JP5056483B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置に関する。
建物や室内の天井面などに取り付けて使用する撮像装置として、外装を構成する筐体と、筐体に組み込まれ被写体像を撮像する撮像部と、筐体に取着され撮像部を覆うカバーとを備えたものが提供されている(特許文献1参照)。
多くの場合、カバーはその合わせ面を筐体の合わせ面に合わせ一方に回転することで筐体から離れる方向への移動が不能となる装着位置となり、一方とは逆向きの他方に回転することで筐体から離れる方向への移動が可能となる取り外し位置となる。
そして、カバーに、装着位置において筐体の雌ねじに合致するねじ挿通孔が設けられ、装着位置においてねじ挿通孔に挿通された雄ねじ部材の雄ねじが雌ねじに螺合されることでカバーが装着位置に保持されるように構成されている。
特開2000−155366
しかしながら、雌ねじの加工上、雌ねじが筐体表面に臨む箇所には雌ねじの全周にわたってCカットと称される面取りが必ず形成される。
そのため、雄ねじ部材を雌ねじから取り外すために、雄ねじ部材を回転させ、雄ねじと雌ねじの螺合状態を解除したとしても、雄ねじ部の先部は前記面取り内に位置している。
天井取り付け以外の設置で(雌ねじが鉛直方向下方を向いた状態以外の設置で)、このように雄ねじ部の先部が雌ねじの面取り内に位置した状態のままで、カバーを装着位置から取り外し位置に回転させると、ねじ部の先部が雌ねじの面取りに引っかかってしまうため、雄ねじ部材を把持して雄ねじ部材を引き出し、雄ねじ部の先部を雌ねじの面取りから完全に離脱させなくてはならず、カバーの取り外し作業が面倒なものとなっている。
また、ねじ部の先部が雌ねじの面取りに引っかかった状態でカバーを装着位置から取り外し位置に無理に回転させると、雄ねじ部材と雌ねじとの間、および、雄ねじ部材とカバーとねじ挿通孔との間に無理な力が掛かり、筐体およびカバーに損傷を与えるおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、その目的は、カバーの取り外し作業の効率化を図りつつ、筐体およびカバーの耐久性の向上を図る上で有利な撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の撮像装置は、筐体と、前記筐体に組み込まれ被写体像を撮像する撮像部と、前記筐体に取着され前記撮像部を覆うカバーとを備え、前記カバーはその合わせ面を前記筐体の合わせ面に合わせ第1の回転方向に回転することで、前記筐体の合わせ面に交差する方向であって前記筐体から離れる方向である第1の方向への移動が不能となる装着位置に位置し、前記装着位置から前記第1の回転方向とは逆向きの第2の回転方向に回転することで、前記第1の方向への移動が可能となる取り外し位置に位置し、前記カバーに、前記装着位置において前記筐体の雌ねじに合致し、前記第1の方向に対して反対の方向である第2の方向から雄ねじ部材が挿通されるねじ挿通孔が設けられ、前記装着位置において前記ねじ挿通孔に挿通された前記雄ねじ部材の雄ねじ部が前記雌ねじに螺合され、前記装着位置において前記ねじ挿通孔に臨む前記雌ねじの箇所は、該雌ねじの周方向に沿った前記筐体部分が切り取られて形成された欠部と、前記欠部により前記雌ねじの部分が残存されて形成された残存部とで構成され、前記欠部は、前記雄ねじ部の先部が前記残存部の雌ねじに結合された状態から前記カバーの前記第2の回転方向への回転に伴って前記カバーと共に移動することを許容するように形成されている。
本発明によれば、欠部が、雄ねじ部の先部が残存部の雌ねじに結合された状態からカバーの第2の回転方向への回転に伴ってカバーと共に移動することを許容するので、カバーの取り外し作業の効率化を図りつつ、筐体およびカバーの耐久性の向上を図る上で有利となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施の形態の撮像装置10の斜視図、図2撮像装置10の断面図、図3はドームカバー18の断面図、図4はドーム型カバー18を外した撮像装置10の平面図、図5は図4のAA線断面図である。
図6は回転支持機構14から内カバー30を外した状態を示す側面図、図7は図6の平面図である。
本実施の形態では、撮像装置10は、室内あるいは建物の天井や壁面に取着され、室内や屋外の被写体の監視あるいは観察を行う監視カメラである。
図1、図2に示すように、撮像装置10は、筐体12と、回転支持機構14と、撮像部16と、ドーム型カバー18などを含んで構成されている。
筐体12は、本体ケース20を有している。
本体ケース20は、アルミダイカスト製であり、上壁26と、上壁26の周囲から起立された円筒状の周壁28とを備えている。
周壁28の内側には後述する撮像部16が収容されている。
本体ケース20には、基板22が収容されている。
基板22は、周壁28の内径よりも小さい寸法のほぼ円板状を呈し、上壁26と間隔をおいて平行した状態で配設されている。
基板22は、後述する制御系の大部分を構成するものであり、プリント基板に複数の電子部品が実装されることで構成されている。
図2に示すように、回転支持機構14は本体ケース20に収容されており、基台部14Aと、第1支持部材14Bと、第2支持部材14Cと、基板カバー24を備えている。
基台部14Aは、平面視した状態で基板22よりも小さい寸法の直径の円筒壁部1402を有している。
円筒壁部1402の上端から半径方向外方に取り付け片1404が延在形成されている。
取り付け片1404は、基板22と共にねじにより上壁26から突設された複数のボス部(図略)に締結され、基台部14Aは基板22の中心軸と同軸上に位置した状態で本体ケース20に取着されている。
また、基台部14Aに基板カバー24が取着されている。
基板カバー24は、図7に示すように、本体ケース20の周壁28の内周と、基台部14Aの円筒壁部1402の外周との間で基板22を覆うものであり環板状を呈している。
基板カバー24は、基板カバー24の内周部に形成された係合爪(図略)が、円筒壁部1402の外周に設けられた係合溝に係合することで基台部14Aに取着されている。
なお、本実施の形態では、基台部14Aと基板カバー24とは、筐体12の一部を構成している。
第1支持部材14Bは、基台部14Aの中心軸である第1の仮想軸X回りに回動可能に基台部14Aに連結されている。
第2支持部材14Cは、第1支持部材14Bに対して第1の仮想軸Xと直交する第2の仮想軸Y回りに回動可能に連結されている。
本実施の形態では、図2、図4に示すように、第2支持部材14を覆う内カバー30が第1支持部材14Bに取着されており、内部カバー30には、撮像部16の第2の仮想軸Y回りの回転を許容する切り欠き3002が形成されている。
撮像部16は、被写体像を撮像して撮像信号を生成するものである。
撮像部16は、第2支持部材14Cに収容保持されており、したがって、撮像部16は回転支持機構14を介して筐体12に対して第1、第2の仮想軸X、Y周りに回転可能に支持されている。
したがって、撮像部16を手で動かすことにより撮像光学系15の光軸を任意の方向に向けることができ、撮像部16から手を離すと回転支持機構14により撮像部16の姿勢はそのまま維持され、撮像光学系15の向きが固定された状態となる。
撮像部16は、撮像光学系15を収容する鏡筒16Aを含んで構成され、鏡筒16Aには撮像光学系15によって導かれた被写体像を撮像して撮像信号を生成する撮像素子32(図8)が組み込まれている。
ドーム型カバー18は、筐体12に装脱可能に取着され、回転支持機構14、撮像部16を覆うものである。
ドーム型カバー18は、図2、図3に示すように、ドーム部18Aと、外周部18Bとを備えている。
ドーム部18Aは、透明な合成樹脂などによって形成され、撮像部16の撮像光学系15による撮像を可能としている。
外周部18Bは、ドーム部18Aの外周に環状に延在形成され、不透明な合成樹脂材料で形成され、外周部18Bの内部が視認されないようにしている。
次に、撮像装置10の制御系について説明する。
図8は撮像装置10の制御系の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、撮像装置10は、上記の撮像光学系15、鏡筒16、撮像素子32に加えて、画像処理部34、ネットワーク用通信部36、ネットワーク用コネクタ38、インターフェース用通信部40、インターフェース用コネクタ42、電源部44、第1コネクタ46A、第2コネクタ46B、オーディオ信号処理部48、オーディオ入力用コネクタ50A、オーディオ出力用コネクタ50B、制御部52、パワーランプ54、ネットワークランプ56などを備えている。
画像処理部34は撮像素子32から供給される撮像信号に対して所定の信号処理を行い所定の画像データ(静止画データ、動画データ)を生成するものであり、生成した画像データを制御部52に供給する。
ネットワーク用通信部36は、ネットワーク用コネクタ38とそのネットワーク用コネクタ38に接続されたネットワーク用ケーブルを介して外部装置(サーバなどのホスト装置)に接続され、双方向に通信を行うことで、制御部52と前記ホスト装置との間で情報の授受を行なうものである。
本実施の形態では、ネットワーク用通信部36は例えばLAN、イーサネット(登録商標)によって通信を行う。
前記外部装置に送信する情報としては、画像データや後述するオーディオデータが含まれ、外部装置から受信する情報としては、撮像された画像データの明るさや色調などの調整などを指示する制御コマンド、あるいは、外部装置に入力されたオーディオデータなどが含まれる。
インターフェース用通信部40はインターフェース用コネクタ42に接続され、インターフェース用コネクタ42を介して外部装置と双方向に通信を行うことで、制御部52と前記外部装置との間で情報の授受を行なうものであり、例えば、撮像装置10の保守作業の際に使用される。
電源部44は第1、第2コネクタ48A、48Bに接続され、第1、第2コネクタ48A、48Bを介して外部の電源装置から電源ケーブル(図略)を介して供給される電力を所定の電圧、電流に調整し、撮像素子32、画像処理部34、ネットワーク用通信部36、インターフェース用通信部40、オーディオ信号処理部48、制御部52などに供給するものである。
電源部44は3種類の電力を選択的に使用可能である。すなわち、第1コネクタ46Aを介して供給される交流電力あるいは直流電力、および、第2コネクタ46Bを介して供給されるネットワーク用の電力の3種類の何れか1つを使用する。
オーディオ信号処理部48は、制御部52によって制御されオーディオ入力用コネクタ50Aとオーディオ出力用コネクタ50Bに接続されている。
オーディオ信号処理部48は、オーディオ入力用コネクタ50Aに接続されたマイクロフォンなどから入力されるオーディオ信号をデジタル信号に変換して制御部52に供給するとともに、制御部52から供給されるデジタル信号のオーディオ信号をアナログ信号に変換してオーディオ出力用コネクタ50Bに接続されたスピーカーなどに供給することで音響を発生させる。
パワーランプ54は、電源のオン、オフを点灯、滅灯によって示すインジケータランプである。
また、ネットワークランプ56は、ネットワーク接続動作中か否かを点灯、滅灯によって示すインジケータランプである。
これらパワーランプ54、ネットワークランプ56は例えば、本体ケース20あるいは基板カバー24の表面に臨むように設けられている。
また、上述したネットワーク用コネクタ38、インターフェース用コネクタ42、第1コネクタ46A、第2コネクタ46B、オーディオ入力用コネクタ50A、オーディオ出力用コネクタ50B、パワーランプ54、ネットワークランプ56は、図示を省略したが、本体ケース20あるいは基板カバー24の表面に臨むように設けられている。
制御部52は、画像処理部34、ネットワーク用通信部36、インターフェース用通信部40、電源部44、オーディオ信号処理部48、パワーランプ54、ネットワークランプ56の制御を行なうものであり、CPUやROM、RAM、インターフェース用LSIを含むマイクロコンピュータを含んで構成されている。
すなわち、制御部52は、画像処理部34から供給される画像データや、オーディオ入力用コネクタ50Aからオーディオ信号処理部48を介して入力されるオーディオ信号をネットワーク用通信部36、ネットワーク用コネクタ38を介して外部装置に供給する。
また、制御部52は、外部装置からネットワーク用コネクタ38、ネットワーク用通信部36を介して供給される音声データをオーディオ信号処理部48、オーディオ出力用コネクタ50Bを介してスピーカーに供給して音響を発生させる。
図9(A)乃至(D)は図4のBB線断面を示す図であり、(A)はねじ2の頭部4が貫通孔68に挿入された状態を示す説明図、(B)はねじ2の頭部4が脚片70を押し広げた状態を示す説明図、(C)はねじ2の頭部4が脚片70の端部72に当接した状態を示す説明図、(D)はねじ2の頭部4が係止面62に係止した状態を示す説明図である。
筐体12は、撮像装置10を天井面T(図5)に取り付けるための取り付け座58を有している。
本実施の形態では、図4、図5に示すように、取り付け座58は上壁26の周方向に間隔をおいた2箇所に設けられている。
取り付け座58にはそれぞれねじ挿通孔60が形成されている。
ねじ挿通孔60にはねじ2が挿通される。
ねじ2は、頭部4と、頭部4の下面に設けられた頭部4よりも大径のワッシャ5と、頭部4の下面から延在する雄ねじ部6とを有している。
ねじ挿通孔60の延在方向の一方の端部に位置する取り付け座58箇所に、ねじ2の頭部4(ワッシャ5)が係止される係止面62が形成されている。
ねじ挿通孔60の延在方向の他方の端部に位置する取り付け座58箇所に、天井面Tに当て付けられる当て付け面64が形成されている。
基板カバー24に、係止面62に対向する壁部66が設けられている。
ねじ挿通孔60に対向する壁部66の箇所に、ねじ2の頭部4よりも大きい内径の貫通孔68が設けられている。
本実施の形態では、貫通孔68はねじ挿通孔60と同軸上に設けられている。
貫通孔68の周囲の壁部66の箇所で周方向に間隔をおいた複数箇所に、係止面62方向に延在し貫通孔68の径方向に弾性変形可能な複数の脚片70が設けられている。
筐体12は合成樹脂製であり、複数の脚片70は筐体12に一体に形成されている。
本実施の形態では、脚片70が180度の位相をずらして2つ設けられている。
複数の脚片70の端部72と係止面62との間は、ねじ2の頭部4の高さよりも大きな寸法が確保されている。
複数の脚片70の延在方向の端部72は、それらの内周を結ぶ想像線の内径がねじ2の頭部4の外径よりも小さい寸法で形成されている。
複数の脚片70の内周を結ぶ想像線の内径は、複数の脚片70の延在方向の端部に至るにつれて次第に小さくなる寸法で形成されている。
また、脚片70は、該脚片70の延在方向の端部72に至るにつれて肉厚が次第に大きくなるように形成されている。
次に撮像装置10の天井面Tへの取り付けについて説明する。
図10は図9(A)からねじ2を取り除いたZ1矢視図、図11は図9(B)のZ2矢視図、図12は図9(D)のZ3矢視図である。
図5に示すように、撮像装置10を取り付ける天井面Tに予め取付金具80が取着されており、取付金具80には、撮像装置10の取り付け座58のねじ挿通孔60に対応した箇所にそれぞれ雌ねじ82が設けられている。
取り付けに先立って、図4、図5に示すように、撮像装置10からドーム型カバー18を取り外しておく。
この状態で、撮像装置10の筐体12の上壁28を取付金具80に臨ませ、図10に示すように、取り付け座58のねじ挿通孔60と取付金具80の雌ねじ82とを合致させる。
次いで、ドライバの先端をねじ2の頭部4に係合させた状態で、図9(A)、図11に示すように、ねじ2の雄ねじ部6を貫通孔68からねじ挿通孔60に向けて挿入する。
さらに、ねじ2の頭部4を押し込むと、図9(B)、図12に示すように、ワッシャ5の外周が各脚片70の内側に当接し、各脚片70を押し広げる。
さらにねじ2の頭部4を押し込むことで、図9(C)に示すように、ワッシャ5の外周が各脚片70の端部72を乗り越える。
このようにワッシャ5が各脚片70の端部72を乗り越えた状態で、ドライバの先端がねじ2の頭部4から外れても、ワッシャ5の外周が各脚部70の端部72に係合し、これにより貫通孔68からのねじ2の脱落防止が図られる。したがって、撮像装置10を天井面や天井近傍の壁面などに取り付ける際に、誤ってねじを落下させた場合、作業者が脚立やはしごからいったん降りて床の上に落下したねじを取り上げ、再び、脚立やはしごなどの高所に登るといった煩雑な作業を防止でき、これにより、撮像装置10の取り付け作業の効率化、作業者の疲労度の軽減を図る上で有利となる。
本例では、ねじ2のワッシャ5が各脚部70の端部72に当接した状態で雄ねじ部6の先端が雌ねじ82に臨んでいる。
ここで、ドライバによりねじ2の頭部4を回転して雄ねじ部6を雌ねじ82に螺合することで、図9(D)、図12に示すように、ねじ2のワッシャ5が係止面62に当接すると共に、当て付け面64が取付金具80を介して天井面Tに当て付けられる。
これにより、筐体12が取り付け座58を介して天井面Tに取着される。
次いで、図2に示すように、ドーム型カバー18を筐体12に取り付けることで撮像装置10の取り付けが完了する。
次にドーム型カバー18の筐体12への取り付け、取り外しについて説明する。
図13は筐体12の斜視図、図14は図13の平面図、図15は筐体12の係止爪2802の拡大斜視図、図16は雄ねじ部88と雌ねじ94を示す取り付け座98近傍の拡大斜視図、図17は図16の平面図、図18は図14のCC線断面図である。
ドーム型カバー18はその合わせ面84を筐体12の合わせ面86に合わせ一方に回転することで筐体12から離れる方向への移動が不能となる装着位置となり、一方とは逆向きの他方に回転することで筐体12から離れる方向への移動が可能となる取り外し位置となる。なお、本実施の形態では、装着位置と取り外し位置との間でドーム型カバー18が回転される場合について説明したが、ドーム型カバー18の移動は回転に限定されず、例えば、直線運動などであってもよい。
ドーム型カバー18の合わせ面84は、図2、図3に示すように、外周部18Bの先端の環状面である。
一方、筐体12の合わせ面86は、図2、図5に示すように、周壁28の下端の環状面であり、それら合わせ面84、86は互いに当接可能である。
また、図3、図13に示すように、ドーム型カバー18と筐体12とに、装着位置で係合し取り外し位置で係合が解除される係止爪1802、2802がそれぞれ設けられている。
本実施の形態では、ドーム型カバー18の係止爪1802は、図3に示すように、外周部18Bの内周面に周方向に間隔をおいて複数設けられ、それぞれ半径方向内側に突出している。
また、筐体12の係止爪2802は、図13、図14に示すように、周壁28の下端に突設され、周壁28の周方向に延在している。
そして、装着位置において双方の係止爪1802、2802が係合し、ドーム型カバー18は筐体12から離れる方向への移動が不能となり、ドーム型カバー18を取り外し位置へ回転することで双方の係止爪1802、2802は係合が解除され、ドーム型カバー18は筐体12から離れる方向への移動が可能となる。
図1、図18に示すように、ドーム型カバー18に、装着位置において筐体12の雌ねじ88に合致するねじ挿通孔90が設けられている。
装着位置では、ねじ挿通孔90に挿通された雄ねじ部材92の雄ねじ部94が雌ねじ88に螺合され、これによりドーム型カバー18が筐体12に装着された状態に保持される。
そして、装着位置においてねじ挿通孔90に臨む雌ねじ88の箇所は、図16乃至図18に示すように、雌ねじ88の周方向に沿った筐体12部分が切り取られて形成された欠部96と、欠部96により雌ねじ88の部分が残存されて形成された残存部97とで構成されている。
欠部96は、雄ねじ部94の先部が残存部97の雌ねじ88に結合された状態で、ドーム型カバー18が装着位置から取り外し位置へ向かう方向への雄ねじ94の先部の移動を許容するように形成されている。
本実施の形態では、雌ねじ88は、筐体12の上壁26から膨出形成された取り付け座98に形成され、欠部96および残存部97は取り付け座98の表面に形成されている。
次に、ドーム型カバー18の取り付け、取り外しの手順について説明する。
図19(A)乃至(C)は雄ねじ部材92の雌ねじ88への螺合、取り外しの説明図である。
まず、ドーム型カバー18を筐体12に取り付ける際には、ドーム型カバー18の合わせ面84を筐体12の合わせ面86に合わせ、一方に回転することでドーム型カバー18を装着位置に位置させ、係止爪1802、2802を係合した状態とする。
次いで、図19(A)に示すように、雄ねじ部材92の雄ねじ部94を、ドーム型カバー18のねじ挿通孔90を挿通させると、雄ねじ部94の先端が雌ねじ88に臨む。
この状態で、雄ねじ部材92を回転させ雄ねじ部94を雌ねじ88に螺合することで、図19(B)、(C)に示すように雄ねじ部材92を介してドーム型カバー18が筐体12に装着された状態に保持される。
一方、ドーム型カバー18を筐体12から取り外す際には、図19(C)、(B)に示すように雌ねじ88との螺合が外れる方向に雄ねじ部材92を回転させる。
やがて、図18、図19(A)に示すように、雄ねじ部材92の雄ねじ部94の先部が欠部96に臨んだならば、すなわち、雄ねじ部94の先部が欠部96および残存部97に位置したならば、ドーム型カバー18を装着位置から取り外し位置へ回転させる。
この際、雄ねじ部94の先部は、欠部96を通り取り付け座98の外側に円滑に外れる。
ドーム型カバー18を取り外し位置まで回転させると、係止爪1802、2802の係合が解除されるので、ドーム型カバー18を筐体12から取り外す。
以上説明したように本実施の形態によれば、筐体12の雌ねじ88の箇所に雌ねじ88の周方向の半部が切り取られた欠部96により、ドーム型カバー18の装着位置から取り外し位置への回転方向への雄ねじ部94の先部の移動を許容するようにしたので、ドーム型カバー18の取り外し作業の効率化を図る上で有利となる。
特に、撮像装置10が室内あるいは建物の天井近くの壁面などに取り付けられている場合には、作業者が脚立やはしごなどの上にいることから、ドーム型カバー18の取り外し作業の効率化により、作業者の疲労度の軽減を図る上でも有利となる。
また、面取りは残存部97の表面に設けられ、雄ねじ部94の先部が面取りの部分内に位置した状態であっても、雄ねじ部94の先部の移動が欠部96により許容されるので、雄ねじ部材92と雌ねじ88との間、および、雄ねじ部材92とねじ挿通孔90との間に無理な力が掛かることがなく、筐体12およびドーム型カバー18の耐久性の向上を図る上で有利となる。
なお、本実施の形態では、欠部96は、雌ねじ88の周方向の半部が切り取られたものとして説明したが、欠部96は雌ねじ88の周方向の半部以上が切り取られたものであってもよいことは無論であり、要するに、欠部96は、雄ねじ部94の先部が、ねじ挿通孔90に臨む雌ねじ88の箇所に、螺合された状態で、ドーム型カバー18の装着位置から取り外し位置への回転方向への雄ねじ部94の先部の移動を許容するものであればよい。
また、本実施の形態では、撮像装置10が監視カメラである場合について説明したが、本発明は監視カメラに限定されるものではなく、種々の被写体を撮影するさまざまな撮像装置に広く適用可能である。
また、本実施の形態では、本発明が筐体と、撮像部と、筐体に取着され撮像部を覆うカバーとを備える撮像装置に適用された場合について説明したが、本発明は、筐体と、筐体に取着されるカバーとを備え屋外の壁面や室内の壁面に取着される壁掛け型のインターフォン、マイクなどの電子機器、あるいは、筐体と、筐体に取着されるカバーとを備え屋外の壁面や室内の壁面に取着される照明機器にも無論適用可能である。
本実施の形態の撮像装置10の斜視図である。 撮像装置10の断面図である。 ドーム型カバー18の断面図である。 ドーム型カバー18を外した撮像装置10の平面図である。 図4のAA線断面図である。 回転支持機構14から内カバー30を外した状態を示す側面図である。 図6の平面図である。 撮像装置10の制御系の構成を示すブロック図である。 (A)はねじ2の頭部4が貫通孔68に挿入された状態を示す説明図、(B)はねじ2の頭部4が脚片70を押し広げた状態を示す説明図、(C)はねじ2の頭部4が脚片70の端部72に当接した状態を示す説明図、(D)はねじ2の頭部4が係止面62に係止した状態を示す説明図である。 図9(A)からねじ2を取り除いたZ1矢視図である。 図9(B)のZ2矢視図である。 図9(D)のZ3矢視図である。 筐体12の斜視図である。 図13の平面図である。 筐体12の係止爪2802の拡大斜視図である。 雄ねじ部88と雌ねじ94を示す取り付け座98近傍の拡大斜視図である。 図16の平面図である。 図14のCC線断面図である。 (A)乃至(C)は雄ねじ部材92の雌ねじ88への螺合、取り外しの説明図である。
符号の説明
10……撮像装置、12……筐体、16……撮像部、18……ドーム型カバー、1802、2802……係止爪、84、86……合わせ面、88……雌ねじ、90……ねじ挿通孔、92……雄ねじ部材、94……雄ねじ部、96……欠部、97……欠部。

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体に組み込まれ被写体像を撮像する撮像部と、
    前記筐体に取着され前記撮像部を覆うカバーとを備え、
    前記カバーはその合わせ面を前記筐体の合わせ面に合わせ第1の回転方向に回転することで、前記筐体の合わせ面に交差する方向であって前記筐体から離れる方向である第1の方向への移動が不能となる装着位置に位置し、前記装着位置から前記第1の回転方向とは逆向きの第2の回転方向に回転することで、前記第1の方向への移動が可能となる取り外し位置に位置し
    前記カバーに、前記装着位置において前記筐体の雌ねじに合致し、前記第1の方向に対して反対の方向である第2の方向から雄ねじ部材が挿通されるねじ挿通孔が設けられ、
    前記装着位置において前記ねじ挿通孔に挿通された前記雄ねじ部材の雄ねじ部が前記雌ねじに螺合され、
    前記装着位置において前記ねじ挿通孔に臨む前記雌ねじの箇所は、該雌ねじの周方向に沿った前記筐体部分が切り取られて形成された欠部と、前記欠部により前記雌ねじの部分が残存されて形成された残存部とで構成され、
    前記欠部は、前記雄ねじ部の先部が前記残存部の雌ねじに結合された状態から前記カバーの前記第2の回転方向への回転に伴って前記カバーと共に移動することを許容するように形成されている、
    撮像装置。
  2. 前記筐体は更に、取り付け座を有しており、
    前記雌ねじは、前記取り付け座に形成され、
    前記雌ねじは、前記取り付け座の表面に開口しており、
    前記残存部および前記欠部は、前記取り付け座の表面に形成されてい
    求項1記載の撮像装置。
  3. 前記カバーと前記筐体とに、前記装着位置で係合し前記取り外し位置で前記係合が解除される係止爪がそれぞれ設けられてい
    求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記筐体は、前記撮像部が内側に収容される周壁を有し、
    前記筐体の合わせ面は、前記周壁の全周に設けられ、
    前記カバーは前記撮像部および前記周壁を覆う形状で設けられ、
    前記カバーの合わせ面は、前記筐体の合わせ面に当接可能な環状の面で形成されてい
    求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
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