JP5043637B2 - ロータリエンコーダにおける受光素子の出力状態判定方法 - Google Patents

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本発明は、アブソリュート型やインクリメンタル型のロータリエンコーダにおいて投光素子とは回転スリットを隔てて対向配置された受光素子出力の正常、異常を判定する方法に関するものである。
図7を参照してインクリメンタル型のロータリエンコーダREは、一般的に、投光素子LEDと複数、この例では2つの受光素子PD1,PD2との間に、円周方向等間隔に投光素子LEDからの光を透過することができる複数のスリット(以下回転スリットと言う)を有する回転スリット板RSと、この回転スリット板RSの一方側に上記スリットと同様に投光素子LEDからの光を透過することができるスリット(以下固定スリットと言う)を有する固定スリット板FSとを対向配置している(特許文献1)。
この固定スリット板FSの固定スリットは、投光素子LEDからの光を電気角で順次90度ずつずれさせて回転スリット板RSの回転スリットを通過させて光信号を形成するようになっている。受光素子PD1,PD2では上記光信号を受光し、図外の制御手段CPUでは受光素子PD1,PD2の受光出力から図8(a)(b)で示すようなA相信号と、B相信号とを生成し、これらA相とB相信号から被検出軸の回転状態すなわちその回転方向や回転速度を検出することができるようになっている。
この回転方向の検出では、図8(c)で示すようにA相とB相信号のバイナリーコードでA相信号「0」、B相信号「0」の組み合わせでは「0」、A相信号「1」、B相信号「0」の組み合わせでは「2」、A相信号「1」、B相信号「1」の組み合わせでは「3」、A相信号「0」、B相信号「1」の組み合わせでは「1」としそのバイナリーコードの変化順序から回転方向を判定することができる。バイナリーコードは「0」「2」「3」「1」「0」「2」…と変化し、信号レベル合計は「0」「1」「2」「1」「0」「1」…と変化する。
そして、上記A相信号とB相信号のバイナリーコードの組み合わせでは「0」「0」の組み合わせが存在している。
この場合、上記ロータリエンコーダでは図9で示すように受光素子PD1,PD2が電源コモン端子CTに共通に接続されているために、電源コモン端子CTが受光素子PD1,PD2に未接続であるときも上記A相信号とB相信号のバイナリーコードの組み合わせでは「0」「0」の組み合わせが成立することになる。受光素子PD1,PD2の受光出力はそれぞれ比較回路CP1,CP2で比較され、A相信号、B相信号が生成され、それらA相信号、B相信号は回転状態検出回路RD1に入力されるようになっている。
そのため従来のロータリエンコーダREでは、受光素子PD1,PD2が電源コモン端子CTに未接続の場合では、被検出軸の回転状態を誤検出することになり、ロータリエンコーダを搭載した装置やシステムの信頼性を低下させてしまう要因となるという課題がある。
そこで、本出願人は、特願2007−127857(平成19年5月14日出願)を出願した。この出願では、図10で示すように、受光素子PD1,PD2出力を、基準値(REF)との間で比較したデジタルな信号A,Bに加え信号Bとは180°位相の異なる信号Cを生成した上で、これら複数の信号A,B,Cそれぞれの信号値0,1の合計値が、電源コモン端子CTが接続されている場合は、必ず、判定出力が「1」以上であり、この判定出力から、電源コモン端子CTに受光素子PD1,PD2が未接続であるか否か等を判定するようにしている。しかしながら、この特願2007−127857の出願にかかる技術では、デジタル変換した後の信号で異常判定を行っているため受光素子PD1,PD2自体の異常についての検出はできない。
そして、本出願人は、上記に鑑み、特願2007−300682(平成19年11月20日)を出願した。この出願では、受光素子PD1,PD2からのアナログ出力を合計し、この合計値に基づいて、電源コモン端子CTの未接続状態等を検出するものである。この出願では、受光素子PD1,PD2自体の異常とデジタル変換回路の異常とを区別することができる。しかしながら、この特願2007−300682の出願に係る技術では、各受光素子PD1,PD2のアナログ出力自体を合計し、その合計値から判定するものであるために、図11で示すように、ロータリエンコーダの組立誤差、高速回転時における各受光素子PD1,PD2の出力a,bのアナログ波形に位相ずれや振幅ずれがあると、各ロータリエンコーダ間での検出上の個体差が大きくなってくる。
以上により、従来では、電源コモン端子CT未接続状態、受光素子PD1,PD2自体の破損、不良、等の検出と共に、ロータリエンコーダの組立誤差や、高速回転時等においても、誤検出することがないように、受光素子PD1,PD2出力の異常を容易かつ確実に判定することができる技術が望まれる。
また、受光素子PD1,PD2出力の異常判定をマイクロコンピュータで行う場合、できれば、回転動作中では、そのCPUに上記以外にも多くの異常判定項目を設定する場合には、当該CPUとしては検出処理能力が高い高価なものが必要とされる。
さらにまた、当該ロータリエンコーダでは投光素子の寿命がそのロータリエンコーダの寿命となるケースが多く、この投光素子の場合、経年変化で投光光量が低下してくるので、このような場合にも、メンテナンス等のために、容易確実に異常を判定できることが望ましい。
特開平07−134048号公報
したがって、本発明により解決すべき課題は、電源コモン端子未接続状態や、受光素子或いは投光素子自体の破損や不良等の異常に加え投光素子の光量低下による受光素子出力異常を容易確実に検出可能とすることである。
(1)本発明によるロータリエンコーダにおける受光素子の出力状態判定方法は、投光素子と、これと対向配置された複数の受光素子と、上記投光素子と上記各受光素子との間の光路上に配置されて被検出軸と同期回転する回転スリットとを備え、上記回転スリットに対する上記投光素子からの投光の通過、遮断に応じた上記各受光素子の出力状態から上記被検出軸の回転状態を検出するロータリエンコーダにおいて上記受光素子出力の状態を判定する方法において、上記ロータリエンコーダの回転停止中における上記受光素子の出力レベルが、ゼロレベルと当該受光素子の暗電流による出力レベルとの間に定めた判定レベル以上であれば上記受光素子及び上記投光素子正常、判定レベル未満であれば上記受光素子又は上記投光素子異常、と判定する回転停止中異常判定ステップと、上記ロータリエンコーダの回転動作中における上記受光素子の出力変化に基づき変換されたパルス出力のオンデューティ変化により上記受光素子又は上記投光素子の正常、異常を判定する回転動作中異常判定ステップを、含むことを特徴とするものである。
本発明では、回転停止中に、受光素子の出力レベルが、ゼロレベルと受光素子の暗電流による出力レベルとの間に定めた判定レベル以上であれば受光素子及び投光素子正常、判定レベル未満であれば受光素子又は投光素子異常、と判定することができるようになるので、制御対象となる装置が可動する前に異常状態を把握することができる。本発明において、より好ましい態様は、ロータリエンコーダの回転動作中における受光素子の出力変化に基づき変換されたパルス出力のオンデューティ変化により受光素子又は投光素子の正常、異常を判定する回転動作中異常判定ステップ、をさらに含むことである。
この態様では、パルス出力のオンデューティ変化に基づいて投光素子の投光光量の正常、異常を判定するので、投光素子の経年変化による投光光量の低下を容易確実に検出することができ、メンテナンスが簡単になる。
なお、上記回転動作中異常判定ステップでは、ロータリエンコーダの回転中におけるパルス出力のオンデューティが、設定した範囲内であれば受光素子正常、上記範囲外であれば受光素子異常、と判定することが好ましい。
そのため、本発明では、例えば、マイクロコンピュータのCPUで、ロータリエンコーダの各種異常判定を行う場合に、回転停止中で、まず、電源コモン端子未接続状態や、受光素子或いは投光素子自体の破損や不良等の異常判定を行い、回転動作中では、CPUはパルス出力のオンデューティ変化に基づいて投光素子光量等の異常判定処理を行うことになるので、異常判定処理の負担が軽減する。そのため、CPUとしては、より安価なものを使用することができるようになる。
(2)本発明によるロータリエンコーダは、投光素子と、これと対向配置された複数の受光素子と、上記投光素子と上記各受光素子との間の光路上に配置されて被検出軸と同期回転する回転スリットと、上記回転スリットに対する上記投光素子からの投光の通過、遮断に応じた上記各受光素子の出力状態から上記被検出軸の回転状態を検出する検出回路と、上記(1)記載のステップを実施するマイクロコンピュータ手段と、を備えた、ことを特徴とするものである。
なお、本発明のロータリエンコーダは、アブソリュート型のロータリエンコーダでもインクリメンタル型のロータリエンコーダにも適用することができる。
本発明の方法では、受光素子或いは投光素子自体の破損や不良、又、投光素子の光量低下があった場合、そのことを正確に検出することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る方法を詳細に説明する。実施の形態に係る方法が適用されるロータリエンコーダの基本構成は図7と同様であるが、実施の形態では、図1で示すように、投光素子LEDは電源と接地との間に電流制限抵抗R0、トランジスタTR0と共に直列に挿入接続され図示略の駆動回路出力でオンオフするトランジスタTR0を通じて投光動作する。投光素子LEDからの投光を回転スリット板RSと、固定スリット板FSとを介して受光素子PD1,PD2で受光する。
これら受光素子PD1,PD2の出力a,bは比較回路CP1,CP2で基準電圧と比較され、比較回路CP1からはA相信号として、比較回路CP2からはB相信号として出力される。これらA相信号、B相信号は出力回路RD1を介して外部へ出力される。
判定回路RD2は、マイクロコンピュータ手段等で構成され、受光素子PD1,PD2の出力a,bを取り込むと共にその取り込んだ出力a,bに基づいて電源コモン端子CTの未接続状態や受光素子PD1,PD2或いは投光素子の正常、異常を判定することができるようになっている。受光素子PD1,PD2の出力a,bは、抵抗R1,R2の各両端間電圧である。
また、比較回路CP1、CP2から生成されたA相、B相パルス信号に基づいて、オンデューティ変化により受光素子又は投光素子の正常、異常を判定することができるようになっている。
図2を参照して、受光素子アセンブリABを説明すると、受光素子PD1,PD2の受光部P1,P2は、シリコンウエハS1上に設けられ、そのシリコンウエハS1はアセンブリ基板S2上に実装されている。シリコンウエハS1上の電極E0と、アセンブリ基板S2上の電極E1とがワイヤWでボンディングされる。さらに、基板S2上で施された配線Rを介して基板S2上の端子電極TE1より外部回路のアノード側と接続されている。また、カソード側の端子電極TE2は、両受光素子PD1,PD2のカソード共通の端子電極として図示略の配線を介して接続されている。
受光素子PD1,PD2は、上記構成のアセンブリAB構成をなしており電源コモン端子CT未接続状態とは、このカソード側端子電極TE2に電源線が接続されていない状態であり、また、受光素子PD1,PD2側の破損としては、ワイヤWが切れている状態等である。
図3に、受光素子PD1,PD2の出力a,bの波形を、実線と仮想線で示す。図3では、投光素子LEDの投光光量が正常であり、かつ、電源コモン端子CT未接続が無く、かつ、受光素子PD1,PD2の破損等が無い正常な状態での受光素子PD1,PD2の出力a,bの波形を示す。
比較回路CP1,CP2では、受光素子PD1,PD2の出力a,bそれぞれを基準電圧REFと比較し、位相が90度ずれたA相信号、B相信号をそれぞれ生成し、これらA、B相両信号は出力回路RD1を介して外部へ出力され、被検出軸の回転状態を検出する。
そして、図3では、受光素子PD1,PD2の出力a,bが最小レベルになる状態は、投光素子LEDの投光が回転スリットを通過できず、回転スリット間の回転スリット板部分で遮蔽されて受光されず、受光光量がゼロであり、その場合では、受光素子PD1,PD2には暗電流のみが流れているときである。その暗電流のみが流れている状態では、受光素子PD1,PD2の出力a,bのレベルは、その暗電流による抵抗R1,R2両端間電圧(暗電流相当電圧)になっている。
そして、電源コモン端子CT未接続の状態や受光素子PD1,PD2の例えばワイヤW切れ等の受光状態では、受光素子PD1,PD2には暗電流も流れないので、受光素子PD1,PD2出力a,bは、ゼロレベルになる。
そこで、実施の形態では、判定回路RD2において、図4で示すように、例えば、受光素子PD1,PD2の出力a,bの最小レベルである暗電流相当電圧とゼロ電圧との中間に、判定電圧を設定し、受光素子PD1,PD2の出力a,bが判定電圧以上であれば、受光素子PD1,PD2は正常であり、判定電圧未満であれば、異常であると判定する。この場合、受光素子PD1,PD2出力aがゼロレベルであれば、電源コモン端子CT未接続状態やワイヤW切れ等である。
なお、受光素子PD1,PD2の出力a,bの最小レベルである暗電流相当電圧に対し、判定電圧を下げているのは各受光素子PD1,PD2には暗電流等にばらつきがあり、判定に余裕をもたせるためである。
図5を参照して、投光素子LEDの投光光量が正常な初期段階では受光素子PD1,PD2の出力a,bの波形は、初期範囲で示すように基準電圧REFとの間で比較回路CP1,CP2で比較することでA相信号、B相信号を生成することができる。この場合のA、B相両信号のオンデューティは50%になっている。そして、経年変化等で投光素子LEDが劣化しその投光光量が低下してきて受光素子PD1,PD2の出力a,bのレベルが低下してくると、A、B相両信号のオンデューティは短くなってくる。
判定回路RD2においては、受光素子PD1,PD2の出力a,bの変化データと、基準電圧REFのデータとに基づいて、上記オンデューティの監視を行い、受光素子PD1,PD2の出力異常を判定することができるようになっている。
図6を参照して、判定回路RD2における受光素子PD1,PD2の異常判定動作を説明する。なお、このロータリエンコーダは、例えば、エレベータの巻き上げ機のモータの回転軸を被検出軸とし、この被検出軸に装着されていると仮定する。そして、ロータリエンコーダは、このエレベータを電子制御する電子制御装置(上位装置)に回転状態の検出出力を入力するようになっているものとする。
そして、判定回路RD2においては、A相又はB相のパルス信号からロータリエンコーダが回転しているか否かの判定を行うことができる。ステップn1で、電源が投入されて、判定回路RD2は判定動作を開始する。ステップn2で、判定回路RD2は、上記パルス信号に基づいて、ロータリエンコーダが回転動作中か否かを判定する。
判定回路RD2は、ロータリエンコーダが回転停止中であれば、ステップn3では、ロータリエンコーダが停止モードであると処理し、ステップn4で受光素子PD1,PD2出力がゼロレベルであるかどうかを判定する。また、判定回路RD2は、ステップn4でゼロレベルでなければNoと判定してステップn6で受光素子PD1,PD2出力は正常である判定をする一方、ゼロレベルであればYesと判定してステップn5で受光素子PD1,PD2出力は異常である判定する。
また、判定回路RD2は、ステップn2で回転動作中であるとYesと判定してステップn7で受光素子PD1,PD2出力に基づいたパルス出力のオンデューティを演算する。そして、ステップn8では演算したオンデューティが、例えば、30%−70%の範囲内であれば、Noと判定してステップn10で受光素子PD1,PD2出力は正常であるとし、演算したオンデューティが上記範囲外であれば、Yesと判定してステップn9で受光素子PD1,PD2出力が異常であると判定する。
以上のように本実施の形態では、ロータリエンコーダの回転停止中には受光素子の出力レベルが、ゼロレベルと当該受光素子の暗電流等による出力レベルとの間に定めた判定レベル以上であれば受光素子及び投光素子正常、判定レベル未満であれば受光素子又は投光素子異常と判定し、ロータリエンコーダの回転動作中には受光素子の出力変化に基づき変換されたパルス出力のオンデューティ変化により受光素子又は投光素子の正常、異常を判定する。そのため、例えば、マイクロコンピュータのCPUで、ロータリエンコーダの各種異常判定を行う場合に、回転停止中で、まず、電源コモン端子未接続状態や、受光素子或いは投光素子自体の破損や不良等の異常判定を行い、回転動作中では、CPUはパルス出力のオンデューティ変化に基づいて投光素子光量等の異常判定処理を行うことになるので、異常判定処理の負担が軽減する。そのため、CPUとしては、より安価なものを使用することができるようになる。
図1は本発明の実施の形態に係るロータリエンコーダの電気的な概略構成を示す図である。 図2は受光素子アセンブリの概略構成を示す平面図である。 図3はa信号、b信号、A相信号、B相信号の波形とその関係を示す図である。 図4はa,b両信号の波形と、受光素子の異常判定を行う判定電圧等を説明するための図である。 図5はa,b両信号の波形と、投光素子の劣化による受光素子出力の低下を説明するための図である。 図6は実施の形態の方法の説明に供するフローチャートである。 図7はロータリエンコーダの機構的な概略構成を示す斜視図である。 図8は図7の回転動作に伴うA相信号、B相信号、それらの関係を示す図である。 図9は従来のロータリエンコーダの電気的な概略構成を示す図である。 図10は従来の方法を説明するための信号波形を示す図である。 図11は他の従来の方法を説明するための波形を示す図である。
符号の説明
RS 回転スリット板
FS 固定スリット板
LED 投光ダイオード(投光素子)
PD 受光素子
RD1 出力回路
RD2 判定回路
CT 電源コモン端子

Claims (2)

  1. 投光素子と、
    上記投光素子と対向配置された複数の受光素子と、
    上記投光素子と上記各受光素子との間の光路上に配置されて被検出軸と同期回転する回転スリットとを備え、
    上記回転スリットに対する上記投光素子からの投光の通過、遮断に応じた上記各受光素子の出力状態から上記被検出軸の回転状態を検出するロータリエンコーダにおいて上記受光素子出力の状態を判定する方法において、
    上記ロータリエンコーダの回転停止中における上記受光素子の出力レベルが、ゼロレベルと当該受光素子の暗電流による出力レベルとの間に定めた判定レベル以上であれば上記受光素子及び上記投光素子正常、判定レベル未満であれば上記受光素子又は上記投光素子異常、と判定する回転停止中異常判定ステップと、
    上記ロータリエンコーダの回転動作中における上記受光素子の出力変化に基づき変換されたパルス出力のオンデューティ変化により上記受光素子又は上記投光素子の正常、異常を判定する回転動作中異常判定ステップを含むことを特徴とするロータリエンコーダにおける受光素子出力状態判定方法。
  2. 投光素子と、これと対向配置された複数の受光素子と、上記投光素子と上記各受光素子との間の光路上に配置されて被検出軸と同期回転する回転スリットと、上記回転スリットに対する上記投光素子からの投光の通過、遮断に応じた上記各受光素子の出力状態から上記被検出軸の回転状態を検出する検出回路と、上記請求項1に記載の上記両ステップを実施するマイクロコンピュータ手段と、を備えた、ことを特徴とするロータリエンコーダ。
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