JP5030032B1 - ドラム缶レール - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性があり、且つ、所定の荷重を負荷することができるドラム缶レールを提供する。
【解決手段】ドラム缶レールは、互いに平行な2つの主面と該主面に垂直な且つ互いに平行な2つの側面を有する断面が矩形の柱状部材によって形成された軸線方向に長尺の本体と、該本体の両側の端部にそれぞれ設けられた接続部とを有する。前記接続部の各々は、前記本体の矩形断面と同一の矩形断面を有する基部と該基部より前記本体の軸線方向に沿って突出し前記本体の矩形断面の半分の形状の矩形断面を有する突起部を有し、該突起部は、前記本体の主面に垂直な端面と、前記本体の主面と共面をなす外側面と、前記本体の主面に平行な係合面とを有し、該係合面には、前記本体の主面に垂直な方向に延びるピンと孔が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本実施形態は、ドラム缶を横に倒した状態で保管するために使用して好適なドラム缶レールに関する。
従来、内部に薬剤、油等の液体を収納したドラム缶を保管するために様々な装置又は構造が知られている。
例えば、特許文献1には、ドラム缶を横に倒した状態で保管するドラム缶保管ラックの例が記載されている。特許文献2には、横に倒した状態で保管するドラム缶の転倒防止ストッパの例が記載されている。
特開2001−139145号公報 実開昭58−143348号公報
ドラム缶を保管する最も簡単な方法は、地面、床等に2本の角材を平行に敷いて、その上にドラム缶を倒した状態で並べるものである。ドラム缶列の上に更に、2本の角材を平行に敷いて、ドラム缶列を積み重ねてもよい。この場合、角材の端部では、次の角材の端部と横に重なるように配置する。そのために多数の角材を用意する必要がある。また、角材を配列する作業に多大の人手がかかることとなる。
更に、角材は木製であるため、耐久性に欠ける等の欠点がある。例えば、内部に液体が充填されたドラム缶の重量は比較的大きく、木製の角材では、長時間の使用又は繰り返しの使用に耐えられない場合がる。
本発明の目的は、耐久性があり、且つ、所定の荷重を負荷することができるドラム缶レールを提供することにある。
本発明によると、ドラム缶レールは、互いに平行な2つの主面と該主面に垂直な且つ互いに平行な2つの側面を有する断面が矩形の柱状部材によって形成された軸線方向に長尺の本体と、該本体の両側の端部にそれぞれ設けられた接続部とを有する。
前記接続部の各々は、前記本体の矩形断面と同一の矩形断面を有する基部と該基部より前記本体の軸線方向に沿って突出し前記本体の矩形断面の半分の形状の矩形断面を有する突起部を有し、該突起部は、前記本体の主面に垂直な端面と、前記本体の主面と共面をなす外側面と、前記本体の主面に平行な係合面とを有し、該係合面には、前記本体の主面に垂直な方向に延びるピンと孔が設けられている。
前記2つの接続部の突起部の係合面は、前記本体の2つの主面の中間の位置の面と同一面上にあり、且つ、互いに反対方向を向いており、
前記接続部の係合面が、他のドラム缶レールの接続部の係合面に係合し、前記接続部の係合面に設けられたピン及び孔が、前記他のドラム缶レールの接続部の係合面に設けられた孔及びピンに係合することによって、前記接続部と前記他のドラム缶レールの接続部は、前記本体の矩形断面と同一の矩形断面を形成するように構成されている。
本実施形態によると、
前記2つの主面には、長手方向に沿って延びる複数の小さな溝が形成されていることを特徴とする。
本実施形態によると、
前記溝の幅は5±1mm、深さは1〜0.1mmであることを特徴とする。
本実施形態によると、
前記本体の長手方向の寸法は、3±2mの範囲にあり、前記本体及び前記接続部の幅方向の寸法10±5cmの範囲にあり、前記本体及び前記接続部の高さ方向の寸法は3±1cmの範囲にあることを特徴とする。
本実施形態によると、
前記本体の柱状部材の厚さは2±1mmの範囲にあることを特徴とする。
本実施形態によると、
前記本体の柱状部材の内部に、軸線方向に延びる仕切り部が形成設けられ、該仕切り部によって前記柱状部材の内部は2つの柱状空間に分けられていることを特徴とする。
本実施形態によると、
前記本体の柱状部材はアルミ又はアルミ合金によって形成されていることを特徴とする。
本実施形態によると、
前記接続部はアルミ又はアルミ合金によって形成されていることを特徴とする。
本実施形態によると、
ドラム缶レール組立体は、ドラム缶レールと該ドラム缶レールの両端に接続可能な傾斜部材からなる。傾斜部材の接続部は、ドラム缶レールの接続部と同様な構造を有する。
本発明によると、耐久性があり、且つ、所定の荷重を負荷することができるドラム缶レールを提供することができる。
本実施形態に係るドラム缶レールの使用例を説明する図である。 従来のドラム缶の保管方法を説明する図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの概略を示す斜視図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの構造及び組み立て方法を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの構造及び組み立て方法を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの接続部の構造及び接続方法を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの接続部の構造及び接続方法を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの接続部の分解組立図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの本体の断面構成を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの傾斜部材の接続部の構造及び接続方法を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの傾斜部材の接続部の構造及び接続方法を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの使用方法及び利点を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールの使用方法及び利点を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールのストッパの構造を説明する説明図である。 本実施形態に係るドラム缶レールのストッパの使用方法を説明する説明図である。
図1を参照して、本実施形態に係るドラム缶レールの使用例を説明する。地面、床等の平坦な面に、本実施形態に係るドラム缶レール1を2本平行に配置し、その上にドラム缶5を倒した状態で並べる。その上に、本実施形態に係るドラム缶レールを2本平行に配置し、その上にドラム缶を倒した状態で並べる。図示の例では、3段のドラム缶列を積み重ねているが、1段でも、2段でもよい。
図示の例では、ドラム缶5は高さ方向に1列に整列して並んでいるが、これは単なる例示であり、必ずしも高さ方向に1列に整列させる必要はない。従来のドラム缶の保管方法では、ドラム缶レールの代わりに木製の角材を使用していた。木製の角材を使用する場合には、図示のように、ドラム缶は高さ方向に1列に整列するように積み上げられていた。
尚、一番下のドラム缶が地面又は床から適当な距離だけ離れるように、一番下のドラム缶レールの下に、適当な部材を配置し又は敷いてもよい。
ドラム缶の寸法及び構造はJIS規格により定められており、5種類ある。最も一般なドラム缶は、容量200リットル、直径約0.6m、高さ約0.9mの円筒容器である。天板と称される円形の蓋には、注入口(大栓)と換気口(小栓)が設けられており、円筒状の銅板には、輪帯と称する2本のリング状の盛り上がり部が形成されている。ドラム缶を横に倒した状態で転がす時、両端のチャイム(縁)と2本の輪帯が車輪の役割を担う。
容量が18リットル以上200リットル未満のものは中小型缶とよばれている。海外外では200リットルに相当する44ガロン缶の他、220リットルなど別のサイズのものもある。
本明細書では、ドラム缶は、容量200リットルのJIS規格により定められたものを指すが、それ以外の寸法のドラム缶、及び、海外規格のドラム缶も含むものとする。
図2は従来のドラム缶の保管方法の例を説明する。従来の保管方法では、木製の角材7を使用する。角材7を平行に並べ、その上に、ドラム缶5を横に倒した状態で並べる。図示のように、角材7の継ぎ目、即ち、角材の端部は横に重なるように、並べる。このような方法では、多数の角材を使用する必要があり、無駄が多い。即ち、ドラム缶列の長さと比較して、使用する角材の寸法の合計は相当に長くなる。木製の角材は、長時間の使用、又は、繰り返しの使用に適していない。
図3を参照して本実施形態のドラム缶レールの例を説明する。本実施形態のドラム缶レールは、本体11と、その両端の接続部13、13を有する。本体11及び接続部13、13は、アルミ又はアルミ合金によって形成される。本体11は、4つの面11A、11B、11C及び11Dを有する断面が矩形の柱状部材によって形成されている。2つの主面11A、11Bには、長手方向に沿って延びる複数の小さな溝12が形成されている。
接続部13は、基部131とそれより突出した矩形の突起部132を有する。接続部13の突起部132は係合面135を有する。係合面135は、本体11の厚さの半分の位置に、本体の主面11A、11Bに平行に形成されている。係合面135には、ピン136と孔137が設けられている。両端の接続部13、13の構造は同一であるが、突起部132の位置が上下逆であり、係合面135の向きが逆であり、ピン136と孔137の位置が逆である。接続部13の詳細な構造は、後に図5A及び図5Bを参照して説明する。
図4A及び図4Bを参照して、本実施形態のドラム缶レールの組立方法の例を説明する。図4Aに示すように、複数のドラム缶レール1を1直線状に並べ、その両端に、傾斜部材2を配置する。傾斜部材2は硬質ゴムによって形成してよい。傾斜部材2は、楔部21とその端面に設けられた接続部23を有する。傾斜部材2の接続部23は、ドラム缶レール1の接続部13と同一形状を有する。傾斜部材2の詳細な構造は、後に図8A及び図8Bを参照して説明する。
次に、図4Bに示すように、隣接するドラム缶レール1の接続部を接続してドラム缶レール列を形成する。このドラム缶レール列の両端に、それぞれ傾斜部材2を接続する。
図5A及び図5Bを参照して、本実施形態のドラム缶レールの接続部の構造及び接続方法を詳細に説明する。図5Aは、2個のドラム缶レールの接続部が向き合った状態を示す。接続部13は、2つの主面13A、13Bと2つの側面13C、13Dを有する。接続部13の2つの主面13A、13Bは、本体11の2つの主面11A、11Bと同一面上にあり、接続部13の2つの側面13C、13Dは、本体11の2つの側面11D、11Cと同一面上にある。
接続部13は、基部131とそれより突出した突起部132を有する。突起部132の端面13Eと、基部131の端面13Fは、本体11の主面11A、11Bに垂直である。突起部132は、端面13Eに垂直な係合面135を有する。係合面135は、2つの主面13A、13Bに平行であり、本体11の主面11A、11Bに平行である。係合面135には、ピン136と孔137が設けられている。ピン136と孔137は、接続部13の主面13A、13B及び本体11の主面11A、11Bに垂直に形成されている。孔137は貫通孔であってよいが、有底穴であってもよい。
接続部13の幅方向の寸法をB、高さ方向の寸法をHとする。これらの寸法は、本体11の幅方向の寸法、及び、高さ方向の寸法にそれぞれ等しい。突起部132の端面13Eの高さ方向の寸法をH1とし、基部131の端面13Fの高さ方向の寸法をH2とする。H1=H2=H/2である。
図5Bは、2個のドラム缶レールの接続部が接続された状態を示す。一方のドラム缶レールの接続部の係合面135に設けられたピン136と孔137は、他方のドラム缶レールの接続部の係合面135に設けられた孔137とピン136に、それぞれ係合する。こうして、2つのドラム缶レールの接続部の係合面は、互いに接触した状態で係合する。このとき、一方のドラム缶レールの接続部の突起部132の端面13Eは、他方のドラム缶レールの接続部の基部131の端面13Fと僅かな隙間を介して向かい合う。こうして接続された2つのドラム缶レールは、軸線方向に引っ張っても、分離することができない。しかしながら、一方のドラム缶レールを、軸線方向に垂直な方向に移動させると、容易に分離させることができる。
ドラム缶レール1の本体11の断面の外形の形状は、接続部13の断面の外形の形状と同一である。従って、2個のドラム缶レールが接続されると1本のドラム缶レールが形成される。幅方向の寸法がB、高さ方向の寸法がHの長尺のドラム缶レールが形成される。
図6を参照して、本実施形態のドラム缶レールの接続部の構造を詳細に説明する。本実施形態のドラム缶レールの接続部13は、基部131とそれより突出した矩形の突起部132と突起部の反対側に設けられた2つの矩形の挿入部141、142を有する。接続部13の挿入部141、142の側面には、ねじ穴145が形成されており、本体11の側面11C、11Dには孔111が形成されている。挿入部141、142を、本体を構成する柱状部材の端面の開口に挿入することによって、接続部13は、本体11に接続される。本体11の側面の孔111と接続部13の挿入部141、142のねじ穴145にねじを挿入することによって、接続部13は本体11に一体的に装着される。
接続部13の挿入部141、142の軸線方向の寸法を充分大きくすることによって、本体11に対して接続部13が一体的に且つ強固に固定される。また、それによって、2つのドラム缶レールの継ぎ目において、曲げモーメントに対する強度を増加させることができる。
図7は、本体11を構成する柱状部材の断面構成の例を示す。本体の断面の幅方向の寸法Bは、例えば、10cmであり、高さ方向の寸法Hは、例えば、3cmであり、柱状部材の厚さは、例えば、3mmである。柱状部材の内部には仕切り部14が形成されており、それによって2つの柱状の空洞が形成されている。即ち、本例の本体は、2つの柱状部材を結合した構造を有する。仕切り部14の厚さは、例えば、3mmである。仕切り部14を設けることによって、本体11の断面係数がより大きくなり、曲げモーメントに対する強度が大きくなる。
図示のように、2つの主面には、長手方向に沿って延びる複数の小さな溝12が形成されている。例えば、この溝12の幅は5±1mm、深さは1〜0.1mm、好ましくは、0.5mmであってよい。更に、隣接する2つの溝の間の山の幅は5±1mmであってよい。
図8A及び図8Bを参照して、本実施形態の傾斜部材の構造及び接続方法を詳細に説明する。図8Aに示すように、傾斜部材2は、楔部21とその端面に設けられた接続部23を有する。傾斜部材2の幅の寸法は、本体11の幅の寸法B(図5A)に等しい。接続部23の高さの寸法は、本体11の高さの寸法H(図5A)に等しい。楔部21は傾斜面21Aと底面21Bを有する。底面21Bに対する傾斜面21Aの傾斜角は、30度以下、又は、20度以下であってよい。
傾斜部材2の接続部23は、本体11の接続部13と同一の構造を有する。接続部23は、基部231とそれより突出した矩形の突起部232を有する。接続部23の突起部232は係合面235を有する。係合面235には、ピン236と孔237が設けられている。孔237は貫通孔であってよいが、有底穴であってもよい。1つのドラム缶レールの両端、又は、複数のドラム缶レールからなるドラム缶レール列の両端には、それぞれ傾斜部材2が接続される。その構造は同一であるが、突起部232の位置が上下逆であり、係合面235の向きが逆であり、ピン236と孔237の位置が逆である。
図8Bは、ドラム缶レールの接続部13に傾斜部材2の接続部23を接続した状態を示す。傾斜部材2の接続部23の係合面235に設けられたピン236と孔237は、ドラム缶レールの接続部13の係合面135に設けられた孔137とピン136に、それぞれ係合する。こうして、ドラム缶レールの接続部13の係合面135と傾斜部材2の接続部23の係合面235は、互いに接触した状態で係合する。
このとき、ドラム缶レールの接続部の突起部132の端面13Eは、他方のドラム缶レールの接続部の基部131の端面13Fと僅かな隙間を介して向かい合う。こうして接続されたドラム缶レール1と傾斜部材2は、軸線方向に引っ張っても、分離することができない。しかしながら、ドラム缶レール1又は傾斜部材2を、軸線方向に垂直な方向に移動させると、両者を容易に分離させることができる。
傾斜部材2の基部131の断面の外形の形状は、ドラム缶レール1の接続部13の断面の外形の形状と同一である。従って、1つのドラム缶レール又はドラム缶レール列の両端に傾斜部材2が接続されると、両端に傾斜面21Aを有する1本のドラム缶レール又はドラム缶レール列が形成される。
図9を参照して、本実施形態のドラム缶レールの使用方法を詳細に説明する。地面、床等の平坦面に、2本のドラム缶レール1を平行に配置する。その上にドラム缶5を配置する。ドラム缶5をドラム缶レール1上で回転させることにより、ドラム缶5を移動させることができる。
ドラム缶5の位置を動かすことなく回転位置のみを変化させる場合がある。例えば、内部に液体が充填されたドラム缶の場合、円板状の天板に設けられた大栓(注入口)51と小栓(換気口)52は、ドラム缶の上端又は下端に配置されないように、ドラム缶を回転させることがある。このような場合、ドラム缶5をドラム缶レール1上で滑らせながし、その位置で回転させる必要がある。本例のドラム缶レール1では、本体11の主面に小さな溝12が形成されているから、ドラム缶レールの本体の主面とドラム缶の胴体の間の摩擦が軽減され、その上でドラム缶を容易に回転させるこができる。
図10を参照して、本実施形態のドラム缶レール1の使用方法を詳細に説明する。地面、床等の上にドラム缶レール1を配置し、その上に複数のドラム缶を倒した状態で並べる。その上に本実施形態のドラム缶レールを配置する。2つのドラム缶レール1の接続部を接合することにより継ぎ目1Aが形成される。継ぎ目1Aは任意の位置に配置される。即ち、本実施形態によるとドラム缶レールの継ぎ目1Aは、ドラム缶の真上に配置される必要はなく、ドラム缶の間に配置されてよい。本願発明者が実施した実験では、本実施形態のドラム缶レール1は、500キログラムの荷重に耐えることができた。
ドラム缶レール1の継ぎ目1Aにおける曲げモーメントに対する強度を大きくするには、図6を参照して説明したように、接続部13の挿入部141、142の軸線方向の寸法を充分大きくすればよい。本実施形態では、ドラム缶レール1の継ぎ目1Aにおいても、継ぎ目1A以外の部分においても、せん断荷重及び曲げモーメントに対して十分な強度を有する。
図11を参照して、ドラム缶ストッパの例を説明する。ドラム缶ストッパ6は、2つの傾斜部61、62を有し、両者の間の角度は、例えば、90度であってよい。傾斜部61の先端63は波形に切断されている。ドラム缶ストッパの横にはネジ64が設けられている。このネジによって、ドラム缶ストッパは、ドラム缶レール1の側面に固定される。
図12は、ドラム缶ストッパ6の使用例を示す。2本のドラム缶レール1の上に複数のドラム缶5を倒した状態で並べる。その上に2本のドラム缶レール1を並べる。ドラム缶レール列の寸法より、ドラム缶列の寸法が十分に小さい。そのため、ドラム缶レールにドラム缶ストッパ6が設けられている。ドラム缶ストッパ6によって、ドラム缶が回転することが防止される。
以上本実施形態の例を説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは、当業者によって容易に理解されよう。
1…ドラム缶レール、2…傾斜部材、5…ドラム缶、6…ドラム缶ストッパ、7…角材、11…本体、11A、11B…主面、11C、11D…側面、12…溝、13…接続部、13A、13B…主面、13C、13D…側面、13E、13F…端面、14…仕切り部、21…傾斜部材の楔部、21A…傾斜面、21B…底面、23…傾斜部材の接続部、51…大栓、52…小栓、111…孔、131…基部、132…突起部、135…係合面、136…ピン、137…孔、141,142…挿入部、145…穴、231…基部、232…突起部、235…係合面、236…ピン、237…孔

Claims (10)

  1. 互いに平行な2つの主面と該主面に垂直な且つ互いに平行な2つの側面を有する断面が矩形の柱状部材によって形成された軸線方向に長尺の本体と、該本体の両側の端部にそれぞれ設けられた接続部とを有するドラム缶レールにおいて、
    前記接続部の各々は、前記本体の矩形断面と同一の矩形断面を有する基部と該基部より前記本体の軸線方向に沿って突出し前記本体の矩形断面の半分の形状の矩形断面を有する突起部を有し、該突起部は、前記本体の主面に垂直な端面と、前記本体の主面と共面をなす外側面と、前記本体の主面に平行な係合面とを有し、該係合面には、前記本体の主面に垂直な方向に延びるピンと孔が設けられ、
    前記2つの接続部の突起部の係合面は、前記本体の2つの主面の中間の位置の面と同一面上にあり、且つ、互いに反対方向を向いており、
    前記接続部の係合面が、他のドラム缶レールの接続部の係合面に係合し、前記接続部の係合面に設けられたピン及び孔が、前記他のドラム缶レールの接続部の係合面に設けられた孔及びピンに係合することによって、前記接続部と前記他のドラム缶レールの接続部は、前記本体の矩形断面と同一の矩形断面を形成するように構成されていることを特徴とするドラム缶レール。
  2. 請求項1記載のドラム缶レールにおいて、
    前記2つの主面には、長手方向に沿って延びる複数のが形成されていることを特徴とするドラム缶レール。
  3. 請求項記載のドラム缶レールにおいて、
    前記溝の幅は5±1mm、深さは1〜0.1mmであることを特徴とするドラム缶レール。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のドラム缶レールにおいて、
    前記本体の長手方向の寸法は、3±2mの範囲にあり、前記本体及び前記接続部の幅方向の寸法10±5cmの範囲にあり、前記本体及び前記接続部の高さ方向の寸法は3±1cmの範囲にあることを特徴とするドラム缶レール。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のドラム缶レールにおいて、
    前記本体の柱状部材の厚さは2±1mmの範囲にあることを特徴とするドラム缶レール。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のドラム缶レールにおいて、
    前記本体の柱状部材の内部に、軸線方向に延びる仕切り部が設けられ、該仕切り部によって前記柱状部材の内部は2つの柱状空間に分けられていることを特徴とするドラム缶レール。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載のドラム缶レールにおいて、
    前記本体の柱状部材はアルミ又はアルミ合金によって形成されていることを特徴とするドラム缶レール。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載のドラム缶レールにおいて、
    前記接続部はアルミ又はアルミ合金によって形成されていることを特徴とするドラム缶レール。
  9. ドラム缶レールと該ドラム缶レールの端部に接続可能な傾斜部材からなるドラム缶レール組立体において、
    前記ドラム缶レールは、互いに平行な2つの主面と該主面に垂直な且つ互いに平行な2つの側面を有する断面が矩形の柱状部材によって形成された軸線方向に長尺の本体と、該本体の両側の端部にそれぞれ設けられた接続部とを有し、
    前記接続部の各々は、前記本体の矩形断面と同一の矩形断面を有する基部と該基部より前記本体の軸線方向に沿って突出し前記本体の矩形断面の半分の形状の矩形断面を有する突起部を有し、該突起部は、前記本体の主面に垂直な端面と、前記本体の主面と共面をなす外側面と、前記本体の主面に平行な係合面とを有し、該係合面には、前記本体の主面に垂直な方向に延びるピンと孔が設けられ、
    前記2つの接続部の突起部の係合面は、それぞれ、前記本体の2つの主面の中間の位置の面と同一面上にあり、且つ、互いに反対方向を向いており、
    前記傾斜部材は、底面と該底面に対して傾斜した傾斜面と有する楔部と該楔部の端面に設けられた接続部とを有し、前記傾斜部材の接続部は前記ドラム缶レールの接続部と同一の構造及び同一の断面形状を有し、
    前記ドラム缶レールの一方の端部に前記傾斜部材を接続するとき、前記傾斜部材の接続部の係合面が、前記ドラム缶レールの接続部の係合面に係合し、前記傾斜部材の接続部の係合面に設けられたピン及び孔が、前記ドラム缶レールの接続部の係合面に設けられた孔及びピンに係合し、接続された前記傾斜部材の接続部と前記ドラム缶レールの接続部は、前記本体の矩形断面と同一の矩形断面を形成するように構成されていることを特徴とするドラム缶レール組立体。
  10. 請求項9項記載のドラム缶レール組立体において、
    更に、2つの傾斜部を有するドラム缶ストッパを有し、該2つの傾斜部のうちの一方の傾斜部の先端は波形に切断されており、ネジによって前記ドラム缶ストッパは、前記ドラム缶レールの側面に固定されることを特徴とするドラム缶レール組立体。
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