JP5046487B2 - メディア再生表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メディアに記録された音声や映像情報を再生表示するためのメディア再生ユニットと表示ユニットを一体化した装置であって、車両、航空機、船などに搭載されるメディア再生表示装置に関するものである。
従来より、メディアに記録された音声や映像情報を再生表示するための車載用メディア再生表示装置で、車内の天井に取り付けられているものが知られている(例えば特許文献1参照)。
図13に示すように、この車載用メディア再生表示装置100は、車両101の車内に取り付けられている。車載用メディア再生表示装置100は、屋根103の車内側である天井102に固定されるハウジング104と、ハウジング104にヒンジを介して取り付けられるビデオディスプレイ105を備えている。
特開2002−193045号公報(図1)
ところで、従来のメディア再生表示装置においては、たとえば車両後席用として天井などに取り付けられている場合、メディアの出し入れや、リモコンあるいはメディア再生表示装置に設けられているハードキー(操作釦)による操作やリモコン操作は、後席からしか行うことができず、さらに、後席に小さな子供だけが乗車している場合などにおいてはメディアの挿脱操作やメディア再生表示装置に設けられているハードキーによる操作を行うことができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、装置周囲の各座席から、メディアの出し入れや、操作を容易に行うことのできるメディア再生表示装置を提供することを目的とする。
本発明のメディア再生表示装置は、メディアに記録された情報を再生し前記メディアの挿排を行うメディア挿入口を備えたメディア再生ユニットと、前記メディア再生ユニットで再生された映像情報を表示する表示ユニットと、を有するメディア再生表示装置であって、前記メディア再生ユニットおよび前記表示ユニットを一体でZ軸方向回転軸回りに回転可能に支持する回転支持機構と、前記回転支持機構を操作する操作手段と、を有し、前記表示ユニットは、メディア再生ユニットにおいて前記Z軸方向に垂直な面に設けられた支軸部に支持され、前記メディア再生ユニットに対して相対的に開閉可能なものであり、前記回転支持機構は、前記軸近傍に前記方向の回転軸を有する構成としている。
この構成により、メディア再生ユニットおよび表示ユニットが回転支持機構によりZ軸方向回転軸回りに回転可能に支持されているので、車両後席の左右一方に着座している場合においても、操作手段により回転支持機構を作動させてメディア再生ユニットおよび前記表示ユニットを正面に向けることができる。
また、メディアの出し入れやリモコンあるいはメディア再生表示装置に搭載されているハードキーによる操作を容易に行うことができる。
さらに、メディア再生表示装置を開閉する支軸部近傍を中心に回転されるため、回転中も視点を大きくそらさずに再生されている映像を見ることができる。
また、本発明にかかるメディア再生表示装置は、メディア再生ユニットおよび表示ユニットが操作手段によって操作される回転支持機構によりZ軸方向回転軸回りに回転可能に支持されたものであって、前記回転支持機構は前記回転軸回りに360度回転可能である構成を有している。
この構成により、回転支持機構がZ軸方向回転軸回りに360度回転することができるので、メディア再生表示装置を周辺のどの座席に対しても正面を向けることができ、車両前席からのメディアの出し入れや、リモコンあるいはメディア再生表示装置に搭載されているハードキーによる操作を容易に行うことができる。
さらに、表示ユニットが開かれた状態であっても、装置を左右どちらかに90度回転させれば、運転者の後方視界を確保することができ、運転時に安全性を確保することができる。
また、本発明にかかるメディア再生表示装置は、メディア再生ユニットおよび表示ユニットが操作手段によって操作される回転支持機構によりZ軸方向回転軸回りに回転可能に支持されたものであって、前記回転軸が、車内の天井に取り付けられている構成を有している。
この構成により、車両後席の左右一方に着座している場合においても、天井から設けられている回転軸回りに回してメディア再生ユニットおよび前記表示ユニットを正面に向けることができる。
これにより、後席に座っている者でも、メディアの出し入れやリモコンあるいはメディア再生表示装置に搭載されているハードキーによる操作を容易に行うことができる。
また、本発明にかかるメディア再生表示装置は、メディア再生ユニットおよび表示ユニットが操作手段によって操作される回転支持機構によりZ軸方向回転軸回りに回転可能に支持されたものであって、前記回転軸が、車内の床面に取り付けられている構成を有している。
この構成により、車両後席の左右一方に着座している場合においても、床面に設けられている回転軸回りに回してメディア再生ユニットおよび前記表示ユニットを正面に向けることができる。
これにより、後席に座っている者でも、メディアの出し入れやリモコンあるいはメディア再生表示装置に搭載されているハードキーによる操作を容易に行うことができる
本発明によれば、装置周囲の各座席から、メディアの出し入れや、操作を容易に行うことのできるメディア再生表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態のメディア再生表示装置について、図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態にかかる車載用メディア再生表示装置の断面図、図2は回転支持機構の平面図、図3はメディア再生表示装置のシステムブロック図である。
本発明の実施形態におけるメディア再生表示装置である、車載用メディア再生表示装置10は、メディア11に記録された情報を再生するメディア再生ユニット20と、メディア再生ユニット20で再生された映像情報を表示する表示ユニット30とを有しており、メディア再生ユニット20および表示ユニット30をZ軸方向(図1において上下方向)の回転軸41回りに回転可能に支持する回転支持機構40と、回転支持機構40を操作する操作手段50とを有している。
図2に示すように、回転支持機構40は、メディア再生表示装置10の中心部にZ方向の回転軸41を有している。
すなわち、回転支持機構40は全体円板状であって取付面である天井12(図1参照)に埋没した状態で取り付けられており、回転支持機構40の中央から下方に回転軸41が室内に突出している。回転軸41の下端部には、後述するメディア再生ユニット20のフレーム20aが取り付けられている。
回転支持機構40は、回転駆動機構42、および回転制御基板43を有している。回転駆動機構42は、モータ44、モータ44の回転軸44aに取り付けられているウォームギヤ45a、ウォームギヤ45aに噛合するアイドルギヤ45bおよびこのアイドルギヤ45bに噛合して回転軸41回りに回転するアイドルギヤ45cを有している。
従って、モータ44を回転させると、ウォームギヤ45aを介してアイドルギヤ45bを回転させ、さらにアイドルギヤ45cが回転されることにより回転軸41が回転する。 回転支持機構40ではZ軸方向の回転軸41は360度回転可能となっており、上述したように回転軸41の下端部には、後述するメディア再生ユニット20のフレーム20aが取り付けられているので、メディア再生表示装置10が360度回転可能となる。
なお、モータ44を使用せず、手動で回転軸41を回転させる機構としてもよい。また回転動作については、Z軸を中心として右回りあるいは左回りのいずれか一回転方向に360度回転可能とさせてもよいし、右回りまたは左回りの一回転方向に180度づつ回転可能な構成としてもよい。
図1に示すように、メディア再生ユニット20は、メディア再生ユニットケース21で覆った状態になっている。これは、主に不要輻射対策あるいは防塵対策のために用いられている。
メディア再生ユニット20としては、DVD(Digital Versatile Disc)を1枚ずつ挿入して再生するためのDVD再生ユニットを例に説明をおこなうが、メディア再生ユニット20としては、その他に、DVD再生ユニット以外にもCD(Compact Disc)再生ユニット、MD(Mini Disc)再生ユニット、カセットテープ再生ユニット、SDメモリカードやメモリスティックなどに記録された情報を再生するためのメディア再生ユニット、着脱可能なHDD(Hard Disk Drive)等でもよい。また、メディアを複数枚挿入して装置内部でメディアを選択して再生する多連奏型のものを用いてもよい。
メディア再生ユニット20には、メディアである光ディスク11の再生を行うための図示しない光ピックアップやターンテーブルなどのメカトロ部品を内蔵したメディア再生デバイス22が搭載されており、メディア11の挿排を行うメディア挿入口22aが設けられている。
また、メディア再生デバイス22を電気的に制御するための電子部品などを搭載したメディア再生制御部23(図3参照)は、メディア再生表示装置10全体の電子制御を行うための電子部品などを搭載し、天井12に並行に設置されたメディア再生デバイス22および表示ユニット30を制御する制御基板(以下メイン基板と言う)24(図3参照)上に設けられている。
表示ユニット30は、表示ユニット30を開閉可能に支持するための支軸31によりメディア再生表示装置10に取り付けられている。表示ユニット30は、内部に液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ、FED(Field Emission Display)、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、VFD(Vacuum Fluorescent Display)、プラズマディスプレイ、ブラウン管などの表示デバイス32と、表示デバイス32を電子制御する表示デバイス制御部を有した表示基板33(図3参照)と、これらを覆うケース34などから構成されている。
さらに、メディア再生ユニット20と表示ユニット30を電気的に接続する接続ケーブル13とを有しており、メディア再生ユニット20と表示ユニット30との間で映像信号などの電気信号や制御信号などの送受信を行っている。
次に、車載用メディア再生表示装置の制御系について説明する。図3はメディア再生表示装置のシステムブロック図である。
図3に示すように、メディア再生表示装置10は、メディア再生ユニット20、表示ユニット30、および回転支持機構40を有している。
メディア再生ユニット20は、メイン基板24、メディア再生デバイス22およびリモコン受光部25を有している。メイン基板24は、メディア再生デバイス22の電子制御や、表示ユニット30の表示基板33および回転支持機構40の回転制御基板43との通信を行うメディア再生制御部23を有している。また、メディア再生制御部23には、操作手段50であるリモコン51からの信号を受けるリモコン受光部25に接続されている。なお、メイン基板24は、映像出力部26、音声出力部27、映像入力部28も設けられている。
表示ユニット30では、表示基板33に表示デバイス制御部35を有しており、表示デバイス32の制御を行っている。
また、回転支持機構40は、モータ44やギヤ45等からなる回転駆動機構42と、この回転駆動機構42を制御する回転制御基板43を有している。回転制御基板43では、回転駆動機構42を電気的に制御するための電子部品などを搭載したメディア再生表示装置回転制御部46を有している。
さらに、回転制御基板43には、外部からメディア再生表示装置10への電源を受給したり、あるいは、メディア再生デバイス22が出力する映像信号や音声信号を制御する映像出力部26や音声出力部27を介し外部機器へ音声信号や映像信号などを出力するためのコネクタ47が設けられている。
操作者がリモコンやハードキーを用いて装置の回転動作を指示すると、リモコン受光部25やハードキー(図示せず)からメディア再生制御部23へ回転位置信号が入力され、この回転位置信号はメディア再生制御部23で検出、判定され、メディア再生表示装置回転制御部46で、回転駆動機構42を制御するための信号に変換される。変換されたこの信号により、回転駆動機構42内のモーター44、ウォームギア45a、アイドルギア45c、アイドルギア45bを動かし、メディア再生ユニットと表示ユニットを一体で回転させることとなる。
装置を所望の位置まで回転させた後、メディア再生デバイス22に光ディスク11(図1参照)が挿入(あるいは光ディスク11が交換)され、リモコン51やハードキー(図示せず)等により再生操作されると、メディア再生デバイス22から出力される映像信号は、表示基板33の表示デバイス制御部35に送られ、表示可能な信号に変換され、表示デバイス32より映像が表示される。
また、メディア再生デバイス22から出力される音声信号は、音声出力部27で適正な音声レベルに変換され、コネクタ47より出力される。コネクタ47の音声出力部にはワイヤードヘッドフォン用のジャックが接続可能となっており、使用者はワイヤードヘッドフォンを用いて再生された音声を聞き取ることができる。
あるいは、ワイヤードヘッドフォン以外に赤外線を用いて音声信号を送信し、この音声信号を受信できる受信手段および受信した信号を音声に変換する変換手段を備えたワイヤレスヘッドフォンやスピーカユニットを用いて、メディア再生デバイス22から出力される音声を聴取することが可能である。
次に、以上のように構成されたメディア再生表示装置10について、その動作を説明する。
図4は、本発明の第1実施形態の表示装置を車両の天井に搭載した状態を示す側面図、図5は、本発明の第1実施形態の表示装置を車両の天井に搭載した状態を示す正面図である。
図4および図5に示すように、メディア再生表示装置10は天井12に搭載され、搭乗者がそのメディア再生ユニット20の挿入口22aに光ディスク11を挿入し始めると、メディア再生ユニット20の挿入口近傍で光ディスク11が挿入されたことが検出され、図示していないローラが回転し始め、このローラとメディア再生ユニット20の筐体などで光ディスク11を挟持しながらメディア再生ユニット20の内部に引き込む動作が行われ、光ディスク11がメディア再生ユニット20の再生位置に載置される。
そして、その後再生操作を行うと、表示デバイス32により再生された画像を見ることができる。また、音声は車両に搭載されたスピーカーやワイヤレスヘッドホン、ワイヤードヘッドホンなどの音声再生装置(図示せず)で聞くことができる。また、光ディスク11の再生が終了したり他の光ディスクに交換するなど、光ディスク11をメディア再生ユニット20から排出する際は、イジェクト釦(図示せず)を押すなどして排出動作に移行させると、ディスク挿入時とは逆の動作を行う。すなわち、上述した図示していないローラが逆回転することで、ディスク11がディスク再生位置からディスク挿入口22aに向けて排出される。
その後、光ディスク11が所定量排出された時点でローラが回転動作を停止し、光ディスク11をローラとメディア再生ユニット20の筐体などで挟持した状態を維持する。
そのため、排出された光ディスク11が落下することはなく、操作者が排出された光ディスク11を引き抜くこととなる。また、表示ユニット30は、搭乗者が装置を使用しないときや、運転者の後方視界を妨げる時などには閉じて収納することができる。
図6は、本発明の第1実施形態におけるメディア再生装置を車両に搭載し、後席の中央位置に定置した状態、および従来のメディア再生表示装置の上面図である。図7は本発明の第1実施形態における、メディア再生表示装置を車両に搭載し、後席の着座位置方向に回転した状態の上面図である。図8は本発明の第1実施形態における、メディア再生表示装置を車両に搭載し、前席の助手席方向に回転した状態の上面図である。図9は本発明の第1実施形態における、メディア再生表示装置を車両に搭載し、前席の運転席方向に回転した状態の上面図である。
なお、図6ないし図9において、Aは大人、Cは子供を示している。
以下、具体的な場合について説明する。
図6において、搭乗者は大人4人がそれぞれ前右席(運転席)、前左席(助手席)、2つの後席に着座している。メディア再生表示装置10はその表示ユニット30の表示デバイス32が後席中央に向けて定置している。
この様な状態において、メディア再生表示装置10を再生させた場合、メディア再生表示装置10の表示デバイス32が後席中央に向けられているため後席に着座する2人が同じ再生内容を楽しむことができ、再生を終了して他のメディア11を再生するためにメディア11の交換をする際も後席の2人のどちらでもメディア交換が可能である。
次に、図7に示すように、後席の片側(図7においては、右側)のみに乗員が着座している場合においては、後席の乗員は自らがメディア表示再生装置10に設けられている回転釦(図示省略)を押すか、あるいは、リモコン51のメディア再生表示回転を指示する釦を押すなどして、表示デバイス32が着座方向を向くように調整することができる。
これによって画面が見やすくなるとともに、表示ユニット30とメディア挿入口22aが一体で着座方向に回転するため、再生動作を終了させてメディア11を交換する場合に、メディア11の出し入れも容易になる。
さらに、本実施形態のメディア再生表示装置10では、メディア挿入口22aやリモコン受光部25が表示ユニット30とメディア挿入口22a、リモコン受光部25が一体で回転可能であるため、後席に小さな子供だけが乗車している場合などにメディア11の出し入れや、リモコン51あるいはメディア再生表示装置10に搭載されているハードキー(図示省略)による操作を行うことが可能となる。
すなわち、図8に示すように、後席に小さな子供だけが着座しており、自分ではメディア11の挿排やキーの操作ができない場合でも、助手席に着座している大人の方向に表示ユニット30とメディア挿入口22aを一体で回転させる操作さえすれば、助手席に着座している大人がメディア11の挿排を容易に行うことができ、DVDなど複雑な操作階層のあるメディア11でも、表示を見ながら操作を行うことができる。
また、助手席側のみに表示が見え、運転者に見えない位置に回転させれば、運転者が画面を見たり操作することができないため、車両走行中の安全も確保できる。
さらに、図9に示すように、運転者と後席に小さな子供が着座している場合においても、助手席に乗員がいなくても、車両などの駐停車中にメディア11の挿排や操作を行うことができる。
以上、説明したように、メディア11の再生を行うメディア再生ユニット20と映像情報を表示する表示ユニット30とを一体として回転動作させる回転支持機構40を設けることにより、周囲の各席からのメディア11の出し入れや、操作手段50であるリモコン51あるいはメディア再生表示装置10に搭載されているハードキー(図示省略)による操作を、容易に行うことができる。
なお、上記の実施形態においては、回転軸41をメディア再生表示装置10の略中央に設けていたが、図10に示すように表示ユニット30の支軸31近傍に設けてメディア再生ユニット20および表示ユニット30を回転させるようにしても良い。この場合、メディア再生表示装置10を開閉する支軸31近傍を中心にメディア再生表示装置10が回転されると、装置の回転による画面の移動量を少なくでき、視聴者にとっては回転中に表示ユニットが左右に大きくぶれることがないため、視点を大きくそらすことなく再生されている映像を見ることができる。
また、図11に示すように、回転軸41をメディア再生表示装置10のメディア再生ユニット20側(メディア挿入口22a側)に設けてメディア再生ユニット20および表示ユニット30を回転させるようにしても良い。この場合、車両をバック(後退)させる際にメディア再生表示装置10を開いた状態にしたままでも、下方に突出した表示デバイス32をメディア再生表示装置10の回転動作によって即座に運転手の後方視界を妨げない位置に移動させることができ、より広く運転手の後方視界を確保することができる。
このように、回転軸41に対して、メディア再生ユニット20および表示ユニット30の重心を離すと、回転支軸機構40、回転軸41およびメディア再生ユニットケース21への荷重が大きくなるが、これは回転軸を太くする、回転指示機構やケースの板厚を厚くするなどで強度を上げればよく、また、メディア再生表示装置全体の回転軌跡が大きくならないように、回転軌跡上の車両天井を平坦にしたり、メディア再生ユニットを表示ユニットに上下に重ね、装置の奥行き方向を小型化して回転軌跡を小さくしてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図12は本発明の第2実施形態のメディア再生表示装置を車両の床面に搭載した状態を示す断面図、図13は本発明の第2実施形態のメディア再生表示装置を車両の床面に搭載した状態を示す側面図、図14は本発明の第2実施形態のメディア再生表示装置を車両の床面に搭載した状態を示す正面図である。
なお、前述した第1実施形態と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明は省略することとする。
図12〜図14に示すように、本発明の第2実施形態にかかるメディア再生表示装置10Bは、前述した天井12に取り付けた第1実施形態を床面14に取り付けたもので、上下逆の形態を取っていることを除けば同様の構造である。
このように、床面14に車載用メディア再生表示装置10Bを取り付けた場合でも、前述した天井12に取り付けた車載用メディア再生表示装置10と同様の作用・効果を得ることができる。
以上のように、本発明に係るメディア再生表示装置は、メディア再生ユニットおよび表示ユニットをZ軸方向回転軸回りに回転可能に支持する回転支持機構と、この回転支持機構を操作する操作手段とを設けることにより、車両後席の左右一方に着座している場合や、前席に大人、後席に子供が着座している場合などにおいても、操作手段によりメディア再生ユニットおよび前記表示ユニットを正面に向けることができる。
これにより、前席あるいは後席に座っている者でも、メディアの出し入れやリモコンあるいはメディア再生表示装置に搭載されているハードキーによる操作を容易に行うことができるメディア再生表示装置を提供することができるという効果を有し、メディアに記録された音声や映像情報を再生表示するためのメディア再生ユニットと表示ユニットを一体化した装置であって、車両、航空機、船などに搭載されるメディア再生表示装置等として有用である。
本発明の第1実施形態にかかるメディア再生表示装置の断面図 本発明の第1実施形態にかかるメディア再生表示装置の回転支持機構の平面図 本発明の第1実施形態にかかるメディア再生表示装置のシステムブロック図 本発明の第1実施形態の表示装置を車両の天井に搭載した状態を示す側面図 本発明の第1実施形態の表示装置を車両の天井に搭載した状態を示す正面図 本発明の第1実施形態におけるメディア再生装置を車両に搭載し、後席の中央位置に定置した状態、および従来のメディア再生表示装置の上面図 本発明の第1実施形態における、メディア再生表示装置を車両に搭載し、後席の着座位置方向に回転した状態の上面図 本発明の第1実施形態における、メディア再生表示装置を車両に搭載し、前席の助手席方向に回転した状態の上面図 本発明の第1実施形態における、メディア再生表示装置を車両に搭載し、前席の運転席方向に回転した状態の上面図 本発明の第1実施形態にかかるメディア再生表示装置の別の例における断面図 本発明の第1実施形態にかかるメディア再生表示装置の別の例における断面図 本発明の第2実施形態のメディア再生表示装置を車両の床面に搭載した状態を示す断面図 本発明の第2実施形態のメディア再生表示装置を車両の床面に搭載した状態を示す側面図 本発明の第2実施形態のメディア再生表示装置を車両の床面に搭載した状態を示す正面図 従来の車載用メディア再生表示装置を車両の天井に取り付けている状態を示す側面図
符号の説明
10 メディア再生表示装置
11 メディア
12 天井
13 床面
20 メディア再生ユニット
30 表示ユニット
40 回転支持機構
41 回転軸
50 操作手段

Claims (4)

  1. メディアに記録された情報を再生し前記メディアの挿排を行うメディア挿入口を備えたメディア再生ユニットと、前記メディア再生ユニットで再生された映像情報を表示する表示ユニットと、を有するメディア再生表示装置であって、
    前記メディア再生ユニットおよび前記表示ユニットを一体でZ軸方向回転軸回りに回転可能に支持する回転支持機構と、
    前記回転支持機構を操作する操作手段と、を有し、
    前記表示ユニットは、前記メディア再生ユニットにおいて前記Z軸方向に垂直な面に設けられた支軸に支持され、前記メディア再生ユニットに対して相対的に開閉可能なものであり、
    前記回転支持機構は、前記軸近傍に前記方向の回転軸を有することを特徴とするメディア再生表示装置。
  2. 前記回転支持機構は前記回転軸回りに360度回転可能であることを特徴とする請求項1記載のメディア再生表示装置。
  3. 前記回転軸が、車内の天井に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のメディア再生表示装置。
  4. 前記回転軸が、車内の床面に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のメディア再生表示装置。
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