JP5056638B2 - 太陽電池バックシートの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池用シート部材に関し、特に太陽電池モジュールの裏面側に配置して使用する太陽電池バックシート及びその製造方法に関するものである。
太陽電池は太陽光のエネルギーを直接電気に換える太陽光発電システムの心臓部を構成するものであり、半導体からできている。また、その構造は、一般的に数枚〜数十枚の太陽電池素子を直列あるいは並列に配線し、素子を長期間に亘って保護するためのパッケージングが施され、ユニット化されている。
このパッケージに組み込まれたユニットを太陽電池モジュールと呼び、一般に太陽光が当たる面を前面ガラスで覆い、光透過性の熱可塑性プラスチックからなる充填材で間隙が埋められている。そして、裏面が耐熱性、耐湿性、耐水性、耐候性プラスチック材料などのシート(バックシート)で保護された構造になっている。
これらの太陽電池モジュールは、屋外で使用されるため、その構成、材質構造などにおいて、十分な耐熱性、耐候性、耐水性、防湿性、耐風圧性、耐光性、耐降雹性、耐薬品性、防湿性、防汚性、光反射性、光拡散性、その他の諸特性が要求される。
太陽電池モジュ−ルは、例えば、結晶シリコン太陽電池素子あるいはアモルファスシリコン太陽電池素子等を使用し、前面ガラス層、充填剤層、太陽電池素子、充填剤層、および、裏面保護シ−ト(シートバック)層等の順に積層し、真空吸引して加熱圧着するラミネ−ション法等を利用して製造されている。
その一般的な構造の一例の構成の断面説明図を図1に示した。
図1では、受光側(表面)から順に前面ガラス(表面保護シート)1、充填剤2、太陽電池素子3、バックシート4の順に積層されたモジュールとなっており、太陽電池素子の間をリード線5で連結して端子箱(ジャンクションボックス)7にある端子9から電力を取り出すようになっている。これらの構成要素を固定するために弾性のあるシール材6を介してアルミ枠8で囲む構造になっている。
この太陽電池モジュールの構成要素のなかで、バックシートは太陽電池素子とリード線等の内容物を保護するために、機械的強度に優れ、かつ、耐候性、耐熱性、耐水性、耐光性、耐風圧性、耐降雹性、耐薬品性、防湿性、防汚性、その他等の諸特性に優れ、特に、水分、酸素等の侵入を防止する防湿性が高く、長期的な性能劣化を最小限に抑え、耐久性に富み、かつ、より低コストで安全なことが求められている。
これらの諸特性を実現するために太陽電池モジュールを構成するバックシートとしては、絶縁性が高く、蒸着加工やコーティング加工等の二次加工が容易である特徴を生かしてプラスチックのフィルムあるいはシートが広く用いられており、単層のプラスチックシート以外に性能向上のための層を積層した積層シートが種々提案されている。
積層シートの一例を示すと、特許文献1に挙げられているように、 フッ素系樹脂シ−トの片面に、無機酸化物の蒸着薄膜を設けた太陽電池モジュ−ル用保護シ−トをバックシートに使用することが提案されている。例えば、フッ素系樹脂の高耐性という特徴を生かした、ポリフッ化ビニル(PVF)/ポリエチレンテレフタレート(PET)/ポリフッ化ビニル(PVF)の構成の積層シートが代表的である。また、汎用性のあるポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを使用する場合には内容物保護性を高めるためにPETの中間に無機酸化物の蒸着薄膜層を設けた、PET/PETの無機酸化物蒸着シート/PETのような構成の積層シートも用いられている。
さらに、モジュールの耐性をより高めるため、フッ素系樹脂シ−トの片面に、無機酸化物の蒸着薄膜を設けた太陽電池モジュ−ル用保護シ−トを裏面保護シ−ト(バックシート)として使用することにより、接着性等の諸特性、とくに、水分、酸素等の侵入を防止する防湿性を著しく向上させを向上させて内容物保護と耐久性を確保する試みも提案されている。
また、太陽電池セルの発電効率を上げる目的で、基材フィルムと白色インキ層と無機蒸着フィルムからなることを特徴とした太陽電池用バックシートが提案されている(特許文献2)。ここでは、白色インキ層によって入射光線を反射して太陽電池セルの発電効率を上げると同時に、白色インキ層のもう一つの効果として、入射光線を吸収しないでバックシート面で反射することによってモジュール内部の温度上昇を防ぎ、素子等の劣化が抑えられることが挙げられている。
太陽電池モジュールの温度上昇によって影響を受ける特性としては、寿命以外にも太陽電池セルの発電効率が低下するということが知られている。特に、結晶性シリコンの太陽電池素子を用いた場合にモジュール内部の温度上昇にともなって発電効率が低下し出力の低下を招来することが知られている。
太陽電池のバックシートにプラスチックシートを用いることによるバリア性や伝熱性の不足から来る欠点を補うための対策は上記文献を含めて数多く提案されている。
特に、バックシートの構成要素の中に熱伝導性が高くバリア性に優れるアルミニウム箔等の金属箔を用いるという従来の構成が、これらの問題点を解決するために見直されてきている。
従来より、太陽電池バックシートとしては、ポリフッ化ビニルフィルム等の耐熱性、耐湿性、耐水性、耐候性プラスチックで金属箔、とくに、アルミニウム箔をサンドイッチした積層構造の裏面保護シートが多く用いられていた。
金属箔を太陽電池用バックシートに使う理由の一つは内容物保護性、特に水蒸気や酸素のバリア性が優れていることと同時に高い熱伝導率によってモジュール内部で発生した熱を外部に放散する効果も期待できることにある。
しかしながら、上記の方法には、導電性の金属箔を用いることでリード線やジャンクションボックス等の他の部品との電気的接触の危険が存在する。
この問題の解決のためにいくつかの提案がなされている。
例えば、特許文献3では、太陽電池用裏面保護シートとして、モジュール成型時の溶融によるリード線や電極との接触を防止するために、高溶融粘度のポリエステル樹脂からなる耐熱、耐候性プラスチックフィルムで、金属箔をその両面からサンドイッチした構成の太陽電池用裏面保護シートが提案されている。
このような方法で、モジュール成型時に起こりうる変形に起因する、金属箔とリード線等の他の部材との接触を防止出来たとしても、水蒸気等のバリア性の確保とモジュール内
部の熱の放散を同時に達成するために金属箔を使用する従来の方法では、金属箔端部のが露出したままであると、リード線やジャンクションボックス等の他部品との接触という問題点は依然として残されている。
この問題点は、従来の太陽電池のみならず今後の展開が期待される薄型太陽電池の場合にはより深刻である。
現在一般的な太陽電池は結晶系と呼ばれるもので、モジュールとしては、前記の図に示したように、100mm角ほどの薄い結晶シリコンの光起電力素子(太陽電池素子)を直列に並べたものである。結晶系太陽電池ではそれぞれの太陽電池素子が配線で接続されているため、その配線をジャンクションボックスに接続することで発電された電気を取り出すことが出来る。
しかし、薄膜太陽電池は、基材にシリコンや金属化合物、有機化合物色素などを塗布や蒸着などの方法によって形成したものであり、発電された電気を取り出すには、発電層の裏側全面に配置された金属膜によっておこなうこととなる。このような構造のため、薄膜太陽電池バックシートの端面に金属箔が露出していると、電気取り出しの金属膜と金属箔が接触し、短絡や漏電の危険があった。
さらに、薄膜太陽電池の光起電力素子の構成要素であるシリコン、金属化合物、有機化合物色素などは極端に水蒸気による影響を受け易いため、プラスチックフィルムを基材にした蒸着フィルム等のみで構成するバックシートではバリア性が不十分であり、バリア性の非常に高いアルミニウム箔のような金属箔が含まれていることが必須とされる。
バックシートの端面より金属箔が露出するのを防ぐための一つの方法として、これまでに、両面にプラスチックフィルムを貼り合せた金属箔を打ち抜いた後に絶縁性のテープ等を用いて抜きパターンの端部を封止する方法が行われている。また、プラスチックフィルムとあらかじめ用意した打ち抜きパターンより少し小さめの枚葉の金属箔を貼り付けた後、金属箔の周縁部からプラスチックフィルムが延設された形でやや広く打ち抜き、端部の露出がないバックシートを作成する方法も考えられている。
以下、図を用いて金属箔の端部露出の典型例と従来の対策を説明する。
図3は金属箔の両面にプラスチックフィルムを貼り合せた比較的単純な構成の太陽電池バックシートの断面の説明図であり、上記の貼り合せた積層体を、ジャンクションボックス配置領域16の周辺14とバックシート外縁部15のパターンで打ち抜いた場合の平面図(図3−1)とそのa−b線での断面図(図3−2)を示している。
全面に金属箔とプラスチックフィルムが積層されたシートを打ち抜いただけでは、例えばジャンクションボックスやリード線がバックシートを貫通する部分16では金属箔18の切断端面14と容易に接触して短絡する危険がある。同様に金属箔18の外縁部の切断端面15も近辺の電極等と容易に接触して短絡する危険がある。
これを防止する従来の方法のひとつは、全面に金属箔とプラスチックフィルムが積層されたシートを打ち抜いた後に金属箔18の端面露出部分14と15に絶縁性のテープ等を用いて抜きパターンの端部を封止する方法である。
しかし、この方法による端部封止では加工速度が上がらず、また、加工賃も高く、設備が限定されるため結果として非常に高コストな加工方法となってしまう。封止する金属箔部がバックシート外縁を含むような長く複雑な形状の場合にはこれらの問題点は特に顕著
になる。
以上のように,従来の技術においては、太陽電池バックシートに要求される内容物保護機能、代表的には、太陽電池の出力低下を引き起こすセルや配線の腐食等を防止するための防湿性や屋外での長期使用に耐えうる耐候性を備えた上で、さらに必要な電気絶縁性を確保したバックシートを安定した効率的な工程で製造する点で問題点が残されていた。
特開2000−188412号公報 特開2006−210557号公報 特開2002−134770号公報
太陽電池モジュールに使用するバックシートの構成に熱放散とバリア性の向上のために金属箔を用いる場合に、シート端部の金属の露出による短絡等の障害を防止することの出来る端面を備えたシートを、安定した効率的な工程で製造することが課題である。
本発明の請求項の発明は、金属箔の両面に、少なくともプラスチックフィルムが積層された、太陽電池モジュールの裏面保護に用いる太陽電池バックシートの製造方法であり、中間層の金属箔の端面が延設された両面のプラスチックフィルムによって封止されている太陽電池バックシートの製造方法であって、
基材となるプラスチックフィルムの片面に金属箔を貼り合せたシートを所定のパターンに断裁し、該断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合せてからさらに上記パターンとは異なるパターンに打ち抜くことを特徴とする太陽電池バックシートの製造方法である。
本発明の請求項の発明は、プラスチックフィルムの片面への金属箔の貼り合わせにおいて、プラスチックフィルムの幅が金属箔の幅よりも広いことを特徴とする請求項に記載の太陽電池バックシートの製造方法である。
本発明の請求項の発明は、所定のパターン状に断裁された断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合わせる場合に、該プラスチックフィルムが連続巻取り状でありその幅が該断裁シートの幅よりも広いことを特徴とする請求項またはに記載の太陽電池バックシートの製造方法である。
本発明の請求項の発明は、基材となるプラスチックフィルムの片面に金属箔を貼り合せたシートを断裁する所定のパターンよりも、該断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合せてからさらに打ち抜くパターンの方が、打ち抜き後に金属箔端部が露出しない程度に狭いことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の太陽電池バックシートの製造方法である。
本発明の請求項の発明は、金属箔がアルミニウム箔であることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の太陽電池バックシートの製造方法である。
本発明の製造方法により製造された太陽電池バックシートは、金属箔の両面に、少なくともプラスチックフィルムが積層された、太陽電池モジュールの裏面保護に用いる太陽電池バックシートであって、中間層の金属箔の端面が延設された両面のプラスチックフィルムによって封止されているために、金属箔を用いる特徴である内容物保護性特に水蒸気や酸素ガス等に関するガスバリア性、熱放散性に優れ、かつ金属箔を用いることから来る金属の露出による弊害を防止したバックシートを提供することが出来る。
さらに、本発明は、基材となるプラスチックフィルムの片面に金属箔を貼り合せたシートを所定のパターンに断裁し、該断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合せてからさらに上記パターンとは異なるパターンに打ち抜く太陽電池バックシートの製造方法であることから、全面に金属箔とプラスチックフィルムが積層されたシートを打ち抜いた後に金属箔の端面露出部分に絶縁性のテープ等を用いて抜きパターンの端部を封止する従来の方法に比較して、金属箔を用いることから来る金属の露出による弊害を防止したバックシートを安定した工程で効率的に製造する方法を提供することが出来る。
本発明の方法においては、基材となるプラスチックフィルムの片面への金属箔の貼り合わせにおいて、プラスチックフィルムの幅が金属箔の幅よりも広いことによって、貼り合わせを連続で行う場合の両端部のフィルム抜けを防止し、次工程での欠陥の発生を防ぐことで、金属箔を用いる特徴である内容物保護性特に水蒸気や酸素ガス等に関するガスバリア性、熱放散性に優れ、かつ金属箔を用いることから来る金属の露出による弊害を防止したバックシート太陽電池バックシートを従来の方法に比較して安定した工程で効率的に製造する方法を提供することが出来る。
また、本発明では、所定のパターン状に断裁された断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合わせる場合に、該プラスチックフィルムが連続巻取り状でありその幅が該断裁シートの幅よりも広いことによって、貼り合わせを連続で行う場合の両端部のフィルム抜けを防止し、次工程での欠陥の発生を防ぐことで、金属箔を用いる特徴である内容物保護性特に水蒸気や酸素ガス等に関するガスバリア性、熱放散性に優れ、かつ金属箔を用いることから来る金属の露出による弊害を防止した太陽電池バックシートを従来の方法に比較して安定した工程で効率的に製造する方法を提供することが出来る。
本発明の方法では、基材となるプラスチックフィルムの片面に金属箔を貼り合せたシートを断裁する所定のパターンよりも、該断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合せてからさらに打ち抜くパターンの方が、打ち抜き後に金属箔端部が露出しない程度に狭いことによって、連続工程において安定して効率的に金属箔端部が表裏の延設されたプラスチックフィルムによって封止された太陽電池バックシートを製造する方法を提供することが出来る。
本発明では、金属箔をアルミニウム箔とすることによって、内容物保護性と加工性およびコスト性に優れた太陽電池バックシートを製造することが出来る。
以上のように。本発明の方法によれば、金属箔の両面に、少なくともプラスチックフィルムが積層された、太陽電池モジュールの裏面保護に用いる太陽電池バックシートであって、中間層の金属箔の端面が延設された両面のプラスチックフィルムによって封止されているために、金属箔を用いる特徴である内容物保護性特に水蒸気や酸素ガス等に関するガスバリア性、熱放散性に優れ、かつ金属箔を用いることから来る金属の露出による弊害を防止したバックシートを提供することが出来る。
さらに、このような特長を備えたバックシートを安定した工程で効率的に製造する方法を提供することが出来る。
以下、本発明の実施形態の一例について図を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の製造方法により製造された太陽電池バックシートの簡略説明図である。図2−1は本発明の製造方法により製造された太陽電池バックシートの平面図であり、図2−2はそのA−B線での切断面の断面図である。
発明の製造方法により製造された太陽電池バックシートは、金属箔の両面に、少なくともプラスチックフィルムが積層された、太陽電池モジュールの裏面保護に用いる積層体シートであって、中間層の金属箔の端面が延設された両面のプラスチックフィルムによって封止されていることを特徴とする太陽電池バックシートである。
このような太陽電池バックシートはジャンクションボックス、リード線等の配設される位置に開けられた穴の周囲でも、シート外縁のすべての場所でも金属箔の端面がプラスチックシートにより封止されているために電気絶縁性という点でも安全に使用出来る優れた性能を有している。
しかしながら、このような構成の太陽電池バックシートは先に述べたような優れた性能を有しているにもかかわらず、金属箔とプラスチックフィルムが積層されたシートを打ち抜いた後に金属箔の端面露出部分に絶縁性のテープ等を用いて抜きパターンの端部を封止する従来の製造方法は、安定した効率的な工程という点で改良の余地があった。
本発明者等は、このような太陽電池バックシートを、安定して効率的に製造するための方法を鋭意検討した結果、基材となるプラスチックフィルムの片面に連続で金属箔を貼り合せたシートを所定のパターンに断裁し、該断裁シートの表裏全面に連続でプラスチックフィルムを貼り合せてからさらに上記パターンとは異なるパターンに打ち抜く、請求項からに示す太陽電池バックシートの製造方法の完成に至った。
以下、図を参照して請求項からに関わる本発明の一実施形態を説明する。
図2は先に説明した本発明の製造方法により製造された太陽電池バックシートの平面図(図2−1)及び簡略断面図(図2−2)である。
図6から図8までが本発明の太陽電池バックシートの製造方法の簡略説明図であり、図6は基材となるプラスチックフィルムと金属箔の貼り合わせ後、図7は断裁によりプラスチックフィルムと金属箔の不要部分を除去して枚葉のシートとした状態、図8は断裁した枚葉シートの表裏両面にプラスチックフィルムを貼り合せた後のそれぞれの状態を示す平面図及び簡略断面図である。図8の打ち抜き後の状態は図2で代用する。また、これらの図では説明の簡略化のために接着剤層は図示しない。
(1)本発明の方法では、まず、基材となるプラスチックフィルムと金属箔を貼り合せる。
本発明で使用するプラスチックフィルムとしてはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシクロヘキサンジメタノール−テレフタレート(PCT)から選ばれるポリエステル基材、ポリカーボネート系基材、あるいはアクリル系基材から選択することが出来る。その他のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアリレート系樹脂などについても、耐熱性、強度物性、電気絶縁性等を考慮して適宜選択することが可能である。特に、耐候性等の耐性を重視する場合にはフッ素系樹脂フィルムが賞用される。
フッ素系樹脂フィルムとしては、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリエチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエ
チレンーヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、あるいはこれらフッ素系樹脂のアクリル変性物のフィルムまたはシートから適宜選択できる。
本発明の太陽電池バックシートの製造方法に用いるプラスチックフィルムとしては、PVFフィルムまたはPETフィルムが好ましく、さらに、数平均分子量が18000〜40000の範囲で環状オリゴマーコンテントが1.5重量%以下、固有粘度が0.5dl/g以上の、耐加水分解性を有するポリエステルフィルムであることが望ましい。
本発明の方法で使用するプラスチックフィルムとしてはPETフィルムやPVFフィルム等の前記の候補のなかから適宜選択できる。また、プラスチックフィルムと金属箔の接着力を確保するためのプラスチックフィルム表面の活性化表面処理もたとえば、コロナ放電処理等の周知の方法で行うことができる。
プラスチックフィルムの厚さは適宜設定できるが、加工適性、寸法安定性、価格の見地よりPVFフィルムの場合25μmから50μm、PETフィルムの場合は特に加工適性の見地から、貼り合わせ工程での接着剤によるロール汚れを防止するために150μm以上のものが好ましく、300μm以下の厚さのものが好ましい。
また、プラスチックフィルムは単体でも良いが、バリア性や密着性等の物性を向上させる目的で無機酸化物の蒸着等の処理や積層を行ったものでも使用できる。図4及び図5に積層を行った場合の積層体の例を断面説明図で示した。
図4には、積層体として、PETフィルム17/接着剤層22/アルミニウム箔18/接着剤層20/PETフィルム19の層構成の場合の断面を示した。この構成は安価なPETフィルムを用いた比較的単純な構成であり特別な性能が要求されない場合に適合する。
図5には、積層体として、PVFフィルム23/接着剤層22/アルミニウム箔18/接着剤層20/PETフィルム19/接着剤層24/PVFフィルム25の層構成の場合の断面を示した。この構成は図4の構成に比べて価格的には不利であるがPVFフィルムの使用によって耐候性の要求される用途等の特別な性能が要求される場合に適合する。本発明に使用できる積層体の層構成はこれに限られるものではない。
本発明の方法で使用する金属箔としてはたとえばアルミニウム箔等の前記の候補のなかから適宜選択できる。また、プラスチックフィルムと金属箔の接着力を確保するための金属箔の活性化表面処理は箔の種類に対応した周知の方法でできる。この方法とは、アルカリ浸漬法、電解洗浄法、酸洗浄法、電解酸洗浄法、酸活性化法等の周知の処理方法である。
金属箔としては、熱放散性及びガスバリア性の点から、アルミニウム箔あるいは銅箔が代表的であるが、価格と加工性から見て、アルミニウム箔が好ましい。アルミニウム箔の場合は厚さは10μmから50μmの範囲であることが好ましい。厚さが10μm以下であると、ピンホール等のバリア性を阻害する欠陥が生じ易く、厚さが50μmを超える必要はない。
金属箔とプラスチックフィルムの積層方法は、ドライラミネート法、エキストルーダー法、熱ラミネート法、等特に方法は限定されないが耐熱性の観点からドライラミネート法が好ましく用いられる。接着剤層に使用する接着剤は、プラスチックフィルムである基材と金属箔の接着強度が、長期間の屋外使用で劣化してデラミネーションなどを生じないこと、さらに接着剤が黄変しないことなどが必要であり、ウレタン系接着剤などが使用でき
る。
この接着剤層を形成する樹脂としては、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、ポリエーテルウレタン系、ポリエステルウレタン系、イソシアネート系、ポリオレフィン系、ポリエチレンイミン系、シアノアクリレート系、有機チタン化合物系、エポキシ系、イミド系、シリコーン系の樹脂およびこれらの変性物、または、混合物からなる周知のドライラミネーション用接着剤として用いられている樹脂を挙げることができる。
また、前記接着剤層を形成する樹脂には、シランカップリング剤を適宜混合することができる。これに用いるシランカップリング剤としては、たとえば、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン等のエポキシ系オルガノシラン化合物、〔3−(2−アミノエチル)アミノプロピル〕トリメトキシシラン等のアミン系オルガノシラン化合物、あるいは、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン等のイソシア系オルガノシラン化合物を挙げることができる。
図6では幅方向の端部が12で示される幅の基材プラスチックフィルムの巻取と幅方向の端部が15で示される幅の金属箔の巻取をたとえば、ドライラミネート法で貼り合せた後の積層シートの状態を示しており、12で示されている端部は太陽電池バックシートの製品としての端部になる位置とすることも出来る。このようにすると、後の断裁、打ち抜き工程での幅方向の端部切断が不要になるために断裁、打ち抜き工程での見当合わせがやり易くなる。この場合の金属箔の幅は通常基材プラスチックフィルムの幅よりも端部で10mmから15mm内側とすることが多い。
この工程での貼り合わせによって図6−2に断面を示した、基材プラスチックフィルムと金属箔貼り合わせ後の連続した積層シートの巻取が出来る。
(2)本発明の方法の第2工程は、基材プラスチックフィルムと金属箔の積層シートを所定のパターンに断裁して枚葉シートとすることである。
貼り合わせ工程において貼り合わされた金属箔の表面はロール等との接触による汚染や環境からくる汚染ないし酸化等によって次工程の接着層の塗工に支障をきたす場合がある。そのため、必要なら印刷前に金属箔表面に周知の活性化表面処理を行う。
上記積層シートの断裁パターンは、後工程で打ち抜く製品の端部となるパターンよりも広い範囲すなわち後工程で打ち抜いたときに金属箔の端部が露出しないようなパターンである。
たとえば、図7−1の平面図に示した断裁範囲14が図2−1で示した後工程で打ち抜くパターン13よりも広い範囲にあるようなパターンであり、このようにして後工程での打ち抜き後の金属箔端部が確実にプラスチックフィルム端部によって封止されるようになる。こうして、図7に示した断裁後の積層シートが枚葉シートとして出来上がる。
(3)本発明の方法の第3工程は、断裁された積層シートの表裏両面の全面にプラスチックフィルムを貼り合せることである。
図7に示した積層体の全面にプラスチックフィルムを貼り合せた後の状態を図8に示した。図8−1に示すようにプラスチックフィルムの流れ方向(図の上下方向)では断裁シートの間に一定の間隙をとる形で断裁シートを配置し、次工程で不要部分の打ち抜きと同時にバックシート上下の金属箔端部が確実に延設されたプラスチックフィルムによって封止されるようにする。ここで、一定の間隙とは製品の設計から決まる寸法であり。一般的には20mmから30mm程度が多い。この場合は連続したプラスチックフィルムの全面に接着剤を塗布することによって、上記断裁シートの間隙部分も含めてプラスチックフィルム同士およびプラスチックフィルムと金属箔を接着することが出来、金属箔端面の封止のもれがなくなる。
ここで貼り合わせるプラスチックフィルムとしては前記の候補のなかから適宜選択できるが一般的には厚さ50μmから150μmのポリエチレンテレフタレートフィルムまたは厚さ25μmから50μmのポリフッ化ビニルフィルムが多用される。
プラスチックフィルムの活性化表面処理と貼り合わせ方法は記述のような周知の方法で出来、ドライラミネートの場合の接着剤は前記の候補のなかから適宜選択できる。
(4)本発明の方法の第4工程は、全面にプラスチックフィルムを貼り合せた積層体からパターンを打ち抜いて不要部分を除去して太陽電池バックシートを作成することである。
図7のシートから、たとえば、ジャンクションボックスの穴と必要なら周囲のトリミングを含めて打ち抜き、バックシートを作成する。
パターンとして、たとえば、図2の場合で説明すると、外側が図2の12のパターンで内側が13のパターンとなっている刃で見当を合わせて打ち抜き、13の内側と12の外側の切りくずを捨てて図2に示した太陽電池バックシートが完成する。
以下に本発明の一例の具体的な実施例を挙げて説明する。
<実施例1>
基材とするプラスチックフィルムとして、押出法により製造された、厚さ150μmのポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂フィルム17の片面にドライラミネート機により、固形分30重量%の三井化学ポリウレタン(株)製ポリウレタン系接着剤(主剤タケラックA515/硬化剤タケネートA50=10/1溶液)を乾燥状態での塗布量が4.0g/m2となるように塗布した。その上に金属箔として厚さ25μmのアルミニウム箔18を貼り合わせ、しかる後図7−1の14、15に示すようなパターンで断裁して図7に模式的に示すような穴明きの枚葉積層体を得た。
さらに、前記積層体のアルミニウム箔側の片面にドライラミネート機により、固形分30重量%の三井化学ポリウレタン(株)製ポリウレタン系接着剤(主剤タケラックA515/硬化剤タケネートA50=10/1溶液)を乾燥状態での塗布量が4.0g/m2となるように塗布して、プラスチックフィルムとして、押出法により製造された、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂フィルム19を貼り合わせて12、13のように打ち抜き、太陽電池バックシートを作成した。
これにより、シート端部の金属の露出による短絡等の障害を防止することの出来る端面を備えた太陽電池バックシートを、安定した効率的な工程で製造することが出来た。
<実施例2>
基材とするプラスチックフィルムとして、押出法により製造された、厚さ150μmのポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂フィルム19の片面にドライラミネート機により、固形分30重量%の三井化学ポリウレタン(株)製ポリウレタン系接着剤(主剤タケラックA515/硬化剤タケネートA50=10/1溶液)を乾燥状態での塗布量が4.0g/m2となるように塗布した。その上に金属箔として厚さ25μmのアルミニウム箔18を貼り合わせ、しかる後図7−1の14、15に示すようなパターンで断裁して図7に模式的に示すような穴明きの枚葉積層体を得た。
さらに、前記積層体のアルミニウム箔側の片面にドライラミネート機により、固形分30重量%の三井化学ポリウレタン(株)製ポリウレタン系接着剤(主剤タケラックA515/硬化剤タケネートA50=10/1溶液)を乾燥状態での塗布量が4.0g/m2となるように塗布して、プラスチックフィルムとして、厚さ25μmのポリフッ化ビニル(PVF)樹脂フィルム23を貼り合わせ、さらに、プラスチックフィルムとして、厚さ25μmのポリフッ化ビニル(PVF)樹脂フィルム25の片面にドライラミネート機により、固形分30重量%の三井化学ポリウレタン(株)製ポリウレタン系接着剤(主剤タケラックA515/硬化剤タケネートA50=10/1溶液)を乾燥状態での塗布量が4.0g/m2となるように塗布して前記積層体のPETフィルム側に貼り合わせた。この積層体を見当を合わせて12、13のようなパターンで打ち抜き、太陽電池バックシートを作成した。
これにより、シート端部の金属の露出による短絡等の障害を防止することの出来る端面を備えた耐候性に優れた太陽電池バックシートを、安定した効率的な工程で製造することが出来た。
太陽電池モジュールの一例の構成断面説明図 本発明の製造方法により製造された太陽電池バックシートの簡略説明図図2−1は平面図図2−2はA−B線での簡略断面図 太陽電池バックシートの端面状態の簡略説明図図3−1は平面図 図3−2はa−b線での簡略断面図 本発明の製造方法により製造された太陽電池バックシート層構成例の簡略説明図 本発明の製造方法により製造された太陽電池バックシート層構成例の簡略説明図 本発明の太陽電池バックシートの製造方法の簡略説明図(1.基材と金属箔貼合わせ後)図6−1は平面図図6−2はA−B線での簡略断面図 本発明の太陽電池バックシートの製造方法の簡略説明図(2.断裁後)図7−1は平面図図7−2はA−B線での簡略断面図 本発明の太陽電池バックシートの製造方法の簡略説明図(3.プラスチックフィルム貼合わせ後)図8−1は平面図図8−2はA−B線での簡略断面図
符号の説明
1…前面ガラス
2…充填材
3…太陽電池素子
4…バックシート
5…リード線
6…シール剤
7…ジャンクションボックス
8…アルミ枠
9…端子
10…バックシート
12…プラスチックフィルム外縁部
13…プラスチックフィルム内縁部
14…金属箔内縁部
15…金属箔外縁部
16…ジャンクションボックス位置
17…基材プラスチックフィルム(PET)
18…金属箔
19…PETフィルム
20…接着剤層
22…接着剤層
23…PVFフィルム
24…接着剤層
25…PVFフィルム

Claims (5)

  1. 金属箔の両面に、少なくともプラスチックフィルムが積層された、太陽電池モジュールの裏面保護に用いる太陽電池バックシートの製造方法であり、中間層の金属箔の端面が延設された両面のプラスチックフィルムによって封止されている太陽電池バックシートの製造方法であって、
    基材となるプラスチックフィルムの片面に金属箔を貼り合せたシートを所定のパターンに断裁し、該断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合せてからさらに上記パターンとは異なるパターンに打ち抜くことを特徴とする太陽電池バックシートの製造方法。
  2. プラスチックフィルムの片面への金属箔の貼り合わせにおいて、プラスチックフィルムの幅が金属箔の幅よりも広いことを特徴とする請求項に記載の太陽電池バックシートの製造方法。
  3. 所定のパターン状に断裁された断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合わせる場合に、該プラスチックフィルムが連続巻取り状でありその幅が該断裁シートの幅よりも広いことを特徴とする請求項またはに記載の太陽電池バックシートの製造方法。
  4. 基材となるプラスチックフィルムの片面に金属箔を貼り合せたシートを断裁する所定のパターンよりも、該断裁シートの表裏全面にプラスチックフィルムを貼り合せてからさらに打ち抜くパターンの方が、打ち抜き後に金属箔端部が露出しない程度に狭いことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の太陽電池バックシートの製造方法。
  5. 金属箔がアルミニウム箔であることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の太陽電池バックシートの製造方法。
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