JP5035369B2 - 燃料噴射ノズル - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用内燃機関等に搭載され、燃焼室内に向けて燃料を噴射する燃料噴射ノズルに係る。特に、本発明は、燃料噴射ノズルの構成の改良に関する。
近年、自動車用内燃機関等(以下、エンジンと呼ぶ場合もある)として、アルコール(例えばエタノール)単体の燃料や、アルコールとガソリンとの混合燃料が使用可能な多種燃料エンジンが知られている(例えば、下記の特許文献1)。
この種のエンジンが搭載された車両は、一般にフレキシブル燃料自動車(FFV:Flexible Fuel Vehicle)と呼ばれており、アルコールを燃料として使用することにより、排気エミッションの改善及び化石燃料の消費量削減といった環境性能の向上を図ることができる。
ところで、上記アルコール燃料は、ガソリン燃料に比べて揮発性が低く、低温環境下では気化し難いといった特性を有している。そのため、アルコール単体の燃料が使用されている場合や、アルコールとガソリンとの混合燃料においてアルコール濃度が比較的高い場合にあっては、エンジンの低温始動性が悪化するといった課題がある。
この課題に対し、従来、エンジンの低温始動時に、上述したアルコール濃度の高い燃料(主燃料)とは別にガソリン濃度の高い燃料を補助燃料として使用する技術が提案されている(例えば、下記の特許文献2)。
この技術では、燃料供給系として、低温始動時以外のエンジン運転時(通常運転時)に主燃料を噴射供給する電磁式の燃料噴射弁(メインインジェクタ)に加え、低温始動時に補助燃料を噴射供給する燃料噴射ノズル(以下、サブ燃料噴射ノズルと呼ぶ)が設けられる。また、上記補助燃料を貯留した補助燃料タンクが、例えばエンジンルーム内に配置されている。そして、エンジンの低温始動時には、補助燃料タンク内の補助燃料が、補助燃料ポンプにより補助燃料配管を通じてサブ燃料噴射ノズルに供給され、ここから吸気通路に噴射される。これにより、この補助燃料(ガソリン濃度の高い燃料)と空気との混合気が燃焼室内に向けて供給され、エンジンの低温始動性が確保されることになる。
上記サブ燃料噴射ノズルとしては、上記電磁式の燃料噴射弁(メインインジェクタ)と同様の構成を採用することも可能であるが、低温始動時には、通常運転時ほど高い精度の燃料噴射量は要求されない。このため、上記燃料噴射弁よりも簡便な構造であっても上記要求に応えることができる。
図6は、従来のサブ燃料噴射ノズルaの構成を示す断面図である。この図6に示すように、サブ燃料噴射ノズルaはノズル本体を構成するユニオンbの内部にジェット部材cが圧入により装着された構成となっている。
上記ユニオンbは、略円筒形状の金属製(例えばステンレス製)の部材である。そして、このユニオンbの内部には、その軸線に沿って燃料供給路b1が形成されている。また、このユニオンbの外周面には円環状のOリング溝b2が形成されており、このOリング溝b2にOリングdが装着されている。サブ燃料噴射ノズルaが吸気マニホールド(図示省略)に装着された際には、このOリングdによって、吸気マニホールドの内面とサブ燃料噴射ノズルaとの間の気密性が確保されることになる。
更に、このユニオンbに形成されている上記燃料供給路b1の一端側(補助燃料が供給される側)には、図示しない補助燃料タンクに繋がる補助燃料配管eがコネクタgを介して接続されている。
また、上述した如く、上記ユニオンbの燃料供給路b1における補助燃料噴射側は、内径寸法が拡大されて成るジェット部材圧入部b3として形成されており、このジェット部材圧入部b3に上記ジェット部材cが圧入により装着されている。このジェット部材cは、内部に燃料供給孔c1が形成されており、この燃料供給孔c1の一部は、内径寸法が小さく(例えば0.5mm程度に)設定されたジェット部c2として形成されている。つまり、上記補助燃料配管eから供給された補助燃料が、上記燃料供給路b1を経てジェット部c2を通過する際に流速が高められ、比較的高速度の補助燃料が吸気通路内に向けて噴射されるようになっている。尚、上記ジェット部材cに形成されている燃料供給孔c1の軸心と上記ユニオンbに形成されている燃料供給路b1の軸心とは同一軸線上に位置するように設計されている。
特開2009−36079号公報 特開2008−19777号公報
ところが、上述した従来のサブ燃料噴射ノズルaの構成にあっては、以下に述べるような課題があった。
つまり、上記サブ燃料噴射ノズルaの構成では、ユニオンbの外周面にOリング溝b2が形成されているため、ユニオンbにおけるOリング溝b2の周辺部では、他の部分よりも剛性が低下している。また、ユニオンbに形成されている上記ジェット部材圧入部b3は、圧入されるジェット部材cの保持力を高く確保するために、その軸線方向の長さ寸法を十分に確保しておく必要がある。更に、このジェット部材圧入部b3にあっては、上記ジェット部材cの外径寸法と略同等の内径が必要であることからユニオンbにおける他の部分(上記Oリング溝b2の形成領域よりも図中上側の部分)よりも薄肉になっており(外径寸法が他の部分と同一寸法でありながらも内径が大きくなっていることで薄肉になっており)剛性が低下している。
このように、ユニオンbにおけるOリング溝b2の形成領域では、外周面が切り欠かれることで剛性が低下しやすい形状となっており、一方、ジェット部材圧入部b3の形成領域では、内径が大きく設定されることで剛性が低下しやすい形状となっている。このため、これらOリング溝b2の形成領域とジェット部材圧入部b3の形成領域とを近付け過ぎることはできず、これら両者b2,b3の形成領域の間には肉厚を大きく確保した剛性確保部fを必要としている。言い換えると、上記Oリング溝b2の形成位置とジェット部材圧入部b3の形成位置との間には、ユニオンbの軸線方向においてある程度の距離(上記剛性確保部fの軸線方向の距離:図6における寸法t3)が必要であった。
以上のことから従来のサブ燃料噴射ノズルaにあっては、ユニオンbの軸線方向の長さ寸法として、上記ジェット部材圧入部b3の長さ(図6における寸法t1)及び上記Oリング溝b2の長さ(図6における寸法t2)に加えて、上記剛性確保部fの長さ(図6における寸法t3)が必要である。このため、サブ燃料噴射ノズルaの軸線方向の長さ寸法を短くするには限界があった。
その結果、サブ燃料噴射ノズルaの大型化を招いてしまったり、上記ジェット部材cのジェット部c2と吸気マニホールドの内部空間との間の距離が短くなる(ジェット部c2の形成位置が吸気マニホールドの内部空間に近付く)傾向にあった。この距離が短くなると、吸気脈動の影響等によって燃焼室内での燃焼行程で発生した燃焼ガス(以下、ブローバイガスと呼ぶ)が吹き返されてくる場合に、このブローバイガスがジェット部材cの内部にまで導入されてしまう可能性がある。このような状況では、ブローバイガス中に含まれる燃焼生成物等がジェット部材cの内面(上記燃料供給孔c1の内面やジェット部c2の内面)に付着し、これがデポジットとなって堆積し、ジェット部c2が閉塞するなどして補助燃料の供給に支障を来すことになってエンジンの低温始動性の悪化を招いてしまうことになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、軸線方向の長さ寸法を短くすることが可能な燃料噴射ノズルを提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の解決手段は、アルコールを含む主燃料を燃焼室に向けて供給する主燃料供給系と、この主燃料よりもガソリン濃度の高い補助燃料を燃焼室に向けて供給する補助燃料供給系とを備えた内燃機関に設けられ、吸気系を構成する吸気系構成部材のノズル挿入孔に装着されると共に上記補助燃料を燃焼室に向けて供給するものとして配設された燃料噴射ノズルを前提とする。そして、この燃料噴射ノズルを、燃料供給方向上流側に位置する第1部材と、燃料供給方向下流側に位置する第2部材とを一体的に組み付けた構成とする。また、上記第1部材に、上記第2部材を圧入するための圧入孔を形成する。上記第2部材、上記第1部材の圧入孔に圧入される圧入部と、上記第1部材の先端部との間でOリング装着溝を形成するためのフランジ部と、内部に形成されている燃料供給孔の一部が小径とされたジェット部とを一体形成して構成する。そして、上記第2部材の圧入部における圧入方向の寸法を、上記第1部材の圧入孔における同方向の寸法よりもOリングの断面直径に対応する寸法だけ長く設定し、Oリングの内部に第2部材の圧入部を挿入した状態で、この第2部材の圧入部の先端が第1部材の圧入孔の底部に当接する位置まで第2部材の圧入部を第1部材の圧入孔に圧入することで、第1部材と第2部材との間であって上記ジェット部の外周側にOリング装着溝を形成し、このOリング装着溝にOリングを装着した構成としている。
この特定事項により、燃料噴射ノズルの軸線方向の長さ寸法を短く設定できる。つまり、従来構造において燃料噴射ノズルの剛性を確保するために必要とされていた剛性確保部(図6における寸法t3の部分を参照)が不要になり、また、ジェット部とOリングとを軸線方向で異なる位置に配置する必要もなくなるため、燃料噴射ノズルの軸線方向の長さ寸法を短く設定できる。このように、燃料噴射ノズルの軸線方向の長さ寸法を短く設定することにより、ノズル挿入孔に吹き返されるブローバイガス中に含まれる燃焼生成物やオイルがジェット部には届き難くなり、この燃焼生成物等に起因するデポジットが燃料噴射ノズルの内部(燃料供給経路内)に堆積してしまうことは阻止される。このため、燃料の供給が常に良好に行え、内燃機関の始動性を良好に維持することが可能になる。
また、第2部材の圧入部を第1部材の圧入孔に圧入する際、第2部材の圧入部の先端が第1部材の圧入孔の底部に当接する位置まで圧入すれば、第1部材の先端部と第2部材のフランジ部との間に適正なOリング装着溝が形成されることになる。このため、上記圧入作業の簡素化を図ることができる。
本発明では、燃料噴射ノズルを分割構造にし、第1部材と第2部材とを、これらの間にOリングを介在させながら圧入により一体的に組み付けるようにしている。このため、燃料噴射ノズルの軸線方向の長さ寸法を短く設定することができ、ノズル挿入孔に吹き返されるブローバイガス中に含まれる燃焼生成物やオイルが届き難くなることでデポジットの堆積を抑制でき、内燃機関の始動性を良好に維持することができる。
実施形態に係るエンジンの吸排気系及び燃料供給系の概略構成を示す図である。 吸気マニホールドの外観を示す斜視図である。 吸気マニホールドの内部構造を示す断面図である。 実施形態に係るサブ燃料噴射ノズルを示す断面図である。 サブ燃料噴射ノズルの組み立て作業を説明するための断面図である。 従来のサブ燃料噴射ノズルを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、FFV(Flexible Fuel Vehicle:フレキシブル燃料自動車)に搭載されるサブ燃料噴射ノズルに本発明を適用した場合について説明する。
−エンジンの概略構成−
図1は、本実施形態に係るエンジン11の吸排気系及び燃料供給系の概略構成を示す図である。また、図2は、吸気マニホールド(吸気系構成部材)22の外観を示す斜視図であり、図3は、吸気マニホールド22の内部構造を示す断面図である。
本実施形態に係るエンジン11は、アルコールのみ、または、アルコールとガソリンとが任意の割合で混合された混合燃料を主たる燃料として作動し得る内燃機関により構成されている。
このエンジン11は、複数の気筒(シリンダ)12を有するシリンダブロック13と、このシリンダブロック13の上部に取付けられたシリンダヘッド14とを備えている。各気筒12の内部に往復動可能に収容されたピストン15は、コネクティングロッド16を介し、エンジン11の出力軸であるクランクシャフト17に連結されている。
各気筒12毎に形成されている燃焼室18には、外気を導くための吸気通路19が連通されている。この吸気通路19の一部は、シリンダヘッド14内に形成された吸気ポート21、及びその吸気上流側(図1の左側)に設けられた樹脂製の吸気マニホールド22内の通路23によって構成されている。上記吸気ポート21の上流端は、シリンダヘッド14の一方(図1の左方)の側壁において開口し、下流端はシリンダヘッド14の下面において開口している。吸気マニホールド22は、吸入空気を気筒12毎の吸気ポート21に分配するためのものである。また、気筒12毎の燃焼室18には、この燃焼室18で生じた燃焼ガスをエンジン11の外部へ排出するための排気通路24が連通されている。排気通路24の一部は、シリンダヘッド14内に形成された排気ポート25によって構成されている。排気ポート25の上流端はシリンダヘッド14の下面において開口し、下流端はシリンダヘッド14の他方(図1の右方)の側壁において開口している。
上記シリンダヘッド14には、吸気バルブ26及び排気バルブ27が気筒12毎に設けられている。各吸気バルブ26は、クランクシャフト17によって回転駆動される吸気カムシャフト28のカム28aにより押し下げられて吸気ポート21を開放する。また、各排気バルブ27は、クランクシャフト17によって回転駆動される排気カムシャフト29のカム29aにより押し下げられて排気ポート25を開放する。
シリンダヘッド14には、主燃料を吸気ポート21の吸気下流側へ向けて噴射する電磁式の主燃料噴射弁(以下、メインインジェクタと呼ぶ)31が、各気筒12に対応して取り付けられている。このメインインジェクタ31は、主燃料配管32及び主燃料ポンプ33を介して主燃料タンク34に接続されている(主燃料供給系の構成)。主燃料タンク34には、アルコールとガソリンとが任意の割合で混合された混合燃料(主燃料)が貯留されている。例えばアルコールの濃度が90%以上の主燃料が貯留されている。この主燃料タンク34内の混合燃料は、主燃料ポンプ33によって主燃料配管32を通じてメインインジェクタ31に圧送される。そして、メインインジェクタ31のソレノイドコイルに通電されると、その通電に応じてコアが吸引され、そのコアと一体のニードルバルブがノズルから後退する。これにより、ノズルの噴孔が開放(開弁)され、上記主燃料が吸気ポート21の吸気下流側へ向けて噴射される。噴射された燃料は、吸気通路19を流れる吸入空気と混ざり合って混合気となり燃焼室18に流入する。この混合気は点火プラグ35の火花放電によって着火され燃焼する。このときに生じた高温高圧の燃焼ガスによりピストン15が往復動される。ピストン15の往復運動は、コネクティングロッド16を介してクランクシャフト17に伝達され、このクランクシャフト17が回転することでエンジン11の駆動力(トルク)が得られる。
ところで、上記エンジン11で使用されるアルコール燃料は、ガソリン燃料に比べて揮発性が低く、低温下で気化しにくい特性を有している。そのため、アルコール自体の濃度が高い場合や、混合燃料中のアルコールの比率が高い場合等のように、燃料中のアルコール濃度が高くなるほど、エンジン11の低温始動性が低下するといった課題がある。
そこで、本エンジン11では、低温始動時には、上述したアルコール濃度の高い燃料とは別に、ガソリン濃度の高い燃料を使用するようにしている。具体的に、後者の燃料としてはガソリン濃度が規定割合以上のものを使用している。両燃料を区別するために、以下では前者の燃料を「主燃料36」といい、後者の燃料を「補助燃料37」というものとする。
低温始動時には、メインインジェクタ31を閉弁して主燃料36の噴射を停止した状態で補助燃料37を噴射するようにしている。より具体的には、外気温度が20℃以下である場合に、この補助燃料37を使用した低温始動動作を実行する。この補助燃料37を使用する温度条件としては上述した値には限定されず任意に設定が可能である。
上記補助燃料37としては、主燃料36によるエンジン始動が困難な低温下においてもエンジン始動を保証することのできる最小割合以上のガソリン燃料が含有された燃料が使用される。例えば、アルコールとガソリンとの混合燃料であって、ガソリンの混合割合が上記最小割合以上(例えば50%以上)である混合燃料が始動用の補助燃料37として使用される。もちろん、ガソリンの混合割合が100%となっている燃料、すなわちガソリン燃料そのものを補助燃料37として使用することも可能である。
補助燃料37の噴射供給のために、低温始動時以外のエンジン運転時(通常運転時)に主燃料36を噴射供給する上記メインインジェクタ31に加え、低温始動時に補助燃料37を噴射供給する補助燃料噴射装置(以下、サブ燃料噴射ノズルと呼ぶ)39,39,…が各気筒12,12,…に対応して設けられている。これらサブ燃料噴射ノズル39,39,…は、図2に示すように、吸気マニホールド22の各ブランチ管22c,22c,…それぞれ取り付けられていることで、上記メインインジェクタ31よりも吸気流れ方向の上流側に配設されている。
また、エンジンルーム内には、補助燃料37を貯留した補助燃料タンク38(図1参照)が配置されている。サブ燃料噴射ノズル39は、補助燃料配管41、制御弁42、補助燃料ポンプ44等を介して補助燃料タンク38に接続されている。補助燃料ポンプ44は、補助燃料タンク38内の補助燃料37を、補助燃料配管41を通じてサブ燃料噴射ノズル39に圧送する。制御弁42は、SV(ソレノイドバルブ)等から成り、補助燃料配管41内の流路面積を調整することにより、この補助燃料配管41内を流れてサブ燃料噴射ノズル39に圧送される補助燃料37の流量を調整する。
より具体的には、図2に示すように、上記補助燃料配管41は、複数のサブ燃料噴射ノズル39,39,…のうちの一つに接続され(例えば第1番気筒に対応するサブ燃料噴射ノズル39に接続され)、このサブ燃料噴射ノズル39に向けて補助燃料37を供給する。また、各サブ燃料噴射ノズル39,39,…同士は補助燃料連絡管45,45,…によって互いに燃料の流通が可能に連結されており、上記補助燃料配管41から圧送されてきた補助燃料37が補助燃料連絡管45,45,…を経て他のサブ燃料噴射ノズル39,39,…にも圧送されるようになっている。つまり、上記制御弁42によって流量調整された補助燃料37が補助燃料配管41及び各補助燃料連絡管45,45,…によって全てのサブ燃料噴射ノズル39,39,…に供給される構成となっている。尚、上記補助燃料配管41及び各補助燃料連絡管45,45,…は、内側の樹脂製チューブ41aと外側のゴム製チューブ41bとの二層構造となっており(図4を参照)、可撓性を有しながらも補助燃料37の漏れを確実に防止できる構成となっている(補助燃料供給系の構成)。
このようにして各サブ燃料噴射ノズル39,39,…に供給された補助燃料37が吸気通路19内に向けて噴射されることにより、低温始動に際しては、揮発性が高く、着火性が良好なガソリンを多く含む始動用の補助燃料37によってエンジン11の始動が行われる。つまり、アルコール燃料や混合燃料を使用可能なエンジン11において、その低温始動性を確保できるようになっている。尚、エンジン始動が完了し、エンジン温度(例えば冷却水温度)がある程度上昇すると、制御弁42によって補助燃料配管41の流路面積が縮小されて補助燃料37の流通が遮断又は抑制される。これに伴い、サブ燃料噴射ノズル39からの燃料噴射が停止又はそれに近い状態にされ、メインインジェクタ31による主燃料36の噴射供給が開始される。
−サブ燃料噴射ノズル39の構造−
次に、上記サブ燃料噴射ノズル39の構造、及び、このサブ燃料噴射ノズル39の吸気マニホールド22に対する取り付け構造について説明する。尚、以下で説明するサブ燃料噴射ノズル39は、上記補助燃料配管41が接続されるもの(上述した如く第1番気筒に対応するサブ燃料噴射ノズル39)である。
(吸気マニホールド22)
サブ燃料噴射ノズル39の構造について説明する前に、上記吸気マニホールド22においてサブ燃料噴射ノズル39が装着される部分について説明する。図3に示すように、吸気マニホールド22には、上記サブ燃料噴射ノズル39を装着するためのノズル挿入孔22dを有するノズル挿入部22a、及び、このサブ燃料噴射ノズル39を吸気マニホールド22に固定するために用いるボルトBを締結するボルト締結部22bが設けられている。上記ノズル挿入部22aは、略円筒形状に成形され、上記ノズル挿入孔22dの一端が吸気マニホールド22内の通路23に開放している。また、上記ボルト締結部22bは、上記ノズル挿入部22aに隣接して設けられていると共に、吸気マニホールド22の外面から外側に延びる略円筒形状で成り、その内部には、ボルトBを締結するためのナットNが固定されている。
(サブ燃料噴射ノズル39)
次に、サブ燃料噴射ノズル39の構成について説明する。図4はサブ燃料噴射ノズル39を示す断面図である。また、図5はサブ燃料噴射ノズル39の組み立て作業を示す断面図である。これらの図に示すように、サブ燃料噴射ノズル39は、第1ユニオン(第1部材)50及び第2ユニオン(第2部材)60を主要構成部材とし、第1ユニオン50に対して第2ユニオン60を一体的に組み付け、且つこれら第1ユニオン50と第2ユニオン60との間にOリング80を介在させることにより構成されている。以下、各部材について具体的に説明する。
(第1ユニオン50)
第1ユニオン50は、金属製(例えばステンレス製)の部材で成り、第2ユニオン装着部51と補助燃料配管接続部52とを備えている。
第2ユニオン装着部51は、その内部に上記第2ユニオン60を圧入により装着する部分であって、その中心部に比較的大径の第2ユニオン装着孔(圧入孔)53が形成されている。また、この第2ユニオン装着部51の外径寸法は、上記ノズル挿入部22aに形成されているノズル挿入孔22dの内径寸法に略一致、または、このノズル挿入孔22dの内径寸法よりも僅かに小さく設定されている。
また、補助燃料配管接続部52は、上記補助燃料配管41が接続される部分であって、その側面(図中の右側面)には、補助燃料配管41の先端に取り付けられたコネクタ41cが挿入される配管接続孔54が形成されている。また、この補助燃料配管接続部52の配管接続孔54と上記第2ユニオン装着部51の第2ユニオン装着孔53との間は補助燃料供給路55によって連通されており、上記補助燃料配管41から供給される補助燃料が、配管接続孔54及び補助燃料供給路55を経て第2ユニオン装着孔53に向けて導入されるようになっている。
また、第1ユニオン50の外面において、上記第2ユニオン装着部51と補助燃料配管接続部52との境界部分には、後述する取り付けプレート70を装着するための段部56が形成されている。具体的には、第2ユニオン装着部51の外径寸法に対して補助燃料配管接続部52の外径寸法(図4及び図5における左右方向の寸法)が僅かに大きく設定されていることで、これらの境界部分に段部56が形成されている。
(第2ユニオン60)
一方、第2ユニオン60は、上記第1ユニオン50と同様に金属製(例えばステンレス製)の部材で成り、ジェット形成部61とフランジ部62とを備えている。
ジェット形成部61は、略円筒形状であり、その内部に補助燃料供給孔63が形成されている。また、この補助燃料供給孔63の一部であって、この補助燃料供給孔63の軸線方向の中央部よりも先端側(燃料噴射方向の下流側)には内径寸法が小さく(例えば0.5mm程度に)設定されたジェット部64が形成されている。これにより、上記補助燃料配管41から供給された補助燃料37が、このジェット部64を通過する際に流速が高められ、比較的高速度の補助燃料37が吸気通路19内に向けて噴射されるようになっている。
また、このジェット形成部61は、上記第1ユニオン50の第2ユニオン装着部51に圧入される部分であるため、その外径寸法は、上記第2ユニオン装着部51に形成されている上記第2ユニオン装着孔53の内径寸法に略一致している。また、このジェット形成部61の軸線方向の長さ寸法(図5における寸法Ta)は、上記第2ユニオン装着部51に形成されている第2ユニオン装着孔53の軸線方向の長さ寸法(図5における寸法Tb)よりも所定寸法だけ長く設定されている。つまり、このジェット形成部61が第2ユニオン装着孔53に挿入された際に、上記フランジ部62と第2ユニオン装着部51の先端面との間に、Oリング80を介在させるための空間(Oリング装着溝)81が確保されるようになっている。より具体的には、図4に示すように、ジェット形成部61の先端部(図4における上端部)が第2ユニオン装着孔53の底部(図4では第2ユニオン装着孔53の上端部)に当接する位置までジェット形成部61が押し込まれた状態で、上記フランジ部62と第2ユニオン装着部51の先端面との間に、Oリング80を介在させるためのOリング装着溝81が確保されるよう、所定の間隙(Oリング80の断面部分における外径寸法(図5における寸法Tc:Oリング80の断面直径)よりも僅かに大きな寸法の間隙)が得られるようになっている。
また、上記フランジ部62は、上記ジェット形成部61の一端側(図4では下端側:補助燃料噴射方向の下流側)に連続形成されており、このジェット形成部61の外径寸法よりも大きく、且つ上記第1ユニオン50の第2ユニオン装着部51の外径寸法に略一致する外径寸法を有している。つまり、このフランジ部62の外径寸法は上記ノズル挿入部22aに形成されているノズル挿入孔22dの内径寸法に略一致している。また、このフランジ部62の中央部には、上記ジェット形成部61に形成されている補助燃料供給孔63に連続する補助燃料供給孔66が形成されている。更に、このフランジ部62には、その先端部のコーナ部分がその全周囲に亘って切り欠かれて成るテーパ面部(傾斜面)65が形成されており、このテーパ面部65と上記ノズル挿入孔22dの内面との間でデポジットを収集するための凹部が形成されるようになっている。
(Oリング80)
また、本実施形態のサブ燃料噴射ノズル39では、上述した如く、第1ユニオン50と第2ユニオン60との間にOリング80が介在される。具体的には、第1ユニオン50の第2ユニオン装着部51に第2ユニオン60のジェット形成部61が圧入された状態において、上記第1ユニオン50の第2ユニオン装着部51の先端面と第2ユニオン60のフランジ部62との間にOリング80が介在されている。
このため、図3に示すようにサブ燃料噴射ノズル39がノズル挿入部22aのノズル挿入孔22dに挿入された状態では、上記Oリング80がノズル挿入孔22dの内周面に当接することで、これらサブ燃料噴射ノズル39とノズル挿入孔22dとの間の気密性が確保され、ブローバイガス等の外部流出が阻止されている。
(サブ燃料噴射ノズルの組み立て作業)
次に、サブ燃料噴射ノズル39の組み立て作業について説明する。図5に示すように、第1ユニオン50における第2ユニオン装着部51の先端面に対向するようにOリング80を配置しておき、このOリング80の内部に向けて第2ユニオン60のジェット形成部61を挿入する。また、このジェット形成部61を第1ユニオン50の第2ユニオン装着孔53に圧入していく。この圧入作業は周知の圧入装置によってフランジ部62の端面(図5における下端面)を押圧することにより行われる。そして、ジェット形成部61の先端部(図5における上端部)が第2ユニオン装着孔53の底部(図5では第2ユニオン装着孔53の上端部)に当接する位置までジェット形成部61を圧入することによりサブ燃料噴射ノズル39の組み立て作業が完了する(図4を参照)。
この状態では、上述した如く、上記フランジ部62と第2ユニオン装着部51の先端面との間に、Oリング80を介在させるための空間が確保され、この空間にOリング80が介在されている。
以上の如く組み立てられたサブ燃料噴射ノズル39を吸気マニホールド22に対して取り付ける作業としては、先ず、図3及び図4に示すように、上記サブ燃料噴射ノズル39の第1ユニオン50に取り付けプレート70を装着する。この取り付けプレート70の装着手法としては、取り付けプレート70に上記第2ユニオン装着部51の外径寸法に略一致する開口71が形成されており、この開口71に第2ユニオン装着部51が挿入されて、この第2ユニオン装着部51と補助燃料配管接続部52との境界部分に形成されている段部56に取り付けプレート70の開口71の縁部が当接することで、第1ユニオン50に対して取り付けプレート70が装着される。
そして、取り付けプレート70の他の部分に形成されているボルト孔72(図3を参照)が上記ボルト締結部22b及びナットNに位置合わせされた状態で、これらボルト締結部22b及びナットNに亘ってボルトBが挿入される。そして、このボルトBがナットNにねじ込まれることで、取り付けプレート70が吸気マニホールド22に固定される。これにより、サブ燃料噴射ノズル39も吸気マニホールド22に対して位置ズレを生じることなく固定された状態となっている。
以上説明したように、本実施形態では、サブ燃料噴射ノズル39を分割構造にし、第1ユニオン50と、内部にジェット部64が形成された第2ユニオン(ジェット部内蔵ユニオン)60とを、これらの間にOリング80を介在させながら一体的に組み付けるようにしている。これにより、以下に述べる効果を奏することができる。
(1)先ず、上記構成によりサブ燃料噴射ノズル39の軸線方向の長さ寸法を短く設定することができる。具体的には、ジェット形成部61に形成されているジェット部64の外周側にOリング80を配置させることができ、サブ燃料噴射ノズル39の軸線方向の長さ寸法を短く設定できる。言い換えると、従来構造(図6を参照)では、サブ燃料噴射ノズルaの剛性を確保するために必要とされていた剛性確保部f(軸線方向の長さ寸法t3)が不要になり、また、ジェット部c2とOリングdとを軸線方向で異なる位置に配置する(軸線方向でオフセットさせる)必要もなくなるため、サブ燃料噴射ノズル39の軸線方向の長さ寸法を短く設定できる。このように、サブ燃料噴射ノズル39の軸線方向の長さ寸法を短く設定した場合の効果は以下のとおりである。
エンジン11の通常運転時には、吸気脈動の影響等によって燃焼室18内での燃焼行程で発生したブローバイガスがノズル挿入孔22dに吹き返されたり、このブローバイガスと共にエンジンオイルがノズル挿入孔22dに導入される可能性がある(図3における矢印Iを参照。尚、図3における矢印IIは吸気流れを示している)。このような状況では、ブローバイガス中に含まれる燃焼生成物やエンジンオイルがノズル挿入孔22dの内面やジェット部64の内面に付着し、これがデポジットとなって堆積していくことが懸念される。特に、上記サブ燃料噴射ノズル39は、低温始動時にのみ使用されるため、その使用頻度が低く、堆積しているデポジットを供給燃料(補助燃料37)によって洗浄除去する機会が少ないため、デポジットの堆積が顕著となりやすい。
本実施形態ではサブ燃料噴射ノズル39の軸線方向の長さ寸法が短く設定されているため、このサブ燃料噴射ノズル39におけるジェット部64と吸気通路19との間の距離を長く設定することが可能となる。このため、ブローバイガス中に含まれる燃焼生成物やエンジンオイルがジェット部64にまで流れ込むことが抑制されることになり、このジェット部64でのデポジットの堆積が防止されることになって、低温始動時における補助燃料37の供給が常に良好に行え、エンジン11の低温始動性を良好に維持することが可能になる。
(2)第1ユニオン50と第2ユニオン60とを、これらの間にOリング80を介在させながら一体的に組み付けるようにしていることにより、Oリング80を装着するに際して、このOリング80を拡径させる必要がなく、また、Oリング80に捩れ等を生じさせることもない。つまり、従来構造(図6を参照)では、ユニオンbの下端側からOリング溝b2に向けてOリングdを拡径させた状態で移動させてOリング溝b2に嵌め込む必要があった。この際、Oリングdが損傷したり捩れ等の変形を生じる可能性があり、装着後のシール性の信頼性に乏しかった。
本実施形態のものでは、Oリング80を拡径させる必要がなく、また、ユニオンの外面に沿って移動させていく必要もないため、Oリング80の損傷や捩れ等の変形を生じることはなく、装着後のシール性に高い信頼性を確保することができる。
(3)第2ユニオン60にフランジ部62が形成されており、この第2ユニオン60を第1ユニオン50に対して圧入する際、このフランジ部62が押圧(圧入装置によって押圧)される場合に、その押圧力を受ける面が拡大されている。つまり、従来構造(図6を参照)では、ユニオンbにジェット部材cを圧入するものであり、ユニオンbの外径寸法は吸気マニホールドに形成されているノズル挿入孔の内径寸法に略一致しているため、ジェット部材cの外径寸法はノズル挿入孔の内径寸法に比べて大幅に小さいものであった。つまり、圧入装置からの押圧力を受ける面が小さく、ジェット部材cの端面における応力が大きくなるため、圧入作業時にジェット部材cが座屈したり、このジェット部材cの軸心がユニオンbの燃料供給路b1の軸心からずれるなどして補助燃料の噴射方向が適正に得られなくなる可能性があった。
本実施形態のものでは、第2ユニオン60にフランジ部62が形成されていることで、圧入装置からの押圧力を受ける面が大きく確保されており、第2ユニオン60の端面における応力が小さくなるため、圧入作業時に第2ユニオン60が座屈したり、ジェット部64の軸心が第1ユニオン50の補助燃料供給路55の軸心からずれたりすることが回避され、補助燃料37の噴射方向が適正に得られ、エンジン11の低温始動性を良好に維持することが可能になる。
本発明は、FFVに搭載されるサブ燃料噴射ノズルの軸線方向の長さ寸法を短くするための技術として適用可能である。
11 エンジン(内燃機関)
18 燃焼室
22 吸気マニホールド(吸気系構成部材)
36 主燃料
37 補助燃料
39 サブ燃料噴射ノズル(燃料噴射ノズル)
50 第1ユニオン(第1部材)
53 第2ユニオン装着孔(圧入孔)
60 第2ユニオン(第2部材)
61 ジェット形成部(圧入部)
62 フランジ部
63,66 補助燃料供給孔
64 ジェット部
80 Oリング
81 Oリング装着溝

Claims (1)

  1. アルコールを含む主燃料を燃焼室に向けて供給する主燃料供給系と、この主燃料よりもガソリン濃度の高い補助燃料を燃焼室に向けて供給する補助燃料供給系とを備えた内燃機関に設けられ、吸気系を構成する吸気系構成部材のノズル挿入孔に装着されると共に上記補助燃料を燃焼室に向けて供給するものとして配設された燃料噴射ノズルにおいて、
    燃料供給方向上流側に位置する第1部材と、燃料供給方向下流側に位置する第2部材とが一体的に組み付けられて構成されており、
    上記第1部材には、上記第2部材を圧入するための圧入孔が形成されており、
    上記第2部材には、上記第1部材の圧入孔に圧入される圧入部と、上記第1部材の先端部との間でOリング装着溝を形成するためのフランジ部と、内部に形成されている燃料供給孔の一部が小径とされたジェット部とが一体形成されており
    上記第2部材の圧入部における圧入方向の寸法は、上記第1部材の圧入孔における同方向の寸法よりもOリングの断面直径に対応する寸法だけ長く設定されており、Oリングの内部に第2部材の圧入部を挿入した状態で、この第2部材の圧入部の先端が第1部材の圧入孔の底部に当接する位置まで第2部材の圧入部が第1部材の圧入孔に圧入されることで、第1部材と第2部材との間であって上記ジェット部の外周側にOリング装着溝が形成され、このOリング装着溝にOリングが装着された構成となっていることを特徴とする燃料噴射ノズル。
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