JP5016944B2 - 真空バルブ - Google Patents

真空バルブ Download PDF

Info

Publication number
JP5016944B2
JP5016944B2 JP2007041220A JP2007041220A JP5016944B2 JP 5016944 B2 JP5016944 B2 JP 5016944B2 JP 2007041220 A JP2007041220 A JP 2007041220A JP 2007041220 A JP2007041220 A JP 2007041220A JP 5016944 B2 JP5016944 B2 JP 5016944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
fixed
vacuum valve
energizing shaft
vacuum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007041220A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008204865A (ja
Inventor
宏通 染井
清 長部
浩資 捧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007041220A priority Critical patent/JP5016944B2/ja
Publication of JP2008204865A publication Critical patent/JP2008204865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5016944B2 publication Critical patent/JP5016944B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/662Housings or protective screens
    • H01H33/66238Specific bellows details
    • H01H2033/66253Details relating to the prevention of unwanted rotation of the contact rod in vacuum switch bellows

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

本発明は、接離自在の一対の接点を有する真空バルブに係り、特に開閉寿命特性を向上し得る真空バルブに関する。
接離自在の一対の接点を有する真空バルブには、可動側に伸縮自在のベローズが設けられ、真空を保持しながら前記接点が開閉なされている。接点を開閉させるとベローズも同様に伸縮するが、ベローズには、バネのような慣性作用で振動が起こり、接点の開閉回数以上の金属疲労が加わる。
このため、従来、ベローズの大気圧側の部分に絶縁油のような液体を充填し、開閉時の振動を吸収するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、真空バルブ全体を液体中で用いるものでは、可動側通電軸に液体が流通する孔を設け、ベローズの大気圧側と真空バルブ外部とを結び、ベローズ大気圧側の液体の圧力上昇を抑制するものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
この種の真空バルブは、図7に示すように、筒状の真空絶縁容器1の両端開口面に、コバール合金や42%鉄−ニッケル合金などからなる可動側封着金具2と固定側封着金具3とが封着されている。封着においては、真空絶縁容器1端面にモリブデン−マンガンなどからなる粉末を焼付け、可動側封着金具2と固定側封着金具3のそれぞれをろう付けしている。
固定側封着金具3には、一方の電路となる固定側通電軸4が気密に貫通固定され、真空絶縁容器1内の固定側通電軸4端に固定側接点5が固着されている。この固定側接点5と対向して、接離自在の可動側接点6が他方の電路となる可動側通電軸7端に固着されている。
可動側通電軸7の真空絶縁容器1内中間部には、伸縮自在のベローズ8の一方端が気密に取り付けられている。ベローズ8の他方端は、可動側封着金具2の中央開口部に気密に取り付けられている。これにより、内部圧力10−2Pa以下の真空度を維持しながら可動側通電軸7を軸方向に移動させることが可能になっている。
可動側封着金具2の中央開口部には、可動側通電軸7を軸方向と平行に移動させるための軸受けガイド9が、可動側封着金具2に固定されたスタッド10とナット11により固定されている。軸受けガイド9の外周でベローズ8の大気圧側、および真空バルブを液体中で用いるものでは真空バルブ外周には、液体12が充填されている。また、図8に示すように、軸受けガイド9には、ベローズ8を伸縮させたとき、液体12を流通させる溝13が円周方向に三個所設けられている。
なお、固定側封着金具3には、両接点5、6を包囲するように筒状のアークシールド14が設けられ、両接点5、6の電流開閉時に発生する金属蒸気が真空絶縁容器1の内面に付着して、沿面の絶縁抵抗が低下するのを防止している。
特開平2−46615号公報 (第2〜3ページ、第1図) 特開平6−203704号公報 (第3〜4ページ、図1)
上記の従来の真空バルブにおいては、次のような問題がある。真空バルブの適用拡大により、電気炉などに適用されるものでは、三十万回程度の開閉がなされ長寿命化が要求される。また、大容量化では、遮断特性を向上させるため、開閉速度1m/s以上の高速での開閉が要求される。このような多頻度開閉や高速開閉においては、ベローズ8自身はもとより、図7に点線で示したように、液体12の流通が速やかに行われず、圧力が上昇し可動側封着金具2が変形する繰り返しの金属疲労が加わる。金属疲労が進むと、真空絶縁容器1との封着部が剥離し、真空不良となってしまう。
この対応策として、軸受けガイド9に設けられた溝13の内径や個数を増やすことが挙げられるが、溝13を増やしたり大きくしたりすると、可動側通電軸7を軸方向と平行に移動させるという本来の機能を低下させてしまう。また、特許文献2のような可動側通電軸に液体が流通する孔を設けるものでは、その孔の内径が多頻度開閉や高速開閉に適するものとは言い難く、圧力上昇を招くことがある。更には、可動側封着金具2の外周に補強部材を設けることも挙げられるが、部品点数の増加に繋がる。
このため、ベローズ8内に液体12が充填される真空バルブにおいて、可動側通電軸7を軸方向と平行に移動させる機能を損なうことなく、液体12の流通を適切に行い、多頻度開閉や高速開閉を可能とする優れた開閉寿命特性を有する真空バルブが望まれていた。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、開閉寿命特性を向上し得る液体中で用いられる真空バルブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の真空バルブは、筒状の真空絶縁容器と、前記真空絶縁容器の一方端に封着された固定側封着金具と、前記固定側封着金具に固定された固定側通電軸と、前記固定側通電軸端に固着された固定側接点と、前記真空絶縁容器の他方端に封着された可動側封着金具と、前記可動側封着金具の中央開口部を移動自在に貫通する可動側通電軸と、前記可動側通電軸端に固着されるとともに、前記固定側接点と接離する可動側接点と、前記可動側通電軸の中間部に一方端が気密に固定され、他方端が前記可動側封着金具に気密に固定された伸縮自在のベローズと、前記ベローズの大気圧側に設けられるとともに、前記可動側通電軸を軸方向に移動させるための軸受けガイドと、前記可動側通電軸に設けられるとともに、前記接点の接離時のいずれの位置においても前記ベローズの大気圧側と前記真空絶縁容器外とを連通する複数の液体流通孔とを備え、前記液体流通孔の両端開口部の断面積を、この液体流通孔の中間部の断面積よりも大きくしたことを特徴とする。
本発明によれば、軸受けガイドの長さよりも長く、その端部の断面積が中間部の二倍以上を有する複数の液体流通孔を可動側通電軸に設けているので、ベローズ伸縮時に、ベローズの大気圧側に充填されている液体が液体流通孔を流通して圧力変化を速やかに抑制し、多頻度開閉や高速開閉に適する開閉寿命特性を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る真空バルブを図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る真空バルブの構成を示す断面図、図2は、本発明の実施例1に係る真空バルブを可動側から見た図である。なお、図1において、従来と同様の構成部分については、同一符号を付した。
図1に示すように、アルミナ磁器からなる筒状の真空絶縁容器1の両端開口面には、コバール合金や42%鉄−ニッケル合金などからなるコップ状の可動側封着金具2と固定側封着金具3とが封着されている。封着においては、真空絶縁容器1端面にモリブデン−マンガンなどからなる粉末を焼付けた金属化層を設け、この金属化層に可動側封着金具2と固定側封着金具3のそれぞれをろう付けしている。
固定側封着金具3には、一方の電路となる丸棒状の固定側通電軸4が気密に貫通固定され、真空絶縁容器1内の固定側通電軸4端に固定側接点5が固着されている。また、固定側接点5と対向して、接離自在の可動側接点6が他方の電路となる丸棒状の可動側通電軸7端に固着されている。
可動側通電軸7の真空絶縁容器1内中間部には、伸縮自在のベローズ8の一方端が気密に取り付けられている。ベローズ8の他方端は、可動側封着金具2の中央開口部に気密に取り付けられている。これにより、内部圧力10−2Pa以下の真空度を維持しながら可動側通電軸7を軸方向に移動させることが可能になっている。
可動側封着金具2の中央開口部には、断面L字状の環状の軸受けガイド9の太径部が、可動側封着金具2に固定されたスタッド10とナット11により固定されている。軸受けガイド9の細径部は、ベローズ8の大気圧側に位置する。そして、内面を可動側通電軸7が摺動して移動するので、可動側通電軸7を軸方向と平行に移動させることができる。また、軸受けガイド9の外周でベローズ8の大気圧側となる空間部、および真空バルブの外周には、絶縁油のような液体12が充填されている。
なお、固定側封着金具3には、両接点5、6を包囲するように筒状のアークシールド14が設けられ、両接点5、6の電流開閉時に発生する金属蒸気が真空絶縁容器1の内面に付着して、沿面の絶縁抵抗が低下するのを防止している。
ここで、可動側通電軸7には、図2に示すように、軸受けガイド9と対向する円周方向の側面の三個所に液体12が流通する断面半円状の溝21が設けられている。溝21の長さは軸受けガイド9の軸方向の長さよりも長い。そして、接点5、6の接触時において、真空絶縁容器1外側の軸受けガイド9端面から溝21端部までの長さを、溝21の深さの二倍以上としている。また、接点5、6の開離時において、ベローズ8の大気圧側の軸受けガイド9端面から溝21端部までの長さを、上記と同様に、溝21の深さの二倍以上としている。
即ち、接点5、6の開閉時のいずれの位置においても、溝21は、ベローズ8の大気圧側と真空絶縁容器1外とを連通し、その両端開口部は、軸受けガイド9端面から溝21端部までが深さの二倍以上の長さを有している。これにより、両端開口部の断面積が増え、中間部の流量に対し、出口となる両端開口部の流量を二倍以上とすることができる。両端開口部の流量を増すことで、液体12の流通を速やかにすることができ、高速開閉に耐え得るものとなる。ここで、この溝21を液体流通孔と定義する。
なお、軸受けガイド9の端面から溝21の端部までの長さが二倍未満では、開閉速度1m/s以上の高速で開閉させると、ベローズ8の大気圧側の液体12の圧力上昇を速やかに抑制することが困難となる。また、三倍を超過させると、液体12の圧力上昇を抑制することができるものの、溝21の長さが長くなり、その結果可動側通電軸7も長くなり、真空バルブが大型化するので好ましくない。更には、円周方向の三個所に溝21を設けているが、それぞれの溝21を円周方向で等間隔に配置すれば、液体12の流通がスムースになり好ましい。また、溝21の個数は二個所以上にすることができるが、四個所以上では、軸受けガイド9と摺動する可動側通電軸7の表面積が少なくなり、可動側通電軸7を軸方向に移動させ難くなるので好ましくない。溝21を増加させると、ベローズ8の大気圧側の液体12の充填量が多いものに適する。
これらにより、真空バルブを高速で開閉したときには、ベローズ8も高速で伸縮し、急激な圧力変化が可動側封着金具2やベローズ8などに伝わろうとする。しかしながら、可動側通電軸7には、このような圧力変化を速やかに抑制する複数の溝21が設けられているので、ベローズ8の大気圧側の圧力変化が吸収され、可動側封着金具2やベローズ8の変形を抑えることができる。また、大きな応力とならないので、繰り返し疲労となる多頻度開閉に耐え得るものとなる。
なお、このような高速で多頻度開閉の接点5、6においては、接点材料もこれに耐え得るものにしなくてはならない。接点材料は、AgおよびCuのうち少なくとも一種よりなる導電成分と、1500℃以上の溶融温度を有するTi、Zr、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、もしくはこれらの化合物のいずれか一種からなる耐弧成分とを備えた合金にすると、接点5、6の消耗を抑えることができる。また、炭化物、硼化物のような融点の高い化合物を用いることにより、電流開閉による接点5、6の消耗量を少なくすることができ、遮断性能を向上させることができる。更に、接点5、6にBi、Te、Se、Sbの少なくとも一種を含有させることにより、溶着特性を改善することができ、信頼性を向上させることができる。このような特性を有するものは、数ms以下の瞬時遮断を要求される遮断器などの開閉器や負荷タップ切換器などに適することができる。
上記実施例1の真空バルブによれば、可動側通電軸7に、軸受けガイド9の長さよりも長く、開閉時のいずれの位置においても、その端部と軸受けガイド9端面までが深さの二倍以上の長さを有する複数の溝21を設けているので、真空バルブ開閉時に、ベローズ8の大気圧側に充填されている液体12が溝21を速やかに流通して圧力変化を抑制し、多頻度開閉や高速開閉に適する開閉寿命特性を得ることができる。
次に、本発明の実施例2に係る真空バルブを図3および図4を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る真空バルブの構成を示す断面図、図4は、本発明の実施例2に係る真空バルブの可動側通電軸を軸方向から見た図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、可動側通電軸に液体が流通する孔を設けたことである。各図において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、可動側通電軸7には、液体12が流通する軸方向に設けられた断面円状の軸方向穴22と、軸方向穴22に連接し半径方向に設けられた断面円状の側面穴23a、23bとが軸受けガイド9の両端にそれぞれ設けられている。側面穴23a、23bは、図4に示すように、半径方向の一方向に設けられ、接点5、6の開閉時のいずれの位置においても、ベローズ8の大気圧側と真空絶縁容器1外とが連通するようになっている。また、軸方向穴22の内径よりも側面穴23a、23bの内径が大きく、断面積を二倍以上としている。即ち、軸方向穴22の流量に対し、両端の開口部となる側面穴23a、23bの流量が二倍以上になるようにしている。ここで、軸方向穴22、側面穴23a、23bを、実施例1と同様に液体流通孔と定義する。
二倍未満では、開閉速度1m/s以上の高速で開閉させると、液体12の圧力上昇を速やかに抑制することが困難となる。また、三倍を超過させると、液体12の圧力上昇を抑制することができるものの、側面穴23a、23bの内径が大きくなって、可動側通電軸7の断面積が小さくなり機械的強度が低下するので好ましくない。なお、軸方向穴22の軸端部は、図示しない他の主回路導体を接続することにより封じ切られる。また、側面穴23a、23bは、円周方向に、複数個所設けてもよく、等間隔で設けると液体12がスムースに流通し好ましい。
上記実施例2の真空バルブによれば、実施例1と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の実施例3に係る真空バルブを図5および図6を参照して説明する。図5は、本発明の実施例3に係る真空バルブの構成を示す断面図、図6は、本発明の実施例3に係る真空バルブの可動側通電軸を軸方向から見た図である。なお、この実施例3が実施例1と異なる点は、可動側通電軸を多角形状にしたことである。図5において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、可動側通電軸24は、断面六角形状となっており、それに伴って、軸受けガイド25も内面が断面六角形状になっている。可動側通電軸24の側面で軸受けガイド25と対向する三個所の各辺には、図6に示すように、液体12を流通させる断面半円状の溝26が設けられている。溝26の両端開口部は、中間部の流量よりも二倍以上の流量を有するように断面積が大きくなっている。ここで、この溝26を、実施例1と同様に液体流通孔と定義する。
なお、可動側通電軸24は、断面三角形状以上の多角形状とすることができる。また、可動側通電軸24に、実施例2のような軸方向穴と側面穴を設けてもよい。
上記実施例3の真空バルブによれば、実施例1と同様の効果のほかに、可動側通電軸7の回転防止をすることができる。
本発明の実施例1に係る真空バルブの構成を示す断面図。 本発明の実施例1に係る真空バルブを可動側から見た図。 本発明の実施例2に係る真空バルブの構成を示す断面図。 本発明の実施例2に係る真空バルブの可動側通電軸を軸方向から見た図。 本発明の実施例3に係る真空バルブの構成を示す断面図。 本発明の実施例3に係る真空バルブの可動側通電軸を軸方向から見た図。 従来の真空バルブの構成を示す断面図。 従来の真空バルブを可動側から見た図。
符号の説明
1 真空絶縁容器
2 可動側封着金具
3 固定側封着金具
4 固定側通電軸
5 固定側接点
6 可動側接点
7、24 可動側通電軸
8 ベローズ
9、25 軸受けガイド
10 スタッド
11 ナット
12 液体
13、21、26 溝
14 アークシールド
22 軸方向穴
23a、23b 側面穴

Claims (5)

  1. 筒状の真空絶縁容器と、
    前記真空絶縁容器の一方端に封着された固定側封着金具と、
    前記固定側封着金具に固定された固定側通電軸と、
    前記固定側通電軸端に固着された固定側接点と、
    前記真空絶縁容器の他方端に封着された可動側封着金具と、
    前記可動側封着金具の中央開口部を移動自在に貫通する可動側通電軸と、
    前記可動側通電軸端に固着されるとともに、前記固定側接点と接離する可動側接点と、
    前記可動側通電軸の中間部に一方端が気密に固定され、他方端が前記可動側封着金具に気密に固定された伸縮自在のベローズと、
    前記ベローズの大気圧側に設けられるとともに、前記可動側通電軸を軸方向に移動させるための軸受けガイドと、
    前記可動側通電軸に設けられるとともに、前記接点の接離時のいずれの位置においても前記ベローズの大気圧側と前記真空絶縁容器外とを連通する複数の液体流通孔とを備え、
    前記液体流通孔の両端開口部の断面積を、この液体流通孔の中間部の断面積よりも大きくしたことを特徴とする真空バルブ。
  2. 前記液体流通孔は、前記軸受けガイドに対向する前記可動側通電軸側面に設けられた溝であり、前記軸受けガイド端面から前記溝端部までの長さを、この溝の深さの二倍以上としたことを特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。
  3. 前記液体流通孔は、前記可動側通電軸の軸方向に設けられた軸方向穴と、この軸方向穴に連接し半径方向に設けられた側面穴とで構成され、前記側面穴の断面積を前記軸方向穴の断面積の二倍以上としたことを特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。
  4. 前記可動側通電軸を断面多角形状としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の真空バルブ。
  5. 前記液体流通孔を円周方向に等間隔で設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の真空バルブ。
JP2007041220A 2007-02-21 2007-02-21 真空バルブ Active JP5016944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007041220A JP5016944B2 (ja) 2007-02-21 2007-02-21 真空バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007041220A JP5016944B2 (ja) 2007-02-21 2007-02-21 真空バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008204865A JP2008204865A (ja) 2008-09-04
JP5016944B2 true JP5016944B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=39782127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007041220A Active JP5016944B2 (ja) 2007-02-21 2007-02-21 真空バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5016944B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109844893A (zh) * 2016-09-20 2019-06-04 轨道动力系统有限责任公司 高压开关装置和带有高压开关装置的开关设备以及高压开关装置的制造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008018531B3 (de) * 2008-04-08 2009-09-17 Siemens Aktiengesellschaft Vakuumschaltröhre
KR200463083Y1 (ko) 2008-11-25 2012-10-18 현대중공업 주식회사 유동홀이 구비된 진공 인터럽터
DE102017223548B4 (de) * 2017-12-21 2021-03-25 Siemens Aktiengesellschaft Antriebsstange mit Kompensationselement
CN112614735B (zh) * 2020-12-17 2021-10-15 浙江法拉迪电力科技有限公司 一种户外高压真空断路器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539884Y2 (ja) * 1972-10-25 1978-03-15
JPS6029788Y2 (ja) * 1979-07-31 1985-09-07 株式会社明電舎 真空しや断装置
JPH06203704A (ja) * 1993-01-11 1994-07-22 Mitsubishi Electric Corp 固体絶縁開閉装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109844893A (zh) * 2016-09-20 2019-06-04 轨道动力系统有限责任公司 高压开关装置和带有高压开关装置的开关设备以及高压开关装置的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008204865A (ja) 2008-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5016944B2 (ja) 真空バルブ
KR100525219B1 (ko) 콤팩트한내부구조의회로차단기
CN113678219A (zh) 真空阀
EP2442338B2 (en) Contact for vacuum interrupter
JP6462973B1 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP5060328B2 (ja) 真空スイッチギヤ
KR101300264B1 (ko) 개폐기
JP2009032481A (ja) 真空バルブ
EP2787520B1 (en) Vacuum chamber with a one-piece metallic cover for self-centering
US11875957B2 (en) High voltage electric power switch with carbon arcing electrodes and carbon dioxide dielectric gas
JP2010267442A (ja) 真空インタラプタ用縦磁界電極
KR20020081665A (ko) 진공밸브
JP4703360B2 (ja) 真空バルブ
JP6519179B2 (ja) 真空遮断器
JP2007087845A (ja) 真空バルブ
JP2021513222A (ja) タップ切換器に用いられる切換要素及びタップ切換器
US2993970A (en) Vacuum switch structure using sylphon and slotted diaphragm
JP5525316B2 (ja) 真空バルブ
JP5556596B2 (ja) 真空バルブ
JP4284033B2 (ja) 真空バルブ
JPH04174919A (ja) 真空バルブ
JP5525364B2 (ja) 真空バルブ
WO2023084700A1 (ja) 真空遮断器
WO2019220655A1 (ja) 真空バルブ
JP2010282837A (ja) 真空バルブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5016944

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3