JP5013952B2 - 監視制御方法および通信装置 - Google Patents

監視制御方法および通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5013952B2
JP5013952B2 JP2007125681A JP2007125681A JP5013952B2 JP 5013952 B2 JP5013952 B2 JP 5013952B2 JP 2007125681 A JP2007125681 A JP 2007125681A JP 2007125681 A JP2007125681 A JP 2007125681A JP 5013952 B2 JP5013952 B2 JP 5013952B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
immediate
processing unit
unit
immediate frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007125681A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008283450A (ja
Inventor
浩之 佐藤
啓示 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007125681A priority Critical patent/JP5013952B2/ja
Publication of JP2008283450A publication Critical patent/JP2008283450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5013952B2 publication Critical patent/JP5013952B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

本発明は、監視制御部がイーサネット(登録商標)および汎用OS等が提供するネットワーク機能を用いて被監視制御部を監視制御する通信装置における監視制御方法に関する。
従来、監視制御モジュールと複数の被監視制御モジュール間の監視制御通信には、通常、イーサネット(登録商標)および汎用OS(Operating System)等が提供するネットワーク機能(ネットワークを介して通信を行うための機能)を用いている。たとえば、下記特許文献1では、イーサネット(登録商標)デバイスドライバとIPC(Inter-processor communication)モジュールの機能を用いて通信を行い、イーサネット(登録商標)デバイスドライバとIPC(Inter-processor communication)モジュールとの間のインターフェースを提供する技術が開示されている。また、下記特許文献2では、イーサネット(登録商標)による監視制御通信が、監視制御モジュールと異なるバスを用いた被監視制御モジュールとも通信が行えるよう、伝送時にイーサネット(登録商標)の形式だけでなく受信側で取り扱い可能な型式に信号を変換する技術が開示されている。
つぎに、イーサネット(登録商標)および汎用OS(Operating System)等が提供するネットワーク機能を用いた従来の通信装置の構成例について説明する。従来の通信装置は、装置全体を一括監視する監視制御モジュールと、監視制御モジュールによって監視される対象となる被監視制御モジュールと、監視制御モジュールと被監視制御モジュールを接続する装置内イーサネット(登録商標)と、監視制御モジュールが外部装置と通信するための装置外イーサネット(登録商標)を備えている。さらに、監視制御モジュールおよび被監視制御モジュールは、それぞれ、イーサネット(登録商標)の物理層を終端するPHY(PHYsical layer:物理層)処理部と、イーサネット(登録商標)のMAC(Media Access Control)層の処理を行うMAC処理部と、S/W(software:ソフトウェア)の処理を実行するプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)と、を備えている。
また、CPUは、CPUに対してイーサネット(登録商標)フレームの受信割り込みまたは送信完了割り込みなど割り込み処理を行う割り込みハンドラと、割り込みハンドラからの指示で対応するイーサネット(登録商標)ポートのフレーム送受信処理を行うドライバと、汎用OS等が提供するIP(Internet Protocol)層以上のネットワーク処理を実施するネットワーク機能部と、各種アプリケーションの処理を行うアプリケーション処理部と、で構成される。
このような従来の通信装置では、被監視制御モジュールから監視制御モジュールに情報を転送する場合、全ての情報が被監視制御モジュールのアプリケーション処理部から情報が送出され、被監視制御モジュールのネットワーク機能部,ドライバ,割り込みハンドラ,MAC処理部,PHY処理部を経由して装置内イーサネット(登録商標)に出力される。そして、装置内イーサネット(登録商標)経由で監視制御モジュールのPHY処理部が情報を受け取り、監視制御モジュールのMAC処理部,割り込みハンドラ,ドライバ,ネットワーク機能部を経由してアプリケーション処理部に転送される。監視制御モジュールから被監視制御モジュールへの情報転送も方向が逆になるが同様である。
特開2004−104789号公報 特開2001−045011号公報
しかしながら、上記従来の通信装置によれば、全ての情報転送が同じ経路で転送される。そのため、即時性を要求される情報を高速に転送することが困難である、という問題があった。
また、イーサネット(登録商標)ポートが複数存在する場合等では、別のイーサネット(登録商標)ポート処理による待ち合わせが発生することがある。このため、即時性を要求される情報を転送する際にこの待ち合わせが発生すると、さらに情報の転送遅延が増大するという問題点があった。
また、上記特許文献1および特許文献2に記載の技術では、異なる方式間で円滑な監視制御を行うことができるが、即時性を要求される情報を高速に転送する方法については触れられていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、イーサネット(登録商標)および汎用OS等が提供するネットワーク機能を用いた監視制御モジュールと被監視制御モジュール間の監視制御通信において、即時性の要求される情報を高速に転送することができる監視制御方法および通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、監視制御部が被監視制御部を、装置内のイーサネット(登録商標)を介して監視制御する通信装置の監視制御方法であって、前記監視制御部または前記被監視制御部が、アプリケーションから即時性を要求される監視情報を受けとると、その監視情報と、即時性を要求される即時フレームであることを識別するための識別子と、を含む前記即時フレームを生成する即時フレーム生成ステップと、前記即時フレームを生成した前記監視制御部または前記被監視制御部が、前記即時フレームの処理中に生成された通常フレームをバッファリングし、前記生成した即時フレームを通常フレームの送信に割り込ませて送信する即時フレーム挿入ステップと、前記即時フレームを受信した前記監視制御部または前記被監視制御部が、即時フレームに含まれる識別子に基づいて、即時フレームであるか否かを判断し、即時フレームであると判断した場合には、アプリケーションに即時フレーム受信による割り込みを通知するとともに、即時フレームに含まれる情報を保持するアプリケーション通知ステップと、前記通知を受けたアプリケーションが、前記即時フレーム受信による割り込みを検出すると、前記保持された情報を読み出し、前記即時性を要求される監視情報を取得する情報取得ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、MAC処理部とPHY処理部の間にフレーム挿入削除部を挿入し、送信側では、即時性の要求される情報については、アプリケーション処理部が、直接フレーム挿入削除部にその情報を転送し、フレーム挿入削除部が即時生成フレームとしてフレームを生成してPHY処理部経由で送信先に送信し、受信側では、フレーム挿入削除部がPHY処理部から受け取ったフレームが即時生成フレームの場合には直接アプリケーション処理部に転送するようにしたため、即時性の要求される情報を高速に転送することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信装置の実施の形態1の機能構成例を示す図である。図1に示すように本実施の形態の通信装置は、通信装置全体を一括監視する監視制御部1と、監視制御部によって監視される被監視制御部2と、監視制御部と被監視制御部を接続する装置内イーサネット(登録商標)3と、監視制御モジュールが外部装置と通信するための装置外イーサネット(登録商標)4を備えている。なお、図1では、1つの被監視制御部2だけを図示しているが、通信装置には、一般には、同様の機能構成を有する複数の被監視制御部2が含まれる。以下、1つの被制御監視装置2について説明するが、複数の被監視制御装置が存在する場合も動作は同様である。
監視制御部1は、さらに、イーサネット(登録商標)の物理層を終端するPHY処理部5−1,5−2と、イーサネット(登録商標)のMAC層の処理を行うMAC処理部6−1,6−2と、即時性を要求されるフレームに関する処理を行うフレーム挿入/削除部7−1と、フレームS/Wの処理を実行するプロセッサであるCPU8−1と、を備えている。また、被監視制御部2は、PHY処理部5−1,5−2と同様の機能を有するPHY処理部5−3と、MAC処理部6−1,6−2と同様の機能を有するMAC処理部6−3と、フレーム挿入/削除部7−1と同様の機能を有するフレーム挿入/削除部7−2と、CPU8−1と同様のS/Wの処理を実行するプロセッサであるCPU8−2と、を備えている。
CPU8−1は、さらに、CPU8−1に対してイーサネット(登録商標)フレームの受信割り込みまたは送信完了割り込みなど割り込み処理を行う割り込みハンドラ9−1と、割り込みハンドラ9−1からの指示により対応するイーサネット(登録商標)ポートのフレーム送受信処理を行うドライバ10−1,10−2と、汎用OS等が提供するIP(Internet Protocol)層以上のネットワーク処理を実施するネットワーク機能部11−1と、各種アプリケーションの処理を行うアプリケーション処理部12−1と、で構成される。また、CPU8−2は、割り込みハンドラ9−1と同様の機能を有する割り込みハンドラ9−2と、ドライバ10−1,10−2と同様の機能を有するドライバ10−3と、ネットワーク機能部11−1と同様の機能を有するネットワーク機能部11−2と、アプリケーション処理部12−1と同様の機能を有するアプリケーション処理部12−2と、で構成される。
図1に示すように、PHY処理部5−1,MAC処理部6−1,ドライバ10−1は装置外イーサネット(登録商標)4経由で送受信するデータに対しての処理を行い、PHY処理部5−2,MAC処理部6−2,ドライバ10−2は装置内イーサネット(登録商標)3経由で送受信するデータに対しての処理を行う。また、図1では、データの送受を実線の矢印で示し、通知などの制御情報の送受を点線の矢印で示している。
図2は、本実施の形態のフレーム挿入/削除部7−1,7−2の内部構成例と装置内イーサネット(登録商標)3を介して送受信される即時性を要求される情報の送受に関連する部分の機能構成例を示す図である。図2では、同一の機能を有する枝番を付した構成要素を、枝番無しの符号を付して示している。監視制御部1の場合には、PHY処理部5がPHY処理部5−2に、フレーム挿入/削除部7がフレーム挿入/削除部7−1に、MAC処理部6がMAC処理部6−1に、割り込みハンドラ9が割り込みハンドラ9−1に、アプリケーション処理部12がアプリケーション処理部12−1に相当する。被監視制御部2の場合には、PHY処理部5がPHY処理部5−3に、フレーム挿入/削除部7がフレーム挿入/削除部7−2に、MAC処理部6がMAC処理部6−3に、割り込みハンドラ9が割り込みハンドラ9−2に、アプリケーション処理部12がアプリケーション処理部12−2に相当する。
図2に示すように、フレーム挿入/削除部7は、PHY処理部5とMAC処理部6との間の転送ライン上で即時性の要求される即時フレームを検出し即時フレームの抜き出しを実施する即時フレーム検出部20と、即時フレーム検出部20が抜き出した即時フレームをうけとると割り込みハンドラ9経由でアプリケーション処理部12に割り込みを通知するとともに、抜き出した即時フレームに含まれる即時性を要求される情報をアプリケーション処理部12が読み出せるようにするアプリケーション通知部21と、アプリケーション処理部12から即時性を要求される情報をうけとると即時フレームとしてイーサネット(登録商標)フレーム化する即時フレーム生成部22と、即時フレーム生成部が生成した即時フレームをMAC処理部6とPHY処理部5との転送ラインに挿入する即時フレーム挿入部23と、で構成される。また、図2では、データの送受を実線の矢印で示し、通知などの制御情報の送受を点線の矢印で示している。
つづいて、図1および図2を用いて本実施の形態の即時フレームの送受信処理の動作について説明する。ここでは、被監視制御部2から監視制御部1へ即時性を要求される情報を転送する場合の動作について説明するが、監視制御部1から被監視制御部2へ転送する場合は、被監視制御部2の動作と監視制御部1の動作が逆になった動作となる。
被監視制御部2のアプリケーション処理部12−2で、監視制御部1に対して即時性を要求される情報を転送する必要が生じると、アプリケーション処理部12−2は、フレーム挿入/削除部7−2に、その即時性を要求される情報を転送する。フレーム挿入/削除部7−2の即時フレーム生成部22は、通知された即時性を要求される情報を受け取り即時フレームとしてイーサネット(登録商標)フレーム化する。この際、監視制御部1のフレーム挿入/削除部7−1で即時フレームを簡易に検出可能とするようにイーサネット(登録商標)フレームのデータ部分に識別フラグを埋め込むこととする。たとえば、IPヘッダのバージョン領域に相当する部分等に識別フラグをうめ込む。また、イーサネット(登録商標)フレーム化する際の宛先MACアドレス等については、事前にネットワーク機能部11−2等から収集しておくこととする。
つぎに、フレーム挿入/削除部7−2の即時フレーム挿入部23は、イーサネット(登録商標)フレーム化された即時フレームをMAC処理部6とPHY処理部5との転送ラインに割り込ませて挿入する。具体的には、即時フレーム挿入部23は、即時フレームをうけとると、MAC処理部6から送られているフレームのPHY処理部5への送出を一時的に停止し、即時フレームをPHY処理部5に送出する。この際、即時フレームの挿入処理中にも、MAC処理部6からフレームが送信されてくることがあるため、即時フレーム挿入部23はバッファの機能を有することとする。そして、即時フレーム挿入部23は、即時フレーム挿入処理中にMAC処理部6からフレームが送信されてくる場合には、その送信されたフレームをバッファリングし待機させる。即時フレーム挿入部23は、待機させたフレームを、即時フレームの処理後にPHY処理部5に送出する。
フレーム挿入/削除部7−2の即時フレーム挿入部23が挿入した即時フレームはPHY処理部5−3を経由して、装置内イーサネット(登録商標)3に送出され監視制御部1に到達する。そして、監視制御部1のフレーム挿入/削除部7−1は、PHY処理部5−2を介して即時フレームを受け取る。フレーム挿入/削除部7−1の即時フレーム検出部20は、即時フレームにうめ込まれている即時フレームであるか否かを示す識別フラグに基づいて即時フレームであるか否かを判断する。即時フレームであると判断された場合には、即時フレーム検出部20は、即時フレームを抜き出し(MAC処理部6に送る転送ラインから削除する)アプリケーション通知部21に抜き出した即時フレームを送出する。即時フレームでないと判断された場合には、即時フレーム検出部20は、そのフレームをMAC処理部6に送出する。
フレーム挿入/削除部7−1のアプリケーション通知部21は、即時フレームを受け取ると、即時フレームを保持し、割り込みハンドラ9−1に即時フレーム受信による割り込みを通知する。割り込みハンドラ9−1は、アプリケーション通知部21から即時フレーム受信による割り込みが発生したことを、アプリケーション処理部12−1の該当するアプリケーションタスクに通知する。そして、該当するアプリケーションタスクが、アプリケーション通知部21が保持している即時フレームから即時性を要求される情報を読みだす。
また、割り込みハンドラ9−1では、フレーム挿入/削除部7−1のアプリケーション通知部21から通知される即時フレーム受信による割り込みを、他の割り込み(イーサネット(登録商標)フレームの受信割り込み,送信完了割り込み等)よりも優先的に処理することとし、多重割り込み等によって、即時性の要求される情報の通知の遅延が発生することを抑制する。
なお、本実施の形態では、即時フレーム検出部20が即時フレームを抜き出した後、即時フレームをアプリケーション通知部21に送出するようにしたが、これに限らず、即時フレーム検出部20が即時フレームから、アプリケーション処理部12への通知に必要な情報を抜き出して、その情報をアプリケーション通知部21に送出するようにしてもよい。
また、即時性を要求される情報をより高速に処理するためには、即時性を要求される情報を処理するアプリケーションタスクについても優先度を上げる等の処理を行うことが望ましい。
このように、本実施の形態では、即時性を要求される情報について、MAC処理部6とPHY処理部5との間に、フレーム挿入/削除部7によって即時フレームを生成して割り込みにより送受信を行うようにした。このため、即時性を要求される情報を高速に転送することができる。
また、即時フレーム挿入部23はバッファの機能を有することとし、イーサネット(登録商標)ポートが複数存在する場合に、即時フレーム挿入処理中に別のイーサネット(登録商標)ポートからフレームが送信されてくる場合には、その送信されたフレームをバッファリングし待機させるようにした。このため、別のイーサネット(登録商標)ポートの処理による待ち合わせが発生することによる、即時性を要求される情報の転送遅延を回避することができる。
実施の形態2.
図3は、本発明にかかる通信装置の実施の形態2の即時性を要求される情報の送受に関する部分の機能構成例を示す図である。図3に示すように、本実施の形態の通信装置は、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7をフレーム挿入/削除部7aに替えているが、それ以外は実施の形態1と同様である。また、図3に示した以外の構成は実施の形態1の図1と同様である。フレーム挿入/削除部7aは、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7の即時フレーム検出部20,即時フレーム生成部22を即時フレーム検出部20a,即時フレーム生成部22aにそれぞれ替える以外は、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7と同様である。本実施の形態も、実施の形態1と同様に、監視制御部と被監視制御部のそれぞれが、図3に示した構成要素を有することとする。実施の形態1と同様に機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の即時フレームの送受信処理は、即時フレーム検出部20,即時フレーム生成部22の動作を、それぞれ即時フレーム検出部20a,即時フレーム生成部22aの動作に替える以外は、実施の形態1と同様である。本実施の形態では、さらに、即時性を要求される情報が正常に転送されたかどうかを判断するための送達確認を実施する。
つづいて、本実施の形態の送達確認の動作について説明する。実施の形態1で述べたとおり、監視制御部と被監視制御部は、それぞれが送信元にも送信先になり、どちらの方向の送信も向きが異なるだけで動作は同様である。以下では、即時フレームの送信元と受信側として説明するが、送信元が監視制御部の場合には受信側は被監視制御部であり、送信元が被監視制御部の場合には受信側は監視制御部である。
フレーム挿入/削除部7a(即時フレーム受信側)が、実施の形態1で説明した即時フレームを受信し、即時フレーム検出部20が即時フレームと判断した場合には、即時フレームを抜き出しアプリケーション通知部21に送出するとともに、即時フレーム生成部22aにも送出する。即時フレーム生成部22aは、その即時フレームの送信元を宛先とする送達確認用の即時フレームを生成し、即時フレーム挿入部23へ送出する。送達確認用の即時フレームは、他の即時フレームと同様に、即時フレームであることを識別するための識別フラグを含むこととし、フレームの情報のなかに送達確認である旨を含むこととする。即時フレーム挿入部23は、他の即時フレームと同様にMAC処理部6とPHY処理部5との転送ラインに挿入する。
即時フレームの送信元では、送達確認用の即時フレーム受信を実施の形態1で説明した即時フレームの受信と同様の処理により、アプリケーション処理部12の即時フレームの送信元のアプリケーションタスクが送達確認の情報を得る。そして、そのアプリケーションタスクは、自らが送信した即時フレームが正常に転送されたか否かを判断することができる。
また、送信元のアプリケーション処理部12のアプリケーションタスクは、即時フレーム送信後に、一定時間を経過しても送達確認の情報が得られない場合は、送信した即時フレームが正常に転送されなかったと判断し、即時フレームの再送等の処理を実施する。
このように、本実施の形態では、受信した即時フレームに対して、即時フレームの送信元に送達確認用の即時フレームを返送するようにした。このため、即時フレームが正常に転送されたかどうかを確認することが可能となり、正常に転送されない場合には再送等の処理を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、即時フレームを検出するためにイーサネット(登録商標)フレームのデータ部分に識別フラグを埋め込むこととしていたが、実施の形態3では、MACアドレスにより即時フレームか否かを判定する。本実施の形態の構成は、図1および図2に示した実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、即時フレームのMACアドレスを、MAC処理部6,ドライバ10,ネットワーク機能部11を経由して通信を行うイーサネット(登録商標)フレーム(以下、通常のイーサネット(登録商標)フレームという)で使用するMACアドレスとは異なるMACアドレスとする。たとえば、監視制御装置と被監視制御装置のそれぞれの即時フレーム用に使用するMACアドレスを、通常のイーサネット(登録商標)フレームのMACアドレスを重複しないようにあらかじめ決めておく。そして、そのMACアドレスを、監視制御装置と被監視制御装置の両方の即時フレーム生成部22および即時フレーム検出部20が保持しているようにする。
そして、実施の形態1と同様の即時フレームの送信動作の際に、即時フレーム生成部22は、データ部分に識別フラグを埋め込まず、送信元のMACアドレスとして保持している即時フレーム用のMACアドレスを用いて即時フレームを生成する。そして、実施の形態1と同様の受信の動作の際に、即時フレーム検出部20は、保持しているMACアドレスと受信したフレームに含まれる送信元のMACアドレスとを比較し、即時フレームか否かを判断する。これ以外の動作は、実施の形態1と同様である。
なお、本実施の形態では、実施の形態1の動作において、MACアドレスにより即時フレームか否かを判断するようにしたが、実施の形態2の動作においてMACアドレスにより即時フレームか否かを判断するようにしてもよい。
また、本実施の形態では送信元のMACアドレスを用いて即時フレームか否かを識別するようにしたが、送信先のMACアドレスを用いて即時フレームか否かを識別するようにしてもよい。この場合、即時フレーム生成部22は、宛先ごとに即時フレーム用のMACアドレスを保持しておき、宛先に応じて即時フレーム用のMACアドレスを選択して、即時フレームの宛先MACアドレスとして用いるようにすればよい。そして、受信側の即時フレーム検出部20は、宛先MACアドレスにより、即時フレームか否かを判断すればよい。さらに、宛先MACアドレスと送信元のMACアドレスの両方を用いて即時フレーム用のMACアドレスとするようにしてもよい。
このように、即時フレームのMACアドレスを、通常のイーサネット(登録商標)フレームとは異なるMACアドレスするようにした。このため、イーサネット(登録商標)フレームのデータ部分を検索することなく、ヘッダ部分の検索のみで即時フレームを判断することが可能となり、実施の形態1に比べてさらに高速に即時フレームの処理を行うことができる。
実施の形態4.
図4は、本発明にかかる通信装置の実施の形態4の即時性を要求される情報の送受に関する部分の機能構成例を示す図である。図4に示すように、本実施の形態の通信装置は、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7をフレーム挿入/削除部7bに替えているが、それ以外は実施の形態1と同様である。また、図4に示した以外の構成は実施の形態1の図1と同様である。フレーム挿入/削除部7bは、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7の即時フレーム検出部20を即時フレーム検出部20bに替える以外は、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7と同様である。本実施の形態も、実施の形態1と同様に、監視制御部と被監視制御部のそれぞれが、図4に示した構成要素を有することとする。実施の形態1と同様に機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して説明を省略する。
つづいて、本実施の形態の即時フレームの送受信処理について説明する。本実施の形態の送信処理については実施の形態1と同様である。実施の形態1では、即時フレーム検出部20bが即時フレームか否かを判断した後に、即時フレームを抜き出し、PHY処理部5からMAC処理部6への転送ラインから削除するようにした。本実施の形態では、即時フレーム検出部20bが即時フレームか否かを判断した後に、PHY処理部5からMAC処理部6への転送ラインから削除せずに、即時フレームをコピーしてフレーム挿入/削除部7bのアプリケーション通知部21送出するとともに、MAC処理部6へ転送する即時フレームについては、FCS(Frame Check Sequence)を誤った値に書き換えて転送する。誤った値とするには、受信した即時フレームに含まれるFCSの値と異なる値をFCSのフィールドに書き込むようにすればよい。
そして、MAC処理部6は、即時フレームを受け取った際、FCSのチェックにより、FCSエラーとして即時フレームを削除することになる。本実施の形態のこれ以外の処理は、実施の形態1と同様である。
このように、本実施の形態では、フレーム挿入/削除部7bの即時フレーム検出部20bで即時フレームをMAC処理部6への転送ラインから削除せず、即時フレームのFCSを誤った値に書き換えるようにした。このため、MAC処理部6の通常の処理で、FCSエラーと判断することにより即時フレームを削除することができ、フレーム挿入/削除部7bの即時フレーム検出部20bのフレーム削除の処理負荷を軽減することができる。
実施の形態5.
図5は、本発明にかかる通信装置の実施の形態5の即時性を要求される情報の送受に関する部分の機能構成例を示す図である。図5に示すように、本実施の形態の通信装置は、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7をフレーム挿入/削除部7cに替えているが、それ以外は実施の形態1と同様である。また、図5に示した以外の構成は実施の形態1の図1と同様である。フレーム挿入/削除部7cは、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7の即時フレーム挿入部23を即時フレーム挿入部23bに替える以外は、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7と同様である。本実施の形態も、実施の形態1と同様に、監視制御部と被監視制御部のそれぞれが、図5に示した構成要素を有することとする。実施の形態1と同様に機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して説明を省略する。
つづいて本実施の形態の即時フレームの送受信処理について説明する。本実施の形態の即時フレームの送信処理は、即時フレーム生成部が即時フレームを生成するまでは実施の形態1と同様である。本実施の形態でも、即時フレーム挿入部23bは、実施の形態1と同様に、フレーム挿入処理中に、MAC処理部6から別のフレームが送信されてくる場合にはそのフレームのバッファリングを行う。このとき、バッファリングされているデータがバッファの容量を超えると、以降のフレームは廃棄されることになる。本実施の形態では、即時フレーム挿入部23bのバッファに輻輳が生じた場合の対策(輻輳制御)を行うために、バッファリングされているデータに所定のしきい値を設定しておく。
そして、フレーム挿入部23bは、バッファにバッファリングされているデータの量が所定のしきい値を超えた場合には、MAC処理部6に、たとえばポーズフレームを送信するなど、バックプレッシャの通知を行う、などによりMAC処理部6からのフレーム送信を抑制するための通知を行う。これ以外の即時フレームの送信処理は実施の形態1と同様である。また、即時フレームの受信処理は実施の形態1と同様である。
なお、本実施の形態では、実施の形態1の送受信処理に、即時フレーム挿入部23bのバッファの輻輳制御を追加したが、実施の形態2、実施の形態3または実施の形態4の送受信処理に、本実施の形態と同様にバッファの輻輳制御を追加するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、即時フレーム挿入部23bが、即時フレームの挿入処理中にMAC処理部6から送出されるフレームをバッファリングするバッファについて輻輳制御を実施するようにした。このため、即時フレーム挿入部23bのフレーム挿入処理中のフレーム廃棄の発生を抑制することが可能となる。
実施の形態6.
図6は、本発明にかかる通信装置の実施の形態6の機能構成例を示す図である。図6に示すように、本実施の形態の監視制御装置1aは、実施の形態1の監視制御部1からフレーム挿入/削除部7−1を削除し、割り込みハンドラ9−1を割り込みハンドラ9a−1に替えているが、それ以外は実施の形態1の監視制御部1と同様である。また、本実施の形態の被監視制御部2aは、実施の形態1の被監視制御部2からフレーム挿入/削除部7−2を削除し、割り込みハンドラ9−2を割り込みハンドラ9a−2に替えているが、それ以外は実施の形態1の被監視制御装置2と同様である。実施の形態1と同様に機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本実施の形態の通信装置の即時性を要求される情報の送受に関する部分の機能構成例を示す図である。図7では、図2と同様に、同一の機能を有する枝番を付した構成要素を、枝番無しの符号を付して示している。図7に示すように、本実施の形態では、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7に、割り込み処理部24を追加し、即時フレーム生成部22,即時フレーム挿入部23,即時フレーム検出部20の替わりに、それぞれ即時フレーム生成部22a,即時フレーム挿入部23c,即時フレーム検出部20cを備えている。このように、本実施の形態では、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7に相当する機能を割り込みハンドラ9aの内部に有することとする。実施の形態1と同様に機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して説明を省略する。
つづいて、本実施の形態の即時フレームの送受信処理の動作について説明する。アプリケーション処理部12から即時性の要求される情報が送信されると、割り込みハンドラ9aの即時フレーム生成部22aは、その情報を含む即時フレーム用のIPパケット(以下、即時パケットという)を生成し、即時フレーム挿入部23cに送出する。即時パケットには、実施の形態1の即時フレームと同様に、たとえば、IPヘッダのバージョン領域に相当する部分等に即時パケットであることを識別するための識別フラグをうめ込む。そして、即時フレーム挿入部23cは、生成された即時パケットをドライバ10からMAC処理部6との間の転送ラインに挿入する。具体的には、即時フレーム挿入部23cは、即時パケットをうけると、ドライバ10から送られているパケットのMAC処理部6への送出を一時的に停止し、即時パケットをMAC処理部6に送出する。
そして、即時パケットは、ドライバ10から送出される他のパケットと同様に、MAC処理部6およびPHY処理部5でそれぞれ処理され、装置内イーサネット(登録商標)に即時フレームとして送出される。
受信側の割り込みハンドラ9aの即時フレーム検出部20cは、受信側のPHY処理部5,MAC処理部6経由でパケットを受け取ると、パケットに含まれる識別子フラグに基づいて即時フレームのパケットであるか否かを判断する。即時フレームのパケットであると判断した場合には、そのパケットをMAC処理部6からドライバ10への転送ラインから抜き出し、抜き出したパケット(即時パケット)をアプリケーション通知部21に送出する。アプリケーション通知部21は、そのパケットを受け取ると、割り込み処理部24経由でアプリケーション処理部12に即時フレーム(即時パケット)受信による割り込みを通知する。そして、アプリケーション処理部12の該当アプリケーションタスク(即時フレームの送信先のタスク)は、アプリケーション通知部21から即時性の要求される情報を読み出す。これ以外の処理は、実施の形態1と同様である。
なお、本実施の形態では、即時フレーム検出部20cが即時パケットを抜き出した後、即時パケットをアプリケーション通知部21に送出するようにしたが、これに限らず、即時フレーム検出部20cが即時パケットから、アプリケーション処理部12への通知に必要な情報を抜き出して、その情報をアプリケーション通知部21に送出するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、割り込みハンドラ9aが実施の形態1のフレーム挿入/削除部7に相当する機能を備えることとしたが、割り込みハンドラは実施の形態1の割り込みハンドラ9と同様とし、フレーム挿入/削除部を、割り込みハンドラ9とMAC処理部6との間に挿入するようにしてもよい。この場合、即時フレーム生成部22a,即時フレーム挿入部23c,即時フレーム検出部20c,アプリケーション処理部21がフレーム挿入/削除部の構成要素となり、割り込み処理部24が割り込みハンドラ9となるが、それ以外は本実施の形態の動作と同様である。
このように、本実施の形態では、実施の形態1のフレーム挿入/削除部7に相当する機能を割り込みドライバが有するようにした。このため、MAC処理部6とPHY処理部5の間にフレーム挿入/削除部7の挿入が困難な形態(たとえば、MAC処理部6とPHY処理部5が1つのチップに実装されている場合など)においても、実施の形態1と同様に高速に即時フレームの処理を行うことができる。
以上のように、本発明にかかる監視制御方法および通信装置は、監視制御部がイーサネット(登録商標)および汎用OS等が提供するネットワーク機能を用いて被監視制御部を監視制御する通信装置に有用であり、特に、即時性を要求される情報を送信するアプリケーションを含む通信装置に適している。
本発明にかかる通信装置の実施の形態1の機能構成例を示す図である。 実施の形態1の通信装置の即時性を要求される情報の送受に関連する部分の機能構成例を示す図である。 実施の形態2の通信装置の即時性を要求される情報の送受に関する部分の機能構成例を示す図である。 実施の形態4の通信装置の即時性を要求される情報の送受に関する部分の機能構成例を示す図である。 実施の形態5の通信装置の即時性を要求される情報の送受に関する部分の機能構成例を示す図である。 本発明にかかる通信装置の実施の形態6の機能構成例を示す図である。 実施の形態6の通信装置の即時性を要求される情報の送受に関する部分の機能構成例を示す図である。
符号の説明
1,1a 監視制御部
2,2a 被監視制御部
3 装置内イーサネット(登録商標)
4 装置外イーサネット(登録商標)
5,5−1,5−2,5−3 PHY処理部
6,6−1,6−2 MAC処理部
7,7−1,7−2,7a,7b,7c フレーム挿入/削除部
8−1,8−2 CPU
9,9−1,9−2,9a 割り込みハンドラ
10,10−1,10−2,10−3 ドライバ
11−1,11−2 ネットワーク機能部
12,12−1,12−2 アプリケーション処理部
20,20a,20b,20c 即時フレーム検出部
21 アプリケーション通知部
22,22a 即時フレーム生成部
23,23b,23c 即時フレーム挿入部
24 割り込み処理部

Claims (8)

  1. 監視制御部が被監視制御部を、装置内のイーサネット(登録商標)を介して監視制御する通信装置の監視制御方法であって、
    前記監視制御部および前記被監視制御部はMAC層の処理を行うMAC層処理部と物理層の処理を行う物理層処理部を備え、
    前記監視制御部または前記被監視制御部が、アプリケーションから即時性を要求される監視情報を受けとると、その監視情報と、即時性を要求される即時フレームであることを識別するための識別子と、を含む前記即時フレームを生成する即時フレーム生成ステップと、
    前記即時フレームを生成した前記監視制御部または前記被監視制御部が、MAC層処理部から物理層処理部への送出される通常フレームについて当該通常フレームの物理層処理部への送出を一時的に停止させて前記即時フレームを前記物理層処理部に送出することにより前記生成した即時フレームを前記通常フレームの送信に割り込ませて送信し、前記即時フレームの処理中に生成された前記通常フレームをバッファリングする即時フレーム挿入ステップと、
    前記即時フレームを受信した前記監視制御部または前記被監視制御部が、受信した即時フレームについて前記物理層処理部による処理後かつ前記MAC層処理部による処理の前に、即時フレームに含まれる識別子に基づいて、即時フレームであるか否かを判断し、即時フレームであると判断した場合には、アプリケーションに即時フレーム受信による割り込みを通知するとともに、即時フレームに含まれる情報を保持するアプリケーション通知ステップと、
    前記通知を受けたアプリケーションが、前記即時フレーム受信による割り込みを検出すると、前記保持された情報を読み出し、前記即時性を要求される監視情報を取得する情報取得ステップと、
    を含むことを特徴とする監視制御方法。
  2. 前記アプリケーション通知ステップでは、即時フレームであると判断した場合には、即時フレームに含まれる情報を保持した後、物理層の処理からMAC層の処理への転送経路からその即時フレームを削除することを特徴とする請求項1に記載の監視制御方法。
  3. 前記アプリケーション通知ステップでは、即時フレームであると判断した場合には、その即時フレームのFCSを読み出し、FCSのフィールドに前記読み出した値と異なる値を書き込むことを特徴とする請求項1に記載の監視制御方法。
  4. 前記即時フレームを受信した前記監視制御部または前記被監視制御部が、
    前記即時フレームの送達確認のための情報を含む送達確認用の即時フレームを生成するステップと、
    前記送達確認用の即時フレームを通常フレームの送信に割り込ませて送信する送達確認用フレーム挿入ステップと、
    をさらに実行することを特徴とする請求項1、2または3に記載の監視制御方法。
  5. 前記識別子をMACアドレスとすることを特徴とする請求項1、2または3に記載の監視制御方法。
  6. 前記即時フレーム挿入ステップでは、さらに、前記バッファリングした通常フレームのデータ量が所定のしきい値を超えた場合、通常フレームのMAC層の処理に対して、フレームの送出を抑制するよう通知することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の監視制御方法。
  7. 前記通知をポーズフレームによる通知とすることを特徴とする請求項に記載の監視制御方法。
  8. 監視制御部が被監視制御部を、装置内のイーサネット(登録商標)を介して監視制御する通信装置であって、
    前記監視制御部および前記被監視制御部はそれぞれ、
    MAC層の処理を行うMAC層処理部と、
    物理層の処理を行う物理層処理部と、
    アプリケーションから即時性を要求される監視情報を受けとると、その監視情報と、即時性を要求される即時フレームであることを識別するための識別子と、を含む前記即時フレームを生成する即時フレーム生成手段と、
    MAC層処理部から物理層処理部への送出される通常フレームについて当該通常フレームの物理層処理部への送出を一時的に停止させて前記即時フレームを前記物理層処理部に送出することにより前記生成した即時フレームを前記通常フレームの送信に割り込ませて送信し、前記即時フレームの処理中に生成された前記通常フレームをバッファリングする即時フレーム挿入手段と、
    受信した即時フレームについて前記物理層処理部による処理後かつ前記MAC層処理部による処理の前に、即時フレームに含まれる識別子に基づいて、即時フレームであるか否かを判断し、即時フレームであると判断した場合には、即時フレーム受信による割り込みを通知するとともに、即時フレームに含まれる情報を保持するアプリケーション通知手段と、
    前記即時フレーム受信による割り込みを検出すると、前記保持された情報を読み出し、前記即時性を要求される監視情報を取得するアプリケーション処理手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
JP2007125681A 2007-05-10 2007-05-10 監視制御方法および通信装置 Expired - Fee Related JP5013952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007125681A JP5013952B2 (ja) 2007-05-10 2007-05-10 監視制御方法および通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007125681A JP5013952B2 (ja) 2007-05-10 2007-05-10 監視制御方法および通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008283450A JP2008283450A (ja) 2008-11-20
JP5013952B2 true JP5013952B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40143899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007125681A Expired - Fee Related JP5013952B2 (ja) 2007-05-10 2007-05-10 監視制御方法および通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5013952B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007088709A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Oki Electric Ind Co Ltd パケット通信装置およびその処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008283450A (ja) 2008-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10986171B2 (en) Method for unified communication of server, baseboard management controller, and server
KR101596143B1 (ko) 네트워크 디바이스들을 위한 감소된 버퍼 사용을 갖는 흐름 제어
US7251704B2 (en) Store and forward switch device, system and method
US7613849B2 (en) Integrated circuit and method for transaction abortion
JP5629954B2 (ja) 少なくとも部分的なフレーム送信に対して割り込みが可能な装置、方法、およびプログラム
EP3298739B1 (en) Lightweight transport protocol
US20140050078A1 (en) Communication interruption time reduction method in a packet communication network
US10735294B2 (en) Integrating a communication bridge into a data processing system
US8838782B2 (en) Network protocol processing system and network protocol processing method
US8804543B2 (en) Test method for network system
JP3214454B2 (ja) プログラム内蔵方式パケット処理装置
EP1294156B1 (en) Method and apparatus for transferring packets in network with monitoring of malicious packets
JP5013952B2 (ja) 監視制御方法および通信装置
TWI446766B (zh) 管理執行之方法及具有執行管理能力之裝置
US8842547B2 (en) Communication control apparatus and control method
US6904545B1 (en) Fault tolerant computing node having multiple host channel adapters
US20230262123A1 (en) Method and apparatus for direct memory access of network device
JP3486182B2 (ja) 通信装置及びその通信制御方法とプログラム
JP2001325212A (ja) マルチプロセッサシステムにおけるソースプロセッサから宛先プロセッサにデータブロックを送信する方法と装置
JP2008148181A (ja) 通信装置及び通信制御方法
JP5350927B2 (ja) 通信装置および通信チップからの受信データ取得方法
JP2004147243A (ja) パケット通信システム
JP2003318984A (ja) Pdu観測方法、コネクションレス型データ通信装置、およびpdu観測装置
JPH01144833A (ja) データ送受信方式
JP2001237843A (ja) 交換システムにおけるパケット組立て分解処理部

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120605

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees