JP5044713B2 - 照明装置及び投写型映像表示装置 - Google Patents
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Description
[第1実施形態]
(投写型映像表示装置の概略)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の概略について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略を示す図である。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第1実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。図2では、光源10が発する光を均質化するフライアイレンズ、光源10が発する光の偏光方向を一の偏光方向(例えば、P偏光方向)に揃えるPBS(Polarized Beam Splitter)などが省略されていることに留意すべきである。
(偏光状態調整素子の機能)
以下において、第1実施形態に係る偏光状態調整素子の機能について、図面を参照しながら説明する。図5は、第1実施形態に係る偏光状態調整素子(偏光状態調整素子30Ye)の機能について説明するための図である。
(作用及び効果)
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、偏光状態調整素子30Yeは、緑成分光を変調せずに緑成分光を透過し、黄成分光を変調して黄成分光を透過する。偏光状態調整素子30Yeから出射された黄成分光及び緑成分光が、液晶パネル30Gに入射する。すなわち、黄成分光は、緑成分光に重畳されてクロスダイクロイックキューブ50に供給される。従って、赤成分光、緑成分光及び青成分光に加えて、黄成分光を利用する場合であっても、クロスダイクロイックキューブ50に入射する光は3種類である。この結果、投写レンズユニット110の設計を変更する必要がなく、装置全体のコスト上昇を抑制することができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
(投写型映像表示装置の機能)
以下において、第2実施形態に係る投写型映像表示装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図6は、第2実施形態に係る投写型映像表示装置100の機能を示すブロック図である。
(作用及び効果)
第2実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、黄用信号(黄成分光の偏光状態を調整する変調量)が、赤用入力信号、緑用入力信号及び青用入力信号に基づいて制御されるため、スクリーン200上に投写される映像の色バランスを崩すことなく、映像の輝度向上を適切に図ることができる。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第3実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、第3実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。なお、図8では、上述した第1実施形態と同様の構成については同様の符号が付されていることに留意すべきである。
(作用及び効果)
第3実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、反射型液晶パネル(LCOS)を用いる場合であっても、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第4実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図9は、第4実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。なお、図9では、上述した第1実施形態と同様の構成については同様の符号が付されていることに留意すべきである。
(作用及び効果)
第4実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、反射型液晶パネル(LCOS)を用いる場合であっても、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第5実施形態]
以下において、第5実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第5実施形態との相違点について主として説明する。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第5実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図10は、第5実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。図10では、上述した図2と同様の構成について同様の符号が付されていることに留意すべきである。
[第6実施形態]
以下において、第6実施形態について図面を参照しながら説明する。第6実施形態では、上述した液晶パネル30の構成について詳述する。
(光変調素子の構成)
以下において、第6実施形態における光変調素子の構成について、図面を参照しながら説明する。図13は、第6実施形態における液晶パネル30(特に、偏光状態調整素子30Yeなど)の構成を示す図である。なお、図13は、液晶パネル30の光入射面(又は、光出射面)側から液晶パネル30を見た図である。
(作用及び効果)
第6実施形態に係る液晶パネル30によれば、液晶パネル30の厚み方向に透明電極432を引き回すことが好ましくないケース、すなわち、光入射面(光出射面)内において透明電極432を引き回すことが好ましいケースにおいて、透明電極432が設けられるスペースを効率的に小さくすることができる。すなわち、液晶パネル30において各セグメント431が占める割合が高くなり、各セグメント431による変調の効果を十分に得ることができる。
[黄成分光の利用]
以下において、黄成分光の利用について図面を参照しながら説明する。図14は、上述した光源10(UHPランプ)が発する光について説明するための図である。ここで、光量は、光源10から発せられる光のエネルギーと比視感度との積によって導出される。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
Claims (4)
- 第1成分光を変調する第1光変調素子と、第2成分光を変調する第2光変調素子と、第3成分光を変調する第3光変調素子と、第1光変調素子、第2光変調素子及び第3光変調素子から出射された光を合成する色合成部と、特定の波長帯域光の偏光状態を調整する偏光状態調整素子と、を備えた照明装置であって、
前記偏光状態調整素子は、第2成分光のうち前記特定の波長帯域光の偏光状態を調整して透過し、第2成分光のうち前記特定の波長帯域光以外の第2成分光の偏光状態を調整せずに透過し、前記偏光状態調整素子を透過した光は、第2光変調素子に向けて出射する照明装置において、
前記偏光状態調整素子は、第2成分光のうち前記特定の波長帯域光の偏光状態を調整したときに第2光変調素子の入射側偏光板との組合せで第2光変調素子に入射する波長帯域を制限し、第2成分光のうち前記特定の波長帯域光の偏光状態を調整しないときに第2光変調素子の入射側偏光板との組合せで第2光変調素子に入射する波長帯域を制限しないことを特徴とする照明装置。 - 請求項1に記載の照明装置において、
第2成分光は、第1成分光及び第3成分光との比較において光量の大きい領域が広範囲な波長帯域光であることを特徴とする照明装置。 - 請求項2に記載の照明装置において、
第2成分光は、緑成分光及び黄成分光を含むことを特徴とする照明装置。 - 第1成分光を変調する第1光変調素子と、第2成分光を変調する第2光変調素子と、第3成分光を変調する第3光変調素子と、第1光変調素子、第2光変調素子、及び第3光変調素子から出射された光を合成する色合成部と、前記色合成部によって合成された光を投写する投写手段と、特定の波長帯域光の偏光状態を調整する偏光状態調整素子と、を備えた投写型映像表示装置であって、
前記偏光状態調整素子は、第2成分光のうち前記特定の波長帯域光の偏光状態を調整して透過し、第2成分光のうち前記特定の波長帯域光以外の第2成分光の偏光状態を調整せずに透過し、前記偏光状態調整素子を透過した光は、第2光変調素子に向けて出射する投写型映像表示装置において、
前記偏光状態調整素子は、第2成分光のうち前記特定の波長帯域光の偏光状態を調整したときに第2光変調素子の入射側偏光板との組合せで第2光変調素子に入射する波長帯域を制限し、第2成分光のうち前記特定の波長帯域光の偏光状態を調整しないときに第2光変調素子の入射側偏光板との組合せで第2光変調素子に入射する波長帯域を制限しないことを特徴とする投写型映像表示装置。
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