JP5056315B2 - 包装体 - Google Patents

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本発明は、物品を動かないように宙吊り状態で収納し、落下衝撃等の外力が加わった際にも直接外力が物品に作用して物品の損傷を防止することができる包装体に関するものである。
従来から、流通等において落下衝撃等の外力が加わった際に直接に外力が物品に作用して物品が損傷することがないように、また、流通時等において包装体内で物品が動くことによる損傷がないように物品を保護する各種の緩衝材からなる包装体が用いられている。具体的には、物品の形状に合せて成形した型、たとえば、発泡成形体、紙製成形体(パルプモールド)からなる緩衝材に嵌め込み、あるいは、発泡緩衝シートや発泡チップ、気泡緩衝シート〔いわゆる、エアーキャップ(登録商標)〕などと共に収納し、これを外装体で包装した包装体などが知られている。
また、他の包装体としては、窓孔を開けた基台の前記窓孔をフィルムで被覆した物品保持具を用い、物品を2枚の物品保持具のそれぞれのフィルムで挟圧し、該挟圧姿勢を拘束して物品を中空位置に保持してなる包装体(たとえば、特許文献1参照)が知られている。特許文献1に開示された包装体は、基台2の角部の強度を向上させて基台2の安定性と信頼性の高い物品保持具を提供するものであるが、特許文献1の図2、3からも明らかなように左右の側面は基台2の周壁4と外箱20により壁が二重の構成となっているものの、上下の面は外箱20のみの壁(一重の構成)であり、側面に比べて上下の面は外力に抗する力が劣るという問題がある。
特許第3718461号公報
そこで本発明は、いずれの面も少なくともその一部が二重の壁を備え、流通時等において外力が加わった際にも直接に外力が物品に作用して物品が損傷することがなく、また、流通時等において包装体内で物品が動くことによる損傷がない包装体を提供することである。
本発明者は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、物品保持具と、外装カートンとから構成される包装体であって、前記物品保持具は窓開き部を有する略矩形状の基板と、該基板の二組の対向する辺に折罫を介して連接するフラップを有し、一組の対向する前記フラップは矩形状フラップからなると共に、他の一組の対向する前記フラップは4つの角部が切り欠かれた台形状フラップからなり、かつ、前記基板は、窓開き部を覆うと共に、被保持物品の保持部分の少なくとも一部に対応する輪郭形状に形成されて該保持物品の保持部分の少なくとも一部を覆う保持部形成用凹部を設けた伸縮フィルムが貼着されてなり、一対の前記物品保持具のそれぞれの伸縮フィルムで被保持物品を挟圧し、前記保持部形成用凹部を伸張させて前記被保持物品の保持部分の少なくとも一部の表面に密着させると共に、挟圧姿勢を拘束する拘束手段により被保持物品を保持し、一対の前記物品保持具の互いに当接する二組の前記台形状フラップを互いに乖離する方向に略90度折り曲げると共に、一対の前記物品保持具の互いに当接する二組の前記矩形状フラップを、それぞれが当接する台形状フラップの傾斜辺と同一角度で折り曲げ、前記物品保持具の一対の基板がその内面の対角線に位置するように、かつ、動かないように窮屈な状態で断面が矩形状の外装カートン内に被保持物品が宙吊り状態となるように収納されてなることを特徴とするものである。
本発明は、被保持物品を挟圧すると共に挟圧姿勢を拘束する拘束手段により被保持物品を保持した一対の物品保持具を断面が矩形状の外装カートン内に前記物品保持具の一対の基板がその内面の対角線に位置するように、かつ、動かないように(窮屈な状態で)収納して一対の物品保持具の8つのフラップを利用することにより、いずれの面も少なくともその一部が二重の壁を備えた包装体とすることができ、流通時等において外力が加わった際にも直接に外力が物品に作用して物品が損傷することがなく、また、流通時等において包装体内で物品が動くことによる損傷がないという優れた効果を奏するものである。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の一実施例を示す平面図、図2は本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる外装カートンの一実施例を示す展開図、図3は本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の使用方法を説明する図であり、図中の1は物品保持具、2は基板、3はフラップ、4は伸縮フィルム、10は外装カートン、20は窓開き部、23,201,202,203,204,111,112,113,114,311,312,313,314は折罫、30は矩形状フラップ、31は台形状フラップ、100はブランク板、101は正面板、102は背面板、103,104は側面板、105は糊代片、111,121は表面フラップ、112,122は裏面フラップ、113,114,123,124は折込みフラップをそれぞれ示す。
図1は本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の平面図であって、物品保持具1は略矩形状の窓開き部20を有する略矩形状の基板2と、該基板2の二組の対向する辺に折罫23を介して連接するフラップ3を有し、そのうちの一組の対向する前記フラップ3は矩形状フラップ30からなると共に、他の一組の対向する前記フラップ3は4つの角部が切り欠かれた台形状フラップ31からなり、さらに前記基板2は窓開き部20を略緊張状態で覆う伸縮フィルム4が貼着されているものである。前記台形状フラップ31の切り欠く角度としては、長辺側の折罫23を延長した線に対して、45度以上の角度で切り欠かれていればよいものであるが、好ましくは45度丁度の角度である。この理由については後述する。
図2は本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる外装カートンの一実施例を示す展開図であって、外装カートン10〔図3(ハ)参照〕は糊代片105と背面板102と側面板103と正面板101と側面板104とが折罫201、202、203、204を介して連接し、前記正面板101に折罫301、311を介して表面フラップ111、121が連接し、前記背面板102に折罫302、312を介して裏面フラップ112、122が連接し、前記側面板103、104に折罫303、313および折罫304、314を介して折込みフラップ113、123および折込みフラップ114、124が連接したブランク板100からなり、該ブランク板100を前記側面板104の裏面に前記糊代片105を貼着して断面矩形状の筒状となし、一方の開口部を前記折込みフラップ113、114を折り込むと共に前記裏面フラップ112を折り込み、次いで前記表面フラップ111を折り込むと共に前記裏面フラップ112と前記表面フラップ111を貼着した後に、物品(収納物)を他方の開口部から収納し、次いで、前記折込みフラップ123、124を折り込むと共に前記裏面フラップ122を折り込み、次いで前記表面フラップ121を折り込むと共に前記裏面フラップ122と前記表面フラップ121を貼着したものであって、いわゆるシールエンドカートンである。なお、本発明の外装カートン10は、シールエンドカートンに限ることはなく、たとえば、オートボトムカートン、ロックカートン、差し込み型カートンであってもよいものである。
図3は本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の使用方法を説明する図であって、図3(イ)に示すように、横断面が略長円形状の筒状形状の被保持物品Aを2枚(一対)の物品保持具1に設けられた窓開き部を略緊張状態で覆うそれぞれの伸縮フィルムで被保持物品Aを挟圧すると共に、挟圧姿勢を拘束する拘束手段、たとえば、前記物品保持具1の前記基板2同士をホットメルト接着剤で保持し、次いで2枚(一対)の前記物品保持具1の互いに当接する二組の前記台形状フラップ31、31を互いに乖離する方向に前記折罫23を介して略90度折り曲げると共に、2枚(一対)の前記物品保持具1の互いに当接する二組の前記矩形状フラップ30、30を、当接する台形状フラップ31、31の傾斜辺と同一の角度に折り曲げて、図3(ロ)に示すように成形した成形品Bを一方が封止され、他方が開口している図3(ハ)に示すシールエンドカートン10に前記成形品Bの前記台形状フラップ31、31および前記矩形状フラップ30、30が前記シールエンドカートン10の6面にそれぞれ当接するように収納して、開口部を先に説明した要領で封止することにより本発明の包装体とすることができる。このように構成した本発明の包装体は、外装カートン10内に動かないように(窮屈な状態で)外装カートン10内に固定され、かつ、被保持物品Aが外装カートン10内に宙吊り状態で収納されると共に、外装ケース10の全ての面(全6面)が前記物品保持具1のフラップ3により少なくともその一部が二重の壁を備えた包装体となるために、流通時等において外力が包装体に加わった際にも直接に外力が物品に作用して物品を損傷することがなく、また、流通時等において包装体内で物品が動くことによる損傷(ガタつくことによる損傷)を防止することができる。また、前記フラップ3は設計の許す範囲において、より幅広の方が望ましいものである。なお、符号Tはタックラベルを示し、被保持物品Aを取り出す際に、タックラベルTを手指等で摘んで開封方向へ引っ張ることにより、伸縮フィルム4を容易に引き裂くことができ、引き裂き開口部から被保持物品Aを簡単に取り出すことができる。
次に、前記物品保持具1を構成する前記基体2および前記フラップ3、および、外装カートン10の材質としては、被保持物品Aが小型の場合には、板紙、Eフルート段ボールが適当であり、また、大型化して重量が増える場合には、A,Bフルート段ボールが適当であり、被保持物品Aの重量や形状、大きさ、あるいは、印刷の有無等を考慮してダンボールを構成する素材、厚み等について適宜選定すればよいものである。また、前記物品保持具1を構成する伸縮フィルムの材質としては、一般のストレッチ物流システムに使用されるオレフィン系樹脂や塩化ビニル系樹脂からなる重量物用のストレッチフィルムが適当であるが、中でもウレタン系樹脂からなるストレッチフィルムは、伸長性、復元性、引っ張り強度、引き裂き強度、突き刺し強度、耐摩耗性等において優れ、また、軽い粘着性があるところから特に好ましいものである。また、被保持物品Aを高品質に保つために、防湿性に優れた伸縮フィルムであることが好ましく、防湿性効果のある材料としては、例えば、ポリエチレンやエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)等が挙げられ、後述するように伸縮フィルム4の破損防止等を考慮すれば、ポリエチレン/未延伸ナイロン/ポリエチレンや未延伸ナイロン/ポリエチレンの共押しフィルムであることが特に好ましい。
上記実施形態に係る包装体では、平面シート状の伸縮フィルム全体が、基体の窓開き部に単に貼着されているだけであるため、以下の問題点がある。伸縮フィルムで被保持物品を挟圧する際には、伸縮フィルムの伸張に必要な変形量が大きく、伸縮フィルムが破損する可能性がある。また、上記のような物品保持具の構成では、物品保持具で被保持物品を保持するのに伸縮フィルムを大きく変形しなければならず、物品保持具に対する被保持物品の固定が簡易でない。
そこで、第2実施形態に係る包装体においては、被保持物品で挟圧した場合に、伸縮フィルムを以下のように構成し、伸縮フィルムの伸張に必要な変形量を低減し、かつ、物品保持具に対する被保持物品の固定を簡易にすることを目的とする。
図4は本発明の第2実施形態にかかる包装体に用いる一対の物品保持具の一実施例をそれぞれ示す平面図、図5は図4に示した一対の物品保持具をそれぞれ示す拡大正面図、図6は図4に示したVI−VI線拡大断面図、図7は本発明の第2実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の使用方法を説明する図である。本発明の第2実施形態における物品保持具は、以下に説明するように、伸縮フィルムに保持部形成用凹部4aが形成されている点を除けば、第1実施形態における物品保持具と同一の構成であり、その構成が第1実施形態と同一である部分については、近似する部分に同一符号を付すこととする。図4〜図6の1は物品保持具、2は基板、3はフラップ、4は伸縮フィルム、4aは保持部形成用凹部、20は窓開き部、23,24は折罫、30は矩形状フラップ、31は台形状フラップ、32は糊代フラップをそれぞれ示す。
図4は本発明の第2実施形態にかかる包装体に用いる一対の物品保持具の一実施例をそれぞれ示す平面図、図5は図4に示した一対の物品保持具をそれぞれ示す拡大正面図、図6は図4に示したVI−VI線拡大断面図であって、物品保持具1は略矩形状の窓開き部20を有する略矩形状の基板2と、該基板2の二組の対向する辺に折罫23を介して連接するフラップ3を有し、そのうちの一組の対向する前記フラップ3は、折罫24を介して糊代フラップ32が連接された矩形状フラップ30からなると共に、他の一組の対向する前記フラップ3は4つの角部が切り欠かれた台形状フラップ31からなる。前記台形状フラップ31の切り欠く角度としては、長辺側の折罫23を延長した線に対して、45度以上の角度で切り欠かれていればよいものであるが、上述したように、45度丁度の角度で切り欠かれるのが好ましい。さらに前記基板2は窓開き部20を覆う伸縮フィルム4が貼着されているものであり、図6(a)及び(b)に示すように、一対の物品保持具1の伸縮フィルム4には、保持部形成用凹部4aがそれぞれ設けられる。保持部形成用凹部4aは、横断面が略長円形状の筒状形状に構成された被保持物品Aの保持部分の一部の輪郭形状に対応した形状に形成され、被保持物品Aの保持部分の一部を覆う。保持部形成用凹部4aの形状は、物品保持具1で被保持物品Aを挟圧する際に、被保持物品Aの保持部分の少なくとも一部を覆って、伸縮フィルム4の伸張前に被保持物品Aを対向する2枚の伸縮フィルム4上に固定するように形成されていればよいが、被保持物品Aの保持部分全体の輪郭形状に近似するような形状に形成されてもよい。保持部形成用凹部4aは、真空成形等の成形加工によって、伸縮フィルム4に形成される。
次に、第2実施形態にかかる包装体に用いる外装カートンの一実施例は、図2に示した前記第1実施形態における外装カートンと同一であるので説明を省略する。
図7は本発明の第2実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の使用方法を説明する図であって、図7(イ)に示すように、横断面が略長円形状の筒状形状の被保持物品Aを、2枚(一対)の物品保持具1に設けられた窓開き部を覆うそれぞれの伸縮フィルム20の保持部形成用凹部4aで被保持物品Aを覆った状態にし、伸縮フィルム20で挟圧して保持部形成用凹部4aを伸張させると、前記のように伸張した保持部形成用凹部4aは、被保持物品Aに密着する。拘束手段を用いることで、物品保持具1の挟圧姿勢を拘束する。たとえば、前記物品保持具1の前記基板2同士をホットメルト接着剤で保持し、次いで2枚(一対)の前記物品保持具1の互いに当接する二組の前記台形状フラップ31、31を互いに乖離する方向に前記折罫23を介して略90度折り曲げると共に、2枚(一対)の前記物品保持具1の互いに当接する二組の前記矩形状フラップ30、30を、それぞれが当接する台形状フラップ31、31の傾斜辺と同一の角度に折り曲げて、糊代フラップ32を用いて矩形状フラップ30、30と台形状フラップを相互に固定する。図7(ロ)に示すように成形した成形品Bを一方が封止され、他方が開口している図7(ハ)に示すシールエンドカートン10に前記成形品Bの前記台形状フラップ31、31および前記矩形状フラップ30、30が前記シールエンドカートン10の6面にそれぞれ当接するように、上記方法で組み立てた物品保持具1を収納して、開口部を先に説明した要領で封止することにより本発明の包装体とすることができる。このように構成した本発明の包装体は、外装カートン10内に動かないように(窮屈な状態で)外装カートン10内に固定され、かつ、被保持物品Aが外装カートン10内に宙吊り状態で収納されると共に、外装ケース10の全ての面(全6面)が前記物品保持具1のフラップ3により少なくともその一部が二重の壁を備えた包装体となるために、流通時等において外力が包装体に加わった際にも直接に外力が物品に作用して物品を損傷することがなく、また、流通時等において包装体内で物品が動くことによる損傷(ガタつくことによる損傷)を防止することができる。また、基板2に貼着される伸縮フィルム4に予め設けられた保持部形成用凹部4aは、被保持物品Aの保持部分の一部を覆って、伸縮フィルム4の伸張前に被保持物品Aを対向する2枚の伸縮フィルム4上に固定するため、上記第1実施形態における物品保持具1に比べて、被保持物品Aの固定が簡易なものとなる。さらに、伸縮フィルム4の変形量は、平面シート状に構成された上記第1実施形態の伸縮フィルム4に比べて小さくなるため、伸縮フィルムの破損を低減することができる。また、前記フラップ3は設計の許す範囲において、より幅広の方が望ましい点は、上記第1実施形態と同様である。
次に、前記物品保持具1を構成する前記基体2および前記フラップ3、および、外装カートン10の材質や、被保持物品Aの重量や形状、大きさ、あるいは、印刷の有無等を考慮してダンボールを構成する素材、厚み等の選定については、上記第1実施形態において説明した通りである。また、前記物品保持具1を構成する伸縮フィルムの材質についても、上記第1実施形態において説明した通りであるが、外装カートンに挿入して1mの高さから1角3稜6面の落下試験を実施したところ、内層がポリエチレン層、中層がエチレン酢酸ビニル共重合体層、外層がポリエチレン層である三層フィルムからなる伸縮フィルムには、特に破損が見られなかった。
本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の一実施例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる外装カートンの一実施例を示す展開図である。 本発明の第1実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の使用方法を説明する図である。 本発明の第2実施形態にかかる包装体に用いる一対の物品保持具の一実施例をそれぞれ示す平面図である。 図4に示した一対の物品保持具をそれぞれ示す拡大正面図である。 図4に示したVI−VI線拡大断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる包装体に用いる物品保持具の使用方法を説明する図である。
符号の説明
1 物品保持具
2 基板
3 フラップ
4 伸縮フィルム
4a 保持部形成用凹部
10 外装カートン
20 窓開き部
23,24,201,202,203,204 折罫
111,112,113,114 折罫
311,312,313,314 折罫
30 矩形状フラップ
31 台形状フラップ
32 糊代フラップ
100 ブランク板
101 正面板
102 背面板
103,104 側面板
105 糊代片
111,121 表面フラップ
112,122 裏面フラップ
113,114,123,124 折込みフラップ

Claims (1)

  1. 物品保持具と、外装カートンとから構成される包装体であって、前記物品保持具は窓開き部を有する略矩形状の基板と、該基板の二組の対向する辺に折罫を介して連接するフラップを有し、一組の対向する前記フラップは矩形状フラップからなると共に、他の一組の対向する前記フラップは4つの角部が切り欠かれた台形状フラップからなり、かつ、前記基板は、窓開き部を覆うと共に、被保持物品の保持部分の少なくとも一部に対応する輪郭形状に形成されて該保持物品の保持部分の少なくとも一部を覆う保持部形成用凹部を設けた伸縮フィルムが貼着されてなり、一対の前記物品保持具のそれぞれの伸縮フィルムで被保持物品を挟圧し、前記保持部形成用凹部を伸張させて前記被保持物品の保持部分の少なくとも一部の表面に密着させると共に、挟圧姿勢を拘束する拘束手段により被保持物品を保持し、一対の前記物品保持具の互いに当接する二組の前記台形状フラップを互いに乖離する方向に略90度折り曲げると共に、一対の前記物品保持具の互いに当接する二組の前記矩形状フラップを、それぞれが当接する台形状フラップの傾斜辺と同一角度で折り曲げ、前記物品保持具の一対の基板がその内面の対角線に位置するように、かつ、動かないように窮屈な状態で断面が矩形状の外装カートン内に被保持物品が宙吊り状態となるように収納されてなることを特徴とする包装体。
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