JP5056341B2 - 通信中継装置、通信中継方法および通信中継処理プログラム - Google Patents

通信中継装置、通信中継方法および通信中継処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データを他方の回線へ出力データとして中継する通信中継装置、通信中継方法および通信中継処理プログラムに関し、特に、通信ネットワークの品質劣化をリアルタイムに通知して、ユーザがすばやい対処を取りうるようにする通信品質管理が可能な通信中継装置、通信中継方法および通信中継処理プログラムに関する。
近年、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの、コンピュータ・ネットワークの利用度が高まり、これに伴い、ネットワーク回線を流れるトラフィック(パケットの通信量)が増大傾向にある。
ここで、コンピュータ・ネットワークは、回線を中継装置で接続することによって構成されるが、接続される回線の帯域が異なる場合に、入力側の回線の帯域を帯域制限して出力側の回線へ出力する帯域制限が行われる。このようにして、ネットワーク回線を流れるトラフィックが増大したとしても、一方の回線から他方の回線へ、スムースにパケットが中継されることになる。
しかし、例えば、このような帯域制限によって、通信速度やパケット伝送の正確性が低下し、コンピュータ・ネットワークにおけるトラフィックの品質劣化を招きかねない。このようにして引き起こされたトラフィックの品質劣化をいかにして迅速に検知してすばやい対応を取りうるようにするかが課題であった。
そこで、例えば、特許文献1には、OSI(Open Systems Interconnection)基本参照モデルの各階層に対してプロトコルおよび通信パラメータを個別に設定可能としてQoS(Quality of Service)制御を階層毎に行いうるようにし、ある階層のトラフィックの品質が劣化したことを検知した場合に、通信パラメータを自動的に更新してトラフィックの品質の回復を図ることが可能なQoS制御システムが開示されている。
また、非特許文献1には、OSI基本参照モデルの第7階層において、ユーザニーズに応じてトラフィックの品質管理を行うために、トラフィックをアプリケーション、プロトコル、サブネット、URL(Uniform Resource Locator)などの基準に基づいて分類し、ネットワークの利用状況、アプリケーションパフォーマンスおよびネットワーク効率を分析した結果を蓄積し、トラフィックの帯域制限および圧縮を行うトラフィック管理システムが開示されている。
特開2006−148823号公報 パケッティア ジャパン インク、"Packeteer社のPacket Shaper"、[online]、ライブラリ、[平成18年9月29日検索]、インターネット<URL:http://www.packeteer.co.jp/document/packetshaper-ds.pdf>
しかしながら、上記特許文献1および非特許文献1に代表される従来技術では、ユーザニーズに柔軟に対応した品質管理基準に基づいてトラフィックを監視し、この監視結果がトラフィックの品質劣化を検出したものであった場合に、リアルタイムにこの品質劣化を通知するものではなく、ユーザがすばやい対処を取ることはできなかった。
具体的には、特許文献1に代表される従来技術であっては、トラフィックの品質劣化を検知する基準は、システムに予め設定されている固定値であって、ユーザがそのニーズに応じて自由に設定できるものではない。このため、ある階層のトラフィックの品質が劣化したことを検知した場合に、通信パラメータを自動的に更新してトラフィックの品質の回復を図ったとしても、トラフィックの品質管理が対象とする範囲が限定的であり、この品質管理自体に自ずと限界があった。
また、非特許文献1に代表される従来技術であっては、トラフィックの品質の劣化を検知する基準を、ユーザがそのニーズに応じて自由に設定できるものの、トラフィックの品質が劣化したことを検知したことをリアルタイムに通知するものではなく、ユーザがすばやい対処を取ることはできなかった。
さらに、上記特許文献1および非特許文献1の従来技術を組み合わせたとしても、ユーザニーズに応じてリアルタイムに通信サービスの品質の品質劣化を通知するものではなく、また、ユーザがすばやい対処を取りうるようにすることは不可能であった。
本発明は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、ユーザニーズに応じて設定された品質管理基準に基づいてトラフィックの品質を監視し、この監視結果が品質劣化を検出したものであった場合に、リアルタイムに品質劣化を通知して、ユーザがすばやい対処を取りうるようにする通信品質管理が可能な通信中継装置、通信中継方法および通信中継処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、本発明は、通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データの通信帯域を他方の回線へ出力データとして中継する通信中継装置であって、前記入力データと前記出力データとに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定部と、前記入力データと前記出力データとに基づいて前記通信ネットワークの性能指標を算出する指標算出部と、前記指標算出部によって算出された前記性能指標と、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価する評価部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データの通信帯域を所定帯域へと帯域制限を行ったものを出力データとして他方の回線へ中継する通信中継装置であって、前記帯域制限を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定部と、前記入力データの通信帯域と、前記所定帯域または帯域制限された前記出力データの通信帯域とに基づいた帯域制限指標を算出する指標算出部と、前記指標算出部によって算出された前記帯域制限指標と、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記帯域制限を評価する評価部とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記評価部による評価結果をリアルタイムに表示可能に出力する評価結果出力部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データを他方の回線へ出力データとして中継する通信中継方法であって、前記入力データと前記出力データとに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定工程と、前記入力データと前記出力データとに基づいて前記通信ネットワークの性能指標を算出する指標算出工程と、前記指標算出工程によって算出された前記性能指標と、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価する評価工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データを他方の回線へ出力データとして中継する通信中継処理手順を、通信中継装置の制御装置に実行させる通信中継処理プログラムであって、前記入力データと前記出力データとに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定手順と、前記入力データと前記出力データとに基づいて前記通信ネットワークの性能指標を算出する指標算出手順と、前記指標算出手順によって算出された前記性能指標と、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価する評価手順とを前記制御装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、あらかじめ設定された評価基準に基づいて、入力データと出力データとに基づいて算出された通信ネットワークの性能指標を評価するので、通信ネットワークの性能劣化を迅速に知ることが可能となり、性能劣化に対してすばやい対処を取ることが可能となるという効果を奏する。
また、本発明によれば、あらかじめ設定された評価基準に基づいて、入力データと、帯域制限の所定帯域または出力データとに基づいて算出された帯域制限の指標を評価するので、帯域制限による通信ネットワークの品質劣化を迅速に知ることが可能となり、性能劣化に対してすばやい対処を取ることが可能となるという効果を奏する。
また、本発明によれば、通信ネットワークの評価結果をリアルタイムに知ることが可能となり、評価結果に応じてすばやい対処を取ることが可能となるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照し、本発明の通信中継装置、通信中継方法および通信中継処理プログラムに係る実施例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例1〜3では、トラフィックの品質を図る基準として、帯域制限によるパケットの廃棄に係るパケット廃棄帯域を採用した場合を示すこととする。なお、帯域は、単位時間当たりのデータ送受信量を示すことから、通信速度と等価であり、パケット破棄率は単位時間当たりのデータ廃棄量であるので、通信速度の低下量と等価である。しかし、トラフィックの品質を図る基準は、これに限らず、トラフィック断絶時間、データ送信の確実性、セキュリティレベルなどであってもよい。
先ず、実施例1〜3の説明に先立って、本発明の特徴について説明する。図1は、本発明の概要と特徴を説明するための説明図である。同図に示すように、先ず、本発明のL2スイッチ装置に接続される入出力端末装置から、帯域制限前の帯域と、帯域制限の制限幅である固定帯域または帯域制限後の帯域との比較結果を評価する評価基準を予め選択して設定しておく(図1(1))。この評価基準は、例えば、許容されるパケットの廃棄帯域の最大値である。この評価基準は、入出力端末装置に表示される所定のGUI(Graphical User Interface)において選択によって設定可能なパラメータであり、ユーザ(ネットワーク管理者)のニーズに応じて随時、自由に選択して設定可能である。
次に、本発明のL2スイッチ装置において、入力パケットを帯域制限して出力する(図1(2))。そして、本発明のL2スイッチ装置において、帯域制限前の帯域と、前述の固定帯域または帯域制限後の帯域とを常時比較する(図1(3))。続いて、本発明のL2スイッチ装置において、(1)で予め設定しておいた評価基準に基づいて、帯域の比較結果を常時評価する(図(4))。ここでの評価は、例えば、帯域制限前の帯域と、前述の固定帯域または帯域制限後の帯域との差が、評価基準を超えていないか否かの評価である。
そして、(4)の評価結果を、本発明のL2スイッチ装置からリアルタイムに入出力端末装置へ表示可能に出力する(図1(5))。(5)の評価結果の出力によって入出力端末装置の所定のGUIに表示される表示では、例えば、帯域制限前の帯域と、前述の固定帯域または帯域制限後の帯域との差を表示する。さらに、この表示では、帯域制限前の帯域と、前述の固定帯域または帯域制限後の帯域との差が評価基準を超えた場合は、この超過を警告して表示する。
このようにして、ユーザは、(2)の帯域制限によって制限された帯域が、(1)で予め設定されている許容されるパケットの廃棄帯域の最大値を超えた場合に、この超過がリアルタイムに通知され、迅速な対応を取ることが可能となる。
以下に図2〜5を参照して、本発明の実施例1を説明する。実施例1は、パケットの帯域制限によるパケットの破棄に許容されるパケットの廃棄帯域の上限値をトラフィックの品質評価基準とし、帯域制限前の帯域と、L2スイッチ装置の帯域制限の固定帯域との比較結果を表示可能に出力する実施例である。この実施例1によれば、L2スイッチ装置において、帯域制限前の帯域と固定帯域との差が廃棄されたパケットの帯域であるパケット廃棄帯域に相当する。このパケットの廃棄帯域がパケットの廃棄帯域の最大値を超えた場合に、この旨をユーザに警報として通知することが可能となる。実施例1では、パケットの廃棄帯域の最大値を評価基準としている。なお、実施例1でのネットワークは、最低帯域を保証するギャランティー型を想定している。
先ず、実施例1に係るL2スイッチ装置の構成について説明する。図2は、本発明の実施例1に係るL2スイッチ装置100の構成を示す機能ブロック図である。なお、L2スイッチ装置は、OSI基本参照モデルの第2階層のデータリンク層であるレイヤ(Layer)2においてデータの中継・転送処理を行う通信中継装置である。同図に示すように、実施例1に係るL2スイッチ装置100は、帯域情報収集部101と、帯域制限指標算出部102と、帯域制限指標評価部103と、記憶部104と、帯域制限評価結果出力部105と、回線インターフェース部106と、L2スイッチ部107と、回線インターフェース部108とを有する。
帯域情報収集部101は、回線インターフェース部106および回線インターフェース部108から帯域情報を取得する処理部である。帯域情報収集部101は、回線インターフェース部106がL2スイッチ部107への入力側であり、回線インターフェース部108がL2スイッチ部107からの出力側である場合に、回線インターフェース部106から入力パケットの帯域情報を取得する。また、帯域情報収集部101は、回線インターフェース部108がL2スイッチ部107への入力側であり、回線インターフェース部106がL2スイッチ部107からの出力側である場合に、回線インターフェース部108から入力パケットの帯域情報を取得することとなる。
なお、回線インターフェース部106は、外部からの入力パケットを受信するパケット受信部106aと、L2スイッチ部107から供給されるパケットを外部に送出するパケット送信部106bとを有する。同様に、回線インターフェース部108も、外部からの入力パケットを受信するパケット受信部108aと、L2スイッチ部107から供給されるパケットを外部に送出するパケット送信部108bとを有する。
また、レイヤ2においてデータの中継・転送処理を行うL2スイッチ部107は、回線インターフェース部106からの入力パケットの入力を受け付け、MACアドレスに基づいて転送先回線を特定し、この特定された転送先回線のEgress機能部へとパケットを受け渡すIngress機能部107aと、回線インターフェース部108からの入力パケットの入力を受け付け、MACアドレスに基づいて転送先回線を特定し、この特定された転送先回線のEgress機能部へとパケットを受け渡すIngress機能部107dと、Ingress機能部107aまたはIngress機能部107dからEgress機能部へと受け渡される前のパケットの帯域を所定帯域まで制限する帯域制限処理部107eと、帯域制限処理部107eから帯域制限されて出力されたパケットを、回線インターフェース部106または回線インターフェース部108を介して外部へと出力するEgress機能部107bおよびEgress機能部107cとを有する。
帯域制限指標算出部102は、帯域情報収集部101によって取得された、帯域制限前の帯域情報と、固定帯域の帯域情報とに基づいて、帯域制限の程度を指し示す帯域制限指標を算出する。ここでは、帯域制限指標を、帯域制限前の帯域情報と、固定帯域の帯域情報との差とするが、これに限らず、帯域制限前の帯域情報と、帯域制限後の帯域情報との差、帯域制限前の帯域情報と、帯域制限後の帯域情報との比など、帯域制限前の帯域情報と、帯域制限後の帯域情報との各帯域幅の関係を表すことが可能な指標であれば、いずれの指標であってもよい。
帯域制限指標評価部103は、帯域制限指標算出部102によって算出された帯域制限指標を、記憶部104に記憶される評価基準104aに基づいて評価する処理を行う。具体的には、帯域制限指標が帯域制限前の帯域情報と、固定帯域の帯域情報との差である場合に、この差が評価基準を超過しているか否かを判定する。なお、評価基準104aは、記憶手段に記憶領域を確保して記憶されている評価基準ないし該記憶領域を指し示す。
帯域制限評価結果出力部105は、帯域制限指標評価部103による帯域制限指標の評価結果を、当該L2スイッチ装置100の外部に接続される入出力端末装置150の入出力インターフェース部151へ表示させるために出力する処理を行う。入出力インターフェース部151は、具体的には、データ入力機能およびデータ表示機能を有するGUIおよびその制御プログラムである。
なお、入出力端末装置150の入出力インターフェース部151から入力された評価基準の選択による設定値は、記憶部104の評価基準104aに記憶されることとなる。この設定値の選択・設定は、随時行ってもよいこととし、帯域制限指標評価部103が帯域制限指標の評価処理を行う際に評価基準104aから読み出した値が、帯域制限指標の評価基準となる。即ち、帯域制限指標評価部103は、随時変更可能な評価基準に基づいてリアルタイムに帯域制限指標を評価するという、評価のタイムリー性を有する。
次に、実施例1の帯域制限評価処理について説明する。図3は、実施例1の帯域制限評価処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、L2スイッチ装置100の図示しない、全体制御をつかさどる制御部は、帯域制限評価基準として、最高廃棄レートが設定されたか否かを判定する(ステップS101)。ここで、帯域制限評価基準は、記憶部104に記憶される評価基準104aであり、最高廃棄レートは、許容されるパケットの廃棄帯域の最大値である。
続いて、帯域情報収集部101は、入力パケットの帯域を取得する(ステップS102)。そして、帯域制限指標算出部102は、入力パケットの帯域と、固定帯域との帯域の差を算出する(ステップS103)。
続いて、帯域制限指標評価部103は、入力パケットの帯域と、固定帯域との帯域の差が、記憶部104に記憶される評価基準104aである最高廃棄レート以下であるか否かを判定する(ステップS104)。帯域制限指標評価部103によって、入力パケットの帯域と、固定帯域との帯域の差が最高廃棄レート以下であると判定された場合には(ステップS105肯定)、ステップS106へ移り、入力パケットの帯域と、固定帯域との帯域の差が最高廃棄レート以下でないと判定された場合には(ステップS105否定)、ステップS107へ移る。
ステップS106では、L2スイッチ装置100の制御部は、帯域制限評価を終了するか否かを判定し、帯域制限評価を終了する場合には(ステップS106肯定)、直ちに帯域制限評価処理を終了する一方で、帯域制限評価を終了しない場合には(ステップS106否定)、ステップS108へ移る。
一方、ステップS107では、帯域制限評価結果出力部105は、入力パケットの帯域と、固定帯域との帯域の差が最高廃棄レートを超えたことを出力する。ステップS107が終了すると、ステップS106へ移る。
ステップS108では、L2スイッチ装置100の制御部は、最高廃棄レートの設定を変更するか否かを判定し、最高廃棄レートの設定を変更する場合には(ステップS108肯定)、ステップS101へ移り、最高廃棄レートの設定を変更しない場合には(ステップS108否定)、ステップS102へ移る。
次に、実施例1の帯域制限評価処理による動作例を説明する。図4は、実施例1の帯域制限評価処理による動作例を示す図である。同図に示すように、入力レート(入力パケットの帯域)が22Mbpsであり、最高廃棄レートがY=5Mbpsであった場合に、Shaping(帯域制限)によって固定帯域のレート(固定帯域レート)の15Mbpsまで帯域制限されたとする。この場合、廃棄レートは、入力レート−固定帯域レート=22−15=7Mbpsであり、前述のY=5Mbpsを2Mbpsだけ超過することとなる。この超過によって、ユーザに警報が通知されることとなる。実施例1では、かかる帯域制限評価によるトラフィック監視を常時行うことによって、リアルタイム(即時)かつタイムリー(適時)にネットワークの異常を通知することが可能となる。
以上実施例1について説明してきたが、VLAN(Virtual Local Area Network)におけるVLANパケットまたはVPN(Virtual Private Network)におけるVPNパケットの中継・転送処理であっても本発明は適用可能である。この場合は、帯域情報収集部101は、VLAN単位またはVPN単位でパケットを処理しているL2スイッチ部107から入力パケットの帯域情報および帯域制限後の出力パケットの帯域情報を取得する。例えば、VLAN IDで識別されるVLAN毎に固定帯域レートXMbpsが定められ、Shaping(帯域制限)によって入力レートWMbpsが固定帯域レートXMbpsまで帯域制限されたとする。この場合、最高廃棄レートがYMbpsであるとすると、W−X>Yとなったとき、この超過によって、ユーザに警報が通知されることとなる。また、VPN識別子で識別されるVPN毎に固定帯域レートXMbpsが定められ、Shaping(帯域制限)によって入力レートWMbpsが固定帯域レートXMbpsまで帯域制限される場合も、VLANと同様である。
次に、実施例1に係る入出力インターフェースについて説明する。図5は、実施例1に係る入出力インターフェースを示す図である。なお、同図に示す入出力インターフェースは、図2に示した入出力インターフェース部151の画面イメージである。
入出力インターフェースは、評価基準104aを選択し設定するための入力画面200、および評価結果を表示するための結果画面300からなる。入力画面200および結果画面300は、1枚の画面に表示することとしてもよいし、入力画面200および結果画面300それぞれを1枚の画面に分割して表示することとしてもよい。
入力画面200は、モード設定部201と、入力数設定部202と、VLAN ID設定部203と、固定帯域レート設定部204と、最高廃棄レート設定部205とを有する。
モード設定部201では、“固定帯域越え_警報”、“固定帯域越え_警告”および“ベストエフォート”からいずれかを選択して設定する項目である。実施例1は、ギャランティー型のネットワークにおいて、パケット廃棄によって最低保証帯域を維持できなくなった場合に、ユーザに対して警報を通知する実施例であるので、実施例1に係る入出力インターフェースを示す図5では、“固定帯域超え_警報”が選択されている。この“固定帯域超え_警報”は、VLAN毎に、最低保証する帯域である固定帯域およびパケットの廃棄を許容する上限値である最高廃棄レートを設定するモードである。このモードが選択されると、パケット廃棄によって最低保証帯域を維持できなくなった場合に、ユーザに対して警報を通知することとなる。
入力数設定部202は、入力されるVLANの数を設定する項目である。ここでは、入力されるVLANは「10」であるので、“10”が設定されている。この設定値に従って、VLAN ID設定部203、固定帯域レート設定部204および最高廃棄レート設定部205からなる設定部では、10個分のVLANに関する“VLAN ID”、“固定帯域レート”および“最高廃棄レート”が設定可能となる。
VLAN ID設定部203には、帯域制限評価対象とするVLANのIDを設定する。また、固定帯域レート設定部204には、帯域制限評価対象とするVLANに保証する最低帯域を設定する。また、最高廃棄レート設定部205には、帯域制限評価対象とするVLANに許容するパケットの廃棄レートの上限値を設定する。このように各種設定値が設定されることによって、各VLANが帯域制限評価対象となり、トラフィック品質監視対象となる。
なお、実施例1において、本発明のVLANへの適用を考慮しない場合には、入力数設定部202には、固定的に“1”が設定されることとなり、設定部には、1組の“VLAN ID”、“固定帯域レート”および“最高廃棄レート”が設定可能となる。あるいは、実施例1において、本発明のVLANへの適用を考慮しない場合には、入力数設定部202を省略することとしてもよい。
結果画面300は、全体状態表示部301と、個別状態表示部302と、VLAN ID表示部303と、入力レート表示部304と、廃棄レート表示部305とを有する。全体状態表示部301は、いずれかのVLANのうち一つでもパケット廃棄レートが最高廃棄レートを超えた場合に、警報を表示する表示部である。個別状態表示部302は、対応するVLANにおいてパケット廃棄レートが最高廃棄レートを超えた場合に、警報表示する表示部である。これらの警報表示は、例えば、インジケータを緑色表示(通常表示)から赤色表示(警報表示)へと変化させることによる。
VLAN ID表示部303は、VLAN ID設定部203に設定されたVLAN IDを表示する。また、入力レート表示部304は、VLANに入力されるパケットの帯域、即ち、帯域制限前の帯域をVLAN毎に表示する。この入力レートは、帯域情報収集部101によって取得された情報である。
廃棄レート表示部305は、VLANから出力されるパケットの帯域、即ち、帯域制限後の帯域をVLAN毎に表示する。この廃棄レートは、帯域情報収集部101によって取得された帯域制限前後の帯域の差である。そして、この廃棄レートが、最高廃棄レート設定部205に設定されている当該VLANの最高廃棄レートを超えた場合に、対応するVLANの廃棄レート表示部305の枠内背景色を赤色に変化させて、警報表示する。
以上によれば、VLAN毎に“固定帯域レート”および“最高廃棄レート”を設定し、この設定に対応するように、VLAN毎に“個別状態”、“入力レート”および“廃棄レート”を表示することとし、どのVLANで廃棄レートが最高廃棄レートを上回る異常が発生したかをリアルタイムに一目瞭然とすることができ、ユーザの迅速な対応を促すことが可能となる。
以上の実施例1によれば、入力パケットの帯域と、固定帯域との帯域の差を評価対象である帯域制限指標としたが、これに限定されるものではない。すなわち、入力パケットの帯域と、出力パケットの帯域との帯域の差、換言すれば、帯域制限前の帯域と、帯域制限後の帯域との差を帯域制限指標として評価することとしてもよい。この場合、帯域情報収集部101は、回線インターフェース部106がL2スイッチ部107への入力側であり、回線インターフェース部108がL2スイッチ部107からの出力側である場合は、回線インターフェース部106から入力パケットの帯域情報を取得し、回線インターフェース部108から帯域制限後の出力パケットの帯域情報を取得する。
また、帯域情報収集部101は、回線インターフェース部108がL2スイッチ部107への入力側であり、回線インターフェース部106がL2スイッチ部107からの出力側である場合は、回線インターフェース部108から入力パケットの帯域情報を取得し、回線インターフェース部106から帯域制限後の出力パケットの帯域情報を取得する。
以下に図6〜8を参照して、本発明の実施例2を説明する。実施例2は、入力が許容される固定帯域までの余裕帯域の下限値をトラフィックの品質評価基準とし、帯域制限前の帯域と固定帯域との比較結果を表示可能に出力する実施例である。この実施例2によれば、L2スイッチ装置100において、帯域制限前の帯域と固定帯域との差が、パケットの余裕帯域の最小値を超えた場合に、この旨をユーザに警告として通知することが可能となる。実施例2では、パケットの余裕帯域の最小値を評価基準としている。実施例2では、実施例1と同一の構成、機能、処理についての説明を省略し、差異についてのみ説明することとする。なお、実施例2でのネットワークは、最低帯域を保証するギャランティー型を想定している。
なお、実施例2では、L2スイッチ装置100の構成は、実施例1と基本的に同一である。差異は、帯域制限指標評価部103が、帯域制限指標算出部102によって算出された帯域制限指標を、記憶部104に記憶される評価基準104aに基づいて評価する処理を行う。具体的には、帯域制限指標が帯域制限前の帯域情報と、固定帯域の帯域情報との差である場合に、この差が評価基準である余裕帯域(入力マージンレート)を下回っているか否かを判定する。なお、評価基準104aは、記憶手段に記憶領域を確保して記憶されている評価基準および該記憶領域を指し示す。
次に、実施例2の帯域制限評価処理について説明する。図6は、実施例2の帯域制限評価処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、L2スイッチ装置100の図示しない、全体制御をつかさどる制御部は、帯域制限評価基準として、入力マージンレートが設定されたか否かを判定する(ステップS111)。ここで、帯域制限評価基準は、記憶部104に記憶される評価基準104aであり、入力マージンレートは、許容される入力パケットの固定帯域までの余裕帯域の最小値である。
続いて、帯域情報収集部101は、入力パケットの帯域を取得する(ステップS112)。そして、帯域制限指標算出部102は、入力パケットの帯域と、固定帯域との差を算出する(ステップS113)。
続いて、帯域制限指標評価部103は、入力パケットの帯域と、固定帯域との差が、記憶部104に記憶される評価基準104aである入力マージンレート以上であるか否かを判定する(ステップS114)。帯域制限指標評価部103によって、固定帯域との差が、入力マージンレート以上であると判定された場合には(ステップS115肯定)、ステップS116へ移り、固定帯域との差が、入力マージンレート以上でないと判定された場合には(ステップS115否定)、ステップS117へ移る。
ステップS116では、L2スイッチ装置100の制御部は、帯域制限評価を終了するか否かを判定し、帯域制限評価を終了する場合には(ステップS116肯定)、直ちに帯域制限評価処理を終了する一方で、帯域制限評価を終了しない場合には(ステップS116否定)、ステップS118へ移る。
一方、ステップS117では、帯域制限評価結果出力部105は、入力パケットの帯域と、固定帯域との差が入力マージンレートを下回ったことを出力する。ステップS117が終了すると、ステップS116へ移る。
ステップS118では、L2スイッチ装置100の制御部は、入力マージンレートの設定を変更するか否かを判定し、入力マージンレートの設定を変更する場合には(ステップS118肯定)、ステップS111へ移り、入力マージンレートの設定を変更しない場合には(ステップS118否定)、ステップS112へ移る。
次に、実施例2の帯域制限評価処理による動作例を説明する。図7は、実施例2の帯域制限評価処理による動作例を示す図である。同図に示すように、入力レート(入力パケットの帯域)が14Mbpsであり、入力マージンレートがZ=2Mbpsであった場合に、出力帯域が14Mbpsであったとする。この場合、入力が許容される最大帯域である固定帯域のレート(固定帯域レート)は15Mbpsであるが、固定帯域レート−入力レート=15−14=1Mbpsであり、前述のZ=2Mbpsを1Mbpsだけ下回ることとなる。これによって、ユーザに警告が通知されることとなる。実施例2では、かかる帯域制限評価によるトラフィック監視を常時行うことによって、リアルタイム(即時)かつタイムリー(適時)にネットワークの異常を通知することが可能となる。
以上実施例2について説明してきたが、VLANにおけるVLANパケットまたはVPNにおけるVPNパケットの中継・転送処理であっても本発明は適用可能である。この場合は、帯域情報収集部101は、VLAN単位またはVPN単位でパケットを処理しているL2スイッチ部107から入力パケットの帯域情報および帯域制限後の出力パケットの帯域情報を取得する。例えば、VLAN IDで識別されるVLAN毎に固定帯域レートXMbpsが定められ、Shaping(帯域制限)による入力レートWMbpsが固定帯域レートXMbpsまで帯域制限されるものとする。この場合、入力マージンレートがZMbpsであるとすると、X−W<Zとなったとき、これによって、ユーザに警報が通知されることとなる。また、VPN識別子で識別されるVPN毎に固定帯域レートXMbpsが定められ、Shaping(帯域制限)によって入力レートWMbpsが固定帯域レートXMbpsまで帯域制限される場合も、VLANと同様である。
次に、実施例2に係る入出力インターフェースについて説明する。図8は、実施例2に係る入出力インターフェースを示す図である。なお、同図に示す入出力インターフェースは、図2に示した入出力インターフェース部151の画面イメージである。
入出力インターフェースは、評価基準104aを選択し設定するための入力画面200、および評価結果を表示するための結果画面300からなる。入力画面200は、モード設定部201と、入力数設定部202と、VLAN ID設定部203と、固定帯域レート設定部204と、入力マージンレート設定部206とを有する。
モード設定部201では、“固定帯域越え_警報”、“固定帯域越え_警告”および“ベストエフォート”からいずれかを選択して設定する項目である。実施例2は、入力パケットの帯域が、許容される入力パケットの最大帯域である固定帯域へと接近した場合に、ユーザに対して警告を通知する実施例であるので、実施例2に係る入出力インターフェースを示す図8では、“固定帯域超え_警告”が選択されている。この“固定帯域超え_警告”は、VLAN毎に、入力パケットに許容する最大帯域である固定帯域および入力パケットの帯域の固定帯域への接近度を許容する下限値である入力マージンレートを設定するモードである。このモードが選択されると、入力パケットの帯域の固定帯域への接近度が入力マージンレート下回った場合に、ユーザに対して警告を通知することとなる。
入力数設定部202は、入力されるVLANの数を設定する項目である。ここでは、入力されるVLANは「10」であるので、“10”が設定されている。この設定値に従って、VLAN ID設定部203、固定帯域レート設定部204および入力マージンレート設定部206からなる設定部では、10個分のVLANに関する“VLAN ID”、“固定帯域レート”および“入力マージンレート”が設定可能となる。
VLAN ID設定部203には、帯域制限評価対象とするVLANのIDを設定する。また、固定帯域レート設定部204には、帯域制限評価対象とするVLANに保証する最低帯域を設定する。また、入力マージンレート設定部206には、帯域制限評価対象とするVLANに許容する入力マージンの下限値を設定する。このように各種設定値が設定されることによって、各VLANが帯域制限評価対象となり、トラフィック品質監視対象となる。
なお、実施例2において、本発明のVLANへの適用を考慮しない場合には、入力数設定部202には、固定的に“1”が設定されることとなり、設定部には、1組の“VLAN ID”、“固定帯域レート”および“入力マージンレート”が設定可能となる。あるいは、実施例2において、本発明のVLANへの適用を考慮しない場合には、入力数設定部202を省略することとしてもよい。
結果画面300は、全体状態表示部301と、個別状態表示部302と、VLAN ID表示部303と、入力レート表示部304と、余裕レート表示部306とを有する。全体状態表示部301は、いずれかのVLANのうち一つでもパケット余裕レートが入力マージンレートを下回った場合に、警告を表示する表示部である。ここで、余裕レートは、固定帯域レートをXMbps、入力レートをWMbpsとすると、X−Wで表される。
個別状態表示部302は、対応するVLANにおいて余裕レートが入力マージンレートを下回った場合に、警告表示する表示部である。これらの警告表示は、例えば、インジケータを緑色表示(通常表示)から赤色表示(警告表示)へと変化させることによる。
VLAN ID表示部303は、VLAN ID設定部203に設定されたVLAN IDを表示する。また、入力レート表示部304は、VLANに入力されるパケットの帯域、即ち、帯域制限前の帯域をVLAN毎に表示する。この入力レートは、帯域情報収集部101によって取得された情報である。
余裕レート表示部306は、VLANから入力されるパケットの帯域と固定帯域との差である余裕レートをVLAN毎に表示する。この余裕レートは、帯域情報収集部101によって取得された入力レートと固定帯域との差である。そして、この余裕レートが、入力マージンレート設定部206に設定されている当該VLANの入力マージンレートを下回った場合に、対応するVLANの余裕レート表示部306の枠内背景色を赤色に変化させて、警告表示する。
以上によれば、VLAN毎に“固定帯域レート”および“入力マージンレート”を設定し、この設定に対応するように、VLAN毎に“個別状態”、“入力レート”および“余裕レート”を表示することとし、どのVLANで余裕レートが入力マージンレートを下回る異常が発生したかをリアルタイムに一目瞭然とすることができ、ユーザの迅速な対応を促すことが可能となる。
以下に図9および10を参照して、本発明の実施例3を説明する。実施例3は、ベストエフォート型のネットワークにおいて、パケットの帯域制限によるパケットの破棄に許容されるパケットの廃棄帯域の上限値をトラフィックの品質評価基準とし、帯域制限前の帯域と帯域制限後の帯域との比較結果を表示可能に出力する実施例である。この実施例3によれば、L2スイッチ装置において、帯域制限前の帯域と帯域制限後の帯域との差がパケットの廃棄帯域の最大値を超えた場合に、この旨をユーザに警報として通知することが可能となる。実施例3では、パケットの廃棄帯域の最大値を評価基準としている。実施例3では、実施例1または2と同一の構成、機能、処理についての説明を省略し、差異についてのみ説明することとする。
先ず、実施例3の帯域制限評価処理による動作例を説明する。図9は、実施例3の帯域制限評価処理による動作例を示す図である。同図に示すように、ユーザAの入力レート(入力パケットの帯域)が15Mbpsでありおよび、ユーザBの入力レートが10Mbpsであって、最高廃棄レートがY=5Mbpsであった場合に、Shaping(帯域制限)またはベストエフォート型回線の特性によってユーザAの帯域が瞬間的に7Mbpsとなり、8Mbpsの帯域が廃棄されたとする。この場合、15−7=8Mbps>5Mbpsであり、前述のY=5Mbpsを3Mbpsだけ超過することとなる。この超過によって、ユーザに警報が通知されることとなる。実施例3では、かかる帯域制限評価によるトラフィック監視を常時行うことによって、リアルタイム(即時)かつタイムリー(適時)にネットワークの異常を通知することが可能となる。
次に、実施例3に係る入出力インターフェースについて説明する。図10は、実施例3に係る入出力インターフェースを示す図である。なお、同図に示す入出力インターフェースは、図2に示した入出力インターフェース部151の画面イメージである。
入出力インターフェースは、評価基準104aを選択し設定するための入力画面200、および評価結果を表示するための結果画面300からなる。入力画面200および結果画面300は、1枚の画面に表示することとしてもよいし、入力画面200および結果画面300それぞれを1枚の画面に分割して表示することとしてもよい。
入力画面200は、モード設定部201と、入力数設定部202と、ユーザ設定部207と、最高廃棄レート設定部205とを有する。
モード設定部201では、“固定帯域越え_警報”、“固定帯域越え_警告”および“ベストエフォート”からいずれかを選択して設定する項目である。実施例3は、ベストエフォート型のネットワークにおいて、パケット廃棄によって、廃棄が許容される最高廃棄レートを上回った場合に、ユーザに対して警報を通知する実施例であるので、実施例3に係る入出力インターフェースを示す図10では、“ベストエフォート”が選択されている。この“ベストエフォート”は、ユーザ毎に、パケットの廃棄を許容する上限値である最高廃棄レートを設定するモードである。このモードが選択されると、パケットの廃棄レートが、許容される最高廃棄レートを上回った場合に、ユーザに対して警報を通知することとなる。
入力数設定部202は、入力されるユーザの数を設定する項目である。ここでは、入力されるユーザ数は「10」であるので、“10”が設定されている。この設定値に従って、ユーザ設定部207、最高廃棄レート設定部205からなる設定部では、10人分のユーザに関する“ユーザ(ID)”および“最高廃棄レート”が設定可能となる。
ユーザ設定部207には、帯域制限評価対象とするユーザのIDを設定する。また、最高廃棄レート設定部205には、帯域制限評価対象とするユーザに許容するパケットの廃棄レートの上限値を設定する。このように各種設定値が設定されることによって、各ユーザの帯域が帯域制限評価対象となり、トラフィック品質監視対象となる。
結果画面300は、全体状態表示部301と、個別状態表示部302と、ユーザ表示部307と、廃棄レート表示部305とを有する。全体状態表示部301は、いずれかのユーザの帯域のうち一つでもパケット廃棄レートが最高廃棄レートを超えた場合に、警報を表示する表示部である。個別状態表示部302は、対応するユーザの帯域においてパケット廃棄レートが最高廃棄レートを超えた場合に、警報表示する表示部である。これらの警報表示は、例えば、インジケータを緑色表示(通常表示)から赤色表示(警報表示)へと変化させることによる。
ユーザ表示部307は、ユーザ設定部207に設定されたユーザIDを表示する。また、廃棄レート表示部305は、各ユーザの帯域、即ち、帯域制限後の帯域をユーザ毎に表示する。この廃棄レートは、帯域情報収集部101によって取得された帯域制限前後の帯域の差である。そして、この廃棄レートが、最高廃棄レート設定部205に設定されている当該ユーザの最高廃棄レートを超えた場合に、対応するユーザの廃棄レート表示部305の枠内背景色を赤色に変化させて、警報表示する。
以上によれば、ユーザ毎に “最高廃棄レート”を設定し、この設定に対応するように、ユーザ毎に“個別状態”および“廃棄レート”を表示することとし、どのユーザの帯域で廃棄レートが最高廃棄レートを上回る異常が発生したかをリアルタイムに一目瞭然とすることができ、ユーザの迅速な対応を促すことが可能となる。
以上、本発明の実施例1〜3を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施例で実施されてもよいものである。また、実施例1〜3に記載した効果は、これに限定されるものではない。
本発明の通信中継装置をネットワーク構成に使用することによって、特段の複雑な構成やセットアップ、設定等を必要とすることなく、容易にかつ保守性の優れたネットワーク監視システムを構築することが可能となる。
また、上記実施例1〜3において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記実施例1〜3で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)(またはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)などのマイクロ・コンピュータ)および当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。
(付記1)通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データを他方の回線へ出力データとして中継する通信中継装置であって、
前記入力データと前記出力データとに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定部と、
前記入力データと前記出力データとに基づいて前記通信ネットワークの性能指標を算出する指標算出部と、
前記指標算出部によって算出された前記性能指標と、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価する評価部と
を備えたことを特徴とする通信中継装置。
(付記2)通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データの通信帯域を所定帯域へと帯域制限を行ったものを出力データとして他方の回線へ中継する通信中継装置であって、
前記帯域制限を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定部と、
前記入力データの通信帯域と、前記所定帯域または帯域制限された前記出力データの通信帯域とに基づいた帯域制限指標を算出する指標算出部と、
前記指標算出部によって算出された前記帯域制限指標と、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記帯域制限を評価する評価部と
を備えたことを特徴とする通信中継装置。
(付記3)前記帯域制限指標は、前記帯域制限によって制限された制限帯域であり、
前記評価基準は、前記制限帯域の上限であり、
前記評価部は、前記帯域制限指標が前記上限を超過した場合に、前記帯域制限が上限超過したと評価することを特徴とする付記2に記載の通信中継装置。
(付記4)前記帯域制限指標は、前記入力データの通信帯域と、前記所定帯域との差分であり、
前記評価基準は、前記差分の下限であり、
前記評価部は、前記帯域制限指標が前記下限未満となった場合に、前記入力データの通信帯域が上限を超過したと評価することを特徴とする付記2に記載の通信中継装置。
(付記5)前記評価部による評価結果をリアルタイムに表示可能に出力する評価結果出力部をさらに備えたことを特徴とする付記2、3または4に記載の通信中継装置。
(付記6)VLAN(Virtual Local Area Network)におけるVLANパケットまたはVPN(Virtual Private Network)におけるVPNパケットを中継し、
前記評価基準設定部は、前記VLANまたは前記VPN毎に前記評価基準を設定可能であり、
前記指標算出部は、前記VLANまたは前記VPN毎に前記性能指標または前記帯域制限指標を算出し、
前記評価部は、前記VLANまたは前記VPN毎に前記通信ネットワークの性能または前記帯域制限を評価することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の通信中継装置。
(付記7)通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データを他方の回線へ出力データとして中継する通信中継方法であって、
前記入力データと前記出力データとに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定工程と、
前記入力データと前記出力データとに基づいて前記通信ネットワークの性能指標を算出する指標算出工程と、
前記指標算出工程によって算出された前記性能指標と、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価する評価工程と
を含んだことを特徴とする通信中継方法。
(付記8)通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データの通信帯域を所定帯域へと帯域制限を行ったものを出力データとして他方の回線へ中継する通信中継方法であって、
前記帯域制限を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定工程と、
前記入力データの通信帯域と、前記所定帯域または帯域制限された前記出力データの通信帯域とに基づいた帯域制限指標を算出する指標算出工程と、
前記指標算出工程によって算出された前記帯域制限指標と、前記評価基準設定工程によってあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記帯域制限を評価する評価工程と
を含んだことを特徴とする通信中継方法。
(付記9)前記帯域制限指標は、前記帯域制限によって制限された制限帯域であり、
前記評価基準は、前記制限帯域の上限であり、
前記評価工程は、前記帯域制限指標が前記上限を超過した場合に、前記帯域制限が上限超過したと評価することを特徴とする付記8に記載の通信中継方法。
(付記10)前記帯域制限指標は、前記入力データの通信帯域と、前記所定帯域との差分であり、
前記評価基準は、前記差分の下限であり、
前記評価工程は、前記帯域制限指標が前記下限未満となった場合に、前記入力データの通信帯域が上限を超過したと評価することを特徴とする付記8に記載の通信中継方法。
(付記11)前記評価工程による評価結果をリアルタイムに表示可能に出力する評価結果出力工程をさらに含んだことを特徴とする付記8、9または10に記載の通信中継方法。
(付記12)VLAN(Virtual Local Area Network)におけるVLANパケットまたはVPN(Virtual Private Network)におけるVPNパケットを中継し、
前記評価基準設定工程は、前記VLANまたは前記VPN毎に前記評価基準を設定可能であり、
前記指標算出工程は、前記VLANまたは前記VPN毎に前記通信ネットワークの性能指標または前記帯域制限指標を算出し、
前記評価工程は、前記VLANまたは前記VPN毎に前記通信ネットワークの性能または前記帯域制限を評価することを特徴とする付記7〜11のいずれか一つに記載の通信中継方法。
(付記13)通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データを他方の回線へ出力データとして中継する通信中継処理手順を、通信中継装置の制御装置に実行させる通信中継処理プログラムであって、
前記入力データと前記出力データとに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価するために任意に定められた評価基準をあらかじめ設定する評価基準設定手順と、
前記入力データと前記出力データとに基づいて前記通信ネットワークの性能指標を算出する指標算出手順と、
前記指標算出手順によって算出された前記性能指標と、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記評価基準とに基づいて、前記通信ネットワークの性能を評価する評価手順と
を前記制御装置に実行させることを特徴とする通信中継処理プログラム。
本発明は、ネットッワークのトラフィック管理に有用であり、特に、ユーザニーズに応じて設定された品質管理基準に基づいてトラフィックの品質を監視し、この監視結果が品質劣化を検出したものであった場合に、リアルタイムに品質劣化を通知して、ユーザがすばやい対処を取りうるようにする場合に効果的である。
本発明の概要と特徴を説明するための説明図である。 実施例1に係るL2スイッチ装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例1の帯域制限評価処理手順を示すフローチャートである。 実施例1の帯域制限評価処理による動作例を示す図である。 実施例1に係る入出力インターフェースを示す図である。 実施例2の帯域制限評価処理手順を示すフローチャートである。 実施例2の帯域制限評価処理による動作例を示す図である。 実施例2に係る入出力インターフェースを示す図である。 実施例3の帯域制限評価処理による動作例を示す図である。 実施例3に係る入出力インターフェースを示す図である。
符号の説明
100 L2スイッチ装置
101 帯域情報収集部
102 帯域制限指標算出部
103 帯域制限指標評価部
104 記憶部
104a 評価基準
105 帯域制限評価結果出力部
106 回線インターフェース部
106a パケット受信部
106b パケット送信部
107 L2スイッチ部
107a Ingress機能部
107b Egress機能部
107c Egress機能部
107d Ingress機能部
107e 帯域制限処理部
108 回線インターフェース部
108a パケット受信部
108b パケット送信部
150 入出力端末装置
151 入出力インターフェース部
200 入力画面
201 モード設定部
202 入力数設定部
203 VLAN ID設定部
204 固定帯域レート設定部
205 最高廃棄レート設定部
206 入力マージンレート設定部
207 ユーザ設定部
300 結果画面
301 全体状態表示部
302 個別状態表示部
303 VLAN ID表示部
304 入力レート表示部
305 廃棄レート表示部
306 余裕レート表示部
307 ユーザ表示部

Claims (4)

  1. 通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データの通信帯域を所定帯域へと帯域制限を行ったものを出力データとして他方の回線へ中継する通信中継装置であって、
    前記帯域制限を評価する評価基準として、前記入力データの通信帯域と、破棄データが未だ発生していない前記入力データが許容される通信帯域との差の下限値をマージン帯域としてあらかじめ設定する評価基準設定部と、
    前記入力データの通信帯域と、前記入力データが許容される通信帯域との差を帯域制限指標として算出する指標算出部と、
    前記指標算出部によって算出された前記帯域制限指標、前記評価基準設定部にあらかじめ設定されている前記マージン帯域を下回るか否かに基づいて、前記帯域制限を評価し、前記帯域制限指標が前記マージン帯域を下回ると評価した場合に、新たな前記マージン帯域を前記評価基準設定部に設定させる評価部と
    を備えたことを特徴とする通信中継装置。
  2. 前記評価部による評価結果をリアルタイムに表示可能に出力する評価結果出力部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信中継装置。
  3. 通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データの通信帯域を所定帯域へと帯域制限を行ったものを出力データとして他方の回線へ中継する通信中継装置が行う通信中継方法であって、
    前記帯域制限を評価する評価基準として、前記入力データの通信帯域と、破棄データが未だ発生していない前記入力データが許容される通信帯域との差の下限値をマージン帯域としてあらかじめ設定する評価基準設定工程と、
    前記入力データの通信帯域と、前記入力データが許容される通信帯域との差を帯域制限指標として算出する指標算出工程と、
    前記指標算出工程によって算出された前記帯域制限指標、前記評価基準設定工程によりあらかじめ設定されている前記マージン帯域を下回るか否かに基づいて、前記帯域制限を評価し、前記帯域制限指標が前記マージン帯域を下回ると評価した場合に、新たな前記マージン帯域を前記評価基準設定工程に設定させる評価工程と
    を含んだことを特徴とする通信中継方法。
  4. 通信ネットワークにおいて、一方の回線から入力された入力データの通信帯域を所定帯域へと帯域制限を行ったものを出力データとして他方の回線へ中継する通信中継処理手順を通信中継装置の制御装置に実行させる通信中継処理プログラムであって、
    前記帯域制限を評価する評価基準として、前記入力データの通信帯域と、破棄データが未だ発生していない前記入力データが許容される通信帯域との差の下限値をマージン帯域としてあらかじめ設定する評価基準設定手順と、
    前記入力データの通信帯域と、前記入力データが許容される通信帯域との差を帯域制限指標として算出する指標算出手順と、
    前記指標算出手順によって算出された前記帯域制限指標と、前記評価基準設定手順によりあらかじめ設定されている前記マージン帯域を下回るか否かに基づいて、前記帯域制限を評価し、前記帯域制限指標が前記マージン帯域を下回ると評価した場合に、新たな前記マージン帯域を前記評価基準設定手順に設定させる評価手順と
    を前記制御装置に実行させることを特徴とする通信中継処理プログラム。
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