JP5008781B1 - 顎関節用ストレッチ器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】顎関節の緊張を開放するために用いられる顎関節用ストレッチ器具を提供する。
【解決手段】顎関節用ストレッチ器具1は、全体が可撓性があり、かつ人体に接しても無害な材質で一体に作られており、先端が滑らかな凸状に湾曲した略円錐台状に形成された中空の押圧部2と、押圧部2の一方端に形成された円形の開口部3と、開口部3の周縁に形成され、人体の顎に引っ掛けるためのエッジ部4とを有する。押圧部2の開口部3側には、エッジ部4が人体の顎に引っ掛かった状態で外部からの力が顎に十分に伝わるように、他の部分よりも厚い肉厚部2aが形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、顎関節の緊張を開放するために用いられる顎関節用ストレッチ器具に関する。
一般に、人間の顎は、口腔を上下より囲んでいる部分であり、上顎と下顎に分けられる。顎の中には上下に夫々上顎骨と下顎骨とがあって支柱をなしており、これら上,下顎骨には歯が植っている。下顎骨は顎関節によって頭蓋に結びつけられていて、上顎に対し、前・後・左右方向に運動し、食物を噛んだり、会話時等に所定の運動をする。
顎関節は筋肉をコントロールしており、中には脳神経にも影響を与える筋肉もある。この顎関節が緊張すると、各器官、臓器又は筋肉等に影響を与え、頭痛、耳鳴り、歯軋り、顔面神経痛、肩痛、首痛、腰痛、脊椎湾曲等の原因となると共に、内蔵疾患等の原因ともなっていた。
そこで従来では、他動療法として、施術者(他人又は自己)の指による指圧によって顎部分をストレッチすることにより、顎関節の緊張を開放していた(以下、この技術を従来例1という)。
なお、特許文献1には、ラテックスゴム、シリコンゴムまたは医療用PVC等の柔軟な材料により、人間の顎および歯の配列形状に合うよう幾らか弓形またはU形状の平面形状にしたベース部分を有し、そのベース部分は外側端縁部分に沿って外方フランジ部分、およびその内側端縁部分に沿って内方フランジ部分を備えており、外,内方フランジ部分は内方側へ湾曲しており、且つベース部分は後方寄り部分を最大の厚みとすると共に、後方寄り部分から先端部中央に向って徐々に薄くなるテーパが付いていることにより、顎上下の噛み合せを正常な咬合状態にする顎関節の位置のずれを矯正する装置が開示されている(以下、この技術を従来例2という)。
特開平5−317335号公報
従来例1では、顎関節のストレッチを施術者の指で行っているので、施術者の指を痛めてしまう場合があるという課題があった。
また、施術に慣れていない初心者の場合、施術対象者の顔が施術者の指で押されながら下方に下がってしまったり、施術者の腕が施術対象者の胸にあたってしまうことがあり、施術に熟練やテクニックを要するという課題があった。
また、施術対象者の顎の形が性別や年齢等によって異なるので、顎の形に応じた施術を行わないと、施術の効果にバラツキが生じるという課題があった。
従来例2では、口の中に入れて顎関節の位置のずれを矯正する装置であって、顎関節を他動で動かしてストレッチして、顎関節の緊張を開放するために用いられる器具ではない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、顎関節の緊張を開放するために用いられる顎関節用ストレッチ器具を提供することを目的とする。
本発明の顎関節用ストレッチ器具は、
全体が可撓性のある材質で作られており、
凸状に湾曲して形成された中空の押圧部と、
前記押圧部の一方端に形成された開口部と、
前記開口部の周縁に形成され、人体の顎に引っ掛けるためのエッジ部と、
を有することを特徴とするものである。
前記押圧部の開口部側には肉厚部が形成されていてもよい。
前記エッジ部の全部又は一部に滑り止め部材が被覆され、接着されていてもよい。
前記エッジ部に設けられ、前記エッジ部から略垂直方向に延びて設けられた棒状の引っ張り部材を有してもよい。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)施術者の指ではなく、可撓性のある材質で作られた器具を用いて顎関節のストレッチを行うので、施術者の指を痛めてしまうことがなく、施術対象者の顎を痛めることもない。
(2)エッジ部に顎を引っ掛けて施術を行うので、指圧よりも簡単に行うことができ、熟練やテクニックを要することがない。
(3)施術対象者の性別や年齢等によって顎の形や大きさが異なっていても、エッジ部を変形できるので、異なる顎の形や大きさに簡単にフィットでき、施術の効果にバラツキが生じることがない。
本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す左側面図である。 図2のIII−III線断面図である。 本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す背面図である。 本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す使用状態を示す参考図である。 本発明の第2の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す斜視図、図2は本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す左側面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4は本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す正面図、図5は本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す背面図、図6は本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具を示す平面図である。
なお、右側面図は左側面図と対称であり、底面図は平面図と同一である。
本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具1は、全体が可撓性があり、かつ人体に接しても無害な材質で一体に作られており、例えばシリコンゴム、ラテックスゴム又はポリ塩化ビニル樹脂(PVC)等の合成樹脂で作られている。
図1−図6に示すように、顎関節用ストレッチ器具1は、先端が滑らかな凸状に湾曲した略円錐台状に形成された中空の押圧部2と、押圧部2の一方端に形成された円形の開口部3と、開口部3の周縁に形成され、人体の顎に引っ掛けるためのエッジ部4とを有する。
図3に示すように、押圧部2の開口部3側には、エッジ部4が人体の顎に引っ掛かった状態で外部からの力が顎に十分に伝わるように、他の部分よりも厚い肉厚部2aが形成されている。
次に、本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具1の使用について説明する。図7は本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具1を示す使用状態を示す参考図である。
図7に示すように、施術者が自身の顎関節をストレッチする場合には、まず、顎関節用ストレッチ器具1の開口部3から押圧部2の内側に親指F1を入れ、押圧部2の外面に人差し指F2を当てることにより顎関節用ストレッチ器具1を支持する。
次いで、顎の突き出した部分Nにエッジ部4を引っ掛ける。
この状態で人差し指F2で押圧部2の外面を押す動作を何回か繰り返すことにより、顎関節の緊張を開放する。
なお、顎関節用ストレッチ器具1を用いて、施術者が他人の顎関節をストレッチすることも可能であることはいうまでもない。
本発明の第1の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具1によれば、施術者の指ではなく、可撓性のある材質で作られた器具を用いて顎関節のストレッチを行うので、施術者の指を痛めてしまうことがなく、施術対象者の顎を痛めることもない。
また、エッジ部4に顎を引っ掛けて施術を行うので、指圧よりも簡単に行うことができ、熟練やテクニックを要することがない。
さらに、施術対象者の性別や年齢等によって顎の形や大きさが異なっていても、エッジ部4を変形できるので、異なる顎の形や大きさに簡単にフィットでき、施術の効果にバラツキが生じることがない。
図8は本発明の第2の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具1を示す断面図である。
図8に示すように、本発明の第2の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具1では、エッジ部4のうち顎に当たる部分に滑り止め部材5が被覆され、接着剤により接着されている。
滑り止め部材5は、エッジ部4を覆うように、押圧部2の肉厚部2a及び肉厚部2aから外側に突出して形成された突出部2bに取り付けられている。
なお、エッジ部4の一部だけでなく全体に滑り止め部材5が被覆され、接着剤により接着されていてもよい。
滑り止め部材5としては、素材がポリ塩化ビニル樹脂(PVC)で作られ、ポリエステル製の網状の糸芯が内蔵された繊維部材が用いられ、例えば商品「止まるんです(株式会社カーボーイ社製)」が用いられるのが好ましい。滑り止め部材5に糸芯が内蔵されているので強く引っ張っても切れることがない。
図9は本発明の第3の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具1を示す側面図である。
図9に示すように、本発明の第3の実施形態例に係る顎関節用ストレッチ器具1では、エッジ部4に設けられ、エッジ部4から略垂直方向に延びて設けられた棒状の引っ張り部材6を有する。
引っ張り部材6は、手で持つことができるような太さ及び長さに適宜形成されており、例えば木製又はプラスチック製のように軽量な材質で作られているのが好ましい。
この顎関節用ストレッチ器具1によれば、顎の突き出した部分にエッジ部4を引っ掛け、この状態で引っ張り部材6を手で引っ張る動作だけで、顎関節をストレッチできるので、施術をより簡単に行うことができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。
本発明の顎関節用ストレッチ器具1は、施術者(他人又は自己)により顎関節の緊張を開放するために用いられる。
1:顎関節用ストレッチ器具
2:押圧部
2a:肉厚部
2b:突出部
3:開口部
4:エッジ部
5:滑り止め部材
6:引っ張り部材

Claims (4)

  1. 全体が可撓性のある材質で作られており、
    凸状に湾曲して形成された中空の押圧部と、
    前記押圧部の一方端に形成された開口部と、
    前記開口部の周縁に形成され、人体の顎に引っ掛けるためのエッジ部と、
    を有することを特徴とする顎関節用ストレッチ器具。
  2. 前記押圧部の開口部側には肉厚部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    顎関節用ストレッチ器具。
  3. 前記エッジ部の全部又は一部に滑り止め部材が被覆され、接着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の顎関節用ストレッチ器具。
  4. 前記エッジ部に設けられ、前記エッジ部から略垂直方向に延びて設けられた棒状の引っ張り部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の顎関節用ストレッチ器具。
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