JP5016460B2 - 道路交通規制標識表示装置用固定装置 - Google Patents
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Description
この種の道路交通規制標識表示装置は、道路上を走行する車両のドライバーが遠方から早期に認識できるように大きく、道路上からできるだけ高い位置に目立つように設置する必要がある。
すなわち、この種の道路交通規制標識表示装置は、回転灯、LED表示板、白い反射板等を装備しているので、回転灯やLED表示板が点滅灯とみなされ、道路交通法上、車両に装備することが禁止されており、同様に、内照灯、白い反射板も後方に向けた白の灯火とみなされ、車両に装備することが禁止されているからである。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、道路交通規制標識表示装置を積載物として固定するとともに、その積み卸しが容易であり、車両の横煽りを容易に開くことができ、積載した道路交通規制標識表示装置に傷が付いてしまうことを防止し得る道路交通規制標識表示装置用固定装置を提供することを目的としている。
そして、この固定装置によれば、4つの位置決め部材を有し、この4つの位置決め部材は、車両の荷台に固定されて前記道路交通規制標識表示装置の四隅の位置を決めるとともに荷台上での水平方向への移動を拘束するので、この4つの位置決め部材を基準にして道路交通規制標識表示装置を荷台上に載置するだけで所定の位置への位置決めをしつつ、荷台上での水平方向への移動を拘束することができる。したがって、道路交通規制標識表示装置を所定の積載位置に容易に載置できるため、その積み卸しの作業性が良い。
まず、本発明の固定装置によって車両に積載物として搭載される、本発明の実施の一形態である道路交通規制標識表示装置について図1〜図9を適宜参照しつつ説明する。なお、図1は本発明の実施の一形態である道路交通規制標識表示装置を車両に搭載した状態の側面図、図2はその平面図、図3はその正面図である。また、図4は、図1に示す道路交通規制標識表示装置の設置状態(全伸長)の側面図であり、図5は図4でのA−A断面図、図6は、図1に示す道路交通規制標識表示装置の設置状態(全伸長)の正面図である。
この道路交通規制標識表示装置1は、図2に示すように、平面視が矩形状のフレーム2を有し、このフレーム2が荷台8上に載置されるようになっている。このフレーム2の上部には、図1に示すように、車両前方側に、ソーラパネル装置60を支持する筐体2Bが立設されている。さらに、このフレーム2上には、その正面側に、回動用シリンダ3によって前後回動可能な車両突入防止装置4が設けられている。
この伸縮装置5は、互いに摺動自在に嵌装された基端筒14、中間筒16および先端筒19を有してなり、基端筒14が上記フレーム2に固定立設されている。そして、この伸縮装置5には、図5に示すように、公知の三段シリンダ装置80(特許第3126657号参照)が内蔵されており、この三段シリンダ装置80は、そのシリンダチューブ81が先端筒19に連結され、中間ロッド82が中間筒16に連結され、先端ロッド83が基端筒14に連結されており、伸縮装置5は、この三段シリンダ装置80によって上下に多段(複数の段階)に伸縮可能になっている。
保安灯ユニット35は、図5に示すように、先端筒19の左右に、保安灯ユニット35を昇降可能に支持するための一対の支柱29が上下方向にスライド移動可能に設けられており、さらに、先端筒19の中央には、先端筒19に沿ってテレシリンダ29Bが上下方向に沿って配設され、このテレシリンダ29Bのロッド側が保安灯ユニット35の下端に連結され、チューブ側が先端筒19に連結されている。これにより、この保安灯ユニット35は、伸縮装置5の先端筒19に配設されたテレシリンダ29Bで一対の支柱29のスライド移動とともに昇降されて、上昇位置において、上部表示部13よりも高い最上段となるように表示部6と合わせて四段に構成されている。
そして、図9に示すように、複数のソーラパネル62を案内レール64に沿ってほぼ直線状になる位置まで完全に展開し、4枚のソーラパネル相互を略水平にした位置で開き止め装置(不図示)で固定することによってソーラパネル装置60を展開し使用可能な状態に設置することができる。また、格納する際には、上記手順とは逆の手順によって格納する。なお、この道路交通規制標識表示装置1のソーラパネル装置60は、夜間に住宅街等で工事を行う場合であっても、ソーラパネル装置60の発電量、およびバッテリボックス68内の大容量バッテリの蓄電容量は、終夜点灯するに十分な発電量および容量をもつものをそれぞれ搭載している。
ここで、上述した車両搭載用の道路交通規制標識表示装置1は、これを搭載する車両の荷台8上の後部に作業者が手で着脱可能に固定するための固定装置によって、積載物として着脱可能に搭載されている。
この固定装置90は、図10に示すように、4つの位置決め部材91、前側および後側シャックル93、94、一対のブラケット98、並びに、前側および後側ターンバックル95、96を有して構成されている。
詳しくは、4つの位置決め部材91は、図11に示すように、車両前後方向に沿って配設される左右拘束部91aを有している。この左右拘束部91aは、断面が略「L」字状の山形鋼を用いて形成されており、その一方の辺が車両7の荷台2に、ボルト・ナットによって直に固定されており、他方の辺が道路交通規制標識表示装置1の車両幅方向の位置を所定の位置に拘束するように立設して固定される。
この車両搭載用の道路交通規制標識表示装置1を使用する場合には、クレーン等を使用して、図1ないし3に示すように、車両7の荷台8上に当該道路交通規制標識表示装置1を搭載する。そして、上述の固定装置90によって固定する。
このとき、この固定装置90によれば、4つの位置決め部材91を有し、この4つの位置決め部材91は、車両7の荷台8に固定されて道路交通規制標識表示装置1の四隅の位置を決めるとともに荷台8上での水平方向への移動を拘束するので、この4つの位置決め部材91を基準にして道路交通規制標識表示装置1を荷台8上に載置するだけで所定の位置への位置決めをしつつ、荷台8上での水平方向への移動を拘束することができる。したがって、道路交通規制標識表示装置1を所定の積載位置に容易に載置できるため、その積み卸しの作業性が良い。
また、道路交通規制標識表示装置1を使用しない場合には、上述の固定装置90によって、フレーム2の固定を手で解除して車両7の荷台8から取り外すことが容易にできる。これにより、車両7は道路交通規制標識表示装置1を取り外すことにより、荷台8に荷を積載して通常の運搬作業に使用することができる。
なお、本発明に係る道路交通規制標識表示装置用固定装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
2 フレーム
3 回動用シリンダ
4 車両突入防止装置
5 伸縮装置
6 表示部
7 車両
8 荷台
9 鳥居
11 下部表示部
12 中部表示部
13 上部表示部
14 基端筒
15 中部ブラケット
16 中間筒
18 上部ブラケット
19 先端筒
29 支柱
31 シャーシフレーム
35 保安灯ユニット
41 クッションドラム
42 取付部材
48 横煽り
49 後煽り
50 連結具
54 駆動ユニット
60 ソーラパネル装置
62 ソーラパネル
63 ローラ
64 案内レール
66 案内レール支柱
67 蝶ボルト
68 バッテリボックス
80 三段シリンダ装置
90 固定装置
91 位置決め部材
92 丸環フック
93 前側シャックル
94 後側シャックル
95 前側ターンバックル
96 後側ターンバックル
98 ブラケット
99 緩み止めワイヤ
Claims (1)
- 多段に構成された表示部と、この表示部を多段に昇降させる伸縮装置と、を備える道路交通規制標識表示装置に用いられ、当該道路交通規制標識表示装置を、これを搭載する車両の荷台に作業者が手で着脱可能に固定するための固定装置であって、
当該固定装置は、車両幅方向両側に且つ荷台の横煽りと前記道路交通規制標識表示装置の側面との間の位置に配設されるようになっており、
車両の荷台に固定されて前記道路交通規制標識表示装置の四隅の位置を決めるとともに荷台上での水平方向への移動を拘束する4つの位置決め部材と、該4つの位置決め部材のそれぞれに対応して各位置決め部材よりも車両前方側の位置に丸環フックを介して車両の荷台に連結される前側シャックルおよび後側シャックルと、前記道路交通規制標識表示装置の筐体の上部且つ車両幅方向両側にそれぞれ装着される一対のブラケットと、前記一対のブラケットそれぞれと前記前側シャックルとを相互に繋ぐ前側ターンバックルと、前記一対のブラケットそれぞれと前記後側シャックルとを相互に繋ぐ後側ターンバックルと、を備えて構成されていることを特徴とする道路交通規制標識表示装置用固定装置。
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