JP5039853B1 - 表示装置及びテレビ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造工程を削減し、強度増大を実現することができる表示装置及びテレビ受信装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、表示部、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を備える。フロントキャビネット3は、前面部31、周面部32及び突出板部322を有する。バックキャビネット4は、ねじ挿通穴42及び延出部41を有する。フロントキャビネット3及びバックキャビネット4は、ねじ挿通穴42を後側から挿通し、周面部32及び突出板部322に又は突出板部322の先端面にねじ立てして螺合するタッピンねじ5の締結、並びに周面部32及び突出板部322の間の隙間324への延出部41の嵌合により結合されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶テレビ、プラズマテレビ等の表示装置及びテレビ受信装置に関する。
表示装置のフロントキャビネットにバックキャビネットを取り付ける場合、ビス止めが行われる。フロントキャビネットを金型により一体成形する場合、ビス止め用の穴は容易に形成可能である。しかし、フロントキャビネットを押出成形する場合、ビス止め用の穴を別工程で形成することとなり、手間の増大及びコスト上昇を招来せしめる。特許文献1には、ねじ穴形成工程を排除し、タッピンねじにより部材を締結する押出成形品が開示されている。
特開2007−233927号公報
しかしながら、フロントキャビネットの製造工程からねじ穴形成工程を排除しても、タッピンねじによるフロントキャビネットとバックキャビネットとの結合が十分でない場合、表示装置の強度は低下してしまう。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、製造工程を削減し、強度増大を実現することができる表示装置及びテレビ受信装置を提供することにある。
本願に係る表示装置は、前側に表示面を有する表示部と、該表示部の周縁部を取り囲むフロントキャビネットと、前記表示部の後側を覆うバックキャビネットとを備え、前記フロントキャビネットは、前記表示面の周縁部を覆う前面部と、該前面部の外周縁に沿って後側に周設され、前記表示部の外周面を取り囲む周面部とを有する表示装置において、前記フロントキャビネットは、前記周面部から隔離した内側に位置し、かつ該周面部の一又は全部に沿って該フロントキャビネットから後側に突出する突出板部を有し、前記バックキャビネットは、前記周面部及び突出板部の間又は該突出板部の先端面に対向するねじ挿通穴と、前記周面部及び突出板部の間に対向し、前側に延出する延出部とを有し、前記フロントキャビネット及びバックキャビネットは、前記ねじ挿通穴を後側から挿通し、前記周面部及び突出板部に又は該突出板部の先端面にねじ立てして螺合するタッピンねじの締結、並びに前記周面部及び突出板部の間の隙間への前記延出部の嵌合により結合されていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、表示部、フロントキャビネット及びバックキャビネットを備えている。表示部は前側に表示面を有する。フロントキャビネットは、表示部の周縁部を取り囲んでいる。バックキャビネットは、表示部の後側を覆っている。フロントキャビネットは、前面部、周面部及び突出板部を有する。前面部は、表示部の表示面の周縁部を覆っている。周面部は、前面部の外周縁に沿って後側に周設されており、表示部の外周面を取り囲んでいる。突出板部は、周面部よりも内側に位置しており、周面部の一部又は全部に沿って後側に突出している。バックキャビネットは、ねじ挿通穴及び延出部を有する。ねじ挿通穴は、周面部と突出板部の間又は突出板部の先端面に対向している。延出部は、周面部と突出板部との間に対向しており、前側に延出している。フロントキャビネット及びバックキャビネットは、タッピンねじの締結と、周面部及び突出板部の間に形成される隙間への延出部の嵌合とにより結合されている。タッピンねじは、バックキャビネットのねじ挿通穴を後側から挿通し、フロントキャビネットの周面部及び突出板部、又は突出板部の先端面にねじ立てして螺合する。
本願に係る表示装置は、前記突出板部は先端面に前記周面部の先端と略平行な溝を有し、前記フロントキャビネット及びバックキャビネットは前記突出板部の溝に螺合するタッピンねじの締結により結合されていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、突出板部の先端面に周面部の先端と略平行な溝が設けられている。フロントキャビネット及びバックキャビネットは、ねじ挿通穴を挿通し、突出板部の先端面に設けられた溝に螺合するタッピンねじの締結により結合されている。
本願に係る表示装置は、前記フロントキャビネットは前記周面部の内面から内側に張り出したリブを有し、前記突出板部は前記リブの後側面に突設されていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、リブがフロントキャビネットの周面部の内面から内側に張り出している。リブの後側面には突出板部が設けられている。
本願に係る表示装置は、前記突出板部は前記前面部の後側面から前記周面部及び表示部の間に張り出すように突設されていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、突出板部は前面部の後側面から周面部と表示部との間に張り出すように突設されている。
本願に係る表示装置は、前記延出部は前記バックキャビネットの外縁部から前側に延出していることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、延出部はバックキャビネットの外縁部から前側に延出されている。
本願に係る表示装置は、前記延出部は前記バックキャビネットの外縁部の一又は全部に沿って周設されていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、延出部はバックキャビネットの外縁部の一部又は全部に沿って周設されている。
本願に係る表示装置は、前記フロントキャビネットは押出成形によって形成されていることを特徴とする。
本願に係る表示装置では、フロントキャビネットは押出成形によって形成される。
本願に係るテレビ受信装置は、上記に記載の表示装置と、テレビ放送を受信する受信部とを備え、前記表示装置は前記受信部が受信したテレビ放送の映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本願に係るテレビ受信装置では、上記に記載の表示装置及びテレビ放送を受信する受信部を備えている。表示装置は、受信部が受信したテレビ放送に係る映像を表示する。
本発明によれば、表示装置及びテレビ受信装置に関して製造工程を削減し、強度増大を実現することができる。
テレビ受信装置の概略斜視図である。 表示部、フロントキャビネット及びバックキャビネットの一例を分解した概略斜視図である。 フロントキャビネット及びバックキャビネットの一例の断面図である。 フロントキャビネット及びバックキャビネットの一例を分解した概略斜視図である。 表示部、フロントキャビネット及びバックキャビネットの一例の断面図である。 テレビ受信装置の概略斜視図である。 フロントキャビネットの一例の断面図である。 フロントキャビネットの後側上部を後側左斜め上から示した部分斜視図である。 バックキャビネットの概略斜視図である。 バックキャビネットの一例の断面図である。 バックキャビネットの後側上部を後側左斜め上から示した部分斜視図である。 結合した状態のフロントキャビネット及びバックキャビネットの一例の断面図である。 フロントキャビネットにバックキャビネットを取り付ける工程の一例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施例における表示装置を、実施の形態を示す図面に基づいて説明する。本実施の形態に係る表示装置は、例えば液晶テレビ、プラズマテレビ、ワンセグ対応携帯電話等のテレビ受信装置を含む。また、本実施の形態に係る表示装置は、パーソナルコンピュータ、ATM(Automatic Teller Machine)、券売機等の液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)等を含む。更に、本実施の形態に係る表示装置は、スマートフォン、
タブレット端末等のディスプレイを含む。以下では、表示装置の一例として、テレビ受信装置を挙げて説明する。
なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1
図1は、テレビ受信装置1の概略斜視図である。ここで、テレビ受信装置1が映像を表示する表示面21に対して視聴者が正対した場合、表示面21から視聴者側を前側、その反対である表示面21から奥側を後側とする。表示面21は横長の略矩形であり、視聴者から表示面21に向かって、表示面21の長手方向右側を右、表示面の長手方向左側を左とする。また、視聴者から表示面21に向かって、短手方向上側を上、短手方向下側を下とする。図1は、テレビ受信装置1を前側右斜め上から示している。
テレビ受信装置1は、表示部2、フロントキャビネット3、バックキャビネット4、受信部T、電源P及びスタンドSを含む。表示部2は、前側のフロントキャビネット3により前側周縁部及び外周面が取り囲まれている。フロントキャビネット3は、内部に横長矩形状の開口31aを有し、表示部2の表示面21は開口31aに露出している。後側のバックキャビネット4は、略平板状をなし、表示部2及び一部のフロントキャビネット3を後側から覆っている。
受信部T及び電源Pは、表示部2及びバックキャビネット4の間に取り付けられている。受信部Tは、テレビ放送を受信する。電源Pは、テレビ受信装置1に電力を供給する。テレビ受信装置1は、受信部Tが受信したテレビ放送に係る映像を表示部2の表示面21に表示する。スタンドSは、表示部2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を起立状態で支持している。
図2は、表示部2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4の一例を分解した概略斜視図である。図2は、表示部2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を後側右斜め上から示している。
表示部2は、映像を表示する表示面21を前方に有し、全体として横長の直方体状をなす。表示部2は、図示しないベゼルを介してフロントキャビネット3又はバックキャビネット4に固定されてもよいし、ベゼルを用いずに、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4により挟持されてもよい。
表示部2は、例えば液晶パネル及びバックライトを含む。バックライトはエッジライト方式でもよいし、直下型方式でもよい。バックライトがエッジライト方式である場合、光源はフロントキャビネット3の内面に設置され、光源からの発熱はフロントキャビネット3に移動する。バックライトが直下型方式である場合、光源は液晶パネルの後側に配置され、光源からの熱は例えばベゼルを介してフロントキャビネット3又はバックキャビネット4に移動するように、表示部2は構成されている。
表示部2が例えばプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等である場合、当該ディスプレイからの発熱がフロントキャビネット3又はバックキャビネット4に移動するように、表示部2は構成されている。
フロントキャビネット3又はバックキャビネット4は、金属製又は樹脂製である。フロントキャビネット3又はバックキャビネット4は、金属からなる場合、例えばアルミニウム製、鉄製、銅製等である。フロントキャビネット3は、例えば押出成形により形成される。バックキャビネット4は、金属からなる場合、例えばプレス加工により形成される。フロントキャビネット3又はバックキャビネット4は、鉄、銅等からなる場合、耐食性、美観等の観点から例えば電気亜鉛めっきが施されていてもよい。
図3は、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4の一例の断面図である。図3は、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を表示面21の法線及び上下方向に対して略平行な面で切断した断面上部の一部を示している。
フロントキャビネット3は、前面部31及び周面部32を含む。
前面部31は、表示部2の表示面21の周縁部を覆う矩形枠状部材である。前面部31は、内部に略矩形の開口31aを有し、ユーザはこの開口31aにより、表示部2の表示面21に表示された映像を見ることができるようになっている。
周面部32は、前面部31の外周縁から後側に突出する筒状の部材である。周面部32は、後側から見て矩形枠状をなし、表示部2の周面を取り囲んで覆っている。
前面部31と周面部32とが会合するフロントキャビネット3の前側角部には、前面部31及び周面部32の外面と略平行な内面を有する細長い中空の穴300が貫設されている。穴300の長手方向は、表示面21の法線及び表示部2の周面の法線に対して略垂直である。
図3に示すように、穴300の長手方向に対して略垂直な面でフロントキャビネット3を切断した場合、穴300の断面形状は矩形状である。
周面部32の先端から少し前側の内面から、リブ321が内側に張り出すように突設されている。リブ321は、周面部32の上下左右各面から1つずつ、合計4つ設けられている。各リブ321の後側面から後側に向かって、周面部32に沿ってあるいは周面部32と略平行に突出板部322が突設されている。突出板部322は細長い板状をなし、その先端面の略中央には突出板部322の長手方向に伸びるスリット状のスリット溝323が形成されている。また、突出板部322と周面部32との間には、隙間又は空隙である周面溝324が形成されている。スリット溝323と周面溝324とにおいて、溝の深さ、溝幅、断面形状等は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
バックキャビネット4は、表示部2及び一部のフロントキャビネット3を後側から覆う矩形板状部材である。フロントキャビネット3の周面溝324と対向するバックキャビネット4の外縁端からは、延出部41が前側に延出している。図3における延出部41及びバックキャビネット4外縁の断面形は、略L字形を呈する。延出部41は、バックキャビネット4の外縁端に沿って周設されている。延出方向に沿った延出部41の長さは、周面溝324の深さと略同一である。延出部41の肉厚は、延出部41の基部では薄く、前側の先端部分では厚くなっている。延出部41の先端部の肉厚は周面溝324の溝幅と同じ又は周面溝324の溝幅より大きい。延出部41の先端部及び肉厚が薄い延出部41の外側部分は周面溝324に嵌合可能に構成されている。延出部41は、周面溝324の長手方向(図3の紙面に対して略直角方向)に対して略平行に、延設されている。そのため、延出部41の外面と周面溝324の内面とは、肉厚が薄い延出部41の内側部分を除いて、レール状に接している。
なお、延出部41は、前側ほど肉厚が薄くなる楔状であってもよい。あるいは、延出部41の肉厚は一定でもよい。延出部41の延設方向の長さは、周面溝324の長さと同じでもよいし、異なっていてもよい。
また、周面部32の上下左右の各面に対応する延出部41の数は、1つではなく、複数であってもよい。すなわち、延出部41は、バックキャビネット4の外縁部の一部に沿って途切れ途切れに周設されていてもよいし、バックキャビネット4の外縁部の全部に沿って連続して周設されていてもよい。
フロントキャビネット3のスリット溝323と対向するバックキャビネット4の位置には円形のねじ挿通穴42が設けられている。1つのスリット溝323に対応するねじ挿通穴42の数は、図2の例では7つ又は5つである。しかし、1つのスリット溝323に対応するねじ挿通穴42の数は、これに限るものではなく、7つ又は5つ以外であってもよい。1つのスリット溝323に対応するねじ挿通穴42の数は、対応するスリット溝323が異なる場合、異なっていてもよい。
タッピンねじ5の軸部の外径の大きさは、スリット溝323の溝幅よりも若干大きい値に設定されている。あるいは、スリット溝323の溝幅は、タッピンねじ5の外径よりも若干狭い幅に設定されている。
ねじ挿通穴42の後側からタッピンねじ5をスリット溝323に螺合することにより、バックキャビネット4はフロントキャビネット3に結合される。従って、ねじ挿通穴42の径の大きさは、タッピンねじ5の軸部が挿通可能な大きさである。タッピンねじ5の素材は、例えば鉄、アルミニウム、ステンレス等である。タッピンねじ5の頭部は、ナベ頭、皿頭、トラス頭等何でもよく、特定の形状に限定されない。
次に、テレビ受信装置1の組み立て方法の概要について説明する。
フロントキャビネット3の前側を下にし、フロントキャビネット3を水平面上に置く。フロントキャビネット3の上に表示部2を重ねる。ベゼルを介して表示部2をフロントキャビネット3に固定する場合、ビスで表示部2とベゼルとを固定する。
フロントキャビネット3の周面溝324及び周面溝324に対応するバックキャビネット4の延出部41が対向するように、フロントキャビネット3に対してバックキャビネット4の位置決めを行う。延出部41を周面溝324に嵌合し、フロントキャビネット3とバックキャビネット4とを結合する。
タッピンねじ5をバックキャビネット4のねじ挿通穴42に後側から挿通し、タッピンねじ5の軸部をスリット溝323にねじ立てして螺合する。
ベゼルを用いずに、表示部2をフロントキャビネット3及びバックキャビネット4で挟持する場合、周面溝324に対する延出部41の嵌合及びスリット溝323に対するタッピンねじ5の締結により、表示部2はフロントキャビネット3及びバックキャビネット4に押圧され、挟持される。
ベゼルを用いて表示部2をフロントキャビネット3及び/又はバックキャビネット4に固定する場合、表示部2はフロントキャビネット3及びバックキャビネット4に挟持されてもよいし、されなくてもよい。
テレビ受信装置の大型化にともない、キャビネットの金型費は増大傾向にある。一方、コスト削減のためにフロントキャビネット3を金属材料の押出成形により形成した場合、ビス止めのための穴を別途成形する必要がある。
テレビ受信装置1によれば、フロントキャビネット3とバックキャビネット4とは、フロントキャビネット3のスリット溝323に螺合するタッピンねじ5により結合される。スリット溝323は押出成形により形成することができる構造である。押出成形されたフロントキャビネット3と、プレス加工により成形されたバックキャビネット4とをタッピンねじ5を用いて結合する場合、金型及びタップ加工は不要であり、コスト削減を実現することができる。
スリット溝323に螺合するタッピンねじ5の数及び締結位置は、特に限定されない。スリット溝323は長手方向に連続しているため、タッピンねじ5の数及び締結位置は、キャビネットの設計変更にともない、自由に変更可能である。
テレビ受信装置1によれば、バックキャビネット4の延出部41がフロントキャビネット3の周面溝324に嵌合することにより、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4は結合される。タッピンねじ5の螺合によるフロントキャビネット3及びバックキャビネット4の結合に加えて、周面溝324に対する延出部41の嵌合は、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4の結合強度を大きくすることができる。
テレビ受信装置1によれば、フロントキャビネット3とバックキャビネット4との間で熱が移動する通り道は、突出板部322とバックキャビネット4との接触部分、及びタッピンねじ5を含む。更にフロントキャビネット3とバックキャビネット4との間で熱が移動する通り道は、バックキャビネット4の延出部41とフロントキャビネット3の周面溝324との接触部分も含む。従って、フロントキャビネット3とバックキャビネット4との間を移動する熱量は、フロントキャビネット3とバックキャビネット4とをねじ止めするだけである場合に比べて、延出部41と周面溝324との接触面積の分だけ多い。そのため、表示部2からの発熱は一旦フロントキャビネット3又はバックキャビネット4に移動した後、夫々バックキャビネット4又はフロントキャビネット3に移動する。これにより、キャビネット全体からの放熱が可能となり、放熱効率が上昇する。
なお、フロントキャビネット3とバックキャビネット4との接触面積を増大させるために、例えば突出板部322の後側部分から内側に伸びる部分をバックキャビネット4と接触する状態で延設してもよい。これにより、フロントキャビネット3とバックキャビネット4との接触面積は更に増大し、放熱効率をより上昇させることができる。
上述では、突出板部322にスリット溝323を設けたが、突出板部322にスリット溝323を設けなくてもよい。
図4は、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4の一例を分解した概略斜視図である。図4は、表示部2を省略し、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4の一部を後側斜め上から示している。
バックキャビネット4の延出部41は複数の切欠き41aを有し、切欠き41a部分に対応する位置にねじ挿通穴42が設けられている。延出部41及びねじ挿通穴42は、周面溝324と対向し、一直線状に配列している。延出部41は周面溝324に嵌合され、タッピンねじ5は後側からねじ挿通穴42を挿通し、周面溝324に螺合される。
延出部41に設けられる切欠き41aの数は特に限られない。切欠き41aの数を図4に示した頻度より多くし、延出部41の形状を櫛の歯、又は鋸の歯のように凸凹が交互に並んだ形状にしてもよい。
スリット溝323を設けないことにより、スリット溝323の溝幅分だけ突出板部322の幅を狭めることができるため、テレビ受信装置1の狭額縁化に資する。
フロントキャビネット3を樹脂材料の押出成形により形成した場合、突出板部322にスリット溝323を設けてもよいし、設けなくてもよい。突出板部322にスリット溝323を設けない場合、ねじ先がとがっており、素材が樹脂より硬い金属であるタッピンねじ5を用いる。
なお、図4において、周面部32の上下左右の各面に対応するリブ321の数は、1つである。リブ321は、周面部32の上下左右の長軸方向の長さより少し短い長さである。また、周面部32の上下左右の各面に対応する突出板部322の長軸方向の長さも、周面部32の上下左右の長軸方向の長さより少し短い長さである。しかし、図4の延出部41のように、リブ321及び突出板部322に切欠きを設けてもよい。かかる場合、周面部32の上下左右の各面に対応するリブ321及び突出板部322の数は、複数となる。すなわち、リブ321及び突出板部322は、周面部32の一部に沿って途切れ途切れに設けられてもよいし、周面部32の全部に沿って連続的に周設されてもよい。
上述では、バックキャビネット4は、フロントキャビネット3の一部を後側から覆っている。しかし、バックキャビネット4はフロントキャビネット3の全部を後側から覆ってもよい。例えば、後側から見たバックキャビネット4の外周形状及び大きさを、前側から見たフロントキャビネット3の外周形状及び大きさと略同一にする。かかる場合、正面から見た前面部31の外周と、後側から見たバックキャビネット4の外周とは略一致する。延出部41は、周面溝324と対向するように後側に延設される点は、上述と同じである。ただし、バックキャビネット4の外縁部には、延出部41の外側に周面部32の厚みと略同一幅のフランジが形成される。そして、バックキャビネット4の外縁部付近及び延出部41の水平断面形状又は表示面21の法線と略平行な垂直断面形状は、略T字形を呈する。
実施の形態2
実施の形態2は、突出板部322をフロントキャビネット3の前面部31から後側に設置する形態に関する。
図5は、表示部2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4の一例の断面図である。図5は、表示部2、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を表示面21の法線及び上下方向に対して平行な面で切断した断面のうち、上部断面の一部を示している。図5では、タッピンねじ5は省略されている。
表示部2は、映像を表示する表示面21を前側に有し、全体として横長の直方体状をなす。表示部2は、液晶パネル22、拡散シート23、導光板24及び反射シート25を含む。前側から後側へ向かって、液晶パネル22、拡散シート23、導光板24及び反射シート25の順に、これらの部材は積層されている。
表示部2の液晶パネル22は、いわゆるエッジライト方式により後方から照射された光を用いて映像を表示する。なお、液晶パネル22は、直下型方式により光を照射されてもよい。
導光板24は、直方体状をなし、アクリル、ポリカーボネイト等の光透過性に優れた透明樹脂からなる。導光板24の表面には、例えばドットパターン又は梨皮の表面のようにざらついた粗面が成型されている。後述するLED(Light Emitting Diode)35からの光が導光板24の周面に入射するように、導光板24とLED35とは位置決めされている。
反射シート25は、反射性のよい白色樹脂からなり、導光板24に入射した光を反射し、反射した光を導光板24に戻す機能を有する。反射シート25の表面には、反射性のよい塗料が塗布されていてもよい。導光板24及び反射シート25は、LED35からの入射光を均一化し、拡散シート23に出射する。
拡散シート23は、樹脂製の板状部材に光散乱粒子が分散配合されてなる。拡散シート23は、導光板24から前側に出射された光を拡散し、均一化された輝度分布を有する光を液晶パネル22に照射する。
液晶パネル22は、拡散シート23からの照射光を変調し、前側の表示面21に映像を表示する。なお、液晶パネル22は、プリズムシート、偏光シート等の公知の光学シート材が必要に応じて適宜積層する構成を備えてもよい。
なお、液晶パネル22の前側周縁部は、弾性部材Eを介してフロントキャビネット3から押さえられている。弾性部材Eは、例えば高密度マイクロセルポリウレタンフォームである。
フロントキャビネット3の前面部31と周面部32とが会合する前側角部の外側面は緩やかに湾曲している。当該前側角部の前面部31の肉厚は、他の部分より厚く、この厚い前側角部はフロントキャビネット3に堅牢さを付与している。
フロントキャビネット3は、突出板部322を含む。
突出板部322は、前面部31の後側面から後側へ周面部32に沿って、あるいは周面部32に対して略平行に、周面部32と表示部2との間に張り出すように突設されている。突出板部322の後側先端の位置は、周面部32の後側先端の位置より前側にある。突出板部322は、細長い板状をなし、前面部31の上下左右各辺に対応するように、合計4つが設けられている。突出板部322の先端面には、周面部32の先端に対して略平行にスリット溝323が延設されている。また、突出板部322と周面部32との間には、隙間又は空隙である周面溝324が形成されている。
なお、リブ321及び突出板部322は、周面部32の一部に沿って途切れ途切れに設けられてもよいし、周面部32の全部に沿って連続的に周設されてもよい。
導光板24が有する上面部及び下面部と夫々対向する突出板部322の基部には、アルミニウム製のLED基板34が夫々1枚ずつビス止めされている。LED基板34は、導光板24の周面の長手方向と略平行な細長い矩形状をなす。LED基板34の長手方向は、導光板24の周面の法線及び表示面21の法線に直交する方向と略同一でもある。
なお、LED基板34は、リブ321の基部に対して高熱伝導性の両面テープにより接着されていてもよい。また、LED基板34は、導光板24が有する左右2面の側面と夫々対向するリブ321の基部に設けられてもよいし、導光板24が有する上下左右4面の周面と夫々対向するリブ321の基部に設けられてもよい。
LED基板34の上には、複数のLED35がLED基板34の長手方向と略平行な方向に配列して取り付けられている。図5の上部断面において、LED35は略中央に位置する。
なお、LED35は、導光板24に光を射出する光源の一例であり、当該光源は例えば電球、熱陰極蛍光灯、EL(Electro Luminescence)、冷陰極管等でもよい。
フロントキャビネット3の前側角部には、角部頂点の辺方向に対して略平行に細長い穴300が設けられている。あるいは、穴300は、LED35の配列方向と略平行に伸びている。穴300の長手方向に対して略垂直な面でフロントキャビネット3を切断した場合、その穴300の形状はフロントキャビネット3の外面と略平行な内面を持つ略多角形である。例えば、図5の例では、周面部32の外面は、後側から前側にかけて上側にせり出しており、穴300の上側の内面は後側から前側にかけて上側に傾斜している。図5の例では、LED基板34に近い後側かつ下側の穴300の内面は、穴300の内部に突出している。図5の例における穴300の断面形状は、略四角形の一隅角を内側に突出させた略六角形である。従って、LED基板34に近い後側かつ下側の穴300の部分の容積は、穴300の他の部分の容積より小さい。
なお、長手方向に対して略垂直な面で切断した場合の穴300の形状は、多角形、円形、楕円形、不規則形等何でもよい。また、穴300の本数は1本に限るものではなく、LED35の配列方向と略同一方向の穴300が複数あってもよい。
バックキャビネット4の延出部41は、周面溝324に沿って、周面溝324と対向するバックキャビネット4の外縁端を縁取るように、前側に延出している。延出部41の肉厚は周面溝324の溝幅と同一又は周面溝324の溝幅より大きく、延出部41は周面溝324に嵌合可能に構成されている。図5では見やすくするために、延出部41の肉厚は薄く描かれている。延出部41は、周面溝324の長手方向に対して平行に延設されている。
ねじ挿通穴42の後側からタッピンねじ5をスリット溝323に螺合することにより、バックキャビネット4はフロントキャビネット3に結合される。また、延出部41が周面溝324に嵌合することでも、バックキャビネット4はフロントキャビネット3に結合される。
なお、延出部41は、バックキャビネット4の外縁部の一部に沿って途切れ途切れに周設されていてもよいし、バックキャビネット4の外縁部の全部に沿って連続して周設されていてもよい。
次に、テレビ受信装置1の組み立て方法の概要について説明する。
フロントキャビネット3の前側を下にし、フロントキャビネット3を水平面上に置く。フロントキャビネット3の上に、液晶パネル22、拡散シート23、導光板24及び反射シート25をこの順で累積させる。
フロントキャビネット3の周面溝324にバックキャビネット4の延出部41が対向するように、フロントキャビネット3に対してバックキャビネット4の位置決めを行う。延出部41を周面溝324に嵌合し、フロントキャビネット3とバックキャビネット4とを結合する。タッピンねじ5をバックキャビネット4のねじ挿通穴42に後側から挿通し、タッピンねじ5の軸部をスリット溝323に螺合する。
テレビ受信装置1によれば、発熱体であるLED35はフロントキャビネット3に設置されている。突出板部322は、LED35に近い位置に設けられており、LED35の熱をすばやくバックキャビネット4に伝えることができる。これにより、キャビネット全体の放熱効果の上昇を図ることができる。
テレビ受信装置1によれば、ユーザが触れる機会の多いフロントキャビネット3の前側角部に穴300が設けられている。フロントキャビネット3が例えば金属からなる場合、穴300は金属よりも熱伝導率が小さい空気で占められている。そのため、穴300は、LED35からフロントキャビネット3の前側角部へ移動する熱流量を少なくすることができる。従って、穴300は、ユーザがフロントキャビネット3の前側角部に触れた場合、ユーザに熱さを感じさせ難くする効果がある。
また、フロントキャビネット3に穴300を設けることにより、穴300の容積分の材料を節約することができる。
なお、穴300に熱伝導率が小さい断熱材を充填してもよい。熱伝導率が小さい断熱材は、例えばグラスウール、ロックウール、ウレタンフォーム、フェノールフォーム、セルローズファイバー、羊毛等である。
上述では、突出板部322にスリット溝323を設けたが、スリット溝323は設けられなくてもよい。図4に示したように、延出部41及びねじ挿通穴42を、周面溝324と対向する一直線状に配列してもよい。これにより、延出部41は周面溝324に嵌合され、タッピンねじ5は周面溝324に螺合される。
スリット溝323を設けないことにより、スリット溝323の幅だけ突出板部322の幅を狭くすることができるため、テレビ受信装置1の狭額縁化に資する。スリット溝323を設けない場合、スリット溝323を除いた突出板部322の幅を更に狭くしてもよい。
実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明、作用及び効果を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は、バックキャビネット4をフロントキャビネット3の上側の周面部32から吊り下げる構造に関する。バックキャビネット4は、周面部32に吊り下げられることで、フロントキャビネット3に対して仮固定される。そのため、作業者はバックキャビネット4をフロントキャビネット3又は表示部2にねじ止め等をする際、バックキャビネット4が移動しないように手で押さえる必要がない。従って、バックキャビネット4をフロントキャビネット3に吊り下げる構造は、テレビ受信装置1の組み立て作業効率を向上させる。
図6は、フロントキャビネット3の概略斜視図である。図6は、フロントキャビネット3を後側左斜め上から示している。フロントキャビネット3の内部には、略直方体の表示部2が収納される空間が形成されている。表示部2が収納される空間の一部は、フロントキャビネット3後側において矩形状の開口をなしている。フロントキャビネット3の外周は、筒状の周面部32から構成されている。後側正面から見たフロントキャビネット3の外周は、矩形状をなす。
下側の周面部32は略水平かつ平らである。一方、上側の周面部32は、周面部32の長辺方向と略平行な棟328を有する屋根形状をなす。棟328から後側端までの長さは棟328から前側端までの長さより長い。上側の周面部32において、棟328から後側端までの部分は略水平であるが、棟328から前側端までの部分は前側に傾斜している。
左右側方の周面部32は、フロントキャビネット3外周の短辺と略平行な棟329を有す形状をなす。側方の周面部32において、棟329から後側端までの長さは棟329から前側端までの長さより長い。上側の周面部32の棟328と左右側方の周面部32の棟329とは、フロントキャビネット3の上側角部において連続している。
図7は、フロントキャビネット3の一例の断面図である。図7は、フロントキャビネット3を表示面21の法線及び上下方向に対して略平行な面で切断した断面上部の一部を示している。
フロントキャビネット3の上側の周面部32は、その後側端が図7において時計回りのロール状に折り込まれたフック状をなす。上側の周面部32は、その後側端から下に屈曲し、下に延びた上部後面部32a及び上部後面部32aの下端から前側に屈曲し、前側に延びた吊り下げ爪部32bを含む。吊り下げ爪部32bの下には、リブ321の後側面から後側に突出した突出板部322が配置し、周面部32及び吊り下げ爪部32bと突出板部322との間に周面溝324が形成されている。
図8は、フロントキャビネット3の後側上部を後側左斜め上から示した部分斜視図である。上部後面部32a及び吊り下げ爪部32bが設けられた上側の周面部32は、フロントキャビネット3の長辺方向に延びている。スリット溝323が設けられた突出板部322もまた、フロントキャビネット3の長辺方向に延びている。そのため、周面部32、上部後面部32a、吊り下げ爪部32b、周面溝324、突出板部322及びスリット溝323を含むフロントキャビネット3の後側上部は、複雑なレール状をなす。
後側から見た周面溝324の上部は上部後面部32aにより隠蔽されている。そのため、周面溝324の開口面の面積は、周面溝324の後側端及び前側端の中間を表示面21と平行な面で切断した断面積より狭い。吊り下げ爪部32bは周面溝324の奥端内面(前側端内面)まで達していないので、周面溝324が占める隙間の体積は奥側(前側)の方が後側より大きい。
なお、図8は、フロントキャビネット3の後側上部をわかりやすく示すために、上部後面部32a、吊り下げ爪部32b及び突出板部322が角部付近で切断されている。しかし、実際には上部後面部32a、吊り下げ爪部32b及び突出板部322は、両側方の周面部32まで延びている(図6参照)。そのため、フロントキャビネット3は、その複雑な構造にもかかわらず、押出成形により作成容易である。
図9は、バックキャビネット4の概略斜視図である。図9は、バックキャビネット4を後側左斜め上から示している。後側正面から見たバックキャビネット4は、矩形状をなす。バックキャビネット4の周縁部には、タッピンねじ5を挿通するねじ挿通穴42が設けられている。タッピンねじ5は、フロントキャビネット3のスリット溝323にねじ立てしてフロントキャビネット3及びバックキャビネット4を結合する結合手段である。図9の例では、バックキャビネット4の上部及び下部長辺に沿って夫々4つ、左右側方短辺に沿って夫々1つのねじ挿通穴42が設けられている。
バックキャビネット4は、表示部2及びフロントキャビネット3の外周縁部を覆う板状部材である。フロントキャビネット3の周面溝324と対向するバックキャビネット4の周縁部には、延出部41が周面溝324に沿って前側に延出している。ただし、バックキャビネット4の上部に設けられた延出部41は、複数の切欠き41aを有する。そのため、延出部41は、複数に分割されている。図9の例では、バックキャビネット4の上部に設けられた延出部41は3つの切欠き41aを有し、4つの延出部41に分割されている。図9の例では、バックキャビネット4の上部長辺に沿って配設されたねじ挿通穴42は、4つの延出部41の略中央に対応する位置に夫々1つずつ設けられている。
バックキャビネット4上部の延出部41は、更に上部に向かって延設及び屈曲した構造部を有する。
図10は、バックキャビネット4の一例の断面図である。図10は、バックキャビネット4を表示面21の法線及び上下方向に対して略平行な面で切断した断面上部の一部を示している。
バックキャビネット4の上部は、前側に突出した延出部41が、図10において時計回りのロール状に折り込まれたフック状をなす。あるいは、図10の断面上では、バックキャビネット4の上部は柄杓形状である。当該柄杓の合の部分が上側に位置し、柄の部分が下側に位置する。
バックキャビネット4の上部は、延出部41の前側端から上に屈曲し、上に延びた上部延出部41b及び上部延出部41bの上端から後側に屈曲し、後側に延びた係止爪部41cを含む。延出部41と係止爪部41cとは、上部延出部41bの夫々下端及び上端から後側に延びており、その延びる方向は略同一である。延出部41と係止爪部41cとは、対向し合う位置関係にあり、延出部41及び係止爪部41c夫々における上部延出部41bから後側に延びる方向の長さは、延出部41の方が長い。そのため、図9及び図10において、係止爪部41cの先端は、ねじ挿通穴42が設けられたバックキャビネット4の周縁部よりも前側に位置する。
なお、前後方向における延出部41と係止爪部41cとの長さの差は、フロントキャビネット3における上部後面部32aの肉厚と略同一である。あるいは、係止爪部41cの先端は、フロントキャビネット3における上部後面部32aの肉厚に対応する大きさだけ、バックキャビネット4の周縁部よりも前側に位置する。これにより、バックキャビネット4をフロントキャビネット3に取り付けた場合、テレビ受信装置1の後側面は平坦となり、美観を保つことができるように構成されている。
係止爪部41cの先端は、下側に略180度折り曲げられて形成された係止爪折り曲げ部41dを有する。そのため、係止爪部41cの後側端部の肉厚と係止爪折り曲げ部41dの肉厚とを合わせた肉厚は、バックキャビネット4の他の部分の肉厚より厚い。
係止爪折り曲げ部41dは、人が係止爪部41cの後側先端に触れた場合、誤って怪我をしないように、丸味を帯びさせる目的から設けられている。
なお、組み立て作業時の安全性が担保される場合、係止爪折り曲げ部41dはなくてもよい。例えば、係止爪部41cの先端が丸みを帯びた形状に成形された場合、係止爪折り曲げ部41dはなくてもよい。
図11は、バックキャビネット4の後側上部を後側左斜め上から示した部分斜視図である。
上述の延出部41、上部延出部41b、係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dは、バックキャビネット4の長辺方向に延びている。そのため、延出部41、上部延出部41b、係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dを含むバックキャビネット4の上部は、切欠き41aを有するレール状をなす。
図12は、結合した状態のフロントキャビネット3及びバックキャビネット4の一例の断面図である。図12は、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4を夫々表示面21の法線及び上下方向に対して略平行な面で切断した断面上部の一部を示している。
バックキャビネット4の延出部41、上部延出部41b、係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dは、フロントキャビネット3の屈曲した周面溝324内に入り込んでいる。すなわち、バックキャビネット4上部に設けられたフック構造とフロントキャビネット3上部に設けられたフック構造とが互い違いに噛合し合うように、あるいは係合するように、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4は結合している。そして、バックキャビネット4の係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dは、フロントキャビネット3の吊り下げ爪部32bに係止されている。そのため、バックキャビネット4はフロントキャビネット3に吊り下げられた状態にある。図12では、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4は、更にタッピンねじ5の締結により、結合されている。
フロントキャビネット3又はバックキャビネット4は、金属製又は樹脂製である。フロントキャビネット3又はバックキャビネット4は、金属からなる場合、例えばアルミニウム製、鉄製、銅製等である。フロントキャビネット3を構成する部材(例えば、周面部32、上部後面部32a及び吊り下げ爪部32b)は、例えば押出成形により形成される。バックキャビネット4は、金属からなる場合、例えばプレス加工により形成される。フロントキャビネット3又はバックキャビネット4は、鉄、銅等からなる場合、耐食性、美観等の観点から例えば電気亜鉛めっきが施されていてもよい。
次に、テレビ受信装置1の組み立て方法の一部について説明する。
図13は、フロントキャビネット3にバックキャビネット4を取り付ける工程の一例を示す説明図である。図13Aは、取り付け工程の前段階を示す説明図である。図13B及び図13Cは、取り付け工程の中間段階を示す説明図である。図13Dは、取り付け工程の後半段階を示す説明図である。なお、先に示した図12は、取り付け工程の完了段階を示している。
表示部2が取り付けられたフロントキャビネット3を起立状態にする。バックキャビネット4の下側が手前、上側(上部延出部41bが設けられた側)が先になるように、バックキャビネット4を両手で把持する。また、表示部2を覆うバックキャビネット4の表側平坦部が上向きかつ略水平になるようにバックキャビネット4を両手で把持する。フロントキャビネット3の後側からバックキャビネット4の中央をフロントキャビネット3の上部中央に近づける。すなわち、フロントキャビネット3に対するバックキャビネット4の上下位置及び左右位置について、大まかな位置合わせをする。
バックキャビネット4の平坦部が略水平である状態を維持し、フロントキャビネット3における上部後面部32a下側の周面溝324に、バックキャビネット4の係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dをゆっくりと挿入する(図13A)。
係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dを吊り下げ爪部32bの先端よりも奥側(前側)の周面溝324内部に挿入した場合、延出部41及び係止爪部41cの間に吊り下げ爪部32bが収まるように、少しバックキャビネット4を持ち上げる。その後、係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dが吊り下げ爪部32bに係止されるように、バックキャビネット4を回転させる(図13B、図13C及び図13D)。その際の回転軸は、バックキャビネット4の長辺に略平行であり、延出部41及び係止爪部41cの間の領域を貫く軸を回転軸とする。また、その際の回転方向は両手で把持したバックキャビネット4の手前側端がフロントキャビネット3の下部に近づく方向である。あるいは、その際の回転方向は、図13において時計回りの方向である。
取り付け工程の後半段階においては(図13D)、係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dの先端が上部後面部32aの前側面(裏側面)に当接するように、バックキャビネット4を回転するとよい。係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dが吊り下げ爪部32bに係止された場合、バックキャビネット4はフロントキャビネット3に吊り下げられた状態になり、フロントキャビネット3に対するバックキャビネット4の仮固定は完了する(図12)。このとき、フロントキャビネット3に対するバックキャビネット4の上下方向及び左右方向に関する位置決めは完了している。
バックキャビネット4の下方及び側方に設けた延出部41を、これらと対向するフロントキャビネット2の周面溝324に挿入する。バックキャビネット4周縁部のねじ挿通穴42からタッピンねじ5を挿入し、挿入したタッピンねじ5をフロントキャビネット3のスリット溝323に螺合させ、バックキャビネット4をフロントキャビネット3に固定する。
テレビ受信装置1によれば、バックキャビネット4をフロントキャビネット3又は表示部2に取り付ける際、バックキャビネット4をフロントキャビネット3に仮固定することができる。
バックキャビネット4をフロントキャビネット3に仮固定することで、フロントキャビネット3に対するバックキャビネット4の上下方向に関する位置決めは完了する。また左右の側方方向に関する位置決めも完了する。
従来、バックキャビネット4をフロントキャビネット3又は表示部2に取り付ける際、作業者は手でバックキャビネット4をフロントキャビネット3又は表示部2に押さえた状態で、ねじ止め等の締結作業をしなければならなかった。しかし、テレビ受信装置1のバックキャビネット4は、吊り下げ爪部32b並びに係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dにより、フロントキャビネット3に対して仮固定される。そのため、作業者はバックキャビネット4を手で押さえることなく、また位置決め作業をすることなく、ねじ止め等の締結作業に移行することができる。そのため、フロントキャビネット3に対するバックキャビネット4の吊り下げ構造は、テレビ受信装置1の組み立て作業効率を向上させることができる。
テレビ受信装置1によれば、テレビ受信装置1の組み立て作業は、表示面21が鉛直方向と略平行な起立状態で行われる。そのため、テレビ受信装置1が載置される床面積は、フロントキャビネット3を水平面に載置して組み立てる場合の床面積よりも、狭くて済む。そのため、テレビ受信装置1は、組み立て作業場のスペースを少なくすることができる。
バックキャビネット4上部の延出部41、上部延出部41b、係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dには、切欠き41aが設けられているが、切欠き41aと対向するフロントキャビネット3の吊り下げ爪部32b部分にも切欠きが設けられてよい。これにより、フロントキャビネット3及びバックキャビネット4に関して、切欠き部分の材料を節約することができる。
図12において、フロントキャビネット3の上部後面部32aとバックキャビネット4の延出部41との間には隙間が形成されている。この隙間は、充填部材で充填されてもよい。
バックキャビネット4をフロントキャビネット3に取り付ける際、バックキャビネット4の延出部41、上部延出部41b、係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dは、周面溝324の内部で回転する。そのため、延出部41と係止爪部41c及び係止爪折り曲げ部41dとの間は、余裕を持った隔たりになっている。その結果、フロントキャビネット3に対するバックキャビネット4の取り付け後、フロントキャビネット3の上部後面部32aとバックキャビネット4の延出部41との間には隙間が形成される。この隙間(立体的には溝)が美観に差し支える場合、隙間を充填部材で充填することにより、テレビ受信装置1の後側面は平坦になり、美観を損なわない。
実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1、2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明、作用及び効果を省略する。
1 テレビ受信装置
2 表示部
21 表示面
3 フロントキャビネット
31 前面部
32 周面部
32b 吊り下げ爪部
322 突出板部
323 スリット溝
324 周面溝(隙間)
4 バックキャビネット
41 延出部
41c 係止爪部
41d 係止爪折り曲げ部
42 ねじ挿通穴
5 タッピンねじ
T 受信部

Claims (8)

  1. 前側に表示面を有する表示部と、
    該表示部の周縁部を取り囲むフロントキャビネットと、
    前記表示部の後側を覆うバックキャビネットと
    を備え、
    前記フロントキャビネットは、
    前記表示面の周縁部を覆う前面部と、
    該前面部の外周縁に沿って後側に周設され、前記表示部の外周面を取り囲む周面部と
    を有する表示装置において、
    前記フロントキャビネットは、前記周面部から隔離した内側に位置し、かつ該周面部の一又は全部に沿って該フロントキャビネットから後側に突出する突出板部を有し、
    前記バックキャビネットは、
    前記周面部及び突出板部の間又は該突出板部の先端面に対向するねじ挿通穴と、
    前記周面部及び突出板部の間に対向し、前側に延出する延出部と
    を有し、
    前記フロントキャビネット及びバックキャビネットは、前記ねじ挿通穴を後側から挿通し、前記周面部及び突出板部に又は該突出板部の先端面にねじ立てして螺合するタッピンねじの締結、並びに前記周面部及び突出板部の間の隙間への前記延出部の嵌合により結合されている
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記突出板部は先端面に前記周面部の先端と略平行な溝を有し、
    前記フロントキャビネット及びバックキャビネットは前記突出板部の溝に螺合するタッピンねじの締結により結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記フロントキャビネットは前記周面部の内面から内側に張り出したリブを有し、
    前記突出板部は前記リブの後側面に突設されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記突出板部は前記前面部の後側面から前記周面部及び表示部の間に張り出すように突設されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記延出部は前記バックキャビネットの外縁部から前側に延出している
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記延出部は前記バックキャビネットの外縁部の一又は全部に沿って周設されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記フロントキャビネットは押出成形によって形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の表示装置と、
    テレビ放送を受信する受信部と
    を備え、
    前記表示装置は前記受信部が受信したテレビ放送の映像を表示するようにしてある
    ことを特徴とするテレビ受信装置。
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