JP5015826B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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本発明は、シェルを有する電気コネクタに関する。
電子機器の中には複数のコネクタが配置されたものがある。例えば近年のパーソナルコンピュータには、USB規格に準拠したコネクタ(以下、USBコネクタという)が複数個配列されているものが多い。
特許文献1には、複数のUSBコネクタが配列された例が示されている。しかしながら、この特許文献1では、USBコネクタどうしの間にシェルの壁が存在しており、横寸法が大型になってしまっている。
また特許文献2には、複数のコンタクトを所定のピッチで配列した信号用コネクタ部と同軸ケーブル接続用の同軸コネクタ部との双方を1つのシェルで囲んだコネクタが開示されている。しかしながら、この特許文献2のコネクタは、信号用コネクタ部と同軸コネクタ部とが別々に挿抜されることはなく、常に一体的に挿抜されるものであり、コネクタが並んでいるものとは異なる。
特開2003−243102号公報 特開2002−110299号公報
例えば、カメラや携帯電話機等の小型電子機器に複数のコネクタを組み込もうとした場合、それら複数のコネクタ全体を如何にして小型化し、かつ挿抜を容易にしつつ必要な強度を保つかが問題となる。
本発明は、上記事情に鑑み、タイプの異なる2つの相手コネクタ各々を簡単に差し込むことができる電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の電気コネクタは、
ハウジングと、
上記ハウジングの外周を覆うとともに、相手コネクタを受け入れる横並びの2つの開口に区切る隔壁を形成する、一体の金属板材からなるシェルと、
上記ハウジングに固定され、上記2つの開口それぞれの内部に配置される複数のコンタクトとを備え、
上記隔壁が、上記シェルを形成している板材の一部が、相手コネクタ側を向いて湾曲した曲面を形成するように左右に2つ折りに折り重ねられたものであることを特徴とする。
上記本発明の電気コネクタによれば、上記2つの開口の一方に差し込む相手タイプのコネクタを差し込むときにおいても、又は上記2つの開口に跨って差し込むタイプの相手コネクタを差し込むときにおいても、上記隔壁をガイドとして機能させることにより相手コネクタを簡単に開口に差し込ませることができる。
上記隔壁には、相手コネクタ側を向いて湾曲した曲面が形成されているので、一方の開口に差し込むタイプの相手コネクタの場合、作業者は相手コネクタをシェルとその曲面に沿って差し込んでいくという作業を行なうだけでその相手コネクタを本発明の電気コネクタの開口に簡単に差し込むことができるようになる。
さらに上記本発明の電気コネクタが備える隔壁は2つ折りに折り重ねられたものであるので、その隔壁が強度を持ち相手コネクタの挿入するときに加えられる力によって上記隔壁が変形するなどの事態が発生することが防止されている。
ここで、上記シェルが、上記隔壁から延び、上記2つの開口の上縁を形成する上板部に係合して上記2つの開口の上向きの広がりを抑える係合部を備えた態様であることが好ましい。
上記2つの開口のうちの一方に相手コネクタを差し込もうとしているとき、又は2つの開口に相手コネクタを差し込もうとしているときには相手コネクタに上向きの力が加わると2つの開口の上縁を形成する上板部がめくれて開口が広がってしまう恐れがあるので、上記係合部で開口の上向きの広がりを抑える構成にしておくと良い。
また、上記シェルが、上記2つの開口の下縁を形成する下板部の、その2つの開口の境界部分に切欠部を有し、上記隔壁から下に延び上記切欠部を通って上記下板部底面にまで延在する、基板への半田付け用の足部を備えた態様であることが好ましい。
そうすると、本発明の電気コネクタの上記シェルをシールド用のシェルとして機能させるときに上記足部を例えば携帯電話等の小型の電子機器内部の基板に設けられたアース面に半田接続するという作業を行うだけで簡単にシェルにシールド機能を持たせることが可能となる。
さらに、この半田付けにより、隔壁に一層の強度を持たせることができる共に、開口の上向きの広がりを一層抑制することに寄与する。
以上、説明したように、タイプの異なる2つの相手コネクタ各々を簡単に差し込むことができる電気コネクタが実現する。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である電気コネクタの2つの開口を斜め下方から見た斜視図であり、図2は、図1とは別角度の方向の斜め下方から図1の電気コネクタの開口を見た斜視図である。また図3は、本発明の一実施形態である電気コネクタの上板部が見えるように電気コネクタ1を斜め上方から見た斜視図である。さらに、図4から図7は、図1〜図3に示す電気コネクタ1の正面図、上面図、右側面図、下面図である。
本実施形態の電気コネクタ1においては、1つのシェル内に2つのコネクタを装備することで、例えば携帯電話の筐体への取付寸法の小型化を図っている。なお図1には、電気コネクタ1のシェル10を製作するにあたって、シェル自体の強度やこの電気コネクタを構成する部品点数の低減を考慮して、一枚の金属板材に、打ち抜き加工や曲げ加工を施すことによりシェルを製作して、コストダウンを図っている。
図1〜図7を参照して本実施形態の電気コネクタ1の構成を説明する。
図1から図7に示す電気コネクタ1には、ハウジング110と、ハウジング110の外周を覆うとともに、相手コネクタを受け入れる横並びの2つの開口AP1,AP2に区切る隔壁101を形成する、一体の金属板材からなるシェル10と、ハウジング110に固定され、2つの開口AP1,AP2それぞれの内部に配置される複数のコンタクト121,131とが備えられている。本実施形態では、一例としてUSB2.0という規格に準拠した相手コネクタとUSB2.0という規格に準拠したコネクタに加えて付加的なコネクタを有する新たな相手コネクタを差し込むことができる電気コネクタが掲げられている。
この例では、図1、図2、図4の左右の開口AP1,AP2を合わせたものが、付加的なコネクタを有する新たな電気コネクタになり、その電気コネクタの一部である、図4の左側の開口AP1が、USB2.0という規格に準拠した電気コネクタになると共に、右側の開口AP2が付加的なコネクタになる。
ここで、本実施形態においては、上記課題を達成するために、ハウジング110の外周を覆うシェル10の一部に、相手コネクタを受け入れる横並びの2つの開口AP1,AP2に区切る隔壁101を形成してその隔壁101に相手コネクタを差し込むときのガイド機能を持たせている。
本実施形態の隔壁101は、シェル10を形成している板材の一部が、相手コネクタ側を向いて湾曲した曲面101aを形成するように左右に2つ折りに折り重ねられて製作されているので、その隔壁101には、USB2.0規格に準拠した相手コネクタ、あるいはUSB2.0規格に準拠したコネクタに加えて付加的なコネクタを有する新たな相手コネクタが差し込まれるときに力が加えられても変形しない程度の強度が与えられている。このため、USB2.0規格に準拠した相手コネクタやUSB2.0規格に準拠したコネクタに加えて付加的なコネクタを有する新たな相手コネクタが本実施形態の電気コネクタ1に差し込まれても隔壁が変形するということが起こり難くなっている。なお、隔壁101以外のシェル10の前端には、従来と同様のろうと状案内部103が設けられている。
また図2、図3、図5に示す様に、シェル10には、隔壁101から延び、2つの開口AP1,AP2の上縁を形成する上板部102に係合して開口AP1、AP2の広がりを抑える係合部1011が備えられる。そしてこの係合部1011が上板部102の切欠き1021に嵌め込まれ、その後、互いに対応する係合部1011の一部及び切欠き1021の一部が同時に潰し加工されることにより、係合部の一部の剪断面及び切欠き1021の一部の剪断面が密着する。このため、この係合部1011によって上板部102が開口側に押さえ込まれることによって、USB2.0規格に準拠した相手コネクタやUSB2.0規格に加えて付加的なコネクタを有する新たな相手コネクタが本実施形態の電気コネクタに差し込まれるときに上板部102がめくれ上がるようなことが起こり難くなっている。
さらに、上板部102には、USB2.0という規格に準拠した相手コネクタを差し込む側には、相手コネクタ側の係止片が係止される穴H1,H2が2つ設けられている。これらの穴は差し込まれる相手コネクタの抜け止め用の穴である。
このような構成にすることで、USB2.0規格に準拠した相手コネクタを簡単に差し込むことができるようにするとともに、USB2.0規格に加えて付加的なコネクタを有する新たな相手コネクタも簡単に差し込むことができる電気コネクタが実現する。
また、本実施形態においては隔壁や上板部等に強度を持たせるための工夫がなされているので、相手コネクタがこの電気コネクタの開口に頻繁に抜き差しされたとしても電気コネクタが変形することがほとんど起こらないという効果が得られる。
さらに本実施形態の電気コネクタにおいては、携帯電話等の電子機器に簡単に組み込むことができるようにするために、さらに隔壁101に更なる強度を与えるために、図1、図4、図7に示す様に、シェル10に2つの開口AP1,AP2の下縁を形成する下板部103の、その2つの開口AP1,AP2の境界部分に切欠部104を有し、隔壁101から下に延び切欠部104を通って下板部底面にまで延在する、基板への半田付け用の足部1012A,1012Bが備えられている。また図1、図2、図7には、その足の先端とほぼ同じ位置に、この電気コネクタが搭載される電子機器内部のUSB基板に接続するための端子PCB1,PCB2が備えられていることが示されている。
このため、それらの足部1012A,1012Bおよび端子PCB1,PCB2を電子機器内部の基板に半田接続するという簡単な作業を行なうだけで、本発明の電気コネクタを電子機器等に簡単に組み込むことができる。
こうして簡単に組立てられた電気コネクタのシェル10およびそのシェル10の一部で構成される隔壁101が、電子機器内部でシャーシアースされることによって所定のシールド性能が発揮される。なお、本実施形態では隔壁が互いに密着して図示されているが、「2つの折り重ねられた」隔壁とはこれには限定されず、互いに若干離間した隔壁であってもよい。
以上、説明したように、タイプの異なる2つの相手コネクタ各々を簡単に差し込むことができる電気コネクタが実現する。
本発明の一実施形態である電気コネクタを斜め下方から見た斜視図である。 図1とは別角度の斜め下方から電気コネクタを見た斜視図である。 本発明の一実施形態である電気コネクタを斜め上方から見た斜視図である。 図1〜図3に示す電気コネクタの正面図である。 図1〜図3に示す電気コネクタの上面図である。 図1〜図3に示す電気コネクタの右側面図である。 図1〜図3に示す電気コネクタの下面図である。
符号の説明
1 電気コネクタ
10 シェル
101 隔壁
101a 湾曲した曲面
1011 係合部
1012A 1012B 足部
102 上板部
103 ろうと状案内部(下板部)
110 ハウジング
121 131 コンタクト
AP1 AP2 開口

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングの外周を覆うとともに、相手コネクタを受け入れる横並びの2つの開口に区切る隔壁を形成する、一体の金属板材からなるシェルと、
    前記ハウジングに固定され、前記2つの開口それぞれの内部に配置される複数のコンタクトとを備え、
    前記隔壁が、前記シェルを形成している板材の一部が、相手コネクタ側を向いて湾曲した曲面を形成するように左右に2つ折りに折り重ねられたものであることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記シェルが、前記隔壁から延び、前記2つの開口の上縁を形成する上板部に係合して前記2つの開口の上向きの広がりを抑える係合部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記シェルが、前記2つの開口の下縁を形成する下板部の、該2つの開口の境界部分に切欠部を有し、前記隔壁から下に延び前記切欠部を通って前記下板部底面にまで延在する、基板への半田付け用の足部を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気コネクタ。
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