JP5055831B2 - 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 - Google Patents

燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、給湯中に貯湯タンクの湯温が設定温度より低くなった場合も、補助熱源機のバーナを最小燃焼量で燃焼させ、設定温度の給湯を継続することが可能な燃料電池システム及び燃料電池システム制御方法に関するものである。
従来、この種の燃料電池システムは、貯湯タンクの湯温が所定温度以下になった時、バックアップバーナを燃焼させて加温を行い、湯温が所定温度に達したときに燃焼を停止させるように制御し、貯湯タンクの湯温を所定温度に保持できるようになっている(例えば特許文献1参照)。
図5は特許文献1に記載された従来の燃料電池システムの構成図を示すものである。図5に示すように、燃料電池システム500のプロセスガスバーナ504にバックアップバーナ516を併設してバックアップ給湯機517を構成し、貯湯タンク505内の湯温が所定温度以下になった時に、バックアップバーナ516を燃焼させて加温し、湯温が所定温度に達したときに燃焼を停止させ貯湯タンクの湯温を所定温度に保持できるようになっている。
特開2004−164868号公報
しかしながら、前記従来の構成では、使用者の給湯の使用状況に関わらず貯湯タンクの湯温が低下すると所定温度まで加温し湯を満蓄にする動作が行われるため、使用時以外は大気へ無駄な放熱が行われるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、給湯中に貯湯タンクの湯温が設定温度より低くなった場合に補助熱源機のバーナを最小燃焼量で燃焼させ、給湯を継続させる燃料電池システム及び燃料電池システム制御方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、燃料電池と、前記燃料電池からの排熱を回収し、貯湯タンクに蓄積した湯を給湯する排熱回収装置と、給湯の温度を設定する情報端末装置と、を備えた燃料電池システムであって、前記排熱回収装置は、前記貯湯タンクの残湯量を検出する残湯量検出手段と、給湯する温度が前記情報端末装置に設定された設定温度になるように、前記貯湯タンクからの湯と水道水を混合して温度調整を行う混合手段と、前記混合手段で混合した混合水の温度を検出する混合温度検出手段と、混合水を加温する補助熱源機と、給湯中の水の流量を検出する流量検出手段と、を備え、前記補助熱源機が最小燃焼量で燃焼する場合における、給湯中の水の流量に対して混合水の温度が上昇する温度をオフセット温度として予め用意しておき、給湯中に貯湯タンクの湯温が設定温度より低くなった場合、前記混合手段は、前記貯湯タンクの湯と水道水を混合し、混合水の温度が、前記設定温度から、給湯中の流量に対する前記オフセット温度を引いた目標温度となるように温度調整し、当該目標温度となるように温度調整された混合水を、前記補助熱源機の最小燃焼量で燃焼させることで、設定温度の給湯を継続することを特徴とした燃料電池システムもしくはその制御方法である。
これによって、給湯時にのみ補助熱源機を作動させ設定温度を給湯することから、常に貯湯タンクに湯を満蓄状態で保持するよりも、大気への無駄な放熱はない。また、補助熱源機の作動においても、バーナが最小燃焼量で燃焼するため、都市ガスなどの原燃料の消費を軽減させることができる。
本発明の燃料電池システム及び燃料電池システム制御方法は、給湯時にのみ補助熱源機を作動させ設定温度を給湯することから、常に貯湯タンクに湯を満蓄状態で保持するよりも、大気への無駄な放熱はない。また、補助熱源機の作動においても、バーナが最小燃焼量で燃焼するため、都市ガスなどの原燃料の消費を軽減させることができる。
第1の発明は、燃料電池と、前記燃料電池からの排熱を回収し、貯湯タンクに蓄積した湯を給湯する排熱回収装置と、給湯の温度を設定する情報端末装置と、を備えた燃料電池システムであって、前記排熱回収装置は、前記貯湯タンクの残湯量を検出する残湯量検出手段と、給湯する温度が前記情報端末装置に設定された設定温度になるように、前記貯湯タンクからの湯と水道水を混合して温度調整を行う混合手段と、前記混合手段で混合した混合水の温度を検出する混合温度検出手段と、混合水を加温する補助熱源機と、給湯中の水の流量を検出する流量検出手段と、を備え、前記補助熱源機が最小燃焼量で燃焼する場合における、給湯中の水の流量に対して混合水の温度が上昇する温度をオフセット温度として予め用意しておき、給湯中に貯湯タンクの湯温が設定温度より低くなった場合、前記混合手段は、前記貯湯タンクの湯と水道水を混合し、混合水の温度が、前記設定温度から、給湯中の流量に対する前記オフセット温度を引いた目標温度となるように温度調整し、当該目標温度となるように温度調整された混合水を、前記補助熱源機の最小燃焼量で燃焼させることで、設定温度の給湯を継続することを特徴とした燃料電池システムである。これにより、給湯時にのみ補助熱源機を作動させ設定温度を給湯することから、常に貯湯タンクに湯を満蓄状態で保持するよりも、大気への無駄な放熱はない。また、補助熱源機の作動においても、バーナが最小燃焼量で燃焼するため、都市ガスなどの原燃料の消費を軽減させることができる。また、給湯流量に対応したバーナの最小燃焼量で燃焼させることから、給湯流量の変化に対して給湯湯温を安定させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の燃料電池システムにおいて、前記排熱回収装置は、前記情報端末装置と前記燃料電池と情報通信を行うための通信手段と、前記通信手段を介して前記情報端末装置で設定された湯の設定温度を検出する設定温度検出手段とを有する燃料電池システムとする。
第3の発明は、燃料電池と、前記燃料電池からの排熱を回収し、貯湯タンクに蓄積した湯を給湯する排熱回収装置と、給湯の温度を設定する情報端末装置と、を備えた燃料電池システムの制御方法であって、前記情報端末装置で設定された給湯の設定温度を検出する手順と、貯湯タンクの残湯量を検出する手順と、給湯する温度が前記情報端末装置に設定された設定温度になるように、前記貯湯タンクからの湯と水道水を混合して温度調整を行う手順と、貯湯タンクからの湯と水道水を混合した混合水の温度を検出する手順と、混合水を補助熱源機で加温する手順と、給湯中の水の流量を検出する手順と、前記補助熱源機が最小燃焼量で燃焼する場合における、給湯中の水の流量に対して混合水の温度が上昇する温度をオフセット温度として予め用意しておき、給湯中に貯湯タンクの湯温が設定温度より低くなった場合、前記貯湯タンクの湯と水道水を混合し、混合水の温度が、前記設定温度から、給湯中の流量に対する前記オフセット温度を引いた目標温度となるように温度調整し、当該目標温度となるように温度調整された混合水を、前記補助熱源機の最小燃焼量で燃焼させることで、設定温度の給湯を継続させる手順と、を備えた燃料電池システムの制御方法とする。これにより、給湯時にのみ補助熱源機を作動させ設定温度を給湯することから、常に貯湯タンクに湯を満蓄状態で保持するよりも、大気への無駄な放熱はない。また、補助熱源機の作動においても、バーナが最小燃焼量で燃焼するため、都市ガスなどの原燃料の消費を軽減させることができる。また、給湯流量に対応したバーナの最小燃焼量で燃焼させることから、給湯流量の変化に対して給湯湯温を安定させることができる。
の発明は、特に、第の発明の燃料電池システム制御方法において、前記情報端末装置と前記燃料電池との情報通信を行う手順を備えた燃料電池システムの制御方法とする。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における燃料電池システムの構成図であり、図2は本発明の第1の実施の形態における燃料電池システムのブロック図を示すものである。
図1において、排熱回収装置104は燃料電池100の発電の際に発生した排熱を回収し、貯湯タンク110に湯として蓄積し使用者に給湯を行う。燃料電池100の発熱部位には冷却水を循環させるための配管があり、発電が開始されると冷却水ポンプ102が水を循環し熱交換器101に熱を集める。貯湯水ポンプ103は貯湯タンク110の下層の水を熱交換器101に導き、熱を回収させ貯湯タンク110に湯を蓄積する。また、排熱回収装置104には生成された湯の温度とある閾温度とを比較し、貯湯タンク110への湯の回収位置を変更する三方弁105が配されており、閾値以上であれば配管112を介して貯湯タンク110の上層へ回収し、閾値以下であれば配管106を介し貯湯タンク110の下層へ回収させる。この動作は、貯湯タンク110に生成された湯の積層を崩しにくいため、使用者に安定した給湯が行える効果がある。
排熱回収装置104には、配管114を介し、貯湯タンク110の湯と配管107からの水を混合する混合手段108とその下流側に混合温度検出手段111と流量検出手段118が配され、補助熱源機113に混合水を供給する。貯湯タンク110には残湯量検出手段115a〜115eが配され、貯湯タンク110内の残湯量を検出する。情報端末装置119は排熱回収装置104と第1の宅内回線である宅内回線a120で接続され、情報端末装置119で使用者が設定した給湯の設定温度を送信する。
以上のように構成された燃料電池システムについて、以下その動作、作用を説明する。図2において、情報端末装置118と排熱回収装置104は第1の宅内回線である宅内回線a120で、排熱回収装置104と燃料電池100は第2の宅内回線である宅内回線b210によって接続されている。宅内回線a120と宅内回線b210は無線LAN、Bluetooth(登録商標)または特定小電力無線など無線を媒体として利用することも可能で、その場合、情報端末装置118、排熱回収装置104、燃料電池100のそれぞれは無線通信ユニットを装着する必要がある。
排熱回収装置104の排熱回収制御部204は、燃料電池100の発電の際に発生した排熱を回収し貯湯タンク110に湯を蓄積する一方、使用者に給湯を行うため、排熱回収装置104を構成する構成部品の制御を行う。排熱回収装置104の通信手段209は情報端末装置119と通信を行い、設定温度検出手段211は使用者が設定した給湯温度を検出する。排熱回収制御部204は流量検出手段118から入力される給湯流量を検出し、給湯が開始されると、残湯量検出手段115a〜115eから貯湯タンク110内の湯の温度を検出し、給湯の設定温度に対して貯湯タンク110内に湯があるか否かを判定する。湯がある場合、貯湯タンク110内の湯を用いて給湯を開始する。貯湯タンク110には燃料電池100の排熱を回収しているため、必ずしも使用者の設定温度通りの湯が蓄
積されておらず、例えば75℃といった高温で蓄積されている場合もある。この場合、排熱回収制御部204は混合温度検出手段111のフィードバックデータを検出しながら、配管114からの湯と配管107からの水道水とを混合手段108を操作して混合し、使用者が設定している給湯の設定温度に温度調整を行う。この設定温度に温度調整された水が補助熱源機113に入力される場合、補助熱源機113はこの水に対しては加温する必要はない。この非燃焼の情報は、排熱回収制御部204が前情報として保有しているため、補助熱源機113に非燃焼情報を伝達しても良いし、補助熱源機113自身が入力される水の温度を判断し給湯の設定温度と比較し、非燃焼の動作を行っても良い。
一方、給湯が開始され、または給湯の途中で給湯の設定温度に対して貯湯タンク110内に湯がない場合、補助熱源機113を燃焼して加温し、給湯の設定温度を出湯する必要がある。貯湯タンク110内に湯がないと判断すると、排熱回収制御部204は混合手段108を水側全開にして補助熱源機113に水道水のみを供給し、いわゆる通常の給湯機として利用することも可能であるが、入力される水が水道水であるため、補助熱源機113のバーナの燃焼量は水道水の水温に依存されることになる。特に給湯の途中で貯湯タンク110の湯温が給湯の設定温度、例えば40℃とした場合、それより低くなったとしても完全な水になっているわけではなく、この残湯を使って補助熱源機113に供給すればバーナの燃焼量も小さくて済むはずであり、水道水を加温するより都市ガスなどの原燃料の消費を最小限にすることが可能となる。すなわち混合手段108は補助熱源機113に供給する水温を補助熱源機113のバーナの燃焼量が水道水をそのまま加熱する場合のバーナの燃焼量よりも少ない燃焼量で燃焼するように温度調整すればよい。
図3は、給湯の流量に対して補助熱源機113が最小燃焼量で燃焼させる場合のオフセット温度を示した図である。使用者が給湯している流量に対し、補助熱源機113を最小の燃焼量で燃焼させて設定温度を給湯させる場合、補助熱源機113に入力する水温を給湯の設定温度よりどれだけ温度を下げておけば良いかを表している。これをオフセット温度と称する。給湯中に貯湯タンク110の湯温が給湯の設定温度より低くなった場合に、補助熱源機113を燃焼して加温し、給湯の設定温度を出湯させる必要がある。この使用者が例えば給湯の設定温度が42℃、出湯流量が10L/minであった場合、補助熱源機113に入力する水温を給湯の設定温度より10℃温度を下げれば、すなわち32℃の水を補助熱源機113に入力すれば最小燃焼量でも42℃の給湯を実現できるということになる。給湯中に貯湯タンク110の湯温が給湯の設定温度、すなわち42℃より低くなっただけであるため、40℃近傍の湯は貯湯タンク110に残っているはずであり、これを水と混合して32℃の水温を生成することは可能である。この湯温の温度調整を排熱回収制御部204は混合温度検出手段111のフィードバックデータを検出しながら、配管114からの湯と配管107からの水道水とを混合手段108を操作して混合して行う。
図4は本実施の形態の燃料電池システムの動作を説明するためのフローチャートである。排熱回収制御部204の設定温度検出手段205は、情報端末装置119と通信手段209を介して通信を行い(STEP1)、情報端末装置119に使用者が設定した給湯の設定温度を検出する(STEP2)。排熱回収制御部204は流量検出手段118から入力される給湯流量を検出し(STEP3)、給湯が開始されたと判定すると(STEP3、Yes)、残湯量検出手段115a〜115eから貯湯タンク110内の湯の温度を検出し(STEP4)、給湯の設定温度に対して貯湯タンク110内に湯があるか否かを判定する(STEP5)。湯がある場合(STEP5、Yes)、排熱回収制御部204は混合温度検出手段111のフィードバックデータを検出しながら、配管114からの湯と配管107からの水道水とを混合手段108を操作して混合し、使用者が設定している給湯の設定温度に温度調整を行う(STEP6)。この場合、補助熱源機113は非燃焼(STEP7)で給湯が行われる(STEP12)。
湯がない、または給湯中に貯湯タンク110の湯温が給湯の設定温度より低くなった場合(STEP5、No)、補助熱源機113を燃焼して加温し、給湯の設定温度を出湯させる必要がある。排熱回収制御204は流量検出手段118から入力される給湯流量を検出し(STEP8)、図3に示した給湯流量対オフセット温度のテーブル値から現在の設定温度に対するオフセット値を選択し、補助熱源機113に供給する目標温度を決定する(STEP9)。この目標温度に対する温度調整を排熱回収制御部204は混合温度検出手段111のフィードバックデータを検出しながら、配管114からの湯と配管107からの水道水とを混合手段108を操作して混合する(STEP10)。補助熱源機113は燃焼し、給湯が行われる(STEP12)。そして再び情報端末装置119と通信を行い(STEP1)、設定温度を検出する(STEP2)。通信を行い(STEP1)設定温度を検出する(STEP2)が、給湯がない場合または給湯動作が終了した場合は、再び情報端末装置119と通信を行い(STEP1)、給湯の設定温度を検出する(STEP2)。
以上のように、本実施の形態においては、燃料電池100と、前記燃料電池100からの排熱を回収し、貯湯タンク110に蓄積した湯を給湯する排熱回収装置104と、前記燃料電池100と排熱回収装置104を制御する情報端末装置119を備えた燃料電池システムにおいて、排熱回収装置104は情報端末装置119及び燃料電池100と情報通信を行うための通信手段209と、前記通信手段209を介して前記情報端末装置119で給湯する温度を設定しその設定温度を検出する設定温度検出手段211と、貯湯タンク110の残湯量を検出する残湯量検出手段115a〜115eと、貯湯タンク110からの湯と水道水を混合し、給湯する温度を情報端末装置119に設定された設定温度に温度調整を行う混合手段108と、混合温度を検出する混合温度検出手段111と補助熱源機113を備え、給湯中に貯湯タンク110の湯温が設定温度より低くなった場合、混合手段108は補助熱源機113に供給する水温を補助熱源機113のバーナが最小燃焼量で燃焼するように温度調整し、設定温度の給湯を継続する燃料電池システムであることを特徴とし、給湯時にのみ補助熱源機を作動させ設定温度を給湯することから、常に貯湯タンクに湯を満蓄状態で保持するよりも、大気への無駄な放熱はない。また、補助熱源機の作動においても、バーナが最小燃焼量で燃焼するため、都市ガスなどの原燃料の消費を軽減させることができる。
また、給湯流量に対応したバーナの最小燃焼量で燃焼させることから、給湯流量の変化に対して給湯湯温を安定させることができる。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムであれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することでプログラムの配布・更新やインストール作業が簡単にできる。
なお、本発明の燃料電池は家庭用に限らずオフィスや工場などの業務用であっても良い。
以上のように、本発明にかかる、燃料電池システム、燃料電池システム制御方法、及びそのプログラムは、家庭用の燃料電池システムのみならず、工業用の大規模なシステムにおいても利用可能である。
本発明の実施の形態1における燃料電池システムの構成図 本発明の実施の形態1における燃料電池システムのブロック図 本発明の実施の形態1における給湯流量に対するオフセット温度を示す図 本発明の実施の形態1における燃料電池システムの動作を説明するためのフローチャート 従来の燃料電池システムの構成図
符号の説明
100 燃料電池
104 排熱回収装置
108 混合手段
110 貯湯タンク
111 混合温度検出手段
113 補助熱源機
115a〜115e 残湯量検出手段
118 流量検出手段
119 情報端末装置
209 通信手段
211 設定温度検出手段

Claims (4)

  1. 燃料電池と、前記燃料電池からの排熱を回収し、貯湯タンクに蓄積した湯を給湯する排熱回収装置と、給湯の温度を設定する情報端末装置と、
    を備えた燃料電池システムであって、
    前記排熱回収装置は、
    前記貯湯タンクの残湯量を検出する残湯量検出手段と、
    給湯する温度が前記情報端末装置に設定された設定温度になるように、前記貯湯タンクからの湯と水道水を混合して温度調整を行う混合手段と、
    前記混合手段で混合した混合水の温度を検出する混合温度検出手段と、
    混合水を加温する補助熱源機と、
    給湯中の水の流量を検出する流量検出手段と、
    を備え、
    前記補助熱源機が最小燃焼量で燃焼する場合における、給湯中の水の流量に対して混合水の温度が上昇する温度をオフセット温度として予め用意しておき
    給湯中に貯湯タンクの湯温が設定温度より低くなった場合、
    前記混合手段は、前記貯湯タンクの湯と水道水を混合し、混合水の温度が、前記設定温度から、給湯中の流量に対する前記オフセット温度を引いた目標温度となるように温度調整し、
    当該目標温度となるように温度調整された混合水を、前記補助熱源機の最小燃焼量で燃焼させることで、設定温度の給湯を継続することを特徴とした燃料電池システム。
  2. 前記排熱回収装置は、前記情報端末装置と前記燃料電池との情報通信を行うための通信手段と、前記通信手段を介して前記情報端末装置で設定された給湯の設定温度を検出する設定温度検出手段と、を有する請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 燃料電池と、前記燃料電池からの排熱を回収し、貯湯タンクに蓄積した湯を給湯する排熱回収装置と、給湯の温度を設定する情報端末装置と、を備えた燃料電池システムの制御方法であって、
    前記情報端末装置で設定された給湯の設定温度を検出する手順と、
    貯湯タンクの残湯量を検出する手順と、
    給湯する温度が前記情報端末装置に設定された設定温度になるように、前記貯湯タンクからの湯と水道水を混合して温度調整を行う手順と、
    貯湯タンクからの湯と水道水を混合した混合水の温度を検出する手順と、
    混合水を補助熱源機で加温する手順と、
    給湯中の水の流量を検出する手順と、
    前記補助熱源機が最小燃焼量で燃焼する場合における、給湯中の水の流量に対して混合水の温度が上昇する温度をオフセット温度として予め用意しておき
    給湯中に貯湯タンクの湯温が設定温度より低くなった場合、
    前記貯湯タンクの湯と水道水を混合し、混合水の温度が、前記設定温度から、給湯中の流量に対する前記オフセット温度を引いた目標温度となるように温度調整し、
    当該目標温度となるように温度調整された混合水を、前記補助熱源機の最小燃焼量で燃焼させることで、設定温度の給湯を継続させる手順と、
    を備えた燃料電池システムの制御方法。
  4. 前記情報端末装置と前記燃料電池との情報通信を行う手順を備えた、請求項3記載の燃料電池システムの制御方法。
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