JP5005816B2 - 無線通信ネットワークにおいて、携帯機器によってチャネル品質情報(cqi)を送信する方法およびシステム - Google Patents

無線通信ネットワークにおいて、携帯機器によってチャネル品質情報(cqi)を送信する方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、概して、セルラーネットワークといった無線通信ネットワークに関し、より詳細には、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP:voice-over-internet protocol)送信中の、携帯機器によるチャネル品質情報(CQI:channel quality indicator)の送信を最適化するための方法およびシステムに関する。
セルラーネットワークは、多数のセルから構成される無線通信システムである。各セルは、セルサイトまたは基地局として知られる固定送信機によって提供される。通常、ネットワーク中の各セルサイトは、他のセルサイトと重なり合っている。セルラーネットワークの最も一般的な形態は、携帯電話(セル式携帯電話)システムである。基地局は、携帯電話交換機または「スイッチ」に接続されており、携帯電話交換機または「スイッチ」は、公衆電話網または携帯電話会社の他のスイッチに接続されている。
第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)は、世界中で利用可能な第3世代(3G)携帯電話システムの規格を作成するための世界的な団体である。3GPPの計画は、長期的進化(LTE:Long Term Evolution)という名前で現在進行中である。3GPP LTEプロジェクトは、次世代の要求に対処するために、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)地上波無線アクセス携帯電話標準規格を改良することを目的としている。3GPP LTEの目的には、効率の向上、コストの低減、サービスの向上、新たなスペクトル機会(spectrum opportunity)の利用、および、他のオープン標準へのより良好な調和が含まれる。3GPP LTEの技術的仕様は、次の一組の参考文献に記載されている。3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Physical Channels and Modulation (Release 8), 3GPP TS 36.211 V0.4.0 (2007-02). 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 8), 3GPP TS 36.300 V8.1.0 (2007-06)。3GPP LTE(E−UTRAおよびE−UTRAN)の用語では、基地局は「eNodeB」(eNB)と呼ばれ、携帯端末または携帯機器は「ユーザ装置」(UE:user equipment)と呼ばれる。
3GPP LTEでは、eNBは、UEによってチャネル測定に用いられる下りリンク(ダウンリンク)参照記号(リファレンスシグナル)(DLRS:downlink reference symbol)を定期的に送信する。下りリンク参照記号は、例えば、チャネル品質情報(CQI)によって表すことが可能な信号対干渉比(SINR:signal-to-interference ratio)である。各UEは、定期的にeNBにCQIを返送し、eNBがリソーススケジューリングを行うことを可能にする。リソーススケジューリングとは、eNBが、変調方式、符号化率、およびサブキャリア周波数を割り当てて、各UEの下りリンクおよび上りリンク(アップリンク)の送信を最適化することを意味している。
無線ネットワーク越しに送信されるデータは、非リアルタイム(NRT:non-real-time)データまたはリアルタイム(RT:real-time)データとして分類されることが多い。NRTデータの例には、UEによるウェブブラウジング中に送信されるデータ、または、UEへのテキストメッセージ送信中に送信されるデータが含まれる。他方、RTデータの例はUE間の音声通信である。NRTデータ用のリソーススケジューリングの典型的な方法は、eNBが各伝送時間間隔(TTI:transmission time interval)において各UEに対して「動的」スケジューリングを行うことである。動的スケジューリング中に、UEは、定期的にeNBにCQIを返送する。
しかしながら、3GPP LTEでは、UEは、RTデータ、特に、LTEにおける最も重要な適用対象であると考えられている音声データを送受信することも求められる。この音声データは、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)送信として送信される。典型的なVoIPセッションは、複数の周期的な小さなデータパケットを一定の間隔において有すると共に、周期的な複数の無音指示(SID:silence indication)パケットを一定の間隔において有している。NRTデータ送信とは異なり、VoIP送信は、「セミパーシステント」スケジューリングを用いて処理される。「セミパーシステント」スケジューリングでは、動的スケジューリングと異なり、UEの下りリンクの受信が可能な場合に、UEが、該UEのリソース割当を見つけることができないならば、所定のリソース割当に従った下りリンクの送信が想定される。
VoIP送信とそれに関するリソース割当のセミパーシステント法は、UEによるCQIの送信に関して特別な問題を生じさせている。VoIPセッション中のCQI送信を最適化する方法およびシステムが求められている。
本発明は、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)セッション中における、セルラーネットワーク内の携帯機器によるチャネル品質情報(CQI)の送信を最適化する方法およびシステムに関する。上記セルラーネットワークは、少なくとも1つの基地局(eNodeBまたはeNB)と、複数の携帯機器(ユーザ装置またはUE)とを含む。上記eNBは、非リアルタイム(NRT)データ送信およびVoIP送信が可能である。上記VoIP送信は、典型的には、VoIPパケットが送信される「有音」期間と、無音期間とを含む。上記無音期間は、無音指示(SID)パケットで始まり、VoIPパケットが受信されるまで周期的なSIDパケットが続く。eNBがNRTデータパケットを送信し、かつUEがNRTデータを受信することが可能なときには、UEが、第1の所定のビット数を有する複数のCQIを第1のレートでeNBに送信する。ここで、「レート」とは、単位時間内にCQIを送信する回数のことを意味する。eNBがUEにVoIPを送信しているときには、UEは、有音期間中に、上記第1のレートよりも遅い第2のレートで複数のCQIをeNBに送信する。ここで、上記複数のCQIの各々は、上記第1の所定のビット数よりも少ない第2の所定のビット数を有していてよい。しかしながら、無音期間中には、UEは、eNBにCQIを送信しない。無音期間中にはUEがCQIを送信しないため、該CQIに割り当てられた上りリンクチャネルリソースを、eNBが複数の他のUEに再割り当てすることが可能である。
本方法およびシステムは、無音期間の開始および終了を検出する方法を含む。一技術では、eNbおよびUEの両方が、VoIPパケットおよびSIDパケットのペイロードを検査して、各パケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別する。従って、VoIPパケットの後に生じる最初のSIDパケットは、無音期間の開始として識別され得る。同様に、SIDパケットの後に生じる最初のVoIPパケットは、無音期間の終了として識別され得る。他の技術では、eNBだけがVoIPパケットおよびSIDパケットのペイロードを検査する。その後、eNBは、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットに無音期間の開始としてフラグ付けし、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットに無音期間の終了としてフラグ付けする。その後、eNBは、媒体アクセス制御(MAC:medium access control)プロトコルデータユニット(PDU:protocol data unit)のヘッダを、UEに送信する前に変更する。その後、UEは、変更されたMACヘッダを検出して、無音期間の開始および終了を識別する。IPペイロードを検査してパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別する代わりに、IPパケットのサイズを検査または調査して、これらをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別することができる。なぜなら、SIDパケットが最小限のVoIPパケットよりも小さいことは既知だからである。
本発明の第1の形態によれば、eNodeBを含む無線通信ネットワーク内において、ユーザ装置(UE)が複数のチャネル品質情報(CQI)を上りリンクで送信する方法であって、上記eNodeBは、非リアルタイム(NRT)データ送信およびボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)送信が可能であり、上記VoIP送信は、第1の所定の間隔で送信されると共に有音期間を示すVoIPパケットと、上記第1の所定の間隔よりも長い第2の所定の間隔で送信されると共に無音期間を示す無音指示(SID)パケットとを含み、上記UEは、NRTデータ送信およびVoIP送信の両方を受信することが可能であり、上記eNodeBがNRTデータを上記UEに送信しているときに、第1の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを第1のレートで上記eNodeBに送信するステップと、上記eNodeBがVoIPを上記UEに送信しているときに、有音期間中には、(a)上記第1のレートよりも遅い第2のレートで複数のCQIを送信すること、および(b)上記第1の所定のビット数よりも少ない第2の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを送信すること、のうちの少なくとも1つに従って、複数のCQIを上記eNodeBに送信し、無音期間中には、上記eNodeBにCQIを送信しないステップとを含む方法が提供される。
本方法は、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出するステップをさらに含んでいてよい。
本方法では、上記VoIPパケットおよびSIDパケットは、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとして上記UEによって受信され、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出(識別)する上記ステップは、上記UEにおいて、IPペイロードを検査して、IPパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別するステップを含んでいてよい。
本方法では、上記VoIP送信は、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとしてフォーマットされており、上記eNodeBは、IPペイロードを検査することによって、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを識別し、上記eNodeBは、IPパケットを、MACヘッダを有する媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)に変換し、上記eNodeBは、上記PDUに関するIPペイロードがVoIPパケットの後に続くSIDパケットである場合、上記MACヘッダを、上記UEに送信する前に変更し、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、変更されたMACヘッダを検出するステップを含んでいてよい。
本方法は、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出するステップをさらに含んでいてよい。
本方法は、VoIPパケットおよびSIDパケットは、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとして上記UEによって受信され、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出(識別)する上記ステップは、上記UEにおいて、IPペイロードを検査して、上記IPパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別するステップを含んでいてよい。
本方法は、上記VoIP送信は、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとしてフォーマットされており、上記eNodeBは、上記IPペイロードを検査することによって、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを識別し、上記eNodeBは、上記IPパケットを、MACヘッダを有する媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)に変換し、上記eNodeBは、上記PDUに関するIPペイロードがSIDパケットの後に続くVoIPパケットである場合、上記MACヘッダを、上記UEに送信する前に変更し、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、変更されたMACヘッダを検出するステップを含んでいてよい。
本方法では、上記UEは、第1のUEであり、上記無線通信ネットワークは、第2のUEを含み、上記第2のUEは、上記eNodeBからNRTデータ送信を受信することは不可能であるが、VoIP送信を受信することは可能であってよく、本方法は、さらに、上記eNodeBがVoIPを上記第2のUEに送信しているときに、有音期間中には、上記第1のUEが複数のCQIを上記eNodeBに送信するレートおよびビット数と同じレートおよびビット数で、複数のCQIを上記第2のUEから上記eNodeBに送信し、無音期間中には、上記第2のUEから上記eNodeBにCQIを送信しないステップをさらに含んでいてよい。
本方法では、上記eNodeBの下りリンクは、複数のリソースブロックを直交周波数分割多重(OFDM:orthogonal frequency division multiplexing)で上記UEに送信し、上記UEは、複数のリソースブロックをOFDMで上記eNodeBに送信し、上記リソースブロックのいくつかは、上記UEに割り当てられた上りリンク物理制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)を含み、上記CQIが上記PUCCHで送信されてよい。
本方法では、無線通信ネットワークは、複数の他のUEを含み、上記複数の他のUEのうちの少なくとも1つは、上記eNodeBからのNRTデータ送信を受信することが不可能であってよく、本方法は、さらに、上記UEが上記eNodeBにCQIを送信していない無音期間中に、上記eNodeBが、UEのPUCCHリソースブロックを上記複数の他のUEに再割り当てするステップをさらに含んでいてよい。
本発明の第2の形態によれば、セルラーネットワーク内における接続のための携帯機器であって、上記セルラーネットワークは、非リアルタイム(NRT)データ送信およびボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)送信が可能なeNodeBを有しており、上記VoIP送信は、有音期間を示すVoIPパケットと、無音期間を示す無音指示(SID)パケットとを含み、上記携帯機器は、NRTデータ送信およびVoIP送信の両方を受信することが可能であり、プロセッサと、上記プロセッサによってアクセス可能なメモリと、上記メモリ内の、上記プロセッサによって読み取り可能なコンピュータプログラム命令と含み、上記コンピュータプログラム命令は、(a)上記eNodeBがNRTデータを送信しているときに、第1の所定のビット数を各々が有する複数のチャネル品質情報(CQI)を第1のレートで上記eNodeBに送信するステップと、(b)上記eNodeBがVoIPを上記UEに送信しているときに、有音期間中には、上記第1の所定のビット数よりも少ない第2の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを上記第1のレートよりも遅い第2のレートで上記eNodeBに送信し、無音期間中には、上記eNodeBにCQIを送信しないステップとを、上記プロセッサに実行させるためのものである携帯機器が提供される。
本携帯機器では、上記コンピュータプログラム命令は、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出することによって無音期間の開始を検出するステップを上記プロセッサに実行させるための命令をさらに含んでいてよい。
本携帯機器では、上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、IPヘッダとIPペイロードとを含む複数のインターネットプロトコル(IP)パケットとして上記UEによって受信され、上記VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、上記IPペイロードを検査して、各IPパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別するステップを含んでいてよい。
本携帯機器では、上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、複数の媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)として上記UEによって受信され、各PDUは、そのPDUがVoIPパケットまたはSIDパケットに関するものであるかを示すMACヘッダを有し、上記VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出する上記ステップは、MACヘッダを検出するステップを含んでいてよい。
本携帯機器では、上記コンピュータプログラム命令は、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出することによって無音期間の終了を検出するステップを上記プロセッサに実行させるための命令をさらに含んでいてよい。
本携帯機器では、上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、IPヘッダとIPペイロードとを含む複数のインターネットプロトコル(IP)パケットとして上記UEによって受信され、上記SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、IPペイロードを検査して、各IPパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別するステップを含んでいてよい。
本携帯機器では、上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、複数の媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)として上記UEによって受信され、各PDUは、そのPDUがVoIPパケットまたはSIDパケットに関するものであるかを示すMACヘッダを有し、上記SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出する上記ステップは、MACヘッダを検出するステップを含んでいてよい。
本発明の第3の形態によれば、セルラーネットワーク内で非リアルタイム(NRT)データ送信およびボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)送信を行う方法であって、上記セルラーネットワークは、eNodeBと、NRTデータ送信およびVoIP送信の両方を受信可能な第1のユーザ装置(UE)と、複数の他のUEとを含み、上記第1のUEは、NRTデータ送信およびVoIP送信の両方を受信可能であり、NRTデータを上記eNodeBから上記第1のUEに送信するステップと、上記eNodeBがNRTデータを上記第1のUEに送信しているときに、第1の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを第1のレートで上記第1のUEから上記eNodeBに送信するステップと、VoIPを上記eNodeBから上記第1のUEに送信するステップであって、上記VoIP送信は、第1の所定の間隔で送信されると共に有音期間を示すVoIPパケットと、上記第1の所定の間隔よりも長い第2の所定の間隔で送信されると共に無音期間を示す無音指示(SID)パケットとを含むステップと、上記eNodeBがVoIPを上記第1のUEに送信しているときに、有音期間中には、(a)上記第1のレートよりも遅い第2のレートで複数のCQIを送信すること、および(b)上記第1の所定のビット数よりも少ない第2の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを送信すること、のうちの少なくとも1つに従って、複数のCQIを上記第1のUEから上記eNodeBに送信し、無音期間中には、上記第1のUEから上記eNodeBにCQIを送信しないステップとを含む方法が提供される。
本方法は、上記eNodeBにおいて、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットおよびSIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出するステップをさらに含んでよい。
本方法は、上記第1のUEにおいて、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットおよびSIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出するステップをさらに含んでよい。
本方法では、上記VoIP送信は、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとしてフォーマットされていてよく、eNodeBにおいてVoIPパケットの後の最初のSIDパケットおよびSIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出するステップは、上記eNodeBにおいて上記IPペイロードを検査するステップを含んでいてよく、本方法は、さらに、上記eNodeBにおいて、上記IPパケットを、MACヘッダを有する媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)に変換するステップと、上記eNodeBにおいて、上記PDUに関するIPペイロードが、VoIPパケットの後に続くSIDパケットまたはSIDパケットの後に続くVoIPパケットである場合、上記MACヘッダを、上記第1のUEに送信する前に変更するステップと、上記第1のUEにおいて、変更されたMACヘッダを検出するステップとを含んでいてよい。
本方法では、上記eNodeBは、複数のリソースブロックを直交周波数分割多重(OFDM)で上記第1のUEおよび上記複数の他のUEに送信し、上記第1のUEおよび上記複数の他のUEは、複数のリソースブロックをOFDMで上記eNodeBに送信し、上記リソースブロックのいくつかは、上記第1のUEに割り当てられた上りリンク物理制御チャネル(PUCCH)を含み、有音期間中に複数のCQIを上記第1のUEから上記eNodeBに送信することは、上記複数のCQIを上記第1のUEのPUCCH上で送信することを含んでいてよく、本方法は、さらに、上記第1のUEが上記eNodeBにCQIを送信していない無音期間中に、上記eNodeBが、上記UEのPUCCHリソースブロックを上記複数の他のUEに再割り当てするステップを含んでいてよい。
本方法では、上記複数の他のUEのうちの1つは、第2のUEであり、上記第2のUEは、上記eNodeBからのNRTデータ送信を受信することは不可能であるが、VoIP送信を受信することは可能であってよく、本方法は、さらに、上記eNodeBがVoIPを上記第2のUEに送信しているときに、有音期間中には、上記第1のUEが複数のCQIを上記eNodeBに送信するレートおよびビット数と同じレートおよびビット数で、複数のCQIを上記第2のUEから上記eNodeBに送信し、無音期間中には、上記第2のUEから上記eNodeBにCQIを送信しないステップを含んでいてよい。
本発明の特徴および利点について十分に理解するために、以下の発明の詳細な説明を、添付の図面と共に参照されたい。
図1は、3GPP LTE E−UTRANによって提案されているような無線通信システムを示す図であり、3つのeNodeB(基地局)と5品のユーザ装置(UE)(携帯機器)とを示している。 図2は、典型的なeNodeB(eNB)および典型的なUEの制御プレーン用のプロトコルスタックの一部を示す図である。 図3は、直交周波数分割多重(OFDM)下りリンク用の時間領域における、一般的な無線フレーム構成を示す図である。 図4は、リソースブロックとリソースブロック内のリソース要素とを表す、OFDM下りリンクのリソースグリッドおよびリソース構造を示す図である。 図5は、無線通信ネットワークにおける、双方向のボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)通信の典型的なトラフィックパターンを示す図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る双方向VoIP通信を示す図であり、下りリンク(DL)無音期間および上りリンク(UL)無音期間と、UL無音期間中に生じるULチャネル品質情報(CQI)の送信とを示している。 図7は、本発明の一実施形態に係る、無音期間の開始を識別する方法を示す図である。
図1は、3GPP LTE E−UTRANによって提案されているような無線通信システム100を示す図である。このシステムは、複数のeNodeB(eNB)(基地局)152・156・158と、複数のUE、例えば携帯電話または携帯端末104・108・112・118・122とを含んでいる。eNB152・156・158は、リンク142・146・148を介して互いに接続されていると共に、中央ゲートウェイ(図示しない)に接続されている。中央ゲートウェイは、このシステムを公衆電話網に接続させている。
eNB152・156・158は、UEに対して、E−UTRAユーザプレーンプロトコル終端および制御プレーンプロトコル終端を提供する。eNBは、データをセルに送信すると共にデータをセルから受信するように構成されたユニットである。概して、eNBは、無線インターフェースを介して実際の通信を処理し、セルとも呼ばれる特定の地理的地域をカバーする。セクタ化によっては、1つまたはそれ以上のセルが1つのeNBによって提供され、このため、携帯機器(UE)が位置する場所によっては、1つのeNBが、1つまたはそれ以上の携帯機器(UE)をサポートすることが可能である。また、1つのeNBが、2つ以上の物理的伝送アンテナポートを有していてもよい。1つのeNBが、複数の物理的なアンテナポートを用いて、「仮想の」アンテナポートを生成してもよい。従って、アンテナポートは、物理的なアンテナポートであってもよく、仮想のアンテナポートであってもよい。3GPP LTE E−UTRANでは、4つのアンテナポートがサポートされている。
eNB152・156・158は、いくつかの機能を実行することが可能である。これらの機能は、特に限定されるものではないが、無線リソース管理、無線ベアラ制御、無線アドミッション制御、接続モビリティ制御、動的リソース割当または動的リソーススケジューリング、および/または、ページングメッセージおよび放送情報のスケジューリングおよび送信を含んでいる。図1の実施例では、3つのeNB152・156・158が存在している。第1のeNB152は、3つのUE104・108・112を管理している。この管理には、これら3つのUE104・108・112へのサービスおよび接続を提供することが含まれる。別のeNB158は、2つのUE118・122を管理している。UEの例には、携帯電話、携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、コンピュータが含まれると共に、移動通信システム100と通信するように構成された他のデバイスが含まれる。
eNB152・156・158は、リンク142・146・148を介して、つまり、3GPP LTE内で規定されているX2インターフェースを介して、互いに通信可能である。各eNBはまた、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobile Management Entity)および/またはシステムアーキテクチャエボルーション(SAE:System Architecture Evolution)ゲートウェイと通信可能である(これらについては図示しない)。MME/SAEゲートウェイと1つのeNBとの間の通信は、3GPP LTE内の進化型パケットコア(Evolved Packet Core)規格内で規定されているS1インターフェースを介している。
図2は、典型的なeNB210および典型的なUE240の制御プレーン用のプロトコルスタックの一部を示す図である。eNB210およびUE240はそれぞれ、典型的に、専用プロセッサおよび/またはマイクロプロセッサ(図示しない)と、それに関連付けられたメモリ(図示しない)とを有している。プロトコルスタックは、eNB210とUE240との間に無線インターフェースアーキテクチャを提供する。
制御プレーンは、概して、物理(PHY:physical)層220・230を含むレイヤ1(L1)スタックと、媒体アクセス制御(MAC:medium access control)副層218・228、無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)副層216・226、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:Data Convergence Protocol)副層215・225を含むレイヤ2(L2)スタックと、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)層214・224を含むレイヤ3(L3)スタックとを含んでいる。各層は、244・247・248・252・256で示される、各層に適合する層と通信する。
RRC層214・224は、L3の無線インターフェースであり、この無線インターフェースは、UEとE−UTRANとの間のL3の制御プレーン信号伝達を処理し、接続の確立および解除、システム情報の放送、無線ベアラ確立/再構成および解除、RRC接続モビリティ手順、ページングの通知および解除、並びに外部ループ電源制御といった機能を実行する。PDCP L2副層215・225は、ヘッダの圧縮および復元、並びに暗号化を実行する。RLC L2副層216・226は、透過型データ転送サービス、非送達確認型データ転送サービス、および送達確認型データ転送サービスを提供する。MAC L2副層218・228は、論理チャネル上で非送達確認型データ転送サービスを提供し、トランスポートチャネルにアクセスする。これらのMAC副層218・228はまた、典型的には、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを提供するように構成されている。
PHY層220・230は、MAC218・228および他の上位層216・214・226・224に情報転送サービスを提供する。典型的には、PHY層のトランスポートサービスは、そのトランスポート方式によって記述される。さらに、PHY層220・230は、典型的には、複数の制御チャネルを提供するように構成されている。UE240は、この一組の制御チャネルを監視するように構成されている。さらに、図示するように、各層は、各層に適合する層244・248・252・256と通信する。各層の仕様および機能は、3GPP LTE規格書に詳細に記載されている。
3GPP LTE E−UTRAシステムは、下りリンク(eNBからUEへのリンク)に直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)を用い、上りリンク(UEからeNBへのリンク)にシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA:single carrier frequency division multiple access)を用いる。直交周波数分割多重(OFDM)の基本となる基本概念は、利用可能な周波数スペクトルを、いくつかのサブキャリアに分割するというものである。高いスペクトル効率を得るために、これらのサブキャリアの周波数応答は重複していると共に直交している。このためOFDMと呼ばれる。3GPP LTEのシステムでは、OFDMAの下りリンク送信および上りリンク送信は、T=307200×T=10msの持続時間を有する複数の無線フレームに整理されている。一般的なフレーム構成は、周波数分割複信(FDD:frequency division duplex)(周波数分割多重を利用して、行きの信号と帰りの信号とを分離すること)、および、時分割複信(TDD:time division duplex)(時分割多重を利用して、行きの信号と帰りの信号とを分離すること)の両方に適用可能である。図3に示すように、各無線フレームは、T=307200×T=10msの長さであり、1つのスロット長がTslot=15360×T=0.5msである、0〜19の番号が付された20個のスロットから成る。1つのサブフレームは、連続する2つのスロットとして規定され、ここでサブフレームiは、スロット2iとスロット2i+1とから成る。FDDの場合、各10ms間隔において、下りリンク送信に10個のサブフレームが、上りリンク送信に10個のサブフレームが、それぞれ利用可能である。上りリンク送信および下りリンク送信は、周波数領域において分離されている。TDDの場合、1つのサブフレームが、下りリンク送信または上りリンク送信のいずれか一方に割り当てられる。サブフレーム0およびサブフレーム5は、常に、下りリンク送信に割り当てられる。
各スロット内の下りリンク信号は、
Figure 0005005816
個のサブキャリアと
Figure 0005005816
個のOFDMシンボルとから成るリソースグリッドによって記述される。リソースグリッドおよびリソース構造を図4に示す。eNBからのマルチアンテナ送信の場合、各アンテナポートにつき、1つのリソースグリッドが規定される。アンテナポートは、セル内に1つしかない下りリンク基準信号(DLRS)によって規定される。アンテナポートpのリソースグリッド内の各要素は、リソース要素と呼ばれ、一対のインデックス(k,l)によって、一意的に識別される。ここで、kおよびlはそれぞれ、周波数および時間領域におけるインデックスである。1つ、2つ、または4つのアンテナポートがサポートされる。1つのリソースブロックは、時間領域では、
Figure 0005005816
個の連続OFDMシンボルとして規定され、周波数領域では、
Figure 0005005816
個の連続サブキャリアとして規定される。従って、1つのリソースブロックは、
Figure 0005005816
個のリソース要素から成る。
3GPP LTEにおいて、無線ネットワーク越しに送信されるデータは、非リアルタイム(NRT)データまたはリアルタイム(RT)データとして分類されることが多い。NRTデータの例には、UEによるウェブブラウジング中に送信されるデータ、または、UEへのテキストメッセージ送信中に送信されるデータが含まれる。他方、RTデータの例はUE間の音声通信である。
データパケット(NRTおよびRTの両方)は、eNBからUEに、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)で送信される。様々な変調・符号化方式(MCS:modulation and coding schemes)が、PDSCH上においてサポートされている。変調方式には、四相位相偏移変調(QPSK)、および、16−QAMおよび64−QAMといった直交振幅変調(QAM)が含まれる。エラー訂正に用いられる様々な符号化率を用いることができる。変調方式と符号化率とを組み合わせることによって、多数の、例えば30個のMCSを得ることが可能になる。
eNBからの下りリンク制御信号伝達は、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)および物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH:Physical Hybrid ARQ Indicator Channel)で送信される。3GPP LTEは、ハイブリッド自動再送要求(ハイブリッドARQ)法を用いて、VoIPパケットを送信する。ハイブリッドARQは、受信機が、VoIPパケットが受信されているということ、または受信されていないということを示すために、確認応答信号(ACK)または否定応答信号(NAK)を送信機に返送することを必要とする。
PDCCHおよびPHICHは、下りリンクリソースブロック(OFDMリソースブロック)の所定のOFDMシンボル内に位置するリソース要素の集合として形成される。下りリンク制御信号伝達は、上りリンクデータパケットに応答するACK/NAK信号を(PHICH上に)含むと共に、リソーススケジューリング情報を(PDCCH上に)含む。
eNBは、リソースブロック内の参照記号へと変調されたDLRSを定期的に送信する。4つのアンテナポートがサポートされているため、4つの参照記号(R1、R2、R3、およびR4)が存在しうる。これら4つの参照記号はそれぞれ、1つのアンテナポートに関連付けられている。これらの参照記号は、チャネル推定および物理的測定のために、UEによって用いられる。UE内において行われる典型的な測定には、信号強度または信号対雑音比(SNR)、平均伝搬損失、および信号対干渉比(SINR)が含まれ、これらは、チャネル品質情報(CQI)によって表すことができる。
データパケット(NRTおよびRTの両方)は、UEからeNBに、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)で送信される。UEからの上りリンク制御信号伝達は、上りリンク物理制御チャネル(PUCCH)で送信され、連続する2つのリソースブロックによって規定される。PUCCH上の上りリンク制御信号伝達は、下りリンクデータパケットに応答するACK/NAK信号と、CQIとを含んでいる。
UEからのCQIの目的は、eNBが、リンクアダプテーションおよびリソーススケジューリングを実行することを可能にすることである。リンクアダプテーションは、適応変調符号化(AMC)とも呼ばれ、PDSCHに様々な変調方式およびチャネル符号化率が利用可能であることを意味している。1つのTTI内および単一のデータストリーム内の1つのUEに対してスケジューリングされる全てのリソースブロックのグループに、同一の変調・符号化方式(MCS)が用いられる。
リソーススケジューリングとは、MCSとリソースブロック(これらはそれぞれ、一組のOFDMサブキャリア周波数に関連付けられている)とを割り当てて、UEのDL送信およびUL送信を最適化することを意味している。eNB内のMAC層は、物理層リソースをPDSCHチャネルおよびPUSCHチャネルに割り当てる動的リソーススケジューラを含む。この動的スケジューラは、様々な因子を考慮する。この因子には、UE間でリソースを共有する場合、CQIからのチャネル品質測定に加えて、各UEのトラフィックボリュームおよびサービス品質(QoS:quality-of-service)の要件が含まれる。UEへのリソースの割り当ては、物理リソースブロックとMCSとから成る。割り当てを行うのは、1つの伝送時間間隔(TTI)の間、または、1つのTTIよりも長い期間の間とすることができる。NRTデータの場合の典型的なスケジューリングの方法は、各TTIにおいて、PDCCHを介して各UEに「動的」スケジューリングすることである。動的スケジューリングでは、UEの下りリンク受信が可能であるときに、UEは、可能な割り当てを見つけるために常にPDCCHを監視する。動的スケジューリングの間に、UEは、CQIを定期的に送信する。典型的に、このCQI送信のレートは、各20msにつき少なくとも1回、且つ、各5msにつきおよそ1回以下とすることができる。eNBは、UEにとっての最良のMCSおよびリソースブロックを選択するために、CQIを継続的に監視する。3GPP LTEでは、UEは、最良のMCSを推定し、これをCQIとしてeNBに返送することもできる。比較的多数のMCSが存在するため、CQIは、MCSの全範囲をカバーするのに十分なビットを有している必要がある。例えば、30個のMCSがあるならば、32のレベルのチャネル品質を可能にする5ビットのCQIが必要となろう。
3GPP LTEにおいて、音声データ(RTデータ)は、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)を用いて送信される。VoIPトラフィックパターンには、独自の特徴がある。これらの特徴には、(20msにつき1回の一定間隔において)周期的な小さいVoIPデータパケットを使用すること、および、適応多重レート(AMR)のような先進の音声符号化/復号(コーデック)方式によって生成された周期的な無音指示(SID)パケットを使用することが含まれる。AMRは、音声符号化用に最適化された音声データ圧縮方式であり、標準的な音声コーデックとして、3GPPに採用されている。典型的なVoIPトラフィックパターンを図5に示す。双方向の音声通信の場合、一方が話しているときには、他方は聞いていることが一般的である。従って、例えば、「有音」と呼ばれることもあるDLの音声バーストが、UL無音期間と同時に生じることになる。このため、2つの異なる周期が存在する。つまり、有音期間と無音期間とである。有音期間中には、20ms毎にVoIPパケットが到着するが、無音期間中には、160ms毎にSIDパケットが到着する。
本発明は、VoIP送信中のUEによるCQI送信を最適化することに関する。ネットワーク上のほとんどのUE(第1のUE)は、NRTデータおよびRTデータの両方を送受信することが可能であると想定される。しかし、ネットワークは、いくつかの「音声専用の」UE(第2のUE)を含むことができる。これらの「音声専用の」UEは、VoIPの送受信が可能であるが、NRTデータの送信または受信は不可能である。本発明の方法を、NRTデータおよびRTデータの両方を送受信可能なUEにおいて実施してもよく、音声専用のUEにおいて実施してもよい。
UEは、ベースラインとして、eNBがRRC信号伝達を用いて作成したCQIをeNBに定期的に送信する。3GPP LTEでは、VoIP送信は、「セミパーシステント」スケジューリングを用いて処理される。「セミパーシステント」スケジューリングでは、動的スケジューリングとは異なり、UEの下りリンクの受信が可能な場合に、UEがPDCCH上でそのUEの割り当てを見つけることができないならば、所定の割り当てに従った下りリンクの送信が想定される。この所定の割り当ては、割り当てられた物理リソースブロック上のRRC信号伝達によって設定されている。結果として、UEは、以下にさらに詳細に説明する「ブラインド」復号方法を用いて、所定のリソースを識別する。他方、UEが、PDCCH上でその割り当てを見つけたならば、動的にスケジュールされた割り当てが、TTI用の所定の割り当てを無効にし、UEは、所定のリソースのブラインド復号を実行しない。
本発明では、VoIPデータパケットがDL送信されるVoIP送信の間に、UE上りリンクは、NRTデータ送信中(eNBが動的スケジューリングを実行しているとき)にCQIが送信されるレート(第1のレート)よりも遅いレート(第2のレート)で、複数のCQIを送信する。また、CQIは、NRTデータ送信中に用いられるビット(第1の所定数のビット)よりも少ないビット(第2の所定数のビット)を用いる。VoIP送信の無音期間中には、UEは、CQIをUL送信しない。eNBからVoIPの送信を受ける少なくとも1つの音声専用のUE(第2のUE)がネットワークに含まれる場合、音声専用のUEは、有音期間中には、非音声専用のUE(第1のUE)が複数のCQIをeNBに送信するレートおよびビット数と同じレートおよびビット数で複数のCQIをeNBに送信し、無音期間中には、CQIをeNBに送信しない。本発明は、無音期間中に、eNBが複数のCQIに割り当てられたPUCCHリソースを解放して、該リソースを複数の他のUEに割り当てることが可能となるように、無音期間の開始を検出するいくつかの方法を含んでいる。
図6は、双方向VoIP通信の典型的なトラフィックパターンにおける本発明を示す図である。各方向(DLおよびUL)において、有音期間および無音期間が存在する。音声コーデックが、有音期間中にVoIPパケットを20msにつき1回送信し、無音期間中にSIDパケットを160msにつき1回送信する。各VoIPパケットは、典型的なDL VoIPパケット312が示すように、1つの伝送時間間隔(TTI)において生じる。図6の例では、TTIは1msであり、従ってVoIPパケット間の一定の間隔は20TTIである。
DL有音期間を301および305として示し、DL無音期間を303および307として示している。DL SID350は、DL無音期間303の開始を示している。DL SID350の後に続くDL SID352は、DL SID350の160ms後に生じる。DL SID354は、DL SID354の後に続くDL VoIPパケット320がDL SID354の後の160ms未満に生じているため、DL無音期間303のうちの最後のSIDである。DL SID356は、DL無音期間307の開始を示している。各DL VoIPパケットの後には、DL VoIPパケットの受信が成功したことを示すUL確認応答信号(ACK)、またはDL VoIPパケットの受信が成功していないことを示すUL否定応答信号(NAK)が続く。例えば、VoIPパケット320のDL送信の後には、UL ACK420が続く。
UL有音期間を403として示し、UL無音期間を401および405として示している。UL SID450は、UL SID450の後に続くUL VoIPパケット418がUL SID450の後の160ms未満に生じているため、UL無音期間401のうちの最後のSIDである。UL SID452は、UL有音期間403の後の最初のSIDであり、UL無音期間405の開始を示している。UL SID452の160ms後には、UL SID452の後に続くUL SID454が生じ、UL SID456が、UL無音期間405内の最後のSIDである。各UL VoIPパケットの後には、UL VoIPパケットの受信が成功したことを示すDL確認応答信号(ACK)、またはUL VoIPパケットの受信が成功していないことを示すDL否定応答信号(NAK)が続く。例えば、VoIPパケット418のUL送信の後には、DL ACK318が続く。
図6は、DL有音期間301内のCQI501〜504およびDL有音期間305内のCQI505〜511といった、DL有音期間中に送信されるUL CQIを示している。図6はまた、DL無音期間303・307中にはUL CQIは送信されないことを示している。NRTデータ送信中にCQIを送信する従来の方法では、CQIは、NRTデータパケットをUL送信している間も、20ms毎に少なくとも1回のレートで継続的にPUCCH上に送信される。さらに、従来の方法では、各CQIは、利用可能なMCSの全範囲をカバーするのに十分な程度の所定のビット数を有している。しかしながら、本発明では、CQIは、DL有音期間中に送信されるだけであり、各CQIは、大幅に少ないビット数(第2の所定のビット数)しか有しておらず、CQIは、従来のレートよりも大幅に遅いレートで(第2のレート)で送信され得る。図6の例に示すように、このレートは、CQI501・502に示すような40ms毎に1回のレートである。
上述のように、VoIP送信中は、セミパーシステントスケジューリングが用いられる。DLリソース割当が1つのUEに永続的に割り当てられる場合、該UEは、どのリソースブロックにおいてDL VoIPデータパケットを受信するかを認識するが、eNBがDL VoIPデータパケットを送信するために用いるのはどのMCSであるかをUEが認識するためにPDCCH上で情報を信号伝達することはない。UEが行うことは、「ブラインド」復号である。つまりUEは、利用可能なMCSを試みることによってデータを復号しようとする。3GPP LTEは、セミパーシステントスケジューリングにおいて、UEにおけるブラインド復号の実行の複雑さを低減するために、限られた数のMCSだけを利用可能にすることを提案している。例えば、MCSの最大数は4であり得る。本実施例では、UEは、どの4つのMCSを利用可能であるかを認識しており、復号が成功するまでこれら4つのMCSの各々を試すことによって、DL VoIPデータパケットを「ブラインド」復号する。
限られた数のMCSが利用可能であるため、CQIは、上記範囲のMCSをカバーするのに十分な数のビットを有しているだけでよい。例えば、4つのレベルのチャネル品質を表現するには2ビットのCQIで十分であろう。また、各CQIレベル間の差は、4つのレベルがある場合の方が、より多くのレベル、例えば32のレベルがある場合よりも、大きい。従って、通常の状況下では、チャネル品質が1つのレベルだけ変化するのにかかる時間は、32のレベルがある実施例よりも、4つのレベルがある実施例の方が、より長くなるであろう。このため、DL VoIP有音期間中における複数のCQIが送信されるレート(CQI報告の頻度)は、従来のDL NRTデータ送信中における複数のCQIが送信されるレートよりも大幅に低くなりうる。本発明では、DL VoIP有音期間中に、CQIが、より少ないビット数を有するもの、および/または、より少ない頻度で送信されるものであってよい。
eNBは、VoIPセッション中に、例えば制御情報に用いられるパケットを信号伝達する間に、大きなNRTデータパケットを送信することが必要になる場合が稀にある。この場合に対処するために、いくつかのイベント駆動型CQI報告を用いることができる。つまり、eNBは、UEに、より詳細なCQI報告をより頻繁に送信するように要求してもよい。この場合、上述のより遅いレートおよびより少ないビットのCQI送信方法は、一時的に停止される。
本発明では、図6の期間303・307といったDL無音期間中には、UEは、CQIを送信しない。これは、SIDパケットが非常に小さいので、ロバストなMCSで1つの物理リソースブロックだけを用いてSIDパケットを送信することができるため、チャネル品質情報が必要ないからである。DL無音期間中はULにCQIが存在しないので、このUEに割り当てられたCQI用のPUCCHリソースは解放され、複数の他のUEに再割り当てされる。
UEがCQIのUL送信を終了させることを可能にするため、および、eNBがPUCCHリソースを複数の他のUEに再割り当てすることを可能にするために、UEおよびeNBの両方が、いつDL無音期間が開始するかを知る方法を必要としている。例えば、図6では、eNBおよびUEは、DL有音301の終了時のDL SID350およびDL有音305の終了時のDLSID356を識別可能である必要がある。
図7を参照して説明する一技術では、eNBおよびUEの両方が、IPパケットペイロードを検査して、該パケットがSIDまたは音声データであるかを判定することが可能である。図7に示すように、一般的なAMRコーデックフレーム構成600は、フレームタイプフィールドを備えるヘッダ602を含む。このフレームタイプフィールドは、音声データまたはSIDであるフレームを識別する。従って、SIDであるAMRフレームが、AMRヘッダの検査から識別され得る。同様に、音声データであるAMRフレームが、AMRヘッダの検査から識別され得る。3GPP LTEでは、eNBは、PDCP層215(図2参照)を含む。このPDCP層215は、AMRフレームをIPパケットのペイロード部分612に変換し、IPヘッダ614を付加する。PDCP層215は、IPヘッダを典型的には40バイトから2または4バイトに圧縮して、圧縮されたIPヘッダ616を形成するが、IPペイロード部分612は圧縮されない。従って、IPペイロード612は、PDCPによるヘッダ圧縮の後も、依然としてSIDとして識別されうる。ヘッダ圧縮の後、PDCPは、暗号化を行って、暗号化されたIPパケット618を形成する。暗号化されたIPパケット618は、暗号化されたペイロード部分を含む。このためIPペイロードは、もはやeNBによってSIDとして識別されることができない。従って、本発明では、eNBは、PDCPによる暗号化の前のどこかの時点で各IPパケットペイロードを検査して、SIDであるこれらのIPパケットにフラグ付けする。その後、PDCP層215は、暗号化されたIPパケット618を、RLCヘッダ621を有するプロトコルデータユニット(PDU)619へとさらに加工するためにRLC層216に渡し、その後、eNBのMAC層218に渡す。MAC層218は、暗号化されたVoIPパケット619を、MAC PDUヘッダ622とPDU624とを含むMACプロトコルデータユニット(PDU)に変換する。その後、このMAC PDUは、矢印626で示すようにUEに送信される。
UEでは、MAC PDUが受信され、上位のUEのPDCP層に下位層から渡される。暗号化されたIPパケットは、UEのPDCP層において、ヘッダおよびペイロード(例えばIPヘッダ614およびIPペイロード612)を有するIPパケットに復号される。UEにおける復号の後、UEは、IPパケットペイロードを検査し、SIDであるIPパケットペイロードを識別することができる。
eNBによるSIDを識別するための検査とUEによるSIDを識別するための検査との間の時間は、UEがCQIを送信するレートと比べると、無視できるほど短い。従って、本質的には、eNBおよびUEは同時に、IPパケットペイロードを検査して、複数のSIDを検出する。従って、eNBは、UEのPUCCHリソースを複数の他のUEに再割り当てすることが可能であり、UEは、CQI送信を終了させることが可能である。
SIDを識別するための第2の技術では、eNBおよびUEが、1つのIPパケットペイロードをそのサイズによって識別する。IPパケットペイロードを調査してこれがSIDであるかを特定する代わりに、eNBおよびUEの両方が、各IPパケットのサイズを検査することが可能である。SIDパケットは最小のVoIPデータパケットよりも小さいことが知られている。例えば、SIDパケットを15バイト長に設定することができ、このサイズは、最小のVoIPデータパケットよりも小さい。この技術では、eNBは、各IPパケットを調査して、所定のサイズよりも小さいIPパケットにSIDとしてフラグ付けする。同様に、UEは、受信する各IPパケットを調査して、所定のサイズよりも小さいIPパケットをSIDとして識別する。このパケットのサイズを調査することは、図7に記載されたプロセスの様々な段階で行ってよい。これは、IPパケットのサイズが小さいならば、IPヘッダ614および圧縮されたIPヘッダー616も小さく、暗号化されたIPパケット618も小さく、MAC PDU624も小さいからである。従って、eNBおよびUEは、これらのプロセスステップのいずれか1つにおいて、パケットのサイズを調査することが可能である。この第2の技術でも、eNBおよびUEは、複数のSIDを同時に検出する。従って、eNBは、UEのPUCCHリソースを複数の他のUEに再割り当てすることが可能であり、UEは、CQI送信を終了させることが可能である。
上述のSIDを検出する2つの技術の両方において、eNBおよびUEの両方が、IPパケットを検査することによってSIDの検出を行う。しかしながら、これら技術の変形例では、eNBだけがSIDにフラグ付けする。再び図7を参照すると、PDCP層215は、暗号化されたIPパケット618をeNBのMAC層218に渡す。MAC層218は、暗号化されたIPパケット618を、MAC PDUヘッダ622とPDU624とを含むMACプロトコルデータユニット(PDU)に変換する。しかしながら、このMAC PDUを矢印626で示すようにUEに送信する代わりに、SIDに事前にフラグが付けられていたならば、MAC層620は、MACヘッダ622を、「制御ビット」(cbit)628を有するMACヘッダ623に変更する。これは、既存のヘッダビットのうちの1つ(例えば最上位ビット)を変更することによって、例えばこのビットを「0」から「1」に変更することによって行うことが可能である。あるいは、cbit628は、MACヘッダ622に付加された追加ビットであってもよい。その後、cbit628を含むMACヘッダ623を有するMAC PDUは、矢印629で示すようにUEに送信される。
UEでは、MAC PDUがUEのMAC層で受信され、cbit628を有するMAC PDUがSIDパケットとしてフラグ付けされる。この技術の変形例では、eNBだけが、IPパケットペイロードを検査することによって該パケットをSIDパケットとして識別するか、または、該パケットをパケットのサイズによって識別する。UEは、eNBから受信されたMAC PDUのMACヘッダ623内にあるcbit628を検出するだけでよい。これによって、UEの複雑性は低減される。
SIDを識別するための上述の技術および変形技術では、識別する必要があるのは、DL VoIPパケットの後に生じる第1のDL SIDだけである。なぜなら、これが無音期間の開始を示すSIDだからである。例えば、再び図6を参照すると、eNBがフラグ付けする必要があるのは、DL SID350である。なぜなら、DL SID350が、DL無音期間303の開始を示しているからである。従って、SID352にフラグを付けすることは必要ではない。AMRフレームタイプも音声フレームであるフレームを識別するため、eNBがIPパケットペイロードを検査するときに、eNBは、VoIPデータパケットおよびSIDパケットの両方を調査して、VoIPデータパケットの後に生じる最初のSIDパケットにフラグ付けするだけでよい。この技術が、UEもIPパケットペイロードを検査する技術であるなら、UEが、VoIPデータパケットの後に生じる最初のSIDパケットにフラグ付けするだけでよい。
eNBがPUCCHリソースをUEに再び割り当てることができ、UEがCQI送信を開始することができるように、eNBおよびUEは、いつDL無音期間が終了するか、および、いつDL VoIPデータパケット送信が始まるかを知る方法を必要としている。この状況は、図6において、(最後のDL SID354を有する)DL無音期間303の後に(最初のDL VoIPデータパケット320を有する)DL有音期間305が続いていることによって示されている。UEは、CQI505によって示されるCQI送信を開始することができるようにこの遷移を識別可能である必要があり、eNBは、eNBがPUCCHリソースを割り当てることができるようにこの遷移を知る必要があり、UEは、CQIを送信する必要がある。これを行う技術は、DL無音期間の開始を検出する上述の技術と非常に類似している。唯一の違いは、eNBが、SIDパケットの後に生じる最初のVoIPデータパケット、例えばSIDパケット354の後のVoIPデータパケット320にフラグ付けするだけでよい点である。この技術が、UEもIPパケットペイロードを検査する技術であるならば、UEは、SIDパケットの後に生じる最初のVoIPデータパケットにフラグ付けするだけでよい。この技術が、eNBが、cbit628を有するMACヘッダ623(図7)を変更する技術であるならば、最初のcbitが、VoIPパケットの後の最初のSIDパケット(無音期間の開始)を識別し、2つめのcbitが、SIDパケットの後の最初のVoIPパケット(無音期間の終了)を識別することになる。
上述のように、基地局(eNB)および携帯機器(UE)は、専用プロセッサおよび/またはマイクロプロセッサと、それに関連付けられたメモリとを有している。従って、上述の方法は、基地局および携帯機器内のメモリ内に格納された実行可能なコードからなるソフトウェアモジュールまたはソフトウェアコンポーネントにおいて実施可能である。専用プロセッサおよび/またはマイクロプロセッサは、メモリ内に格納されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行することによって、本発明の方法を実施する。
本発明を、周期的パケットを特徴とするトラフィックパターンを有するVoIPについて説明したが、本発明は、VoIP以外の、小さい周期的パケットを特徴とするトラフィックパターンの用途にも全く問題なく適用可能である。また、本発明は、他の無線通信ネットワーク、例えば、IEEE 802.16m規格に基づく無線通信ネットワークにも適用可能である。
本発明を、好ましい実施形態を参照して詳細に図示および説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱しない限り、形態および詳細を種々に変更することが可能であることは、当業者には明らかであろう。従って、開示する発明は単に例示的なものであり、発明の範囲は、添付の特許請求の範囲における特定によってのみ限定されるものと解釈されるべきである。

Claims (23)

  1. eNodeBを含む無線通信ネットワーク内において、ユーザ装置(UE)が複数のチャネル品質情報(CQI)を上りリンクで送信する方法であって、上記eNodeBは、非リアルタイム(NRT)データ送信およびボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)送信が可能であり、上記VoIP送信は、第1の所定の間隔で送信されると共に有音期間を示すVoIPパケットと、上記第1の所定の間隔よりも長い第2の所定の間隔で送信されると共に無音期間を示す無音指示(SID)パケットとを含み、上記UEは、NRTデータ送信およびVoIP送信の両方を受信することが可能であり、
    上記eNodeBがNRTデータを上記UEに送信しているときに、第1の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを第1のレートで上記eNodeBに送信するステップと、
    上記eNodeBがVoIPを上記UEに送信しているときに、
    有音期間中には、(a)上記第1のレートよりも遅い第2のレートで複数のCQIを送信すること、および(b)上記第1の所定のビット数よりも少ない第2の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを送信すること、のうちの少なくとも1つに従って、複数のCQIを上記eNodeBに送信し、
    無音期間中には、上記eNodeBにCQIを送信しないステップとを含む、方法。
  2. VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとして上記UEによって受信され、
    VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、上記IPペイロードを検査して、上記IPパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 上記VoIP送信は、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとしてフォーマットされており、
    上記eNodeBは、上記IPペイロードを検査することによって、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを識別し、
    上記eNodeBは、上記IPパケットを、MACヘッダを有する媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)に変換し、
    上記eNodeBは、上記PDUに関するIPペイロードがVoIPパケットの後に続くSIDパケットである場合、上記MACヘッダを、上記UEに送信する前に変更し、
    VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、変更されたMACヘッダを検出するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  5. SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとして上記UEによって受信され、
    SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、上記IPペイロードを検査して、上記IPパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別するステップを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 上記VoIP送信は、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとしてフォーマットされており、
    上記eNodeBは、上記IPペイロードを検査することによって、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを識別し、
    上記eNodeBは、上記IPパケットを、MACヘッダを有する媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)に変換し、
    上記eNodeBは、上記PDUに関するIPペイロードがSIDパケットの後に続くVoIPパケットである場合、上記MACヘッダを、上記UEに送信する前に変更し、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、変更されたMACヘッダを検出するステップを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 上記UEは、第1のUEであり、
    上記無線通信ネットワークは、第2のUEを含み、上記第2のUEは、上記eNodeBからのNRTデータ送信を受信することは不可能であるが、VoIP送信を受信することは可能であり、
    さらに、
    上記eNodeBがVoIPを上記第2のUEに送信しているときに、
    有音期間中には、上記第1のUEが複数のCQIを上記eNodeBに送信するレートおよびビット数と同じレートおよびビット数で、複数のCQIを上記第2のUEから上記eNodeBに送信し、
    無音期間中には、上記第2のUEから上記eNodeBにCQIを送信しないステップを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 上記eNodeBの下りリンクは、複数のリソースブロックを直交周波数分割多重(OFDM)で上記UEに送信し、
    上記UEは、複数のリソースブロックをOFDMで上記eNodeBに送信し、
    上記リソースブロックのいくつかは、上記UEに割り当てられた上りリンク物理制御チャネル(PUCCH)を含み、
    上記CQIが上記PUCCHで送信される、請求項1に記載の方法。
  10. 上記無線通信ネットワークは、複数の他のUEを含み、上記複数の他のUEのうちの少なくとも1つは、上記eNodeBからのNRTデータ送信を受信することが不可能であり、
    さらに、
    上記UEが上記eNodeBにCQIを送信していない無音期間中に、上記eNodeBが、上記UEのPUCCHリソースブロックを上記複数の他のUEに再割り当てするステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. セルラーネットワーク内における接続のための携帯機器であって、上記セルラーネットワークは、非リアルタイム(NRT)データ送信およびボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)送信が可能なeNodeBを有しており、上記VoIP送信は、有音期間を示すVoIPパケットと、無音期間を示す無音指示(SID)パケットとを含み、上記携帯機器は、NRTデータ送信およびVoIP送信の両方を受信することが可能であり、
    プロセッサと、
    上記プロセッサによってアクセス可能なメモリと、
    上記メモリ内の、上記プロセッサによって読み取り可能なコンピュータプログラム命令とを含み、
    上記コンピュータプログラム命令は、
    (a)上記eNodeBがNRTデータを送信しているときに、第1の所定のビット数を各々が有する複数のチャネル品質情報(CQI)を第1のレートで上記eNodeBに送信するステップと、
    (b)上記eNodeBがVoIPを上記UEに送信しているときに、有音期間中には、上記第1の所定のビット数よりも少ない第2の所定のビット数を有する複数のCQIを上記第1のレートよりも遅い第2のレートで上記eNodeBに送信し、無音期間中には、上記eNodeBにCQIを送信しないステップとを、上記プロセッサに実行させるためのものである、携帯機器。
  12. 上記コンピュータプログラム命令は、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出することによって無音期間の開始を検出するステップを上記プロセッサに実行させるための命令をさらに含む、請求項11に記載の携帯機器。
  13. 上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、IPヘッダとIPペイロードとを含む複数のインターネットプロトコル(IP)パケットとして上記UEによって受信され、
    上記VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、上記IPペイロードを検査して、各IPパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別するステップを含む、請求項12に記載の携帯機器。
  14. 上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、複数の媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)として上記UEによって受信され、
    各PDUは、そのPDUがVoIPパケットまたはSIDパケットに関するものであるかを示すMACヘッダを有し、
    上記VoIPパケットの後の最初のSIDパケットを検出する上記ステップは、上記MACヘッダを検出するステップを含む、請求項12に記載の携帯機器。
  15. 上記コンピュータプログラム命令は、SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出することによって無音期間の終了を検出するステップを上記プロセッサに実行させるための命令をさらに含む、請求項11に記載の携帯機器。
  16. 上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、IPヘッダとIPペイロードとを含む複数のインターネットプロトコル(IP)パケットとして上記UEによって受信され、
    上記SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出する上記ステップは、上記UEにおいて、上記IPペイロードを検査して、各IPパケットをVoIPパケットまたはSIDパケットとして識別するステップを含む、請求項15に記載の携帯機器。
  17. 上記VoIPパケットおよび上記SIDパケットは、複数の媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)として上記UEによって受信され、
    各PDUは、そのPDUがVoIPパケットまたはSIDパケットに関するものであるかを示すMACヘッダを有し、
    上記SIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出する上記ステップは、上記MACヘッダを検出するステップを含む、請求項15に記載の携帯機器。
  18. セルラーネットワーク内で非リアルタイム(NRT)データ送信およびボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)送信を行う方法であって、上記セルラーネットワークは、eNodeBと、NRTデータ送信およびVoIP送信の両方を受信可能な第1のユーザ装置(UE)と、複数の他のUEとを含み、上記第1のUEは、NRTデータ送信およびVoIP送信の両方を受信可能であり、
    NRTデータを上記eNodeBから上記第1のUEに送信するステップと、
    上記eNodeBがNRTデータを上記第1のUEに送信しているときに、第1の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを第1のレートで上記第1のUEから上記eNodeBに送信するステップと、
    VoIPを上記eNodeBから上記第1のUEに送信するステップであって、上記VoIP送信は、第1の所定の間隔で送信されると共に有音期間を示すVoIPパケットと、上記第1の所定の間隔よりも長い第2の所定の間隔で送信されると共に無音期間を示す無音指示(SID)パケットとを含むステップと、
    上記eNodeBがVoIPを上記第1のUEに送信しているときに、
    有音期間中には、(a)上記第1のレートよりも遅い第2のレートで複数のCQIを送信すること、および(b)上記第1の所定のビット数よりも少ない第2の所定のビット数を各々が有する複数のCQIを送信すること、のうちの少なくとも1つに従って、複数のCQIを上記第1のUEから上記eNodeBに送信し、
    無音期間中には、上記第1のUEから上記eNodeBにCQIを送信しないステップとを含む方法。
  19. 上記eNodeBにおいて、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットおよびSIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出するステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 上記第1のUEにおいて、VoIPパケットの後の最初のSIDパケットおよびSIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 上記VoIP送信は、IPヘッダとIPペイロードとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットとしてフォーマットされており、
    上記eNodeBにおいてVoIPパケットの後の最初のSIDパケットおよびSIDパケットの後の最初のVoIPパケットを検出する上記ステップは、上記eNodeBにおいて上記IPペイロードを検査するステップを含み、
    さらに、
    上記eNodeBにおいて、上記IPパケットを、MACヘッダを有する媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)に変換するステップと、
    上記eNodeBにおいて、上記PDUに関するIPペイロードがVoIPパケットの後に続くSIDパケットまたはSIDパケットの後に続くVoIPパケットである場合、上記MACヘッダを、上記第1のUEに送信する前に変更するステップと、
    上記第1のUEにおいて、変更されたMACヘッダを検出するステップとを含む、請求項19に記載の方法。
  22. 上記eNodeBは、複数のリソースブロックを直交周波数分割多重(OFDM)で上記第1のUEおよび上記複数の他のUEに送信し、
    上記第1のUEおよび上記複数の他のUEは、複数のリソースブロックをOFDMで上記eNodeBに送信し、
    上記リソースブロックのいくつかは、上記第1のUEに割り当てられた上りリンク物理制御チャネル(PUCCH)を含み、
    有音期間中に複数のCQIを上記第1のUEから上記eNodeBに送信することは、上記複数のCQIを上記第1のUEのPUCCH上で送信することを含み、
    さらに、
    上記第1のUEが上記eNodeBにCQIを送信していない無音期間中に、上記eNodeBが、上記UEのPUCCHリソースブロックを上記複数の他のUEに再割り当てするステップを含む、請求項18に記載の方法。
  23. 上記複数の他のUEのうちの1つは第2のUEであり、上記第2のUEは、上記eNodeBからのNRTデータ送信を受信することは不可能であるが、VoIP送信を受信することは可能であり、
    さらに、
    上記eNodeBがVoIPを上記第2のUEに送信しているときに、
    有音期間中には、上記第1のUEが複数のCQIを上記eNodeBに送信するレートおよびビット数と同じレートおよびビット数で、複数のCQIを上記第2のUEから上記eNodeBに送信し、
    無音期間中には、上記第2のUEから上記eNodeBにCQIを送信しないステップを含む、請求項18に記載の方法。
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