JP2001053790A - パケット通信装置及び送信電力制御方法 - Google Patents
パケット通信装置及び送信電力制御方法Info
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリーセービングを実現でき、しか
も他の通信局への干渉を余計に増加させないこと。 【解決手段】 送信電力の増加の制御を連続して受ける
と、送信局はそのパケットにおいては電力増加を行わ
ず、次のパケット送信時にその電力制御を反映させる。
あるいは、そのパケットについては受信品質を判定する
パイロット信号部分のみ電力増加させ、データ部分は電
力増加させないで、次のパケット送信時にデータ部分の
送信電力をパイロット部分にあわせる。
も他の通信局への干渉を余計に増加させないこと。 【解決手段】 送信電力の増加の制御を連続して受ける
と、送信局はそのパケットにおいては電力増加を行わ
ず、次のパケット送信時にその電力制御を反映させる。
あるいは、そのパケットについては受信品質を判定する
パイロット信号部分のみ電力増加させ、データ部分は電
力増加させないで、次のパケット送信時にデータ部分の
送信電力をパイロット部分にあわせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
において使用されるパケット通信装置及び送信電力制御
方法に関する。
において使用されるパケット通信装置及び送信電力制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パケット通信では、送信局から伝送され
たパケットあるいはパケットを分割した伝送単位が、伝
搬路を介してデータ誤り無く受信局で受信される必要が
ある。このため、一般に、送信局では、伝送単位毎に誤
り訂正符号化し、受信局では、伝送単位毎に誤り検出・
訂正を行っている。
たパケットあるいはパケットを分割した伝送単位が、伝
搬路を介してデータ誤り無く受信局で受信される必要が
ある。このため、一般に、送信局では、伝送単位毎に誤
り訂正符号化し、受信局では、伝送単位毎に誤り検出・
訂正を行っている。
【0003】パケット伝送中に、伝送単位に誤り訂正符
号の能力を越える誤りが発生し、その誤りの訂正が不能
になることがある。このような場合には、そのパケット
は受信局で破棄され、受信局から送信局にそのパケット
の再送要求がなされる。
号の能力を越える誤りが発生し、その誤りの訂正が不能
になることがある。このような場合には、そのパケット
は受信局で破棄され、受信局から送信局にそのパケット
の再送要求がなされる。
【0004】伝搬路の状況が刻々変化する無線通信にお
いてパケット通信を行う場合、安定した通信を行うため
には、上記誤り訂正符号化に加えて、電力制御を行う方
法が挙げられる(特開平9−233021号公報)。この
電力制御は、受信信号から伝搬路の品質を推定し、その
推定された品質に応じて伝搬路の劣化を補正することに
より行う。
いてパケット通信を行う場合、安定した通信を行うため
には、上記誤り訂正符号化に加えて、電力制御を行う方
法が挙げられる(特開平9−233021号公報)。この
電力制御は、受信信号から伝搬路の品質を推定し、その
推定された品質に応じて伝搬路の劣化を補正することに
より行う。
【0005】具体的には、受信局において、パケット又
は伝送単位の受信品質を検出し、その受信品質に基づい
て伝搬路の状況を推定し、この伝搬路の状況に応じて電
力制御情報を生成し、この電力制御情報を含む信号を送
信局に送る。送信局においては、この電力制御情報に基
づいて送信電力を調整する。
は伝送単位の受信品質を検出し、その受信品質に基づい
て伝搬路の状況を推定し、この伝搬路の状況に応じて電
力制御情報を生成し、この電力制御情報を含む信号を送
信局に送る。送信局においては、この電力制御情報に基
づいて送信電力を調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7は、長期間にわた
って伝搬路品質が劣化した場合の従来のパケット通信装
置における受信品質及び電力制御状況を示す概略図であ
る。図中701は送信パケットを示し、702は伝送単
位を示す。また、703はパケット受信局における受信
品質の推移を示す。
って伝搬路品質が劣化した場合の従来のパケット通信装
置における受信品質及び電力制御状況を示す概略図であ
る。図中701は送信パケットを示し、702は伝送単
位を示す。また、703はパケット受信局における受信
品質の推移を示す。
【0007】送信パケット701又は伝送単位702の
送信において、受信品質が劣化すると、すなわち受信品
質703が低下すると、送信局において送信電力を増加
させる制御が複数回連続して行われる。この制御にした
がって、送信局では、図7に示すように、送信電力を連
続して増加させる。
送信において、受信品質が劣化すると、すなわち受信品
質703が低下すると、送信局において送信電力を増加
させる制御が複数回連続して行われる。この制御にした
がって、送信局では、図7に示すように、送信電力を連
続して増加させる。
【0008】しかしながら、そのような送信電力増加の
制御が連続する状況においては、送信電力を増加させる
以前の受信伝送単位に誤りがある、もしくは送信電力を
増加させてもその伝送単位には訂正不能な誤りが生じて
おり、パケットを構成することができずにそのパケット
の再送が必要になる、ことが多いと考えられる。
制御が連続する状況においては、送信電力を増加させる
以前の受信伝送単位に誤りがある、もしくは送信電力を
増加させてもその伝送単位には訂正不能な誤りが生じて
おり、パケットを構成することができずにそのパケット
の再送が必要になる、ことが多いと考えられる。
【0009】そのため、受信品質に基づいて電力制御を
行って送信電力を増加させても、送信電力を増加させる
以前の受信伝送単位に誤りがあったり、伝送単位に訂正
不能な誤りが生じて、パケットの再送が必要な場合に
は、受信された伝送単位の誤りによるパケットの再送が
避けられないことがあり、また送信電力を増すことによ
り周辺の通信局への干渉が増加することがある。したが
って、このような場合では、無駄な電力を用いてしまう
ことになり、効率的なパケット通信が行われないという
問題がある。
行って送信電力を増加させても、送信電力を増加させる
以前の受信伝送単位に誤りがあったり、伝送単位に訂正
不能な誤りが生じて、パケットの再送が必要な場合に
は、受信された伝送単位の誤りによるパケットの再送が
避けられないことがあり、また送信電力を増すことによ
り周辺の通信局への干渉が増加することがある。したが
って、このような場合では、無駄な電力を用いてしまう
ことになり、効率的なパケット通信が行われないという
問題がある。
【0010】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、バッテリーセービングを実現でき、しかも他の通
信局への干渉を余計に増加させることが無い、効率的な
パケット通信装置及び送信電力制御方法を提供すること
を目的とする.
あり、バッテリーセービングを実現でき、しかも他の通
信局への干渉を余計に増加させることが無い、効率的な
パケット通信装置及び送信電力制御方法を提供すること
を目的とする.
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット通信装
置は、送信電力制御情報を含む伝送単位で構成されたパ
ケット信号から送信電力制御情報を抽出する抽出手段
と、前記パケット信号の品質劣化の判定を行う判定手段
と、この判定結果に基づいて、前記パケット信号におけ
る前記判定以降の伝送単位に対する送信電力制御を停止
する制御を行う制御手段と、を具備する構成を採る。
置は、送信電力制御情報を含む伝送単位で構成されたパ
ケット信号から送信電力制御情報を抽出する抽出手段
と、前記パケット信号の品質劣化の判定を行う判定手段
と、この判定結果に基づいて、前記パケット信号におけ
る前記判定以降の伝送単位に対する送信電力制御を停止
する制御を行う制御手段と、を具備する構成を採る。
【0012】この構成によれば、パケット信号の品質が
劣化したときに、電力制御を停止して電力制御情報のみ
を蓄積するので、送信電力を増加させないで無駄な電力
消費を抑えることができる。
劣化したときに、電力制御を停止して電力制御情報のみ
を蓄積するので、送信電力を増加させないで無駄な電力
消費を抑えることができる。
【0013】さらに、劣悪な通信回線においても無理に
大きな電力で送信を行わないので、周辺の通信局に対す
る干渉を低減し、パケット通信の効率を上げるととも
に、総送信電力を低減してバッテリーセービングを図る
ことができる。
大きな電力で送信を行わないので、周辺の通信局に対す
る干渉を低減し、パケット通信の効率を上げるととも
に、総送信電力を低減してバッテリーセービングを図る
ことができる。
【0014】本発明のパケット通信装置は、前記パケッ
ト信号における前記判定以降の伝送単位に対する送信電
力制御情報を格納する格納手段を具備し、前記制御手段
が、前記格納手段に格納された送信電力制御情報に基づ
いて、次のパケット信号の先頭の伝送単位に対して送信
電力制御を行う構成を採る。
ト信号における前記判定以降の伝送単位に対する送信電
力制御情報を格納する格納手段を具備し、前記制御手段
が、前記格納手段に格納された送信電力制御情報に基づ
いて、次のパケット信号の先頭の伝送単位に対して送信
電力制御を行う構成を採る。
【0015】この構成によれば、蓄積した電力制御指示
情報を次のパケットの伝送単位に反映させるので、確実
にパケットを伝送することが可能となる。また、次のパ
ケット信号から適正な送信電力制御を行うことができ、
他への干渉を低減させながら、効率の良い通信を行うこ
とができる。
情報を次のパケットの伝送単位に反映させるので、確実
にパケットを伝送することが可能となる。また、次のパ
ケット信号から適正な送信電力制御を行うことができ、
他への干渉を低減させながら、効率の良い通信を行うこ
とができる。
【0016】本発明のパケット通信装置は、送信電力制
御情報を含む伝送単位で構成され、データチャネル及び
制御チャネルを用いて伝送するパケット信号から送信電
力制御情報を抽出する抽出手段と、前記パケット信号の
品質劣化の判定を行う判定手段と、この判定結果に基づ
いて、前記データチャネル用のパケット信号における前
記判定以降の伝送単位に対する送信電力制御を停止する
制御を行う制御手段と、を具備する構成を採る。
御情報を含む伝送単位で構成され、データチャネル及び
制御チャネルを用いて伝送するパケット信号から送信電
力制御情報を抽出する抽出手段と、前記パケット信号の
品質劣化の判定を行う判定手段と、この判定結果に基づ
いて、前記データチャネル用のパケット信号における前
記判定以降の伝送単位に対する送信電力制御を停止する
制御を行う制御手段と、を具備する構成を採る。
【0017】この構成によれば、劣悪な通信回線におい
て、パイロット信号部分とデータ信号部分の送信電力を
別々に制御することによって、電力制御を正しく動作続
行させることができ、かつ無理に大きな電力で送信を行
わないようにすることができる。これにより、周辺の通
信局に対する干渉を低減して、パケット通信の効率を上
げるとができ、次パケットの送信において、より適切な
送信電力制御を行うことが可能となる。
て、パイロット信号部分とデータ信号部分の送信電力を
別々に制御することによって、電力制御を正しく動作続
行させることができ、かつ無理に大きな電力で送信を行
わないようにすることができる。これにより、周辺の通
信局に対する干渉を低減して、パケット通信の効率を上
げるとができ、次パケットの送信において、より適切な
送信電力制御を行うことが可能となる。
【0018】本発明のパケット通信装置は、前記制御手
段が、前記制御チャネルの前記パケット信号における最
後の伝送単位に対する送信電力制御情報に基づいて、デ
ータチャネルの次のパケット信号の先頭の伝送単位に対
して送信電力制御を行う構成を採る。
段が、前記制御チャネルの前記パケット信号における最
後の伝送単位に対する送信電力制御情報に基づいて、デ
ータチャネルの次のパケット信号の先頭の伝送単位に対
して送信電力制御を行う構成を採る。
【0019】この構成によれば、データ信号部分の送信
電力制御開始時にパイロット信号部分の電力制御指示情
報を反映させるので、確実にパケットを伝送するとが可
能となる。
電力制御開始時にパイロット信号部分の電力制御指示情
報を反映させるので、確実にパケットを伝送するとが可
能となる。
【0020】本発明のパケット通信装置においては、前
記判定手段は、送信電力を増加させる旨の送信電力制御
情報が連続する回数により品質劣化の判定を行うことが
好ましい。
記判定手段は、送信電力を増加させる旨の送信電力制御
情報が連続する回数により品質劣化の判定を行うことが
好ましい。
【0021】本発明の通信端末装置は、上記パケット通
信装置を備えたことを特徴とする。本発明の基地局装置
は、上記パケット通信装置を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、無駄な電力を用いずに、効率の
良い無線通信を実現することができる。
信装置を備えたことを特徴とする。本発明の基地局装置
は、上記パケット通信装置を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、無駄な電力を用いずに、効率の
良い無線通信を実現することができる。
【0022】本発明の送信電力制御方法は、送信電力制
御情報を含む伝送単位で構成されたパケット信号から送
信電力制御情報を抽出する工程と、前記パケット信号の
品質劣化の判定を行う工程と、この判定結果に基づい
て、前記パケット信号における前記判定以降の伝送単位
に対する送信電力制御を停止する制御を行う工程と、前
記パケット信号における前記判定以降の伝送単位に対す
る送信電力制御情報に基づいて、次のパケット信号の先
頭の伝送単位に対して送信電力制御を行う工程と、を具
備する。
御情報を含む伝送単位で構成されたパケット信号から送
信電力制御情報を抽出する工程と、前記パケット信号の
品質劣化の判定を行う工程と、この判定結果に基づい
て、前記パケット信号における前記判定以降の伝送単位
に対する送信電力制御を停止する制御を行う工程と、前
記パケット信号における前記判定以降の伝送単位に対す
る送信電力制御情報に基づいて、次のパケット信号の先
頭の伝送単位に対して送信電力制御を行う工程と、を具
備する。
【0023】この方法によれば、パケット信号の品質が
劣化したときに、電力制御を停止して電力制御情報のみ
を蓄積するので、送信電力を増加させないで無駄な電力
消費を抑えることができる。また、劣悪な通信回線にお
いても無理に大きな電力で送信を行わないので、周辺の
通信局に対する干渉を低減し、パケット通信の効率を上
げるとともに、総送信電力を低減してバッテリーセービ
ングを図ることができる。
劣化したときに、電力制御を停止して電力制御情報のみ
を蓄積するので、送信電力を増加させないで無駄な電力
消費を抑えることができる。また、劣悪な通信回線にお
いても無理に大きな電力で送信を行わないので、周辺の
通信局に対する干渉を低減し、パケット通信の効率を上
げるとともに、総送信電力を低減してバッテリーセービ
ングを図ることができる。
【0024】さらに、蓄積した電力制御指示情報を次の
パケットの伝送単位に反映させるので、確実にパケット
を伝送することが可能となる。また、次のパケット信号
から適正な送信電力制御を行うことができる。このた
め、他への干渉を低減させながら、効率の良い通信を行
うことができる。
パケットの伝送単位に反映させるので、確実にパケット
を伝送することが可能となる。また、次のパケット信号
から適正な送信電力制御を行うことができる。このた
め、他への干渉を低減させながら、効率の良い通信を行
うことができる。
【0025】本発明の送信電力制御方法は、送信電力制
御情報を含む伝送単位で構成され、データチャネル及び
制御チャネルを用いて伝送するパケット信号から送信電
力制御情報を抽出する工程と、前記パケット信号の品質
劣化の判定を行う工程と、この判定結果に基づいて、前
記データチャネル用のパケット信号における前記判定以
降の伝送単位に対する送信電力制御を停止する制御を行
う工程と、前記制御チャネルの前記パケット信号におけ
る最後の伝送単位に対する送信電力制御情報に基づい
て、データチャネルの次のパケット信号の先頭の伝送単
位に対して送信電力制御を行う工程と、を具備する。
御情報を含む伝送単位で構成され、データチャネル及び
制御チャネルを用いて伝送するパケット信号から送信電
力制御情報を抽出する工程と、前記パケット信号の品質
劣化の判定を行う工程と、この判定結果に基づいて、前
記データチャネル用のパケット信号における前記判定以
降の伝送単位に対する送信電力制御を停止する制御を行
う工程と、前記制御チャネルの前記パケット信号におけ
る最後の伝送単位に対する送信電力制御情報に基づい
て、データチャネルの次のパケット信号の先頭の伝送単
位に対して送信電力制御を行う工程と、を具備する。
【0026】この方法によれば、劣悪な通信回線におい
て、パイロット信号部分とデータ信号部分の送信電力を
別々に制御することによって、電力制御を正しく動作続
行させることができ、かつ無理に大きな電力で送信を行
わないようにすることができる。これにより、周辺の通
信局に対する干渉を低減して、パケット通信の効率を上
げるとができ、次パケットの送信において、より適切な
送信電力制御を行うことが可能となる。
て、パイロット信号部分とデータ信号部分の送信電力を
別々に制御することによって、電力制御を正しく動作続
行させることができ、かつ無理に大きな電力で送信を行
わないようにすることができる。これにより、周辺の通
信局に対する干渉を低減して、パケット通信の効率を上
げるとができ、次パケットの送信において、より適切な
送信電力制御を行うことが可能となる。
【0027】本発明の送信電力制御方法においては、送
信電力を増加させる旨の送信電力制御情報が連続する回
数により品質劣化の判定を行うことが好ましい。
信電力を増加させる旨の送信電力制御情報が連続する回
数により品質劣化の判定を行うことが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、通信回線の状況
が劣悪な状態において、そのパケットの以降の伝送単位
では送信電力を増加させずに、電力制御情報を蓄積し、
次のパケットの伝送時に制御情報を反映させて、周辺の
通信局に対する干渉を低減し、パケット通信の効率を上
げるとともに、総送信電力を低減してバッテリーセービ
ングを図ることである。
が劣悪な状態において、そのパケットの以降の伝送単位
では送信電力を増加させずに、電力制御情報を蓄積し、
次のパケットの伝送時に制御情報を反映させて、周辺の
通信局に対する干渉を低減し、パケット通信の効率を上
げるとともに、総送信電力を低減してバッテリーセービ
ングを図ることである。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)実施の形態1では、送信電力増加の制
御を複数回にわたり連続して受けたパケットについて
は、受信後にパケットを構成不能な誤りが含まれてお
り、再送される確率が高いものと判断し、そのパケット
の以降の伝送単位では送信電力を増加させずに、電力制
御情報を蓄積し、次のパケットの伝送時に制御情報を反
映させる構成について説明する。
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)実施の形態1では、送信電力増加の制
御を複数回にわたり連続して受けたパケットについて
は、受信後にパケットを構成不能な誤りが含まれてお
り、再送される確率が高いものと判断し、そのパケット
の以降の伝送単位では送信電力を増加させずに、電力制
御情報を蓄積し、次のパケットの伝送時に制御情報を反
映させる構成について説明する。
【0030】図1は、本発明の実施の形態1に係るパケ
ット通信装置の構成を示すブロック図である。
ット通信装置の構成を示すブロック図である。
【0031】通信相手から送信された信号は、アンテナ
101を介して無線受信部102で受信される。無線受
信部102において、受信信号に対して、増幅(利得制
御)、ダウンコンバート、及びA/D変換の各処理が行
われる。このA/D変換後の信号は、復調部105に送
られ、復調処理されて受信データとして得られる。ま
た、A/D変換後の信号は、受信品質検出部103に送
られると共に、送信電力情報抽出部106に送られる。
101を介して無線受信部102で受信される。無線受
信部102において、受信信号に対して、増幅(利得制
御)、ダウンコンバート、及びA/D変換の各処理が行
われる。このA/D変換後の信号は、復調部105に送
られ、復調処理されて受信データとして得られる。ま
た、A/D変換後の信号は、受信品質検出部103に送
られると共に、送信電力情報抽出部106に送られる。
【0032】受信品質検出部103においては、例えば
SIR(Signal to Interference Ratio)や受信電力な
どが測定されて受信品質が検出される。この受信品質の
検出結果は、判定部104に送られる。判定部104で
は、検出結果に基づいて送信電力を上げるか、維持する
か、下げるかの判定を行い、送信電力指示情報を変調部
108に送る。
SIR(Signal to Interference Ratio)や受信電力な
どが測定されて受信品質が検出される。この受信品質の
検出結果は、判定部104に送られる。判定部104で
は、検出結果に基づいて送信電力を上げるか、維持する
か、下げるかの判定を行い、送信電力指示情報を変調部
108に送る。
【0033】送信電力情報抽出部106においては、A
/D変換後の信号から送信電力指示情報を抽出する。こ
の送信電力指示情報は、送信電力制御部107のカウン
タ1071に入力される。
/D変換後の信号から送信電力指示情報を抽出する。こ
の送信電力指示情報は、送信電力制御部107のカウン
タ1071に入力される。
【0034】送信電力制御部107においては、入力さ
れる送信電力指示情報をカウンタ1071で計数する。
送信電力制御部107の計数制御部1072は、送信電
力指示情報にしたがって無線送信部109に対して送信
電力を制御すると共に、カウンタ1071のカウンタ数
を監視して送信電力の開始・停止を指示する。また、計
数制御部1072は、カウンタ1071のリセットも行
う。メモリ1073は、送信電力指示情報を格納する。
れる送信電力指示情報をカウンタ1071で計数する。
送信電力制御部107の計数制御部1072は、送信電
力指示情報にしたがって無線送信部109に対して送信
電力を制御すると共に、カウンタ1071のカウンタ数
を監視して送信電力の開始・停止を指示する。また、計
数制御部1072は、カウンタ1071のリセットも行
う。メモリ1073は、送信電力指示情報を格納する。
【0035】一方、送信データは、送信電力指示情報と
共に変調部108に送られて、変調処理され、無線送信
部109に送られる。無線送信部109では、変調され
た信号に対して、D/A変換、アップコンバート、及び
増幅(利得制御)の各処理が行われる。このような処理
された信号は、送信信号としてアンテナ101を介して
送信される。
共に変調部108に送られて、変調処理され、無線送信
部109に送られる。無線送信部109では、変調され
た信号に対して、D/A変換、アップコンバート、及び
増幅(利得制御)の各処理が行われる。このような処理
された信号は、送信信号としてアンテナ101を介して
送信される。
【0036】上記構成を有するパケット通信装置の動作
について説明する。無線受信部102において受信信号
に対して所定の処理を行った後に、この信号を送信電力
情報抽出部106に送る。送信電力情報抽出部106で
抽出された送信電力指示情報は、送信電力制御部107
のカウンタ1071に入力される。送信電力制御部10
7では、送信電力指示情報にしたがって、送信電力の増
減の指示を無線送信部109に送ると共に、電力増加の
指示情報をある特定の回数連続して受け取ったときに、
パケットにおけるそれ以降の伝送単位については送信電
力を増加させず、その電力制御情報をメモリ1073に
蓄積し、次のパケット送信開始時に、一括して反映させ
る。
について説明する。無線受信部102において受信信号
に対して所定の処理を行った後に、この信号を送信電力
情報抽出部106に送る。送信電力情報抽出部106で
抽出された送信電力指示情報は、送信電力制御部107
のカウンタ1071に入力される。送信電力制御部10
7では、送信電力指示情報にしたがって、送信電力の増
減の指示を無線送信部109に送ると共に、電力増加の
指示情報をある特定の回数連続して受け取ったときに、
パケットにおけるそれ以降の伝送単位については送信電
力を増加させず、その電力制御情報をメモリ1073に
蓄積し、次のパケット送信開始時に、一括して反映させ
る。
【0037】具体的には、まず、カウンタ1071は、
「電力を上げろ」という送信電力指示情報が連続する回
数を計数する。計数制御部1072は、電力増加の指示
情報がある特定の回数連続するかどうかを監視する。例
えば、電力増加の指示情報のカウント数についてしきい
値判定を行う。
「電力を上げろ」という送信電力指示情報が連続する回
数を計数する。計数制御部1072は、電力増加の指示
情報がある特定の回数連続するかどうかを監視する。例
えば、電力増加の指示情報のカウント数についてしきい
値判定を行う。
【0038】そして、電力増加の指示情報がある特定の
回数連続している状態を検知すると、例えば、電力増加
の指示情報の回数が所定のしきい値を越えると、そのパ
ケットにおける以降の伝送単位については電力増加の指
示信号を無線送信部109に伝えず、指示情報をメモリ
1073に格納する。その後、次のパケットの送信時に
おいて、メモリ1073に格納した指示情報を取り出し
て、その指示情報全てを反映させるように無線送信部1
09に指示信号を送る。
回数連続している状態を検知すると、例えば、電力増加
の指示情報の回数が所定のしきい値を越えると、そのパ
ケットにおける以降の伝送単位については電力増加の指
示信号を無線送信部109に伝えず、指示情報をメモリ
1073に格納する。その後、次のパケットの送信時に
おいて、メモリ1073に格納した指示情報を取り出し
て、その指示情報全てを反映させるように無線送信部1
09に指示信号を送る。
【0039】一方、電力増加の指示情報がある特定の回
数連続していなければ、送信電力指示情報にしたがって
無線送信部109に対して電力増減の指示信号を送る。
無線送信部109では、アンプなどの利得制御器によ
り、指示信号にしたがって利得を調整して送信電力制御
を行う。
数連続していなければ、送信電力指示情報にしたがって
無線送信部109に対して電力増減の指示信号を送る。
無線送信部109では、アンプなどの利得制御器によ
り、指示信号にしたがって利得を調整して送信電力制御
を行う。
【0040】この電力制御は、図2に示すようにして行
われる。パケット201を複数の伝送単位202に分割
して順次伝送する際、伝搬路の変動により受信品質20
3が劣化すると、送信電力制御により、送信電力を増加
するように電力制御の指示情報が送られる。この場合、
電力増加の指示が特定回数続くと(図2においては4
回)、送信電力制御を停止する。図2においては、パケ
ットの最後の伝送単位が送信電力制御されない。この場
合、パケットの最後の伝送単位の電力制御の指示情報
は、メモリに格納されており、次のパケットの先頭の伝
送単位の送信電力制御に反映される。これにより、次の
パケット信号から適正な送信電力制御が行われることに
なる。このため、他への干渉を低減させながら、効率の
良い通信を行うことができる。
われる。パケット201を複数の伝送単位202に分割
して順次伝送する際、伝搬路の変動により受信品質20
3が劣化すると、送信電力制御により、送信電力を増加
するように電力制御の指示情報が送られる。この場合、
電力増加の指示が特定回数続くと(図2においては4
回)、送信電力制御を停止する。図2においては、パケ
ットの最後の伝送単位が送信電力制御されない。この場
合、パケットの最後の伝送単位の電力制御の指示情報
は、メモリに格納されており、次のパケットの先頭の伝
送単位の送信電力制御に反映される。これにより、次の
パケット信号から適正な送信電力制御が行われることに
なる。このため、他への干渉を低減させながら、効率の
良い通信を行うことができる。
【0041】次に、上記送信電力制御方法について、図
3のフロー図を用いて説明する。ステップ(以下、ST
と省略する)301では、受信信号から電力制御指示情
報を抽出する。ST302では、この電力制御指示情報
が所定回数連続したことを示すフラグがセットされてい
るかどうかを判断する。
3のフロー図を用いて説明する。ステップ(以下、ST
と省略する)301では、受信信号から電力制御指示情
報を抽出する。ST302では、この電力制御指示情報
が所定回数連続したことを示すフラグがセットされてい
るかどうかを判断する。
【0042】この連続フラグがセットされていなけれ
ば、電力制御指示情報が電力増加であり、かつ、電力増
加指示が所定回連続するかどうかを判断する(ST30
3)。電力増加指示が所定回連続していれば、連続フラ
グをセットし(ST304)、電力増加指示が所定回連
続していなければ、電力制御指示情報にしたがって電力
制御を行う(ST307)。また、連続フラグがセット
されていれば、電力制御指示情報をメモリに格納し(S
T305)、電力制御を停止する(ST306)。
ば、電力制御指示情報が電力増加であり、かつ、電力増
加指示が所定回連続するかどうかを判断する(ST30
3)。電力増加指示が所定回連続していれば、連続フラ
グをセットし(ST304)、電力増加指示が所定回連
続していなければ、電力制御指示情報にしたがって電力
制御を行う(ST307)。また、連続フラグがセット
されていれば、電力制御指示情報をメモリに格納し(S
T305)、電力制御を停止する(ST306)。
【0043】電力増加指示が所定回連続している場合に
は、電力制御指示情報をメモリに格納し(ST30
5)、電力制御を停止する(ST306)。そして、メ
モリに格納した電力制御指示情報は、次のパケットの先
頭の伝送単位の送信電力制御に反映させる。
は、電力制御指示情報をメモリに格納し(ST30
5)、電力制御を停止する(ST306)。そして、メ
モリに格納した電力制御指示情報は、次のパケットの先
頭の伝送単位の送信電力制御に反映させる。
【0044】送信電力増加の制御が連続する状態とは、
送信電力を増加させることによっても、伝搬路の悪化に
よる受信信号品質の劣化を補いきれていない状態が続い
ていることを示しており、この場合には、伝送単位が正
しく受信されておらず、パケットは結局再送となる確率
が高いと考えられる。
送信電力を増加させることによっても、伝搬路の悪化に
よる受信信号品質の劣化を補いきれていない状態が続い
ていることを示しており、この場合には、伝送単位が正
しく受信されておらず、パケットは結局再送となる確率
が高いと考えられる。
【0045】本実施の形態に係る送信電力制御方法によ
れば、連続する電力制御指示情報をカウントし、ある特
定の回数以上に電力増加の制御情報が続いたときに、電
力制御を停止して電力制御情報のみを蓄積するので、送
信電力を増加させないで無駄な電力消費を抑えることが
できる。また、蓄積した電力制御指示情報を次のパケッ
トの伝送単位に反映させるので、確実にパケットを伝送
することが可能となる。
れば、連続する電力制御指示情報をカウントし、ある特
定の回数以上に電力増加の制御情報が続いたときに、電
力制御を停止して電力制御情報のみを蓄積するので、送
信電力を増加させないで無駄な電力消費を抑えることが
できる。また、蓄積した電力制御指示情報を次のパケッ
トの伝送単位に反映させるので、確実にパケットを伝送
することが可能となる。
【0046】さらに、劣悪な通信回線においても無理に
大きな電力で送信を行わないので、周辺の通信局に対す
る干渉を低減し、パケット通信の効率を上げるととも
に、総送信電力を低減してバッテリーセービングを図る
ことができる。
大きな電力で送信を行わないので、周辺の通信局に対す
る干渉を低減し、パケット通信の効率を上げるととも
に、総送信電力を低減してバッテリーセービングを図る
ことができる。
【0047】(実施の形態2)実施の形態2において
は、送信電力増加の制御を複数回にわたり連続して受け
たパケットについては、そのパケットの以降の伝送単位
では受信側で受信品質の判定に用いるパイロット信号部
分のみ送信電力を増加させ、次のパケットの伝送時に直
前のパイロット信号部分の送信電力を伝送単位全体に反
映させる構成について説明する。
は、送信電力増加の制御を複数回にわたり連続して受け
たパケットについては、そのパケットの以降の伝送単位
では受信側で受信品質の判定に用いるパイロット信号部
分のみ送信電力を増加させ、次のパケットの伝送時に直
前のパイロット信号部分の送信電力を伝送単位全体に反
映させる構成について説明する。
【0048】図4は、本発明の実施の形態2に係るパケ
ット通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図
4において、図1に示す構成と同一の部分については同
一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
ット通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図
4において、図1に示す構成と同一の部分については同
一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0049】図4に示す構成においては、送信電力制御
部401の構成が図1に示す構成と異なる。すなわち、
電力指示情報を計数するカウンタ4011と、カウンタ
4011のカウント数にしたがって、例えばパイロット
信号を伝送する制御チャネルの送信電力の増減と、デー
タを伝送するデータチャネルの送信電力の増減とを独立
して制御する制御部4012とを有する。
部401の構成が図1に示す構成と異なる。すなわち、
電力指示情報を計数するカウンタ4011と、カウンタ
4011のカウント数にしたがって、例えばパイロット
信号を伝送する制御チャネルの送信電力の増減と、デー
タを伝送するデータチャネルの送信電力の増減とを独立
して制御する制御部4012とを有する。
【0050】この構成を有するパケット通信装置の動作
について説明する。無線受信部102において受信信号
に対して所定の処理を行った後に、この信号を送信電力
情報抽出部106に送る。送信電力情報抽出部106で
抽出された送信電力指示情報は、送信電力制御部401
のカウンタ4011に入力される。送信電力制御部40
1では、送信電力指示情報にしたがって、制御チャネル
については、送信電力の増減の指示を無線送信部109
に送ると共に、データチャネルについては、電力増加の
指示情報をある特定の回数連続して受け取ったときに、
パケットにおけるそれ以降の伝送単位については送信電
力を増加させない。そして、制御チャネルについては、
次のパケットの伝送単位の送信開始時に、直前の制御信
号部分の送信電力を、データチャネルの信号部分(デー
タ信号部分)の送信電力に反映させる。
について説明する。無線受信部102において受信信号
に対して所定の処理を行った後に、この信号を送信電力
情報抽出部106に送る。送信電力情報抽出部106で
抽出された送信電力指示情報は、送信電力制御部401
のカウンタ4011に入力される。送信電力制御部40
1では、送信電力指示情報にしたがって、制御チャネル
については、送信電力の増減の指示を無線送信部109
に送ると共に、データチャネルについては、電力増加の
指示情報をある特定の回数連続して受け取ったときに、
パケットにおけるそれ以降の伝送単位については送信電
力を増加させない。そして、制御チャネルについては、
次のパケットの伝送単位の送信開始時に、直前の制御信
号部分の送信電力を、データチャネルの信号部分(デー
タ信号部分)の送信電力に反映させる。
【0051】具体的には、まず、カウンタ4011は、
データチャネルについて、「電力を上げろ」という送信
電力指示情報が連続する回数を計数する。計数制御部4
012は、その電力増加の指示情報がある特定の回数連
続するかどうかを監視する。例えば、電力増加の指示情
報のカウント数についてしきい値判定を行う。
データチャネルについて、「電力を上げろ」という送信
電力指示情報が連続する回数を計数する。計数制御部4
012は、その電力増加の指示情報がある特定の回数連
続するかどうかを監視する。例えば、電力増加の指示情
報のカウント数についてしきい値判定を行う。
【0052】そして、電力増加の指示情報がある特定の
回数連続している状態を検知すると、例えば、電力増加
の指示情報の回数が所定のしきい値を越えると、そのパ
ケットにおける以降の伝送単位については電力制御を停
止する指示信号を無線送信部109に送る。
回数連続している状態を検知すると、例えば、電力増加
の指示情報の回数が所定のしきい値を越えると、そのパ
ケットにおける以降の伝送単位については電力制御を停
止する指示信号を無線送信部109に送る。
【0053】一方、制御チャネルについては、送信電力
指示情報にしたがって無線送信部109に対して電力増
減の指示信号を送る。無線送信部109では、アンプな
どの利得制御器により、指示信号にしたがって利得を調
整して送信電力制御を行う。
指示情報にしたがって無線送信部109に対して電力増
減の指示信号を送る。無線送信部109では、アンプな
どの利得制御器により、指示信号にしたがって利得を調
整して送信電力制御を行う。
【0054】その後、計数制御部4012は、制御チャ
ネルについて、次のパケットの伝送単位の送信開始時
に、直前の制御信号部分(例えばパイロット信号部分)
の送信電力を、データ信号部分の送信電力に反映させる
ように無線送信部109に指示する。
ネルについて、次のパケットの伝送単位の送信開始時
に、直前の制御信号部分(例えばパイロット信号部分)
の送信電力を、データ信号部分の送信電力に反映させる
ように無線送信部109に指示する。
【0055】この電力制御は、図5に示すようにして行
われる。パケット501を複数の伝送単位502に分割
して順次伝送する際、伝搬路の変動により受信品質50
3が劣化すると、送信電力制御により、送信電力を増加
するように電力制御の指示情報が送られる。
われる。パケット501を複数の伝送単位502に分割
して順次伝送する際、伝搬路の変動により受信品質50
3が劣化すると、送信電力制御により、送信電力を増加
するように電力制御の指示情報が送られる。
【0056】この場合、電力増加の指示が特定回数続く
と(図5においては4回)、データ信号については、送
信電力制御を停止する。図5においては、パケットの最
後の伝送単位が送信電力制御されない。一方、制御チャ
ネルを伝送するパイロット信号については、各伝送単位
に対して電力指示情報にしたがって送信電力制御が行わ
れる。そして、データチャネルに対しては、次のパケッ
トの先頭の伝送単位で、直前のパイロット信号の電力指
示情報にしたがって送信電力制御が行われる。すなわ
ち、データ信号については、図5におけるHの送信電力
指示情報分が次のパケットの先頭の伝送単位に反映され
る。
と(図5においては4回)、データ信号については、送
信電力制御を停止する。図5においては、パケットの最
後の伝送単位が送信電力制御されない。一方、制御チャ
ネルを伝送するパイロット信号については、各伝送単位
に対して電力指示情報にしたがって送信電力制御が行わ
れる。そして、データチャネルに対しては、次のパケッ
トの先頭の伝送単位で、直前のパイロット信号の電力指
示情報にしたがって送信電力制御が行われる。すなわ
ち、データ信号については、図5におけるHの送信電力
指示情報分が次のパケットの先頭の伝送単位に反映され
る。
【0057】次に、上記送信電力制御方法について、図
6のフロー図を用いて説明する。ST601では、受信
信号から電力制御指示情報を抽出する。ST602で
は、この電力制御指示情報が所定回数連続したことを示
すフラグがセットされているかどうかを判断する。
6のフロー図を用いて説明する。ST601では、受信
信号から電力制御指示情報を抽出する。ST602で
は、この電力制御指示情報が所定回数連続したことを示
すフラグがセットされているかどうかを判断する。
【0058】この連続フラグがセットされていなけれ
ば、電力制御指示情報が電力増加であり、かつ、電力増
加指示が所定回連続するかどうかを判断する(ST60
3)。連続フラグがセットされていれば、制御チャネル
のパイロット信号部分のみに対して電力制御指示情報に
したがって送信電力制御を行う(ST605)。すなわ
ち、データチャネルの信号部分に対しては送信電力制御
を停止する。
ば、電力制御指示情報が電力増加であり、かつ、電力増
加指示が所定回連続するかどうかを判断する(ST60
3)。連続フラグがセットされていれば、制御チャネル
のパイロット信号部分のみに対して電力制御指示情報に
したがって送信電力制御を行う(ST605)。すなわ
ち、データチャネルの信号部分に対しては送信電力制御
を停止する。
【0059】また、電力増加指示が所定回連続していれ
ば、連続フラグをセットし(ST604)、制御チャネ
ルのパイロット信号部分のみに対して電力制御指示情報
にしたがって送信電力制御を行う(ST605)。すな
わち、データ信号部分に対しては送信電力制御を停止す
る。
ば、連続フラグをセットし(ST604)、制御チャネ
ルのパイロット信号部分のみに対して電力制御指示情報
にしたがって送信電力制御を行う(ST605)。すな
わち、データ信号部分に対しては送信電力制御を停止す
る。
【0060】電力増加指示が所定回連続していなけれ
ば、電力制御指示情報にしたがって、データチャネル及
び制御チャネルに対して伝送単位毎に電力制御を行う
(ST606)。
ば、電力制御指示情報にしたがって、データチャネル及
び制御チャネルに対して伝送単位毎に電力制御を行う
(ST606)。
【0061】送信電力増加の制御が連続する状態とは、
送信電力を増加させることによっても、伝搬路の悪化に
よる受信信号品質の劣化を補いきれていない状態が続い
ていることを示しており、この場合には、伝送単位が正
しく受信されておらず、パケットは結局再送となる確率
が高いと考えられる。
送信電力を増加させることによっても、伝搬路の悪化に
よる受信信号品質の劣化を補いきれていない状態が続い
ていることを示しており、この場合には、伝送単位が正
しく受信されておらず、パケットは結局再送となる確率
が高いと考えられる。
【0062】本実施の形態に係る送信電力制御方法によ
れば、連続する電力制御指示情報をカウントし、ある特
定の回数以上に電力増加の制御情報が続いたときに、パ
イロット信号部分の送信電力のみを増加させ、データ信
号部分の送信電力は増加させない。これにより、パイロ
ット信号部分から受信品質を判断する受信局との間で
は、電力制御を正しく動作続行させることができ、かつ
無理に大きな電力で送信を行わない。その結果、周辺に
対する干渉を低減し、パケット通信の効率を上げること
が可能となる。さらに、データ信号部分の送信電力制御
開始時にパイロット信号部分の電力制御指示情報を反映
させることにより、確実にパケットを伝送するとが可能
となる。
れば、連続する電力制御指示情報をカウントし、ある特
定の回数以上に電力増加の制御情報が続いたときに、パ
イロット信号部分の送信電力のみを増加させ、データ信
号部分の送信電力は増加させない。これにより、パイロ
ット信号部分から受信品質を判断する受信局との間で
は、電力制御を正しく動作続行させることができ、かつ
無理に大きな電力で送信を行わない。その結果、周辺に
対する干渉を低減し、パケット通信の効率を上げること
が可能となる。さらに、データ信号部分の送信電力制御
開始時にパイロット信号部分の電力制御指示情報を反映
させることにより、確実にパケットを伝送するとが可能
となる。
【0063】このように、劣悪な通信回線において、パ
イロット信号部分とデータ信号部分の送信電力を別々に
制御することによって、電力制御を正しく動作続行させ
ることができ、かつ無理に大きな電力で送信を行わない
ようにすることができる。これにより、周辺の通信局に
対する干渉を低減して、パケット通信の効率を上げると
ができ、次パケットの送信において、より適切な送信電
力制御を行うことが可能となる。
イロット信号部分とデータ信号部分の送信電力を別々に
制御することによって、電力制御を正しく動作続行させ
ることができ、かつ無理に大きな電力で送信を行わない
ようにすることができる。これにより、周辺の通信局に
対する干渉を低減して、パケット通信の効率を上げると
ができ、次パケットの送信において、より適切な送信電
力制御を行うことが可能となる。
【0064】上記実施の形態1,2のパケット通信装置
は、ディジタル無線通信システムにおける移動局装置の
ような通信端末装置や基地局装置に適用することができ
る。これにより、無駄な電力を用いずに、効率の良い無
線通信を実現することができる。
は、ディジタル無線通信システムにおける移動局装置の
ような通信端末装置や基地局装置に適用することができ
る。これにより、無駄な電力を用いずに、効率の良い無
線通信を実現することができる。
【0065】本発明は、上記実施の形態に限定されず種
々変更して実施することが可能である。例えば、上記実
施の形態においては、品質劣化の判定方法として、送信
電力を増加する旨の指示が連続する数をカウントする方
法を用いた場合について説明しているが、本発明は、品
質劣化の判定方法として他の方法を採用しても良い。す
なわち、本発明においては、品質劣化の判定方法につい
ては、特に制限はない。
々変更して実施することが可能である。例えば、上記実
施の形態においては、品質劣化の判定方法として、送信
電力を増加する旨の指示が連続する数をカウントする方
法を用いた場合について説明しているが、本発明は、品
質劣化の判定方法として他の方法を採用しても良い。す
なわち、本発明においては、品質劣化の判定方法につい
ては、特に制限はない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパケット通
信装置は、パケット通信に対応した電力制御が可能であ
り、通信路品質の劣化を補償するための過剰な電力制御
を抑えることができ、しかも周辺通信局への干渉電力の
低減、並びに総送信電力の低減を図ることができる。
信装置は、パケット通信に対応した電力制御が可能であ
り、通信路品質の劣化を補償するための過剰な電力制御
を抑えることができ、しかも周辺通信局への干渉電力の
低減、並びに総送信電力の低減を図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係るパケット通信装置
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るパケット通信装置の受信
品質及び電力制御状況を示す概略図
品質及び電力制御状況を示す概略図
【図3】上記実施の形態に係るパケット通信装置の動作
を説明するためのフロー図
を説明するためのフロー図
【図4】本発明の実施の形態2に係るパケット通信装置
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図5】上記実施の形態に係るパケット通信装置の受信
品質及び電力制御状況を示す概略図
品質及び電力制御状況を示す概略図
【図6】上記実施の形態に係るパケット通信装置の動作
を説明するためのフロー図
を説明するためのフロー図
【図7】従来のパケット通信装置の受信品質及び電力制
御状況を示す概略図
御状況を示す概略図
101 アンテナ 102 無線受信部 103 受信品質検出部 104 判定部 105 復調部 106 送信電力情報抽出部 107,401 送信電力制御部 108 変調部 109 無線送信部 1071,4011 カウンタ 1072,4012 計数制御部 1073 メモリ 201,501 パケット 202,502 伝送単位 203,503 受信品質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA12 HA08 JL01 LA01 MA04 MB01 5K067 AA03 BB21 CC08 DD27 DD45 EE12 GG08 HH21 HH23 9A001 BB04 CC05 DD15 HH34 JJ12 KK56 LL02
Claims (10)
- 【請求項1】 送信電力制御情報を含む伝送単位で構成
されたパケット信号から送信電力制御情報を抽出する抽
出手段と、前記パケット信号の品質劣化の判定を行う判
定手段と、この判定結果に基づいて、前記パケット信号
における前記判定以降の伝送単位に対する送信電力制御
を停止する制御を行う制御手段と、を具備することを特
徴とするパケット通信装置。 - 【請求項2】 前記パケット信号における前記判定以降
の伝送単位に対する送信電力制御情報を格納する格納手
段を具備し、前記制御手段は、前記格納手段に格納され
た送信電力制御情報に基づいて、次のパケット信号の先
頭の伝送単位に対して送信電力制御を行うことを特徴と
する請求項1記載のパケット通信装置。 - 【請求項3】 送信電力制御情報を含む伝送単位で構成
され、データチャネル及び制御チャネルを用いて伝送す
るパケット信号から送信電力制御情報を抽出する抽出手
段と、前記パケット信号の品質劣化の判定を行う判定手
段と、この判定結果に基づいて、前記データチャネル用
のパケット信号における前記判定以降の伝送単位に対す
る送信電力制御を停止する制御を行う制御手段と、を具
備することを特徴とするパケット通信装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記制御チャネルの前
記パケット信号における最後の伝送単位に対する送信電
力制御情報に基づいて、データチャネルの次のパケット
信号の先頭の伝送単位に対して送信電力制御を行うこと
を特徴とする請求項3記載のパケット通信装置。 - 【請求項5】 前記判定手段は、送信電力を増加させる
旨の送信電力制御情報が連続する回数により品質劣化の
判定を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のい
ずれかに記載のパケット通信装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
のパケット通信装置を備えたことを特徴とする通信端末
装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
のパケット通信装置を備えたことを特徴とする基地局装
置。 - 【請求項8】 送信電力制御情報を含む伝送単位で構成
されたパケット信号から送信電力制御情報を抽出する工
程と、前記パケット信号の品質劣化の判定を行う工程
と、この判定結果に基づいて、前記パケット信号におけ
る前記判定以降の伝送単位に対する送信電力制御を停止
する制御を行う工程と、前記パケット信号における前記
判定以降の伝送単位に対する送信電力制御情報に基づい
て、次のパケット信号の先頭の伝送単位に対して送信電
力制御を行う工程と、を具備することを特徴とする送信
電力制御方法。 - 【請求項9】 送信電力制御情報を含む伝送単位で構成
され、データチャネル及び制御チャネルを用いて伝送す
るパケット信号から送信電力制御情報を抽出する工程
と、前記パケット信号の品質劣化の判定を行う工程と、
この判定結果に基づいて、前記データチャネル用のパケ
ット信号における前記判定以降の伝送単位に対する送信
電力制御を停止する制御を行う工程と、前記制御チャネ
ルの前記パケット信号における最後の伝送単位に対する
送信電力制御情報に基づいて、データチャネルの次のパ
ケット信号の先頭の伝送単位に対して送信電力制御を行
う工程と、を具備することを特徴とする送信電力制御方
法。 - 【請求項10】 送信電力を増加させる旨の送信電力制
御情報が連続する回数により品質劣化の判定を行うこと
を特徴とする請求項8又は請求項9記載の送信電力制御
方法。
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