JP5057105B2 - 送信電力制御方法及び基地局、基地局制御局並びにその制御プログラム - Google Patents
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Description
尚、k=0となる場合には、P(k-1)は、前フレームの最終スロットの値を用いる。
続いて、TinitとLslotとを乗算した値、すなわち調整期間の全スロット数で、Sum P_balを割った値を、次の調整期間のP_balとし(ステップ117)、ステップ102に戻り、上述した処理を続行する。
Sum P_bal = (1-r)*(P_ref + P_CPICH - P_init) 式2
ただし、3GPPにおける規定では調整期間内で具体的な調整方法については規定していない。すなわち、上述のように調整期間内の各スロットにおいて一定値だけ調整するようにSum Pbalを等分割して調整してもよいし、調整期間内の所定スロットにおいてのみ一括または数回に分割して調整してもよい。
式 P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k)
に基づいて制御することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r) * (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御方法において、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記rと異なる変数であるr_gatingを用いて、送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御することを特徴とする。
式 P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r)*(P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する通信システムにおいて、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記rと異なる変数であるr_gatingを用いて、送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする。
式 P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r)*(P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する基地局において、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記rと異なる変数であるr_gatingを用いて、送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする。
式 P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k)
に基づいて制御する処理を前記基地局に実行させることを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r)*(P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する基地局において、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記rと異なる変数であるr_gatingを用いて、送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する処理を前記基地局に実行させることを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する処理を前記基地局に実行させることを特徴とする。
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する処理を前記基地局に実行させることを特徴とする。
2、3 基地局
4 移動局
101 記憶部
102 制御部
201 アンテナ
202 送受信共用器
203 受信回路
204 SIR測定部
205 送信電力制御部
206 送信回路
207 状態管理部
208 タイマー
401 アンテナ
402 送受信共用器
403 受信回路
404 SIR測定部
405 送信電力制御部
406 送信回路
407 パイロット信号電力測定部
408 状態管理部
501 記憶部
502 適用判定部
503 制御部
601 SIR測定部
602 送信電力制御部
1. 間欠送信モード時に通常モードと異なるパワーバランシングのパラメータを適用する。
(1) パワーバランシングの調整量の反映割合を低くする。
ここで、P(k)はkスロット時の送信電力、P(k-1)は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k)は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の調整量、P_bal(k)は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量であり、P_bal(k)は、式2で規定される。
ここで、P_refは基地局制御装置が決定する基準電力オフセット値であり、P_CPICHは基地局が送信する共通パイロット信号の電力値であり、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける下りDPCCHの送信電力である。
ここで、R_gatingは基地局制御装置が決定して基地局に通知するパラメータであり、1以下の値であり、1未満の値を取ることにより、パワーバランシングの調整量を通常モード時に比べて低くすることがき、R_gating=0ではパワーバランシングが停止となる。
(2)通常モード時のパワーバランシングの調整割合とは異なるパワーバランシングの調整割合を用いて、パワーバランシングの調整量を低くする。
ここで、P(k)はkスロット時の送信電力、P(k-1)は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k)は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の調整量、P_bal(k)は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量であり、P_bal(k)は、式2で規定される。
ここで、P_refは基地局制御装置が決定する基準電力オフセット値であり、P_CPICHは基地局が送信する共通パイロット信号の電力値であり、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける下りDPCCHの送信電力である。
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref_gating + P_P-CPICH + P_init) 式4
ここで、r_gatingは、通信開始時に基地局制御装置が決定し基地局に通知するパラメータであり、r_gatingは1以下の値であり、通常モード時の調整割合rよりも大きい値を取ることにより、パワーバランシングの調整量を通常モード時に比べて低くすることができ、r_gating=1ではパワーバランシングが停止となる。また、P_ref_gatingは間欠送信モード時の基準電力オフセット値である。
(3)パワーバランシングの調整量に定数を乗算し、パワーバランシングの調整量を低くする。
ここで、P(k)はkスロット時の送信電力、P(k-1)は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k)は閉ループ型電力制御に基づく、kスロット時の調整量、P_bal(k)は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量であり、P_bal(k)は、式2で規定される。
ここで、バランス調整期間における間欠送信モード時の調整量に定数f_gatingを乗算し、P_bal(k)を変更する。具体的には、下記式5で示される。
ここで、f_gatingは定数であり、通信開始時に基地局制御装置が決定し基地局に通知するパラメータであり、f_gating<1とすることにより、パワーバランシングの調整量を通常モード時に比べて低くすることがきる。
(4)基地局が間欠送信モード時に制御信号が送信されるスロット数の割合に基づいてパワーバランシングの調整量の低減率を計算し、調整量を低くする。
ここで、P(k)はkスロット時の送信電力、P(k-1)は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k)は閉ループ型電力制御に基づく、kスロット時の調整量、P_bal(k)は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量であり、P_bal(k)は、式2で規定される。
ここで、間欠送信モード時にDPCCHで制御信号が送信されるスロット数の割合に基づいた値f_gatingとし、このf_gatingを、バランス調整期間における間欠送信モード時の調整量に乗算し、P_bal(k)を変更する。具体的には、下記式6で示される。
ここで、f_gatingは、間欠送信モード時において、DPCCH gating周期であるスロット数Nと、Nスロット中に制御信号を送信するスロット数xに基づく値であり、例えばf_gating=x/Nと決定してもよい。具体的な例を示すと、DPCCHにおいて10スロット(=N)中に2スロット(=x)だけ制御信号を送信するようなパターンを適用された移動局に対しては、f_gating=2/10=1/5と設定することができる。
2. DPCCH gatingを適用するか否かに応じて、パワーバランシングのパラメータを決定する。
3. 下りの電力制御において、TPCコマンドを反映させるときのみパワーバランシングを行う。
ここで、P(k)はkスロット時の送信電力、P(k-1)は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k)は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の調整量、P_bal(k)は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量であり、P_bal(k)は、式2で規定される。
以下、具体的な実施例について説明する。
Sum P_bal = (1-r)*(P_ref + P_CPICH - P_init) 式2
一方、送信電力制御部205は、移動局4がDPCCH Gatingの間欠送信モード時には、基地局制御局1から通知されるR_gatingを用いて、式2、式3に基づく送信電力制御を行う。
P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k) 式3
なお、上記では、通常モードでは式1を用いて送信電力を制御し、間欠送信モードでは式3を用いて送信電力を制御する、つまり異なる送信電力制御を使い分ける例を示したが、基地局では式3を用いた送信電力制御がされており、通常モードのときにはR_gating =1、間欠送信モードのときにはR_gatingを1未満としてもよい。
(1)送信電力制御部205は、状態管理部207から移動局4がDPCCH Gatingの間欠送信モード状態となったことを通知されると同時に、DPCCH Gatingの間欠送信モード時の送信電力制御を行う。
(2)送信電力制御部205は、状態管理部207から移動局4がDPCCH Gatingの間欠送信モード状態となったことを通知されたパワーバランシングの調整期間では、通常のパラメータを適用、すなわち、通常モード時の送信電力制御を行う。そして、次のパワーバランシングの調整期間から間欠送信モード時の送信電力制御を行う。
(3)送信電力制御部205は、状態管理部207から移動局4がDPCCH Gatingの間欠送信モード状態となったことを通知されたパワーバランシングの調整期間では、TPC信号による閉ループ型電力制御のみ行い、パワーバランシングの制御を停止する。そして、次のパワーバランシングの調整期間から間欠送信モード時の送信制御を行う。
(4)状態管理部207から移動局4がDPCCH Gatingの間欠送信モード状態となったことを通知されたパワーバランシングの調整期間では、通常モード時のパワーバランシングの調整量P_balに所定値を掛けた値を使用して通常モード時の送信電力制御を行う。所定値は、現調整期間の残時間の割合に応じて決定する。そして、次のパワーバランシングの調整期間から間欠送信モード時の送信制御を行う。
(1)移動局4が基地局に制御信号を送信して通知する。この通知を受信回路203経由で受け取った状態管理部207が移動局4の状態を管理する。ここで、制御信号の送信方法であるがE-DPCCHにおいて送信されているE-TFCI(E-Transport Format Combination Indicator)や、E-DPDCHで送信されているSI(Scheduling Information)等に状態変更の旨を示す信号を設けるような方法が考えられる。ここで、E-TFCIとはE-DPDCHにおいて送信されているトランスポートブロックのデータサイズ等のフォーマットを通知する信号であり、SIとは基地局においてスケジューリングを行うために必要な情報、例えば移動局のバッファ内に蓄積しているデータ量などを通知するための信号である。
(2)基地局が自律的に(ブラインドで)判定する。例えば、SIR測定部204が、DPCCHのTPCやパイロット信号等のSIRを測定し、このSIRが所定閾値SIR_thr以下であるスロットが、N_thrスロット以上継続した場合は移動局4が間欠送信モードであると判定する。そして、この判定結果を、状態管理部207に通知する。尚、SIR_thr, N_thrは基地局制御局1が設定してもよいし、基地局が設定してもよい。尚、N_thrは、DPCCH gatingのスロット送信停止間隔より小さい値に設定することが好ましい。
(1)受信回路403が受信した信号に自局宛てのデータが含まれるか否かを所定周期で状態管理部408へ通知し、状態管理部408において所定時間以上、下り回線において自局宛てのデータがないと判定した場合
(2)移動局のMAC層からULアクティビティ情報として、バッファ内に送信すべきデータが所定時間以上存在しないことを通知する信号を状態管理部403が受信した場合
なお、以上は本実施例における単なる一例であり、発明の本質には無関係である。従って、例えば、以上のように移動局が自律的に判断するのではなく、基地局が明示的にモード変更を通知するような制御信号を下り回線のチャネル、例えばHS-SCCHなどで送信するようにし、受信回路403はこの信号を受信すると、その旨を状態管理部408へ通知するようにしてもよい。
P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k) 式3
尚、間欠送信モード時の送信電力制御の開始時期については、上述した4つのいずれかの方法を用いる。
Sum P_bal = (1-r)*(P_ref + P_CPICH - P_init) 式2
一方、送信電力制御部205は、移動局4がDPCCH Gatingの間欠送信モード時には、基地局制御局1から通知されるP_ref_gating及びr_gatingを用いて、式4に基づいて、Sum P_bal(k)を計算し、このSum P_bal(k)に基づいて、式1に基づく送信電力制御を行う。
尚、式4においてPref_gatingは通常モードのPrefと同じ値に設定してもよい。
Sum P_bal = (1-r)*(P_ref + P_CPICH - P_init) 式2
一方、送信電力制御部205は、移動局4がDPCCH Gatingの間欠送信モード時には、基地局制御局1から通知されるf_gatingを用いて、式5に基づいて、Sum P_bal(k)を計算し、このSum P_bal(k)に基づいて、式1に基づく送信電力制御を行う。
なお、上記では、通常モードでは式2を用いて求めたSum P_bal(k)に基づいて行う送信電力制御を用い、間欠送信モードでは式5を用いて求めたSum P_bal(k)に基づいて行う送信電力制御を用いる、つまり異なる送信電力制御を使い分ける例を示したが、式5を用いて求めたSum P_bal(k)に基づいて送信電力制御がされており、通常モードのときにはf_gating =1、間欠送信モードのときにはf_gatingを1未満としてもよい。
Sum P_bal = (1-r)*(P_ref + P_CPICH - P_init) 式2
一方、送信電力制御部205は、移動局4がDPCCH Gatingの間欠送信モード時には、基地局制御局1から通知されるf_gatingを用いて、式6に基づいて、Sum P_bal(k)を計算し、このSum P_bal(k)に基づいて、式1に基づく送信電力制御を行う。
なお、上記では、通常モードでは式2を用いて求めたSum P_bal(k)に基づいて行う送信電力制御を用い、間欠送信モードでは式6を用いて求めたSum P_bal(k)に基づいて行う送信電力制御を用いる、つまり異なる送信電力制御を使い分ける例を示したが、式6を用いて求めたSum P_bal(k)に基づいて送信電力制御がされており、通常モードのときにはf_gating =1、間欠送信モードのときにはf_gatingを上述の方法で計算した値としてもよい。
gatingを適用する移動局に対しては、パワーバランシングによる調整割合がDPCCHでデータ送受信を行っている移動局に比して小さくなる、または、ゆっくりとなるようなパワーバランシングのパラメータを設定する。一方、DPCCH gatingを適用しない移動局に対しては、通常通りのパラメータを設定し、パワーバランシングを行う。
適用判定部502は、コアネットワーク等より取得した移動局のサービスに基づいて、移動局に対してDPCCH gatingを適用するか、適用しないかを判定する判定部である。具体的には、DPCCH gatingは下り回線のデータ送信をHSDPA、上り回線のデータ送信をEUDCHを用いて行うサービスに対して適用され、例えば、上り/下り個別チャネルを用いてデータの送受信を行う通話などの回線交換を利用したサービスに対しては、DPCCH gatingは適用しない。一方、一般的にウェブ閲覧やVoIPなどパケット交換を利用したサービスに対するデータの送受信はHSDPA並びにEUDCHを用いて行う。このような場合、基地局制御装置はこの移動局に対してDPCCH gatingを適用する。
Sum P_bal = (1-r)*(P_ref + P_CPICH - P_init) 式2
一方、SIRが所定の信頼度閾値以下に劣化している場合は、TPC信号並びにパワーバランシングによる調整値(P_bal)を送信電力に反映させない。すなわち、送信電力制御を行わない。
Claims (40)
- 少なくとも移動局と1以上の基地局からなる通信システムにおける基地局の送信電力制御方法であって、
信号を送信しないスロットが存在する通信と、信号を送信しないスロットが存在しない通信とで、送信電力を所定の基準電力に近づける割合を変え、
信号の送信を停止するスロットが存在する通信における前記所定の基準電力に近づける割合を、信号の送信を停止するスロットが存在しない通信における前記基準電力に近づける割合よりも低くする
ことを特徴とする送信制御方法。 - 前記送信電力制御方法は、前記移動局と回線を設定している基地局の送信電力を所定の基準電力に基づいて更新するパワーバランシングからなる送信電力制御方法であり、
前記所定の基準電力は、基地局制御装置が決定する基準電力オフセット値と、基地局が送信する共通パイロット信号の電力値とからなる
ことを特徴とする請求項1に記載の送信電力制御方法。 - 前記信号の送信を停止するスロットが存在する通信が、移動局が制御信号を間欠的に送信している場合であり、
前記信号の送信を停止するスロットが存在しない通信が、移動局が制御信号を連続的に送信している場合である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の送信制御方法。 - 下り回線の電力制御を行っている通信方法における送信電力制御方法であって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、R_gatingは変数、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
式 P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k)
に基づいて制御することを特徴とする送信電力制御方法。 - 移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記R_gatingは1未満の値であることを特徴とする請求項4に記載の送信電力制御方法。
- ある調整期間において、P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ
型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは変数、P_ref は基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r)*(P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御方法において、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記rと異なる変数であるr_gatingを用いて、送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御することを特徴とする送信電力制御方法。 - 下り回線の電力制御を行っている通信方法における送信電力制御方法であって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは調整割合、f_gatingは定数、P_ref は基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは調整期間開始時の送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御し、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記f_gatingは1未満の値である
ことを特徴とする送信電力制御方法。 - 下り回線の電力制御を行っている通信方法における送信電力制御方法であって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは調整割合、f_gatingは調整期間内で移動局から制御信号が送信されるスロット数の割合に基づいて決定される値、P_refは基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御することを特徴とする送信電力制御方法。 - 移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記f_gatingは1未満の値であることを特徴とする請求項8に記載の送信電力制御方法。
- 調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は現在のパワーバランシングの電力制御を行い、前記調整期間の次の調整期間から前記間欠送信モードのパワーバランシングの電力制御を行うことを特徴とする請求項4から請求項9のいずれかに記載の送信電力制御方法。
- 調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は下り回線の電力制御を行ず、前記調整期間の次の調整期間から前記間欠送信モードの電力制御を行うことを特徴とする請求項4から請求項9のいずれかに記載の送信電力制御方法。
- 調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は、前記バランス調整期間の残存時間の割合に応じてパワーバランスの調整量を変更することを特徴とする請求項4から請求項9のいずれかに記載の送信電力制御方法。
- 少なくとも移動局と1以上の基地局からなる通信システムであって、
信号を送信しないスロットが存在する通信と、信号を送信しないスロットが存在しない通信とで、送信電力を所定の基準電力に近づける割合を変える送信電力制御手段を有し、
前記送信電力制御手段は、信号の送信を停止するスロットが存在する通信における前記所定の基準電力に近づける割合を、信号の送信を停止するスロットが存在しない通信における前記基準電力に近づける割合よりも低くする
ことを特徴とする通信システム。 - 前記送信電力制御手段は、前記移動局と回線を設定している基地局の送信電力を所定の基準電力に基づいて更新するパワーバランシングを行い、
前記所定の基準電力は、基地局制御装置が決定する基準電力オフセット値と、基地局が送信する共通パイロット信号の電力値とからなる
ことを特徴とする請求項13に記載の通信システム。 - 前記信号の送信を停止するスロットが存在する通信が、移動局が制御信号を間欠的に送信している場合であり、
前記信号の送信を停止するスロットが存在しない通信が、移動局が制御信号を連続的に送信している場合である
ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の通信システム。 - 下り回線の電力制御を行っている通信システムであって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、R_gatingは変数、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
式 P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする通信システム。 - 移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記R_gatingは1未満の値であることを特徴とする請求項16に記載の通信システム。
- ある調整期間において、移動局が制御信号を連続的に送信する通常モードと判断される場合、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは変数、P_ref は基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r)*(P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する通信システムにおいて、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記rと異なる変数であるr_gatingを用いて、送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする通信システム。 - 下り回線の電力制御を行っている通信システムであって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは調整割合、f_gatingは定数、P_ref は基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは調整期間開始時の送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有し、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記f_gatingは1未満の値である
ことを特徴とする通信システム。 - 下り回線の電力制御を行っている通信システムであって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは調整割合、f_gatingは調整期間内で移動局から制御信号が送信されるスロット数の割合に基づいて決定される値、P_refは基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする通信システム。 - 移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記f_gatingは1未満の値であることを特徴とする請求項20に記載の通信システム。
- 前記送信電力制御手段は、調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は現在のパワーバランシングの電力制御を行い、前記調整期間の次の調整期間から前記間欠送信モードのパワーバランシングの電力制御を行うことを特徴とする請求項16から請求項21のいずれかに記載の通信システム。
- 前記送信電力制御手段は、調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は下り回線の電力制御を行ず、前記調整期間の次の調整期間から前記間欠送信モードの電力制御を行うことを特徴とする請求項16から請求項21のいずれかに記載の通信システム。
- 前記送信電力制御手段は、調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は、前記バランス調整期間の残存時間の割合に応じてパワーバランスの調整量を変更することを特徴とする請求項16から請求項21のいずれかに記載の通信システム。
- 少なくとも移動局と1以上の基地局からなる通信システムにおける基地局であって、
信号を送信しないスロットが存在する通信と、信号を送信しないスロットが存在しない通信とで、送信電力を所定の基準電力に近づける割合を変える送信電力制御手段を有し、
前記送信電力制御手段は、信号の送信を停止するスロットが存在する通信における前記所定の基準電力に近づける割合を、信号の送信を停止するスロットが存在しない通信における前記基準電力に近づける割合よりも低くする
ことを特徴とする基地局。 - 前記送信電力制御手段は、前記移動局と回線を設定している基地局の送信電力を所定の基準電力に基づいて更新するパワーバランシングを行い、
前記所定の基準電力は、基地局制御装置が決定する基準電力オフセット値と、基地局が送信する共通パイロット信号の電力値とからなる
ことを特徴とする請求項25に記載の基地局。 - 前記信号の送信を停止するスロットが存在する通信が、移動局が制御信号を間欠的に送信している場合であり、
前記信号の送信を停止するスロットが存在しない通信が、移動局が制御信号を連続的に送信している場合である
ことを特徴とする請求項25又は請求項26に記載の基地局。 - 下り回線の電力制御を行っている通信システムにおける基地局であって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、R_gatingは変数、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
式 P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする基地局。 - 移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記R_gatingは1未満の値であることを特徴とする請求項28に記載の基地局。
- ある調整期間において、移動局が制御信号を連続的に送信する通常モードと判断される場合、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは変数、P_ref は基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r)*(P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する基地局において、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記rと異なる変数であるr_gatingを用いて、送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする基地局。 - 下り回線の電力制御を行っている通信システムにおける基地局であって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは調整割合、f_gatingは定数、P_ref は基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは調整期間開始時の送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有し、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記f_gatingは1未満の値である
ことを特徴とする基地局。 - 下り回線の電力制御を行っている通信システムにおける基地局であって、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは調整割合、f_gatingは調整期間内で移動局から制御信号が送信されるスロット数の割合に基づいて決定される値、P_refは基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する送信電力制御手段を有することを特徴とする基地局。 - 移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記f_gatingは1未満の値であることを特徴とする請求項32に記載の基地局。
- 前記送信電力制御手段は、調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は現在のパワーバランシングの電力制御を行い、前記調整期間の次の調整期間から前記間欠送信モードのパワーバランシングの電力制御を行うことを特徴とする請求項28から請求項33のいずれかに記載の基地局。
- 前記送信電力制御手段は、調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は下り回線の電力制御を行ず、前記調整期間の次の調整期間から前記間欠送信モードの電力制御を行うことを特徴とする請求項28から請求項34のいずれかに記載の基地局。
- 前記送信電力制御手段は、調整期間の途中で、移動局が間欠送信モードと判断された場合、前記調整期間中は、前記バランス調整期間の残存時間の割合に応じてパワーバランスの調整量を変更することを特徴とする請求項28から請求項34のいずれかに記載の基地局。
- 下り回線の電力制御を行っている通信システムにおける基地局のプログラムであって、前記プログラムは、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、R_gatingは変数、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
式 P(k) = P(k - 1) + P_TPC(k) + R_gating * P_bal(k)
に基づいて制御する処理を前記基地局に実行させることを特徴とするプログラム。 - 基地局のプログラムであって、
ある調整期間において、移動局が制御信号を連続的に送信する通常モードと判断される場合、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは変数、P_ref は基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r)*(P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する基地局において、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記rと異なる変数であるr_gatingを用いて、送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = (1-r_gating)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する処理を前記基地局に実行させることを特徴とするプログラム。 - 下り回線の電力制御を行っている通信システムにおける基地局のプログラムであって、前記プログラムは、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは調整割合、f_gatingは定数、P_ref は基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは調整期間開始時の送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する処理を前記基地局に実行させ、
移動局が制御信号を間欠的に送信する間欠送信モードにあると判断される場合、前記f_gatingは1未満の値である
ことを特徴とするプログラム。 - 下り回線の電力制御を行っている通信システムにおける基地局のプログラムであって、前記プログラムは、
P(k-1) は(k-1)スロット時の送信電力、P_TPC(k) は閉ループ型電力制御に基づくkスロット時の電力調整値、P_bal(k) は調整期間内のスロットkにおけるパワーバランスの調整量、rは調整割合、f_gatingは調整期間内で移動局から制御信号が送信されるスロット数の割合に基づいて決定される値、P_refは基準電力、P_P-CPICHは共通パイロット信号の電力、P_initは前回のパワーバランスの調整期間の最終スロットにおける送信電力としたとき、下り回線の送信電力の調整期間におけるkスロット時の送信電力P(k)を、
P(k) = P(k-1) + P_TPC(k) + P_bal(k)
Sum P_bal(k) = f_gating*(1-r)* (P_ref + P_P-CPICH - P_init)
に基づいて制御する処理を前記基地局に実行させることを特徴とするプログラム。
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