JP5029996B2 - ポリアルケン置換カルボン酸組成物の生成方法 - Google Patents
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Description
Sivikらの米国特許第5,489,390号は有機塩素化合物の塩素含量の減少方法を記載しており、その方法では、有機塩素化合物が化合物の塩素含量を減少するのに充分な時間の期間にわたって(a)HI及びHBr以外の鉱酸、及び約2未満のpKaを有する有機酸から選ばれた酸、並びに(b)ヨウ素又は臭素の源と混合される。化合物中の塩素レベルはヨウ素化合物及び臭素化合物による処理により減少されてもよい。しかしながら、結果として、両方のハロゲンが最終製品中に存在する。更に、当業者に明らかであるように、鉱酸によるジカルボン酸系の後処理が脱カルボキシル化だけでなく、ポリマーの分解をもたらし得る。
Sivikらの米国特許第5,672,266号は元素炭素の存在下で、比較的多量のルイス酸を使用して、米国特許第5,489,390号のような熱後処理により塩素含量を減少する方法を説明している。ルイス酸は、好ましくはヨウ素又は臭素の源の存在下の、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄、銅、ホウ素、アルミニウム、スズ、チタン及びこれらの混合物の塩から選ばれる。
Pudelskiらの米国特許第5,885,944号は元素硫黄による後処理によりポリアルケン置換カルボン酸アシル化剤(これらはポリアルケンとα,β-不飽和カルボン酸部分の塩素誘導縮合から残っている塩素を含む)の塩素含量を減少する方法を記載している。開示された方法は副生物としての硫化水素及び比較的高い動粘度を有する硫黄含有ポリアルケン置換カルボン酸アシル化剤の生成をもたらす。
Pudelskiらの米国特許第6,077,909号は減少された塩素含量を有するポリアルケン置換カルボン酸アシル化剤を得る方法を記載しており、その方法はポリアルケン反応体としての、合計で約90モル%までの量の四置換及び三置換不飽和末端基を有するポリオレフィンの使用に頼り、そのポリオレフィンが四置換及び三置換末端基のモル数に等しい量までのモル基準でハロゲンと反応させられる。
欧州特許第0684262号は塩素化ポリプロピレンもしくはポリイソブチレン、又はポリプロピレンとポリプロピレン無水コハク酸、もしくはポリイソブチレンとポリイソブチレン無水コハク酸の混合物の塩素含量の減少方法を記載しており、その方法では、ポリマー、又はポリマー及び無水コハク酸混合物が、特定の時間の期間にわたって熱で処理される。
欧州特許第0665242号は塩素以外のハロゲン(例えば、ヨウ素又は臭素)による処理を伴なうポリアルケン置換カルボン酸アシル化剤の塩素含量の減少方法を記載している。
Bariniらの米国特許第6,562,904号はポリアルケン置換カルボン酸アシル化剤の塩素含量の減少方法を記載しており、その方法では、残留塩素含量を有するマレイン酸処理ポリアルケンが更なる添加塩素の不在下で、付加的な量の無水マレイン酸中で熱ソーキングされる。
本発明の第二の局面によれば、沈降及びサイクル時間が同時に最小にされる、第一の局面のような、最小にされたハロゲン含量を有するポリアルケン置換カルボン酸、酸無水物又はエステル組成物の生成方法が提供される。
本発明のこれらの目的及びその他の目的、利点並びに特徴が好ましい実施態様の以下の詳細な記載から良く理解されるであろう。
ポリマーの別の有益なクラスはイソブテン、スチレン等のカチオン重合により調製されたポリマーである。このクラスからの普通のポリマーとして、ルイス酸触媒、例えば、三塩化アルミニウム又は三フッ化ホウ素の存在下の、約35重量%〜約75重量%のブテン含量、及び約30重量%〜約60重量%のイソブテン含量を有するC4製油所流の重合により得られたポリイソブテンが挙げられる。ポリ-n-ブテンをつくるのに好ましいモノマーの源はラフィネートIIの如き石油供給原料流である。これらの供給原料は当業界で、例えば、米国特許第4,952,739号に開示されている。ポリイソブチレンが本発明の最も好ましい主鎖である。何とならば、それがブテン流からのカチオン重合(例えば、AlCl3触媒を使用する)により容易に入手し得るからである。このようなポリイソブチレンは一般に鎖に沿って位置される、ポリマー鎖当り約1個のエチレン性二重結合の量の残留不飽和を含む。
ポリアルケン主鎖を官能化するのに使用される好ましいオレフィン性モノ不飽和反応体は(i)モノ不飽和C4-C10ジカルボン酸((a)そのカルボキシル基はビシニル(vicinyl)であり(即ち、隣接炭素原子に位置され)、かつ(b)前記隣接炭素原子の少なくとも一つ、好ましくは両方が前記モノ不飽和の一部である)、(ii)(i)の誘導体、例えば、(i)の酸無水物又はC1-C5アルコール由来のモノエステルもしくはジエステル、(iii)炭素間二重結合がカルボキシル基と共役される(即ち、構造-C=C-CO-の)モノ不飽和C3-C10モノカルボン酸、及び(iv)(iii)の誘導体、例えば、(iii)のC1-C5アルコール由来のモノエステル又はジエステルを含む、モノカルボン酸物質及びジカルボン酸物質、即ち、酸、酸無水物、又は酸エステル物質を含む。モノ不飽和カルボン酸物質(i)-(iv)の混合物がまた使用されてもよい。主鎖との反応後に、モノ不飽和カルボン酸反応体のモノ不飽和が飽和されるようになる。こうして、例えば、無水マレイン酸が主鎖置換無水コハク酸になり、アクリル酸が主鎖置換プロピオン酸になる。このようなオレフィン性、モノ不飽和カルボン酸反応体の例示はフマル酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、クロロマレイン酸、無水クロロマレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ケイ皮酸、及び以上の低級アルキル(例えば、C1-C4アルキル)酸エステル、例えば、マレイン酸メチル、フマル酸エチル、及びフマル酸メチルである。オレフィン性モノ不飽和カルボン酸反応体、好ましくは無水マレイン酸は、典型的にはポリアルケン反応体の重量を基準として、約0.01重量%から約20重量%まで、好ましくは0.5重量%から10重量%までの範囲の量で使用されるであろう。
ポリアルケンはハロゲン補助官能化方法を使用してポリアルケンをポリアルケンに可溶性の鉄塩の存在下で、主として炭素間不飽和(また、エチレン性又はオレフィン性不飽和と称される)の部位で、ポリアルケン鎖への官能性部分又は薬剤(例えば、酸、酸無水物又はエステル部分)の付加をもたらす条件下で反応させることによりカルボン酸生成部分(好ましくは酸又は酸無水物)で官能化されてもよい。
F=(SAPxMn)/((112,200xA.I.)-(SAPxMW))
に従って表されてもよい。
式中、SAPはケン化価(ASTM D94に従って測定されるような、アシル基含有反応生成物1グラム中の酸基の完全な中和に消費されるKOHのミリグラム数)であり、Mnは出発ポリアルケンの数平均分子量であり、A.I.は反応生成物中のアシル基含有組成物のフラクションであり(残部は未反応ポリアルケン及び飽和物、未反応アシル化剤及び希釈剤である)、かつMWはアシル基の分子量である(例えば、無水マレイン酸について98)。1.34の官能価を有する塩素の存在下のポリイソブテン(2225のMn、0.86のA.I.)と無水マレイン酸の反応生成物(PIBSA)は約55のケン化価を有するであろう。対照的に、1.16の官能価を有するこのような反応生成物は約48のケン化価を有し、また1.6の官能価を有するこのような反応生成物は約65のケン化価を有するであろう。
官能化は塩素又は臭素を60〜250℃、好ましくは110〜180℃、例えば、120〜140℃の温度で、約0.5〜10時間、好ましくは1〜7時間にわたってポリアルケンに通すことにより、不飽和ポリアルケンをポリアルケンの重量を基準として、約1〜8重量%、好ましくは3〜7重量%の塩素、又は臭素までハロゲン化、例えば、塩素化又は臭素化することにより達成し得る。本発明によれば、こうして生成されたハロゲン化ポリアルケン(主鎖)が、金属の存在下で、約100℃から250℃まで、例えば、約180℃から250℃まで、好ましくは約180℃から235℃までの温度で、約0.5〜10時間(例えば、3〜8時間)にわたって、又は得られた生成物がハロゲン化主鎖1モル当り所望のモル数のモノ不飽和カルボン酸反応体を含むまで、官能性部分を主鎖に付加することができる充分なモノ不飽和反応体、例えば、モノ不飽和カルボン酸反応体と反応させられる。
本発明の実施に有益な金属化合物として、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、アルミニウム(Al)及びスズ(Sn)の化合物が挙げられる。性能、コスト及び毒性(取扱中)の観点から、Fe、Cu、Co、Ni、Ti、Zn、Sn及びAlの金属化合物が好ましい。Fe、Ni、Cu及びCo、特にFeの金属化合物が最も好ましい。
本発明の実施に有益な金属化合物として、金属塩化物、金属酸化物、金属アルコキシド及び金属アルキルカルボキシレートが挙げられる。好ましい金属化合物はポリアルケンに可溶性である金属化合物、例えば、金属アルコキシド及び金属アルキルカルボキシレートである。
有益な金属化合物の例として、Fe(ネオデカノエート)2、Fe(III)酸化物、Ni(II)2-エチルヘキサノエート、Cu(II)2-エチルヘキサノエート、シクロペンタジエニルCo(I)ジカルボニル、ビス(シクロペンタジエニル)ジメチルZr(IV)、酢酸Cu(I)、塩化Fe(FeCl3)、Cr(II)-2-エチルヘキサノエート、Mn(II) 2-エチルヘキサノエート、塩化Al(AlCl3)、Al酸化物、酢酸Zn、ステアリン酸Zn、Ti(IV) 2-エチルオキサイド及び酢酸Snが挙げられる。Fe、Cu、及びCoのポリアルケンに可溶性の化合物が好ましく、金属化合物がポリアルケンに可溶性のFe化合物、例えば、Feナフタネート、Fe(III)ネオデカノエート、Fe(III)2-エチルヘキサノエート、Fe(III)アセチルアセトネート、Fe(II)ステアレート、及びFe(III)2,4-ペンタンジオネート、特にFe(III)ネオデカノエートであることが最も好ましい。
好ましくは、MA及びPIBが約100℃から約240℃まで、好ましくは約180℃から約240℃までの温度で、約1時間から約15時間までにわたって一緒に反応(ソーキング/ストリッピング)させられる。好ましくは、ハロゲンが塩素であり、塩素が約1.2から約3.5まで、好ましくは約1.4から約3.0まで、更に好ましくは約1.6から約2.5までのCl2/PIBモル比を与える量で導入される。本発明の方法は通常の方法よりも高いCl2/PIB比の使用を可能にし、通常の方法では、このような高い比の使用は得られる生成物の高い残留塩素含量のために可能ではない。本発明により生成された生成物中の沈降物の量の減少はCl2/PIB比が増大される場合に特に明らかである。
塩素の合計質量の約8質量%から約35質量%までが時間当たり反応混合物に導入されることが好ましい。好ましくは、温度が反応中に上昇され、塩素の導入が約100℃から約170℃まで、更に好ましくは約120℃から約150℃までの温度で始まり、約180℃から250℃まで、更に好ましくは約180℃から約230℃まで(例えば、220℃)の温度で終了する。好ましくは、反応温度が180℃に達する前に、塩素の少なくとも約70質量%、例えば、少なくとも約75質量%が添加される。好ましくは、反応生成物が約1.2から約1.7まで、好ましくは約1.3から約1.6までの官能価を有するポリイソブテン無水コハク酸(PIBSA)である。
本発明の方法は、ハロゲン含量を最小にすることに加えて、また生成物の濾過及び/又は沈降減少剤の添加が不要になるレベルまで沈降物生成を最小にするが、生成物が沈降物を実質的に含まない(0.08質量%未満、好ましくは0.03質量%未満、例えば、0.01質量%から0.03質量%までの沈降物)生成物を与えるために沈降物減少剤で処理されてもよい。
使用に適した沈降物減少剤として、油溶性強有機酸、好ましくは油溶性ヒドロカルビル置換スルホン酸が挙げられる。“油溶性”ヒドロカルビル置換スルホン酸は20℃で鉱油に少なくとも50質量%可溶性であるものである。ヒドロカルビルスルホン酸は天然スルホン酸又は合成スルホン酸、例えば、マホガニイスルホン酸又は石油アルキルスルホン酸、アルキルスルホン酸又はアルカリールスルホン酸であってもよく、そのヒドロカルビル置換基(即ち、石油アルキル、直鎖及び/又は分岐鎖アルキル、アルカリール等)が油溶性を付与する。油溶性マホガニイ酸は潤滑油ベース原料油を濃硫酸又は発煙硫酸で処理することにより得られてもよい。
スルホン酸のヒドロカルビル置換基は非炭化水素基、例えば、ニトロ、アミノ、ハロ(例えば、クロロ又はブロモ)、低級アルコキシル、低級アルキルメルカプト、オキソ(=O)、チオ(=S)、イミノ(-NH-)、エーテル(-O-)、及びチオエーテル(-S-)を含むことができるが、但し、置換基の実質的な炭化水素特性が本発明の目的のために保持されることを条件とする。このような非炭化水素基が存在する場合、それらは一般にヒドロカルビル置換基中の原子の合計重量の約10質量%以下に相当するであろう。
アルカリールスルホン酸は典型的には15個から76個まで、好ましくは24個から40個まで、更に好ましくは28個から36個までの合計炭素原子を含む。アリール部分はあらゆる芳香族炭化水素、例えば、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、ビフェニル等から誘導し得るが、ベンゼン又はナフタレンから誘導されることが好ましく、ベンゼンから誘導されることが最も好ましい。好ましいアルキルベンゼンスルホン酸はアリール部分中の一つ以上のアルキル置換基中に典型的には9個から70個まで、好ましくは18個から34個まで、更に好ましくは22個から30個までの合計炭素原子を含む。475から600までのMn及び平均2個のアルキル基を有するアルキル化ベンゼンスルホン酸が特に好ましく、そのアルキル基の夫々が平均11〜15個の炭素原子を含む。
スルホン酸を調製するのに使用されるアルキル化ベンゼンは既知のアルキル化方法により得られ、例えば、ベンゼンが三フッ化ホウ素の存在下で好適なアルケン又はそのオリゴマーもしくはポリマーと反応させられる。スルホン酸の調製に使用されることが好ましいC9-C70アルキル化ベンゼンの中に、ノニルベンゼン、ドデシルベンゼン、ワックス状アルキル化ベンゼン、及びプロペン、ブテン、アミレン又はこれらの混合物等から得られた70個までの炭素原子の好適な分岐鎖ポリマーでアルキル化されたベンゼンがある。アルキルの混合物中のノニルもしくはドデシル又はそれらの均等物のいずれかがスルホン酸の調製に使用されることが好ましい。
燃料及び潤滑剤中の使用に適した分散剤を提供するために、上記されたポリアルケン置換カルボン酸アシル化剤はその後に更に求核性反応体、例えば、アミン、アミノ-アルコール、アルコール、金属化合物、又はこれらの混合物で誘導体化されて相当する誘導体を生成してもよい。官能化ポリマーを誘導体化するのに有益なアミン化合物は少なくとも一つのアミンを含み、1個以上の付加的なアミン基又はその他の反応性もしくは極性基を含み得る。これらのアミンはヒドロカルビルアミンであってもよく、又は主としてヒドロカルビルアミン(そのヒドロカルビル基がその他の基、例えば、ヒドロキシル基、アルコキシル基、アミド基、ニトリル、イミダゾリン基等を含む)であってもよい。特に有益なアミン化合物として、モノアミン及びポリアミン、例えば、分子当り約1〜12個、例えば、3〜12個、好ましくは3〜9個の窒素原子を有する約2〜60個、例えば、2〜40個(例えば、3〜20個)の合計炭素原子のポリアルケンポリアミン及びポリオキシアルキレンポリアミンが挙げられる。アミン化合物の混合物、例えば、アルキレンジハライドとアンモニアの反応により調製されたものが有利に使用されてもよい。好ましいアミンは、例えば、1,2-ジアミノエタン、1,3-ジアミノプロパン、1,4-ジアミノブタン、1,6-ジアミノヘキサン、ポリエチレンアミン、例えば、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン及びポリプロピレンアミン、例えば、1,2-プロピレンジアミン、及びジ-(1,2-プロピレン)トリアミンを含む、脂肪族飽和アミンである。
ポリアルケン置換カルボン酸アシル化剤はまたヒドロキシル化合物、例えば、1価アルコール及び多価アルコール、又は芳香族化合物、例えば、フェノール及びナフトールで誘導体化されてもよい。好ましい多価アルコールとして、アルキレングリコール(そのアルキレン基は2個から8個までの炭素原子を含む)が挙げられる。その他の有益な多価アルコールとして、グリセロール、グリセロールのモノ-オレアレート、グリセロールのモノステアレート、グリセロールのモノメチルエーテル、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、及びこれらの混合物が挙げられる。エステル分散剤はまた不飽和アルコール、例えば、アリルアルコール、シンナミルアルコール、プロパルギルアルコール、1-シクロヘキサン-3-オール、及びオレイルアルコールから誘導されてもよい。無灰分散剤を生じることができるアルコールの更に別のクラスは、オキシ-アルキレン及びオキシ-アリーレンを含む、エーテル-アルコールを含む。このようなエーテル-アルコールは150個までのオキシ-アルキレン基を有するエーテル-アルコールにより例示され、そのアルキレン基は1個から8個までの炭素原子を含む。エステル分散剤はコハク酸のジ-エステル又は酸-エステル、即ち、部分エステル化されたコハク酸だけでなく、部分エステル化された多価アルコール又はフェノール、即ち、遊離アルコール又はフェノール性ヒドロキシル基を有するエステルであってもよい。エステル分散剤は、例えば、米国特許第3,381,022号に記載されたような幾つかの既知の方法のいずれか一つにより調製されてもよい。
このような無灰分散剤は種々の通常の後処理、例えば、一般に米国特許第3,087,936号及び同第3,254,025号に教示されているようなボレーションにより更に後処理し得る。分散剤のボレーションはアシル窒素含有分散剤をアシル化窒素組成物各1モル当り約0.1原子比率から約20原子比率までのホウ素を与えるのに充分な量の、ホウ素化合物、例えば、ホウ素酸化物、ホウ素ハロゲン化物、ホウ素酸、及びホウ素酸のエステルで処理することにより容易に達成される。有益な分散剤は約0.05質量%から約2.0質量%まで、例えば、約0.05質量%から約0.7質量%までのホウ素を含む。ホウ素(これは脱水されたホウ酸ポリマー(主として(HBO2)3)として生成物中に現れる)は、アミン塩、例えば、ジイミドのメタホウ酸塩として分散剤ビス-イミド及びジイミドに結合すると考えられる。ボレーションは約0.5質量%から4質量%まで、例えば、約1質量%から約3質量%まで(アシル窒素化合物の重量を基準とする)のホウ素化合物、好ましくはホウ酸を、通常スラリーとして、アシル窒素化合物に添加し、約135℃から約190℃まで、例えば、140℃〜170℃で、約1時間から約5時間までにわたって撹拌しながら加熱し、続いて窒素ストリッピングすることにより行ない得る。また、ホウ素処理は水を除去しながら、ホウ酸をジカルボン酸物質及びアミンの熱反応混合物に添加することにより行ない得る。当業界で知られているその他の後反応方法がまた適用し得る。
本発明の方法の効果を示すために、種々の官能価/SAP(ケン化)価を有する一連のポリイソブチレン無水コハク酸(PIBSA)を、2225 Mn ポリイソブチレン(PIB)及び無水マレイン酸(MA)を特定量のポリイソブチレンに可溶性の鉄塩(イソパー-L溶媒中の鉄(III)ネオ-デカノエート;その溶液中のFeの濃度は6質量%である)の存在下及び不在下の両方で下記の条件下の同時の塩素化/マレイン酸処理反応で反応させることにより生成した。次いで得られるPIBSA生成物のSAP価、塩素含量及び沈降物含量を測定し、比較した。結果を以下に表1に示す。
PIBSA生成物の生成についての高レベルの金属の不利な影響を示すために、示された官能価/SAP価を有するPIBSA生成物を、2225 Mn ポリイソブチレン(PIB)及び無水マレイン酸(MA)を(i)ポリイソブチレンに可溶性の鉄塩(鉄(III)ネオ-デカノエート)の不在下及び(ii)2ppmより大きい鉄(PIB中の質量のppm)を与える量のポリイソブチレンに可溶性の鉄塩の存在下で下記の条件下の同時の塩素化/マレイン酸処理反応で反応させることにより生成した。次いで得られるPIBSA生成物のSAP価、活性成分(AI)のレベル、塩素含量及び沈降物含量を測定し、比較した。結果を以下に表2に示す。
実施例3
その他のイソブチレンに可溶性の金属塩を使用する本発明の方法の効果を示すために、ポリイソブチレン無水コハク酸(PIBSA)生成物を、示される(反応体の)投入比を使用して2225Mnポリイソブチレン(PIB)及び無水マレイン酸(MA)を特定量のポリイソブチレンに可溶性のニッケル塩及び銅塩(Ni(II)-2-エチルヘキサノエート及びCu(II)-2-エチルヘキサノエート)の存在下及び不在下の両方で下記の条件下の同時の塩素化/マレイン酸処理反応で反応させることにより生成した。次いで得られるPIBSA生成物のSAP価、塩素含量及び沈降物含量を測定し、比較した。結果を以下に表3に示す。
本明細書に記載された全ての特許、文献及びその他の物質の開示は参考としてこの明細書にそのまま含まれる。本発明の原理、好ましい実施態様及び操作の様式が以上の明細書に記載された。しかしながら、本件出願人が提示するものはそれらの発明であり、開示された特別な実施態様に限定されると見なされるべきではない。何とならば、開示された実施態様は限定ではなく、例示と見なされるからである。変化が本発明の精神から逸脱しないで当業者によりなされてもよい。
Claims (13)
- ポリアルケン及び少なくとも一種のオレフィン性モノ不飽和モノカルボン酸もしくはジカルボン酸、酸無水物又はエステルのハロゲン補助反応によりポリアルケン置換カルボン酸、無水カルボン酸又はカルボン酸エステルを得る方法であって、
前記方法が
ポリアルケン及び少なくとも一種のオレフィン性モノ不飽和モノカルボン酸もしくはジカルボン酸、酸無水物又はエステルをハロゲン及び少なくとも一種の金属化合物の存在下で反応させ、前記金属がMg、Ca、Ti、Zr、Hf、Cr、Mo、Mn、Fe、Co、Ni、Pd、Pt、Cu、Zn、Al及びSnからなる群から選ばれ、かつ前記少なくとも一種の金属化合物をポリアルケンの質量を基準として、0.1ppm(質量基準)から2ppmまでの元素金属の導入量で、前記ポリアルケンの85質量%より多くが前記オレフィン性モノ不飽和モノカルボン酸もしくはジカルボン酸、酸無水物又はエステルと反応する時点の前にその反応に導入することを特徴とする前記方法。 - 前記少なくとも一種の金属化合物の前記金属がTi、Fe、Co、Ni、Cu、Zn及びAlからなる群から選ばれる、請求項1記載の方法。
- 前記少なくとも一種の金属化合物の前記金属がFe、Co及びCuからなる群から選ばれる、請求項2記載の方法。
- 前記少なくとも一種の金属化合物の前記金属がFeである、請求項3記載の方法。
- 前記少なくとも一種の金属化合物がFeナフタネート、Fe(III)ネオデカノエート、Fe(III)2-エチルヘキサノエート、Fe(III)アセチルアセトネート、及びFe(II)ステアレートからなる群から選ばれる、請求項4記載の方法。
- 前記ポリアルケンがポリイソブテンであり、前記オレフィン性モノ不飽和モノカルボン酸もしくはジカルボン酸、酸無水物又はエステルがフマル酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、クロロマレイン酸、無水クロロマレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ケイ皮酸、及びこれらのC1-C4アルキル酸エステルからなる群から選ばれ、かつ前記ハロゲンが塩素又は臭素である、請求項1記載の方法。
- 前記ポリアルケンが900から3000までの数平均分子量(Mn)及び60%より大きい三置換及び四置換不飽和末端基を有するポリイソブテンであり、前記オレフィン性モノ不飽和モノカルボン酸もしくはジカルボン酸、酸無水物又はエステルが無水マレイン酸であり、かつ前記ハロゲンが塩素である、請求項6記載の方法。
- 前記ポリイソブテンがオレフィンの全質量を基準として、10質量%から75質量%までのイソブテンを含むC4石油供給原料流から誘導される、請求項7記載の方法。
- 前記ポリアルケン置換カルボン酸、無水カルボン酸又はカルボン酸エステル生成物が1.2から1.7までの官能価を有する、請求項1記載の方法。
- 前記少なくとも一種の金属化合物の前記金属がCo、Sn、Ti、Zn、Ni及びCuから選ばれる、請求項1記載の方法。
- 前記少なくとも一種の金属化合物の前記金属がNi及びCuから選ばれる、請求項10記載の方法。
- 前記金属化合物がポリアルケンに可溶性のNi化合物及びCu化合物から選ばれる、請求項11記載の方法。
- 前記ポリアルケンに可溶性のNi化合物及びCu化合物がNi(II)2-エチルヘキサノエート、Cu(II)2-エチルヘキサノエート、及び酢酸Cu(I)からなる群から選ばれる、請求項12記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
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