JP5037676B2 - ユーザインタフェース検証システム、検証制御装置、および検証方法 - Google Patents

ユーザインタフェース検証システム、検証制御装置、および検証方法 Download PDF

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Description

本発明は、ハードウェアのユーザインタフェースを検証する技術に関する。
現在、コンピュータ、携帯電話、複写機等、様々な電子機器にユーザインタフェース(以降、単にUIとも表記する)が搭載されている。このUIは、操作ボタン、トラックボール等の入力ユニット、LED(Light Emitting Device)、LCD(Liquid Crystal Display)、スピーカ等の出力ユニット、及び入力機能と出力機能とを有する入出力ユニット等により実現される。
このようなUIは、製品のユーザビリティを決め、ユーザ評価を左右する重要な要素である。よって、UIデザインは、製品開発上大変重要であり、それの評価手法が見直されている。それと共に、高いUIデザイン能力を持った開発者を確保することが各社にとって重要事項となっている。
このようなUIデザインを評価する手法としては、プロトタイピング手法がある。この手法では、そのUIが組み込まれた試作品を製作し、この試作品を用いてユーザビリティが評価される。
UIのうちGUI(Graphical User Interface)については、各種操作ボタン等も含めてソフトウェアで実現されているため、その変更は比較的容易である。これにより、UIデザインの評価結果が悪い場合には、比較的容易に、UIを変更した試作品を再製作し更なる評価を行うことができる。
しかしながら、携帯電話や各種電子機器の遠隔操作器(リモコン)等のようなハードウェアで実現されたUIは、例え試作品であってもそのUIを変更した試作品を再製作することは容易ではない。
このようなハードウェアのUIの評価を行う手法が例えば下記特許文献1に開示される。また、ハードウェアのUIとしてのコントロールパネル構成要素を再構成可能にする手法が下記特許文献2、3及び4に開示される。
特開2005−275439号公報 特開平5−216631号公報 特開平2−307306号公報 特開平5−38010号公報
しかしながら、上述の従来技術では、1つの電子機器を対象としてUIを評価することはできても、各種電子機器を対象として各電子機器に応じて設計されたUIをそれぞれ検証することはできない。また、コントロールパネルに配置されるべき構成要素(UI)を再構成可能にすることはできても、他の電子機器のための構成要素を再構成可能にすることはできない。更に言えば、ユーザのUIデザイン能力を向上させるための技術とはなっていない。
本発明の課題は、このような従来の問題点に鑑みて、各種電子機器に応じたUIデザインをそれぞれ検証することができ、ユーザのUIデザイン能力を向上させる技術を提供することである。
本発明の各態様では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。即ち、本発明の第1の態様は、UIの各構成要素であり個々に固有のアドレスが設定された複数のUIユニットが装着されるUI装置と、前記UI装置に装着されたUIユニットの操作に応じてシーン画面を制御する検証制御装置と、を有するUI検証システムに関する。この第1の態様に係るUI検証システムでは、上記UI装置が、各UIユニットを着脱可能に支持し、装着されたUIユニットと通信を行うための通信線を有する複数のコネクタと、複数のコネクタの各通信線がそれぞれ接続されるバスと、このバスを介した上記複数のUIユニットとの通信、及び上記検証制御装置との通信をそれぞれ制御する通信制御手段と、を備え、上記検証制御装置が、各UIユニットのアドレスを各UIユニットの種別に対応する種別情報と対応付けてそれぞれ格納するユニットテーブルと、上記シーン画面の表示状態を変更させる契機となる前記種別情報をそのシーン画面の情報と関連付けて格納するシーン設定テーブルと、上記複数のUIユニットのうち操作されたUIユニットのアドレスを含む操作情報を前記UI装置から受信する受信手段と、この受信手段で上記操作情報が受信された際に、この操作情報に含まれるアドレスに対応する種別情報を前記ユニットテーブルから取得する取得手段と、この取得手段により取得された種別情報が現在表示されているシーン画面の表示状態を変更させる契機情報として前記シーン設定テーブルに設定されている場合に、上記シーン設定テーブルの設定内容に応じてシーン画面を制御する画面制御手段と、を備える。
ここで、UIユニットとは、例えば、各種操作ボタン等の入力ユニットであり、LCD等の出力ユニットであり、入出力ユニットである。
この第1の態様では、UI装置が有する各コネクタに、UIの各構成要素であり個々に固有のアドレスが設定された複数のUIユニットが装着されることで、検証対象のUIが実現される。検証制御装置では、検証対象のUIを構成する複数のUIユニットのアドレスが各UIユニットの種別に対応する種別情報と対応付けられてユニットテーブルに格納され、UIユニットの操作契機に応じて表示状態が変更されるシーン画面に関しそのUIユニットに対応する種別情報がそのシーン画面の契機情報としてシーン設定テーブルに格納される。
このような構成において、UIユニットが操作されるすなわち対象UIの操作検証が実施されると、操作されたUIユニットのアドレスを含む操作情報がUI装置から検証制御装置へ逐次送られる。検証制御装置では、操作情報が受信されると、この操作情報に含まれるアドレスが種別情報に変換され、この種別情報の取得を契機にシーン設定テーブルの設定内容に応じてシーン画面が制御される。
これにより、この第1の態様によれば、ユーザは、UI装置上で実現したUIを検証制御装置の設定情報に沿ってシーン画面を参照しながら操作検証することができる。
更に、第1の態様では、各UIユニットが固有のアドレスを有しており、このUIユニットを装着するための各コネクタの通信線はそれぞれバス接続されており、かつ操作情報の送信元をそのアドレスにより特定することができるため、UIユニットの装着位置(コネクタ位置)を変えたとしても上記ユニット情報及びシーン設定テーブルの設定は何ら変更する必要はない。
従って、第1の態様によれば、UIユニットの配置を変更する等、UIの構成を容易に変更することができる。
更に、第1の態様では、シーン設定テーブルには、UIユニットのアドレスに対応する種別情報がシーン画面と関連付けられて格納されているため、UIユニットのアドレスを変更せざるを得ない場合や新たなUIユニットを追加する場合であっても、ユニットテーブルの設定さえ変えればシーン画面は設定どおり制御される。
従って、第1の態様によれば、UI構成の大幅な変更であってもそれに伴い必要な設定行為を少なくすることができる。このように、第1の態様におけるUI検証システムによれば、UI構成の変更を自由かつ容易に行うことができるため、このシステムを各種電子機器のUI検証に利用することができる。更に、UI構成を変更しながら操作検証を繰り返すことが容易であるため、例えばユーザのデザイン能力を向上させる教育教材として利用することもできる。
また、本発明の第1の態様において好ましくは、上記UI装置の通信制御手段が、複数のコネクタのうちUIユニットが装着されたコネクタを検知することにより各UIユニットが装着されたコネクタの情報をそれぞれ収集する収集手段を含むように構成し、上記検証制御装置が、上記UI装置から送られるコネクタ情報に基づいて、複数のUIユニットの位置情報を取得する位置情報取得手段と、この受信手段により受信された操作情報に基づいて複数のUIユニットの操作履歴を記録する履歴記録手段と、この履歴記憶手段により記録された操作履歴及び上記位置情報取得手段により取得された各UIユニットの位置情報に基づいて、複数のUIユニットの各操作間の移動量をそれぞれ算出する算出手段と、上記履歴記録手段により記録された操作履歴及び上記算出手段により算出された操作間の移動量を含む評価データを生成するデータ生成手段と、を更に備えるように構成する。
このような構成によれば、操作検証の実行と共に、その操作検証時の操作履歴及び各操作間の移動量を含む評価データが生成されるため、そのUIの操作性評価も併せて行うことが可能となる。この評価データをユーザに提供可能にすれば、ユーザのUIデザイン能力の向上につなげることができる。
更に、この構成によれば、UI構成を変更したとしても、その変更後のUIユニットのコネクタ情報も自動で収集することができ、かつそのコネクタ情報を変更後の操作性評価に利用することができる。
なお、本発明の別態様として、上記UI検証システムを構成するUI装置、検証制御装置、UIユニットの単体装置であってもよいし、上記何れかの機能を各コンピュータに実現させる方法又はプログラムであってもよいし、そのようなプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録した記憶媒体であってもよい。
本発明の態様によれば、各種電子機器に応じたUIデザインをそれぞれ検証することができ、ユーザのUIデザイン能力を向上させる技術を提供することができる。
図1は第一実施形態におけるUI検証システムのシステム構成例を示す図である。 図2は第一実施形態におけるUIユニット及びUIパネルのハードウェア概略構成を示すブロック図である。 図3はUIパネルから検証制御装置へ送られるデータ信号のフォーマット例を示す図である。 図4は検証制御装置からUIパネルへ送られるデータ信号のフォーマット例を示す図である。 図5は第一実施形態における検証制御装置の機能構成の概略を示す図である。 図6は第一実施形態におけるプロジェクト設定ファイルの構成例を示す図である。 図7は操作検証アプリケーションの画面構成の例を示す図である。 図8はスタート画面の例を示す図である。 図9は第一実施形態におけるプロジェクト設定画面を示す図である。 図10はシーン設定画面の例を示す図である。 図11はリンク手続画面の例を示す図である。 図12はシーンリンクプレビュー画面の例を示す図である。 図13は操作検証画面の例を示す図である。 図14は第二実施形態におけるUIパネルの概略装置構成を示す図である。 図15は位置情報データのフォーマット例を示す図である。 図16は第二実施形態における検証制御装置の機能構成の概略を示す図である。 図17は第二実施形態におけるプロジェクト設定ファイルの構成例を示す図である。 図18は第二実施形態におけるプロジェクト設定画面の構成例を示す図である。 図19は操作性評価画面(移動量)の構成例を示す図である。 図20は操作性評価画面(時間)の構成例を示す図である。 図21は操作性評価画面(速度)の構成例を示す図である。 図22は第二実施形態の変形例におけるプロジェクト設定ファイルの構成例を示す図である。
符号の説明
1 インタフェース
10 UIパネル、11 コネクタ、12 バス、14 外部インタフェース、15 CPU、16 ROM、17 RAM
20 検証制御装置、22 CPU、23 外部インタフェースコントローラ、24 RAM、25 HDD、29 ディスプレイ(表示装置)
30 UIユニット、31 アドレス設定スイッチ、32 CPU、33 コネクタ
50 操作検証アプリケーション、51 プロジェクト設定機能部、52 操作検証機能部、53 プロジェクト設定ファイル、54 シーン画像ファイル
62 プロジェクト設定画面、63 シーン設定画面、67 操作検証画面
141 送信選択回路、142 受信選択回路、145 送信線、146 送信選択情報線、147 受信線、148 受信選択情報線
161 位置情報収集機能部、162 操作性評価機能部、163 評価結果ファイル
190 操作性評価画面
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るUI検証システムについて説明する。以下に示す各実施形態の構成はそれぞれ例示であり、本発明は以下に示す各実施形態の構成に限定されない。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態としてのUI検証システムについて図面を参照して説明する。
〔システム構成〕
まず、第一実施形態におけるUI検証システムのシステム構成について図1を用いて説明する。図1は、第一実施形態におけるUI検証システムのシステム構成例を示す図である。
第一実施形態におけるUI検証システムは、図1に示すように、検証制御装置20、UIパネル10(UI装置に相当)、UIユニット30等から構成される。
UIユニット30は、ハードウェアで実現されるUIの各構成要素である。UIユニット30には、LED、LCD、スピーカ等の出力ユニット、操作ボタン、トラックボール等の入力ユニット、及び入力機能と出力機能とを有する入出力ユニットが含まれる。図1の例では、UIユニット30(#1)は出力ユニットのLCDであり、その他、UIユニット30(#2)から(#9)はそれぞれ入力ユニットの各種操作ボタンである。
各UIユニット30はそれぞれ、UIパネル10に設けられた複数のコネクタ11に着脱可能に装着される。ユーザは、検証対象のUIに応じて、入力ユニット、出力ユニット及び入出力ユニットの所定の種類のUIユニット30を必要な数分用意する。ユーザは、各UIユニット30を所定の位置のコネクタ11にそれぞれ装着することにより、UIパネル10上に検証対象のUIを実現する。
このように検証対象のUIが実現されるUIパネル10は、インタフェース1により検証制御装置20と接続される。インタフェース1は、例えばUSB(Universal Serial Bus)、RS−232C(Recommended Standard 232 version C)等のシリアルインタフェースとして実現される。なお、本発明は、このインタフェース1の実現手法を限定するものではないため、このインタフェース1は、赤外線、電磁波等を用いた無線通信で実現されるようにしてもよい。
UIパネル10は、このインタフェース1を介して、コネクタ11に装着された各UIユニット30の操作状態をそれぞれ検証制御装置20へ送る。また、UIパネル10は、このインタフェース1を介して、検証制御装置20から送られるデータ信号を受信する。
検証制御装置20は、インタフェース1を介してUIパネル10と通信を行うことにより、UIパネル10上で実現されたUIの操作状態に応じて、ディスプレイ29又はUIパネル10上のコネクタ11に装着されたLCDのUIユニット30(#1)に表示されるシーン画面を制御する。ユーザは、この検証制御装置20により制御されるシーン画面を見ながらUIパネル上で実現されたUIを検証する。ここで用いるUIの検証とは、そのUIをユーザが実際に操作することに加え、そのUIのユーザビリティや誤操作防止度合等をユーザが感覚的に確認することも含む。
〔装置構成〕
以下、第一実施形態におけるUI検証システムを構成する上述の各装置の構成について図1及び2を用いてそれぞれ説明する。図2は、第一実施形態におけるUIユニット30及びUIパネル20のハードウェア概略構成を示すブロック図である。
<UIユニット>
UIユニット30は、ハードウェアUIの各構成要素となるようなUI用のハードウェア構成と共に、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)32、アドレス設定スイッチ31、コネクタ33等を有する。UI用のハードウェアとは、例えば、押しボタンスイッチ、複数押しボタンスイッチ、表示ランプ、LED、LCD表示パネルなどである。
アドレス設定スイッチ31は、各UIユニット30を識別するために固有のアドレスを設定する。アドレス設定スイッチ31は、例えば、ディップスイッチで実現される。
コネクタ33は、UIパネル10のコネクタ11と結合することで、UIパネル20上に装着される。コネクタ33は、通信端子及び電源端子を有し、これらがUIパネル10のコネクタ11の通信端子及び電源端子と接するようにコネクタ11と組み合わされる。これにより、コネクタ33は、その電源端子を介してUIパネル10から供給される電力をUIユニット30へ供給する。更に、コネクタ33は、その通信端子を介してUIパネル10とUIユニット30との間の通信を実現させる。
CPU32は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)(共に図示せず)に格納される制御プログラム等を読み出し実行することにより、上記アドレス設定スイッチ31及びコネクタ33等を用いながらそのUIユニット30の種類に応じた以下に示すような機能を実現する。以下、このCPU32により実現される各機能をUIユニット30の機能として説明する。
UIユニット30は、そのUIユニット30の種類に応じたハードウェアUIとしての機能を実現する。このハードウェアUIとしての機能とは、そのUIユニット30の種類に応じた機能である。このとき、CPU32は、上記アドレス設定スイッチ31に設定されるアドレス情報を読み出し、それを自身のデバイス番号として認識する。
UIユニット30は、通信機能も更に有し、自身のUIユニット30が入力ユニット又は入出力ユニットである場合には、自身のUIユニット30の操作状態を検知し、この操作状態を上記自身のデバイス番号と共にUIパネル10へ送信する。
UIユニット30は、自身が出力ユニット又は入出力ユニットである場合には、UIパネル10から送られるデータ信号を受信する。このとき、UIユニット30は、UIパネル10から送られるデータ信号に含まれるデバイス番号が自身のデバイス番号と一致するデータ信号のみを取得する。UIユニット30は、受信されたデータ信号に応じてUI用のハードウェアを制御する。例えば、UIユニット30は、自身のUIユニット30がLCD等の表示ユニットである場合には、UIパネルからのデータ信号に応じてROM(図示せず)等に格納される所定のシーン画面を読み出し、そのデータ信号に含まれるデータとそのシーン画面とを合成した画像を表示部に表示させる。
<UIパネル>
UIパネル10は、図2に示されるように、上述のUIユニット30が装着される複数のコネクタ11、外部インタフェース14、CPU15、ROM16、RAM17等を有する。
コネクタ11は、上述したように、UIユニット30のコネクタ33と結合することで、UIユニット30を支持する。コネクタ11は、電源端子を介してUIパネル10から供給される電力をUIユニット30へ供給する。
コネクタ11は、通信端子を介してUIユニット30との間の通信を実現させる。複数のコネクタ11の各通信端子に接続される各通信線はそれぞれバス12に接続される。言い換えれば、各UIユニット30はこのバス12によりそれぞれバス接続される。
CPU15は、バス12と接続され、このバス12を介して、各UIユニット30から送られるデータ信号を受信し、所定のUIユニット30へ送るべきデータ信号を送出する。CPU15は、外部インタフェース14とも接続され、この外部インタフェース14を介して、検証制御装置20から送られるデータ信号を受信し、検証制御装置20へ送るべきデータ信号を送出する。
CPU15は、このようにコネクタ11及び外部インタフェース14等を用いながら、ROM16、RAM17に格納される制御プログラム等を読み出し実行することにより以下に示すような機能を実現する。以下、このCPU15により実現される各機能をUIパネル10の機能として説明する。
UIパネル10は、各UIユニット30の操作に応じて各UIユニット30から送られるデータ信号をバス12を介してそれぞれ受信し、このデータ信号を外部インタフェース14を介して検証制御装置20へそれぞれ送信する。
図3は、UIパネル10から検証制御装置20へ送られるデータ信号のフォーマット例を示す図である。図3の例におけるデータ信号には、コマンドフィールド、メッセージ長フィールド、デバイス番号フィールド、ビット位置フィールド、動作フィールドが含まれる。コマンドフィールドには、この信号(電文)がUIユニット30の入力操作の通知であることを示す入力コマンドが設定される。メッセージ長フィールドには、このデータ信号のうちデバイス番号フィールドから動作フィールドまでの長さ(バイト数)が設定される。デバイス番号フィールドには、そのデータ信号の送信元となるUIユニット30のデバイス番号が設定される。ビット位置フィールドには、UIユニット30の操作により入力変化の発生したビット位置を示すデータが設定される。動作フィールドには、UIユニット30の入力動作の種類を示すデータ(例えば、1=ON、2=OFF、3=長押しON等)が設定される。以降、この図3に示される、UIパネル10から検証制御装置20へ送信されるデータ信号を操作データとも表記する。
逆に、UIパネル10は、検証制御装置20から送られるデータ信号を外部インタフェース14を介して受信し、このデータ信号をバス12へ送出する。この場合のデータ信号は、出力ユニットのUIユニット30へ送られるべき信号である。
図4は、検証制御装置20からUIパネル10へ送られるデータ信号のフォーマット例を示す図である。図4の例におけるデータ信号には、表示デバイス番号フィールド、メッセージ長フィールド、コマンドフィールド、パラメータフィールド(#1から#N)が含まれる。表示デバイス番号フィールドには、そのデータ信号の送り先となるUIユニット30、すなわち出力を行うUIユニット30のデバイス番号が設定される。メッセージ長フィールドには、このデータ信号のうちコマンドフィールドから最終パラメータフィールドまでの長さ(バイト数)が設定される。コマンドフィールドには、UIユニット30における出力動作を指定する出力コマンドが設定される。この出力コマンドは、例えば、点灯、消灯、画面クリア、テキスト表示、画面表示等を示すデータである。パラメータフィールドは、上記コマンドフィールドに設定されたコマンドの種類に応じて決められたパラメータ数を満たすように設けられ、そのコマンドの種類に応じて決められたデータが設定される。このデータとしては、例えば、座標位置、色、表示テキスト、表示画像を示す識別番号等がある。以降、この図4に示される、検証制御装置20からUIパネル10へ送信されるデータ信号を表示データとも表記する。
なお、UIパネル10は、この図3及び4に示されるデータ信号(操作データ及び表示データ)のフォーマットをそのままUIユニット30及び検証制御装置20間で中継するようにしてもよいし、UIユニット30へ送るデータ信号のフォーマットは異なるフォーマットを用いるようにしてもよい。
<検証制御装置>
第一実施形態における検証制御装置20は、ハードウェア構成として、図1に示すように、CPU22、外部インタフェースコントローラ23、RAM24、ハードディスクドライブ(以降、HDDと表記する)25、操作入力コントローラ27、ビデオコントローラ28等を有する本体21と、キーボード、マウス等の操作装置(図示せず)と、ディスプレイ29等の表示装置等を有する。本体21では、上記各機器がそれぞれバス26で接続される。本検証制御装置20は、このようなハードウェア構成を有するパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータで実現されてもよいし、専用コンピュータで実現されてもよい。本発明は、この検証制御装置20のハードウェア構成を限定するものではない。
外部インタフェースコントローラ23は、インタフェース1に接続され、このインタフェース1上の通信を制御する。具体的には、UIパネル10から送られる操作データを受信し、表示データをUIパネル10へ送信する。ビデオコントローラ28は、ディスプレイ29等の表示装置と接続され、ディスプレイ29の表示制御を行う。操作入力コントローラ27は、マウス等の操作装置(図示せず)と接続され、これら操作装置からの入力を制御する。
CPU22は、HDD25やROM等に格納されるプログラムを読み出し実行することにより図5に示すようなソフトウェア機能群を実現する。図5は、第一実施形態における検証制御装置20の機能構成の概略を示すブロック図である。
図5に示されるソフトウェア機能群のうちOS59は、上述した外部インタフェースコントローラ23、ビデオコントローラ28、操作入力コントローラ27、HDD25等のハードウェアを制御する一般的なOS機能を有する。このOS59上で操作検証アプリケーション50が実行される。なお、この操作検証アプリケーション50は、CD−ROM等の記録メディアに記録され、汎用コンピュータにインストールされるようにしてもよいし、他のサーバコンピュータから当該コンピュータにダウンロードされ実行されるようにしてもよい。
操作検証アプリケーション50は、プロジェクト設定機能部51、操作検証機能部52、プロジェクト設定ファイル53、シーン画像ファイル54等を有し、UIパネル10に装着されたUIユニット30の操作状態に応じて所定のシーン画面を制御することにより、ユーザにそのUIパネル10上に実現されたUIの操作を検証させる。なお、操作検証アプリケーション50を構成する各構成要素は、ソフトウェアの構成要素として実現される([その他]の項参照)。
操作検証アプリケーション50は、操作検証のための各種設定をプロジェクトという単位で管理する。これにより、ユーザは、各UIについてそれぞれプロジェクトを作成し、各プロジェクトに各UIを検証するための情報をそれぞれ設定する。以降、ユーザは、検証対象のUIに応じて所定のプロジェクトを選択して操作検証することができる。
プロジェクト設定機能部51は、プロジェクトに関する設定情報を管理し、ユーザにより入力された所定のプロジェクトに関する設定データをこのプロジェクト設定ファイル53に格納する。プロジェクト設定機能部51は、ユーザにプロジェクト設定を行わせるためのプロジェクト設定画面を生成する。このプロジェクト設定画面の詳細については、後述する。
プロジェクト設定ファイル53は、プロジェクトに関する設定情報をプロジェクト単位で格納する。図6は、第一実施形態におけるプロジェクト設定ファイルの構成例を示す図である。図6に示すように、プロジェクト設定ファイル53は、プロジェクト名、メモ、プロジェクトID、トップページID、表示形式、登録シーン数、表示ユニット設定、表示行数、UIユニット情報、シーン情報等を格納する。
プロジェクトIDフィールドには、プロジェクトを識別するための識別番号が設定される。トップページIDフィールドには、そのプロジェクトが実行された場合に最初に表示ユニットに表示されるシーンIDが表示される。表示形式フィールドには、操作検証のためのシーン画面をUIユニット30のうちの表示ユニットに表示させるか、又は本検証制御装置20に接続される表示装置(ディスプレイ29等)に表示させるかについての情報が設定される。この表示形式フィールドに表示ユニットに表示させる旨の情報が設定される場合には、表示ユニット設定フィールドにその表示ユニットのデバイス番号が設定される。表示行数フィールドにはその表示形式で選択された表示装置の表示行数が設定される。登録シーン数フィールドにはシーン画面の登録数が設定される。
UIユニット情報フィールドには、操作検証対象のUIで利用される各UIユニット30に関する情報がそれぞれ格納される。なお、図6の例では、UIユニット情報フィールドが22個設けられているが、本発明はこの数を限定するものではない。UIユニット情報フィールドには、各UIユニット30に関するデバイス番号及び論理IDが設定される。デバイス番号とは、上述したようにUIユニット30のアドレス設定スイッチ31で設定されるUIユニット30のアドレスである。論理IDは、この操作検証アプリケーション50で各UIユニット30を識別するための情報であり、論理的な識別番号であってもよいし、そのUIユニットの種類を示す識別文字列であってもよい。
シーン情報フィールドには、UIパネル10に装着されたUIユニット30の操作に応じて制御される各シーン画面に関する情報がそれぞれ格納される。なお、図6の例では、シーン情報フィールドが300個設けられているが、本発明はこの数を限定するものではない。シーン情報フィールドには、各シーン画面に関し、シーンID、シーン名、テキスト表示、シーン背景、シーン背景色、シーン画像ファイル名、テキスト文字色、リンクリスト項目数、スクロールタイプ、リンクリスト情報、コントロール情報等が格納される。
シーンIDフィールドにはシーン画面の識別番号が設定される。テキスト表示フィールドにはそのシーン画面をテキスト表示するか否かについての情報が設定される。シーン背景フィールドには、そのシーン画面の背景を単色とするか画像とするかについての情報が設定される。シーン背景色フィールドには、上記シーン背景フィールドに単色を示す情報が設定された場合に、そのシーン画面の背景色情報が設定される。シーン画像ファイル名フィールドには、上記シーン背景フィールドに画像を示す情報が設定された場合に、そのシーン画面の背景に使う画像ファイル名が設定される。テキスト文字色フィールドには、上記テキスト表示フィールドにテキスト表示する旨の情報が設定された場合に、そのテキストの文字色情報が設定される。
リンクリスト項目数フィールドには、そのシーン画面に表示されるリンクの数が設定される。このリンクとは、ハイパーテキストにおけるハイパーリンクのように、そのシーン画面と遷移すべき他のシーン画面とを結びつける参照情報である。リンクリスト項目数フィールドには、後述するリンクリスト情報フィールドに登録されるリンクの数が設定される。スクロールタイプフィールドには、停止型かリング型かが設定される。停止型とはそのシーン画面に表示されている行の最終行(最下行)にフォーカスが移動した場合に停止するスクロール形式を示し、リング型とはその最終行にフォーカスが移動した後には最上位行に再度移ってフォーカスを移動するスクロール形式を意味する。
リンクリスト情報フィールドには、そのシーン画面に表示される各リンクに関する情報がそれぞれ設定される。図6の例では、リンクリスト情報フィールドが40個設けられているが、本発明はこのリンクリストの数を限定するものではない。リンクリスト情報フィールドには、リンク先シーンID、対応動作キー番号、次シーン表示開始位置、次シーンカーソル位置等が格納される。リンク先シーンIDフィールドには、そのリンクが選択されることによりそのシーン画面から遷移される先のシーン画面のシーンIDが設定される。対応動作キー番号フィールドには、そのシーン画面に表示されるリンクの選択操作を行うことなく、直接そのリンク先のシーン画面に移行するためのイベントとなる対象UIユニット30の論理IDが設定される。次シーン表示開始位置フィールドには、リンク先シーンIDの示すシーン画面に移動された場合にそのシーン画面の表示が開始される位置を示すデータが設定される。次シーンカーソル位置フィールドには、リンク先シーンIDの示すシーン画面に移動された場合にその表示時のフォーカス位置を示す行番号が設定される。
コントロール情報フィールドには、そのシーン画面のフォーカス行を移動するためのイベントとなる対象UIユニット30の論理IDが設定される上移動キー番号及び下移動キー番号、そのフォーカス行を選択するためのイベントとなる対象UIユニット30の論理IDが設定される決定時キー番号がそれぞれ格納される。
シーン画像ファイル54は、上記プロジェクト設定ファイル53のシーン画像ファイル名フィールドに設定されるシーン画像のファイル群が格納される。
操作検証機能部52は、上述のように設定されたプロジェクト情報に基づいて、実際にUIパネル10上に実現されたUIの操作検証をユーザに行わせるために、シーン画面の表示制御を行う。
具体的には、操作検証機能部52は、外部インタフェースコントローラ23を介して受信される操作データ(図3参照)を監視する。この操作データが受信されると、操作検証機能部52は、この操作データのデバイス番号に対応する論理IDをプロジェクト設定ファイル53内の現在選択されているプロジェクト情報から抽出する。
更に、操作検証機能部52は、現在表示されているシーン画面(以降、カレントシーン画面とも表記する)及びその表示状態(フォーカス行等)を認識している。操作検証機能部52は、カレントシーン画面に関する情報(シーン情報フィールドに格納される情報)をそのシーンIDに基づいてプロジェクト設定ファイル53から抽出する。操作検証機能部52は、抽出されたシーン画面情報に上記論理IDの操作をイベントとするデータが含まれているか否かを判断し、含まれている場合には、そのデータに応じてシーン画面の表示を制御する。
例えば、受信された論理IDがコントロール情報フィールドの上移動キー番号フィールドに設定されていた場合には、操作検証機能部52は、フォーカス行が現在位置から1行上に移動するように制御する。受信された論理IDがコントロール情報フィールドの決定時キー番号フィールドに設定されていた場合には、操作検証機能部52は、フォーカス行のリンク先のシーン画面に移行するように制御する。その他、受信された論理IDがリンクリスト情報フィールドの対応動作キー番号フィールドに設定されていた場合には、操作検証機能部52は、同リンクリスト情報フィールドのリンク先シーンIDの示すシーン画面に移行するように制御する。
操作検証機能部52は、上記シーン画面の表示制御にあたり、現在選択されているプロジェクト情報の表示形式がディスプレイ29を示す場合にはビデオコントローラ28を介してディスプレイ29にその変更されたシーン画面が表示されるように制御する。操作検証機能部52は、現在選択されているプロジェクト情報の表示形式がUIユニット30の表示ユニットを示している場合には、表示ユニット設定フィールドに設定されているデバイス番号を設定した表示データ(図4参照)を生成し、この表示データを外部インタフェースコントローラ23を介してUIパネル10へ送信する。これにより、UIパネル10に装着される表示ユニットに表示されるシーン画面が遷移する。
UIユニット30の表示ユニットにシーン画面が表示される場合で、そのシーン画面としてシーン画像ファイルが設定される場合には、この設定されるシーン画像ファイルがそのUIユニット30のフラッシュメモリ等に予め格納されている必要がある。この場合、図4の表示データのコマンドフィールドには、画像表示を示すコマンドデータが設定され、パラメータフィールドには、そのシーン画像ファイル名等が設定される。このように、表示データは、プロジェクト設定ファイル53に格納されるデータに基づいて作成される。
〔動作例〕
以下、第一実施形態におけるUI検証システムの動作について説明する。
第一実施形態におけるUI検証システムでは、操作検証を開始するにあたり、まず、UIパネル10上に対象となるUIが実現される。すなわち、所定の種類のUIユニット30が用意され、各UIユニット30がそれぞれUIパネル10の所望の位置の各コネクタ11に装着される。
次に、ユーザは、ディスプレイ29を参照しながらキーボード、ポインティングデバイス等を用いることで検証制御装置20を操作する。この操作により操作検証アプリケーション50が以下に示すように実行され、上記UIパネル10上のUIが検証される。
操作検証アプリケーション50は実行されると、所定の画面を生成し、各画面を本検証制御装置20に接続される表示装置(ディスプレイ29)に表示させる。図7は、操作検証アプリケーション50の画面構成の例を示す図である。以下、図7の画面構成例に沿って、操作検証アプリケーション50の動作を説明する。
操作検証アプリケーション50が起動されると、まずスタート画面61が表示される。図8はスタート画面の例を示す図である。スタート画面61では、上記UIパネル10上で実現されたUIを検証するための設定が格納されるプロジェクトが選択される。既にプロジェクト設定ファイル53に格納されているプロジェクト(既存プロジェクト)の設定を用いる場合には「開く」ボタン72が選択され、新たにプロジェクトを設定する場合には「プロジェクト新規」ボタン71が選択される。なお、「終了」ボタン73が選択されると、操作検証アプリケーション50は終了する。
スタート画面61により新規プロジェクト又は既存プロジェクトが選択されると、プロジェクト設定画面62が表示される。図9は、第一実施形態におけるプロジェクト設定画面を示す図である。ユーザは、このプロジェクト設定画面62を操作することにより操作検証のための各種設定を行う。プロジェクト設定画面62は、スタート画面61で選択されたプロジェクト(以降、カレントプロジェクトとも表記する)に関しプロジェクト設定ファイル53に格納されるデータを表示し、この画面で設定されたデータをプロジェクト設定ファイル53に格納する。プロジェクト設定画面62内において、設定部80は表示形式フィールドと対応し、設定部81は表示ユニット設定フィールドと対応し、設定部82はメモフィールドと対応し、設定部83は表示行数フィールドと対応し、設定部84はトップページIDと対応し、設定部85はUIユニット情報フィールドと対応する。このうち、設定部85に表示されるユニット種別はUIユニット情報フィールドの論理IDと対応する。
プロジェクト設定画面62によりカレントプロジェクトに関する共通情報が設定されると、次に、シーン画面の設定が行われる。シーン画面の設定は、プロジェクト設定画面62のシーン設定ボタン87が選択されることで表示されるシーン設定画面63により行われる。図10は、シーン設定画面の例を示す図である。シーン設定画面63は、図9に示されるプロジェクト設定画面のプロジェクト設定部89の部分のみが切り替ることで表示される。シーン設定画面63では、カレントプロジェクトにおいて利用される各シーン画面についての設定が行われ、設定されたデータがプロジェクト設定ファイル53に格納される。
シーン設定画面63の設定部90では、カレントプロジェクトで利用されるべきシーン画面が登録され、登録されたシーン画面のうち設定変更を行いたいシーン画面が選択される。具体的には、リスト表示部92にカレントプロジェクトについて登録されているシーン画面のリストが表示される。このリスト表示部92は、プロジェクト設定ファイル53のシーン情報フィールドとリンクされる。ユーザは、新規シーン追加ボタン91、コピーボタン93、削除ボタン94を操作することにより、カレントプロジェクトにシーン画面を追加、削除等する。ユーザは、複数のシーン画面を登録すると、詳細設定すべきシーン画面をリスト表示部92上で選択する。
リスト表示部92で選択されたシーン画面についての設定情報がシーンプロパティ表示部95に表示される。シーンプロパティ表示部95は、プロジェクト設定ファイル53の1つのシーン情報フィールドに対応する。シーンプロパティ表示部95のうち、設定部96はシーン名フィールドとリンクし、設定部97はテキスト表示フィールドとリンクし、設定部98はテキスト文字色フィールドとリンクし、設定部99はシーン背景フィールド、シーン背景色フィールド、シーン画像ファイル名フィールドとリンクし、設定部100はスクロールタイプフィールドとリンクする。
リンク登録設定部101では、その選択されているシーン画面で表示されるリンク情報が登録される。このリンク情報とは、ハイパーテキストにおけるハイパーリンクのように、そのシーン画面と遷移すべき他のシーン画面とを結びつける参照情報である。ユーザは、設定部101内のシーン一覧リストに表示されるシーン画面のいずれかを選択し、ボタン106を選択することで、その選択されたシーン画面をリンクとして登録する。ユーザは、その他のボタン102、103及び104を操作することにより、登録されているリンクの削除、移動を行うことができる。編集ボタン105が選択されると、リンク手続画面64が表示される。このリンク手続画面64については後述する。
設定部110はプロジェクト設定ファイル53のコントロール情報フィールドとリンクし、コンボボックス111がそのフィールド内の上移動キー番号フィールドと、コンボボックス112がそのフィールド内の下移動キー番号フィールドと、コンボボックス113がそのフィールド内の決定時キー番号フィールドとリンクする。これらコンボボックスで設定されるのは、対象のUIユニット30に対応する論理IDである。
このように設定されたシーン画面の状態がプレビューボタン116が選択されることによりイメージプレビュー部115に表示される。ユーザは、この表示を見ながら、シーン画面の設定情報を変更することができる。最終的に、設定ボタン119が選択されると、その画面で設定されたシーン画面の情報がプロジェクト設定ファイル53に格納される。
図11は、リンク手続画面の例を示す図である。リンク手続画面64は、シーン設定画面63のリンク登録設定部101内のリンクリストで選択されたリンクに関する情報を設定する画面であり、プロジェクト設定ファイル53の1つのリンクリスト情報フィールドとリンクする。リンク手続画面64のコンボボックス121は対応動作キー番号フィールドとリンクし、コンボボックス122は次シーン表示開始位置フィールドとリンクし、コンボボックス123は次シーンカーソル位置とリンクする。
図12は、シーンリンクプレビュー画面の例を示す図である。シーンリンクプレビュー画面66は、カレントプロジェクトに関し登録されているシーン画面をリンク状態が示されるようにツリー表示する。このシーンリンクプレビュー画面66は常時表示され、ユーザはこの画面を見ながらシーン画面の設定を行うようにしてもよい。
以上のようにして、上記各画面が操作されることによりプロジェクト設定が行われ、この設定情報はプロジェクト設定ファイル53に格納される。このような設定が完了すると、ユーザは、プロジェクト設定画面62の検証開始ボタン88を選択する。なお、以前に既にこのようなプロジェクト設定が完了している場合には、スタート画面61によりそのプロジェクトが選択されればよい。
検証開始ボタン88が選択されると、図13に示すような操作検証画面67が表示される。図13は操作検証画面の例を示す図である。操作検証画面67は新たな画面として表示されてもよいし、プロジェクト設定画面62の表示が切り替るように表示されてもよい。操作検証画面67が表示されると、検証開始ボタン88は検証停止ボタンに切り替る。
操作検証画面67では、表示部130内において、上述のように設定されたシーン画面がその設定に応じたシナリオで切り替りながら表示される。すなわち、この操作検証画面67は、UIパネル10上に実現されたUIの操作を検証するための表示部としての機能を発揮する。
操作検証画面67では、最初に、上述のプロジェクト設定画面62においてトップシーンとして設定されたシーン画面131が表示される。以降、ユーザは、この操作検証画面67を参照しながらUIパネル10上に実現されたUI(UIユニット30)を操作することで、そのUIの操作検証を行う。図13の例では、トップシーン画面131が表示されており、その先頭行(Mr.東京)にフォーカスが存在している。このトップシーン画面131には、プロジェクト設定ファイル53のリンクリスト情報フィールドに登録されたリンクとしてその移行先の各シーン画面の名称(Mr.東京、Mrs.大阪、Mr.福岡)がそれぞれリスト表示されている。
ここで、このシーン画面についてコントロール情報フィールドの下移動キー番号フィールドに設定されている論理IDに対応するアドレス番号を有するUIユニット30が操作されると、フォーカス行が下に移動する。これにより、Mrs.大阪の行がフォーカスされる。更に、コントロール情報フィールドの決定時キー番号フィールドに設定されている論理IDに対応するアドレス番号を有するUIユニット30が操作されると、そのリンクにより示されるシーン画面(Mrs.大阪)に画面が遷移する。
〈第一実施形態の作用及び効果〉
上述の第一実施形態におけるUI検証システムでは、UIパネル10に設けられた各コネクタ11に、入力及び出力の少なくとも1方のUI機能及び固有のアドレスを持った複数のUIユニット30が装着されることで、UIが操作検証対象として実現される。
UIパネル10では、コネクタ11及びコネクタ33を介して各UIユニット30と接続される各通信線がそれぞれバス12で接続され、外部インタフェース14を介して検証制御装置20と接続される。UIパネル10では、UIを構成する各UIユニット30が操作されると、その操作状況を示す操作データが検証制御装置20へ中継される。
検証制御装置20では、対象UIの操作検証のための各種設定がプロジェクトと呼ばれる単位でプロジェクト設定ファイル53に格納される。このプロジェクト設定ファイル53には、対象UIを構成する各UIユニット30の操作に応じたシーン画面の遷移手続きを示すシナリオ(シーン情報)が格納される。更に、検証制御装置20では、上記シナリオで利用されるシーン画面を形成するシーン画像ファイル54が格納される。
このような構成において、検証制御装置20の操作検証アプリケーション50により操作検証機能が実行されると、対象UIを構成する各UIユニット30が操作されることにより、上述のプロジェクト設定ファイル50内の設定情報に基づくシナリオでシーン画面の表示が制御される。
従って、第一実施形態におけるUI検証システムによれば、ユーザは、UIパネル10上で実現したUIを検証制御装置20に設定したシナリオに沿ってシーン画面を参照しながら操作検証することができる。
検証制御装置20のプロジェクト設定ファイル53には、UIユニット情報として、対象UIを構成する各UIユニット30のアドレスが論理IDと対応付けられて格納され、シーン情報として、1つのシーン画面から他のシーン画面へ移行するためのイベントやそのシーン画面のフォーカス行を移行させるイベント等、各イベントを生じさせるUIユニット30の論理IDが格納される。
これにより、操作されたUIユニット30のアドレスを含む操作情報がUIパネル10から検証制御装置20へ逐次送られ、検証制御装置20では、この操作情報に含まれるアドレスが論理IDに変換され、この論理IDの取得を契機にプロジェクト設定ファイル53の設定内容に応じてシーン画面が制御される。
上述のように、各UIユニット30が固有のアドレスを有しており、このUIユニット30をUIパネル10へ装着するための各コネクタ11の通信線はそれぞれバス接続されており、かつUIユニット30のための入力情報(操作情報)及び出力情報(表示データ)はそれぞれそのアドレスにより特定されるため、UIユニット30をどのコネクタ11へ装着したとしても上記プロジェクト設定ファイル53内の設定は何ら変更する必要はない。
従って、第一実施形態におけるUI検証システムによれば、UIユニット30の配置を変更する等、UIの構成を容易に変更することができる。
更に言えば、シーン情報はUIユニット30のアドレスに対応する論理IDと対応付けられているため、UIユニット30のアドレスを変更せざるを得ない場合や新たなUIユニット30を追加する場合であっても、プロジェクト設定ファイル53のUIユニット情報のアドレスと論理IDとの関連設定さえ変更すればシーン画面は設定どおり制御される。
これにより、第一実施形態におけるUI検証システムによれば、UI構成の変更に自由度を持たせることができる。
このようにUI構成の変更が容易であることから、第一実施形態におけるUI検証システムは、各種電子機器のUI検証に用いることができる。更に、UI構成を変更しながら操作検証を繰り返すことが容易であるため、ユーザのデザイン能力を向上させる教育教材として利用することもできる。
また、検証制御装置20では、シーン画面を表示させる機器として、自装置に接続されるディスプレイ29等の表示装置か、UIパネル10上の表示機能を有するUIユニット30かを指定することができる。
よって、操作検証対象の電子機器がLDC等の表示ユニットを持っている場合には、そのUIユニット30を表示機器として指定すれば、実際の電子機器と同様のハードウェア環境で操作検証を行うことができる。
また、それ自体、表示機能を有していないリモコン機器のUIを検証対象としている場合には、自装置に接続される表示装置をそのリモコン機器により操作される電子機器として選択すればよい。
このような構成によっても、第一実施形態におけるUI検証システムは、各種電子機器のUI検証に利用することができる。
[第二実施形態]
以下、本発明の第二実施形態としてのUI検証システムについて図面を参照して説明する。第二実施形態におけるUI検証システムは、上述の第一実施形態の機能に加えて、検証対象のUIを構成する各UIユニット30の位置情報を収集し、この位置情報に基づいた操作性評価を行う機能を更に有する。
〔システム構成〕
第二実施形態におけるUI検証システムのシステム構成は、第一実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
〔装置構成〕
以下、第二実施形態におけるUI検証システムを構成する各装置に関し、第一実施形態と異なる部分に関してのみ説明する。
<UIパネル>
第二実施形態におけるUIパネル10の装置構成について図14を用いて以下に説明する。図14は、第二実施形態におけるUIパネル10の概略装置構成を示す図である。第二実施形態におけるUIパネル10は、第一実施形態の構成に加えて、送信選択回路141及び受信選択回路142を更に有する。第二実施形態におけるUIパネル10は第一実施形態の構成を全て含むが、図14では、ROM16、RAM17の図示が省略されている。
第二実施形態におけるUIパネル10では、各コネクタ11の通信線を接続するバス12は図14に示すように構成される。すなわち、第二実施形態では、バス12は、所定数のコネクタ11の送信線をそれぞれ接続する複数のブランチ送信バスが送信選択回路141に接続されて形成される送信バスと、所定数のコネクタ11の受信線をそれぞれ接続する複数のブランチ受信バスが受信選択回路142に接続されることで形成される受信バスとから構成される。更に、1つのブランチ送信バスに送信線で接続される各コネクタは、それぞれ異なるブランチ受信バスに受信線で接続されるように構成される。図14では、ブランチ送信バスが「TX−SEL N」と表記され、ブランチ受信バスが「RX−SEL S」と表記される。また、図14には、459個のコネクタ11、27本のブランチ送信バス、17本のブランチ受信バスを有する構成例が示されている。本発明は、このようなコネクタ数、バス数を限定するものではない。
このような構成により、CPU15は、送信線145及び送信選択情報線146で送信選択回路141と接続され、受信線147及び受信選択情報線148で受信選択回路142と接続される。送信線145及び受信線147は、図3に示す操作データ、図4に示す表示データを流す。送信選択情報線146及び受信選択情報線148は、送信選択回路141及び受信選択回路142への各ブランチバス間の接続状態を切り替える指示信号を流す。
送信選択回路141は、各ブランチ送信バス(TX−SEL N)と送信線145とをそれぞれ接続するスイッチ機構を含む。送信選択回路141は、送信選択情報線146を介してCPU15から送られる指示信号に応じて、各ブランチ送信バスと送信線145との接続状態を切り替える。
受信選択回路142も送信選択回路141と同様に、各ブランチ受信バス(RX−SEL N)と受信線147とをそれぞれ接続するスイッチ機構を含む。受信選択回路142は、受信選択情報線148を介してCPU15から送られる指示信号に応じて、各ブランチ受信バスと受信線147との接続状態を切り替える。なお、通常動作時の送信選択回路141及び受信選択回路142では、全てのブランチ送信バスが送信線145に接続され、全てのブランチ受信バスが受信線147に接続される。
CPU15は、UIパネル10の機能として、第一実施形態の機能に加えて、複数のコネクタ11のうちUIユニット30の装着されるコネクタ11に関する情報を収集する機能(以降、コネクタ情報収集機能と表記する)を実現する。CPU15は、図4に示されるデータ信号フォーマットにおいて表示デバイス番号フィールドに0が設定された収集指示信号を外部インタフェース14を介して受信すると、このコネクタ情報収集機能を実行する。CPU15は、UIパネル10に設けられている各コネクタ11の番号、各コネクタ番号の示すコネクタが接続されるブランチ送信バス及びブランチ受信バスに関する情報をROM16等に保持している。
このコネクタ情報収集機能では、CPU15は、まず、複数のコネクタ11のうちのいずれか1つを選択し、CPU15とこの選択されたコネクタ11のみが通信できるように送信選択回路141及び受信選択回路142を制御する。具体的には、CPU15は、上記のように保持される情報に基づいて、その選択されたコネクタ11の通信線が接続されるブランチ送信バス及びブランチ受信バスを決定し、この決定されたブランチ送信バスを示す選択指示信号を送信選択情報線146を介して送信選択回路141へ送信し、その決定されたブランチ受信バスを示す選択指示信号を受信選択情報線148を介して受信選択回路142へ送信する。この各選択指示信号を受けた送信選択回路141及び受信選択回路142は、その信号が示すブランチ送信バスのみが送信線145と接続され、その信号が示すブランチ受信バスのみが受信線147と接続されるようにスイッチ機構を切り替える。
続いて、CPU15は、所定の位置検出信号を送信線145を介して送信選択回路141へ送信する。このとき、例えば、選択されたコネクタが図14に示すコネクタ11(#3)だったとすると、位置検出信号は、送信選択回路141のスイッチ機構に応じてブランチ送信バス(TX−SEL1)のみに送出される。これにより、ブランチ送信バス(TX−SEL1)に送信線で接続されるコネクタ11(#1)から(#17)にその位置検出信号がそれぞれ伝送される。
例えば、コネクタ11(#2)及びコネクタ11(#3)にそれぞれUIユニット30が装着されていた場合には、各UIユニット30がその位置検出信号の応答として確認信号をそれぞれ送信する。これにより、コネクタ11(#2)の受信線が接続されるブランチ受信バス(RX−SEL2)とコネクタ11(#3)の受信線が接続されるブランチ受信バス(RX−SEL3)とにそれぞれ確認信号が伝送される。このとき、受信選択回路142では、ブランチ受信バス(RX−SEL3)のみが受信線147と接続されるように切り替えられているため、ブランチ受信バス(RX−SEL2)で伝送された確認信号はCPU15に届けられず、ブランチ受信バス(RX−SEL3)で伝送された確認信号のみがCPU15に届けられる。このようにして、選択されたコネクタ11(#3)に関する情報のみが受信されるように制御されている。
CPU15は、この確認信号の受信を待ち、正常に受信できればその選択されたコネクタ11にUIユニット30が装着されていると判断する。CPU15は、正常に受信できない場合、そのコネクタ11にはUIユニット30が装着されていないと判断する。
CPU15は、その選択されたコネクタ11にUIユニット30が装着されていると判断すると、その選択されたコネクタ11の番号とその確認信号に含まれるデバイス番号とを含めた図15に示すデータ信号(以降、位置情報データと表記する)を生成する。CPU15は、この生成された位置情報データを外部インタフェース14を介して検証制御装置20へ送信する。CPU15は、上述のようなコネクタ情報収集処理を全てのコネクタ11に対して実行する。
CPU15は、全てのコネクタ11に対し上述のコネクタ情報収集処理を完了すると、送信選択回路141及び受信選択回路142に通常動作に切り替るように送信選択情報線146及び受信選択情報線148を用いて指示する。これにより、送信選択回路141及び受信選択回路142は、全てのブランチ送信バスが送信線145に接続され、全てのブランチ受信バスが受信線147に接続されるように各スイッチ機構を切り替える。
図15は、位置情報データのフォーマット例を示す図である。コマンドフィールドには、検証制御装置20から送られた収集指示信号の応答としての位置情報データであることを示す識別番号が設定される。メッセージ長フィールドには、以降のコネクタ番号フィールドから連結子フィールドまでの長さ(バイト数)が設定される。コネクタ番号フィールドには、UIユニット30が装着されるコネクタ11の番号が設定される。デバイス番号フィールドには、そのコネクタ番号の示すコネクタに装着されているUIユニット30のデバイス番号が設定される。連結子フィールドには、更にこの位置情報データが後続しているかこのデータが最終であるかを示すデータが設定される。
このように、UIパネル10は、検証制御装置20から収集指示信号を受けると、UIユニット30が装着されている全てのコネクタ11に関するコネクタ番号及びそれらに装着されるUIユニット30のデバイス番号を図15に示す位置情報データを用いて検証制御装置20へ通知する。
<UIユニット>
第二実施形態のUIユニット30は、上述の第一実施形態の機能に加えて、UIパネル10のコネクタ情報収集機能により送信される所定の位置検出信号を受信した場合に、応答として自身のデバイス番号を含めた確認信号を送信する機能を有する。その他の機能については第一実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<検証制御装置>
第二実施形態における検証制御装置20のハードウェア構成は、第一実施形態と同様である。第二実施形態では、CPU22により実現されるソフトウェア機能群のうち操作検証アプリケーション50に新たな機能部が追加される。第二実施形態における操作検証アプリケーション50は、図16に示されるように、第一実施形態の構成に加えて、位置情報収集機能部161、操作性評価機能部162、評価結果ファイル163を更に有する。図16は、第二実施形態における検証制御装置20の機能構成の概略を示すブロック図である。以下、第一実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
第二実施形態では、上述のような新たな機能部の追加に応じて、プロジェクト設定ファイル53に新たな情報が付加される。図17は、第二実施形態におけるプロジェクト設定ファイルの構成例を示す図である。第二実施形態のプロジェクト設定ファイル53では、UIユニット情報フィールドに、デバイス番号及び論理IDに加えて、そのUIユニットの装着されるコネクタ番号が格納される。なお、プロジェクト設定ファイル53に格納されるその他の情報については第一実施形態と同様である。
位置情報収集機能部161は、操作検証開始時などの所定のタイミングで、操作検証の対象となるUIを構成する各UIユニット30の位置情報を収集する。UIユニット30の位置情報としては、UIユニット30が装着されるUIパネル10内のコネクタの番号が利用される。具体的には、位置情報収集機能部161は、まず、操作検証開始時などの所定のタイミングで、図4に示されるデータ信号フォーマットにおいて表示デバイス番号フィールドに0が設定された収集指示信号を外部インタフェースコントローラ23を介して送信する。
これにより、UIパネル10では、上述したようなコネクタ情報収集機能が実行される。結果として、位置情報収集機能部161は、上記収集指示信号の応答として、図15に示す位置情報データを受信する。位置情報収集機能部161は、この位置情報データに含まれるデバイス番号とコネクタ番号とをプロジェクト設定ファイル53のデバイス情報フィールドに設定する。
操作性評価機能部162は、操作検証が開始されると、UIの各操作を認識し、この認識された各操作についての評価データをそれぞれ算出する。具体的には、操作性評価機能部162は、操作検証機能部52と同様に、外部インタフェースコントローラ23を介して受信される操作データ(図3参照)を監視することで、UIの各操作を認識する。操作性評価機能部162は、認識された各操作に関し以下のようなデータを取得する。
操作性評価機能部162は、操作間の時間を測定する。操作性評価機能部162は、この測定された時間を後の操作に関する操作時間としてその操作を示す識別情報と対応付けた形態で評価データを生成する。
更に、操作性評価機能部162は、操作間の移動量を算出する。操作性評価機能部162は、操作データが受信されると、この操作データのデバイス番号に対応するコネクタ番号をプロジェクト設定ファイル53から抽出する。操作性評価機能部162は、前操作時のコネクタ番号と今回抽出されたコネクタ番号とを取得し、コネクタ番号間の距離を算出する。このコネクタ間の距離は、UIパネル10上のコネクタ11の配置情報が予め保持されており、この配置情報に基づいて算出される。
例えば、図14に示すように各コネクタ11がマトリクス状に配置されている場合には、各コネクタの位置は座標情報として捉えることができるため、隣接する座標点間の縦横距離に基づいて各コネクタ番号に対応する位置座標間の距離を算出することができる。この場合、この位置座標間の距離がコネクタ番号間の移動量となる。その他、全てのコネクタ番号間の距離が予め格納されるようにしてもよいし、所定の規則に基づいて算出されるようにしてもよい。
操作性評価機能部162は、算出された操作間の移動量を後の操作に関する移動量としてその操作を示す識別情報と対応付けた形態で評価データを生成する。
更に、操作性評価機能部162は、上述のように取得される各操作間の時間と移動量とに基づいて、UI操作検証における操作移動速度を算出する。操作性評価機能部162は、算出された操作移動速度を含む評価データも生成する。
操作性評価機能部162は、上述のように生成された評価データを評価結果ファイル163に逐次格納する。これにより、この評価結果ファイル163には、各操作についての操作時間及び移動量、並びに操作移動速度が設定される。
操作性評価機能部162は、ユーザの操作により、この評価結果ファイル163の内容をグラフ表示する操作性評価画面を生成し、ディスプレイ29に表示させる。
このような操作性評価機能部162の処理は、操作データの受信に応じて操作が検知される度に行われるようにしてもよいし、操作が検知された際にはそのコネクタ番号と操作時間のみが保持され、操作性評価画面を表示する際にコネクタ番号に基づいて移動量が算出され、各操作間の時間及び移動量により操作移動速度が算出されるようにしてもよい。
〔動作例〕
以下、第二実施形態におけるUI検証システムの動作について、第一実施形態と異なる部分を主に説明する。
第一実施形態と同様に、UIパネル10上に検証対象のUIが実現され、検証制御装置20上の操作検証アプリケーション50によりプロジェクトの各種設定が完了すると、プロジェクト設定画面62の検証開始ボタン88が選択されることで操作検証が開始される。
第二実施形態では、操作検証が開始されると、まず、操作検証アプリケーション50が検証対象のUIを構成する各UIユニット30の位置情報を収集する(位置情報収集機能部161)。具体的には、検証制御装置20からUIパネル10へ収集指示信号が送信され、UIパネル10でコネクタ情報収集機能が実行され、UIユニット30が装着されている全てのコネクタ11に関するコネクタ番号及びそれらに装着されるUIユニット30のデバイス番号を含む位置情報データがUIパネル10から検証制御装置20へ送信される。
検証制御装置20では、受信された位置情報データに基づいて、操作検証アプリケーション50が各UIユニットのデバイス番号に対応する各コネクタ番号をプロジェクト設定ファイル53にそれぞれ格納する。以降、第一実施形態と同様に操作検証が行われる。
第二実施形態では、第一実施形態と同様の操作検証が実現されると共に、検証制御装置20が、UIパネル10からの操作データに基づいてUIの各操作を認識し、各操作に関する評価データを逐次生成する。この評価データは、各操作を示す識別情報に各操作間の時間及び移動量、並びに操作移動速度が関連付けられた形で構成される。検証制御装置20は、このように生成された評価データを評価結果ファイル163に逐次格納する。
操作検証アプリケーション50は、プロジェクト設定画面62、操作検証画面67等に設けられた評価ボタン181が選択されることにより、操作性評価画面190を表示する。図18は、第二実施形態におけるプロジェクト設定画面62の構成例を示す図である。図19から21は、操作性評価画面の構成例を示す図である。
操作性評価画面190は、評価結果ファイル163の内容をグラフ表示する画面である。操作性評価画面190には、移動量、時間及び速度の3タイプのグラフが表示される。この表示形式は、操作性評価画面190内の表示形式設定部191で切り替えられる。
移動量の表示形式が選択されると、図19に示されるように、横軸に操作が示され、縦軸に移動量が示されるグラフ192が表示される。このグラフ192の下部には、更に、平均移動量、最大移動量、最小移動量が表示される。
時間の表示形式が選択されると、図20に示されるように、横軸に操作が示され、縦軸に時間が示されるグラフ201が表示される。このグラフ201の下部には、更に、平均操作時間、最大操作時間、最小操作時間が表示される。
速度の表示形式が選択されると、図21に示されるように、横軸に時間が示され、縦軸に移動量が示されるグラフ211が表示される。このグラフ211の下部には、更に、平均操作速度、最大操作速度、最小操作速度が表示される。
〈第二実施形態の作用及び効果〉
第二実施形態におけるUI検証システムでは、UIパネル10において、検証制御装置20からの要求(収集指示信号)により、UIユニット30の装着されるコネクタ11に関する情報が収集され、この収集された情報(コネクタ11のコネクタ番号)が検証制御装置20へ送られる。
検証制御装置20では、このコネクタ番号がそのUIユニットのアドレス及び論理IDと対応付けられてUIユニット情報としてプロジェクト設定ファイル53に格納される。検証制御装置20の操作検証アプリケーション50は、第一実施形態における操作検証を実施すると共に、UIユニット30の操作に応じて送られる操作データを検知することで操作検証時の操作履歴を記録する。このとき、検証制御装置20では、この操作履歴と共に、各操作間の時間が計測され、上記UIユニットが装着されるUIパネル10上のコネクタ番号に応じて各操作間の移動量が算出され、これら情報に基づいて各操作の速度が算出される。検証制御装置20では、操作検証の結果として、各操作に関する時間、移動量及び操作速度が対応付けられた評価データが生成され、評価結果ファイル163に出力される。
従って、第二実施形態におけるUI検証システムによれば、操作検証の実行と共に、その操作検証時の操作履歴及び各操作間の移動量を含む評価データが生成されるため、そのUIの操作性評価も併せて行うことが可能となる。この評価データは、操作検証アプリケーション50が生成する操作性評価画面によりグラフ表示される。従って、ユーザは、この操作性評価画面を参照することにより、自信が設計したUIの操作性評価を認識することができる。これにより、第二実施形態におけるUI検証システムによれば、ユーザのUIデザイン能力を向上させることができる。
ここで、UIパネル10では、バス12が、送信選択回路141に接続され送信バスを形成する複数のブランチ送信バスと、受信選択回路142に接続され受信バスを形成する複数のブランチ受信バスと、から構成され、各コネクタ11が、その送信線で複数のブランチ送信バスのいずれか1つに接続し、複数のブランチ受信バスのうち同一ブランチ送信バスに接続される他のコネクタ11とは異なるブランチ受信バスにその受信線で接続する。このような構成で、UIパネル10では、送信選択回路141及び受信選択回路142がコネクタ11のいずれか1つと通信できるように切替制御され、ブランチ送信バスに送出された位置検出信号の応答となる確認信号が正常に受信されるか否かでUIユニット30が装着されるコネクタ番号が収集される。
このような構成により、第二実施形態におけるUI検証システムは、操作性評価に利用される各UIユニット30の位置を自動で検出することができる。つまり、UI構成を変更したとしてもその変更後のUIユニット30の位置を自動で検出することができるため、操作性評価を行う上での煩雑な設定を必要としない。従って、第二実施形態におけるUI検証システムによれば、UI構成を容易に変更することもでき、かつその変更後のUI構成を用いて操作性評価を併せて行うことができる。
[変形例]
上述の第二実施形態では、検証制御装置20が、UIパネル10からの操作データに基づいてUIの各操作を認識し、各操作に関する評価データを逐次生成しており、この評価データは、各操作を示す識別情報に各操作間の時間及び移動量、並びに操作移動速度が関連付けられた形で構成されていた。
この第二実施形態の変形例として、UIを構成する各UIブロック30をそのUIブロック30の種類(論理ID等)に応じてグループ化し、同一グループ内の操作間及びグループを跨る操作間における時間、移動量、操作速度を取得するようにしてもよい。
この場合には、検証制御装置20において、操作検証アプリケーション50が、コネクタ番号等と共に、グループの識別するためのグループIDをデバイス番号と関連付けてプロジェクト設定ファイル53のデバイス情報フィールドに設定するように構成する。図22は、第二実施形態の変形例のプロジェクト設定ファイルの構成例を示す図である。このグループIDは、プロジェクト設定画面62の入力設定部85等で設定されるようにすればよい。
操作検証アプリケーション50は、このグループIDを用いて、UIパネル10からの操作データに基づいてUIの各操作を認識し、この認識された各操作をこのUIの属するグループの操作としても認識する。これにより、操作検証アプリケーション50は、操作性評価画面190に、同一グループ内の操作間及びグループを跨る操作間における時間、移動量、操作速度を示すようなグラフを表示する。
[その他]
〈ソフトウェアの構成要素(Component)について〉
ソフトウェアの構成要素とは、ソフトウェアとして上記機能を実現する部品(断片)であり、そのソフトウェアを実現する言語、開発環境等を限定する概念ではない。ソフトウェアの構成要素としては、例えば、タスク、プロセス、スレッド、ドライバ、ファームウェア、データベース、テーブル、関数、プロシジャ、サブルーチン、プログラムコードの所定の部分、データ構造、配列、変数、パラメータ等がある。これらソフトウェアの構成要素は、1又は複数のメモリ(1または複数のプロセッサ(例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processer)等)上で実現される。
なお、上述の各実施形態は、上記各機能部の実現手法を限定するものではないため、上記各機能部は、上記ソフトウェアの構成要素として、本技術分野の通常の技術者において実現可能な手法により構成されていればよい。

Claims (8)

  1. ユーザインタフェース(UI)の各構成要素であり個々に固有のアドレスが設定された複数のUIユニットが装着されるUI装置と、前記UI装置に装着されたUIユニットの操作に応じてシーン画面を制御する検証制御装置と、を有するUI検証システムにおいて、
    前記UI装置は、
    前記各UIユニットを着脱可能に支持し、装着されたUIユニットと通信を行うための通信線を有する複数のコネクタと、
    前記複数のコネクタの各通信線がそれぞれ接続されるバスと、
    前記バスを介した前記複数のUIユニットとの通信、及び前記検証制御装置との通信をそれぞれ制御する通信制御手段と、
    を備え、
    前記検証制御装置は、
    前記各UIユニットのアドレスを各UIユニットの種別に対応する種別情報と対応付けてそれぞれ格納するユニットテーブルと、
    前記シーン画面の表示状態を変更させる契機となる前記種別情報をそのシーン画面の情報と関連付けて格納するシーン設定テーブルと、
    前記複数のUIユニットのうち操作されたUIユニットのアドレスを含む操作情報を前記UI装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で前記操作情報が受信された際に、この操作情報に含まれるアドレスに対応する種別情報を前記ユニットテーブルから取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された種別情報が現在表示されているシーン画面の表示状態を変更させる契機情報として前記シーン設定テーブルに設定されている場合に、前記シーン設定テーブルの設定内容に応じてシーン画面を制御する画面制御手段と、
    を備えるUI検証システム。
  2. 前記UI装置の通信制御手段は、
    前記複数のコネクタのうちUIユニットが装着されたコネクタを検知することにより前記各UIユニットが装着されたコネクタの情報をそれぞれ収集する収集手段、を含み、
    前記検証制御装置は、
    前記UI装置から送られるコネクタ情報に基づいて、前記複数のUIユニットの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記受信手段により受信された操作情報に基づいて前記複数のUIユニットの操作履歴を記録する履歴記録手段と、
    前記履歴記憶手段により記録された操作履歴及び前記位置情報取得手段により取得された各UIユニットの位置情報に基づいて、前記複数のUIユニットの各操作間の移動量をそれぞれ算出する算出手段と、
    前記履歴記録手段により記録された操作履歴及び前記算出手段により算出された操作間の移動量を含む評価データを生成するデータ生成手段と、
    を更に備える請求項1に記載のUI検証システム。
  3. 前記UI装置の各コネクタが有する通信線は、装着されたUIユニットへ信号を送る送信線とそのUIユニットからの信号を受ける受信線とをそれぞれ含み、
    前記UI装置のバスは、送信選択回路により接続される複数のブランチ送信バスと、受信選択回路により接続される複数のブランチ受信バスと、を含み、前記各コネクタの送信線がそれぞれいずれか1つのブランチ送信バスに接続され、前記各コネクタの受信線がそれぞれいずれか1つのブランチ受信バスに接続され、1つのブランチ送信バスに送信線で接続される各コネクタがそれぞれ異なるブランチ受信バスに受信線で接続されるように構成され、
    前記UI装置の収集手段は、
    前記複数のブランチ送信バスのうちのいずれか1つのブランチ送信バス及び前記複数のブランチ受信バスのうちのいずれか1つのブランチ受信バスを選択し、この選択されたブランチ送信バス及びブランチ受信バスのみと接続されるように前記送信選択回路及び前記受信選択回路を制御する選択制御手段、を含み、
    前記選択制御手段により選択されたブランチ送信バスへ送信した所定の信号に対する所定の応答信号がその選択されたブランチ受信バスから受信されるか否かを確認することにより、前記UIユニットが装着されたコネクタを検知する、
    請求項2に記載のUI検証システム。
  4. 前記検証制御装置は、
    前記受信手段により受信された操作情報に基づいて、前記複数のUIユニットの各操作間の時間を計測する計測手段、
    を更に備え、
    前記データ生成手段は、前記検証データとして前記計測手段により計測された各操作間の時間、及び前記各操作間の移動量とこの時間とに基づく操作速度を更に生成する、
    請求項2又は3に記載のUI検証システム。
  5. 前記検証制御装置のユニットテーブルは、前記各UIユニットのアドレスを各UIユニットの種別に対応する種別情報及び各UIユニットが属するグループの情報と対応付けてそれぞれ格納し、
    前記検証制御装置のデータ生成手段は、前記履歴記録手段により記録された操作履歴を前記グループ毎に区分けし、前記検証データとして、同一グループ内の操作間及びグループを跨る操作間の少なくとも1つにおける時間、移動量、操作速度を更に生成する
    請求項4に記載のUI検証システム。
  6. 前記検証制御装置は、
    前記シーン画面を表示する表示ユニットとして、前記複数のUIユニットのうちの表示ユニットを用いるか又はそれ以外の表示ユニットを用いるかを示す表示ユニット設定情報を格納する表示設定テーブル、
    を更に備え、
    前記画面制御手段は、前記表示設定テーブルに格納される表示ユニット設定情報に応じて前記シーン画面を制御するための制御データを前記UI装置へ送信するか否かを決定する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のUI検証システム。
  7. ユーザインタフェース(UI)の各構成要素であり個々に固有のアドレスが設定された各UIユニットを着脱可能に支持し、装着されたUIユニットと通信を行うための通信線を有する複数のコネクタと、前記複数のコネクタの各通信線がそれぞれ接続されるバスと、前記バスを介した前記複数のUIユニットとの通信、及び前記検証制御装置との通信をそれぞれ制御する通信制御手段と、を有するUI装置と接続され、前記UI装置に装着されたUIユニットの操作に応じてシーン画面を制御する検証制御装置において、
    前記各UIユニットのアドレスを各UIユニットの種別に対応する種別情報と対応付けてそれぞれ格納するユニットテーブルと、
    前記シーン画面の表示状態を変更させる契機となる前記種別情報をそのシーン画面の情報と関連付けて格納するシーン設定テーブルと、
    前記複数のUIユニットのうち操作されたUIユニットのアドレスを含む操作情報を前記UI装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で前記操作情報が受信された際に、この操作情報に含まれるアドレスに対応する種別情報を前記ユニットテーブルから取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された種別情報が現在表示されているシーン画面の表示状態を変更させる契機情報として前記シーン設定テーブルに設定されている場合に、前記シーン設定テーブルの設定内容に応じてシーン画面を制御する画面制御手段と、
    を備える検証制御装置。
  8. ユーザインタフェース(UI)の各構成要素であり個々に固有のアドレスが設定された各UIユニットを着脱可能に支持し、装着されたUIユニットと通信を行うための通信線を有する複数のコネクタと、前記複数のコネクタの各通信線がそれぞれ接続されるバスと、前記バスを介した前記複数のUIユニットとの通信、及び前記検証制御装置との通信をそれぞれ制御する通信制御手段と、を有するUI装置と、前記UI装置に装着されたUIユニットの操作に応じてシーン画面を制御する検証制御装置とにより実行されるUI検証方法において、
    前記検証制御装置が、
    前記各UIユニットのアドレスを各UIユニットの種別に対応する種別情報と対応付けてユニットテーブルにそれぞれ格納するステップと、
    前記シーン画面の表示状態を変更させる契機となる前記種別情報をそのシーン画面の情報と関連付けてシーン設定テーブルに格納するステップと、
    前記複数のUIユニットのうち操作されたUIユニットのアドレスを含む操作情報を前記UI装置から受信するステップと、
    前記操作情報が受信された際に、この操作情報に含まれるアドレスに対応する種別情報を前記ユニットテーブルから取得するステップと、
    前記取得された種別情報が現在表示されているシーン画面の表示状態を変更させる契機情報として前記シーン設定テーブルに設定されている場合に、前記シーン設定テーブルの設定内容に応じてシーン画面を制御するステップと、
    を実行するUI検証方法。
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