JP5053875B2 - ゴルフスイング練習用バット - Google Patents

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本発明は、基本に忠実で理想的なゴルフスイングを簡単に身に付けることができるゴルフスイング練習用バットに関する。
係る従来のゴルフスイング練習用の器具としては、例えば、以下の特許文献1〜3などに示すようなものが提案されている。これらのゴルフスイング練習用の器具は、実際のゴルフクラブのヘッドに相当する部分に発光体を配設し、この発光体をそのヘッド部分やシャフトあるいはグリップに相当する部分に収容した電池で発光させるようにした構造となっている。そして、このようなゴルフスイング練習用バットを用いてスイングフォームを練習するには、その発光体を点灯させた状態で、練習者はそのグリップを握り、クラブヘッドのフェイス面でゴルフボールを打つときと同様なスイングを行い、このときの発光体の移動した経路が残像となって光の軌跡として視認され、その軌跡の位置や変化などから自己のスイングが正確なものかを判断するようになっている。
実開昭61−100462号公報 実開昭61−127770号公報 特開平11−9749号公報
ところで、正確なショットを安定的に打つためには基本に忠実なスイングを身に付ける必要がある。また、ドライバーショットのような飛距離が要求されるショットでは、正確さに加え、さらに力強いスイングを身に付ける必要がある。
このように正確で力強いゴルフスイングを身に付けるためには、ゴルフ場や練習場に頻繁に通って数多くのゴルフスイング練習を行ったり、さらにはテーチングプロなどの専門家の指導などを受けることが望ましい。
しかしながら、実際にゴルフ場や練習場に頻繁に通って練習したり、専門家の指導を受けるなどといったことは多くのプレーヤーにとっては、時間的、経済的に困難な場合が多い。
そのため、適宜時間や場所を見つけて独自に練習を行うことになるが、自宅の室内や庭、公園などの公共の場などでは、本物のゴルフクラブを用いてスイング練習を行うには制約が多い。
一方、前述したような従来のゴルフスイング練習用バットの場合では、スイングの自己チェックなどには適しているが、基本に忠実で理想的なゴルフスイングやドライバーショットのような正確で力強いスイングを身に付けることは困難である。
そこで、本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、その主な目的は、正確で力強い理想的なゴルフスイングを簡単に身に付けることができる新規なゴルフスイング練習用バットを提供することを目的とする。
一般に、正確で力強い理想的なゴルフスイングを身に付けるためには、以下の3つの基本を身に付けることが重要となってくる。
先ず、ゴルフスイングの基本1は、正しいグリップでゴルフクラブを持つことである。つまり、両手でゴルフクラブを握って体の正面に位置させたとき(アドレス状態)に、両手の甲がグリップを挟んで互いに平行になるような状態になることが理想である。
次に、ゴルフスイングの基本2は、スイングバランスの向上である。スイングバランスを向上させるためには、全身(特に足、腰、肩)の筋肉のうち、特に力強い動きに寄与する遅筋を鍛えることであり、このためには、できるだけ重量の重い棒などをゆっくりと繰り返しスイングすることが効果的である。
次に、ゴルフスイングの基本3は、ヘッドスピードを上げることである。ヘッドスピードを上げるためには、全身(特に足、腰、肩)の筋肉のうち、特に素早い動きに寄与する速筋を鍛えることであり、このためには、重量の軽い棒などを素早く繰り返しスイングすることが効果的である。
そこで、前記課題を解決するために請求項1の発明は、
プレーヤーが両手で把持するためのグリップ部に、当該グリップ部から延びるシャフト部を介してヘッド部を備えたゴルフスイング練習用バットであって、前記グリップ部は、その断面形状が板厚方向に平行部を持ちほぼ楕円形状になっていると共に、その端部に当該グリップ部より径大なグリップエンド部を有し、前記ヘッド部は、前記グリップ部の断面径大方向に平行かつ幅広な平板状になっていると共に、重量バランス可変な錘部を有することを特徴とするゴルフスイング練習用バットである。
このような構造をした本発明のゴルフスイング練習用バットにあっては、このグリップ部の断面形状がほぼ楕円形状になっているため、プレーヤーがこのグリップ部を両手で自然と持ちやすい状態で握ると、自然と基本形の両手の甲がこのグリップ部を挟んで必然的に互いに平行になる。これによって、実際のゴルフクラブを両手で握って身体の正面に位置させたときと同じ基本的なグリップ状態が自然と身に付くため、前述したゴルフスイングの基本1が達成できる。
そして、このような基本的なグリップ状態で把持したゴルフスイング練習用バットを実際にゴルフボールを打つときと同じような状態でスイング動作を行うと、その平板状のヘッド部がスイング方向と直交する状態で移動することになるため、そのヘッド部の空気抵抗が最大となり、これがスイング動作の抵抗となってスイング動作に必要な全身の筋肉がバランス良く鍛えられる。
また、本発明のゴルフスイング練習用バットにあっては、そのヘッド部に重量バランス可変な錘部を備えたため、この重量を大きくすれば、スイング動作時の慣性力も増大してスイングアークも大きくなり、スイング動作のフィニッシュまで身体が十分に回るような理想的なスイング動作を実現できる。これによって、スイングバランスの向上に必要な遅筋が効果的に鍛えられて前述したゴルフスイングの基本2が達成できる。
また、このスイング動作時にその平板状のヘッド部がスイング方向に対して斜めになっているとその抵抗が変化(減少)するため、スイング方向やグリップ状態が基本的な状態からずれているなどといったスイング動作の自己チェックも行うことができる。
一方、このヘッド部の錘を取り除き重量を軽くすれば、スイング動作時の抵抗や慣性力も減少するが素早いスイングを行うと先端部の幅広部分の空気抵抗が増大し、これによって、この状態で繰り返しスイング動作を行えばヘッドスピードを上げるための速筋が効果的に鍛えることができるため、前述したゴルフスイングの基本3が達成できる。
また、ヘッド部に重量バランス可変な錘部を備えたことにより、全体の長さを短くしても実際の長尺のゴルフクラブ(例えばドライバー)をスイング動作したときと同じような抵抗や慣性力が得られるため、実際の感覚に近い感覚でスイング練習をすることができる。
これによって、スイングに要するスペースを小さくできるため、室内などの狭い空間でも制約を受けることなく存分にゴルフスイングの練習を行うことができる。
また、グリップ部の端部にそのグリップ部より径大なグリップエンド部を有しているため、スイング時に誤ってグリップ部が両手から滑り抜けるような不都合も未然に防止できる。
次に、請求項2の発明は、
請求項1に記載のゴルフスイング練習用バットにおいて、前記錘部は、前記ヘッド部の前記シャフト部方向に沿って穿孔された少なくとも2つ以上の錘取付穴と、当該錘取付穴のいずれかに着脱自在に取り付けられる錘部材とからなることを特徴とするゴルフスイング練習用バットである。
このような構成によれば、可変グリップ部から遠い方の錘取付穴に錘部材を付け替えることによってスイング動作時の抵抗や慣性を増大できると共に、反対にグリップ部に近い方の錘取付穴に錘部材を付け替えることによってスイング動作時の抵抗や慣性を小さくできる。これによって、ゴルフスイング動作時の重量バランスを的確かつ容易に変化させることができる。
また、請求項3の発明は、
請求項1に記載のゴルフスイング練習用バットにおいて、前記錘部は、前記ヘッド部の前記シャフト部方向に沿って取り付けられたパイプ体と、当該パイプ体内をその長手方向に移動可能な可動錘部材と、当該可動錘部材を前記グリップ部側に付勢するコイルバネとを有することを特徴とするゴルフスイング練習用バットである。
このような構成によれば、スイング動作していないときはコイルバネの反発力によって常にグリップ部側に付勢されているが、スイング動作して遠心力が発生すると、その可動錘部材がコイルバネの付勢力に抗してパイプ体内をその先端側に移動してヘッド部の重量バランスが変化する。
そして、さらにこの重量バランスは遠心力の大きさ、すなわち可動錘部材の移動量によって決まってくるため、素早くスイングすればそれだけ抵抗や慣性が大きくなり、反対にゆっくりとスイングすれば抵抗や慣性が小さくなるため、各プレーヤーの筋力や体力などに応じた最適な重量バランスを実現することができる。
本発明によれば、ゴルフスイングの基本1である正しいグリップでゴルフクラブを持つことができ、このグリップでスイング練習を繰り返すことにより自然と身に付くと共に、ゴルフスイングの基本2である正しいスイング軌道を作る。錘を付けた重いスイング練習用バットでスイングを繰り返し練習することでスイング用の筋肉ができると共にスイングを支える必要な下半身にも筋肉を増強することが出来る。しかし筋肉は重い物を支えたり動かす筋肉と軽い物を速く動かす筋肉は基本的に異なる。従って、ゴルフスイングの基本3であるヘッドスピードを上げるスイングは、スイング練習用バットの錘を取り外し(又は調整用の錘を付け)正しい軌道で素早く振るスイングを繰り返し、速く振れる筋肉を付ける。このスイングの基本である3つの目的を1本の練習用バットで達成する用具である。
これによって、正確で力強い理想的なゴルフスイングを簡単に身に付けることができる。また、スイングに要するスペースを小さくできるため、室内などの狭い空間でも制約を受けることなく存分にゴルフスイングの練習を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は、本発明に係るゴルフスイング練習用バット100の実施の一形態を示したものであり、図1は、そのゴルフスイング練習用バット100の正面図、図2は、図1中AーA線断面図、図3(a)は、図1中B−B線拡大断面図、同図(b)は、図1中C−C線拡大断面図である。
図示するように、このゴルフスイング練習用バット100は、プレーヤーが両手で把持するためのグリップ部10に、このグリップ部10から連続して延びるシャフト部20を介してヘッド部30を一体的に備えた構造となっている。
このグリップ部10は、図3(a)に示すように、その断面形状が板厚方向に直線平行部をもったほぼ楕円形状になっていると共に、その端部には、このグリップ部10よりも径大なグリップエンド部50が設けられている。
一方、ヘッド部30は、このグリップ部10の断面径大方向(高さ方向h)に平行かつ幅広な平板状(板厚t)になっている。
そして、このヘッド部30とグリップ部10間を連結するシャフト部20は、グリップ部10側からヘッド部30方向に漸次拡大するようになっており、ヘッド部30の幅Hからグリップ部10の高さhに亘って連続するようになっている。
また、このヘッド部30には、錘部40が設けられており、スイング時のヘッド部30の重量バランスを適宜調整できるようになっている。
すなわち、この錘部40は、そのヘッド部30のグリップ部10方向に沿って穿孔された2つ錘取付穴41a,41bと、ボルトおよびナットからなる錘部材42とから構成されており、この錘部材42を錘取付穴41a,41bのいずれか一方あるいは両方に着脱することでスイング時のヘッド部30の重量バランスを適宜調整できるようになっている。
具体的には、この錘部材42をグリップ部10側の錘取付穴41b側に取り付けたときには、スイング時の抵抗が小さくなってスイングスピードが向上するようになるが、反対にこの錘部材42をヘッド部30側の錘取付穴41a側に取り付けたときには、スイング時の抵抗が大きくなってスイングスピードが低下する傾向になる。
ここで、このゴルフスイング練習用バット100の各部を構成する材料としては特に限定されるものでなく、例えば木材や樹脂、金属あるいはこれらの複合物から構成することができる。また、このグリップ部10、シャフト部20、ヘッド部30は、それぞれ別部材から構成しても良く、また、野球用のバットなどのように一本の木材や金属から一体的に形成したものでも良い。また、このグリップ部10には滑り止め用のラバーなどを貼り付けたり、溝などを加工しても良い。
また、このゴルフスイング練習用バット100の大きさ(サイズ)も特に限定されるものではないが、室内などの狭いスペースでも十分にスイング練習できるように、その全長は短い方が望ましい。例えば、その全長は900mm前後、ヘッド部30の幅Hは200mm前後、板厚tは25mm前後が望ましい。また、一枚板を用いてこのようなサイズのゴルフスイング練習用バット100を作成する場合、加工の都合上グリップ部10の断面最小径も板厚tと同じ25mmとすることが望ましく、また、その断面最大径(高さh)は、例えば30mm前後にすることが望ましい。さらに、このグリップ部10の角部を、例えばR12.5mmでその長手方向に沿って面取りすることで断面ほぼ楕円形状に加工することができる。また、このグリップ部10は完全な断面楕円形とするよりも、その板厚t方向中央にその長手方向に沿って約5mm程度の直線部を残せば、その部分に親指などを自然と添えやすくなるため、後述するようにより基本に近いグリップ構造を自然と実現することが可能となる。また、このように全長を900mm前後にした場合、例えばヘッド部30とグリップ部10の長さは200mm前後が望ましい。
そして、このような構造をした本発明のゴルフスイング練習用バット100にあっては、プレーヤーがこのグリップ部10を両手で持ちやすい状態で握ると、図4に示すように、その両手の甲がこのグリップ部10を挟んで必然的に平行状態になる。
また、このようにしてグリップ部10を両手で握ってゴルフのアドレス状態のようにプレーヤーの身体の正面に位置させると、そのヘッド部30の幅方向Hがプレーヤーの正面と平行になるため、この状態でゴルフスイングのようなスイング動作するとそのヘッド部30がスイング方向に対して直交するように移動することになる。
つまり、図3(a)に示すように、このグリップ部10は断面形状がほぼ楕円形状になっているため、これをできるだけ握りやすい状態で握ると、例えば竹刀を握ったときと同じように、その断面高さ方向hがプレーヤーの正面方向に向くようになり、これに伴ってそのヘッド部30の幅方向Hもプレーヤーの正面方向と平行になる。
さらに、これによってグリップ部10を握ったときの両手の甲がそれぞれグリップ部10の高さ方向h(断面径大方向)と平行になるため、実際のゴルフクラブを両手で握ったときと同じ基本的なグリップ状態が自然と身に付くことになる。
そして、図5に示すように、このような基本的なグリップ状態で把持したゴルフスイング練習用バット100を実際にゴルフボールを打つときと同じような状態でスイング動作を行うと、図4に示すようにその平板状のヘッド部30がスイング方向と直角状態で移動することになるため、その空気抵抗が最大となる。
このスイング動作時の抵抗によって実際のゴルフクラブを用いてスイング動作した場合と同様な感覚でスイング練習を行うことができる。
また、このようなスイング方向やグリップ状態が基本的な状態からずれていると、このスイング動作時にその平板状のヘッド部30がスイング方向に対して斜めになってその空気抵抗が変化(減少)するため、この変化を身体で覚えることによってスイング動作の自己チェックも行うことができる。
また、本発明のゴルフスイング練習用バット100にあっては、そのヘッド部30に重量バランス可変な錘部40を備えたことから、前述したようにしてこの錘部40を調整してヘッド部30の重量バランスを重くすれば、スイング動作時の抵抗や慣性力が増大するため、ゴルフスイングに必要な全身の筋肉のうち、特にスイングバランスの向上に必要な全身の筋肉のうち、特に足、腰、肩の遅筋を効果的に鍛えることができる。また、慣性力が増大することにより、スイングアークも大きくなり、スイング動作のフィニッシュまで身体が十分に回るような理想的なスイング動作を実現できる。
これとは反対に、この錘部40を調整してヘッド部30の重量を軽くすれば、抵抗や慣性力が減少して素早いスイング動作を行うことが可能となるため、軽い状態で素早いスイング動作を繰り返し行えば、ヘッドスピードを上げるための速筋を効果的に鍛えることができる。なお、このヘッド部30の重量を最小にする場合は、その錘部40の錘部材42を外せば良い。
また、このような重量バランス可変な錘部40をヘッド部30に備えたことにより、全体の長さを短くしても実際の長尺のゴルフクラブ(例えばドライバー)をスイング動作したときと同じような抵抗や慣性力が得られるため、実際の感覚に近い感覚でスイング練習を行うことができる。
これによって、スイングに要するスペースを小さくできるため、室内などの狭い空間でも制約を受けることなく存分にゴルフスイングの練習を行うことができる。
また、グリップ部10の端部にそのグリップ部10より径大なグリップエンド部50を有しているため、スイング時に誤ってグリップ部10が両手から滑り抜けるような不都合も未然に防止できる。
また、錘部材42は、錘取付穴41a、42bに挿入可能なナット42aと、このナット42aの先端に螺合するボルト42bとからなるため、ヘッド部30に対して錘部材42を簡単に付け替えることができる。また、汎用の機械部品であるボルトとナットをそのまま錘部材42として活用できるため、製作コストも安価となる。
なお、この錘取付穴41a、42bは、グリップ10方向に沿って少なくとも2つ穿孔されていれば良く、また、ヘッド部30の幅方向Hに2列以上穿孔したものでも良い。また、この錘部材42は、重量の異なるものを2つ以上用意しておき、適宜組み合わせて用いたり、2つ以上同時に取り付けて用いるようにしても良い。
また、本実施の形態では、ゴルフスイング練習用バット100全体の形状として図1に示したようにグリップ部10からヘッド部30に亘ってその幅Hが漸次拡大するようになっているが、特にスイング動作時に大きな抵抗が掛かるヘッド部30の撓みや折損などを防止できれば、そのシャフト部20はグリップ部10と同じようなサイズであっても良く、また例えば図6に示すようにシャフト部20との境界部分で段階的に変化するような形状であっても良い。
また、ヘッド部30に備えられる錘部40としては、図7に示すようなパイプ状のものを用いて良い。
この錘部40は、図8に示すようにヘッド部30のシャフト部20方向に沿って取り付けられたパイプ体60と、このパイプ体60内をその長手方向に移動可能な可動錘部材70と、この可動錘部材70をグリップ部10側に付勢するコイルバネ80とからなるものである。
このような錘部40を用いれば、同図(a)に示すように通常時、つまりスイング動作していないときはコイルバネ80の反発力によって常にグリップ部10側に付勢されているが、同図(b)に示すようにスイング動作して遠心力が発生すると、その可動錘部材70がコイルバネ80の付勢力に抗してパイプ体60内をその先端側に移動してヘッド部30の重量バランスが変化する。
そして、さらにこの重量バランスは遠心力の大きさ、すなわち可動錘部材70の移動量によって決まっているため、素早くスイングすればそれだけ抵抗が大きくなり、反対にゆっくりとスイングすれば抵抗が小さくなるため、各プレーヤーの筋力や体力に応じた最適な重量バランスを実現することができる。
なお、図8に示す錘部40では、パイプ体60のヘッド部30側先端に固定錘部材71を備えたが、これは適宜省略しても良い。
また、図8に示す錘部40では、パイプ体60のヘッド部30側先端に固定錘部材71を備えると共に、その反対側に可動錘部材70を備え、その間のコイルバネ80の反発力(バネ付勢力)によって可動錘部材70を押し戻すような構造となっているが、これとは反対に可動錘部材70側をパイプ体60のヘッド部30側先端に設けると共に、その反対側に固定錘部材71を備え、その間のコイルバネ80の収縮力(バネ付勢力)によって可動錘部材70を引き戻すような構造としても良い。
本発明に係るゴルフスイング練習用バット100の実施の一形態を示す正面図である。 図1中AーA線断面図である。 (a)は、図1中B−B線拡大断面図、(b)は、図1中C−C線拡大断面図である。 本発明に係るゴルフスイング練習用バット100のスイング方向の一例を示す説明図である。 本発明に係るゴルフスイング練習用バット100を用いたゴルフスイング練習時のフォームの一例を示す説明図である。 本発明に係るゴルフスイング練習用バット100の他の実施の形態を示す正面図である。 本発明に係るゴルフスイング練習用バット100の他の実施の形態を示す正面図である。 図7のゴルフスイング練習用バット100で採用する錘部の他の例を示す断面図である。
符号の説明
100…ゴルフスイング練習用バット
10…グリップ部
20…シャフト部
30…ヘッド部
40…錘部
41…錘取付穴
42…錘部材
42a…ナット
42b…ボルト
50…グリッドエンド部
60…パイプ体
70…可動錘部材
71…固定錘部材
80…コイルバネ

Claims (3)

  1. プレーヤーが両手で把持するためのグリップ部に、当該グリップ部から延びるシャフト部を介してヘッド部を備えたゴルフスイング練習用バットであって、
    前記グリップ部は、その断面形状がほぼ楕円形状になっていると共に、その端部に当該グリップ部より径大なグリップエンド部を有し、
    前記ヘッド部は、前記グリップ部の断面径大方向に平行かつ幅広な平板状になっていると共に、重量バランス可変な錘部を備えることを特徴とするゴルフスイング練習用バット。
  2. 請求項1に記載のゴルフスイング練習用バットにおいて、
    前記錘部は、前記ヘッド部の前記シャフト部方向に沿って穿孔された少なくとも2つ以上の錘取付穴と、当該錘取付穴のいずれかに着脱自在に取り付けられる錘部材とからなることを特徴とするゴルフスイング練習用バット。
  3. 請求項1に記載のゴルフスイング練習用バットにおいて、
    前記錘部は、前記ヘッド部の前記シャフト部方向に沿って取り付けられたパイプ体と、当該パイプ体内をその長手方向に移動可能な可動錘部材と、当該可動錘部材を付勢するコイルバネとを有することを特徴とするゴルフスイング練習用バット。
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