JP5016578B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関し、特に一枚の金属板を折り曲げ形成してなるシェルを有するコネクタに関する。
この種のシェルを有するコネクタとしては、例えば特許文献1に開示されるものがある。特許文献1に開示されたシェルは、一枚の金属板を折り曲げ形成し且つ底面部において金属板の縁部同士を結合してなるものである。
特許第3425688号公報
EMI対策の一つとして、シェルと相手方シェルとの嵌合状態を確実なものとするために、シェルにフリクションロック用等のばね又は穴を設けることが知られている。
本発明は、EMI対策に適した構造を有するシェルを備えたコネクタを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1のコネクタとして、
コンタクトと、該コンタクトを保持するハウジングと、該ハウジングを覆うシェルとを備えるコネクタにおいて、
前記シェルは、上面部、底面部及び2つの側面部を有する嵌合部を備えるものであり、
前記シェルは、平板状の金属板を折り曲げ形成し且つ前記側面部において前記金属板の縁部同士を結合してなるものである
コネクタが得られる。
本発明によれば、第2のコネクタとして、第1のコネクタにおいて、
前記嵌合部の前記上面部と前記底面部との間の距離は前記側面部間の距離よりも短い
コネクタが得られる。
本発明によれば、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタにおいて、
前記シェルの前記嵌合部の前記上面部又は前記底面部の少なくとも一方に、フリクションロック用のばね又は穴が形成されている
コネクタが得られる。
本発明によれば、第4のコネクタとして、第1乃至第3のコネクタのいずれかにおいて、
前記シェルは、当該シェルを接続対象物へ固定するための側面固定片であって前記側面部から下方に向けて延びている側面固定片を備えている
コネクタが得られる。
本発明によれば、第5のコネクタとして、第4のコネクタにおいて、
前記シェルは、前記嵌合部の背面側に位置する背面部と、前記シェルを前記接続対象物へ固定するための背面固定片であって前記背面部から下方に向けて延びている背面固定片を備えている
コネクタが得られる。
平板状の金属板を折り曲げて略筒状の嵌合部を有するシェルを形成する場合、金属板の縁部同士を結合する必要があるが、本発明によれば、この結合部を比較的面積の小さな側面部に設けたことから、比較的面積の大きな下面部に十分に大きなフリクションロック用のばね等を設けることが可能となるなどEMI対策を考慮した設計の自由度を高めることができる。
本発明の実施の形態によるコネクタは、DisplayPort用のコネクタの小型タイプのものであり、複数のコンタクト(図示せず)と、それらコンタクトを保持するハウジング(図示せず)と、そのハウジングを覆う金属製のシェルとを備えている。
図1及び図2に示されるように、本実施の形態によるシェル100は、相手方シェル(図示せず)と嵌合する嵌合部200と、シェル背面を覆う背面部300とを備えている。
本実施の形態による嵌合部200は、略筒状のものであり、YZ平面に沿った断面として略長方形形状を有するものである。詳しくは、嵌合部200は、上面部210、底面部220及び2つの側面部230,240を備えている。図1から明らかなように、本実施の形態においては、上面部210と底面部220間の距離は、側面部230,240間の距離よりも短い。
上面部210には、比較的小型のばね212が2つ形成されており、一方、底面部220には、フリクションロック用の比較的大型のばね222が形成されている。
側面部240には係止部242が形成されている。係止部242はダボ出し等のプレスにより、側面部240に形成される。この係止部242は、側面部240上において、背面部300から一方に延びる耳部301に形成された係止孔部303に係止している。側面部230にも同様な係止部が形成されており、更にその係止部は背面部300から他方に延びる耳部301に形成された係止孔部303と係止されている。
また、側面部230,240には、コネクタが搭載される基板(接続対象物)に対してシェル100を固定するための側面固定片235,245が設けられている。これら側面固定片235,245はZ方向下側に向けて延びている。この側面固定片235,245を設けたことにより、コネクタと相手方コネクタとの嵌合・離脱時にシェル100に加わる力に対して、高い強度を得ることができる。なお、この側面固定片235,245は基板上のグランド部に電気的に接続されるグランド端子としても機能する。
更に、背面部300には、基板(接続対象物)に対してシェル100を固定するための背面固定片305が2つ設けられている。これら背面固定片305は、側面固定片235,245と同様、Z方向下側に向けて延びている。本実施の形態においては、これらの背面固定片305も基板上のグランド部に電気的に接続されるグランド端子として機能する。これら背面固定片305を設けたことにより、シェル100の基板への固定を更に強固なものとすることができ、また、グランド経路を複数個確保することができ、強固なシールド特性を得ることができる。
ここで、本実施の形態によるシェル100は、図3に示されるような一枚の平板状の金属板を折り曲げて形成したものであり、略筒状の嵌合部200を構成するために金属板の縁部同士を側面部240に当たる位置において結合してなるものである。なお、図3においては、係止部242が省略されている。
詳しくは、本実施の形態における側面部240は、側面上部250と側面下部260の2つの部位からなるものであり、側面上部250の縁部252に設けられた凹部254と側面下部260の縁部262に設けられた凸部264とを嵌め合わせた後にそれらをかしめることにより構成されている。その結果、図3に示される金属板の縁部252,262間の結合部位は、側面部240上に位置することとなっている。
このように、金属板の縁部252,262の結合部位を側面部240上に形成したことにより、サイズの大きいばね222を底面部220上に形成することができる。これにより、相手方コネクタの有する相手方シェルとシェル100との接続を確実なものとすることができる。
また、金属板の縁部252,262の結合部位を側面部240上に形成したことにより、十分な長さを有する側面固定片235,245を側面部230,240に対して設けることができる。これに対して、例えば、金属板の縁部の結合部位を上面部210上に形成することとすると、適切な側面固定片を形成することができない。詳しくは、図4に示されるように、上面部210を2つに分け、一方の縁部210aに凸部214を形成し、他方の縁部210bに凹部216を形成して、それら凸部214を凹部216に嵌め合わせ更にかしめることにより略筒状の嵌合部を構成しようとした場合、側面固定片に対応する部位238の長さは、底面部220の幅に制限されることとなるため、十分な長さを有する側面固定片を得ることができない。
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態によるシェル100は、背面部300に背面固定片305を有するものであったが、図5に示されるように、背面固定片305を有しない構成としてもよいし、更には、図6に示されるように、背面部300自体を有しない構成としてもよい。
本発明の実施の形態によるコネクタに用いられるシェルを示す正面斜視図である。 図1のシェルを示す背面斜視図である。 図1のシェルを折り曲げ形成する前の金属板を示す図である。 比較例の金属板を示す図である。 図1のシェルの変形例を示す背面斜視図である。 図1のシェルの他の変形例を示す背面斜視図である。
符号の説明
100 シェル
200 嵌合部
210 上面部
212 ばね
220 底面部
222 ばね
230 側面部
235 側面固定片
240 側面部
242 係止部
245 側面固定片
250 側面上部
252 縁部
254 凹部
260 側面下部
262 縁部
264 凸部
300 背面部
301 耳部
303 係止孔部
305 背面固定片

Claims (5)

  1. コンタクトと、該コンタクトを保持するハウジングと、該ハウジングを覆うシェルとを備え、接続対象物に搭載されるコネクタにおいて、
    前記シェルは、上面部、底面部及び2つの側面部を有する嵌合部を備えるものであり、
    前記シェルは、平板状の金属板を折り曲げ形成したものであり、且つ前記側面部において前記金属板の縁部同士を結合してなる結合部を有しており、
    前記嵌合部の前記上面部と前記底面部との間の距離は前記側面部間の距離よりも短く、
    前記シェルの前記嵌合部の前記上面部又は前記底面部の少なくとも一方に、フリクションロック用のばねが形成されており、
    前記底面部は、前記接続対象物と面する部位であり、
    前記シェルは、当該シェルを前記接続対象物へ固定するための側面固定片であって前記側面部から下方に向けて延びている側面固定片を備えており、
    前記結合部が形成されている前記側面部は、前記結合部を境にして、上側の部分である側面上部と、下側の部分である側面下部とを有しており、
    前記側面固定片は、前記側面上部から延びている
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記金属板の前記縁部同士を結合してなる前記側面部は、側面上部と側面下部の2つの部位からなり、前記側面上部の縁部と前記側面下部の縁部とを結合してなるものであり、
    前記金属板において、前記側面下部と、前記フリクションロック用のばねが形成された前記底面部とが隣接している
    コネクタ。
  3. コンタクトと、該コンタクトを保持するハウジングと、該ハウジングを覆うシェルとを備え、接続対象物に搭載されるコネクタにおいて、
    前記シェルは、上面部、底面部及び2つの側面部を有する嵌合部を備えるものであり、
    前記シェルは、平板状の金属板を折り曲げ形成したものであり、且つ前記側面部において前記金属板の縁部同士を結合してなる結合部を有しており、
    前記嵌合部の前記上面部と前記底面部との間の距離は前記側面部間の距離よりも短く、
    前記シェルの前記嵌合部の前記上面部又は前記底面部の少なくとも一方に、フリクションロック用の穴が形成されており、
    前記底面部は、前記接続対象物と面する部位である
    前記シェルは、当該シェルを前記接続対象物へ固定するための側面固定片であって前記側面部から下方に向けて延びている側面固定片を備えており、
    前記結合部が形成されている前記側面部は、前記結合部を境にして、上側の部分である側面上部と、下側の部分である側面下部とを有しており、
    前記側面固定片は、前記側面上部から延びている
    コネクタ。
  4. 請求項3に記載のコネクタにおいて、
    前記金属板の前記縁部同士を結合してなる前記側面部は、側面上部と側面下部の2つの部位からなり、前記側面上部の縁部と前記側面下部の縁部とを結合してなるものであり、
    前記金属板において、前記側面下部と、前記フリクションロック用の穴が形成された前記底面部とが隣接している
    コネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかのコネクタにおいて、
    前記シェルは、前記嵌合部の背面側に位置する背面部と、前記シェルを前記接続対象物へ固定するための背面固定片であって前記背面部から下方に向けて延びている背面固定片を備えている
    コネクタ。
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