JP5020219B2 - 分析方法および分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、イメージセンサを用いて検体の濃度情報を得る分析方法および分析装置に関するものである。
試験片に担持された検体の濃度情報を得る従来の分析装置の構成を図14に示す。この分析装置は、光源1からの光を検体2が担持された試験片3に照射し、その試験片3からの散乱光(または透過光や反射光の場合もある)を、レンズ4、絞り5、光学フィルタ6等により構成される光学系を通してCCDなどからなるイメージセンサ7に照射させて結像させ、イメージセンサ7の各画素にて得られる光の光量を画素の輝度に変換して分析することで、試験片3に担持された検体2の濃度を定量化するよう構成されている。
この分析方法によれば、検体2の波長特性及び光源1の波長特性を持った輝度を取得する際に、光学フィルタ6の角度依存性により、光軸から離れる程輝度が小さくなるので、図15に示すように、予め算出しておいた呈色位置に対応する角度依存性補正係数を各呈色部の位置(呈色A、B、Cと記す)での輝度に積算することで、これを補正している(特許文献1参照)。
特願2008−014328
上記従来の分析方法は、単一濃度での検体の波長特性を用いて補正係数を導き出し、補正を行うものである。しかし図16(a)に示すように、光軸からの距離に対する輝度の変化は、検体の濃度が大きいほど大きくなるという特性を持っている。この特性は、例えば図16(b)に示すように、各濃度における輝度分布をそれぞれのピーク輝度にて正規化し、ピーク輝度に対する輝度変化率として比較すれば理解し易い。
しかし、図17に示すような、各呈色部で検体の濃度が異なる試験片にて測定を行う場合に(ここでは呈色Aは高濃度、呈色Bは中濃度、呈色Cは低濃度であるとする)、図18に示すように、単一濃度の検体(例えば呈色Bの検体の濃度)で求めた補正係数にて角度依存性補正を行うと、呈色Aでは補正が不足し、呈色Cでは補正し過ぎることになり、測定値に誤差が生じる。
本発明は上記問題を解決するもので、検体の濃度に対応した補正を行うことで測定誤差を低減できる分析方法及び分析装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の分析方法は、試験片に担持された検体からの光を、光学フィルタを有する光学系を通して、複数の画素を備えたイメージセンサにより受けて前記検体の濃度情報を得る分析方法であって、前記試験片上に種々の既知濃度で担持された検体につき、その検体からの光の波長特性及びフィルタ入射角度依存性により前記イメージセンサ内の任意の位置にて得られる輝度値を事前に算出する第1のステップと、前記第1のステップで濃度ごとに得られる輝度分布をその内の任意の基準濃度の輝度分布に一致させるための補正係数を算出する第2のステップと、前記第2のステップで濃度ごとに得られた補正係数をその濃度情報に対してプロットして直線近似する第3のステップと、前記基準濃度の輝度分布を基に、当該基準濃度に対応するフィルタ入射角度依存性の補正関数を算出する第4のステップと、前記試験片上に別途に担持された測定対象の未知濃度の検体につき得られる輝度を、前記第4のステップで得られた前記基準濃度に対応した補正関数を用いて補正し、補正後の輝度を用いて濃度情報を算出する第5のステップと、前記第5のステップで得られた濃度情報を前記第3のステップにて求めた直線へ参照させることで前記測定対象の検体の濃度補正係数を得る第6のステップと、前記第6のステップにて得られた濃度補正係数を、前記第4のステップにて得られた前記基準濃度に対応した補正関数に積算し、積算後の補正関数を用いて前記測定対象の検体の輝度を補正し、補正後の輝度を用いて前記測定対象の検体の濃度情報を再度得る第7のステップと、を有することを特徴とする。
また本発明の分析装置は、試験片に担持された検体からの光を、光学フィルタを有する光学系を通して、複数の画素を備えたイメージセンサにより受けて前記検体の濃度情報を得る分析装置であって、前記試験片上に種々の既知濃度で担持された検体につき、その検体からの光の波長特性及びフィルタ入射角度依存性により前記イメージセンサ内の任意の位置にて得られる輝度値を事前に算出する輝度算出手段と、前記輝度算出手段により濃度ごとに得られる輝度分布をその内の任意の基準濃度の輝度分布に一致させるための補正係数を算出する第1の補正係数算出手段と、前記第1の補正係数算出手段で濃度ごとに得られた補正係数をその濃度情報に対してプロットして直線近似する直線近似手段と、前記基準濃度の輝度分布を基に、当該基準濃度に対応するフィルタ入射角度依存性の補正関数を算出する補正関数算出手段と、前記試験片上に別途に担持された測定対象の未知濃度の検体につき得られる輝度を、前記補正関数算出手段で得られた前記基準濃度に対応した補正関数を用いて補正し、補正後の輝度を用いて濃度情報を算出する濃度算出手段と、前記濃度算出手段で得られた濃度情報を前記直線近似手段にて求めた直線へ参照させることで前記測定対象の検体の濃度補正係数を得る第2の補正係数取得手段と、前記第2の補正係数取得手段にて得られた濃度補正係数を、前記補正関数算出手段にて得られた前記基準濃度に対応した補正関数に積算し、積算後の補正関数を用いて前記測定対象の検体の輝度を補正し、補正後の輝度を用いて前記測定対象の検体の濃度情報を再度得る濃度取得手段と、を有することを特徴とする。
本発明の分析方法及び分析装置によれば、検体の濃度の違いによる測定誤差を低減することができ、測定精度及び信頼性が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る分析装置および分析装置について説明する。
この実施の形態1の分析装置の構成は、先に図14を用いて説明した従来の分析装置とほぼ同様であるため、図14を援用し、その説明は省略する。分析対象の試験片も、先に図14あるいは図17を用いて説明した試験片と同様に呈色部が設けられるとして説明する。
この実施の形態1の分析装置が従来の分析装置と異なる点は、イメージセンサ7の各画素からの画素出力値に補正をかけるための独自の補正アルゴリズムを実行する制御部(図示せず)が設けられていることである。
この制御部は、試験片上に種々の既知濃度で担持された検体につき、その検体からの光の波長特性及びフィルタ入射角度依存性により前記イメージセンサ内の任意の位置にて得られる輝度値を事前に算出する輝度算出手段と、前記輝度算出手段により濃度ごとに得られる輝度分布をその内の任意の基準濃度の輝度分布に一致させるための補正係数を算出する第1の補正係数算出手段と、前記第1の補正係数算出手段で濃度ごとに得られた補正係数をその濃度情報(たとえば吸光度)に対してプロットして直線近似する直線近似手段と、前記基準濃度の輝度分布を基に、当該基準濃度に対応するフィルタ入射角度依存性の補正関数を算出する補正関数算出手段と、前記試験片上に別途に担持された測定対象の未知濃度の検体につき得られる輝度を、前記補正関数算出手段で得られた前記基準濃度に対応した補正関数を用いて補正し、補正後の輝度を用いて濃度情報を算出する濃度算出手段と、前記濃度算出手段で得られた濃度情報を前記直線近似手段にて求めた直線へ参照させることで前記測定対象の検体の濃度補正係数を得る第2の補正係数取得手段と、前記第2の補正係数取得手段にて得られた濃度補正係数を、前記補正関数算出手段にて得られた前記基準濃度に対応した補正関数に積算し、積算後の補正関数を用いて前記測定対象の検体の輝度を補正し、補正後の輝度を用いて前記測定対象の検体の濃度情報を再度得る濃度取得手段と、を備えている。
以下、前記補正アルゴリズムについて詳述する。
事前に、基準とする試験片上に種々の既知濃度で担持させた検体につき、その検体からの光の波長特性及びフィルタ入射角度依存性によりイメージセンサ内の任意の位置にて得られる輝度値を算出する(第1のステップ)。
図1(a)は、検体の濃度ごとに、角度依存性(光軸からの距離に対応する)に起因した輝度の変化率をグラフ化したものである。既述したように、検体の濃度が高いほど、角度依存性に起因する輝度の変化率は大きくなる。検体の濃度ごとの輝度の分布を光軸からの距離rの関数F(r)で表すこととし、高濃度検体を関数Fhi(r)、中濃度検体を関数Fm(r)、低濃度検体を関数Flo(r)で表している。
次に、上記のように濃度ごとに得られた輝度分布をその内の任意の基準濃度の輝度分布に一致させるための補正係数を算出する(第2のステップ)。図1(a)(b)に示すように、基準の関数を定め、それ以外の関数には基準関数に対する比率を乗じることで、複数の関数を一元化することが可能なので、関数ごとに、基準関数に対する比率(以下、補正係数αという)を事前に求めておくのである。例えば図示したように、中濃度検体に係る関数Fm(r)を基準関数とし、高濃度検体に係る補正係数αhi、中濃度検体に係る補正係数αm、低濃度検体に係る補正係数αloとすると、
Figure 0005020219
となる。光軸からの距離rがどの場合でも濃度補正係数αは一定値となる。これを満たす補正係数αhi、αloをそれぞれ求めておくことで、Fhi(r)、Flo(r)をFm(r)に一元化することが可能となる。
次に、図2に示すように、上記のように濃度ごとに得られた補正係数αhi、1、αloを吸光度に対してプロットし、直線近似する(第3のステップ)。ここでは濃度を示す指標(濃度情報)として、濃度に比例する吸光度(Lambert-Beerの法則)を用いている。得られる直線近似結果に基いて、全ての濃度に対応した補正係数αを算出することが可能となる。なお吸光度は測定部輝度(得られた輝度)及び変化前の基準輝度であるバックグラウンド輝度を用いて以下の式で求められる。
Figure 0005020219
次に、基準濃度の輝度分布Fm(r)を基に、当該基準濃度に対応するフィルタ入射角度依存性の補正関数g(r)を算出する(第4のステップ)。この方法は特許文献1に詳記されているため説明は省略する。
以下、測定時の手順を説明する。
図3は測定対象の試験片を示す。試験片3上に適当間隔をおいて3つの呈色部(呈色A1、呈色B1、呈色C1と記す)が配置されており、それぞれに担持された測定対象の検体の濃度は未知である。
この試験片3上の各呈色部の検体につき得られる輝度を、前記第4のステップで得られた、前記基準濃度に対応したフィルタ入射角度依存性の補正関数g(r)を用いて補正し、補正後の輝度を用いて濃度情報を算出する(第5のステップ)。図4を用いて説明すると、イメージセンサにて取得した呈色A1、呈色B1、呈色C1の輝度はそれぞれの濃度に対応したフィルタ入射角度依存性の影響を受けているが(a)、第4のステップにて事前に算出しておいた角度依存性補正関数g(r)を各呈色部の輝度に積算して、フィルタ入射角度依存性の補正を行うことで(b)、ある程度真値に近い輝度が得られる(c)。得られた各呈色部の輝度を上記の式(数2)に適用することで、各呈色部の吸光度ZA1、ZB1、ZC1を算出する。
次に上記第5のステップで得られた吸光度を、上述の第3のステップにて求めた直線へ参照させることで前記測定対象の未知濃度の検体の濃度補正係数を得る(第6のステップ)。つまり、図5に示すように、先に求めた近似直線(図2)を参照して、吸光度ZA1、ZB1、ZC1に対応する濃度補正係数αA1、αB1、αC1を求める。
そして、上記第6のステップで得られた濃度補正係数を、第4のステップにて得られた、前記基準濃度に対応したフィルタ入射角度依存性の補正関数に積算し、積算後の補正関数を用いて前記測定対象の検体の輝度を補正し、補正後の輝度を用いて前記測定対象の検体の濃度情報を再度得る(第7のステップ)。つまり、図6に示すように、従来の基準関数Fm(r)にて求めておいた角度依存性補正係数gm(r)(図4(b)参照)に、呈色A1、B1、C1の濃度に対応した濃度補正係数αA1、αB1、αC1を積算し、それを呈色A1、B1、C1の輝度値に積算する。これにより、呈色A1、B1、C1の輝度は濃度に応じた補正ができる。図中の目標輝度が、濃度に応じた補正がなされた補正値を示す。
その後に、上記の補正値(目標輝度)に基づいて再び吸光度を求め、それより、呈色A1、B1、C1の検体の濃度情報を得る。ここで得られた吸光度用いて第6のステップと第7のステップを複数回繰り返すことで、より精度よく吸光度を求めることが可能である。
以上により、全ての濃度におけるフィルタ角度依存性の補正が実現でき、フィルタ角度依存性に起因する誤差の低減が可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る分析装置および分析方法について図7〜図13を用いて説明する。図7に示す分析装置の構成は実施の形態1に係る分析装置とほぼ同様である。
図7および図8において、試験片3上の各呈色部(呈色A2、呈色B2、呈色C2と記す)は、異なる濃度の検体を担持しており(呈色A2は高濃度、呈色B2は中濃度、呈色C2は低濃度)、試験片3の設置時の位置ずれにより一律に位置ずれ量Rが生じている。
分析の際には、事前に、基準とする試験片上の呈色A2、B2、C2にて取得しておいた値を検量線情報とし、測定時にその検量線情報を用いて濃度変換することで、光学フィルタの角度依存性の影響を低減させる。
ただし、上述の位置ずれが生じているので、図9に示すように、位置ずれがないときの輝度関数F(r)と、位置ずれ量Rが生じたときの輝度関数F(r−R)とを用いて、補正関数G(r)(=F(r−R)/F(r))を求め、これを用いて補正を行う。
なおただし、この方法は、単一濃度の検体に適するものであるため、図10に示すように、呈色A2、B2、C2の濃度に応じた補正関数GA2(r)、GB2(r)、GC2(r)を求める。
このために、図11に示すような呈色位置別の近似直線を事前に求めておく。この実施の形態2では、角度依存性の影響を受けた輝度をそのまま用いるので、図示したように呈色位置別に近似直線を求める。そのために濃度補正係数αを求める方法は実施の形態1と同様である。
そして、呈色A2、B2、C2にて得られる輝度(角度依存性の影響を受けた輝度をそのまま用いる)より仮の吸光度(ZA2、ZB2、ZC2とする)を求め、図12に示すように、事前に求めた近似直線(図11参照)を参照して、呈色A2、B2、C2の吸光度ZA2、ZB2、ZC2に対応した濃度補正係数αA2、αB2、αC2を求め、それを用いて以下のようにGA2(r)、GB2(r)、GC2(r)を算出する。
Figure 0005020219
ここで、Gm(r)は基準関数Fm(r)の特性を用いた場合の補正関数であり、上述の検量線生成もこの基準関数Fm(r)の特性を用いている。
次に、図13に示すように、呈色A2、B2、C2にて得られた輝度値に、当該呈色A2、B2、C2の濃度に応じた補正関数GA2(r)、GB2(r)、GC2(r)を積算する。これにより、呈色A2、B2、C2の輝度は濃度に応じた補正ができる。図中の目標輝度が、濃度に応じた補正がなされた補正値を示す。
その後に、上記の補正値(目標輝度)に基づいて再び吸光度を求め、それより、呈色A2、B2、C2の検体の濃度情報を得る。
以上により、全ての濃度における試験片の位置ずれの補正が実現でき、位置ずれに起因する誤差の低減が可能となる。
なお、上記実施の形態では、補正係数を用いて輝度値を補正し、補正後の輝度値に対応する吸光度を求め、この吸光度に基づいて検体の濃度情報を得たが、これに限るものではなく、輝度値に相当するデジタルデータ等を補正し、この補正データに基づいて検体の濃度情報を得てもよい。
本発明に係る分析方法および分析装置は、検体の濃度の違いによる測定誤差を低減することができ、さらには、光学フィルタの入射角度依存性、呈色位置ずれによる測定誤差の低減機能を有するので、高精度での濃度検出が必要な生化学分析方法および装置等に特に有用である。
本発明の実施の形態1に係る分析方法の一ステップを説明する図 同実施の形態1に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 同実施の形態1に係る分析方法の測定対象の試験片を示す斜視図 同実施の形態1に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 同実施の形態1に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 同実施の形態1に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 本発明の実施の形態2に係る分析方法の一ステップを説明する図 同実施の形態2に係る分析方法の測定対象の試験片を示す平面図 同実施の形態2に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 同実施の形態2に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 同実施の形態2に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 同実施の形態2に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 同実施の形態2に係る分析方法の他の一ステップを説明する図 従来の分析装置により試験片の測定を行う状態を概略的に示す斜視図 図14の分析方法による光学フィルタの角度依存性の補正方法及び補正結果を示す図 図14の分析方法で角度依存性に起因した輝度変化率が濃度に応じて変化することを示す図 従来の分析装置により他の試験片の測定を行う状態を概略的に示す斜視図 図17の分析方法による測定部位の補正方法及び補正結果を示す図
符号の説明
1 光源
2 検体
3 試験片
4 レンズ
5 絞り
6 光学フィルタ
7 イメージセンサ

Claims (2)

  1. 試験片に担持された検体からの光を、光学フィルタを有する光学系を通して、複数の画素を備えたイメージセンサにより受けて前記検体の濃度情報を得る分析方法であって、
    前記試験片上に種々の既知濃度で担持された検体につき、その検体からの光の波長特性及びフィルタ入射角度依存性により前記イメージセンサ内の任意の位置にて得られる輝度値を事前に算出する第1のステップと、
    前記第1のステップで濃度ごとに得られる輝度分布をその内の任意の基準濃度の輝度分布に一致させるための補正係数を算出する第2のステップと、
    前記第2のステップで濃度ごとに得られた補正係数をその濃度情報に対してプロットして直線近似する第3のステップと、
    前記基準濃度の輝度分布を基に、当該基準濃度に対応するフィルタ入射角度依存性の補正関数を算出する第4のステップと、
    前記試験片上に別途に担持された測定対象の未知濃度の検体につき得られる輝度を、前記第4のステップで得られた前記基準濃度に対応した補正関数を用いて補正し、補正後の輝度を用いて濃度情報を算出する第5のステップと、
    前記第5のステップで得られた濃度情報を前記第3のステップにて求めた直線へ参照させることで前記測定対象の検体の濃度補正係数を得る第6のステップと、
    前記第6のステップにて得られた濃度補正係数を、前記第4のステップにて得られた前記基準濃度に対応した補正関数に積算し、積算後の補正関数を用いて前記測定対象の検体の輝度を補正し、補正後の輝度を用いて前記測定対象の検体の濃度情報を再度得る第7のステップと、を有する分析方法。
  2. 試験片に担持された検体からの光を、光学フィルタを有する光学系を通して、複数の画素を備えたイメージセンサにより受けて前記検体の濃度情報を得る分析装置であって、
    前記試験片上に種々の既知濃度で担持された検体につき、その検体からの光の波長特性及びフィルタ入射角度依存性により前記イメージセンサ内の任意の位置にて得られる輝度値を事前に算出する輝度算出手段と、
    前記輝度算出手段により濃度ごとに得られる輝度分布をその内の任意の基準濃度の輝度分布に一致させるための補正係数を算出する第1の補正係数算出手段と、
    前記第1の補正係数算出手段で濃度ごとに得られた補正係数をその濃度情報に対してプロットして直線近似する直線近似手段と、
    前記基準濃度の輝度分布を基に、当該基準濃度に対応するフィルタ入射角度依存性の補正関数を算出する補正関数算出手段と、
    前記試験片上に別途に担持された測定対象の未知濃度の検体につき得られる輝度を、前記補正関数算出手段で得られた前記基準濃度に対応した補正関数を用いて補正し、補正後の輝度を用いて濃度情報を算出する濃度算出手段と、
    前記濃度算出手段で得られた濃度情報を前記直線近似手段にて求めた直線へ参照させることで前記測定対象の検体の濃度補正係数を得る第2の補正係数取得手段と、
    前記第2の補正係数取得手段にて得られた濃度補正係数を、前記補正関数算出手段にて得られた前記基準濃度に対応した補正関数に積算し、積算後の補正関数を用いて前記測定対象の検体の輝度を補正し、補正後の輝度を用いて前記測定対象の検体の濃度情報を再度得る濃度取得手段と、を有する分析装置。
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