JP5016387B2 - 雌継手要素とそのような要素を組み込む迅速継手 - Google Patents

雌継手要素とそのような要素を組み込む迅速継手 Download PDF

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Description

この発明は、迅速継手の雌継手要素並びに他のもの内でそのような雌要素から成る圧力下の流体を扱う装備用の迅速継手に関する。
圧力下の流体により横断されるパイプラインを取外し可能に連結する分野において、雌要素の挿入構成に、即ちパイプラインの連結構成に雄要素を固定する制御手段から成る雌継手要素を使用することが知られている。
欧州特許出願公開第1531297号明細書(特許文献1)から、一方を他方に雄雌要素を挿入する軸線に関して傾斜したケーシング内で並進で移動できる固定フィンガーを使用することが知られている。各固定フィンガーはタブを備えていて雌要素の本体に関して半径方向に突き出し且つ固定フィンガーの位置を制御する制御リングと相互作用するよう企図される。制御リングは挿入軸線と平行に作用した各固定フィンガー力のタブに働く。公知の装置では、ケーシング内で固定フィンガーの移動は困難性を表す。本当には、制御リングにより働いた力は挿入軸線と平行に作用されるから、固定フィンガーがケーシング内に傾斜する傾向を有する。この傾斜は、雄要素の周辺溝に固定フィンガーを係合させるか或いは固定フィンガーを雄要素の周辺溝から引き出す制御リングの作用に対抗する。
さらに、フランス特許第2438226号明細書(特許文献2)は、雌要素の本体の傾斜ケーシング内で移動できる固定フィンガーから成る雌要素を記載する。各固定フィンガーは雌要素の本体に関して半径方向に突き出す突起を形成する切欠きを有し、この突起はフィンガーの移動を制御するために制御リングと共働するよう企図されている。しかしながら、この装置には、各フィンガーに制御リングにより働いた力はフィンガーの切欠きに印加され、離脱中にフィンガーをさらに脆くする。また、米国特許第4951977号明細書(特許文献3)は、固定フィンガーの移動を制御する制御リングが各フィンガーの切欠きに作用する雌継手要素を記載する。その結果は、特許文献2に記載された装置における如く、固定フィンガーの機械的抵抗に限定されている。
欧州特許出願公開第1531297号明細書 フランス特許第2438226号明細書 米国特許第4951977号明細書
これらは欠点であり、この発明は、更に特に雄要素と共働でき且つ使用するのが容易であって良好な機械的抵抗を示す固定システムを備えた雌迅速継手要素を提案することによりこれら欠点を矯正するよう企図されている。
この目的のために、この発明の主題は、圧力下の流体用のパイプラインを取外し可能に連結するよう企図された迅速継手の雌要素であって、前記要素が長手方向軸線に沿って雌要素に挿入された雄要素を受けるようになっており、前記雌要素が少なくとも一つの細長い固定部材を備えていて、一方を他方に前記要素の挿入軸線に関して斜めな軸線と平行な並進において移動でき、部材は第一端を備えて、前記雌要素に挿入された雄要素の周辺溝に係合されるよう企図され、ヘッドが前記雌要素の本体の外半径面に関して半径方向に突き出し、ヘッドが挿入軸線と平行な並進の可能性をもって本体の周りに据え付けた主リングにより制御される第一成分と第二成分の間に係合され、ヘッドが第一面を形成する少なくとも一つの脚を備えて、第一端へ配向され且つ摺動接触関係に第一成分の対応面を受けるようなっていて、第一端と第一成分の対応面の間の摺動平面が部材の並進の軸線に関して約75°と105°の間の角度に傾斜されている迅速継手の雌要素において、前記ヘッドが第一端とヘッドの間に連結するためにロッドのいずれかの側に配列された二本の脚を有することを特徴とする。
この発明によって、少なくとも一つの固定部材或いはフィンガーと第一と第二成分を制御する主リングから成るこの固定システムは、固定フィンガーの固定位置と離脱位置の間の容易な通過を保証しながら、挿入構成に雄要素を固定する機能を有効に満たす。実際には、固定部材の並進の軸線に関して摺動平面の傾斜のために、固定フィンガーに第一成分により働いた力はフィンガーの並進で移動の軸線と実質的に平行である。それ故に、この労力は、その傾斜を最小化しながら、固定位置と離脱位置の間のケーシング内に並進でフィンガーを移動させるようにフィンガーに有効に伝達される。さらに、固定フィンガーのロッドは第一成分の作用を受けたフィンガーの機械的抵抗を強化でき、その間にロッドのいずれかの側に配列された二つのラグが固定フィンガーに第一成分により働いた力を均衡させることに貢献し、横方向傾斜なしにこの固定フィンガーの並進で移動を促進させる。ロッドのいずれかの側にて二つのラグの配列は、突起を有する先行技術の固定フィンガーと比較された固定フィンガーの全寸法を制限することができる。
この発明の他の有益な特性によると:
・第一成分は部材の並進の軸線に関して約75°と105°の間の角度に傾斜されており;
・第一成分の対応面は部材の並進の軸線に関して約75°と105°の間の角度に傾斜されており;
・ヘッドは少なくとも一つの第二面を形成し、第一端から反対に配向され且つ第二成分の対応面と摺動接触して受けられており、第二面と第二成分の対応面の間の摺動平面は部材の並進の軸線に関して約75°と105°の間の角度に傾斜されており;
・第一面と第一成分の対応面の摺動平面は約75°と90°の間の角度に部材の並進の軸線に関して傾斜されており;
・第二面と第二成分の対応面の間の摺動面は約75°と90°の間の角度に部材の並進の軸線に関して傾斜されており;
・部材のロッドは第一成分のスロットに受けられるよう企図され、各脚により形成した第一面は摺動接触してスロットの横部分の対応面を受けるようなっており;
・第一成分は主リングから離れてスロットリングにより形成され、挿入軸線と平行に並進に且つ主リングの作用下で部材の方向に移動されるようなっており;
・第二成分は主リングから離れて第二リングであって、部材と弾性手段の作用下で、挿入軸線と平行に、主リングに関して摺動するようなっており;
・主リングから離れた単一リングは第一成分と第二成分を構成し、主リングと弾性手段の作用下で、挿入軸線と平行に、並進で移動されるようなっており;
・固定部材の各ラグは第一成分と第二成分を構成するリングの溝に受けられるようなっており、ラグにより形成された第一面は溝の縁の対応面を摺動接触関係に受けるようなっており、その縁が第一成分に沿っている。
さらに、この発明は雄要素と雌要素から成る圧力下流体を扱う装置の迅速継手に関し、その雌要素は上記ようである。
そのような継手は操作することがより容易であり、先行技術の継手より更に確実である。その継手は自動車タンクの充填の分野に適用され、その場合には雄要素が車両燃料タンクを送るパイプラインに接続されている。
この発明の特性と利点は、単に例として且つ添付図面を参照して備えたこの発明による雌要素と迅速継手の二つの実施態様の次の記述から明らかになる。
図2と図3に示された迅速継手Rは軸線X−X’の方向に一方を他方に挿入されるよう配列される雌要素Aと雄要素Bから成り、軸線X−X’は要素Aと要素Bに共通な長手方向軸線である。
雌要素Aの後部は第一パイプラインC1 に流体的に接続されているのに対して、雄要素Bの後部が第二パイプラインC2 に接続されている。例として、雄要素Bは自動車両に据え付けれ、パイプラインC2 が250バールの程度の圧力下で車両の燃料タンク(図示なし)に送るのに用いられるのに対して、雌要素Aは圧力下燃料源(図示なし)にパイプラインC1 により接続されている。この場合には、雌要素Aはサービスステーションを備えて、異なる自動車両に据え付けれた雄要素と連続して共働するよう企図されている。
雄要素BはパイプラインC2 が接続され且つ内部流体循環チャンネル12を形成する管状体11から成る。チャンネルは非戻り弁(図示なし)用のケーシングを構成する。O−リング13は本体11の内部周辺溝14に据え付けれ、要素Aと要素Bの挿入位置においてパイプラインC1 とC2 の連結の緊密な密封を保証する。
その半径方向外面15には、本体11は周辺溝16を備えて、その溝は平らな底16aと底16aから分岐する側面16bと16cによって形成されている。それで、底16aは円筒状であるのに対して、側面16bと16cが切頭円錐状である。
雄要素Bは雌要素Aへの雄要素の挿入にて軸線X−X’と一致する軸線XB −X’B を中心とする回転にて対称的である。
参照G1 は要素Aへ導入されるよう企図された本体11の端11aに最接近する溝16の側面16cの表面の母線を与えられる。この母線は直線状であり、約45°の傾角αの角度により軸線XB −X’B に関して傾斜する。それ故に、母線G1 により発生された表面は頂点αに半角をもつ切頭円錐状表面である。
雌要素Aは同様に管状の本体21からな成り、パイプラインC1 がこの本体に接続されている。本体は中央チャンネル22を形成し、その内に要素Aの中央軸線である軸線XA −X’A と平行な弁23が配列され、この中央軸線は一方を他方に要素AとBの挿入では軸線X−X’と一致する。
弁23は固体部23aと中空部23bから成り、固体部23aは本体21により形成された座部21aに支持するよう企図された円筒ー円錐状外面23cを有する。O−リング24は本体21の内溝25に据え付けれ、緊密密封を表面23cに或いは部品23bの半径方向外23dに備えるよう企図されている。
ばね26は弁23のカラー23eに弾性力F1 を働かし、この力は部品23aを座部21aに押圧し、即ち雌要素Aを閉鎖する。
主リング30は本体21の周りに据え付けられ、この本体に関して且つ図1の矢印F2 により示される如く軸線X−X’と平行に並進で移動できる。
5個の固定フィンガー40は図3に示された挿入構成において要素Bの溝16に部分的に係合されるよう配列されている。
各フィンガー40は本体21に設けられたケーシング27内に配列され、ケーシング27の寸法はケーシングを形成する表面27aがフィンガー40の円筒状部40Aの外面40aと、真直な母線と円形ベースと共働でき、フィンガー40を並進で案内する。
表面27aは受面27cを形成し、その受面にフィンガー40のかかと40fが支持され、それによりチャンネル22へのフィンガー40の移動を制限する。
ケーシング27はチャンネル22と、本体21の半径方向外面21bと主リング30の半径方向内面30bの間に形成された容積Vとの両方に開放する。
ケーシング27は、図4に拡大寸法で示され、雄要素と雌要素が挿入構成にあるときに、軸線XA −X’A 、即ち軸線X−X’に関して傾斜している軸線X27−X’27の方向に延びている。参照βは軸線X27−X’27と軸線XA −X’A の間の傾斜角度に与えられる。この角度βは角度αに等しいように選択される。
実際には、角度αとβは15と65°の間の値、好ましくは30と55°の間の値を有する。軸線X27−X’27とXA −X’A はチャンネル22の口22aの方向に収斂され、その口を通して雄要素Bが導入されている。
各フィンガー40は溝16に係合されるようにケーシング27からチャンネル22へ突き出すよう企図されている端部40bを備えている。この端部40bはαの角度に等しい値の部分40Aの長手方向軸線X40−X’40に関して頂点で半角を有し且つ側面16cを形成する表面の角度と同様な曲率半径を有する切頭円錐状凹面40cにより形成されており、端部40bと側面16cは表面40cに補足されており、それによってフィンガー40と本体11の間の表面支持を保証する。
端部40bは更に溝16の底16aの横断面を補足する幾何学形状を備える円形横断面のシリンダの一部の形状に表面40dによって形成されている。
それで、底16aと側面16cの両方で溝16にフィンガー40を支持することが可能である。一態様では、端部40bは表面40dと底16aの間の接触なしに縁16cに支持できる、というのは、表面27cとかかと40fの共働作用がフィンガー40の求心力移動を制限する。それが底16aに支持するようにならない限り、表面40dは前述以外の幾何学形状を有する。それは平らになっていて、表面40cと縁16cの間の表面支持と干渉しない。
フィンガーがケーシング27内に置かれるときに、フィンガー40は軸線X27−X’27と一致する軸線X40−X’40を有する。
フィンガー40は同様にケーシング27の外側に表面21bに関して半径方向に突き出すヘッド40eを備えている。ヘッド40eは端部40bとヘッド40eの間の連結用ロッド40jのいずれかの側面に配列された二つの横方向ラグ40gを有し、特にこの実施例では、円筒状部40Aとヘッド40eの間にある。ロッド40jは少なくとも円筒状部40Aの直径に等しくラグ40gとフィンガーの長手方向軸線に関して横方向に取られた横方向寸法を有する。ラグ40gの各々が、要素Aの組立てた構成において軸線X27−X’27と一致する長手方向軸線X40−X’40に実質的に垂直に、端部40bへ配向された、ヘッド40eの第一面40hを形成する。さらに、ヘッド40eは軸線X40−X’40に実質的に垂直に、端部40bから反対方向に配向されている第二面40iを形成する。
さらに特に、表面40hと40iは約75°と105°の間のそれぞれの角度γ1 或いはγ2 においてフィンガー40の長手方向軸線X40−X’40に関して受け入れ可能に傾斜され得る。
ヘッド40eは第二リング31とスロットリング33の間に係合されている。スロットリング33は主リング30により制御されている。第二リング31はばね32により付勢され、本体21の半径方向外面21bと主リング30の半径方向内面30bとの間に形成された容積V内で軸線XA −X’A と平行に移動できる。それで、リング31は主リング30とばね32により制御されている。
雌要素Aの口22aへ配向されたスロットリング33の前面33cは、主リング30の内面30bに設けられた肩部30cに支持される。各フィンガー40のロッド40jはリング33のスロット33aに係合されている。各スロット33aの横方向部分33dの表面33bは各フィンガー40のラグ40gにより形成された第一面40hとの摺動接触により共働するようなっている。各表面40hは軸線X40−X’40に関してリング33と肩部30cと同じ側面に位置した第一部分40h1 と軸線X40−X’40に関してリング31と同じ側面にリング33と反対に位置した第二部分40h2 とから成る。それで、部分40h1 と40h2 とは軸線X40−X’40のいずれかの側面に延びている。各表面33bはリング33の半径方向に関して傾斜され、各表面40hの連続部分40h1 と40h2 に対して有効に摺動接触させる。特に、表面33bは表面40hと実質的に平行であり、それにより表面33bを対応面40hに表面支持できる。
要素Aの主リング30が本体21の後方方向に、即ちパイプラインC1の方向に図4の矢印F2 の方向力によって、操作者により手動で移動されるときに、要素AとBの挿入された位置から開始して、肩部30cはリング33の前面33cにロッド40jに関して各スロット33aに移動させる効果を有する力F3 を働かし、表面40hの方向に各スロット33aの横方向部分33dの表面33bを載せる。これら表面33bは表面40hの部分40h1 と接触して来ると、それらはばね32により働いた力と反対に容積Vの方向に対応ケーシング27内で各フィンガー40を移動させる効果を有する力F4 をこれら表面に働かす。角度γ1 に選定された値の表面40hと33bの傾斜により、一方を他方に摺動接触して表面40hと33bの平面と対応する各表面40hと対応面33bの間の摺動平面P1 は角度γ1 により傾斜され、力F4 は一致する軸線X40−X’40とX27−X’27と実質的に平行である。
リング33の作用下のケーシング27内のフィンガー40の移動は溝16とチャンネル22からその端部40bを引き出す。フィンガー40はチャンネル22から雄要素Bの引き出しに対抗しない。
容積V内に据え付けられたばね32は第二リング31にスロットリング33とフィンガー40へ向いた弾性戻し力F5 を働かす。主リング30に働いた力が解放されると、力F5 は力F6 の形態で各フィンガー40に伝達され、図3 に見られ得る力F6 は第二リング31の表面31bによりヘッド40eの第二面40iに働かす。表面31bは表面40iと実質的に平行である。角度γ2 を選定した値の表面40iの傾斜により、表面40iと対応面31bの間の摺動平面P2 は一方を他方に摺動接触する表面40iと31bの平面に対応し、角度γ2 により傾斜され、力F6 は実質的に軸方向であって一致する軸線X40−X’40とX27−X’27と平行である。このとき、各フィンガー40はそれがチャンネル22に突き出す図1と3に示された位置に達するために、前記運動と反対方向に移動される。
有益には、前記実施例における如く、表面40hは「浮いている」、即ちフィンガー40の長手方向軸線X40−X’40に関して表面40hの傾斜角度γ1 は、表面40hの部分h1 と、フィンガー40の端部40bと表面40hの間に形成された軸線X40−X’40の部分との間に取られたときに、厳密に90°小さい。この方法では、図5における力線図により例示される如く、ケーシング27内のフィンガー40の傾斜の任意の残余危険を除去できる。図5は表面33bと表面40hの間の相互作用を表し、同様な分析が表面31bと浮動表面40iの間の相互作用のために行なわれ、角度γ2 は、軸線X40−X’40に関してリング31と同じ側面に位置された表面40iの部分40i1 とフィンガー40の端部40bと反対に表面40iから形成された軸線X40−X’40の部分の間に取られたときに、厳密に90°より小さい。
表面40hに表面33bの作用に対応する力F4 は表面40hに垂直に配向されている。端部33bは同様に表面40hに摩擦力fを働かす。この力fは図5の右回り方向にフィンガー40を傾斜させる。角度γ1 が前記の如く、厳密に90°より小さいときに、力F4 は、フィンガー40の並進の軸線X40−X’40と平行であり、フィンガーを並進運動で溝16の外へ移動するようにフィンガーに作用する力に対応する成分F4Aを有するばかりではなく、軸線X40−X’40と垂直であり、力fから生じる傾斜モーメントに対向したフィンガー40の傾斜モーメントを発生させる成分F4Bも有する。それ故に、力fによるフィンガー40の傾斜に対抗するこの成分F4Bにより、フィンガー40の摺動が促進される。
それ故に、力fとF4Bから生じるモーメントが互いに完全に均衡するように角度γ1 を選定することによってそのケーシング27内でフィンガー40を傾斜させる任意のモーメントを実際に除去することができる。力fは表面33bと表面40hの間のインターフェイスの摩擦係数に依存する。記述の例では、表面33bと表面40hの間の相互作用中に接触する面はそれぞれにプラスチックスと鋼から形成されている。この場合には、満足な結果が約75°と85°の間の角度γ1 のために得られた。
同様に、表面40iの配向と角度γ2 の値の選択は制限することができ、例え、フィンガーが表面31bの作用F6 を受けるときやフィンガーが溝16の方向に移動するときにフィンガーの傾斜の危険を除去する。
さらに、各固定フィンガー40のロッド40jは、円筒状部40Aの直径に少なくとも等しい横方向寸法を有し、リング31と33の作用を受けたフィンガー40の良好な機械的抵抗を保証する。ロッド40jのいずれかの側面に配列された二つのラグ40gの存在は、各フィンガー40にリング31と33の作用を釣り合わし且つ傾斜なしにフィンガーの移動に貢献するようにできる。
操作者により主リング30に働いた力のない場合には、力F6 が図3の構成においてフィンガー40を維持し、そこで、フィンガーは本体21の挿入した構成に雄要素Bを固定する。
上記の結果は、各フィンガー40が主リング30によって制御された図4の二重矢印F7 により表された且つ一致する軸線X40−X’40とX27−X’27と平行に生じる並進運動を有する。特に、円筒状部40Aが図3の位置から図2の位置まで摺動させるために端部40bに作用する必要がない。
雄要素Bを雌要素Aに挿入することが望まれるときに、力F2 は図2に示される如く主リング30に働かされ、それによりフィンガー40をチャンネル22から離脱させ得て、このとき、働いた挿入力は主としてばね26やチャンネル22の上流部分で得られた圧力と反対に弁23を押圧するように使用される。
リング31と33が図7に示される如く、本体21の周りに真直ぐに延びるとき、それらは本体21の対応ケーシング27内に摺動する全てのフィンガー40を同時に制御できる。
同様に、主リング30に作用することなしに要素AとBを互いに挿入することができ、このとき、本体11の端部11aは一時的にフィンガー40をケーシング27の内側へ押し戻す。
図8乃至10に示された第二実施例では、第一実施例に類似な要素は100だけ増加した等しい参照符号を備えている。この第二実施例では、主リング130は雌要素Aの本体121の周りに据え付けれ、要素Aの中央軸線と平行に、雌要素に関して並進運動で移動できる。雌要素Aは、雌要素に挿入された前記実施例の雄要素と類似である雄要素Bの溝16に個々のフィンガーが部分的に係合されるよう配列された5つの固定フィンガーから成る。
各フィンガー140は本体121内に設けられたケーシング127に配列され、雌要素Aの中央チャンネルと、本体121の半径方向外面と主リング130の半径方向内面との間に形成された容積Vとの両方に開放する。各ケーシング127はフィンガー140の円筒状部140Aと実質的に補足し合って、前記実施例と同様な形式で、雌要素の中央軸線に関して斜めである軸線X127 −X’127 の方向に延びている。ケーシング127内の適切な場所に置かれると、各フィンガー140は軸線X127 −X’127 と一致する軸線X140 −X’140 を有する。
各フィンガー140は、溝16に係合されるためにケーシング127から雌要素の中央チャンネルへ突き出すよう企図されている端部140bを備えている。端部140bは溝16の側面16cと補足し合う切頭円錐凹面140cにより形成されている。端部140bは同様に、溝16の底16aの横断面と補足し合う幾何学形状の円形横断面を有するシリンダの一部の形状の表面140dにより形成されている。それ故に、溝16内に各フィンガー140を面支持することができる。
各フィンガー140は、対応ケーシング127の外側に、本体121の半径方向外面に関して半径方向に突き出すヘッド140eを備えている。ヘッド140eは互いに整合して配列された二つの円筒状植込みボルトにより形成された二つの横方向ラグ140gを有し、ヘッド140dとヘッド140eの間の、特にこの実施例では、円筒状部140Aとヘッド140eの間の、接続部のロッド140jのいずれかの側面に横方向ラグを有する。ロッド140jは円筒状部140Aの直径と等しい、ラグ140gとフィンガーの長手方向軸線とに関して横断方向に取られた横断方向寸法を有する。例として、ラグ140gはロッド140jに加えられたピンにより形成され得る。植込みボルト140gの各々がフィンガー140の端部140bへ配向されたヘッド140eの第一面140hを形成する。植込みボルト140gの各々は同様に端部140bから反対に配向されれている第二面140iを形成する。表面140hと140iは植込みボルト140gの半径方向外面の一部である。
ヘッド140eは主リング130により制御されたスロットリング135のスロット135aに係合されている。スロットリング135は雌要素の口へ配向された前部分133と後部分131とを有する。スロットリング135はその後部分131にばね132により付勢され、本体121と主リング130の間に形成された容積Vに、雌要素の主軸線と平行に移動できる。リング135の各スロット135aはその横方向壁にフィンガー140の植込みボルト140gを受ける二つの傾斜溝134を有する。各フィンガー140のロッド140jは対応スロット135aの一部分に移動でき、その部分は前部分133の一部であり、植込みボルト140gが横方向溝134に受けられている。溝134はスロットリング135の外側へ開放して、各溝134の底が雌要素Aの中央チャンネルへ対応フィンガー140の運動を制限できる。
前部分133と同じ側面に位置した各溝134の表面133bは対応植込みボルト140gの第一面140hとの摺動接触によって共働するようになっている。同様に、後部分131と同じ側面に位置した各溝134の後縁131dの表面131bは対応植込みボルト140gの第二面140iとの摺動接触によって共働するようになっている。表面133bと131bはフィンガー140の長手方向軸線X140 −X’140 に実質的に垂直に配向されている。さらに特に、表面133bと131bは約75°と105°の間のそれぞれの角度γ101 とγ102 で軸線X140 −X’140 に関して許容可能に傾斜され得る。この発明の第一実施例と同様に、表面133bと131bはそのケーシング127内でフィンガー140の傾斜を制限するために、有効には上記で定義された「浮動」である。
スロットリング135の前面133cは主リング130の内面に設けられた肩部130cに支持される。この発明の第二実施例による継手の雄要素Bと雌要素Aの挿入された位置から開始して、主リング130が本体121の後方方向に操作者により手動で移動されるときに、肩部130cは、同時にロッド140jに関して各スロット135aと植込みボルト140gに関して各溝134とに移動する効果を有する力をリング135の面133cに働かす。それ故に、各溝134の表面133bは対応植込みボルト140gの表面140hの方向に移動される。表面133bが表面140hと接触して来ると、それらはこれら面に容積Vの方向に対応ケーシング127内で各フィンガー140を移動させる効果を有する力を働かす。表面133bが軸線X140 −X’140 に実質的に垂直に配向されているので、各表面140hと対応表面133bの間の摺動平面P101 は、表面140hに対して摺動接触して表面133bの平面に対応し、軸線X140 −X’140 に実質的に垂直であり、各フィンガー140に働いた移動力は実質的にその軸線と平行である。
主リング130に働いた力が解放されると、後方部分131のリング135にばね132により働いた弾性戻り力は前記運動から反対方向に移動力の形態で各フィンガー140に伝達される。
本当には、ばね132の弾性戻り力は植込みボルト140gの表面140iの方向に窪み134の表面131bを移動させる効果を有する。
それ故に、第一実施例における如く、各フィンガー140は、主リング130によって制御された図8の二重矢印F8 により表示されて且つ一致する軸線X127 −X’127 と軸線X140 −X’140 と平行に生じる対応ケーシング127内の並進運動を有する。軸線X140 −X’140 と実質的に垂直に表面133bと131bの配向により、各表面140hと対応表面133bの間と各表面140iと対応表面131bの間の摺動平面は、この第二実施例において表面140hと140iに対して摺動接触して表面133bと131bの平面にそれぞれに対応し、軸線X140 −X’140 と実質的に垂直であり、フィンガー140に働いた移動力は軸線X140 −X’140 と実質的に平行である。これはケーシング127内のフィンガー140の傾斜を制限し、フィンガーを固定位置と離脱位置の間に移動するために、フィンガー140に有効な伝達を可能とする。
さらに、第一実施例における如く、各フィンガー140のロッド40jはフィンガーの機械的抵抗を補強し、その間にロッド40jのいずれかの側面に配列された二つのラグ140gにおけるリング135の作用は傾斜の危険なしにフィンガー140の並進運動における移動を保証する。さらに、ロッド40jに加えられたピンによってラグ140gの形成はこの発明による雌継手要素の固定フィンガーの容易且つ経済的な製造を可能とする。
図示されていないこの発明の態様によると、固定フィンガーとリングの対応面との間の摺動接触は湾曲面或いは点状接触を包含する。この場合には、摺動平面は表面間の接触点における瞬間的摺動平面であり、この瞬間的摺動平面は固定フィンガーの並進の軸線に関して約75°と105°の間の角度に傾斜されている。
前記実施例では、この発明はリング33と135に設けられた5個の規則的に間隔を置いたスロット33a或いは135aと共働する5個の固定フィンガー40或いは140を備えている。この構成は、軸線X−X’を中心に挿入された構成に雄要素の固定力を分布することができる。しかしながら、この発明は異なる数の固定フィンガーを備えている。
あらゆる場合には、この発明の継手の雌要素Aは、例えば自動車に据え付けられ得る標準雄要素に適合されている。この発明は修正される自動車に既に使用された雄要素を必要としない。
この発明は、自動車のタンク満たす分野以外の分野に使用され得て、一般に固定継手が求められている任意の分野に使用され得る。
この発明の第一実施例による雌継手要素の長手方向断面である。 雄雌要素を互いに挿入中に、図1の雌要素を組み込むこの発明の継手の長手方向断面である。 雄雌要素が挿入した状態にあるときの図2に類似な図である。 雄雌要素の離脱中に図3の細部IVの拡大図である。 図4の細部Vの拡大図であり、力の寸法は改良した表示のために増大されている。 図1乃至3に示された雌要素の固定フィンガーの拡大尺の斜視図である。 図1乃至3に示されている雌要素の固定成分と離脱成分の拡大尺の斜視図である。 雄雌要素の離脱中に、この発明の第二実施例による雌継手要素をを組み込む継手の図4と類似な図である。 図8の雌要素の固定フィンガーの拡大尺の斜視図である。 図8の雌要素の固定成分と離脱成分の拡大尺の斜視図である。
符号の説明
11.....本体
12.....チャンネル
13.....Oリング
14.....内周溝
15.....半径方向外面
16.....周溝
16a....底
16c....側面
21.....本体
22.....中央チャンネル
23.....弁
24.....Oリング
25.....内溝
27.....ケーシング
30.....主リング
31.....リング
32.....ばね
33.....リング
40.....フィンガー
40e....ヘッド
40h....第一面
40A....円筒状部
40i....表面
40j....ロッド
40g....ラグ
121....本体
127....ケーシング
130....主リング
131....リング
132....ばね
133....リング
140....フィンガー
140e...ヘッド
140g...植込みボルト
A .....雌要素
B .....雄要素
V .....容積
X−X’...軸線
γ .....角度

Claims (12)

  1. 圧力下の流体用のパイプライン(C1 ,C2 )を取外し可能に連結するよう企図された迅速継手(R)の雌要素(A)であって、前記要素(A)は長手方向軸線(X−X’)に沿って雌要素に挿入された雄要素(B)を受けるようになっており、前記雌要素(A)は少なくとも一つの細長い固定部材を備えていて、一方を他方に前記要素の挿入軸線(X−X’)に関して斜めな軸線(X27−X’27,X40−X’40,X127 −X’127 ,X140 −X’140 )と平行な並進において移動でき、部材は第一端(40b,140b)を備えて、前記雌要素(A)に挿入された雄要素(B)の周辺溝(16)に係合されるよう企図され、ヘッド(40e;140e)が前記雌要素(A)の本体(21;121)の外半径面(21b)に関して半径方向に突き出し、ヘッド(40e;140e)は挿入軸線(X−X’)と平行な並進の可能性をもって本体(21;121)の周りに据え付けた主リング(30;130)により制御される第一成分(33;133)と第二成分(31;131)の間に係合され、ヘッド(40e;140e)は第一面(40h;140h)を形成する少なくとも一つのラグ(40g;140g)を備えて、第一端(40b,140b)へ配向され且つ摺動接触関係に第一成分(33;133)の対応面(33b;133b)を受けるようなっていて、第一端(40b;140b)と第一成分の対応面(33b;133b)の間の摺動平面(P1 ;P101 )は部材の並進の軸線(X27−X’27,X40−X’40,X127 −X’127 ,X140 −X’140 )に関して約75°と105°の間の角度(γ1 ,γ101 )に傾斜されている迅速継手の雌要素において、前記ヘッド(40e;140e)は第一端(40b,140b)とヘッドの間に連結するためにロッド(40j;140j)のいずれかの側に配列された二つのラグ(40g;140g)を有することを特徴とする雌要素。
  2. 第一面(40h)は部材(40)の並進の軸線(X27−X’27,X40−X’40)に関して約75°と105°の間の角度(γ1 )に傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載の雌継手要素。
  3. 第一成分(133)の対応面(133b)は部材(140)の並進の軸線(X127 −X’127 ,X140 −X’140 )に関して約75°と105°の間の角度(γ101 )に傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載の雌継手要素。
  4. ヘッド(40e;140e)は少なくとも一つの第二面(40i;140i)を形成し、第一端(40b;140b)から反対に配向され且つ摺動接触関係に第二成分(31;131)の対応面(31b;131b)を受けるようなっており、第二面(40i;140i)と第二成分の対応面(31b;131b)の間の摺動面(P2 )は部材(40;140)の並進の軸線(X27−X’27,X40−X’40,X127 −X’127 ,X140 −X’140 )に関して約75°と105°の間の角度(γ1 ,γ101 )に傾斜されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の雌継手要素。
  5. 第一面(40h;140h)と第一成分(33;133)の対応面(33b;133b)の摺動面(P1 ;P101 )は約75°と90°の間の角度(γ1 ,γ101 )に部材(40;140)の並進の軸線(X27−X’27,X40−X’40,X127 −X’127 ,X140 −X’140 )に関して傾斜されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の雌継手要素。
  6. 第二面(40i;140i)と第二成分(31;131)の対応面(31b;131b)の間の摺動面(P2 )は約75°と90°の間の角度(γ1 ,γ101 )に部材(40;140)の並進の軸線(X27−X’27,X40−X’40,X127 −X’127 ,X140 −X’140 )に関して傾斜されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の雌継手要素。
  7. 部材(40;140)のロッド(40j;140j)は第一成分(33;133)のスロット(33a;135a)に受けられるよう企図され、各脚(40g;140g)により形成した第一面(40h;140h)はスロット(33a;135a)の横部分(33d;134)の対応面(33b;133b)を摺動接触関係に受けるようなっていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の雌継手要素。
  8. 第一成分(33;133)は主リング(30;130)から離れてスロットリング(33;135)により形成され、挿入軸線(X−X’)と平行に並進に且つ主リングの作用下で部材(40;140)の方向に移動されるようなっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の雌継手要素。
  9. 第二成分は主リング(30)から離れて第二リング(31)であって、部材(40)と弾性手段(32)の作用下で、挿入軸線(X−X’)と平行に、主リングに関して摺動するようなっていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の雌継手要素。
  10. 主リング(130)から離れた単一リング(135)は第一成分(133)と第二成分(131)を構成し、主リングと弾性手段(132)の作用下で、挿入軸線(X−X’)と平行に、並進で移動されるようなっていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の雌継手要素。
  11. 固定部材(140)の各ラグ(140g)は第一成分(133)と第二(131)を構成するリング(135)の溝(134)に受けられるようなっており、ラグ(140g)により形成された第一面(140h)は溝(134)の縁(133d)の対応面(133b)を摺動接触関係に受けるようなっており、その縁が第一成分(133)に沿っていることを特徴とする請求項10に記載の雌継手要素。
  12. 一方を他方に軸方向に挿入されるのに適している雌要素(A)と雄要素(B)から成る圧力下の流体を扱う装備用の迅速継手(R)において、雌要素(A)が請求項1乃至11のいずれか一項によるものであることを特徴とする迅速継手。
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