JP5053039B2 - 位置検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、工作機械や産業機械、精密測長装置等に適用されるデジタルスケール、エンコーダ等の位置検出装置に関する。
従来、フライス盤、旋盤やNC工作機械などの工作機械や産業機械、精密測長・測角装置等に適用されるスケール、ロータリエンコーダ等である位置検出装置は、例えば、工作機械本体に設けられる薄板状のスケール部材と、このスケール部材と対向する位置に設けられ、工作機械の加工物用移動テーブルに取り付けられるスライダと、スライダに取り付けられる検出ヘッドとにより、スケール部材に形成された目盛りを読み取り、位置検出を行い、被加工物の加工量等の制御に用いられている。
また、このような位置検出装置には、スライダを支持するスライダ固定部にキャリアが設けられ、このキャリアを介してスライダを支持するとともに、キャリアによりスライダが移動可能となっている。
ところで、このような位置検出装置においては、その位置検出を高精度、高分解能なものとするために、スケール部材の例えば磁気記録のピッチ(記録波長)を短くするとともに、検出ヘッドとスケール部材とのクリアランスを狭小化することが行われている。しかしながら、位置検出装置においては、組立精度、部品公差等により、キャリアとスケール部材との間の機械的な位置ずれが発生し、そのために、上述のクリアランス等が変動し、精確な位置検出が行えず、場合によっては、検出ヘッドの破損につながる。そこで、このような問題を解決するために、キャリアとスライダとの間に、位置ずれを抑制する自在機構を備える位置検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図9に示すスケール装置100は、従来のスケール装置であり、スライダ101を支持するキャリア102と、スライダ101に搭載される検出ヘッド103に対向配置されるスケール部材104とから構成され、検出ヘッド103とスケール部材104とが相対移動し、検出ヘッド103によりスケール部材104からの位置信号を検出し、位置検出を行う。また、スケール装置100は、相対移動方向に沿う位置において、キャリア102側に設けられるキャリア側カップリング部材105と、スライダ側に設けられるスライダ側カップリング部材106とから構成される自在機構107を備え、これにより、検出ヘッド103とスケール部材104との位置ずれを抑制している。
しかしながら、このスケール装置100は、相対移動方向であるスケール部材104の長手方向に自在機構107が設けられており、これは、スケール部材104の長手方向においては寸法的に余裕があることからの構造であるが、スケール部材104と検出ヘッド103とのクリアランスを狭小化し、その状態を保持するという点においては、姿勢制御のための力のかかる方向が効率的ではない。
また、図10に示すように、板バネ201を相対移動方向に対して垂直な平面内に設けるスケール装置200も提案されている。なお、スケール装置200は、スケール装置100と同様の機能、構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。スケール装置200は、板バネ201の一方端部をスケール部材の長手方向と略垂直な平面内のキャリア102に固定し、他方端部をスライダ101の検出ヘッド103が設けられる面の反対側の面に接し、スライダ101をスケール部材104に向けて付勢するものである。
しかしながら、板バネ201を有するスケール装置200では、板バネの構造上、スライダ101をスケール部材104に対して垂直な方向への付勢力によって保持しているものではなく、上述のスケール装置100と同様に効率的ではなく、精度に欠けるものでもある。
一方、スピンドルの動きにより測長をおこなう、デジタルゲージというものもあるが、このデジタルゲージは、一般的に10〜100[mm]程度の狭い範囲の形状を測定する際に使用されるものである。このように、測定範囲が狭いデジタルゲージにおいては、装置全体が小型化されており、そのような装置サイズを維持し、スケール装置100が備える自在機構107を搭載することは物理的に不可能であった。
そこで、このようなデジタルゲージでは、非常に高いメカ精度による組み立てが必要とされ、コスト的に問題があった。
特許第3019585号
そこで、本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、装置全体が小型のまま、スケールと検出センサとのクリアランスの保持及び誤差量を低減することができる位置検出装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る位置検出装置は、位置検出用の情報が記録された記録媒体が設けられたスケールと、上記スケールの長尺方向に沿って相対移動し、該スケールの記録媒体と対向配置され、該記録媒体の情報を検出する検出センサが設けられるスライダと、上記スライダを支持するキャリアと、上記キャリアとスライダとの間に、該スライダの上記スケールに対する姿勢を制御する姿勢制御機構とを備える。そして、上記姿勢制御機構は、上記検出センサと対向する記録媒体が設けられる面に対して垂直で、該検出センサを通る直線上に位置し、上記キャリアに固定され、略中央に設けられる係合穴を有する板状部材からなるバネの性質を有するキャリア側カップリング部材と、上記スライダに固定され、該係合穴に係合される球状凸部を有するスライダ側カップリング部材とからなり、上記キャリア側カップリング部材のバネ性により上記スライダを上記スケール側に向かって直線方向に付勢して、該スライダを上記スケールに対して姿勢制御し、上記スライダには、上記スケールと摺接し、上記姿勢制御機構による付勢力を規制するガイド規制手段が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、姿勢制御機構が、検出センサと対向する記録媒体が設けられる面に対して垂直で、検出センサを通る直線上に位置し、スライダをスケールに対し、その直線方向に付勢し姿勢制御するので、装置全体を小型の状態に維持し、効率よく姿勢制御を行うことができ、スケールと検出センサとのクリアランスを保持し、直線性を代表とする位置ずれを抑制し、高精度の位置検出を行うことができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明を適用した位置検出装置1は、図1乃至図7に示すように、いわゆる小型のデジタルゲージであり、位置検出用の情報が記録された記録媒体11が設けられたスケール12と、スケール12に対し相対移動するスライダ13と、スライダ13を支持するキャリア14と、キャリア14とスライダ13とに介在され、スライダ13のスケール12に対する姿勢を制御する姿勢制御機構15とから構成されている。位置検出装置1は、スピンドル型のデジタルゲージであり、図示しないスピンドルとスケール12とが連結され、このスピンドルの長尺方向の動きと連動する。
なお、本説明においては、図1に示すように、スケール12の移動方向をx方向とし、このx方向と直交する方向をy方向、z方向とする。
スピンドルと連結されたスケール12は、薄板形状からなり、一方の主面12aにおいて、幅方向略中央で長尺方向に亘り、磁気情報が記録された記録媒体11が設けられている。
スケール12に設けられる記録媒体11は、位置情報を検出することができる目盛りが刻まれており、磁気のN極、S極が一定周期で、例えば100[μm]の記録波長となるように交互に着磁されたものである。なお、記録媒体11は、上述のように磁気式のものに限らず、光学式、容量式のものであってもよい。その際、後述する検出センサ25は、この位置情報が検出できる方式のものが選択される。
また、スケール12の一方の端部には、貫通孔12bが設けられ、この貫通孔12bに挿通されるボルト(不図示)により、図示しないスピンドルと連結されている。スケール12は、その長尺方向がスピンドルの移動方向と一致するように連結される。
また、スケール12の主面12aには、長尺方向であるx方向に、すなわち記録媒体11の延伸方向に平行して、長尺の溝12cが形成されている。このスケール12に設けられる溝12cは、検出センサ25が搭載される基板をスライダ13に固定するための固定手段28がスケール12と接触することを回避するための逃げ部として機能する。
スライダ13は、スケール12の主面12aと対向して配置され、スケール12に対して相対移動する。スライダ13は、図3A乃至図5に示すように、スケール12の記録媒体11と対向する位置に配置される略直方体形状を有する本体部21と、本体部21のy方向側の両側面21a、21bに設けられるベアリング取付け用ブラケット22、23と、本体部21の上面21cに取り付けられる姿勢制御機構15のスライダ側カップリング部材24とから構成されている。
スライダ13の本体部21は、スケール12の幅よりもやや短い幅を有する直方体形状からなり、記録媒体11と対向する下面21dの略中央に記録媒体11の位置情報を検出することができる検出センサ25が設けられている。検出センサ25は、記録媒体11の磁気情報を検出することができる、例えば、パーマロイ等の透磁率の高い薄膜をガラス等に蒸着して形成した磁気抵抗効果素子(MR素子)から構成されている。なお、検出センサ25は、100[μm]の記録波長の信号を検出する場合には、例えば、スケール12の記録媒体11とのクリアランスが数10[μm]とすることが好ましい。また、検出センサ25は、上述のようにMR素子からなることに限らず、例えば、ホール素子等の磁気式センサであってもよい。
また、本体部21には、両側面21a、21bのそれぞれに一対のz方向規制ベアリング26、27が取り付けられ、記録媒体11と本体部21とのz方向の距離を規制する。z方向規制ベアリング26、27は、スケール12の記録媒体11が設けられていない主面12a上を摺動し、スケール12がこのz方向規制ベアリング26、27に倣い、所定の距離以上に検出センサ25と記録媒体11とが近接しないようにする。
また、本体部21の下面21dには、図3A、図6に示すように、スケール12の溝12cと対向する位置に、検出センサ25が搭載される基板をスライダ13に固定するための固定手段28が設けられている。固定手段28は、スケール12の溝12cと対向する位置に設けられ、スライダ13に検出センサ25を固定することができるとともに、溝12cとの位置関係で、スケール12と接触することを回避することができる。
本体部21の側面21a側に設けられるベアリング取付け用ブラケット22は、側面21aからy方向に突出し、スケール12の側面と対向する位置に、スケール12のy方向のずれを規制する一対のy方向規制ベアリング29が設けられる。また、本体部21の側面21b側に設けられるベアリング取付け用ブラケット23は、側面21bから−y方向に突出し、スケール12の側面と対向する位置に、スケール12のy方向のずれを規制するy方向規制ベアリング30が設けられる。ベアリング取付け用ブラケット23には、板バネ31が取り付けられ、この板バネ31の一方端部をネジ31aによりベアリング取付け用ブラケット23に固定し、板バネ31の他方端部にy方向規制ベアリング30が設けられ、y方向規制ベアリング30を−y方向に付勢する。また、y方向規制ベアリング30は、一対のy方向規制ベアリング29、29から等距離となる位置に設けられ、y方向への付勢を実現するために、一対のy方向規制ベアリング29、29の中間部に対して付勢する。
スライダ13は、それぞれのベアリング取付け用ブラケット22、23に設けられるy方向規制ベアリング29、30により、スケール12をy方向において挟み込み、スケール12のy方向、すなわちスケール12のトラック方向への位置ずれを規制する。
本体部21の上面21cに設けられるスライダ側カップリング部材24は、後述する姿勢制御機構15を構成する部材の一部であり、基台部32と、基台部32の略中央に固定される球状凸部33とから構成されている。スライダ側カップリング部材24は、球状凸部33が、検出センサ25とz方向において同一直線上となるように配置されている。
スライダ側カップリング部材24の基台部32は、板形状からなり、x方向の両端部に取付け片32a、32bが形成され、この取付け片32a、32bのそれぞれに設けられる取付孔にネジ32c、32cを螺合することにより、スライダ13の本体部21と固定される。
スライダ側カップリング部材24の球状凸部33は、基台部32の略中央に設けられ、後述するキャリア側カップリング部材38と連結される。
キャリア14は、スライダ13を支持する部材であり、スライダ13及びスケール12を覆う円筒状の筐体34と、筐体34の内面に突出し、姿勢制御機構15のキャリア側カップリング部材38を取り付けるための取付片35と、スケール12の裏面側と摺接されるz方向規制ベアリング36を取り付けるための取付片37とから構成されている。
キャリア14の筐体34は、例えば、内径が20[mm]程度である、円筒形状からなり、内部において、スライダ13と連結されている。筐体34の取付片35は、筐体34の内周面において立設され、姿勢制御機構15のキャリア側カップリング部材38が固定されている。筐体34の取付片37は、筐体34の内周面において取付片35と対向する位置に設けられ、z方向規制ベアリング36が取り付けられている。z方向規制ベアリング36は、姿勢制御機構15によるz方向への付勢力によりスケール12の撓み等の変形を抑制するための規制手段である。
姿勢制御機構15は、キャリア14と固定されるキャリア側カップリング部材38と、スライダ13と固定されるスライダ側カップリング部材24とから構成されている。
キャリア側カップリング部材38は、スライダ側カップリング部材24の球状凸部33が係合される略中央に形成される係合穴39aを備える板状部材39と、y方向両端部において、略垂直に折り返して形成する折り返し片40、41とから構成されている。板状部材39の係合穴39aは、その中心がスケール12に対して垂直な方向、すなわちz方向で、検出センサ25と同一直線上に位置するように配置される。板状部材39の折り返し片40、41は、x方向に平行な折り返し線として板状部材39を折り返して形成されており、x方向に対する機械的強度を上げることができる。これは、スケール12の移動方向であるx方向が、スケール12の変位が最大となる方向であり、かかる負荷も最大となることから、要請される機械的強度への対応である。
キャリア側カップリング部材38は、全体として板バネの性質を有し、スライダ13をスケール12側、すなわち−z方向に付勢する。
このように構成された姿勢制御機構15は、スライダ13に取り付けられた球状凸部33と、板バネとしてのキャリア側カップリング部材38の係合穴39aとが係合することにより、スライダ13をスケール12に対して垂直な方向、すなわち−z方向に付勢する。また、姿勢制御機構15では、キャリア14とスライダ13とが、スケール12に対して垂直な方向、すなわちz方向で、検出センサ25、球状凸部33、板状部材39が同一直線上に並ぶように配置されており、検出センサ25の姿勢制御を効率よく行うことができる。
なお、姿勢制御機構15は、上述の構成に限らず、z方向で検出センサ25と同一直線上に設けられ、スライダ13の姿勢制御を行うことができる機構であれば、いかなるものであってもよい。図8に、姿勢制御機構15の他の実施の形態について説明をする。
姿勢制御機構50は、図8(A)に示すように、キャリア14に固定される板状部材51と、スライダ13に固定される基台部52と、板状部材51と基台部52とで挟持する球状部材53とから構成されている。
板状部材51には、姿勢制御機構15の板状部材39と略同様の形状を有するが、係合穴39aの代わりに、凹部51aが形成されている。また、基台部52は、姿勢制御機構15の球状凸部33の代わりに、別体の球状部材53を設け、この球状部材53が係合される凹部52aが形成されている。このような構成を有する姿勢制御機構50は、姿勢制御機構15と同様に、z方向で、検出センサ25と同一直線上に設けることにより、装置全体を小型に維持した状態で、姿勢制御を行うことができ、検出センサ25と記録媒体11とのクリアランスを一定の保持することができ、高精度の位置検出を行うことができる。
姿勢制御機構55は、図8(B)に示すように、キャリア14に固定され、球状凸部56aが形成される板状部材56と、スライダ13に固定され、この球状凸部56aが係合される係合穴57aを有する基台部57とから構成されている。
このように構成を有する姿勢制御機構55は、姿勢制御機構15、50と同様に、z方向で、検出センサ25と同一直線上に設けることにより、装置全体を小型に維持した状態で、姿勢制御を行うことができ、検出センサ25と記録媒体11とのクリアランスを一定の保持することができ、高精度の位置検出を行うことができる。
姿勢制御機構60は、一端部がキャリア14に固定されるコイルバネ61と、スライダ13に固定され、このコイルバネ61の他端部側に係合される球状凸部62aを有する基台部62とから構成されている。
このように構成を有する姿勢制御機構60であっても、姿勢制御機構15、50、55と同様に、z方向で、検出センサ25と同一直線上に設けることにより、装置全体を小型に維持した状態で、姿勢制御を行うことができ、検出センサ25と記録媒体11とのクリアランスを一定の保持することができ、高精度の位置検出を行うことができる。
以上のような構成を有する位置検出装置1では、姿勢制御機構15がキャリア14とスライダ13とを連結するとともに、検出センサ25とz方向において同一直線上に位置することから、キャリア側カップリング部材38のスライダ13に対する付勢力を効率よくスライダ13に伝達でき、スライダ13のスケール12に対する姿勢を最適な状態、すなわち、検出センサ25と記録媒体11とのクリアランスを一定の状態に保つことができ、高精度に位置検出が可能となる。
また、位置検出装置1では、xyz方向の位置ずれを規制するガイド規制手段としてのベアリングを備えることにより、スライダ13のスケール12に対する姿勢を最適な状態に保持することができ、検出センサ25と記録媒体11とのクリアランスを一定に保持できるとともに、スケール12の長いストローク時に発生する振れ、撓みによる影響を抑制することができ、高精度の位置検出を維持することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した位置検出装置の外観斜視図である。 本発明を適用した位置検出装置の図1と異なる角度からの外観斜視図である。 本発明を適用した位置検出装置の要部拡大図であり、図1の矢印A方向から見た拡大図である。 本発明を適用した位置検出装置の要部拡大図であり、図1の矢印B方向から見た拡大図である。 本発明を適用した位置検出装置の要部拡大図であり、図1の矢印C方向から見た拡大図である。 本発明を適用した位置検出装置の一部破断斜視図である。 本発明を適用した位置検出装置の図1と異なる角度からの一部破断斜視図である。 スライダ及び姿勢制御機構の要部拡大斜視図である。 ベアリングの構成を示す斜視図である。 姿勢制御機構の他の実施の形態を示す模式図である。 従来のスケール装置を示す模式図である。 従来の他のスケール装置を示す模式図である。
符号の説明
1 位置検出装置、11 記録媒体、12 スケール、12a 主面、12b 貫通孔、12c 溝、13 スライダ、14 キャリア、15、50、55、60 姿勢制御機構、21 本体部、21a、21b 側面、21c 上面、21d 下面、22、23 ベアリング取付け用ブラケット、25 検出センサ、26、27、36 z方向規制ベアリング、28 ガイド規制片、29、30 y方向規制ベアリング、31 板バネ、32 基台部、33 球状凸部、34 筐体、35、37 取付片、38 キャリア側カップリング部材、39 板状部材、39a 係合穴、40、41 折り返し片、100、200 スケール装置、101 スライダ、102 キャリア、103 検出ヘッド、104 スケール部材、105 キャリア側カップリング部材、106 スライダ側カップリング部材、107 自在機構、201 板バネ

Claims (3)

  1. 位置検出用の情報が記録された記録媒体が設けられたスケールと、
    上記スケールの長尺方向に沿って相対移動し、該スケールの記録媒体と対向配置され、該記録媒体の情報を検出する検出センサが設けられるスライダと、
    上記スライダを支持するキャリアと、
    上記キャリアとスライダとの間に、該スライダの上記スケールに対する姿勢を制御する姿勢制御機構とを備え、
    上記姿勢制御機構は、上記検出センサと対向する記録媒体が設けられる面に対して垂直で、該検出センサを通る直線上に位置し、上記キャリアに固定され、略中央に設けられる係合穴を有する板状部材からなるバネの性質を有するキャリア側カップリング部材と、上記スライダに固定され、該係合穴に係合される球状凸部を有するスライダ側カップリング部材とからなり、上記キャリア側カップリング部材のバネ性により上記スライダを上記スケール側に向かって直線方向に付勢して、該スライダを上記スケールに対して姿勢制御し、
    上記スライダには、上記スケールと摺接し、上記姿勢制御機構による付勢力を規制するガイド規制手段が設けられることを特徴とする位置検出装置。
  2. 上記キャリア側カップリング部材は、上記スケールの長手方向と平行な折り返し線として上記板状部材の両端部を折り返して形成することを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  3. 上記キャリアには、上記スケールの記録媒体の反対側において、上記姿勢制御機構の該スケールにかかる付勢力による該スケールの変形を規制する規制手段が更に設けられることを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
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