JP5005992B2 - 仏事用の装飾装置 - Google Patents

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Description

この発明は、法事や仏事において、仏前や祭壇等に設置して飾る仏事用の装飾装置に関する。
法事や仏事を執り行う場合、仏前や祭壇等に各種装飾具を設置して荘厳な雰囲気をかもし出すようにしているが、同時に各種食品がお供えや供養物として提供されたり、これを主催者側が用意するようにしている。
上記のお供えや供養物として、近年最も多いのは缶入り飲料であり、日持ちがするだけでなく実用的であるので便利である。
従来、お供え物や供養物は、仏前や祭壇等に対して単に並べ置くだけのものであるため、法事や仏事の荘厳な雰囲気の演出に寄与しないだけでなく、仏前や祭壇の前に並べただけでは、式の後にこれらを供養物として参列者に分配して持ち帰ってもらう場合に、有り難味の薄いものとなる。
そこで、この発明の課題は、缶入り飲料等のお供えや供養物を見た目に美しく飾ることができ、法事や仏事の荘厳な雰囲気の演出に寄与することができると共に、式の後にこれらを供養物として有り難く参列者に分配して持ち帰ってもらうことができる仏事用の装飾装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、この発明は、背板と、この背板の前面に突設され、その上下対向面間に缶入り供養物が納まる間隔を有する上部棚板及び下部棚板と、前記下部棚板を支持する台脚とで形成され、上部棚板と下部棚板の上下対向面のそれぞれに缶入り供養物の端部が納まる凹孔が設けられ、前記上部棚板の上面に装飾具を載置するようにした構成を採用したものである。
上記背板と上部棚板及び下部棚板、台脚が段ボールや厚紙を用いて形成され、前記背板の背面で上下方向に沿って補強桟を設けた構造とすることができる。
また、上記上部棚板と下部棚板が、一枚の段ボールや厚紙を用い、後板の上端に上部棚板と下端に下部棚板が連なるコ字状に折り曲げて形成され、前記後板を背板の前面に重ねて固定することにより背板の前面に上部棚板と下部棚板を配置したものとすることができる。
ここで、上記上部棚板と下部棚板は、それぞれ段ボールや厚紙を複数枚重ねて形成され、上部棚板と下部棚板の上下対向面のそれぞれに設けた缶入り供養物の端部が納まる凹孔は、対向する一枚の段ボールや厚紙に、缶入り供養物の巻き締め端部が圧入嵌合する円形の抜き孔を設けることによって形成されている。
従って、上部棚板と下部棚板間に缶入り供養物を差し込んで、上下の円形の抜き孔に上下の端部をはめ込むことにより、缶入り供養物は安定よく保持され、上部棚板と下部棚板間において、装飾装置の一部となる。
上記上部棚板の上面に載置する装飾具として、灯篭を例示することができ、上部棚板の上面を形成する一枚の段ボールや厚紙に、灯篭の円形座が圧入嵌合する円形の抜き孔を設け、この抜き孔に円形座を嵌めて上部棚板の上面に載置した灯篭の上部を背板に糸や針金で固定すれば、安定よく飾ることができる。
この発明によると、背板の前面に突設された上部棚板と下部棚板の上下対向面のそれぞれに缶入り供養物の端部が納まる凹孔が設けられ、前記上部棚板の上面に装飾具を載置するようにしたので、外面の意匠を利用して缶入り供養物を見た目に美しい装飾部材とすることができ、上部棚板上に設置した装飾具との相乗効果によって、法事や仏事の荘厳な雰囲気の演出に寄与することができると共に、缶入り供養物は仏前や祭壇に飾られることで、式の後にこれらを供養物として有り難く参列者に分配して持ち帰ってもらうことができる。
また、背板と上部棚板及び下部棚板、台脚が段ボールや厚紙を用いて形成することにより、コスト的に安価であるだけでなく、使用済み後の処分も簡単で環境に悪影響を与えることもない。
以下、この発明の実施の形態を図示例に基づいて説明する。
図示のように、仏事用の装飾装置1は、上下に長く下部が広幅で上部に向けて幅が細くなる背板2と、この背板2の前面で上下中間部の位置に突設された下部棚板3及びその上面に装飾具4を載置する上部棚板5と、前記下部棚板3を支持する台脚6とで形成され、これらの材料には段ボールや厚紙が用いられている。
上記下部棚板3と上部棚板5は、平面的に矩形状となるよう形成され、上下対向面間に缶入り供養物7が納まる間隔を有するように、その後縁を背板2に接着したり、後縁に設けた舌片を背板2のスリットに差し込む等の組み立て手段によって固定されている。
上記下部棚板3と上部棚板5は、図2のように、段ボールや厚紙を複数枚重ねた水平部分の周縁に飾り縁を設けて形成され、この下部棚板3と上部棚板5の上下対向面のそれぞれに缶入り供養物7の端部が納まる凹孔8、8が重ならないような配列で複数組み設けられ、前記上部棚板5の上面に装飾具4を載置するようになっている。
上記下部棚板3と上部棚板5の上下対向面のそれぞれに設けた缶入り供養物7の端部が納まる上下の凹孔8、8は、上下に対面する側に位置する一枚の段ボールや厚紙に、缶入り供養物の巻き締め端部7aが圧入嵌合する直径の円形の抜き孔を上下同軸心の配置で設けることによって形成され、この凹孔8、8を用いて下部棚板3と上部棚板5の間に缶入り供養物7を取付けることにより、台脚6で支持された下部棚板3の上部に缶入り供養物7を介して上部棚板5が水平に支持されることになり、缶入り供養物7は下部棚板3と上部棚板5間において前側や両側から見え、装飾装置1の一部を構成することになる。
上記上部棚板5の上面に載置する装飾具4として、図示のような灯篭を例示することができ、上部棚板5の上面を形成する一枚の段ボールや厚紙に、装飾具4の円形座4aが圧入嵌合する円形の抜き孔9を設け、この抜き孔9に円形座4aを嵌めて上部棚板5の上面に載置した装飾具4の上部を背板2に糸や針金10で固定すれば、上部棚板5の上面に装飾具4を安定よく飾ることができる。
この装飾具4は、電飾の灯篭に特定されるものではなく、提灯、蓮華灯等、仏事や法事に適応したものを選択して用いればよい。
図示の場合、この上部棚板5の上面前部の位置に、表面に装飾模様を施した段ボールや厚紙製の装飾板11を起立配置し、背板2の前面上部に鳥形等の装飾具12を取付けている。
また、背板2の背面には、段ボールや厚紙を用いて断面コ字状や角パイプに折り曲げ形成した背骨用の補強桟13を上下方向に沿って接着等の手段で取付け、背板2の撓み発生を防いで起立強度を補強している。
なお、上記した缶入り供養物7としては、缶入り飲料、缶入り食品、缶入り線香、缶入り蝋燭等を例示することができる。
図4と図5は、背板2の前面に設ける下部棚板3と上部棚板5の他の構造を示し、上記下部棚板3と上部棚板5が、一枚の段ボールや厚紙を用い、垂直となる後板14の上端に上部棚板5と下端に下部棚板3が連なって上下に対向するコ字状に折り曲げて形成され、前記後板14を背板2の前面に重ねて接着や針止等の手段で固定することにより背板2の前面に上部棚板5と下部棚板3を配置するようになっている。
上記下部棚板3と上部棚板5間の先端部には、帯状の段ボールや厚紙を用いて矩形枠にした支持枠15を嵌め込み固定し、下部棚板3と上部棚板5の先端部間の間隔を一定に保持すると共に、上部棚板5の先端部の垂れ下がり発生を防いでいる。
上記下部棚板3と上部棚板5には、缶入り供養物7の巻き締め端部7aが圧入嵌合する直径の円形の凹孔8、8が上下同軸心の配置で設けられ、下部棚板3と上部棚板5の間に缶入り供養物7を取付けることができるようになっている。
このように、下部棚板3と上部棚板5が後板14で一体構造となり、支持枠15を組み合わせた構造にすると、下部棚板3と上部棚板5及び缶入り供養物7を独立した組み合わせ物として構成でき、搬送や現場での装飾装置の組み立てに便利となる。
上記のような一体構造の下部棚板3と上部棚板5の使用時においては、図5のように、下部棚板3が台脚6の上面に重なり、上部棚板5の上面には、装飾具4の円形座4aが圧入嵌合する円形の抜き孔9を設けた上板5aが重ねられ、缶入り供養物7が離脱するようなことはない。
この発明の装飾装置は、上記のような構成であり、台脚6で支持した下部棚板3とその上部に位置する上部棚板5の間に複数の缶入り供養物7を取付け、上部棚板5の上に装飾具4を載置固定し、更に、背板2の前面上部に鳥形等の装飾具12を取付ければ図3のように装飾装置1が組み上がり、この装飾装置1を葬儀や法事の会場において祭壇や仏前に設置する。
組み上がった装飾装置1は、缶入り供養物7を外面の意匠を利用して見た目に美しい装飾部材とすることができ、上部棚板5上や背板2の上部に設置した装飾具4、12との相乗効果によって、法事や仏事の荘厳な雰囲気の演出に寄与することができる。
また、使用後の装飾装置1は、装飾具4、12を取外して再使用すると共に、背板2と下部棚板3、上部棚板5、台脚6を分解して廃棄し、缶入り供養物7は仏前や祭壇に飾られることで、式の後にこれらを供養物として有り難く参列者に分配して持ち帰ってもらうことができる。
(a)はこの発明に係る装飾装置の正面図、(b)は同背面図 この発明に係る装飾装置の拡大した縦断側面図 この発明に係る装飾装置の組み上がった状態を示す斜視図 この発明に係る装飾装置の下部棚板と上部棚板の他の例を示す分解斜視図 他の例の下部棚板と上部棚板を背板に取付けた装飾装置の拡大した縦断側面図
符号の説明
1 装飾装置
2 背板
3 下部棚板
4 装飾具
5 上部棚板
6 台脚
7 缶入り供養物
8 凹孔
9 抜き孔
10 針金
11 装飾板
12 装飾具
13 補強桟
14 後板
15 支持枠

Claims (3)

  1. 背板と、この背板の前面に突設され、その上下対向面間に缶入り供養物が納まる間隔を有する上部棚板及び下部棚板と、前記下部棚板を支持する台脚とで形成され、上部棚板と下部棚板の上下対向面のそれぞれに缶入り供養物の端部が納まる凹孔が設けられ、前記上部棚板の上面に装飾具を載置するようにした仏事用の装飾装置。
  2. 上記背板と上部棚板及び下部棚板、台脚が段ボールや厚紙を用いて形成され、前記背板の背面で上下方向に沿って補強桟を設けた請求項1に記載の仏事用の装飾装置。
  3. 上記上部棚板と下部棚板が、一枚の段ボールや厚紙を用い、後板の上端に上部棚板と下端に下部棚板が連なるコ字状に折り曲げて形成され、前記後板を背板の前面に重ねて固定することにより背板の前面に上部棚板と下部棚板を配置した請求項1又は2に記載の仏事用の装飾装置。
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