNBを介して、データ信号を送受信するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとリレーノードRNとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、リレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNBとゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局ごとに独立して、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ(=(UE)S1ベアラ)」を設定するように構成されている。
その結果、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、データ信号を、移動局UE用の無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」と、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」と、リレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ(=(UE)S1ベアラ)」とを介して送受信するように構成されている。
図5に示すように、リレーノードRNは、移動局UEとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を設定するための移動局UE用EPS無線ベアラ機能と、無線基地局eNBとの間で、リレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用EPS無線ベアラ機能と、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、リレーノードRNは、移動局UE用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、リレーノードRNは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、リレーノードRNの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、無線基地局eNBとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能である。
無線基地局eNBは、リレーノードRNとの間で、リレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ」を設定するためのリレーノードRN用EPS無線ベアラ機能と、ゲートウェイ装置S-GWとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能及びUDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、無線基地局eNBは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、無線基地局eNBは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、無線基地局eNBの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、リレーノードRNとの間で、移動局UE用のS1ベアラ「(UE)S1ベアラ」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能である。
また、無線基地局eNBの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラ(リレーノードRN用のS1ベアラ)「(UE)S1ベアラ(=(RN)S1ベアラ)」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能(又は、リレーノードRN用S1ベアラ機能)である。
ゲートウェイ装置S-GWは、無線基地局eNBとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、ゲートウェイ装置S-GWは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、ゲートウェイ装置S-GWの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、無線基地局eNBとの間で、移動局UE用のS1ベアラ(リレーノードRN用のS1ベアラ)「(UE)S1ベアラ(=(RN)S1ベアラ)」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能(又は、リレーノードRN用S1ベアラ機能)である。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、LTE方式の移動通信システムで用いられていたプロトコルスタックに対して、大きな改修を施すことなく、移動局が、複数の無線基地局eNBの機能を具備する装置(リレーノードRN及び無線基地局eNB)を介して、ゲートウェイ装置S-GWとの間でデータ信号を送受信する構成を実現することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、ゲートウェイ装置S-GWと無線基地局eNBとの間におけるオーバヘッドを低減することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNBとリレーノードRNとの間で、移動局UEの数だけ、有線ベアラを設定する必要がない。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、移動局ごとに、QoS制御を行うことができる。
(本発明の第5の実施形態に係る移動通信システム)
図6を参照して、本発明の第5の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図6に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、リレーノードRN及び無線基地局eNBを介して、データ信号を送受信するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとリレーノードRNとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、移動局ごとに独立してリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ(per UE)」を設定するように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNBとゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局ごとに独立してリレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ(=(UE)S1ベアラ)」を設定するように構成されている。
その結果、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEとゲートウェイ装置S-GWとの間で、データ信号を、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPS無線ベアラ」と、移動局UE用として設定されたリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ(per UE)」と、移動局UE用として設定されたリレーノードRN用のS1ベアラ「(RN)S1ベアラ(=(UE)S1ベアラ)」とによって構成されている移動局UE用のEPSベアラ(E-RAB)「(UE)EPSベアラ」を介して送受信するように構成されている。
図6に示すように、リレーノードRNは、移動局UEとの間で、移動局UE用のEPS無線ベアラ「(UE)EPSベアラ」を設定するための移動局UE用EPS無線ベアラ機能と、無線基地局eNBとの間で、移動局ごとに独立して、リレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ(per UE)」を設定するためのリレーノードRN用EPS無線ベアラ機能とを具備している。
ここで、リレーノードRNは、移動局UE用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、リレーノードRNは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
無線基地局eNBは、リレーノードRNとの間で、移動局ごとに独立してリレーノードRN用のEPS無線ベアラ「(RN)EPS無線ベアラ(per UE)」を設定するためのリレーノードRN用EPS無線ベアラ機能と、ゲートウェイ装置S-GWとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、無線基地局eNBは、リレーノードRN用EPS無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
また、無線基地局eNBは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、無線基地局eNBの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、移動局UE用のS1ベアラ(リレーノードRN用のS1ベアラ)「(UE)S1ベアラ(=(RN)S1ベアラ)」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能(又は、リレーノードRN用のS1ベアラ機能)である。
ゲートウェイ装置S-GWは、無線基地局eNBとの間で有線ベアラを設定するための有線ベアラ機能と、有線ベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているUDPレイヤ機能と、UDPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられている(UE)GTP-Uレイヤ機能とを具備している。
ここで、ゲートウェイ装置S-GWは、有線ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1/2(NW L1/L2)機能を具備している。
また、ゲートウェイ装置S-GWの(UE)GTP-Uレイヤ機能は、無線基地局eNBとの間で、移動局UE用のS1ベアラ(リレーノードRN用のS1ベアラ)「(UE)S1ベアラ(=(RN)S1ベアラ)」を設定するための移動局UE用S1ベアラ機能(又は、リレーノードRN用のS1ベアラ機能)である。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、LTE方式の移動通信システムで用いられていたプロトコルスタックに対して、大きな改修を施すことなく、移動局が、複数の無線基地局eNBの機能を具備する装置(リレーノードRN及び無線基地局eNB)を介して、ゲートウェイ装置S-GWとの間でデータ信号を送受信する構成を実現することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、ゲートウェイ装置S-GWと無線基地局eNBとの間におけるオーバヘッドを低減することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、リレーノードRNと無線基地局eNBとの間で、移動局ごとに、QoS制御を行うことができる。
なお、上述の移動局UEやリレーノードRNや無線基地局eNBや交換局MMEの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEやリレーノードRNや無線基地局eNBや交換局MME内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEやリレーノードRNや無線基地局eNBや交換局MME内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE…移動局
RN…リレーノード
eNB…無線基地局
MME…交換局

Claims (1)

  1. 移動局とゲートウェイ装置との間で、リレーノード及び無線基地局を介して、データ信号を送受信するように構成されている移動通信システムであって、
    前記移動局と前記リレーノードとの間で、該移動局用の無線ベアラを設定するように構成されており、
    前記リレーノードと前記無線基地局との間で、該リレーノード用の無線ベアラを設定するように構成されており、
    前記移動局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記移動局用のEPSベアラを設定するように構成されており、
    前記リレーノード用の無線ベアラ内で、複数の移動局用のEPSベアラを多重するように構成されており、
    前記無線基地局と前記ゲートウェイ装置との間で、S1ベアラを設定するように構成されており、
    前記S1ベアラは、移動局ごとに独立して設定するように構成されており、
    前記移動局と前記ゲートウェイ装置との間で、前記データ信号を、該移動局用の無線ベアラと、該移動局用のEPSベアラと、該移動局用として設定された前記S1ベアラとを介して送受信するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
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