JP5035482B2 - 光学シート、及び該光学シートを備える表示装置 - Google Patents
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Description
請求項14に記載の発明は、請求項1〜12のいずれか一項に記載の光学シートを製造する方法であって、複数のプリズム部の間に硬化前の紫外線硬化樹脂を充填し、紫外線硬化樹脂が充填された部位にブレードの先端を接触させて走査し、その後紫外線を照射する工程を含む、光学シートの製造方法である。
試験試料として、光吸収部における窪みの深さを変えた光学シートを作製した。表1に具体的に示した。
視野角特性は各視野角における相対輝度を求め、正面(視野角が0度)の時の相対輝度に対して1/2の相対輝度となる視野角、及び1/3の相対輝度となる視野角を得ることによりその性能を評価した。
ここで視野角とは、画面の中心からの該画面の法線と、画面の中心へ向けた視線との角度を意味する。視野角の正負は図1における紙面上方を正、紙面下方を負としたものである。相対輝度とは、光学シートを配置しない場合における輝度を100%としたとき、光学シートを配置したときの輝度のこれに対する比率(割合)を意味する。測定は自動変角光度計(村上色彩研究所製、GP−500)により各角度についておこなった。
コントラストは全光線透過率を拡散反射率で除した値とした。図14に全光線透過率及び拡散反射率の測定方法を説明する図を示した。全光線透過率は、図14(a)に示したように、光学シートを透過した光の全部を対象とし、積分球内の全方位光と照射光との比である。一方、拡散反射率は、全光拡散反射率から45度鏡面反射光分を除外した全方位拡散反射率により定義される。測定は、図14(b)に示したように、光学シートの背面側に標準白色板を配置するとともに、45度鏡面反射光を除外し、そのときの積分球内の全方位光を検出器により得ることで行う。
2 プラズマディスプレイパネル(映像源)
10、20、30、40 光学シート
11、21、31、41 光学機能シート層
12、22、32、42 プリズム部
13、23、33、43 光吸収部
14、34、44 バインダー部
15、35、45 光吸収粒子
16、26、46 窪み
17、27、47 PETフィルム層(基材層)
18、28、48 粘着剤層
Claims (14)
- 映像源より観察者側に配置され、該映像源から出射された光を制御して前記観察者側に出射する複数の層を備える光学シートであって、
前記複数の層のうち少なくとも1層が、光を透過可能にシート面に沿って並列されるプリズム部と、前記プリズム部間に形成され、光を吸収可能であるとともに光の一部は透過する光吸収部と、を有する光学機能シート層とされ、
前記光吸収部は紫外線硬化樹脂を含んで形成され、
シート厚方向断面における前記光吸収部の辺のうち、前記光学機能シート層の層面側となる辺の少なくとも一方が前記シート厚方向に曲線又は折れ線状に窪みを有することを特徴とする光学シート。 - 前記光吸収部を形成する材料が屈折率Nbであり、前記窪み部分で前記光吸収部に接する部位が屈折率Naであるときに、前記NbとNaとの間にNb≧Naの関係があることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
- 前記光吸収部の前記窪みを有する辺の長さが、前記光吸収部が並列されるピッチに対して10〜50%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学シート。
- シート厚方向断面において、
前記光学機能シート層の前記プリズム部は、一方のシート面側に短い上底、他方のシート面側に長い下底を有する台形であり、
前記光吸収部は前記窪みを有する辺を底辺とする三角形であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学シート。 - シート厚方向断面において、
前記光学機能シート層の前記プリズム部は、一方のシート面側に短い上底、他方のシート面側に長い下底を有する台形であり、
前記光吸収部は前記窪みを有する辺を長い下底、前記他方のシート面側に短い上底を具備する台形であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学シート。 - 前記プリズム部の前記上底と前記下底との間に具備される前記台形の斜辺がシート面の法線に対して0度より大きく10度以下であることを特徴とする請求項4又は5に記載の光学シート。
- 前記プリズム部の前記上底と前記下底との間に具備される前記台形の斜辺が折れ線状、又は曲線からなることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の光学シート。
- 前記光吸収部には、透明の前記紫外線硬化樹脂に平均粒径が1μm以上の光吸収粒子を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の光学シート。
- 前記プリズム部を形成する材料が屈折率Npであり、前記光吸収部を形成する材料が屈折率Nbであるときに、前記NpとNbとの間にNp≧Nbの関係があるとともに、該Np及びNbが1.49〜1.56の値であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の光学シート。
- 前記光学機能シート層の前記プリズム部及び前記光吸収部が所定の断面を有して長手方向に延在して形成されるとともに、前記光学機能シート層が2層積層され、該2層の光学機能シート層の前記長手方向が一方と他方とで直交するように積層されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の光学シート。
- 前記窪みが一方のシート面側に露出して配置されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の光学シート。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の光学シートにさらに電磁波シールド、調色、反射防止、及び防眩から選ばれる少なくとも1つの作用を有する層が積層されることを特徴とする光学シート。
- 映像源、及び請求項1〜12のいずれか一項に記載の光学シートが備えられ、
前記光学シートは、前記光学機能シート層のうち、前記窪みが設けられた側の層面が前記映像源側となるように配置されることを特徴とする表示装置。 - 請求項1〜12のいずれか一項に記載の光学シートを製造する方法であって、
複数の前記プリズム部の間に硬化前の前記紫外線硬化樹脂を充填し、前記紫外線硬化樹脂が充填された部位にブレードの先端を接触させて走査し、その後紫外線を照射する工程を含む、光学シートの製造方法。
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