JP5018476B2 - ガラス製造装置およびその構成要素、ならびに該構成要素を通電加熱する方法 - Google Patents

ガラス製造装置およびその構成要素、ならびに該構成要素を通電加熱する方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガラス製造装置の溶融ガラスの導管として好適な、白金または白金合金製の中空管を有する中空管体に関する。
また、本発明は、該中空管体を用いたガラス製造装置に関する。
また、本発明は、該中空管体を通電加熱する方法に関する。
ガラス製造装置において、その内部を高温の溶融ガラスが通過する導管には、白金、または白金−金合金、白金−ロジウム合金のような白金合金製の中空管が使用されている。
特許文献1に記載のガラス素地流出装置を例にとると、ガラス溶融槽下部の溶融ガラス出口に白金または白金合金製のパイプが接続されている。また、溶融ガラスが通過する導管の他の例としては、ガラス製造装置から不純物を除去するために設けられた流出管、ガラス製造装置からレンズ、プリズム等の光学部品を成形する場合に成形用の型に溶融ガラスを流出させるための流出管等が挙げられる。
ガラス製造装置では、内部を通過する溶融ガラスの温度を調整するため、溶融ガラスが通過する導管は加熱される。導管の加熱は、ヒータ等の熱源により、導管を外部から加熱する場合もあるが、白金または白金合金製の中空管の場合、該中空管に通電用の電極を設けて、通電加熱することが広く行われている。特許文献2には、溶融ガラスの導管として使用可能な白金製の加熱装置が開示されている。図5は、特許文献2に開示された加熱装置の斜視図である。図5において、100は加熱体となる白金製の加熱管、200a,200bは白金製の円環状電極、300a,300bは電極引き出し部である。図5に示す加熱装置を使用する際、円環状電極200a,200bの一端に接合された電極引き出し部300a,300bを外部電源(図示していない)と接続して外部電源から通電することにより、加熱管100を通電加熱する。
特開平6−227822号公報 特開平11−349334号公報
本発明者は、図5に示す加熱装置を通電加熱した際、加熱管100の特定の部位に電流が集中し、当該部位が局部過加熱されることを見出した。このような局部過加熱が発生した場合、加熱管100が熱応力によって破損したり、該加熱管100内を流通する溶融ガラスが変質するおそれがある。
本発明は、この知見に基づくものであり、通電加熱時における局部過加熱が軽減された白金または白金合金製の中空管を有する中空管体を提供することを目的とする。本発明の中空管体は、ガラス製造装置の溶融ガラスの導管として好適である。
また、本発明は、該中空管体を溶融ガラスの導管として用いた溶融ガラスの製造装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、該中空管体を通電加熱する方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、通電加熱される用途に用いられる、白金または白金合金製の中空管を有する中空管体であって、
前記中空管の外周には、白金または白金合金製のリング状の電極が接合されており、
前記リング状の電極の外縁には、1またはそれ以上の引き出し電極が接合されており、 前記中空管において、前記リング状の電極との接合部のうち、少なくとも前記引き出し電極の直近に位置する前記接合部およびその近傍には厚肉部が設けられていることを特徴とする中空管体を提供する。
また、本発明は、通電加熱される用途に用いられる、白金または白金合金製の中空管を有する中空管体であって、
前記中空管の外周には、白金または白金合金製のリング状の電極が接合されており、
前記リング状の電極の外縁には、1またはそれ以上の引き出し電極が接合されており、 前記中空管において、前記リング状の電極との接合部には、該中空管の全周にわたって厚肉部が設けられていることを特徴とする中空管体を提供する。
本発明の中空管体において、前記厚肉部は下記式(1)、(2)を満たすことが好ましい。
0.4d≦L≦1.2d・・・(1)
1.2t0≦t≦1.7t0・・・(2)
L:電極との接合部を除いた厚肉部の長さ(mm)
d:中空管の外径(mm)
t:厚肉部の肉厚(mm)
0:厚肉部以外の中空管の肉厚(mm)
前記中空管の周方向の一部にのみ厚肉部が設けられている場合、前記厚肉部は、前記リング状の電極の中心と前記引き出し電極との接合部の中点とを結ぶ直線を中心とした角度20度以上の範囲に位置することが好ましい。
また、本発明は、溶融ガラスの導管として、上記した中空管体を用いたガラス製造装置を提供する。
また、本発明は、溶融ガラスの導管として、上記した中空管体を用いた減圧脱泡装置を提供する。
また、本発明は、上記した中空管体を通電加熱する方法を提供する。
本発明の白金または白金合金製の中空管を有する中空管体は、通電加熱時における局部過加熱が軽減されている。このため、中空管が使用時に熱応力によって破損することを防止できる。
本発明のガラス製造装置は、溶融ガラスの導管として本発明の中空管体を用いているため、通電加熱時に導管で局部過加熱が生じない。このため、導管を流通する溶融ガラスが変質するおそれがない。
本発明の減圧脱泡装置は、減圧脱泡槽、上昇管または下降管といった、溶融ガラスの導管として本発明の中空管体を用いているため、通電加熱時にこれら導管で局部過加熱が生じない。この結果、減圧下での過加熱による泡の発生が防止される。また、減圧環境下に置かれている減圧脱泡槽、上昇管および下降管の場合、クラック等の発生が特に問題となるが、本発明の減圧脱泡装置の場合、通電加熱時にこれら溶融ガラスの導管で局部過加熱が生じないため、クラックが発生するおそれが低減されている。
図1は、本発明の白金または白金合金製の中空管を有する中空管体の1実施形態を示した斜視図である。 図2は、図1に示す中空管体を線X−X′に沿って切断した断面図である。 図3は、図2と同様の断面図である。但し、電極が接合されている部位および接合されている電極の数が図2とは異なっている。 図4は、図1に示す中空管体を上から見た平面図である。 図5は、特許文献2に開示された加熱装置の斜視図である。
符号の説明
1,1′:中空管
2a,2b,2′:電極
3a,3b,3′:引き出し電極
11,11a,11′:接合部位
12,12′:厚肉部
100:中空管
200a,200b:電極
300:引き出し電極
以下、図面を参照して本発明を説明する。図1は、本発明の白金または白金合金製の中空管を有する中空管体の1実施形態を示した斜視図である。
図1において、中空管1は円筒管形状の中空管である。中空管1の外周には、白金または白金合金製の電極2a,2bが接合されている。電極2a,2bは、該中空管1を挿入するための孔を有するリング状の電極であり、その外形は円形である。図1において、電極2aは中空管1の上端部に接合されており、電極2bは中空管1の下端部に接合されている。
電極2a,2bの外縁の一端には外部電源(図示していない)と接続するための引き出し電極3a,3bが接合されている。引き出し電極3a,3bは、電極2a,2bとの接合部付近の幅が広がった扇形形状となっている。
図2は、図1に示す中空管1を線X−X′に沿って切断した断面図である。図2に示すように、中空管1には、電極2a,2bとの接合部11およびその近傍に該中空管1の全周にわたって厚肉部12が設けられている。
図1において、引き出し電極3a,3bを外部電源と接続して通電すると、電流は引き出し電極3aからリング状の電極2aを介して中空管1へと流れる。リング状の電極2aは、中空管1の全周にわたって接合しており、中空管1全体に均一に電流を流すことを意図したものである。しかしながら、引き出し電極3aが電極2aの外縁の一端に接合されているため、電極2aから中空管1に流れる電流は中空管1の特定の部位に集中する。
電流はその特性上最短経路を流れようとする。このため、図1および図2に示す中空管1の場合、電極2aとの接合部11の中でも、引き出し電極3aから直近の接合部11aに電流が集中する。図1および図2において、電流の最短経路を矢印で示した。電流の集中は、電流が中空管1を通過する過程で徐々に解消されるが、電極2aとの接合部11およびその近傍では、特定の部位、具体的には、引き出し電極3aから直近の接合部11aおよびその近傍に電流が集中する。電流が中空管1から電極2bへと流れる下流側においても、引き出し電極3bが電極2bの外縁の一端に接合されているため、引き出し電極3bから直近の接合部11aに電流が集中する。これらの部位は電流の集中により、局部過加熱される。
図2に示す中空管1において、電極2a,2bとの接合部11およびその近傍に設けられた厚肉部12は、中空管1の他の部分に比べて肉厚が大きいため、電流が通過する際の電流密度が低くなっている。このため、電極2a,2bとの接合部11およびその近傍において、特定の部位に電流が集中した場合であっても、電流集中による局部過加熱が軽減される。なお、厚肉部は、t0からtへ徐々に肉厚を厚くするような構成であってもよい。
厚肉部12の長さおよび肉厚は、中空管の長さ、径、肉厚もしくは材質、電極の径、肉厚もしくは材質、または通電する電流の大きさ等に応じて適宜選択することができる。但し、厚肉部12は、下記式(1)および(2)を満たすことが好ましい。
0.4d≦L≦1.2d・・・(1)
1.2t0≦t≦1.7t0・・・(2)
上式(1),(2)において、Lは電極2a,2bとの接合部11を除いた厚肉部12の長さ(mm)である。したがって、厚肉部12の長さは、L+te(te=電極2a,2bの肉厚(mm))である。dは中空管1の外径(mm)である。tは厚肉部12の肉厚(mm)である。t0は厚肉部12以外の中空管1の肉厚(mm)である。
特に好ましくは、0.6d≦L≦1.0d、1.2t0≦t≦1.5t0である。
上記式において、特徴的なのはL:つまりteを除く厚肉部12の長さがその中空管1の外径によって規定できるという点である。本発明のような特殊な構造を有する中空管体において局部加熱を軽減するためには、その電流密度等について詳細に検討した結果、中空管のある特定の場所に厚肉部を設けることが必要であることのみならず、その厚肉部の長さが中空管1の外径に影響されることを見出したものである。
厚肉部12の長さおよび肉厚が上記式を満たしていれば、通電加熱時における局部過加熱を十分軽減することができる。中空管の構成材料である白金または白金合金は高価であるため、中空管1の肉厚はできる限り薄くすることがコスト面から好ましい。
図3は、図2と同様の図である。但し、図3に示す中空管1′は、その長手方向の中央部に電極2′が接合されている。図3に示す中空管1′において、厚肉部12′は電極2′との接合部11′を中心に、上下方向にそれぞれ長さLにわたって設けられている。したがって、厚肉部12′の長さは2L+te(te=電極2′の肉厚(mm))である。
図1〜図3に示すように、本発明の中空管1,1′は、電極2a,2b,2′との接合部11,11′およびその近傍に厚肉部12,12′が設けられていればよく、電極2a,2b,2′を接合する位置、および接合する電極2a,2b,2′の数は特に限定されない。
また、図1において、中空管1として中空円筒管が示されているが、中空管の形状はこれに限定されない。例えば、断面形状が楕円形状のものや、四角形、六角形、八角形等、多角形形状のものであってもよい。
引き出し電極の数は、一つであっても、それ以上であってもよい。
また、図1において、電極2a,2bとして外形が円形のものが示されているが、電極の形状はこれに限定されない。例えば、外径が楕円形状のものや、四角形、六角形、八角形等、多角形形状のものであってもよい。なお、リング状の電極とは、中央部が打ち抜かれたドーナツ形状の電極を意味する。
本発明の中空管体に関して、厚肉部12が中空管1の全周にわたって設けられた態様について、図面を用いて説明したが、本発明の中空管体は、中空管1の周方向の一部にのみ厚肉部が設けられたものであってもよい。但し、厚肉部は全周にわたって設けられることが製造上好ましい。
また、肉厚部12を中空管1の内側に設ける態様について説明したが、肉厚部12は中空管1の外側に設けてもよい。
上記したように、図1に示す中空管に通電した際、電流が集中するのは、引き出し電極3a,3bから直近の接合部11aである。したがって、少なくとも該接合部11aおよびその近傍に厚肉部を設ければ、本発明による効果が発揮される。
中空管の周方向の一部にのみ厚肉部を設ける場合、その設ける部位は、少なくとも引き出し電極の直近に位置する前記接合部およびその近傍となることが好ましいが、具体的には、以下に説明する部位に設けることがさらに好ましい。図4は、図1に示す中空管1を上から見た平面図である。図4において、直近の接合部11a、すなわち、中空管1に厚肉部を設ける部位は、電極2aの中心0と引き出し電極3aとの接合部の中点11bとを結ぶ直線を中心とした角度αの範囲であることが好ましい。角度αは、20度以上であり、好ましくは50度以上であり、より好ましくは90度以上であり、180度以上であることがさらに好ましい。
厚肉部の長さおよび肉厚は、中空管の全周にわたって厚肉部を設ける場合についても上記したのと同様である。また、引き出し電極が複数の場合は、引き出し電極が設けられている複数の箇所において、角度αが上記のような範囲にあることが好ましい。
本発明において、中空管および電極の寸法も特に限定されない。例えば、図1,2に示す中空管1、および図3に示す中空管1′を例にとると、中空管1,1′および電極2a,2b,2′の寸法は各々以下の範囲であることが好ましい。
(中空管1,1′)
外径d:50〜800mm、より好ましくは100〜600mm
長さ:200〜6000mm、より好ましくは400〜2000mm
厚肉部12以外の部分の肉厚t0:0.4〜5mm、より好ましくは0.6〜3mm
厚肉部12,12′の長さ(L+te):30〜800mm、より好ましくは50〜300mm
厚肉部12,12′の肉厚t:0.5〜8mm、より好ましくは0.7〜5mm
(電極2a,2b,2′)
外径:80〜1200mm、より好ましくは100〜900mm
内径:50〜800mm、より好ましくは100〜600mm
肉厚te:0.5〜8mm、より好ましくは1〜5mm
本発明において、中空管1,1′および電極2a,2b,2′は白金を主たる構成材料とする。したがって、白金のみを構成材料とするものに限定されず、白金合金を構成材料とするものであってもよい。白金合金の具体例としては、白金−金合金、白金−ロジウム合金が挙げられる。また、白金または白金合金に金属酸化物を分散させてなる強化白金であってもよい。分散される金属酸化物としては、Al23、またはZrO2若しくはY23に代表される周期表における3族、4族若しくは13族の金属酸化物が挙げられる。
本発明において、リング状の電極2a,2b,2′全体が白金または白金合金製ではなくてもよい。例えば、白金または白金合金製の電極の外縁に白金または白金合金以外の金属材料製の部位が設けられていてもよい。このような金属材料としては、モリブデン、タングステン、ニッケル、パラジウム、銅、およびこれらの合金等が挙げられる。
引き出し電極3a,3b,3′についても、白金を主たる構成材料とすることが好ましい。但し、これに限定されず上記した白金または白金合金以外の金属材料製であってもよい。
図1において、引き出し電極3a,3bは、電極2a,2bとの接合部付近の幅が広がった扇形形状である。引き出し電極3a,3bの形状を扇形形状とすることは、本発明にあるような厚肉部を設けることによって、さらに電極2a,2bと引き出し電極3a,3bとの接合部における局部過加熱を軽減できることから好ましい。
白金または白金合金のような金属材料に通電した際、該材料の断面積が急激に変化する部位では、電流が集中するため局部過加熱が発生する。
電極2a,2bと引き出し電極3a,3bとの接合部、特に電極2a,2bと引き出し電極3a,3bとの接合端部は断面積が変化する部位である。引き出し電極3a,3bの形状を扇形形状とした場合、接合端部における断面積の変化が穏やかであるため、接合端部における局部過加熱の発生が軽減される。
同様の理由から、電極2a,2bと引き出し電極3a,3bとの接合部は、断面積が急激に変化しないような構造にすることが好ましい。そのため、接合部において、電極2a,2bの肉厚と、引き出し電極3a,3bの肉厚と、の差はできるだけ小さくすることが好ましく、実質的に同一であることが好ましい。したがって、引き出し電極3a,3bの肉厚は、0.5〜8mmであることが好ましく、より好ましくは0.7〜5mmである。
本発明において、中空管1,1′と電極2a,2b,2′との接合、電極2a,2b,2′と引き出し電極3a,3b,3′との接合は、公知の方法を実施することができる。
具体的には、中空管1,1′と電極2a,2b,2′とは、溶接により接合することができる。この場合、電極2a,2b,2′は中空管1,1′の外周に直接溶接してもよいし、両者の間に他の部材、例えば、白金または白金合金製のリング状の部材を配置して、該他の部材に電極2a,2b,2′を溶接してもよい。一方、電極2a,2b,2′と引き出し電極3a,3b,3′とは、溶接により接合してもよいし、ボルト、ビス等の固定治具により接合してもよい。
本発明のガラス製造装置では、高温の溶融ガラスが通過する溶融ガラスの導管として、本発明の中空管体が用いられている。本発明のガラス製造装置において、本発明の中空管体を使用する個所の具体例としては、ガラス製造装置から不純物を除去するために設けられた流出管、レンズ、プリズム等の光学部品を成形する場合にガラス製造装置から成形用の型に溶融ガラスを流出させるための流出管等としても使用可能である。
本発明のガラス製造装置では、通電加熱した際に溶融ガラスの導管で局部過加熱が生じないため、導管を流通する溶融ガラスが変質するおそれがない。
本発明の減圧脱泡装置では、高温の溶融ガラスが通過する溶融ガラスの導管として、本発明の中空管体が用いられている。本発明の減圧脱泡装置において、本発明の中空管体を使用する個所の具体例としては、減圧脱泡槽、上昇管および下降管が挙げられる。
本発明の減圧脱泡装置は、減圧脱泡槽、上昇管または下降管といった、溶融ガラスの導管として本発明の中空管体を用いているため、通電加熱時にこれら導管で局部過加熱が生じない。この結果、減圧下での過加熱による泡の発生が防止される。また、減圧環境下に置かれている減圧脱泡槽、上昇管および下降管の場合、クラック等の発生が特に問題となるが、本発明の減圧脱泡装置の場合、通電加熱時にこれら溶融ガラスの導管で局部過加熱が生じないため、クラックが発生するおそれが低減されている。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
(実施例1)
本実施例では、図1および図2に示す中空管体を作製した。各構成要素同士は溶接により接合した。なお、肉厚部は中空管1の全周にわたって設けた。各構成要素の寸法および構成材料は以下の通りである。
(中空管1)
外径d:300mm
長さ:1500mm
肉厚t0:1.5mm
厚肉部12の長さ(L+te):200mm
厚肉部12の肉厚t:2mm
構成材料:白金−ロジウム合金(白金90質量%、ロジウム10質量%)
(電極2a,2b)
外径:600mm
内径:300mm
肉厚te:3mm
構成材料:白金−ロジウム合金(白金90質量%、ロジウム10質量%)
(引き出し電極3a,3b)
肉厚:4mm
構成材料:白金−ロジウム合金(白金90質量%、ロジウム10質量%)
引き出し電極3a,3bを外部電源(交流)と接続して以下の条件で通電加熱した。
電圧:10V
電流:6000A
加熱時間:10時間
通電加熱時の中空管1の温度を熱電対を用いて観察したところ、顕著な局部過加熱は認められなかった。
(比較例1)
実施例1と同様に図1に示す中空管体を作製した。但し、中空管は厚肉部を持たず、肉厚は、中空管全体にわたって1.5mmであった。実施例1と同様に通電加熱したところ、引き出し電極3a,3bから最も近い側の接合部11a付近で顕著な局部過加熱が認められた。通電加熱終了後、局部過加熱が認められた部位でクラックの発生が認められた。
本発明の中空管体は、通電加熱時に局部過加熱が防止または軽減されるため、溶融ガラスの導管として使用したとき溶融ガラスを均一に加熱し、また熱応力による破損を防止できるので、減圧脱泡装置のようなガラス製造装置における溶融ガラスの導管に適用できる。

なお、2005年6月6日に出願された日本特許出願2005−165735号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (13)

  1. 通電加熱される用途に用いられる、白金または白金合金製の中空管を有する中空管体であって、
    前記中空管の外周には、白金または白金合金製のリング状の電極が接合されており、
    前記リング状の電極の外縁には、1またはそれ以上の引き出し電極が接合されており、
    前記中空管において、前記リング状の電極との接合部のうち、少なくとも前記引き出し電極の直近に位置する前記接合部およびその近傍には厚肉部が設けられていることを特徴とする中空管体。
  2. 通電加熱される用途に用いられる、白金または白金合金製の中空管を有する中空管体であって、
    前記中空管の外周には、白金または白金合金製のリング状の電極が接合されており、
    前記リング状の電極の外縁には、1またはそれ以上の引き出し電極が接合されており、
    前記中空管において、前記リング状の電極との接合部には、該中空管の全周にわたって厚肉部が設けられていることを特徴とする中空管体。
  3. 前記厚肉部は、下記式(1)、(2)を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の中空管体。
    0.4d≦L≦1.2d・・・(1)
    1.2t0≦t≦1.7t・・・(2)
    L:電極との接合部を除いた厚肉部の長さ(mm)
    d:中空管の外径(mm)
    t:厚肉部の肉厚(mm)
    0:厚肉部以外の中空管の肉厚(mm)
  4. 前記厚肉部は、前記リング状の電極の中心と前記引き出し電極との接合部の中点とを結ぶ直線を中心とした角度20度以上の範囲に位置する請求項1または3に記載の中空管体。
  5. 前記中空管体は、引き出し電極から中空管への直近の接合部の局部過加熱が軽減できる請求項1ないし4のいずれかに記載の中空管体。
  6. 前記リング状の電極との接合部を除いた厚肉部の長さが30〜800mmである請求項1ないし5のいずれかに記載の中空管体。
  7. 前記中空管の外径が50〜800mmである請求項1ないし6のいずれかに記載の中空管体。
  8. 前記厚肉部の肉厚が0.5〜8mmである請求項1ないし7のいずれかに記載の中空管体。
  9. 前記厚肉部以外の中空管の肉厚が0.4〜5mmである請求項1ないし8のいずれかに記載の中空管体。
  10. 前記リング状の電極と前記引き出し電極との肉厚が実質的に同一である請求項1ないし9のいずれかに記載の中空管体。
  11. 溶融ガラスの導管として、請求項1ないし10のいずれかに記載の中空管体を用いたガラス製造装置。
  12. 溶融ガラスの導管として、請求項1ないし10のいずれかに記載の中空管体を用いた減圧脱泡装置。
  13. 請求項1ないし10のいずれかに記載の中空管体を通電加熱する方法。
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