JP5025580B2 - 映像信号処理装置および映像信号処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、動きベクトルの検出を行って映像信号を出力する映像信号処理装置および映像信号処理方法に関する。
現在、テレビ、パーソナルコンピュータ、携帯電話機など、映像表示手段を備えた多様な装置が実用化されている。このような映像表示手段を備えた装置では、入力映像信号を構成する画像フレームから各画像フレームを補間する補間フレームを作成し、作成された補間フレームを内挿して映像信号を出力する技術が適用されている。
この補間フレームは、液晶表示装置において、同じフレームが表示されることによる画質の低下を防止するためや、PAL(Phase Alternation by Line color television)で生じるとされるフリッカ(画面のちらつき)を防止するため、さらには、低フレームレートで伝送された入力映像信号を用いて映像をスムーズに表示するため、といった目的で作成されている。
このような補間フレームが作成される場合、2つの画像フレームを所定のブロックに分割し、各画像フレームのブロック間の相関を求めるブロックマッチングが行われ、ブロックマッチングによって求められた相関に基づいて、最も相関の高いブロック同士の変位を示す動きベクトルが検出される。
このような動きベクトルの検出に関しては、従来、様々な提案がなされていた。例えば、特許文献1には、第1のサイズのブロックによるブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出されたときは、その動きベクトル候補のうち、第1のサイズよりも大きい第2のサイズのブロックによるブロックマッチングで検出された動きベクトル候補に最も近い動きベクトル候補にしたがい動きベクトルを求めて補間フレームを作成することが開示されている。また、特許文献2には、信頼度の低い動きベクトルを信頼度の高い動きベクトルに置換して動きベクトルを補正する動きベクトル検出装置が開示されている。
特開2008−35404号公報 特開2003−224854号公報
ところで、入力映像信号を構成する画像フレームに、例えば縞馬の縞模様のように同じような画像が繰り返し周期的に表示される画像(以下「周期的パターン」という)が含まれていることがある。そして、ブロックマッチングを行う際の単位ブロックのサイズが小さくて該ブロック内に周期的パターンの一部しか含まれない場合には、物体の動きと周期的パターン内の各画像の繰り返しとが区別できなくなるため、正確な動きベクトルが検出できない。そこで、特許文献1では、第1のサイズのブロックによるブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出されたときは、周期的パターンの全体が含まれるような第2のサイズのブロックによるブロックマッチングで検出された動きベクトル候補に最も近い動きベクトル候補にしたがって動きベクトルを決定していた。
しかしながら、周期的パターンが表示画面の全体に渡って動いているような場合や、周期的パターンがわずかに変形しながら移動しているような場合では、第2のサイズのブロックによるブロックマッチングでも、動きベクトル候補が複数検出されることがある。そうすると、従来の技術では、適切でない動きベクトルを用いて補間フレームが作成されるため、その補間フレームが挿入された映像信号を用いて映像を表示すると、その映像に不自然なつながりをもった部分が現れてしまう(映像に不自然な部分が現れることを映像の破綻ともいう)という課題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、入力映像信号に広い範囲の周期的パターンや変形しながら動くような周期的パターンが含まれる場合でも、動きの自然な映像を表示するための映像信号処理を行う映像信号処理装置および映像信号処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の画像フレームのブロックマッチングを行い動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段を備えた映像信号処理装置であって、動きベクトルを検出手段は、第1のサイズのブロックで行われた第1のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出され、かつ第1のサイズよりも大きい第2のサイズのブロックで行われた第2のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出されたときは、動きベクトルの検出対象となる対象ブロックに隣接する隣接ブロックのうち、すでに動きベクトルが決定されている決定済みブロックの動きベクトルに基づいて、対象ブロックの動きベクトルを決定するベクトル決定手段を有する映像信号処理装置を特徴とする。
また、本発明は、複数の画像フレームのブロックマッチングを行い動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段を備えた映像信号処理装置における映像信号処理方法であって、動きベクトルを検出手段により、第1のサイズのブロックで行われた第1のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出され、かつ第1のサイズよりも大きい第2のサイズのブロックで行われた第2のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出されたときは、動きベクトルの検出対象となる対象ブロックに隣接する隣接ブロックのうち、すでに動きベクトルが決定されている決定済みブロックの動きベクトルに基づいて、対象ブロックの動きベクトルを決定する映像信号処理方法を提供する。
以上詳述したように、本発明によれば、入力映像信号に広い範囲の周期的パターンや変形しながら動くような周期的パターンが含まれる場合でも、動きの自然な映像を表示する映像信号処理を行う映像信号処理装置および映像信号処理方法が得られる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
(映像信号処理装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る映像信号処理装置60の構成を示すブロック図である。この映像信号処理装置60は、テレビ、パーソナルコンピュータ、携帯電話機といった画像表示機能を有する装置に備えられている。
この映像信号処理装置60は、入力される入力画像信号S0(60F/s)を構成する複数の画像フレームから、その複数の画像フレームを補間する補間フレームを作成し、作成された補間フレームが内挿された出力画像信号S1(120F/s)を表示パネル51に出力して、表示パネル51が出力画像信号S1を用いて映像を表示するようになっている。
補間フレーム作成装置10は、フレームメモリ20と、動きベクトル検出部30と、補間画像作成部40と、制御部50とを有している。
フレームメモリ20は、入力画像信号S0を画像フレーム毎に記憶する。動きベクトル検出部30は、フレームメモリ20を介さずに入力される画像フレームと、フレームメモリ20に記憶された画像フレームについてのブロックマッチングを行って動きベクトルV0を検出し、検出された動きベクトルV0を補間画像作成部40に出力する。なお、動きベクトル検出部30の構成および動作内容については、後に詳述する。
補間画像作成部40は、フレームメモリ20を介さずに入力される画像フレームおよびフレームメモリ20に記憶されている画像フレームと、検出された動きベクトルV0とに基づいて補間フレームSFを作成し、作成された補間フレームSFをフレームメモリ20に記憶させる。この補間画像作成部40の動作についても、後に詳述する。制御部50は後述するブロックタイミング信号BTを動きベクトル検出部30に出力するなどして補間フレームの作成を制御する。
次に、動きベクトル検出部30の構成について、図2を参照して説明する。図2は、動きベクトル検出部30の一例としての構成を示すブロック図である。
動きベクトル検出部30は、図2に示すように、小ブロック動きベクトル検出部31と、大ブロック動きベクトル検出部32と、ベクトル決定部33とを有している。
小ブロック動きベクトル検出部31と、大ブロック動きベクトル検出部32とは、それぞれ入力画像信号S0と、フレームメモリ20から入力される1フレーム遅延信号S10とを入力する。そして、小ブロック動きベクトル検出部31と、大ブロック動きベクトル検出部32とは、それぞれ制御部50から供給されるブロックタイミング信号BTにしたがい、入力画像信号S0と、1フレーム遅延信号S10とを構成する2つの画像フレームを対象としてブロックマッチングを行い、各ブロック間の相関を示す相関信号ST1、ST2を出力する。相関信号ST1、ST2は、ベクトル決定部33に出力される。
小ブロック動きベクトル検出部31は後述する第1の画像ブロックを対象とした第1のブロックマッチングを行い、大ブロック動きベクトル検出部32は第1の画像ブロックよりも大きい第2の画像ブロックを対象とした第2のブロックマッチングを行う。
ベクトル決定部33は、入力される相関信号ST1、ST2に基づいて、相関が最も高いブロック間の変位を示すベクトル値を検出し、その検出したベクトル値に基づいて、動きベクトルV0を出力する。
ここで、ベクトル決定部33では、相関信号ST1、ST2として、候補となる動き方向の各ブロック間のSAD(Sum of Absolute Difference:画素差分絶対値の総和)を用いている。また、ベクトル決定部33は、このSADの値が最小となるブロックが、相関が最も高いブロックと判定する(詳しくは後述する)。
(補間フレーム作成装置の動作内容)
次に、補間フレーム作成装置10の動作内容について説明する。補間フレーム作成装置10は、図4に示すフローチャートに沿って補間フレーム作成処理を行い、補間フレームを作成する。
補間フレーム作成装置10は、補間フレーム作成処理を開始すると、処理をステップ1に進めて、動きベクトル検出を行い、続いて処理をステップ2に進めて補間フレーム作成を実行する。
動きベクトル検出では、動きベクトル検出部30が2つの画像フレームのブロックマッチングを行い動きベクトルV0を検出する。
この場合、小ブロック動きベクトル検出部31と、大ブロック動きベクトル検出部32とにおいて、図3に示すように、1フレーム遅延信号S10を構成する画像フレーム(前フレーム)100と、入力画像信号S0を構成する画像フレーム(後フレーム)200を対象として、ブロックマッチングが行われる。
このブロックマッチングでは、ブロックタイミング信号BTの示すタイミングにしたがい、時間的に前に位置する前フレーム100、時間的に後に位置する後フレーム200のそれぞれが複数の画像ブロックに分割される。
本実施の形態では、前フレーム100は第1の画像ブロック100a,100bを含む複数の画像ブロックに分割され、後フレーム200は第1の画像ブロック200a,200bを含む複数の画像ブロックに分割される。その後、前フレーム100と、後フレーム200とについて、各画像ブロックの相関(例えば、第1の画像ブロック100aと第1の画像ブロック200aの相関)が検出され、相関信号ST1、ST2が出力される。
そして、補間フレーム作成装置10では、小ブロック動きベクトル検出部31と、大ブロック動きベクトル検出部32とが次のようにしてブロックマッチングを行う。
小ブロック動きベクトル検出部31では、第1のサイズで区画された画像ブロック(第1の画像ブロック)100a,100bなどを対象としてブロックマッチングを行う。小ブロック動きベクトル検出部31が行うブロックマッチングを第1のブロックマッチングともいう。
ここで、図5は、物体画像80を含む前フレーム100における第1の画像ブロック100bと最も相関の高い画像ブロックが後フレーム200においては第1の画像ブロック200bであり、第1の画像ブロック200bが第1の画像ブロック100bに対して水平方向に10画素分移動していたことを示す図である。図6は、小ブロック動きベクトル検出部31のブロックマッチング処理における画像ブロックのシフト量とSADとの関係(SAD特性)を示すグラフである。以下の説明では、水平方向のブロックマッチング処理について説明する。
物体画像80を含む第1の画像ブロック100bを後フレーム200において1画素単位でシフトしていくと、図6に示すように、10画素分シフトしたところでSADは極小(ここでは最小)を示す。この極小点PS0のシフト量f0及びその方向に基づいて動きベクトルが検出される。従って、ここでは、動きベクトルの検出対象となる第1の画像ブロック(対象ブロックともいう)100bの動きベクトルは、水平方向10画素と検出される。
ところで、動きベクトルの検出を精度良く行うための最適な画像ブロックの大きさ(ブロックサイズ)は、入力されるフレームの解像度やフレーム内に含まれる物体画像の動き方によって変わってくる。動いている物体画像のブロックマッチングを行うためには、ブロックサイズはその物体画像の形状を識別できる例えば水平方向画素の画素値変化が含まれる程度の大きさにする必要がある。しかしながら、ブロックサイズを大きくしすぎると、動く物体画像が画像ブロック内に複数含まれる可能性が大きくなるという課題がある。1つの画像ブロック内に物体画像が複数含まれていると、動きベクトルを特定することが困難となる。そのため、ブロックサイズはある程度の大きさに制限せざるを得ない。
ところが、例えば画像ブロックの水平方向のサイズよりも幅の広い周期的パターンが画像ブロック内に含まれているときは、物体画像の動きと周期的パターンを構成する各画像の繰り返しとが区別できず、したがって、正しい動きベクトルを検出することができなくなってしまう。
画像ブロックの中に周期的パターンが含まれていないときは、SADの値は図6のように唯一の極小点を備えるものの、周期的パターンが含まれているときは、SADの値は複数の極小点を備えるという特徴がある。この点を考慮して、大ブロック動きベクトル検出部32は、画像ブロック110、210等の第2の画像ブロックを対象としてブロックマッチングを行う。大ブロック動きベクトル検出部32が行うブロックマッチングを第2のブロックマッチングともいう。
ここで、図7は、周期的パターンを含む第2の画像ブロック110、210を示す図である。図7の上側の図は前フレーム100における三角形パターン70と、第2の画像ブロック110とを示す図である。第2の画像ブロック110は、縞模様のような周期的パターン71を含んでいる。また、図7の下側の図は、後フレーム200における三角形パターン70と、第2の画像ブロック210とを示す図である。第2の画像ブロック210も周期的パターン71を含んでいる。なお、図7では、第2の画像ブロック110と、最も相関の高い画像ブロックが後フレーム200においては画像ブロック210であり、双方の位置が水平方向に10画素分移動していた場合を想定している。また、第2の画像ブロック110,210は第1の画像ブロック100b、200bよりも大きく、周期的パターン71の全体が含まれる大きさに設定されている。
図8は、大ブロック動きベクトル検出部32のブロックマッチングにおける画像ブロックの水平シフト量(垂直シフト量は0とする)とSADの関係を示すグラフである。
図7に示すような周期的パターン71が存在すると、図8に示すSAD特性α1のように、複数の極小点PS1、PS2、PS3が動きベクトル候補として現れる。そのため、周期的パターンが画像ブロックよりも大きいときは、動きベクトルを特定することができない。
そこで、補間フレーム作成装置10では、大ブロック動きベクトル検出部32により、周期的パターン71をすべて含む第2の画像ブロック110,210を対象として第2のブロックマッチングを行う。
この場合、第2の画像ブロック110,210を対象としてブロックマッチングを行うと、図8に示すSAD特性β1のように単一の極小点PL1が現れる。なお、図8に示すSAD特性において、SAD特性α1とβ1の表示は縦軸(SAD)のスケールは同一ではなく、正規化したものを重ねて表示している(以下、異なるブロックサイズの特性を表示している場合は同様である)。そこで、ベクトル決定部33は、複数の極小点PS1、PS2、PS3のうち、第2の画像ブロック110,210を対象として検出したSADの極小点PL1に最も近い位置にある極小点(この例ではPS1)に基づいて動きベクトルを決定する。なお、ブロックサイズは本実施形態で例示した2種類よりも多くしてもよい。様々なサイズの画像ブロックを用いることにより、動きベクトルの検出精度を向上させることができる。
そして、ベクトル決定部33は、通常時には小ブロック動きベクトル検出部31から出力される相関信号ST1にしたがい動きベクトルV0を出力するが、信頼し得る動きベクトル候補が複数見つかったとき(すなわち、複数の極小点PS1、PS2、PS3が現われたとき)は、大ブロック動きベクトル検出部32から出力される相関信号ST2を参照する。ベクトル決定部33は小ブロック動きベクトル検出部31にて検出された確からしい動きベクトル候補(極小点)の中から、大ブロック動きベクトル検出部32により検出された動きベクトル候補(最小点)に最も近い動きベクトル候補を選択し、その動きベクトル候補に基づき動きベクトルV0を決定して補間画像作成部40に出力する。
図9は第1の画像ブロック100bのサイズ及びその探索範囲の一例を示し、図10は第2の画像ブロック110のサイズ及びその探索範囲の一例を示す。
図9において、SBは第1の画像ブロック、SSRは第1の画像ブロックSBの探索範囲である。第1の画像ブロックSBのサイズは、例えば64画素×2画素である。
第1のブロックマッチングでは、第1の画像ブロックSBを前フレーム100上では水平方向に−12画素〜+12画素、垂直方向に−2画素〜+2画素シフトし、同時に第1の画像ブロックSBを後フレーム200上で水平方向に+12画素〜−12画素、垂直方向に+2画素〜−2画素シフトする。
つまり、補間フレーム150に挿入される補間画像ブロック151を点対象の中心として、前フレーム100上で第1の画像ブロックSBを例えば+12画素シフトした場合は、後フレーム200上で第1の画像ブロックSBを−12画素シフトする。両フレーム100、200で対応する画像ブロックどうし、対応する画素単位で画素値を比較してSADを算出する。したがって、第1のブロックマッチングの場合、前フレーム100及び後フレーム200における探索範囲SSRは、88画素×6画素である。
また、図10に示すように、第2の画像ブロックLBのサイズは、例えば640画素×4画素である。第2のブロックマッチングでは、第2の画像ブロックLBを第1の画像ブロックSBと同様に、前フレーム100では水平方向に−12画素〜+12画素、垂直方向に−2画素〜+2画素シフトし、同時に第2の画像ブロックLBを後フレーム200上で水平方向に+12画素〜−12画素、垂直方向に+2画素〜−2画素シフトする。
つまり、補間フレーム150に挿入される補間画像ブロック151を点対象の中心として、前フレーム100上で第2の画像ブロックLBを例えば+12画素シフトした場合は、後フレーム200上で第2の画像ブロックLBを−12画素シフトして、両フレーム100、200で対応する画像ブロックどうし、対応する画素単位で画素値を比較してSADを算出する。従って、第2のブロックマッチングの場合、前フレーム100及び後フレーム200における探索範囲LSRは、664画素×8画素である。
ここで、図11は、図9の第1の画像ブロック及び図10の第2の画像ブロックを対象としてブロックマッチングを行ったときの画像ブロックのシフト量とSADとの関係(SAD特性)を示すグラフである。
図11において、横軸は画像ブロックの水平方向シフト量、縦軸はSADである。横軸のシフト量は、前フレーム100上または後フレーム200上の画像ブロックのシフト量を示している。また、横軸のシフト量は、9個の領域(領域1〜領域9)に分割されおり、領域5はシフト量が0の領域である。曲線α2は第1のブロックマッチングで得られたSAD特性を示し、曲線β2は第2のブロックマッチングで得られたSAD特性を示している。
図13は、動きベクトル検出部30がブロックマッチングを行い動きベクトルを検出するときの動作手順を示すフローチャートである。
動きベクトル検出部30では、小ブロック動きベクトル検出部31により、第1の画像ブロックを対象として動きベクトルの検出を行う(S11)。
この場合、第1の画像ブロックSBを−12画素から+12画素までシフトしたときに、曲線α2のように複数(ここでは4個)の極小点PS10〜PS13が現われる。ベクトル決定部33は、小ブロック動きベクトル検出部31から提供されるこれらの極小点からなる極小値群から、探索領域全体での第1の最小値SADminを求める。そして、この第1の最小値SADminから所定の閾値の範囲内に存在するSAD極小値(PS10、PS11、PS12)、すなわち「│最小値−極小値│<閾値」(以下この条件を「第1の条件」という)を満足する極小値を第1の動きベクトル候補として選択する。
そして、その第1の動きベクトル候補が1つのみであった場合(S12のNO)、ベクトル決定部33は、そのSAD極小値にしたがい動きベクトルV0を決定して補間画像作成部40に出力する(S13)。
次に、第1の動きベクトル候補が複数存在したとき(S12のYES)、動きベクトル検出部30は探索領域内に周期的パターンが存在するとみなし、大ブロック動きベクトル検出部32による動きベクトルの検出を実行する(S14)。続いて、ベクトル決定部33は、大ブロック動きベクトル検出部32から提供されるこれら極小点からなる極小値群から、さらに探索領域全体での第2の最小値SADminを求める。そして、第2の最小値SADminから所定の閾値の範囲内に存在するSAD極小値(PL10、PL11)、すなわち「│最小値−極小値│<閾値」(以下この条件を「第2の条件」という)を満足する極小値を第2の動きベクトル候補として選択する。なお、前記第1の条件と、第2の条件とにおける閾値は同一の値である必要は無く、互いに異なっていて良い。
そして、その第2の動きベクトル候補が1つのみであった場合(S15のNO)、ベクトル決定部33は、S16に動作を進め、第1の条件を満たす複数の動きベクトル候補の中から、第2の画像ブロックLBを用いて検出した極小値PL2に最も近い極小値(本実施の形態では極小値PS1)を選択し、その極小値PS1にしたがい動きベクトルV0を決定して補間画像作成部40に出力する(S16)。
さらに、S15からS17に進む場合は、図12に示すように、大ブロック動きベクトル検出部32による動きベクトルの検出で極小点が複数見つかった場合であり、この場合は、次のようにする。すなわち、ベクトル決定部33は、動きベクトルの検出対象となる画像ブロック(対象ブロック)に隣接している画像ブロック(隣接ブロック)を見つける。そして、ベクトル決定部33は、S12で見つかった複数の極小点(動きベクトル候補)のうち、隣接ブロックの中ですでに動きベクトルが決定されている画像ブロック(決定済みブロック)で検出されている動きベクトル候補に最も近い動きベクトル候補を最適動きベクトル候補とし、その最適動きベクトル候補に基づき、対象ブロックの動きベクトルV0を決定して補間画像作成部40に出力する(S17)。S13,S16、S17を実行すると、動きベクトル検出部30による動きベクトル検出が終了する。
第2の画像ブロック110,210のように、周期的パターン71の全体が含まれているときは、図11に示す曲線β2のように、第2のブロックマッチングで検出される極小値は1つだけになる(極小値自体は複数現れる場合もあるが、ベクトル候補として信頼し得る閾値の範囲にあるものは多くの場合1つだけになる)。
しかしながら、周期的パターンが画面全体にわたって存在している画像や、わずかに変形しながら移動しているような画像等では、第2のブロックマッチングを行っても、極小値が複数検出され動きベクトルを1つに絞り込めないことがある。この場合、図12に示す曲線β3のように、極小点PL10、PL11が現われる。そうすると、誤った動きベクトルが検出されることがあるため、作成される補間フレームも不適切なものとなる。その補間フレームが挿入された映像信号を用いて映像を表示すると、その映像に不自然なつながりをもった部分が現れてしまい、映像の破綻を招いてしまう。
人が映像を視聴した際に感じる破綻は、同じ物体内であるにも関わらず、異なる動きベクトルが検出されたことによって、補間画像上で同じ物体の中に段差が生じてしまうことが主因であると考えられている。そのため、入力映像信号において、周期的パターンが広範囲に渡って含まれるなどして、正確な動きベクトルを検出できないときは、たとえ動きベクトルの検出が正しくできないとしても、同じ物体内で動きベクトルの方向が揃っていさえすれば、人が視聴した際の映像の破綻を小さく抑えられることが期待出来る。
本実施の形態では、この点に着目し、前述のS15で第2の条件を満たす極小値が複数存在したときはS17を実行するようにしている。
同じ物体に存在している周期的パターンの画像ブロックでは、画像ブロックごと最もマッチング度の高い動きベクトルはばらついてしまう場合もある(これが破綻を生じる原因である)が、信頼度が高いと判断される動きベクトル候補、すなわち極小値の分布は、ほぼ同等になるものと考えられる。
そこで、S17では、S12で見つかった複数の動きベクトル候補の中から、対象ブロックの隣接ブロックで検出されている動きベクトル候補に最も近い動きベクトル候補を最適動きベクトル候補として選び出し、その最適動きベクトル候補に基づき、対象ブロックの動きベクトルV0を決定している。こうすることにより、同じ物体に含まれる周期的パターン内で動きベクトルがばらついてしまうことを抑止することが可能となる。したがって、補間画像上に不自然な不連続点が生じず、映像の破綻を防止できるようになる。
この場合、例えば、図14に示すように、第2の画像ブロック110a,110b、110c、110d、110e、110f、110g、110h、110iがあり、第2の画像ブロック110eが対象ブロックであるとする。すると、動きベクトルの検出は例えば矢印Pに沿った順序で行われるため、対象ブロック110eに隣接している8つの画像ブロックのうち、第2の画像ブロック110a,110b、110c、110dでは、すでに動きベクトルが検出されているものの、それ以外の画像ブロック110f,110g、110h、110iでは、動きベクトルが検出されていない。つまり、対象ブロック110eの左上側、上側、右上側または左側に配置されている画像ブロックが動きベクトルが決定されている決定済みブロックとなっている。
その場合、ベクトル決定部33は、対象ブロック110eにおける第1のブロックマッチングで検出された複数の極小値(動きベクトル候補)のうち、第2の画像ブロック110a,110b、110c、110dの動きベクトル候補に最も近い動きベクトル候補を選択して対象ブロック110eの動きベクトルを決定する。ベクトル決定部33は、対象ブロック110eにおけるブロックマッチングで検出された極小値のうち、第2の画像ブロック110a,110b、110c、110dにおけるブロックマッチングで検出された極小値と、出現した領域が同じでかつ大きさが最も近いものを選択する。こうすることにより、対象ブロック110eにおける動きベクトルを隣接ブロックの動きベクトルに合せた動きベクトルにすることができる。また、第2の画像ブロック110a,110b、110c、110dにおけるブロックマッチングで検出された極小値の平均値をとり、その平均値と最も近い極小値を選択してもよい。
そして、動きベクトルV0が出力されると、補間画像作成部40が動きベクトル検出部30から出力される動きベクトルV0に基づいて、フレームメモリ20を介さずに入力される前フレーム(参照フレーム)100と、フレームメモリ20に記憶されている後フレーム(基準フレーム、検出対象フレーム)200との間に補間される補間フレーム150を次のようにして作成する。
補間画像作成部40は、前フレーム100の各画素ブロックと、後フレーム200の各画素ブロックとの時間的距離を割り出し、その割り出した時間的距離のうちの後フレーム200から補間フレーム150までの時間的距離の割合で動きベクトルV0を縮小する。
そして、補間画像作成部40は、その縮小された動きベクトルV0に基づいて、後フレーム200の対応する画素ブロックを変位させて補間フレーム150を構成するブロックを生成する。補間画像作成部40は、この手順を前フレーム100の各画素ブロックと、後フレーム200の各画素ブロックについて繰り返し、補間フレーム150を作成する。
(変形例)
動きベクトル検出部30は図13に示したフローチャートの代わりに、図15に示すフローチャートに沿って動きベクトル検出を行うこともできる。図15に示すフローチャートは、図13に示すフローチャートと比較して、S15からS17までの間にS18,S19、S20を実行する点が相違している。
前述の説明では、第1の動きベクトル候補が複数見つかり、第2の動きベクトル候補も複数見つかった場合にS17の動作を実行して動きベクトルを決定していた。しかしながら、第2の画像ブロックよりもサイズの大きい第3の画像ブロックでブロックマッチングを行えば動きベクトル候補を1つに絞り込めることが可能な場合が考えられる(第3の画像ブロックであれば周期的パターンの全体が含まれる場合)。
そのため、ベクトル決定部33は、図15に示すようにS15で第2の動きベクトル候補が複数存在したときはS18に動作を進めて第2の画像ブロックよりもサイズの大きい第3の画像ブロックでブロックマッチングを行い、その結果、動きベクトル候補が複数見つかったときにS17を実行することが好ましい。こうすることで、より精度の高い動きベクトル検出を行うことができる。S19では、S15と同様にして、第3の動きベクトル候補が複数存在するかどうかを判定し、第3の動きベクトル候補が複数存在すればS17を実行し、そうでなければS20に動作を進め、S16と同様にして、動きベクトルV0を決定する。
なお、図示はしないが、第3の動きベクトル候補も複数見つかった場合に第3の画像ブロックよりもサイズの大きい第4の画像ブロックでブロックマッチングを行い、動きベクトル候補が複数存在したときにS17を実行するようにしてもよい。
以上の説明は、本発明の実施の形態についての説明であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができる。又、各実施形態における構成要素、機能、特徴あるいは方法ステップを適宜組み合わせて構成される装置又は方法も本発明に含まれるものである。
本発明の実施の形態に係る映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。 動きベクトル検出部の内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る動きベクトル検出手順が適用される2つの画像フレームおよび補間フレームを示す斜視図である。 映像信号処理装置における補間フレーム作成処理の動作手順を示すフローチャートである。 前フレームの画像ブロックと、後フレームにおける最も相関の高い画像ブロックとが水平方向に10画素分移動していた場合を示す図である。 小ブロック動きベクトル検出部のブロックマッチング処理における画像ブロックのシフト量とSADとの関係(SAD特性)を示すグラフである。 周期的パターンを含む第2の画像ブロックを示す図である。 ブロックマッチング処理における画像ブロックの水平シフト量とSADの関係を示すグラフである。 第1の画像ブロックおよびその探索範囲の一例を示す図である。 第2の画像ブロックおよびその探索範囲の一例を示す図である。 図9の第1の画像ブロックおよび図10の第2の画像ブロックを用いてブロックマッチングを行ったときの画像ブロックのシフト量とSADの関係を示すグラフである。 図9の第1の画像ブロックおよび図10の第2の画像ブロックを用いてブロックマッチングを行ったときの画像ブロックのシフト量とSADの関係を示す別のグラフである。 動きベクトル検出処理の動作手順を示すフローチャートである。 対象ブロックおよびその隣接ブロックの一例を示す図である。 動きベクトル検出処理の別の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10…映像信号処理装置、20…フレームメモリ、30…動きベクトル検出部、31…小ブロック動きベクトル検出部、32…大ブロック動きベクトル検出部、33…ベクトル決定部、40…補間画像作成部、32…ブロック相関演算部、100…前フレーム、100b、200b…画像ブロック、110、220…画像ブロック、150…補間フレーム、200…後フレーム。

Claims (6)

  1. 複数の画像フレームのブロックマッチングを行い動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段を備えた映像信号処理装置であって、
    前記動きベクトルを検出手段は、第1のサイズのブロックで行われた第1のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出され、かつ前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズのブロックで行われた第2のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出されたときは、前記動きベクトルの検出対象となる対象ブロックに隣接する隣接ブロックのうち、すでに前記動きベクトルが決定されている決定済みブロックの前記動きベクトルに基づいて、前記対象ブロックの動きベクトルを決定するベクトル決定手段を有することを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記動きベクトルを検出手段は、前記隣接ブロックのうち、前記対象ブロックの左上側、上側、右上側または左側に配置されているブロックのいずれかを前記決定済みブロックとして前記対象ブロックの動きベクトルを決定することを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 前記ベクトル決定手段は、前記第1のブロックマッチングで検出された前記複数の動きベクトル候補のうち、前記決定済みブロックで検出されている動きベクトルに最も近い最適動きベクトル候補に基づき、前記対象ブロックの動きベクトルを決定することを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  4. 複数の画像フレームのブロックマッチングを行い動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、該動きベクトル検出手段により検出された前記動きベクトルに基づいて、前記各画像フレームの間に内挿される補間フレームを作成する補間フレーム作成手段とを備えた映像信号処理装置であって、
    前記動きベクトル検出手段は、第1のサイズのブロックで行われた第1のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出され、かつ前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズのブロックで行われた第2のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出されたときは、前記動きベクトルの検出対象となる対象ブロックに隣接する隣接ブロックのうち、すでに前記動きベクトルが決定されている決定済みブロックの前記動きベクトルに基づいて、前記対象ブロックの動きベクトルを決定するベクトル決定手段を有することを特徴とする映像信号処理装置。
  5. 前記補間フレーム作成手段から出力される出力画像信号を用いて映像を表示する映像表示手段を更に有する請求項4記載の映像信号処理装置。
  6. 複数の画像フレームのブロックマッチングを行い動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段を備えた映像信号処理装置における映像信号処理方法であって、
    前記動きベクトルを検出手段により、第1のサイズのブロックで行われた第1のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出され、かつ前記第1のサイズよりも大きい第2のサイズのブロックで行われた第2のブロックマッチングで動きベクトル候補が複数検出されたときは、前記動きベクトルの検出対象となる対象ブロックに隣接する隣接ブロックのうち、すでに前記動きベクトルが決定されている決定済みブロックの前記動きベクトルに基づいて、前記対象ブロックの動きベクトルを決定することを特徴とする映像信号処理方法。
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