JP5028674B2 - 移動体の指令生成方法および指令生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は,目標移動量に応じて動作指令を生成する移動体の指令生成方法および装置に関する。
サーボモータやロボットなどの移動体の動作指令は,移動体の動特性を考慮して過大な加速度が生じないように,すなわち速度を急激に変化させることがないように生成しなければならない。速度指令が急激に変化すると,移動体の機構そのものやアクチュエータに過大な付加を与え損傷させる恐れがあるばかりか,軌跡精度の悪化や停止時の行き過ぎおよび残留振動を増長するためである。また,移動体の最大速度や最大加速度は,移動体の作業内容や機械的な仕様に応じて適切に設定できることが望ましい。ここで最大速度および最大加速度とは,時々刻々変化する指令速度および指令加速度の一動作における最大値を指す。更には,振動励起を抑制するために,速度と加速度に加えて加速度の時間変化率の大きさを制限することが要求される場合も多い。
従来,移動体の動作指令を目標位置にもとづき生成するには,(従来技術1)目標移動量に応じてステップ状に出力した速度指令を移動平均フィルタに通す,(従来技術2)目標移動量に応じてステップ状に出力した速度指令をローパスフィルタに通す,といった方法があった。
(従来技術1)の移動平均フィルタとは,時系列の離散入力u[i]に対して出力y[i]を次式
によって計算するものであって,図10(a)のようなステップ状の入力に対して図10(b)のような台形型の波形を出力する。ここでNは平均化時間で,
とする。図10においてvmaxが設定した最大速度,sが指定移動量であって時間軸と速度曲線とによって囲まれる面積に等しい。ここで,その加速度および減速度aは,
で規定される。ただしΔt>0は離散時間間隔である。移動平均フィルタに高さが設定最大速度vmaxで指定移動量sの面積を有するステップ状の入力を与えると,加減速度aの台形型の速度指令となって出力される。したがって,急激に変化しない速度指令を簡単に生成することができるのである。
(従来技術2)のローパスフィルタとは,時系列の離散入力u[i]に対して出力y[i]を次式
によって計算するものであって,図11(a)のような指定移動量sの面積を有するステップ状の入力に対して近似的に
で与えられる図11(b)のような波形を出力する。ここでTlowpassはフィルタの時定数で,この値を大きくすると入力に対する出力の変化がより緩やかになる。また,加速度の最大値は
で与えられる。移動平均フィルタとは得られる波形が異なるが,ローパスフィルタによって急激に変化しない速度指令を簡単に生成することができる。
上記従来技術1,2は単体で用いられることもあるが,移動平均フィルタを二回用いて加速度が連続的に変化する滑らかな指令波形を得る,移動平均フィルタの出力結果を更にローパスフィルタに通してより滑らかな指令波形を得る,といった方法も公知である。
特許文献1ではサーボモータの加減速制御において加速度を台形状に変化させ,なおかつ加減速中間領域において一定の最大加速度を維持して加減速することによって滑らかな駆動力変化と加減速所要時間の短縮を狙った方法が開示されている。図12において(a)が時間軸tに対する加速度aの波形,(b)が速度vの波形であって,nは加速度増加区間および加速度減少区間に対応する時間を処理周期に対応する時間で割った処理回数,

は加速度一定区間に対応する処理回数,である。加速度増加区間および加速度減少区間における加速度の時間変化率は,それぞれ正/負の一定値に保たれる。加速度一定区間における加速度の時間変化率は零である。すなわち,加速度を台形状に連続的に変化させれば,加速度の時間変化率は零でない一定値または零に保たれる。加速度の変化率が大きな値をとらないように制限することで,駆動する機械系に与える振動を抑制できる。ただし特許文献1は目標速度(ここでは,NC装置の送り速度)が指令された場合の加減速方法を与えるものであって,目標位置や目標移動量に対し指定された点まで移動して停止するような位置決め手段を提供するものではない。
以上に示したような従来技術1,2の他にも,(従来技術3) 設定最大速度と設定最大加速度および目標移動量にもとづいて加速度波形を正弦曲線や直線で構成する
方法がある。(従来技術3)は,正弦曲線や正弦曲線と直線との組み合わせによって構成した加速度波形にもとづいた速度指令波形を出力するものである。その例は,例えば特許文献2に開示されている。図13は,特許文献2の加減速制御方法によって得られる加速度波形と,これに対応する速度波形を並べた図である。図においてTは加減速時間,amaxは最大加速度,aは加速度指令,tは時間,vは速度指令,vmaxは最大速度,Sは目標移動量であって,区間1から7はそれぞれ加速度波形の構成が異なる区間である。区間1,3,5,7はそれぞれ正弦曲線であり,各区間の時間は加減速時間Tの1/4となっている。また区間2,6は一定加速度区間,区間4は一定速度区間である。図のように各区間での加速度が連続となるように正弦曲線と直線とを組み合わせて加速度波形を構成することで,(従来技術1,2)のような加速度不連続による振動励起の問題を生じにくい。指令目標移動量Sに応じた指令を生成するためには,区間4の時間や加減速時間Tを調整する。更に特許文献2では,特に目標移動量が小さい場合に加減速時間Tの減少に伴う加速度時間変化率(躍動値)の増大を避けるため,最大速度vmaxと最大加速度amaxを計算し直す手順を設けている。図14は特許文献2の加減速方法の手順を示した流れ図である。図において1401は予め設定された加速度時間変化率の最大値などのパラメターにもとづいて加減速計算に必要な諸変数を計算するとともに後段の初期設定を実行する初期計算ブロック,1402は初期計算ブロックの計算結果を利用して動作周期毎の計算を逐次実行する逐次計算ブロックである。ここでは,初期計算ブロック1401において初期速度や初期化速度はいずれも零であることが前提となっている。また,逐次計算ブロック1402では経過時間tのみが変化し,初期計算ブロックで計算した最大速度や目標移動量などは固定値となっている。このように,特許文献2では,一連の指令生成に必要なパラメターを最初に計算し,動作開始後は計算したパラメターにもとづいて指令速度波形を一意に生成するようになっていた。なお,区間1,3,5,7の各時間は加減速時間Tの1/4となっているが,これは計算のため特許文献2で特に限定したものであって,一般には固定する必要がない値である。
特開平6−168021号公報(第1頁,図5,図6) 特開2001−296912号公報(第5−10頁,図4,図6)
上記(従来技術1)で得られる指令は加速度が不連続であり,加速度の時間変化率が非常に大きくなるため移動体の高次振動を励起し易いという問題がある。また,式(3)から分かるように移動平均フィルタへのステップ入力の高さ(最大速度)に応じて加速度の大きさが変化するため,特に低速運転時の加減速時間が長くなり,結果として移動完了までの所要時間が長くなってしまう。(従来技術2)も動作開始時や減速開始時に加速度が不連続となる問題を抱えている。加速度の大きさは式(6)から分かるように最大速度vmaxと時定数Tlowpassの設定で調整できるが,このときの出力指令は式(5)によって一意に決まる。式(5)の値は時定数Tlowpassの値によって0に収束する速度が決まるので,加速度の大きさを制限するためにTlowpassを大きくすると,移動完了が非常に遅くなるという問題もある。
特許文献1の方法によれば,加速度が連続的に変化するため上記従来技術における振動励起の問題は解決できる。しかし,与えられた目標速度と前周期の指令速度との差が小さい場合,図12(a)のような台形型の加速度波形を用いると指令速度が目標速度を上回ってしまうため,一定加速度を不連続に切り替える制御を実施しなければならない(特許文献1の第5頁,第0029−0030段落)。この場合,従来技術1や2と同様,加速度が不連続となるため振動励起の問題が発生する。更に,特許文献1は与えられた目標速度を実現するための加減速方法を与えるものであって,移動体の目標移動量を実現する方法については言及されていない。
特許文献2の方法では目標移動量から適切な速度指令波形を予め設計するため,上に述べたような従来技術1,2の問題点は解決できる。しかし,速度指令波形の設計は初期状態および動作完了状態において移動体が完全停止していることを前提としており,移動中に目標移動量が変更された場合や最大速度の設定値が変更された場合には対応できないという問題がある。特にロボットでは複数の目標点列を順次切り替えて連続的な動作を実現させることが多いため,停止状態に始まり停止状態に終わる動作を前提とした特許文献2の方法を利用することは困難である。また,区間1,3,5,7の各時間は加減速時間Tの1/4に固定されていたが,目標移動量Sに応じてTを短縮すると,この制約によって加速度時間変化率の増大が顕著になり,結果として最大加速度を減少させなければ加速度時間変化率の制限が守れない場合が多くなってしまう。最大加速度の減少は動作時間の増大を招くことは特許文献2においても指摘されており,特許文献2では最大加速度を減少させて振動を抑制するか,動作時間短縮を優先して最大加速度を保ったまま加減速時間を短縮するか,をユーザーが選択できるようにしていた。
以上に述べた問題点を総合すると,従来の方法では,初期運動状態(初期速度,初期加速度)によらず指令波形を生成可能である,移動途中であっても目標移動量や最大速度の変更に対応可能である,移動体の振動励起を抑制できる,といった,サーボモータやロボットにしばしば求められる条件を同時に満足することができていなかった。
本発明は以上に述べたような従来技術の問題点を解決するべくなされたものであって,
移動体の振動励起を抑制しなおかつできるだけ目標移動量への到達が早い動作指令を出力可能であるとともに,移動中の目標移動量や最大速度の変更にも対応可能である指令生成方法を提供することを目的としている。
上記問題を解決するため,本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は,目標移動量に応じて所定周期ごとに動作指令を生成する移動体の指令生成方法において、最大速度設定値および最大加速度設定値を含む設定パラメターと、前周期の指令速度と、前周期の指令加速度と、にもとづいて、速度−加速度位相平面上において前周期の指令速度および前周期の指令加速度の対に対応する点から零速度および零加速度の対に対応する点までを結ぶ連続した軌道である停止軌道を求め、前記停止軌道に沿った場合の移動距離である停止距離を計算し、前記目標移動量と前周期の指令位置との差である残り距離と、前記停止距離と、を比較した結果にもとづいて、参照速度vrefの値を正の最大速度設定値、零および負の最大速度設定値のうちいずれかに逐次切り替え、前記設定パラメターと、前周期の指令速度と、前周期の指令加速度と、前記参照速度と、にもとづいて、速度−加速度位相平面上において前周期の指令速度および前周期の指令加速度の対に対応する点から前記参照速度および零加速度の対に対応する点までを結ぶ連続した軌道である加減速軌道を求め、前記求めた加減速軌道および前記参照速度から現周期の指令速度と現周期の指令加速度と現周期の指令位置とを逐次計算すること、を特徴とするものである。
また,請求項2に記載の発明は、前記加減速軌道は、前記参照速度が変更されたときにのみ求められることを特徴とするものである。
また,請求項3に記載の発明は、目標速度に応じて所定周期ごとに動作指令を生成する移動体の指令生成方法において、最大速度設定値および最大加速度設定値を含む設定パラメターと、前記目標速度と、前周期の指令速度と、前周期の指令加速度と、にもとづいて、
速度−加速度位相平面上において前周期の指令速度および前周期の指令加速度の対に対応する点から前記目標速度および零加速度の対に対応する点までを結ぶ連続した軌道である加減速軌道を求め、前記求めた加減速軌道から現周期の指令速度と現周期の指令加速度とを逐次計算することを特徴とするものである。
また,請求項4に記載の発明は、前記加減速軌道は、前記目標速度または最大速度設定値が変更されたときにのみ求められることを特徴とするものである。
また,請求項5に記載の発明は、前記加減速軌道は、加速度時間変化率の最大値の条件を満足する曲線と最大加速度の条件を満足する直線とを組み合わせて求められることを特徴とするものである。
また,請求項6に記載の発明は、前記加減速軌道は、加速度時間変化率の最大値の条件を満足する楕円の一部と直線とで構成されることを特徴とするものである。
また,請求項7に記載の発明は、前記加減速軌道は、加速度時間変化率の最大値の条件を満足する放物線と直線とで構成されることを特徴とするものである。
また,請求項8に記載の発明は、目標速度または目標移動量に応じて動作指令を生成する移動体の指令生成装置において、最大速度設定値および最大加速度設定値を含む設定パラメターと、前記目標速度または前記目標移動量と前周期の指令位置と、前周期の指令速度と前周期の指令加速度とにもとづいて、参照速度の値を正の最大速度設定値、零および負の最大速度設定値のうちいずれかに逐次切り替え、前記設定パラメターと、前記目標移動量と、前周期の指令速度と、前周期の指令加速度と、前記参照速度と、にもとづいて
速度−加速度位相平面上において前周期の指令速度および前周期の指令加速度の対に対応する点から前記参照速度および零加速度に対応する点までを結ぶ連続した曲線である加減速軌道を求め、前記求めた加減速軌道から現周期の指令位置と現周期の指令速度と現周期の指令加速度とを逐次計算することを特徴とするものである。
請求項1,8に記載の発明によれば,移動体の動作状態に依存することなく適切な動作指令を生成でき、さまざまな加減速軌道を容易に設計でき、さらに単純な論理演算によって所望の移動量を実現するとともに,最大速度の条件を満足できる。
また,請求項2,4に記載の発明によれば,指令生成に必要な計算負荷を軽減することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、移動体の動作状態に依存することなく適切な動作指令を生成でき、さまざまな加減速軌道を容易に設計できる。
また,請求項に記載の発明によれば,生成される指令の加速度時間変化率の大きさを制限でき,また加速度をできるだけ大きくとることができる。結果として,移動体の振動励起を抑えつつ,加減速を高速化できる。
また,請求項に記載の発明によれば,加速度時間変化率の大きさが制限された,加速度が区分的に滑らかかつ連続的に変化する加減速軌道を容易に設計できる。
また,請求項に記載の発明によれば,加速度時間変化率の最大値条件を満足する最速の加減速軌道を得ることができる。
以下、本発明の具体的実施例について、図を用いて説明する。
図1は本発明の方法を実施する指令生成装置の使用例を示したブロック図である。図において100は前記指令生成装置,101は指令生成装置100で生成した指令を受け付けるサーボモータあるいはロボットの制御装置(本実施例では,サーボモータの制御装置),102は制御装置101で制御されるサーボモータまたはロボット(本実施例では,サーボモータ),103は上位制御器から出力されるサーボモータ102に対する目標移動量,104はサーボモータの逐次動作指令(本実施例では,位置指令),105は指令生成に必要な各種の設定パラメター(本実施例では,最大速度vmax,最大加速度amaxおよび加速度時間変化率の大きさの最大値jmax)である。図のように,本発明の方法を実施する指令生成装置はサーボモータへの目標移動量103と設定パラメター105とにもとづいて制御装置101に対する動作指令を逐次出力する。
続いて,指令生成装置100の内部処理を図2で説明する。なお、図2の処理全体は、所定の制御周期(以下、単に「周期」と呼ぶ。)毎に実行されるものである。図において,ステップS200は前周期の参照速度vrefが零,かつ目標移動量Sに変更がない,かつ最大速度vmaxに変更がない場合はステップS212に,それ以外はステップS201に移行する判断ステップである。ここで参照速度vrefは加減速を考慮しない目標速度であって,本実施例では−vmax,max,0の何れかに設定される。S201は前周期のサーボモータへの指令位置sと目標移動量Sとから残り移動量d=S−sを計算するステップ,S202は前周期の指令速度vと前周期の指令加速度aから停止するまでの停止軌道を速度-加速度位相平面上で設計するステップ,S203はS202で計算した速度-加速度軌道に沿った場合の停止までの移動距離である停止距離dを計算するステップ,S204は残り移動量dと停止距離dの差が距離閾値e>0に対して大きい場合はステップS208へ,それ以外の場合はステップS205へ移行する判断ステップ,S205は残り移動量dと停止距離dの差が距離閾値−e<0に対して小さい場合はステップS207へ,それ以外の場合はステップS206へ移行する判断ステップ,S206は参照速度vrefを零に設定するステップ,S207は参照速度vrefを−vmaxに設定するステップ,S208は参照速度vrefをvmaxに設定するステップ,S209は現周期の参照速度vrefが前周期の参照速度vref0から変化している場合はステップS210へ,それ以外の場合はステップS212へと移行する判断ステップ,S210は前周期の指令速度vと前周期の指令加速度aから現周期の参照速度vrefに到る新たな加減速軌道を速度-加速度位相平面上で設計するステップ,S211は設計した加減速軌道と参照速度vrefを保存するステップ,S212は保存された加減速軌道にもとづいて現周期の指令速度vと現周期の指令加速度aを計算し保存するステップ,S213は現周期の指令速度vを積分して指令位置を計算し出力・保存するステップである。なお,ここで最大速度vmaxは指令速度vが移動中にとり得る最大の値であるが,移動中に最大速度の設定が変更された場合にはその限りではない。
以下,各ステップについて,詳細に説明する。
(1)まず,S202およびS210において加減速軌道を設計する具体的方法について,加減速軌道設計の手順を示した流れ図である図3および加減速軌道の例である図4,5,6,7を参照しながら説明する。S202はS210の参照速度vrefを零とした場合と等価であるから,ここでは簡略化のため両者をまとめて扱う。加減速軌道は,速度−加速度位相平面上において前周期の速度および加速度の対(va)=(v0,)に対応する点から(va)=(vref,0)に対応する点までを結ぶ連続した軌道であって,加速度時間変化率の最大値jmaxの条件を満足する曲線と最大加速度amaxを満足する直線とを組み合わせて設計するものである。
図3においてステップS301は後述のパラメターαtmp,Atmpを最大加速度amaxおよび加速度時間変化率の最大値jmaxにもとづいて計算するステップ,ステップS302は後述のパラメターBtmpを前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対(v0,)および現周期の参照速度vrefおよびS301で求めたαtmpとAtmpにもとづいて計算するステップ,ステップS303はS302で求めたBtmpの値が−Atmp<Btmp<Atmpを満足する場合はステップS305に,それ以外の場合はステップS304に移行する判断ステップ,ステップS304はBtmpの値が正ならばステップS306に,それ以外の場合はステップS307に移行する判断ステップ,ステップS305は後述のパラメターαtmp2,Atmp2を前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対(v0,)および現周期の参照速度vrefおよび最大加速度amaxおよび加速度時間変化率の最大値jmaxにもとづいて計算するステップ,ステップS306,ステップS307,ステップS308は,それぞれ得られたパラメターから加減速軌道を設定するステップである。
以下で各ステップの処理について更に詳細に説明する。
(S301)S301では,最大加速度amaxおよび加速度時間変化率の最大値jmaxの設定値から,パラメターαtmp,Atmpを以下の式にもとづいて計算する。
計算されるαtmp,Atmpの値は最大加速度amaxおよび加速度時間変化率の最大値jmaxを変えない限り一定であるから,計算量を節約するため最初に計算した値をメモリーに記憶しておき,適宜読み出して使用するようにしてもよい。
(S302)S302では,前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対(v,a)および現周期の参照速度vrefおよびS301で求めたαtmpとAtmpから,パラメターBtmpを以下の式にもとづいて計算する。
(S303)S303は,ステップS301およびS302で計算したパラメターAtmpとBtmpの値にもとづき,論理式
が成立していればステップS305へ,それ以外の場合はステップS304へと進む判断ステップである。前述のように,加減速軌道は,速度−加速度位相平面上において前周期の速度および加速度の対(va)=(v0,)に対応する点から(va)=(vref,0)に対応する点までを結ぶ連続した軌道であって,加速度時間変化率の最大値jmaxの条件を満足する曲線と最大加速度amaxを満足する直線とを組み合わせて設計するものである。式(10)が成立しない場合,加減速軌道は長径および短径が(Atmp,αtmptmp)である楕円の一部と加減速度a=amaxまたはa=−amaxの直線とで構成できる(こうして構成される軌道は,後述の加減速軌道1−1および1−2に相当する)。しかし,式(10)が成立する場合は同様の構成ができないため,新たに楕円軌道を設計する必要がある(こうして構成される軌道は,後述の加減速軌道2に相当する)。これがS303の判断ステップを実行する理由である。
(S304)S304は,ステップS302で得られたパラメターBtmpの正負に応じて処理を分岐する判断ステップである。すなわち,Btmp>0である場合はステップS306へ,それ以外の場合はステップS307へ進む(本判断ステップの結果は,後述の加減速軌道1−1と1−2の区別に相当する)。
(S305)S305では,加速度時間変化率の最大値jmaxの設定値から,パラメターαtmp2,Atmp2を以下の式にもとづいて計算する。
(S306〜S308)S306からS308では,以上で得られたパラメターを利用して速度−加速度平面において楕円軌道と直線軌道を組み合わせた加減速軌道を設定する。ここで楕円軌道とは,一般式
で与えられる軌道であって,その中心座標は(B,0),速度軸方向の径は2A,加速度軸方向の径は2αAである。楕円軌道の形状はパラメターα,A,Bに依存するため,以下ではパラメターα,A,Bと式(13)によって規定される楕円軌道を楕円軌道(α,A,B)のように記載するものとする。
この表記によれば,S306で設定する加減速軌道は,
楕円1−11: (α,A,B)=(αtmp,Atmp,Btmp),
直線1−1: a=−amax
楕円1−12: (α,A,B)=(αtmp,Atmp,Atmp
の組み合わせであって,以下では加減速軌道1−1と呼ぶ。
また,S307で設定する加減速軌道は,
楕円1−21: (α,A,B)=(αtmp,Atmp,Btmp),
直線1−2: a=amax
楕円1−22: (α,A,B)=(αtmp,Atmp,−Atmp
の組み合わせであって,以下では加減速軌道1−2と呼ぶ。
また,S308で設定する加減速軌道は,
楕円2: (α,A,B)=(αtmp2,|Atmp2|,Atmp2
であって,以下では加減速軌道2と呼ぶ。加減速軌道1−1,1−2,2はいずれも加速度時間変化率の最大値条件を満足している。
図4は速度−加速度位相平面上に描いた加減速軌道1−1と加減速軌道1−2の例である。図5は図4の加減速軌道1−1について,指令加速度と指令速度の時間波形を描いたものである。図6は速度−加速度位相平面上に描いた加減速軌道2の例である。図7は図6の加減速軌道2について,指令加速度と指令速度の時間波形を描いたものである。
図4において,横軸は速度と参照速度との偏差v−vref,縦軸は加速度a,点401は前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対(v,a)の一例を示す点,点402は点401に対応する現周期の指令速度と指令加速度の対(v,a)を示す点,点403は点401を通る楕円軌道1−11から加速度a=−amaxの直線軌道1−1へと移行する境界点,点404は直線軌道1−1から原点を通る楕円軌道1−12へと移行する境界点,曲線405は点401に始まって原点に終わる加減速軌道1−1の全体,曲線406は加減速軌道405の一部を構成する楕円軌道1−11,直線407は加減速軌道405の一部を構成する直線軌道1−1,曲線408は加減速軌道405の一部を構成する楕円軌道1−12,点409は前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対(v,a)の一例を示す点401とは異なる点,曲線410は点409に始まって原点に終わる加減速軌道1−2の全体である。
図5においてΔtは指令生成装置の指令生成周期である。
図4から7に示したように,設計される加減速軌道は最大加速度amaxと加速度時間変化率の最大値jmaxの条件をいずれも満足しつつ,速度と参照速度の偏差v−vrefが有限時間内に零に収束するものである。
(2)続いてステップS203における処理について説明する。S203では,S202で得られた参照速度vrefを零とした場合の加減速軌道(停止軌道)に沿った場合の停止までの移動距離(停止距離)を計算する。停止距離は,図5や図7に示した指令速度の時間波形を積分することで計算できる。
(3)ステップS204からS208では,目標移動量Sだけサーボモータを移動させるため,参照速度を切り替える。残り移動量dと停止距離dとの差の大きさ|d−d|が閾値eより大きい場合は参照速度の大きさを最大速度に設定して残り移動量を減少させ,|d−d|が閾値e以下となる場合に参照速度を零として停止動作に入るため,停止時の総移動量は領域[S−e,S+e]に入る。ここで閾値eを設けたのは,微小な計算誤差や位置ずれなどによる停止位置付近での振動現象を防止するためである。
(4)ステップS209からS211までの処理は,参照速度が変更された場合に限って加減速軌道を再設定するものである。S210の処理は前述の通りであるが,参照速度が零の場合の軌道設計はS202で実行済みなので,S210ではその結果を複写するのみとなる。
(5)ステップS212では,現周期の指令加速度aと指令速度vを次のように計算する。現周期が楕円軌道にあたる場合は以下の式による。
現周期が直線軌道にあたる場合は以下の式による。
ここで、加速度aの値は該直線が直線軌道1−1か1−2かによって決まる。
以上の手順で得られる加減速軌道全体の例を図8,9に示す。図において横軸は速度,縦軸は加速度,点801は前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対(v,a)の一例を示す点,点802は点801に対応する現周期の指令速度と指令加速度の対(v,a)を示す点,曲線803は点801に始まり原点に終わる加減速軌道の全体,点804は参照速度がvmaxから

に切り替わる点である。点801から点804に到るまでは残り移動量dが停止距離dより大きいため,参照速度はvmaxに設定される。点804で残り移動量dが停止距離dに等しくなると参照速度は零に設定されて停止動作に入る。
実施例1で得られる指令加速度波形は正弦曲線と直線との組み合わせであり,特許文献2で得られる結果と類似のものとなる。しかし,本発明の結果は以下の点において特許文献2とは大きく異なっている。すなわち,(i)特許文献2では図13において区間1,3,5,7の各時間は加減速時間Tの1/4に固定されていたが,本発明の指令生成方法によれば最大速度,最大加速度および加速度時間変化率の最大値の設定値および初期状態に応じて一意に決定される。加速度時間変化率の最大値を超えない範囲で最大加速度を維持する区間を長くとることができるので,加減速に要する時間を短縮することができる。(ii)特許文献2を含む多くの従来技術が加減速開始時に速度と加速度が零であることを前提としていたのに対し,本発明の指令生成方法は速度−加速度位相平面において曲線や楕円の一部を組み合わせて加減速軌道を設計することにより,前記前提を排除した。加減速軌道設計時の状態に制約がないため,目標移動量や速度の途中変更にも対応できる。
実施例1では,加減速軌道を楕円と直線とで構成していたが,楕円の代わりに放物線を利用してもよい。楕円を用いた場合,正弦波状に滑らかに変化する加速度曲線が得られるが,放物線を用いると台形状の加速度曲線が得られる。放物線では加速度の滑らかさは失われるものの,加速度時間変化率の最大値に対応した放物線を用いれば,より高速な加減速を実現できる。
実施例1の指令生成装置は目標移動量を入力信号,サーボモータへの位置指令を出力信号としていたが,これをそれぞれ指令移動速度,速度指令に置き換えた場合でも本発明は実施可能である。この場合,図2のステップS200からS208までの処理は不要であるから,入力された指令移動速度を直接参照速度vrefとして設定する。指令移動速度が急激に変化した場合でも,最大加速度や加速度時間変化率の最大値の条件を満足する速度指令を生成・出力できる。
本発明の指令生成方法によれば,初期運動状態(初期速度,初期加速度)によらず指令波形を設計可能である,目標移動量や最大速度の移動途中の変更にも対応可能である,移動体の振動励起を抑制できる,といった条件を同時に満足することができるため,単にサーボモータ以外にもロボットや工作機械など,アクチュエータによって駆動される機械システム全般に適用できる。
本発明の方法を適用する指令生成装置の使用例を示した図 本発明の方法の処理手順を示した流れ図 本発明の第1実施例における加減速軌道設計の処理手順を示した流れ図 本発明の第1実施例において設計される加減速軌道1−1および1−2の例を示した図 図4に対応する加減速軌道1−1の加速度と速度の時間波形を示した図 本発明の第1実施例において設計された加減速軌道2の例を示した図 図6に対応する加減速軌道2の加速度と速度の時間波形を示した図 本発明の第1実施例において設計された加減速軌道全体の例を示した図 図8に対応する加減速軌道全体の加速度と速度の時間波形を示した図 従来の移動平均フィルタを用いた指令生成方法を示した図 従来のローパスフィルタを用いた指令生成方法を示した図 特許文献1の方法により生成される波形の例を示した図 特許文献2の方法により生成される波形の例を示した図 特許文献2の加減速方法の手順を示した流れ図
符号の説明
100 指令生成装置
101 サーボモータの制御装置
102 サーボモータ
103 目標移動量
104 位置指令
105 設定パラメター
401 前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対の一例を示す点
402 点401に対応する現周期の指令速度と指令加速度の対を示す点
403 楕円軌道1−11から直線軌道1−1へと移行する境界点
404 直線軌道1−1から楕円軌道1−12へと移行する境界点
405 加減速軌道1−1の全体
406 楕円軌道1−11
407 直線軌道1−1
408 楕円軌道1−12
409 前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対の一例を示す点404とは異なる点
410 加減速軌道1−2の全体
801 前周期の指令速度と前周期の指令加速度の対の一例を示す点
802 点801に対応する現周期の指令速度と指令加速度の対を示す点
803 加減速軌道の全体
804 参照速度の切り替わり点

Claims (8)

  1. 目標移動量に応じて所定周期ごとに動作指令を生成する移動体の指令生成方法において、
    最大速度設定値および最大加速度設定値を含む設定パラメターと、前周期の指令速度と、前周期の指令加速度と、にもとづいて、
    速度−加速度位相平面上において前周期の指令速度および前周期の指令加速度の対に対応する点から零速度および零加速度の対に対応する点までを結ぶ連続した軌道である停止軌道を求め、
    前記停止軌道に沿った場合の移動距離である停止距離を計算し、
    前記目標移動量と前周期の指令位置との差である残り距離と、前記停止距離と、を比較した結果にもとづいて、参照速度vrefの値を正の最大速度設定値、零および負の最大速度設定値のうちいずれかに逐次切り替え、
    前記設定パラメターと、前周期の指令速度と、前周期の指令加速度と、前記参照速度と、
    にもとづいて、
    速度−加速度位相平面上において前周期の指令速度および前周期の指令加速度の対に対応する点から前記参照速度および零加速度の対に対応する点までを結ぶ連続した軌道である加減速軌道を求め、
    前記求めた加減速軌道および前記参照速度から現周期の指令速度と現周期の指令加速度と現周期の指令位置とを逐次計算すること、を特徴とする指令生成方法。
  2. 前記加減速軌道は、前記参照速度が変更されたときにのみ求められることを特徴とする請求項1記載の指令生成方法。
  3. 目標速度に応じて所定周期ごとに動作指令を生成する移動体の指令生成方法において、
    最大速度設定値および最大加速度設定値を含む設定パラメターと、前記目標速度と、前周期の指令速度と、前周期の指令加速度と、にもとづいて、
    速度−加速度位相平面上において前周期の指令速度および前周期の指令加速度の対に対応する点から前記目標速度および零加速度の対に対応する点までを結ぶ連続した軌道である加減速軌道を求め、
    前記求めた加減速軌道から現周期の指令速度と現周期の指令加速度とを逐次計算すること
    を特徴とする指令生成方法。
  4. 前記加減速軌道は、前記目標速度または最大速度設定値が変更されたときにのみ求められることを特徴とする請求項3記載の指令生成方法。
  5. 前記加減速軌道は、加速度時間変化率の最大値の条件を満足する曲線と最大加速度の条件を満足する直線とを組み合わせて求められることを特徴とする請求項1から4記載の指令生成方法。
  6. 前記加減速軌道は、加速度時間変化率の最大値の条件を満足する楕円の一部と直線とで構成されることを特徴とする請求項5記載の指令生成方法。
  7. 前記加減速軌道は、加速度時間変化率の最大値の条件を満足する放物線と直線とで構成されることを特徴とする請求項5記載の指令生成方法。
  8. 目標速度または目標移動量に応じて動作指令を生成する移動体の指令生成装置において、
    最大速度設定値および最大加速度設定値を含む設定パラメターと、前記目標速度または前記目標移動量と前周期の指令位置と、前周期の指令速度と前周期の指令加速度とにもとづいて、
    参照速度の値を正の最大速度設定値、零および負の最大速度設定値のうちいずれかに逐次切り替え、
    前記設定パラメターと、前記目標移動量と、前周期の指令速度と、前周期の指令加速度と、
    前記参照速度と、にもとづいて
    速度−加速度位相平面上において前周期の指令速度および前周期の指令加速度の対に対応する点から前記参照速度および零加速度に対応する点までを結ぶ連続した曲線である加減速軌道を求め、
    前記求めた加減速軌道から現周期の指令位置と現周期の指令速度と現周期の指令加速度とを逐次計算することを特徴とする指令生成装置。
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